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月末の支払いに隣町へ出かけた。我が家から一番近くにある信号・・・4km先だ(^^;その地域に我が家から一番近い銀行があったが、いつも使っていた支店が今月の下旬に閉鎖されてしまった。信用金庫の支店や郵便局は、その近くにあるが、ちょっと不便さが増えてしまったし、やはり銀行の支店がなくなるというのは地域に賑わいがないということの証明のような気がして寂しい。そして、唯一あったタクシーも廃業し、その前にあったお寿司屋さんが昨年に廃業し、今度は民宿も止めて、国道沿いのスーパーも近々に閉鎖するという。・・・(--;なんだかなぁ・・・ジグソーパズルのピースが幾つも無くなって、どんどん元の絵が分からなくなる感じ。乾いた雪が舞う中、ひしひしと過疎の厳しさが身にしみる1月の末日だった。
Jan 31, 2008
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成人式を境にして、我が家に振袖のDMが大量に届くようになってきた。いかにもプリントという振袖が冊子に載ってセット販売やレンタル料金コースが書いてある。呉服販売業者がDM業者から手に入れた名簿を元にして、宅配業者に一括して配達依頼する。発送元(宅配業者)は「当社は個人情報保護法を尊重し、DMの発送を行っています」と明記して、苦情が来たらこう言う。「私どもは商品の会社から依頼されて発送しています(名簿に関しては販売会社にお問い合わせください)」だいたい個人情報をどうして手に入れたか?その方法が違法に思える。本人が販売会社に生年月日や名前を登録したわけでもないのに送付されること自体が不愉快だ。もちろん、送って欲しいなどと依頼したわけもない。小中学校の卒業生名簿からでも集めるか?役所の戸籍から出ているとしたら、これは大問題だ!(余談だが、私は流出した選挙人名簿を見たことが何度かある^^;)どちらにしても個人情報を勝手に渡さないでもらいたいものだ。販売会社は違法な集め方をした業者からデータを購入した。しかし「私たちが違法な集め方をしたわけではない」と。突っ込めば、「名簿業者からデータを買いました」と言うだろうか?名簿業者を見つけることはできるだろうか?無理っぽい。そんな手間をかける気もないが、これでは、どこにも責任が問えない仕組みだ(--;今の時代、不要なDMが多すぎ。頼みもしないのに勝手に送りつけてくる。家庭のゴミ処理にもお金が必要だ。先日も某有名保険会社にDM受け取り拒否の連絡をしたが、それでも送ってきた。Faxで勝手に営業カタログが送られて来ることもある。これは非常に不愉快で、絶対に買わないでおこうと思う(笑今回も受け取り拒否をしようと、DMに書いてある0120に電話してみた。「不要なDMは回収します」という丁寧な対応だったが、「今後不要なゴミを送らないでください」と言ってみた。「私たちの方では、お客様にとって不要か必要か分からないので、どうしたら良いでしょう?」と配送センターの受付のお姉さんに逆に聞かれてしまった(^^ゞ連絡先はフリーダイヤルもあるが、普通電話しかないDMもある。つまり、ゴミを送りつけられて迷惑している私が、時間と労力とお金を費やして解決しなければならないことになる・・・なんでゃ?(--;こちらから発送元へ受取人払いで返送しようか?などとも思う。それも無駄な手間がかかるわ!(笑うん、振袖のDMは、ちょっとカチンと来た!我が家は染物屋なのだ!正直、私が振袖のDMを送りたいくらいなのだ!・・・オイオイ(^^ゞ
Jan 30, 2008
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「他人の目」というと、世間体とか自意識過剰などを連想するが、他人の目を気にし過ぎることも、全く気にしないことも問題ありそうだ(^^ゞ仕事上では「他人の目」を有効に使う、という話。図案を描いて修正することが多い日々。依頼主の希望を聞いてメモを取り資料に基づいて図案をまとめていくのだが、話し言葉のイメージと実際に色のついた図案とは、一致しないことのほうが多いといえる。依頼主によっては、大体で良いという場合もあるが、着物に詳しかったり、依頼主独自のイメージを持っている場合は、けっこう描き直しが多い。それぞれの人に美のイメージがある。もちろん仕事だから、私自身がいくつかの美のまとめ方を持っていて、依頼主の言葉から結びつけた「きっと、こういうイメージ」という方向へ進める。しかし、言葉のイメージを形にすることの難しさと、もうひとつ、私の「聞き間違い」や「思い込み」、「勘違い」で違う方向へ進むこともある。昨年描いて依頼主と合意に至らず、地震によって話しが止まった図案。お蔵入りの例だ(--;こうしてアトリエに一人で仕事をしていると「他人の目を通す」ということが少ない。仕事の打ち合わせや図案は、会社など組織の中で他人の目を通すということが有効だ。「第3者の目を通す」という言葉が的確かもしれない。自分の欠点や癖、思い込みなどを修正してもらえる場であり、チェック機能が働いてくれる。ただ、あまり他の人の意見ばかり聞いていると私自身が行方不明になる場合もある(^^ゞそう思うと、個性と癖(個悪?:造語)は紙一重のものだと今更ながら思うのだった。まれに、依頼主と納得のいくまで図案で合意した場合でも、完成したあとで「イメージと違っていた」と言われることも・・・あるにはあるが(泣内心、それは、あ・あ・あんまりでしょう(--;)と思うが言葉で文句をいえない私(笑さらに、もうひとつ。私の能力不足の場合がある。これは、ひたすら努力するしかない。と、精進する日々・・・今日の描いた図案・・・誰かにチェックして欲しいというのが今日の日記の真意(^^ゞ
Jan 29, 2008
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集落の会議が二つ。今日も納品に追われながら依頼先に加工品を送るため雪道を往復1時間走行。・・・なんだか毎日パニックのような気がする(--;そのせいで注目の女子マラソンも大相撲の千秋楽も見損ねた(笑そうした中、絵画教室のメンバーが百均へ行って「まな板」を買って我が家に届けてくれたので、使えそうな品を追加注文をした。こういう品揃えの百均へ行くにも1時間以上必要なのが我が家だ・・・。しかし、侮るなかれ百均。恐るべし百均マニア。使えそうな品がいっぱい!(^^まな板大小2枚セットで100円。・・・百均だから百円は当然だが、メーカー品は高額で買う事ができなない絵画教室では、まな板をアクリル絵の具のパレット代わりに使う(^^更に粘土細工の作業板に使う。ついでに写真の粘土細工のヘラも購入。キャンバスボードも百均で買ったものもあるが、額縁のサイズと会わないとここがミソ。・・・なぁんだ話のオチは、100円の品物の価値があるかないか?だった(笑用途に合えば、百円以上の値打ちがある。という結論・・・いうまでもない事だった(^^;
Jan 27, 2008
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今年初めての絵画教室は、冷え込みの厳しい今日、第4土曜日。今回は、子供たちに「宝物」を持ってきてもらい、それを描いてもらった。ぬいぐるみやおもちゃなど子供の宝物は、もちろん子供にとって凄く大切なものであるのは言うまでもない。何よりも、その宝物について一番よく知っているのは、その子だ。その宝物にまつわる物語や背景を子ども自身が描ける場合もあるし、宝物の形や構造、手触りや重さなどにも実感がある。ものを描くには観察力が「ものをいう」が、単なる観察だけでなく、子供たちの愛着という実体験の伴った気持ちが宝物の中にこめられている。・・・はず・・・かな?(^^ゞ絵には、そうした物語があるほうが良い(^^
Jan 26, 2008
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地区の仕事で隣地区まで出かけた折、海岸に探し物をしている婦人を見かけた。引き潮の時期で、いつもより砂浜が長く続いている。近づいて話しかけると貝を拾っていて、採れたハマグリも見せてくれた。ぷっくらと大きくて美味しそうであった(^^私も一緒になって歩いてみると、姿の良い桜貝など見つけた。中身は無い(^^ゞ潮干狩りが出来るほど貝はいないらしい。まれに生きたイカも打ち上げられるということだが、ハマグリなども流れ着いたもののようだ。稚貝でも放流して潮干狩りの名所にならないものか?などと思ったりして(^^打ち上げられた海草も食べられるものもあるそうだが、遠めにはゴミにしか見えないだろうな。ん~、しかし・・・貝がら集めは私には似合わないと思う(笑「砂浜を散歩すると長生きできるんだよ」と言われた。近所の病気がちのオジイサンが、それで元気になったらしい。マイナスイオンが多いからかな?などと思ったが、まぁ、あんまり長生きする気も無いので早々に退散した。今日は最低気温が-3℃最高気温が-1℃。1日中氷点下の日は珍しい。海からの風は、めちゃ寒ーーーーーいっ!!!(^^;
Jan 25, 2008
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漢字では“斎始め”(ときはじめ)と書くらしい。お寺さんが年の初めに門徒の家々を訪れお経を上げていくことを、こう呼んでいる。浄土真宗が門徒、ほかの宗派は檀家、または檀徒と呼ぶらしいが・・・斎始めについて、実は私はあまり宗教に入り込まないので詳しくない(^^ゞ今日の午前中にお坊さんが二人、我が家に来ることになっていたのだが、あいにく母が病院の定期検査で妻は抜けられない仕事で外出、やむを得ず私一人でお迎えすることになった。集落の門徒の家を順番に何件か廻るので、我が家には何時に来るか分からない。ほかの仕事をしながら、仏間にファンヒーターを点けて部屋を一旦暖めたのだが・・・消した。お茶を用意しようと思ったのだが、どこの家でもお茶を飲むだろうからドリップでコーヒーを入れて・・・封筒に筆でお布施と書いて・・・仕事の準備をして生地に向かおうとするが落ち着かない(笑昨日までの暖かさと打って変わって寒波襲来。外は吹雪いてきた。仏間に入って、もう一度ヒーターを点けて・・・また消したところに来られた(^^ゞ家に上がるなり、お坊さんは開口一番に「おばあちゃんは、どうされましたか?」と問われた。事情を説明し、お経を聞いて後、お茶菓子を用意してコーヒーを温めて、お布施をお盆に乗せて出すと灰皿を求められて、少し話をすると帰り支度をされた。御仏米とお供えを渡すとお坊さんは雪の中、次の家へ向かわれた。なんとも・・・信心の足りない輩には、お坊さんの接待は無理だということが良く分かる(^^;
Jan 24, 2008
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なんとも慌しい一日で、パニックのど真ん中にいるような状態だった。しかし「パニック!」と一回書くと混乱している感じなのに、パニック!パニック!パニック!と3回も書くと楽しそうな雰囲気に見えてしまうのは私だけだろうか?(笑最近の日記は真面目な仕事の話題ばかりだったので、今日はラフな感じでこういうの(^^???何じゃ?これは?・・・野菜だけど、何か?(笑パニックっている要素の一つであるのが理解できる内容だ。これが何であるか判明するのは1ヶ月以上先になる?(^^ゞ
Jan 23, 2008
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誂えの着物の場合、当然のことながら私のオリジナルになる。写真や印刷物、参考図案を見ながら話を進めていくが、盗作になるようなものは作らない。当然だわ(^^ゞ知り合いの人が私の仕事を気に入って注文されることもあるし、ネットで注文されて作ったこともある。お客様の色と模様の好みを伺ってイメージをまとめ図案を描いて意見を聞いて模様を決定する。8年前までは図案も紙の上にデザインガッシュを使って手描きをしていたのだが、パソコンの図案だと地色を色々変えてプリントできる。それで私はパソコンを始めた訳だった。正直なところを言えば、オヤジの独学CGは苦しかった(笑写真は2001年に「変わった振り袖がほしい」というご希望に応えて染めた更紗模様。身長が165cmあり裄が1尺8寸あった。既製品では1尺7寸で染めるので模様が合わなくなる。写真の着物の場合は左の胸と左袖の模様がつながっている。個性的な雰囲気のお客さんで、普通の花模様の友禅や派手な色の振袖は要らないと言われた。考えた末に地色をクールにまとめ、私流の更紗の花で模様全体を大きな切り取りのデザインにしたことによって喜んでもらえた(^^仕入れ商品は誰が着るのかわからないが、誂え注文の場合、実際に着る人と会って顔や雰囲気などを私のイメージの中に刷り込んでから仕事をする。結果、着た時にぴったりくる着物ができる。私にとっての「ものづくりの最高の楽しみ」なのだ♪
Jan 22, 2008
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オリジナルの着物の話。あつらえの着物の図案を描く前の段階でイメージをまとめているのだが、このところ更紗の着物のイメージが私の中で強くなってきて、お客さんに聞かれるとすぐに「更紗は、どうですか?」と言ってしまう(^^;写真は15年ほど前になるだろうか?更紗に動物をイッパイ入れて欲しいという注文を受けて鳥や蝶やカンガルー(イグアナだったかも?^^;)などを組み込んだ訪問着。私としては珍しく「糸目友禅」の仕事をしている。(友禅は模様のアウトラインに「糸目→白い線」があるものを本来は言うが、私の場合は糸目のない友禅模様を染めることが多い。この模様では白いアウトラインのある模様をメインにし、白い線のない模様をバック柄にしている)欲張りな私は図案も染めも糸目も彩色も全部自分でしようとする。さすがに生地を織ろうという気にはならないが(笑最近糸目糊を置いていないから2、3日練習しないとできないかもしれないと思ったり、いや、まだできると思ってみたり(^^ゞ問題は30分しか凝視が続かない目だな(^^;などと色々思いながらイメージをまとめていく。
Jan 21, 2008
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いかにも田舎らしいタイトル(^^ゞ昔話のようなイメージそのままに、今日は氏神様で集落の人々の平穏無事と豊作が祈念された。といっても大げさなものではなく、集落の人々が集まり玉ぐしを捧げお参りをしてお神酒を頂くという、ささやかな神事だ。この集落に今、実際に暮らしているのは50数戸。昭和のピーク時には70戸あったそうだから、15件ほど減っている。今日お参りをした人で私より若い人は53歳の2人だけ。平均年齢は70歳くらいか(^^ゞこの氏神様のお祭りが終わるとき、いつの間にか私はいつもお下がりの鏡餅を切る係りになっていた。2重の鏡餅を30個ほどに切る包丁が錆びて刃こぼれしているのだが、いつも切るときになって「あぁ、研げばよかった」などと思うほど切れない。・・・係りなら、ちゃんと研げよ!>私(^^;2時間ほど神社内の囲炉裏を囲んで氏子がお神酒を酌み交わし、集落の案件や社の周囲の木を切ることや植樹の話をする。切り口に錆びの付いた餅を頂いて家に帰ったら、お神酒の酔いがまわって眠り込んでしまった。食事時に家族分に切られた餅をレンジで温めて頂いたが、なんとも甘みのある味であった。錆びの味か?(笑平穏な、実に平穏な氏神様の新年祭りの一日だった。雪も無く穏やかな一日。平穏な、実に平穏な僻地話だ(^^
Jan 20, 2008
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午後、日差しが出て気持ちの良い一日。路面の雪も溶けたので集落の納税組合の書類を各家庭へ配布しに出かけた。1時間ほどの予定だったのが、50数軒の全世帯を回るとけっこう時間がかかるもんだ。しかし…ここで生まれ育ったのに、今までに1度も訪問したことのない家も1軒あった。オイオイ(^^;車で移動し適当なところで停めて数軒まとめて配る。まだ日陰の道は凍っていたが、少し汗ばむほどのスピードで歩くとダイエットに良いかもしれない(笑「こんにちは」と家の戸を開けると、どこか別方向から声がする。どこから呼んでいるのか分からずキョロキョロしていると離れの2階からお婆さんが顔を出していた。「税金の領収書、置いてくね」というと、「あんたさん、これから集めてくれるがになったぎね。ご苦労様やね」と、わざわざ階段を下りて外まで出てきてくれた(^^ゞその先の家では、「こないだ世話になったさぎし、これ持ってかっしま」と卵1パックを持って出来てきた。先日の親戚の葬儀の折、車に乗せていったお礼だという(^^漁師のオジイサンは「シオや引いて、マモトゃ浅なったさかい舟出せんで弱ったわいね」(海の引き潮で港の水深が浅くなったので舟を出せないで困った)と網仕事をしながら話しだした。んで、結局1時間ほどの予定が2時間になった(^^;
Jan 19, 2008
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今日は昨日の続き・・・いや、それは当然だが。昨夜がお通夜で今日が本葬儀。金沢で仕事をして事故に遭った53歳で逝った親戚の葬儀は、ふるさとで行われた。同級生も10人ほど集まって見送っていた。帰るところはふるさとだった。ずっと、ふるさとに居たかった人だったかもしれない。そんな気がした。寒い寒い一日だった。雪も5cmほど積もり路面も凍っていた。先日のPCフォーマットでバックアップを取ったデータの中にあった「ふるさと」と題したCG。たぶん、このブログにアップしていない・・・もう、記憶力崩壊(--;最近は、こういうCGを描くこともなくなったので懐かしい感じがする。今日は色味を抑えた絵がぴったりする気分だ。阪神大震災から13年。追悼の日。それにしても今夜は寒い!能登の地の仮設住宅の薄い床では底冷えが厳しいだろと思われる。しみじみとした夜になった。
Jan 17, 2008
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このところ我が家のパソコン不調。最悪なのはメインが作業中に突然落ちる!保存できずにプツンだ!(--;さらにサブマシンの動きが非常に遅くなり、我慢しきれなくなって昨日の真夜中、ちょっとためらったが、フォーマットしてソフトを入れ替えていたら午前3時半になった。今日も知り合いからパソコンの調子が悪いという連絡があった。ウィルスでも流行っているのかな?もう変だと思ったら、さっさとフォーマットに限る。そして、お気に入りやメールアドレスのエクスポートとインポートを覚えたのは最近(^^;パソコン暦9年目に入ろうというのに・・・だ(笑しかし、これによって今日はサクサク快適。と気分良くしていたら、親戚のお通夜が入った(--ヾこれから一番寒い時期。僻地ではお悔やみが多くなる時期で、身も心も財布も寒さが厳しい。
Jan 16, 2008
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寒い一日だけど晴れて、家の前には雪は全くない。しかし、空気がピーンと張り詰めて、海の向こうにクッキリと雪に覆われた立山連峰が見えた。視力の弱い私の肉眼では見えないのだが、デジカメで撮った水平線は凹凸になっている。これは、いつ見ても不思議だ(^^ゞ 水平線は真っすぐじゃないというくらいは分かるけど、この波の凹凸に見えるのは、一体どれくらいの距離のものなのだろう?水平線、中央の2本は網などの目印のはずだが、遠景の林立するものは何なのだろうか?さっぱり分からない。・・・私が考えても分かるわけがない(笑ふと、この水平線の凹凸を絵に描いたら「絶対に嘘だ」と言われそうな気がした(^^;
Jan 15, 2008
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今日は町の成人式。こんな日に限って雪の朝だった。積雪は少なく2~3cmだけど最高気温1℃、最低気温-2℃。今年一番の寒い日だ。昨年染めた振袖の着た姿を写真に撮ろうと成人式を見に行く予定だったのが、急な相談事があって出かけられなくなった。ので、先日、我が家の前で撮った写真。成人式、おめでとう!写真は色々な飾りをはずした状態。・・・ガレージの前かぃ!(風の強い日で他で写したのは袖が乱れた)きっと今日は髪飾りや花やフワフワいろいろ付けて賑やかなはず。女の子は良いな。私はお客様の着物を染めるばかりで自分の着る物を染めることはない。いっぺん花模様でも染めて自分で着てみるか・・・(笑それはともかく、染めた着物を実際に着た姿を見ることは重要だ。だいたい平面と立体になると違って見える部分も多いので・・・(そうか、もう少し・・・)とあれこれ反省し次に改良していく。・・・次があればの話だが(^^ゞ来年は娘が成人式。ん~~~?・・・紺屋の白袴になるのか?(^^;
Jan 13, 2008
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気がつけば・・・。ブログ「能登の手の日々」は昨年の1月5日から始めているから、とっくに2年目に入っていたんだ(^^ゞ今日は我が家の今年の「かぶら寿司」が終わったので日記に書こうと思ったが、昨年の同じような時期に書いていたことに気づき、「あぁ、2年目というのは同じネタを書きにくいものだ」と思った(笑1年の動きは同じようなものだから。特に私の場合は、毎日が引きこもりのようなものだから、ネタ切れする(^^;がしかし、ブログ「能登の手の日々」は手作りの話が専門だから手作り、手仕事について深めていきたいものだと思う。ときどき政治ネタが入るが(^^ゞさて、このところ本業のHPで問い合わせがあるのが身長の大きい人の着物について。今日もメールをいただいたのだが、最近の若い人は身長も高くなって手も長い。呉服店で販売されている着物は生地巾1尺(約37.8cm)以内で長さも3丈2尺(1丈は10尺なので、37.8cm×32=1209.6・・・12m程度)これでは身長170cmくらいで裄(肩巾と袖巾を足した寸法)の長い人は生地が足らずに手足が出てしまう。今はキングサイズや男物用の白生地で生地巾1尺2寸のものがあるから、そうした生地を使って別誂えで染めることになる。生地の長さも3丈5尺以上欲しいものだ。が、しかし、今のところ生地のバリエーションが少なく呉服屋さんの店頭でも丁寧に対応していないのが実情のようだし、標準寸法の既製品ばかり売ることに熱心で、キメの細かい対応と、誂えやそのための知識も身に付けていないこともありそうだ。ものの手作り、手仕事というのは使う人の身になって行うのが本筋だ。業界の都合や売り手・作り手の都合で進められるものではない。染織業界自体が厳しい時代なのだから、こういう需要を掘り起こすのも良いのかもしれない。うん、今も一枚裄の長い人の仕事を進めているのだが、「当工房は、身長の大きい人に合わせて誂えの着物を染めています」と、今年はもっとPRすることにしよう(^^
Jan 12, 2008
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染色で「カチン描き」という不思議な呼び名がある。墨で模様のアウトラインを線で描くのだが、私の調べた範囲では何故カチンと呼ぶのかサッパリ分からない。勉強不足だ(^^ゞ更紗模様などを染める場合に輪郭を墨で描くが、その後に色を染めても墨の線は滲まないので重宝する。墨に含まれた膠(にかわ)というのは素晴らしい性質を持っているものだと思う(^^下絵(画面上の青い薄い色の線)に沿って描くのだが、勢いやバランスで線の太細を変化させ画面に強弱の変化を与えておく。線が思い通りの状態で止まるように、生地(絹布・ちりめん)の下から電熱器などで加熱する。
Jan 11, 2008
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日常は着物の図案や染が仕事だが、新たな作品作りのために試行錯誤してみる。ということで昨日の写真の椿の図案と下絵。図案のサイズはA5。絹布をF8サイズのキャンバス木枠に張った。写真の上、下絵の段階で石を大きく配置した。下絵は青花液で描いたもの。この線は染などの水分や蒸し(蒸気)を当てる工程で消える。
Jan 10, 2008
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家の中に引きこもり仕事中。ほとんど何処にも出かけることのない、出無精(デブ症)の日々。・・・この駄洒落を使うのも飽きた(笑殆ど座りっぱなしなので足腰がダルくなり、仕事場の階段を3往復ほどダッシュで駆け上がってみた・・・が、効果はなさそうだ(^^ゞ家の前に出てみると菊の花がしぶとく咲いて、椿の花と、早くも水仙の花が咲いていた。椿の花は我が家の前では一年中咲いているような気がする。無造作に2輪並べてみた。新年早々、首から落ちるという縁起の悪い写真?気にしないでおこう(^^;・・・絵になりそうだが、描く時間がないので以下、次回。
Jan 9, 2008
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穏やかな一日。今年最後となる年賀状の返信分を持って郵便局へ行く。最終集配時間が午後4時になっている・・・早くなったんだ。年末寒波で降った雪、屋根から落ちて日陰の部分だけに少し残る道。目の前の海は風もなく波も穏やかだ。夕日の中にタモを持って磯を見つめる老婆がいた。岩海苔でも採るのだろうか。日の入りが少し遅くなってきた。牛乳配達屋さんが立ち止まり「雪、降らんでイイがいね~」と言う。坂道のゴミを拾っている母親が「ちょっこり冷えんと畑の虫ゃ死なんし、ダメやわいね」と言う。午後5時を知らせるチャイムが鳴り、あっという間に闇に包まれた。
Jan 7, 2008
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なんという大げさなタイトルだろう!(笑草木染めのノレンの新たなイメージを検討していたのだが、仕事をする人から確実に苦情の出るような図案2種類を今年の課題に出してみる(^^;この図案、なんとしても実現したいものだ!手絞り 草木染め用の図案 丸と三角 2種類これを手絞りで染めろという・・・作業をする人の立場になって考えていない典型的な図案だ(笑「できるものなら図案を描いた人が実際に染めてみろ!絶対失敗するから!」と言われること間違いなし!(^^ゞだが、イメージというものは自由に広げるものであり、実際に作業するときには作業用の工程を踏まえて工夫をすればよい。作業が可能か不可能か?ということばかり考えていたら新たな世界は広がらない。新しいものとは、そういう精神から生まれるのだ・・・(^m^)無理っぽいけど・・・「挑戦しましょう」と、言うだけは言ってみるかぁ~(笑
Jan 6, 2008
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昨年、行方不明だった図案を何度も探したことがあったが、ようやく見つかった(^^;3月の地震で倒壊した事務所から運んできた荷物の整理も不十分で、とりあえず家の仕事場の物置に放り込んだものだから、も~う、大掃除でも見つけられず、それ以上探していると年内に掃除が終わりそうになかったので適当に片付けて年を越したのだった。結局、新年早々の仕事は図案の整理。同じ模様の図案が何種類かあるわ・・・描きなおしで何度か無駄な時間を費やしたということだ。く~~~~っ(--;ついでに物置を少し整理してから、白木の合板を切りカンナをかけてサンドペーパーをかけ染物用の木枠にネジを打ち込みパソコン周辺機器の整理棚を作る。大掃除の続きと一枚の棚を作って一日が過ぎてしまったが・・・。今年は、ノンビリとしていられない!!!という感じだ(^^
Jan 5, 2008
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正月三が日、年末寒波も予報ほど激しくなく10cmほどの雪で済み、比較的平穏に過ごすことができた。年が開けると除夜の鐘の鳴る中を家族で氏神様へ初詣に行き、神社当番の氏子総代とお神酒を飲みながら過ごした。元旦2日は風邪気味だったこともあり、たっぷり食べて、風邪薬を飲んでゆっくりと休むことにした。帰省していた娘がパソコンで調べものをして勉強をするという勤勉さを見せてくれて、私はパソコンで遊べなかったという実に喜ばしい正月だった(笑3日には集落の法度始め(地区住民の総会のようなもの)で役員改選があり会計の役に就くことになり、また一仕事増えてしまった。老齢化した地区の区長と会計の交代時期だったが、受け手がなく、もう一人の先輩と私に周囲の目と声が集中して、先輩に区長を受けてもらうためにも会計を受けることにした。誰も会計の受け手が無いままだと集落に納税報奨金が入らなくなってしまうという事情もあり、これは他にさしたる収入の無い地区にとって大きな痛手になってしまうのだった。賑やかな娘は3日の午後にはアパートへ行き、息子も部活に行き、いつもどおりの静かな家に戻った1月4日。絹用の化学染料を煮たりして水分を調整し、染め道具のチェックをして今年の仕事が始まった。
Jan 4, 2008
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