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テーマ: 神楽(62)
島根県益田市にある久城(くしろ)社中の、めったに見れないオリジナル演目「鹿狼」
コロナのせいで外出自粛を余儀なくされている人のために、期間限定でユーチューブで公開されたものの紹介
ステイホームで見るのにちょうどいい長さ34:05分で、戦国武勇伝を神楽にしたもの
あらすじは、時は戦国時代、中国地方の平定に大きく貢献した尼子軍の武将、山中鹿之助はまさに無敵無敗を誇っていた。
時の益田越中守の家臣で久城普月山の砦を衛っていた品川大膳はこの無敵無敗の武将を討伐するために「鹿はたらの実を食らうと角が落ちる。そしてその角の落ちた鹿を食らうのは狼だ。」として自らの名を「棫木狼之助(たらぎおおかみのすけ)」と改めて山中鹿之助に挑むのであった。(久城社中フェイスブックより)※棫木狼之助は棫木狼之助勝盛が正式名称
要は鹿之助と狼之助の戦いで、鬼は一切出てこない、派手な演出やスモークもなし
登場人物は鹿之助と狼之助とそれらの家来、冒頭で益田越中守兼堯の5人
じっくり石見神楽を鑑賞できるテンポで、豪華できらびやかな衣装、所作、特に足の運びの妙に注目してほしい
自分が益田の中で一番好きな団体、久城社中の舞いをご覧あれ
最後思いがけない展開になるのでガン見しといてください
「我が敵も味方もよくご覧あれ、また天地神明勝盛殿もよくご照覧あれ、このたる戦乱の世に討つ討たれるは時の運、・・・」
というセリフが心に響いたわ


面と衣装を外したら、皆さんただのオッサンだったり、そこらのにーちゃんだったり、少年だったりする
彼らはみんな素人、石見神楽という伝統を好きで受け継いでるだけ
みんな神楽が好き、神楽を舞いたい、自分含め多くの人が神楽を見たいのに、この自粛で公演はどれも中止
この夏、国立劇場での大蛇50頭立ての公演も来年に延期となった
コロナめ、恨むわ
↓久城社中のメッセージ
4年前に開催された久城神楽170周年祭で30年ぶりに上演させて頂きました復活演目『鹿狼』のフルバージョンを5月6日までの期間限定でyoutubeで公開いたしました!
新型コロナウイルスの感染対策拡大に伴い外出自粛の厳しい日常が続いており、神楽公演もすべて中止に追い込まれている昨今ですが少しでも皆様に楽しんでいただければありがたいと思います
(^^)   だということ

また、いい演目に出会えたら紹介するっす








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Last updated  2020.04.25 16:28:43
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