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今日はコロナで3年飛んで第3回目の松江城マラソンが開催されたカメラを濡らしたくないので雨が降ってなければ行く、と決めてたけど、前日からも夜中の間も雨や怪しい天気で心配だったけれど、8時半のスタート時には道路は雨上がりっぽい濡れた後でイヤな曇り空なものの、自宅から歩いて様子を見に行くとやる気万全の模様まあ、雨天決行ですがね、自分は行かなくても走者は走る、42都道府県から3100人がエントリーってことは前日やそれ以前に来てる人もいたかもしれないひとまず帰り、ランナーがやって来る時間に合わせて出ると、ボランティアの人達も大勢待機1人で大げさに望遠レンズを下げて、、、ていうかローカルなイベントは自分のような大げさな人がいないと主催者が喜ばない特に大声を出して応援するガラじゃないので、とにかく撮ったまずはランナー、自分がいたのはエイドステーション8番目でフルマラソンのあと5.5キロ地点ここが峠みたいな場所、この地点で1~4位だった人(顔はどうせどこかで出るのでここでも出す)胸に中電工の文字2019年の2回目大会では1位通過だった、鳥取の北栄町のことかな、コナンの漫画家の出身地英語が読めん、素敵なウエアオタフクソースの人、広島からようこそ、この段階で上位ここから後は100位以内のランナーズ企業や会社やお店やのマラソンチームがあるのか?の代表ランナー順位や勝負を掛けてるのか走りが早い筋肉祭り競ってます男女各6部門で1部が18~29歳、・・・・・6部が70歳以上たまにコスプレのランナー、この人がいちばん大がかりだった、逆に走りにくいだろうに200位以内ここから給水所の向こうの坂が下りになる場所に移動、上り坂を超えて下るばかりからの平坦に下るのでスピードも出やすい勢いと風でめくれる前髪タッタ、タッタ足音も荒い息づかいも近い完走を目指せ参加者の半分くらいは見送ったかも…切れ目切れ目に白バイ、と共に自分も下って戻るエイドステーションでエネルギー補給、長距離走って食べるって自分には無理、吐いちゃうまあ、こうなります距離も残り5キロ、救護所前のドラマ、筋肉の悲鳴パワーチャージできたら気分変えて走るしかない、年配者や女性の姿もチラホラでも何でそこまで走る?道があるからか?少し向こうの世界が見えるからか?道路渡った所から見えた___自分にはどう考えてもできない、走れないボランティアもお疲れ日が差すほど天気がよくなる頃、まだまだやってくるヨボランティア参加の松江二中生のチャリ、母校だわ、感謝ランナーが来る前の風景、空はどんより曇り望遠の奇跡かな?トップランナーが白バイに誘導され来てくれた瞬間辛い表情だ、うちらの町内を駆け抜けてくれ~、最終的な順位はどうなったのかな?親子連れがイス持参で応援してた、子供の頃からこういうイベントを見るってことも大切、ゲームばかりじゃなく初めはいなかったのに地元ケーブルテレビが生放送してるせいなのか、わらわらと町民が応援しに出て来た寒くて冷えてトイレに行きたくなったけど、ランナー用の仮設には入れんだろなので3時間で帰りましたぁ、来年もコロナに左右されずにあるのかな?遠くから参加の人も近場の人もお疲れ様でした、自然しかないけど松江はいかがだったでしょう?松江城は見えました?大根島の空気はどうでした?ベタ踏み坂を楽しめました?大山は曇ってて見えなかったかもしれませんね自分は何があっても走らないけど、いろいろと感動をありがとう
2022.12.04
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いろいろ神楽演目を紹介してるけど、避けては通れないのが演目『貴船』ひと言でいうと暗く後ろ向きなイメージのストーリー_呪詛をテーマにしているという理由で、明治以来上演を禁じられた時期もあるといい、上演を控える社中もあり、保持社中は多くありません。_とある 浜田の石見神楽ガイドブック参照神と鬼の戦い、正義と悪の争い、単純なそれが本来の石見神楽の在り方だけど、貴船だけは異質怖~い印象で舞う人もそれを意識してか怖がらせる最近はユーチューブ等での動画はめっきり減った気がする浜田市の石見神楽公式サイトでも以前は貴船情報が載ってたような気がするけど、調べようとして見ると貴船だけ見つからなくなってたブックにはあるのにネット上にはないって、、よっぽど何か強い力が加わったのか?なのでここで逆にオープンに伝えたくなった■ストーリーは・京都の下京辺りに住んでいた貧しい家の妻が、訳もなく離別させられた事を恨み、貴船神社に参籠して一念化生の鬼女となり、恨みを報いんとする。 一方夫の方は毎夜悪夢ばかりを見ており、安部の晴明公に悪夢の転じを依頼した処 「茅がやで人身大の人形を作り、七五三(しのめ)を張り、幣を立てる様にすれば安心」と教えられた。夫が教えられた通りにすると、ある夜鬼女が出て来て人形を夫と思ひ、生命を取らんと打ち打つする。呪いの舞である。 益田市観光ガイドより益田市の説明はちと難しい・もしくは、益田市で一番好きな団体の久城社中はその昔、京都で起こった離婚騒動を神楽化したものである。夫に離別された女が恨みを抱き、この夫を苦しめようと貴布禰明神に願掛けをしていた。恨みに満ちた女は祈願の末、鬼女となっていた。夫は毎晩のように悪夢に悩まされて安部清明(祈祷師)に相談する。その原因が妻の怨念であることを知り、身代わりの人形を用意する。女はその人形を夫だと思い込んで恨みをぶつける。 演目紹介より この社中では貴布禰(きふね)と書く・浜田の神楽ガイドブックでは能「金輪」をもとにしたものです。このテーマは「呪い」であり、貴船は京都「貴船神社」に由来します。京都の下京に住む夫婦の夫が他の女に心を移して妻を離縁します。捨てられた女が恨みを込めて貴船神社に参拝したところ、貴船神社のお告げによって鬼女となり、夫に復讐しようとします。夫は安倍晴明という陰陽師に相談し、身代りの藁人形を得て、鬼女から逃れます。鬼女は鬼となって夫を襲いますが、藁人形をつかみ虚空へと消えていきます。この舞いは他の鬼舞いとは違い、鬼退治という形ではありません。大体、丑三つ時に行うものとされています。と記載されてる書いてるとどんどん怖くなってきた、、、振り返れば後ろには……目には見えない何かが…!いるかもしれない、なんてね浜田では貴船がタブー視されてるのに、あえてやるのが平成元年に誕生した怖いもの知らず?の亀山社中によるもの ←ちょっと言い過ぎ■登場人物(あくまでも個人的見解です)女(鬼女) 最初は美しい姿で出てきて途中から頭にロウソク付け、面の早変わりアリ男(女のダンナ) 女からするとサイテーな男安倍晴明 立派な陰陽師のくせに男の味方をするような女の敵、黒っぽい装束三吉 いてもいなくてもどうでいい存在、晴明のアシスタントもうこれは現代の男女の関係にも通ずるものを感じ、当時なら女の方が弱くかわいそうに思える古典に近い歴史ある演目と思うのですがね、問題作だ特に女子に見てもらいたい舞い、呪詛がどうこうはどうでもよくなってきた男の身勝手さを表してるので特に女子には見てほしい、男はどうせ心当たりがあるので自分を罰し反省するがいい ←個人の経験とは無関係■神楽歌からすみの 燃え立つほどに思えども 煙立たねば印とぞなし↑これの解説は不明だけど、からすみ色=深いオレンジ色から茶褐色、たらこや明太子のように透明感はなく、墨っぽい色をしたものもありますとあったので、女の情念がそんなふうに燃えようが煙が立たないので意味がないという意味、自分なりに検索して解釈して繋いでみた、違うかも?それだけ貴船はシークレットな雰囲気があり不可解、誰も語らん、ツウの人解明してくれ
2022.09.19
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迷いに迷った末、石見神楽の切手シートを買った江津にいる妹には頼まず、というのも嫁に行った先のお父さんが危篤状態で呑気にこっちに関わってるヒマなし、と配慮し郵便局のネットショップで購入したレターパックライト370円、手数料150円が加算され、これが高いか安いかは別として欲しかったので大人買いといっても1330円×4、全12種類制覇は無理だった地元メディア系では限定300となってたけど、後からプレミアが付きそうにもなく価値は不明注文して2日で無事届いてもちろん使う気はない、けど実物は少しビミョー頑丈な台紙に1シートずつ丁寧にビニール袋梱包で、普通の切手サイズよりは大きいのに嬉しさは微妙ただ、やっちまったなぁとは思ってない少し飾ってから大切に保管します
2022.09.14
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月替わりで石見神楽カレンダーの演目の紹介をしてたり、してなかったりするけど、今回は島根県西部の郵便局からオリジナルフレーム切手「石見の神楽在月」12種というものが数量限定で販売されたし、早くも観光協会から浜田の石見神楽カレンダー令和5年版が販売されたどちらも欲しいけどカレンダーはどうにか入手できるでも切手は難しい、9月末までが期限と早いし局のネット販売では送料やら手数料的なものが加算される(84円切手×10枚の各1シートが1330円)どうにか松江市でも手に入らないものか?局のネットショップの画像は拡大してもなぜか不鮮明、あえてそうしてるのか?12種類もあると困るなぁでもどうにか目星はついた、見覚えあるなと思ったら画像の一部は神楽ガイドブックやこれまでのカレンダーの使い回しじゃん、ということにも気付いた、、けど切望切手シートは記念になる、もちろん使うことはないし将来プレミアがつくこともないだろう悩んでる最中に、そうだ、江津にいる妹に頼めば送料も掛からないということに気付いた早く手配せねば、早く郵便局に駆けつけるようにお願いしよう↑画像は郵便局ネットショップから拝借特にほしいのが浜田版の④下左の演目『鏡山』と上右から2番目『石神』が魅力、まとめて入手できるのなら①~④使わないのに買うのってバカかなぁ?お金の無駄になるかなぁ?近年は災害がよくあるので運悪く被災してパーになったらしょーもないけど・・・ほしい↑画像は公式FBから拝借来年の表紙は演目『黒塚』だな37年も続いてるとは知らんかった観光協会から入手すれば下に観光協会の文字が入り送料が1000円弱掛かる、令和4年版は後野社中から直で買ったので後野社中の文字、そういうことか税込み1100円、後野さんは100円はいいよとまけてくれるまた年末年始のイベントで常連の後野さんかどこかの社中が来てくれないものか…出雲の神様に松江からお願いしよう、…最近神頼みが多いなぁ10月は通常では神無月、島根は全国の神様が出雲地方に集まるので神在月(かみありづき)と呼ばれるこれにあやかってどうにかならないものか・・・要は縁結びの会議のために集まるんですけどね
2022.09.10
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今日の地元紙1面にこんな記事が載ってた… 東京・国立劇場で初めてとなる石見神楽の単独公演が31日、あった。屋内公演では過去最多のヤマタノオロチ50頭が登場する「大蛇(おろち)」など壮大で迫力のある舞が、約2千人の観客を魅了した。 東京パラリンピックに合わせ2020年8月に予定したが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でいったん中止となった。今回は旧浜田市内の団体でつくる「浜田石見神楽社中連絡協議会」の10社中計67人が出演。俳優の竹下景子さんと鈴木拡樹さんが語りや演目紹介を務め、盛り上げた。 2部構成で、1部は菅原道真にちなむ「天神」や美保神社(松江市美保関町)の祭神によるタイ釣りを描いた「恵比須(えびす)」など6演目を披露。終盤の「大蛇」では、暗闇の中から50頭のオロチが一斉に登場すると、客席はどよめき、オロチとスサノオの戦いに盛んな拍手を送った。 浜田市出身で千葉市稲毛区の主婦、五味洋子さん(53)は「幼い頃に見ていた石見神楽が、こんな大舞台で披露され感激した」と興奮した様子で話した。 …とあった、以下略この公演情報は2019年頃から知ってて「おぉぉぅ…」と当時は唸ってたけどコロナのせいでなくなって残念にも思ってたそれが昨日実施されて、いえぇ~ぃぃぃ!っと見に行けてないけど嬉しくなったオロチ50頭立て、にスサノオ1人スサノオ増やすわけにはいなんわな輪になって回るオロチは見てみたかったなぁ、さぞかし巨大なサークルになったことだろう全部じゃないけどユーチューブや他で配信があるかも、その際はまたUPしますそのかわりに2020/08/02 東京国立博物館での日本書紀成立1300年特別展「出雲と大和」記念公演の様子20:20分から社中側の挨拶、25分から「大蛇」ステージ上で前の舞台や次の舞いのための準備片付けしてる部分も入ってて、ワチャワチャしてますが仕方がないです出演は江津市石見神楽連絡協議会とあるけど、団体は「大津神楽団」だと思われる昔は江津の中で一番好きなのが大津だったけど、今は「倭川戸(やまとかわど)神楽社中」という団体妹が江津に嫁に行って、近所に大津神楽団が稽古してる場所があるんだと団体について他サイトでこんな記事あり→石見神楽劇場「舞乃座」で石見神楽を楽しむ大津は団長の惠木さんと副団長の杉井さんが、好きでまね事してるうちに中学生の時に立ち上げた中二病(ちゅうにびょう)でもないけど、子供の頃はナントカ団に憧れて・・・、というわけでなく広島神楽や安芸神楽はどこも団が付いてる影響なかぁで、大津は広島安芸神楽の演目をよく舞ってる、…何が違うのか?広島の方が演出が派手で分かりやすいからかな?島根西部と広島東部の県境付近では石見でも団を名のる団体が多い広島安芸はみんな化粧してる、逆宝塚みたいに、、自分にとっては少し引いちゃうな、石見でも団が付くとこは男だろうがメイクする、それがしきたりなんだろうね「舞乃座」は大津の2人が構想10年を掛けて作り上げた芝居小屋、中学生だった2人に多くの大人が加わり今は江津を代表する拠点となって2人もいい大人になった惠木さんは面職人に、杉井さんは神楽衣装を作る職人になり、団体での活動の傍ら取り組んでる、どっちが傍らなのかは不明石見神楽はそれに関わる仕事があるので自分ももっと早く若い時に知ってたら、移住して衣装の刺繍をして生きていたかったな今はもう老眼入ってるので遅い、今は見たくても何も見えない、目も悪くなったなメガネもかえよ
2022.08.01
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2020年の1月から石見神楽カレンダーの演目を紹介してる購入した当時は遅ればせながら既にその年は始まってて、ついでに神楽ガイドブックや校定神楽台本やDVDも資料として買ったその数年前からずっと興味があったし石見地方から神楽団体が来てくれるようになって、イオンなどのイベントで公演されもして身近にはなったちなみに石見地方とは島根県西部のこと、島根は長い県なので西部と東部で別にされることが多いし遠くてプラっとは行けない自分は東部の松江市に住んでて、松江には佐陀神能というスローリーな動きがメインの神楽舞いがあるこれをルーツとして出雲に伝わったのが出雲神楽、それが西部に伝わり港町だったことから気性が荒めに見える激しい動きの石見神楽が誕生これも最初は神職に就く者のみが舞うことを許されてたのが禁止になり、町民が教えを請い様々なエッセンスが加わり今の形に近隣の広島県東部の一部には広島神楽または安芸高田神楽というものがある、自分に言わせると大衆演劇に近いと感じ何でもアリだなと神楽を語らせると止まらないかも、、でも、それを、どれもこれもを、神楽愛の強い自分と神楽の関係をコロナが引き裂いた予定されてた公演やイベントは次々と中止され、心にポッカリ穴が開いた気分まぁそれも徐々にイベント場所側の配慮で少しずつ再演されてて良かったー、と思ってた矢先にコロナの変異株BA5?4?という質の悪いウイルスが発生したのでどうなることか?話が逸れたけど7月のカレンダー演目は「熊襲」、「くまそ」と読むこれはまだ紹介してなくて20年には毎月紹介できてたけど、ある程度いくとネタ(演目)も尽き、カレンダー作る側も悩ましいことで創作演目も加わるようになった、5月は恵比寿、6月は岩戸熊襲は一言でいうと日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が少年だった頃の話、と聞くと興味持つ?あのキックボクサー武尊もお父さんがこの物語にちなんで名付けたという…、休養宣言しましたね■ストーリーは日本童男(やまとおぐな/日本武尊)が16歳のとき、父景行天皇(けいこうてんのう)は九州の熊襲を平定するように命じました。命は少女のように髪を結い、叔母の大和姫からもらった小袖を着て熊襲建(くまそたける)の祝いの宴に紛れ込み、酒を飲んでいる熊襲建に一気に斬りかかりました。熊襲は、自分の「建(たける)」の名をもらってほしいと願い、日本武尊(やまとたける)と称えることにすると言って息をひきとりました。 となつかしの国石見にある以前も書いた追記*日本武尊は子供の頃から父も恐れるほど残虐性があったことから遠ざけるために九州の熊襲や東国(今の関東)に行くよう命じた、ってちょっとかわいそう、英雄なんだけど■登場人物日本童男 銀色っぽい装束の人、28分頃から肩切りと呼ばれる衣装の早替わりをする熊襲梟帥(くまそたける) 煌びやかな刺繍が施された衣装(ウン百万)でワイルドなロン毛の人長吉(ちょうきち) カッパ風ヘアの人、こちらも装装早替わりするおたあさん お福さんみたいな面の人セリフはほぼ方言なので地元の人は楽しめるけど他の人には不明かも、時事ネタとかも織り込んでて特に好まれる面の下には若いのが隠れてたね、対決する時は面は外す、勝負なので神聖なラストは素顔で舞うこの演目は地域色が強く少しおちゃらけ部分もある、衣装に金色リボンを付けてたりとか…ふざけてるわけではない、続けるには資金がいるけどお金も取らず現代では貴重なのを知ってほしい動画撮影場所がグリンモール開店祭とあるので、石見のミニイオン的なファミリーデパート的なとこが舞台石見の高校には神楽部や愛好会があって石見神楽の将来は安泰だ、後継者不足で悩む業界が多い中続けて別の学校、こういうのがフツーな所が強みなんだろうね誰かにやらされてとかじゃなく自分から進んでやってます負けちゃうわ‥‥‥若いって、いいな
2022.07.19
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島根原子力館であった石見神楽を見てきた演目は松原社中の『十羅刹女』彦羽根という鬼神が船を操り、日本を鬼が島に創り上げようと島根県の日御碕に攻めてくるそれを知ったスサノオノミコトの末娘・美貌の女神である十羅刹女(ジュウラセツニョ)が駆け付け国に帰るよう説得彦羽根は聞き入れず激しい戦いの末、ついには退治し追い返すという物語り〈浜田の石見神楽ガイドブックより〉ユーチューブの動画ではどうかな?と思ってたけど生十羅はおもしろかったそして松原さん、お上手でした✨また見たい、また来てちょ女同士の戦い、やってる人は男2人、女性らしい所作や指先まで見てほしいスサノオノミコトの末娘の十羅刹女出始めの舞い見事な刺繍の陣羽織の後姿頭には扇のような形の力紙と呼ばれるものがものが付くこれは力の象徴あるいは呪力を持つものとして使用美しく血気盛んな女性バックからスモークが炊かれ怪しげ煙とともに女鬼登場誰よりも高価な刺繍の鬼着の後姿これでウン百万円島根の日御碕海岸に勝手に降り立った鬼に立ち去るように告げるでも無理なことで戦いに来た特はロン毛茶髪で面も女鬼って感じだったのに、戦闘モードでは白髪般若面になった一瞬舞台裏に顔を向けた瞬間の出来事、創作神楽はこういう演出が多い十羅は劣勢になったのか幕裏から様子を見るここでは鬼タイムで舞うでも引っ込んだのは実は着替えのため陣羽織は脱いでて別の仕掛けのある衣装にチェンジ刀をもって本気鬼も同じようにわざわざ上着を変えたのは…肩から垂れる身頃の解除を白い腰紐を引き回転しながら肩切りと呼ばれる衣装早替わりのためこの仕掛けと衣装と鎧があったりして重いよ戦ううち鬼が劣勢になり刀を刺される死んだ~?ユーチューブの動画でこんなシーンあったかーぁ?と思いきや、鬼は往生際が悪く数回生き返るでもやっぱり殺られそうちょっと待って!いや待たんぶすーーー鬼の海老反り重い衣装でこの体勢は辛いぞ一件落着で舞台裏の神に勝利宣言そして勝ったので素面になって喜びの舞い素面とは面を外して素顔を見せるあんがい若い子が隠れてた鬼の薙刀を取ったどーーー衣装をひるがえし退場カッケーーー石見神楽はいろんなところに神がいるいろんなことに感謝奏楽の方たちバチさばきが見事な大太鼓の人に期待してたけど違ってた世代交代でか?これは松原社中のオリジナル演目なので若手を当てたのか?40分弱という短さなのでか最後は嬉しい撮影タイム撮られ慣れてるので決めポーズ喋り声が聞こえててやっぱり若者だ子供に交じって記念撮影タイムなんと姫の刀を持たせてもらってクロスにもうサイコーの思い出開催場の島根原子力館は高台にあるのできれいな海が見えるそして反対側を見ると悲しいかな原発今2号機を再稼働するのかどうかの瀬戸際どうも動きそうな方向、事故なしでお願いしますそして中国地方の方々、何かあったらあなた方の県に非難することになるのでその際はよろしく仕事で疲れ果ててたけど、これで吹き飛んだ今日のこの日を思い出とともにいろんな励みにしていきたい神楽サイコー、現実離れできる素敵なひと時に酔ったわ追記 忘れておりました、動画↓展開がほぼこれ
2022.05.04
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今年もすでに4月、月日が経つのは早いなぁもうすぐでゴールデンウィークって早い、、この間まで冬で寒い寒いって言ってたのに、早いわ子供時代は日々が経験と発見の積み重ねで、充実してて時の経過が遅く感じられると聞いたことがある、取り巻く大人は別だけどけど半世紀も生きてるとそんな感覚は忘れた、これから細胞もどんどん衰えていくだけ・・・コロナのせいとも言い切れないけど楽しみも減ったし、いつまでマスク生活が続くのかと思うとお先真っ暗みたいな……何だかあれこれ気も重い3回目のワクチン接種のお知らせが届いたけど、何回接種したらNOマスクでいられるのか?身も心も自由が好きだし、これから暑い季節にマスクは嫌だし熱中症とかになる原因も取り除きたいでも、ウイルスは消えないよねたぶん、、人類はずぅっと死ぬまで付き合っていかないといけないコロナもインフルみたいに時期的なものに弱まってほしい、…なと望む気分ダウンのさなか、来たるGWには島根原子力館のイベントで石見神楽の上演があって、今は本当にそれだけが楽しみ何といっても来てくれるのは浜田の松原神楽社中松原といえば大太鼓の人のバチさばきが見事で、、今回もその人に当たると個人的に嬉しいそして上演されるのはオリジナル演目の『十羅刹女』、『じゅうらせつにょ』と読む観覧を電話で申し込んだ際に、あっちの電話のお姉さんが確認でこのタイトルを言いにくそうで、当日現場に行ったらこの演目のすばらしさを語ってあげたいこれに関してはまたこのブログで取り上げるので、お待ちを‥‥‥今月の石見神楽カレンダーの演目は 『三上山』三上山というと浜田市の佐野社中のオリジナル演目だ、オリジナルとは?その社中団体が保持する完全創作の物語り話自体は何かの神話や故事や歴史上にあった武勇伝的なものが元となってる以前ブログで取り上げた佐野さんの『有明』や、推しの後野さんの『鏡山』も同様昔から継承されてる神楽演目はどこの社中も舞うことができ所作の型があるけど、創作はよその団体は舞うことができない、、第一、台本がないし、創作のいいところは演出をド派手にすることができるので、見ごたえがありワクワクの「待ってました」のものとなる三上山のストーリーは俵藤太(藤原秀郷)は、「天慶の乱」に赴く途路、近江の国にさしかかると、大百足(おおむかで)のために里人、旅人らが難渋していることを知る。この大百足は三上山を七回り半として、付した身を琵琶湖に沈め、瀬田の唐橋に頭をもたげる途轍もない怪物という。義憤を感じた主従は山中に分け入り、その妖怪らに毒酒を盛られ危機に遭遇しながらも勇を奪い、見事に退治し近江の国に平和を取り戻した。 と石見神楽公式サイトにある登場人物俵 藤太(たわらのとうた)弓と矢を持った人随神 扇と幣を持った人妖姫(ようき)女面の人 妖媼(ようおう)婆の面の人 妖怪×2妖姫と妖媼は大百足(おおむかで)の化身、妖怪は化身の本体バケモノと化した痛そうなトゲ角のある鬼面がやりすぎ感アリアリ、これも浜田の面職人の柿田勝郎氏によるものかな?動画の1時間17分からが三上山面や衣装の早替えは創作のお決まりとなってるし、この三上山は4人も鬼が出てくるので通常の舞台には収まりにくいこの動画の舞台は島根海洋館アクアスの野外に併設された石見神楽専用のもの(←浜田人は魚見ずに神楽見る)で、鬼が4匹もいたら2匹は下に降りて暴れるのだろうけど、今はコロナでね他にも鬼がぞろぞろ出てくる『大江山』という演目があるまたこれもカレンダーに出てくるでしょうし、それまでに何かのきっかけで紹介するかもこの動画は2時間44分弱あり三上山は1時間17分~で、出始めは『八幡』という演目で舞い人は2人、高校生(たぶん神役)と中学生(たぶん鬼)が舞ってるようで分かる人が見ればキュンとする内容そして投稿者が〝ふぃがろかるまん”さん、この人は浜田出身の松江市在住でカメラマンではないけど、3年前のホーランエンヤの時も動画使わせてもらった、、、何より上手他にもイベント等どうやらしまねっこがお好きなようで、ユーチューブのアイコンにもなってるちなみにツイッターでも呟かれてるどこにも神楽バカがいるもんですねっていうか、、この間のパソコン更新のせいでかまた日本語文字入力がバカになっててイラッとするんですけど、自分だけ?
2022.04.23
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今月の石見神楽カレンダー2月『八幡』はすでに紹介済みなので、今回は子供神楽の紹介石見の神楽は大人だけのものではなく、子供のみが舞い、奏楽も務める子供神楽団体がある(神楽歌は大人)これは珍しいことではない神楽を継承する目的で子供の頃から触れたり、ただ好きでやりたい者が集った結果のことお父さんやお爺さんがやってるから自分もやりたいという子がいるし、伝統芸能なので日常の中に触れる機会があるし伝統を繋ぐことは当たり前のこと石見という土地は、ただノホホンと生きてる私らつまらん万人とは違う思想や感情が底辺にある神の存在がすぐ隣にあるとか、常に崇めてるとか、、、もちろん万人も大勢いるけどいろいろ神楽団体を見てきて思った、、、お金も貰えないし時間も拘束されるし疲れるし‥‥‥何であんたらは舞うの?歌うの?裏方にいるの??と問うたら、まず「好きだから」と返ってくるホントに団体の人を見てると誇りを持ってるし一生懸命だし、到底マネできない一貫したエネルギーを感じる(大酒飲みだったりギャンブル好きもいるだろうけど)みんないい意味で神楽馬鹿だ、懸命な姿を見てこちらもバカになる、、、踊る阿呆に見る阿呆の世界、だから魅了されてしまうんだろうな今回は島根県大田市の「土江子ども神楽団」がドイツで公演(2016年)した時のもの神楽ネタをブログでやろうと思った時にぜひ紹介したかった動画、子供時代に団員みんなで日本の神楽を引っ提げて外国に行けるなんてすばらしい体験でうらやましく思う決して子供は強制されてやってるんじゃなく、好きなので楽しくてやってる、はるか遠いところで使命とかも感じてるんじゃないかと‥‥‥あっ、だから神が近いのかぁスタッフの親や大人も厳しい運動部ノリに大変だぁ物語りは恵比寿さんと大国さんの鯛釣りの掴みの演目から始まって、撒き餌として福飴を蒔いて子供が釣られてる、ドイツの子もどこの子も一緒だ続いて二神二鬼の塵輪、これの鬼の衣装は子供でも100万弱はしてるよ、重量があるので激しく舞う前には脱いでるけど27:00頃から「肩切り」と呼ばれる上半身の身頃がパラリとめくれる仕掛けを着込んでるので、さぞ重たかっただろうな神も水干と呼ばれる豪華な刺繍の衣装に、戦う際は鎧を付けてるのでこちらも重い途中で鬼が舞台を下りて客席を回るんだけど、見てるのも子供、鬼として怖がらせてるのも子供、となると何だろな複雑な心境だ塵輪が神と鬼の戦いだと分かったのかラストで拍手が来るけど、面を外した子供の姿を見たら仰天だったろうな、幼すぎて舞いも奏楽も衣装も手を抜かず金もかかるし労力も掛かってるけど、その辺がドイツ人に伝わったんかいな?多少の感動や衝撃みたいなのはあったようで、客がどんどん食いつき気味になってきてますなトリは大蛇、だいたいどの舞台でもコレだ、1大蛇は一人の人間で操ってます、子供でもねドイツ人にも理解して楽しんでもらえたかな?どうやらこの地での催しはジャパンフェスみたいな、外国ではよくあるジャパンウィークみたいな日本文化に親しむ的な関係のもの?この神楽団は11年前にもドイツでやってる、子供も慣れたもんで…と聞いたりするどの子供神楽も高校生まで、それ以降はそれぞれの進路や大人と交わって続ける子もいる伝統の継承として石見神楽は安泰だな、、とも言いきけれないけど、このような素晴らしい文化は続いていってほしいし消滅しないでほしい目下、このような試みをコロナが妨げてるので、石見神楽は永遠に続きウイルスだけが消え去ることを願う、疫病退散!土江子ども神楽団が保持するオリジナルの演目子供神楽でも原作があるなんて石見はケタが違う、すごいなぁ金山姫銀山勧請(かなやまひめぎんざんかんじょう)←大田は石見銀山がある場所にちなみ銀をめぐって魑魅魍魎が跋扈(ばっこ)し、争いの絶えることのない石見銀山の平和と安寧を願った時の支配者 大内氏は、大蔵大輔に西国から鉱山の神 金山姫命・金山彦命を勧請し、石見銀山の守り神として佐比売山神社を建立することを命じる。大蔵大輔は、物部神社に道中の無事を祈願すると2人の金山師と7つの神宝を授かり、狩人の翁と媼に化けた大山蛇や鬼神と激闘の末に退治し、無事に石見銀山に佐比売山神社を建立する物語です。 と島根県大田市の石見神楽にある跋扈=ほしいままに行動すること。悪人などがのさばり、はびこること。勧請=神仏の来臨や神託を祈り願うこと。 どれも表現がムズイです、年寄りの解説かな?
2022.02.20
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今回はまじめに神楽ネタ、、それも石見神楽カレンダーの1月演目が『天蓋』のためいつもはストーリー性のある能舞を紹介してるけど、天蓋は儀式舞(採物舞)なので姿勢を正したいといってもお堅いイメージは近年の石見神楽からは離れつつあるその昔、神楽を舞うのは神職のみが認められてた、その昔とは江戸時代前期頃、古事記や日本書紀などに基づいた神道色の強い時代ここらを語ると難しくなるし語れないので詳しく知りたい方は、石見神楽ガイドブックを買って読んでください、自分もこれを参考に勉強してる江戸時代後期になると神職が積極的に氏子に指導するようになり、儀式舞いは神職、世俗的な舞を氏子が舞うようになるこれに若者たちが加わったことで、神楽の改革をもたらす原動力となった明治時代には神職演舞禁止令が発動され、神楽を舞うことは庶民のものとなり徐々に芸能要素が濃くなり今のカタチとなった(すごくすご~く簡潔にしてます)で、天蓋ですが、(雲とも呼ばれる、舞座の上に四角形に竹を組んだもの)の下に、一尺角位の小天蓋(しょうてんがい)を綱で吊り下げ、これを自由自在に踊らせる曲芸的な神楽です。人が舞うのではなく、数個(6~7個)の小天蓋を下げ一人で綱を操作して、上下前後左右と自由に操り小天蓋を舞わせる、熟練を要する神楽です。 と浜田の石見神楽公式サイトにあるさらに、いくつもの小天蓋が上下に動くのを見ていると、不思議な浮遊感を感じるよ。天蓋は宇宙を示していて、森羅万象を表していて、だから自然神に感謝する大元祭で舞われるんだね。天蓋の重りには、その年の新米を使うんだ。 と見どころも紹介されてる●登場人物舞人1人介添1人 ここでの介添は綱が操りやすいように、また小天蓋(木枠と紙飾り)の乱れを直す役割小天蓋には四辺に農産物や風景などの文様の切り絵紙を貼り付けて垂らしてあり、中央には1~3合の新米を括りつけてある終了後にこの米をもらってご飯を炊くと母乳がよく出るとも言われています、とガイドにあったとすると新米が獲れる時期に舞われるめでたい演目なのかな?●神楽歌「天蓋の緑の糸の結ぼれは 解けよやもどけ神の心を」東西南北と中央、五方の神々をそれぞれの小天蓋で清め神の心を静めます。とあっただから5色、5個なんだね、説明には6~7個とあったけど、、半紙が使われてるようです動画では動きが早いけど切り絵にも注目してほしい小天蓋に付ける飾りを長押(なげし)飾りといい、「鳥居」「旭」「波」「野菜」などがある浜田のこども神楽連携団体どんちっちサポートIWAMIさんの、切り絵体験だってうらやましい、夢中になれて楽しそうだ大田の多根大元神楽さんの「三瓶長押飾り切り紙教室」が夏休み期間中に開催されてるんだとどちらも見事だね、細かくて難しそー、浜田と大田と土地が変わればイメージも変わるね古くから「魔除け」として使われてきている神聖なものなんだと、これを作る職人もいるんでしょうね、石見では多くの職人が神楽に携わってます石見神楽は能舞だけが面白いと思ってたら儀式舞も奥が深いね
2022.01.30
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まず、2日にイオン松江のイベントで石見神楽の公演があったこれは12月中旬ごろに情報を知ってて待ち望んでたなのに当日行った際は駐車場が予想以上に混みこみで、あるエリアで車が前に進まず捉まった早めに行ったのに予定が狂うし、天気予報に反して思いのほか好天このせいで大勢が押し寄せたのか?松江はイオンくらいしか楽しめる場所がない一極集中状態?(…言い過ぎか)これによりイベントスペースは大勢の人で蜜、客席は大きめのブルーシートが敷いてあったのに隙間あきあき(コロナであえて隙間?)もっと詰めて座ってほしいのに、座り客の後ろには立ち見の壁で声も届かない取りあえずカメラを出してみたが隙間から舞台を狙っても、子供を抱いたお母さんの子供の頭がグラグラ動いてスペースが安定しないもうこれはしょうがないのでカメラを撮るのはやめて、今回は見るだけに専念することにしたあの駐車場の出来事がなければ立ち見の一番前を狙えたかもしれないのにと、後悔しかない演目の順は『鍾馗』→『大蛇』初めての生鍾馗が正面から見られると期待してたのに残念、エスカレーター付近で斜めから鑑賞自分の前は通行人が行き交う、でもそんなの目に入らず舞台をガン見大太鼓や奏楽、お囃子のリズム感ある声が、久々に魂に響いたやっぱ浜田の一流の生神楽はいい来てくれたのは浜田の〖後野社中〗、一番好きな団体で一番上手いと思ってるそれに後野さんは3年続けて来てくれてて感謝次に期待する、次回はしくじらないように・・・今年のカレンダーは現場に用意されてると確信してたので、送料高いので公式サイトでは買わずに社中の人から直で購入、表紙はオロチ担当は去年の練り歩きの時に話した人と同じ人だった、大太鼓を叩いてる人作りはいつもと同じように月ごとの演目や社中紹介1月は『天蓋-てんがい』採物舞(儀式舞)これについては今月別で触れたい7月は『熊襲-くまそ』神楽能(能舞)これについても7月に、日本武尊が幼き頃の話でまあ好き11月は『八十神』神楽能(能舞)これについても11月に、神様たちも案外ワルモノだなという話1月、7月、11月と、これが新規に加わった演目、演目にも限りがあるのでカレンダー制作も大変だ今まではこの下の部分は「浜田市観光協会」の表記だったのに、今回から後野さん???どういうこと?スポンサー?観光協会は何してる?観光協会はノータッチ?な訳ないわ名刺サイスのカードも付いてた、表が鍾馗で裏は疫病退散今コロナが流行ってるので闘うと同時に、それが治まり終息に向けての祈りのメッセージを含んだのが鍾馗なので、舞う社中の心意気を感じてジ~ン公演の前にこの動画を前もって下見してたのに、実際は正面から見れなくてショック物語りは ‐‐‐昔の中国の唐の国の皇帝がマラリアにかかり伏せっている時に夢を見た宮廷内で悪さをする小鬼たちを退治したのが、長いヒゲを蓄えた大鬼、、鬼は自らの名を鍾馗と名のった 大鬼=鍾馗(夢の中の設定)夢から覚めた皇帝は病が治っていて、著名な画家を呼び鍾馗の絵姿を描かせたというのが中国の故事「鍾馗」で、これと能の鍾馗、須佐之男命(スサノオノミコト)と蘇民将来との「茅の輪」の故事が合体したものだって、、、難しいねでも疫病(コロナ)を退散(現代ではワクチンや医療従事者)するってことを物語ってるんですちなみに演目オロチに出てくるスサノオと鍾馗は同一人物神々が住む天の国の高天原を追放されたスサノオは、出雲の国の斐伊川付近に舞い降りるで娘を食うオロチを退治したその後プラっと唐の国に行って疫神(鬼)を退治したのでヒーロー化されるでもなぜ英雄なスサノオが高天原を追放されたのか?それは姉のアマテラスが困り果てるようなことを沢山しでかし乱暴者で、心を痛めたアマテラスは岩の中に隠れてしまう、これが演目『岩戸』の始まりそのため世の中全てが闇夜となり禍(わざわい)が起こって八百万の神々を怒らせたので、スサノオは髪を抜かれ手足の爪を剥がされて罪滅ぼしとして追放されるアマテラスはそれを聞き入れ世に日の光が戻る、、という・・・神話は近くで繋がってるんだなスサノオは若気の至りでいろいろやらかしたけど、最終的にはいい行いをした、神もたまには間違うってこと、人間界と同じかな
2022.01.04
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久しぶりに神楽ネタ7月に14年一緒にいた猫がいなくなってからというもの、猫探しに明け暮れる日々だったし、気分的なことで一眼カメラもやる気にならないし神楽含め諸々がどうでもよくなったけど、あれから3カ月強経ち気持ちも穏やかになってきて、心の整理が付くようになったもちろん猫が隣にいないのは悲しい、いつか帰ってきてほしいとも願うでも帰らないのだ、、今はたまに泣くけど冷静に受け止めて現実を見ようと決心した振り返ると石見神楽カレンダーの月ごとの紹介もやめてたので、今日から復活ちなみに7月は「天神」8月は「塵輪」9月は「鍾馗」だった、この3つに関しては昔紹介したので済今月は『日本武尊』、「やまとたけるのみこと」と読む歴史や神話好きの方はピンとくるでしょうし、好きな人多いんじゃないかと(知らない人は誰それ?の世界ですが)■ストーリーは日本武尊の東夷(とうい)征伐を題材にした神楽です。九州の豪族熊襲(くまそ)を平らげた日本武尊は、父、景行天皇(けいこうてんのう)に報告しますがすぐさま東の国を平定するよう命ぜられ、東国へ出発します。道中、伊勢の宮に参拝し、叔母君大和姫に会い天の村雲の剣と火打ち石を賜ります。一方、駿河(するが)の国にすむ兄ぎし、弟ぎしたちは、天皇の命令に従わないため征伐されると聞き賊首(ひとこのかみ)に教えを請います。「この野には、人々に害を与える大鹿がいる」と欺き、日本武尊が大野に入ったところを、八方より火を付け焼き殺そうとしますが、宝剣が自然と抜け出て、草をなぎ払い守袋の中の火打ち石で迎え火を付けて日本武尊は難をのがれ、兄弟たちは退治されてしまいます。 となつかしの国石見にある 追記*日本武尊は子供の頃から父も恐れるほど残虐性があったことから遠ざけるために九州の熊襲や東国(今の関東)に行くよう命じた、ってちょっとかわいそうなやつ、英雄なんだけど■登場人物日本武尊(やまとたけるのみこと)吉備武彦(きびのたけひこ)兄ぎし、弟ぎし、賊首(3人は悪役)(ここでぎしというのは義理の兄弟のこと?義氏ということ?兄さん弟よ的なこと?詳しくは知らんけど別の演目でもそんな言い方ある、ちなみに兄弟のカッパみたいなヘアスタイルはがっそうと言われ鬼などの悪役が被るズラ、後半で一糸乱れぬ戦い時の目安になるね)最初に出てきた白い面の二人は景行天皇と陣羽織着てるのが武士の格好なのでお付きの人かな?やっぱり神楽は面白いセリフで若干の方言やイントネーションが入ってた47分ごろ衣装が一瞬で変わる「肩切り」という仕掛けがあったね肩にホックやマジックテープで留めてたものを外すと、上半身の衣装がパラリとめくれ腰から垂れるようになっててここも見どころけれど舞ってる人は衣装や鎧の重みでパワーのある男じゃないと務まらない回って遠心力がついて止められないとも聞く、そこを止めるのもエネルギーがいる石見神楽サイコー日本武尊の前の話になる熊襲もおもしろいのでユーチューブで見つけてください31日に松江のイオンのイベントで、自分が好きな後野社中が店内練り歩きするんだと行きたいけど今年の1月にも見たしな、もうコロナが収まりつつあるのでできれば開演してほしいわ
2021.10.23
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今年の神楽カレンダー6月演目「黒塚」は去年すでに紹介済みなので代わりにノリノリすぎる奏楽の大太鼓の動画を見つけたのでそこに触れたい石見神楽は鬼や神といった登場人物の舞いがあって、それを支える鳴り物の大太鼓、小太鼓、笛、手拍子の4つの楽器で奏でる奏楽(お囃子)があるちなみに、大太鼓は両面太鼓で胴長太鼓、宮太鼓と呼ばれ、石見神楽では大太鼓または大胴とも呼び、胴はケヤキなどの1本の木をくりぬいたもので、両側に牛皮を鋲で留めてある石見神楽では1尺6寸(鼓面の直径48cm)前後の大きさのものを使用するのが一般的奏楽と舞いをリードする楽器で最も重要で、神楽歌も担当小太鼓は5~6寸(15~21cm)で50㎝前後の竹製のバチ2本で、その曲のリズムを刻む大切な役割がある石見神楽の笛は「六孔」が使われ、古来のフルート式の歌口は吹くのが難しいことから誰でも簡単に吹けるようにリコーダー式の歌口を付け、穴の横から吹くものが戦後に浜田の笛奏者によって開発され、現在では多く使用されている手拍子は単に鉦(かね)、手打ち鉦とも呼ばれ、またその音からチャリンコ、チャンガラと呼ぶところもあり、叩くと言わずに手拍子を擦るといういずれの楽器も楽譜は使われずに聞いて覚え、笛の楽譜はあるものの細部まで完璧には表現できない 鳴り物について、ガイドブック浜田の石見神楽を参照(ちなみに、の後から・一部抜粋)こういうことでみなさんに紹介しつつ自分も学んで知識を得る作戦です惚れ惚れするほどのノリノリ大太鼓は浜田の松原社中の人、以前にもチョコッと載せてました和の太鼓じゃなくドラムに見えるわ、神事なのにいいのかよ?と聞かれてもカッケーのでいいのだ演目は「八幡」1神対1鬼の基本的な能舞いで、舞いもいいけど大太鼓にばかり目がいってしまう舞いと奏楽と舞台と客席が一体となってる(客席見えないけど)団体内でこんな演奏を魅て育った次世代の子供たちも、大人にならって伝統を引き継いでいくこの動画を撮影した人も、あえて演奏者が分かるような位置から撮ってる松江に松原さんが来てくれた暁には自分もそうしたいNo.2バージョンもあった2神2鬼の演目「塵輪」スモークも焚くし、奏楽との一体感で舞ってる人は神楽ーズハイとなっておられることでしょう全てを盛り上げるための奏楽だと誰もを幸せにするね、バンドのライブと一緒だわ
2021.06.27
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5月の演目は「頼政」だったので、これはすでに紹介済みなので、自分が好きな演目「鏡山」の次に好きな演目「有明」を紹介する鏡山も有明もおもしろさはほぼ互角だけど、鏡山を所持する後野社中は松江に来てくれるのに、有明を所持する佐野社中は来てくれない、好きなのにぃぃぃ、そんな理由?これに関しても呼んでくれたら行くよというのが各団体さんのスタイルなんだけど、見たくても個人では呼べない多少のコレ(掌を上に向け親指と小指で輪を作るアレ、マネーのこと)もいるだろうし、、ちなみに神楽でのマネーは御花(おんはな)と呼ばれる、5千円も包めば多いくらい、出演料、お車代的な、、葬儀の御花料とは違う…一般で言うおひねりみたいな…町内の祭り規模なら来てくれるけど、今現在はコロナ対策ができることが条件で、おいそれと気安くはいかない神楽の本場、石見地方でも対策したうえで上演はポツポツ再開されてはいるが、まだ少ないまあこれはさておき、、コロナ以前同様に盛んに舞われることを熱望するし、コロナ終息を願う有明のストーリーは佐賀城主鍋島信濃守勝茂公は、毎夜のごとく悪夢に悩まされ、体力も日増しに衰え政治(まつりごと)の席にも顔が出せなくなった。主君の身を案じた近習頭(きんじゅうがしら)の重松進左衛門と狩猟方(しゅりょうがた)を勤める千布本右衛門は、遂に勝茂公の寵愛する側室お豊の方の正体を見破る。お豊の方に乗り移った怪猫を激戦の末、見事退治した鍋島藩の「化け猫騒動」を神楽にしたもの。 と石見神楽公式サイトにある登場人物信濃守勝茂(しなののかみかつしげ)…2番目の登場人物お爺、お豊に滅多打ちにされ早めに退場お豊(とよ)の方 …最初から出てきて本性が出たり隠れたりする主役?、最終形は鬼猫・怪猫重松進左衛門(しげまつしんざえもん)…エンジの狩衣を着てる人、後半に脱ぎ右衛門と共に戦う千布本右衛門(ちぶもとうえもん)…武士の戦闘服、初めから陣羽織を着て登場この演目は非常にわかりやすくなっており、自分が創作神楽にハマったきっかけになったものこれを見て神楽ファンになる人は多いだろうな、、後野さんが好き、とはいうものの佐野さんも上手いな甲乙つけがたいわ、何度見てもおもしろいそうさせるのは、面の早変わりがトリッキーで何度見てもわからない、、、、衣装の早替えは見破ったけどな、どの社中も面の早変わりは分からん実際に生で見てたらわかるかもしれないけど、松江から浜田は通しな、県内なのに、、、演出も効いてる、鬼が舞台を下りて客席で暴れるのは普通、いつものこと怖がらせたり優しい部分を見せたり、子供にも人気でとにかく誰もを魅せつけ一体感を生むもし自分が子供だったらぜひ掠ってほしい、、子供の頃、5レンジャーがパレードに加わるイベントで、ショッカーにさらわれ見事大泣きしたけどな、その様子をテレビで放送されたけどな、、でも石見神楽の鬼になら大人になってからでも歓迎よにしても最後は白い着ぐるみ、、化け猫、白猫のためカッコいい白装束になるので汚れるのを心配したりして野暮、アイサッァ、、怖くないので、お子さんと一緒に見てみては・・・?シアターモードや大画面で見ることを勧めるこれは浜田にある海洋館アクアスの定期公演のもの、水族館の中では白イルカがショーに出て、野外ではこんな熱い催しがやってますこの動画、合間に館内アナウンスが入ってたりするけど、気にしない実は神楽を見るために移住したい、とも、、思ってたりして・・・秘かな夢、アイサッ自分の神楽熱はまだ冷めることを知らない・・・(自らの今年の名言)
2021.05.29
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昨日、島根原子力館のイベントで神楽があって午後の公演に行った(今日と2Days)この建物は母の実家と同町にあって、ひと山超えたら島根原発もある幼いころから馴染みのある所で、今頃ではふれあい動物園や化学実験みたいな催しがあるのは知ってたが、まさか神楽が来てるなんて思いもしなかったコロナのせいで今回は(前回は中止?)予約制だったけど、来たら行くに決まってる✨出雲の団体なのに広島の安芸神楽をやってるというので異色で珍見終わった感想は島根県西部の石見神楽とは違い、大衆演劇っぽかった石見神楽は伝統を感じる硬派、安芸神楽はみんながわかりやすい軟派、といったところ?、、、あくまでも個人的な意見です演目は「伊吹山」生で初めて見た、席は後ろから2番目のど真ん中で、大人げなく子供を差し置いて見たわ■ 登場人物 ■ヤマトタケルノミコト(景行天皇の第二皇子)鬼、悪弧、大蛇、←どいつも悪者風呂焚きのケンヤン、とその家来や家来の家来 ←脇役ヤマトタケルと脇役がまず順に出てきてから場をまとめ、掴みはOKよとなりいったん幕が下りる間をおいていきなり鬼がバッと登場すると、これで一気に客の心は持っていかれる伊吹山に立てこもる悪鬼、悪蛇と千変万化に変化する鬼神を退治する命令を受けたヤマトタケルノミコトのまずは鬼退治の始まり部分みなさん立ち位置や動作の形(かた)は稽古通り←見たことないけど予想狭いステージで大変そう、石見地方の神楽は神社で舞われることが多いので同等の広さだとイケるけど、広島の安芸神楽はいかがなもんでしょうか?合間で出演者たちが客席をまわり怖がらせたり愛嬌をまいたり、この間も裏ではテンテコマイかも客席をうろつくってコロナの観点から別の団体はこういうこと控えるんですがね、ホール側の管理が行き届いてるから?実現?自分なりにいい画を取ったなと感心、もっと下が写ってたらよかったけどタケルが切れとんがなキャノンEOS Kiss X9i ←書くほどのもんでもないか神楽でこういうことはよくある狐の子が猿?中の人はホントの親子だったり・・・子はデビュー?次世代の役者はこうやって度胸を付けるそうこうしてる間に裏では大慌てで次の準備が進む、見えてないけど察したこれ狐の進化系?獣役は着ぐるみ着用、こんなこともよくある白は汚れが目立つけど、白なんてよくあること面を付けない男性は広島神楽だとイケメン的メイクをしておりますもうここまでくると何でもござれだオロチィィィィ???登場このオロチけっこう傷んどるがな、大蛇と言えば昔は青か緑だもんな経年劣化?オロチの4頭立てこの体勢きついぞ4頭ウ〇コ巻き(失礼っ🙏)紫の蛇胴が破れてて痛いわ蛇胴は提灯の原理を利用して竹で枠が作られ、それに強度のある石州和紙を貼ったもの、敗れても修理可能どれも独りで操っております島根西部の石見神楽は大蛇を毒酒で眠らせてから退治するんですが、伊吹山のオロチは何で眠ったんだろう、演出にちと無理がある気が・・・大蛇が出てきてからは舞台が締まりませんでしたなあ ←個人的見解、軽く流してねっていうか大蛇の演目でとどめを刺すのはスサノオなんだけどな、タケルかぁ‥‥‥伊吹山とはそういうもの?広島神楽は創作部分が多いんかな?まぁ形にとらわれないのがゲージュツですもんね最近の大蛇では最後に残るのは白が多い風呂焚きのケンヤン、とその家来この人たちは最初に出てきてストーリーテラー的に、物語の進行やつまらん世間話を語ってつなぎの役割、盛り上げ的な、賑やかし的なのでメイクは面白く、子供ウケがいいように楽奏の方たち大太鼓はクライマックスでは立って叩いてたな、ノリノリ島根原子力館、山のてっぺんにあって超久しぶりに運転してったら、ええぇ?どこまで登るのっていうくらい登って疲れたわ、、カーブ多いし、けど道幅広い眼下に恵曇港が見渡せる、海はいいなぁ島根原発も見える、今は稼働してるのか?タワーてっぺんのライトは点灯1号機と2号機、どっちがどうだかわからん3号機は山に隠れてる、これで中国地方の電力をまかなってるのかなん?帰りの道路脇には監視カメラが中腹付近までずっと付いてたわ、行きは気付かなかったテロ抑制?あれはカメラ??ニセモノ?…なわけないかっとまあ、エンジョイしてきましたわ、堪能してきた、外は暑いくらいに晴れててよかったオカンの実家には寄らなかった、時間なくて島根町にも行けなかった今年のGWはこの程度の用で何事もなく終わった、この日だけはいろいろ非日常を見て充実してた
2021.05.05
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4月だからというわけではないだろうけどカレンダーの4月は四神、よじんと読む東西南北四人の舞い手が四方四角を清め、神楽殿に神々を勧請する清めの儀式舞い堅苦しい言い方だけど勧請(かんじょう)とは仏教用語で、神仏様は見えないけど常にどこかに居られて自分たちを守って導いてくださる存在、・・・みたいなで、それを心から強くお願いするみたいな、、の意味あんまり書くと宗教的に思えてしまうので控えるけど、個人的に自分はあらゆる神に守られてて常に見られてて、悪どい考えを持たないように、いい意味で見張ってくれてる存在と思ってるで、神楽を舞う方々は神と繋がるように我々を代表して感謝の意とかを伝えてくれてるそもそも(特に)石見の神楽はその昔、舞い手は神職に就く者が務めていたけど、法律だか何だかにより舞うのを禁止されたそれにより神楽を舞うことが農民に伝えられて、演出が派手になったり団体同士で競うようになってスモークや火花を用いるようになって今の形にいい進化を遂げた神を楽しませると書いて『神楽』だ似た意味合いを持つものに松江のホーランエンヤがある、2019にあったなぁ、、もうそんなになるのか、あの時船の上で踊ってたのも神様が退屈しないために見せて御もてなす意味がある神楽やら祭りやらは神聖な意味合いを含んだものがほとんどだと思うなので過疎地だったりしても祭りは行われるし、絶やしてはいけないものだそう思っていても現代からそのようなものが消えていくと悲しい、、悲しいかなぁ…‥ところでこの神楽、四神はネットにデータがあまり載ってない、けど神楽団体にとっては重要な演目だ、演目っていうと安っぽく感じるけどこれに関しては儀式舞い誰もが凝った演出のものに目が行きやすいけど、儀式舞いも素晴らしい、、儀式と言っても静かなものではなかったりするので魅力があるこの舞は儀式神楽の一つで、その名の通り4人の舞手が左手に御幣、右手に鈴を持って舞う。この神楽は塩祓いと同じ意味を持ち、四季の神々をお迎えするために舞われる。奏楽も舞手も四季の歌をうたいながら舞う。 と、益田の中で好きな団体久城社中の演目紹介にある、動画で舞ってるのは浜田の宇野保存会だけど登場人物は舞い人4人歌「津の国の和田の岬に時雨(しぐれ)来て 笠持ちながら濡るるよしもがな」訳 津の国とは現在の大阪府北中部の大半と兵庫県南東部にあたる 和田の岬とは、兵庫県の輪田の岬のこと 和田の岬に時雨が来ればいい、傘を持ちながら濡れてみたいものだなぁ、の意 よしもがなとは、手立てがあればいいという意味 訳は校訂 石見神楽台本を参照とても美しい光景が目に浮かぶ歌で、舞いも所作も美しい、儀式舞いは奥が深いものだし、いろいろ調べたり学ぶと為になりますね神楽演目を紹介してるといい影響を吸収できるし、神とか仏とかが身近に感じられて己を律せねばという心境になる、、、不思議
2021.04.24
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石見神楽カレンダー3月の演目は鬼反しだったけど、これについては去年の11月に紹介したので今回は浜田の社中で一番好きな団体、後野さんの演目「鏡山」を紹介カレンダーでも今月は偶然にも後野社中が舞ったバージョンの鬼反しの画像で感慨昔から伝わる古典の演目は数あれ、その中でも社中に代々伝わる演目やオリジナルも多くある「校定石見神楽台本」には掲載されてないけど、社中を代表するものや古くからあって定着したもの、これに関しては各社中さんが大切に保持しているものだと思うで、自分は完全にこっちの方が好き、大好き、古典もいいけどやっぱり創作だねという結論に落ち着く創作演目に関して多くの人は知らないでしょうが、最近はユーチューブの動画でも見つかるものがあって嬉しい石見神楽界にも新風が、、創作とか特別講演のようなものは隠しておけるのもじゃない、現代の情報社会ではバレバレになってしまうね創作神楽は演出がとにかく派手、ストーリー展開にも驚きがある、もしかしたら各社中同士で競ってない?と疑うほど磨かれてて面白さしか感じないこの鏡山も今は自分の中で「No.1」だ、ちょっと前は佐野社中の「有明」が1だったな、これに関しても1か2かの違いだけなのでいつか触れよう鏡山のストーリーは浜田藩第6代藩主の奥方に、御付(おつき)の局として仕えていた岩藤は中老(ちゅうろう)の尾上を妬み、配下の諏訪に命じて草履をすり替えさせ、陥れようとする。急用で奥方に召された折、やむなく履いた草履が岩藤のものであったことから、岩藤にきつくとがめられ家名を辱(はずかし)められた尾上は、無念の自害を遂げる。これを知った尾上の召使いお初は、直ちに尾上自害の懐剣(かいけん)で主人の仇を討った。 と石見神楽公式サイトにある登場人物お初(松田察)…24歳、尾上の召使いで尾上思い(アレ?この24歳ってどこから出てきた?)尾上(岡本道女)…岩藤から妬まれている、他人を悪人と思わないような世間知らずなお嬢?諏訪 …岩藤の召使い、目立たぬ存在で岩藤にいろんなことを告げ口するような性悪女岩藤(落合沢野)…性格悪いお婆・・後に怨霊と化す 各人の性格は個人的イメージよんっフルバージョン、47分(出だしは挨拶)浜田藩に努める女4人が順に出てきて舞っていろいろあって問題発覚、、女ってやつは面倒なことを引き起こす生き物ってこと岩藤が自分の草履を勝手に使ったことに腹を立て尾上を敵対視する舞い(回り)ながら岩藤の表情が険しくなり、召使の諏訪でさえも恐怖を感じおののく…ここの面の早変わりはどうなってるんだ!?とやってる間に白装束姿になった尾上が自害する覚悟で再度登場すぐ代わって敵(かたき)を討つ気満々のお初に、形相が変わった岩藤が出てくるもあえなく刺殺される怨霊となった岩藤が傘に隠れながら再登場するが、武闘の衣装チェンジしたお初に息の根を止められそう・・・!瞬間に人間の姿に戻った岩藤、、ここらでちょっと泣いてしまう、見てる方がいろんな意味が重なり切なくて、この演目は奥が深いって、、気づかされる最後はお初の勝利の舞いで終結、、、長い内容だったけど面白かったね、動画が物語る舞っているのは全部男性、石見神楽は笛以外女人禁制よ、一部チャンガラ(銅拍子)は女児ならOKオッサン以外のスタッフには嫁とかおかんとかおばちゃんが出入りしてたりすることもサビをまとめた(音楽じゃないのにね)短いバージョン⇩岩藤が鬼となり怨霊になって出てきて、お初が懐剣で尾上の敵(かたき)を討って最後の勝利の舞いまでのカットこれがこの演目の一番の見どころだな、これも良いとこ取りでいいけど、でもフルバージョンのほうが見ごたえあるわな先に言っちゃうけど、鬼から人間に戻る面の早変わりがこの演目の魅力、スゲエ早さ現代の狂気じみた悪人から真の善人に生まれ変わるみたいな要素が垣間見え、そこが何だかもの悲しさを誘い『人とは・・・』ということを考えてしまう強い印象があるちなみに今月の演目「鬼反し」については去年ここで書いたさらにちなみに「校定石見神楽台本」についてはここで入手できる、貴重です細かい解説付きでカラーページはほぼなし、っていうかセリフや所作が主に記載されてるのでこれを基に舞われるんだろうなと納得、神楽を鑑賞するうえで自分も持ってますセリフで何を言ってるのか、その意味は何なのかが丸わかり
2021.03.28
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2021カレンダーということで前年とは違う演目で「八衢(やちまた)」が登場した「やっちまった」ではないよ、けど覚える時にわかりやすいこの演目には猿田彦(さるたひこ)が出てくる、かの有名な人ですっけ?自分の中では有名な人扱いで、、、この神楽は天孫降臨の神話がベースにある八衢は道がいくつもに分かれている所のこと、で、こんな場所から物語がスタートするってちょっとワクワクしない?登場人物は天鈿女命(あめのうずめのみこと)と猿田彦大神(さるたひこおおかみ)ストーリーは『ににぎの命(天照大御神の御孫)が降臨の時、鼻が高く背の高い猿田彦の命が道案内しようと待っているのを、道をふさぐ者と怪しく思われ、宇津女の命が問い正した。 猿田彦の命は、ににぎの命を日向の高千穂に案内する為待っている事を告げ、不審を解く。猿田彦の命は宇津女の命より広鉾を受け、ににぎの命を案内すると共に陸踏海路の導き守護神となる舞である。』 益田市観光ガイドより内容は簡単でしょ神楽の動画で見ると姫だったり女神だったりの女役は、優雅な舞いに割かれる時間が長いまず舞いがありきの神楽だし、この八衢はその辺が特にわかりやすい登場人物の掛け合いや戦いやらが諸々終わったら淡々と幕を下りるだけが神楽のパターンそれを踏まえて見てみようシンプルでしたねちなみに女役も男がやってます、神楽では舞えるのは男だけ、お囃子の笛や手拍子(チャンガラという楽器)のみ女人OK近年は首元にピンマイクが仕込まれてるのでセリフが聞き取りやすいそれによって姫なのに図太い男性の声を拾うようになったりして、なんだか複雑な思いをしてるのは自分だけ?姫や女神は動きがハードじゃないので面の下はお爺さんだったりということもあるので、もし見かけたら優しく見守って!(人前で面を外すことはまずないけど映ってしまうってことはある)石見神楽はヤローの世界です女人禁制ってわけじゃないけど、重たい衣装を着て激しく回ったり動くって女にはできない芸当衣装って重たいぞぉぉ、身動きとれんぞ着させてもらったことあるけど「ついでに刀持つ?」と聞かれて軽くOKしたら重い衣装にさらにずっしりな刀で、記念撮影の時は顔で笑って耐えられない重量をやせ我慢してたあの時は刀持ったままよく手を振り上げられたなぁ、腕力がいって手がワナワナ震えたわ
2021.02.21
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今年の石見神楽カレンダー1月は「恵比寿」恵比寿は縁起がいい内容ということで、祝いの席や記念日などにも舞われる毎年正月や盆には、例えばイオンやゆめタウンみたいな大きめショッピング店等ではイベントとして組み込まれてる自分が神楽を見てるのも大半がイオンこのご時世に去年と引き続き、イオンに社中の人達が来てくれるとは思ってもみなかったけど今回も来てくれた、公演はなく店内の練り歩きだけだったけど個人的には満足できる内容に思えた今年も神楽に関しては幸先がよかったので、どうにか見れるかもと今後に期待するところでカレンダーの演目紹介も2年目に突入して、この1年も続けられそうな見通しがついたただし演目は無限じゃないので去年とかぶるったりする、…かもその際はそれのコアな部分や関連知識を紹介する気でいる(自分自身がさほど詳しくなくても)この神楽は、出雲の国美保神社の御祭神、恵比須様が磯辺で釣りをしている御姿を舞ったものです。 にこやかに鯛を釣る恵比須様の様子が面白おかしく、心の和む演目。と浜田の島根県西部公式観光サイトに紹介されてる確かに明解な内容でわかりやすく見るもの誰もを笑みにしてしまう単純な中にも恵比寿さんが撒き餌と称した飴ちゃんを巻くことや、コミカルな所作は見どころとなってて盛り上がる恵比寿に関してはお客さんとの一体感に魅力があって、一度見てその輪に取り込まれると抜け出せなくなる◇ 恵比寿のワンポイント ◇恵比須様は昔から漁業、商業の神様として崇拝されている大国主命(おおくにぬしのみこと)の第一の王子で八重事代主命(やえことしろぬしのみこと)が本名ちなみに第二の王子「建御名方命(たけみなかたのみこと)」は演目「鹿島」に出てきて、ぶっちゃけ言うと悪役、神楽は演目が違えど登場人物が身内同士だったりして、そっちから目線で見ると奥深く楽しめる美保神社は全国各地にある「えびす社」3385 社の総本社で、我が島根県松江市の最北(端っこ)美保関町に位置する
2021.01.24
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昨日はイオン松江で石見神楽の公演じゃなく、店内の練り歩きがあったコロナのせいで公演は中止になったようで、鍾馗の神と鬼、スサノオと稲田姫、恵比寿が代わりに歩くという、松江ではなかなか見れないレアな出来事どのようなものかと疑問に思いながら行ってみたけど、これはこれで公演とはひと味違った楽しみ方ができた30分を3回と短い時間でも、神楽団員は楽しませ方や魅せ方を知ってるので、店内で浮くことなく溶け込んでて「正月らしい」と発するお客さんもいるほど馴染んでて違和感はなかったとはいうものの、イオンの中に異世界が広がったような瞬間でも文句を言うものはなかった練り歩きのスタートは1階のイベント広場みたいな所から出演者はわらわらっと集まって、よし行くかみたいな軽いノリでスタートした自分のようにわざわざ行ったと思える人は多くなく、家族連れやお父さんと子のような親子が、社中さんの出で立ちにつられて集まったようだった自分だけが一眼を構えてて気合が入ってます感があって浮いたけど、こういう熱狂的な人がいるんだってのを出演者へお見せし応援になればと最初はスサノオおーい、嫁の稲田姫はどこに行ったぁ?次に続くのは「鍾馗」の神と疫神(鬼)神は疫病の塊(現代でいうとコロナウイルス)である鬼を茅の輪にかけ退治する現代の状況と神楽の演目「鍾馗」のストーリーが重なってて、今なら「待ってました!」っと大声で言いたい本物の鍾馗と疫神が初めて見れて感激どちらさんも撮られ慣れてるので、皆さん一眼に向かって決めポーズをやってくれますなぁわちゃわちゃとスタートしたものの、歩みは進んでるもんでエスカレーターまで来たこんな装束の人がエスカレーターに乗ってるなんて、めったに見られない図なので激写、みんな足元を見てるね、面で見えにくいのかも最後は社中の人、ちなみに来てくれたのは浜田の後野社中さん、去年のイベントでは「恵比寿」と「大蛇」を舞ってくれたなぁ疫神は物語の中では最後に退治されてしまうけど、性格は自分勝手な暴れん坊、最後はやられちゃうのにね、それなのに一番偉そうに歩いてるどの社中も鍾馗の演目だけは力が入ってて、特にこの疫神は社中が一番力を入れ豪華で金額の掛かってる衣装をまとわせる花形後ろにつくのは鍾馗、鍾馗はスサノオと同一人物?唐の国の「鍾馗」の物語と能「鍾馗」、須佐之男命と蘇民将来(そみんしょうらい)との「茅の輪」の故事が合体したものなのでどうなのかな?鍾馗は烏帽子にうさちゃんの耳みたいななのが付いてるけど、スサノオは普通の冠互いを見分けるならここじゃスサノオの後に恵比寿、なかなか見られない組み合わせは神楽のお仕事から離れオフだから?稲田姫は自販機を物色、喉でも乾いたのかしら歩きながら各人物のキャラもしっかり演じられ、この稲田姫もやってるのは男性なのに女子より女子らしい仕草と歩調鍾馗と疫神はいつも一触即発常に戦闘状態になって、見るものを楽しませてくれるでも今日はルンタッタ♫楽しいショッピング気分に見える鬼(たまたまね…、見えるだけよん)御一行様がイオンの通路を通りますよぉぉぉスサノオ惜しい、旗に顔が隠れたぁぁぁ代わりに先導の社中の人は優しそうな表情並ぶ順番は常に入れ替わり、見物客が後に続き人気の行列自分も恥ずかしながら子供に負けじと付きまとい・・・・・恵比寿さんに群がるのは子供飴ちゃんがもらえます、自分の前はさすがに素通りかぁもらえる飴は福飴という縁起のいいものでご利益ありそうスサノオの後に待ってぇぇぇ♡な稲田姫(たまたまそんな絵に撮れた)二人は夫婦、でもどっちも面の下はヤローですスサノオ、鍾馗の鬼、鍾馗と続くこんなシーンはレア、夢のような組み合わせ鍾馗の茅の輪をかぶせられると疫神はパワーを抑えられる逃げようとする疫神練り歩きの合間でも鍾馗が鬼に茅の輪をかける名場面が幾度と盛り込まれてた残念かな、肝心な名場面がカメラに収まってなかった、何しろ大勢のジャマが入ってイオンの人のスマホにも自分が撮ってるのが写ってるんだろうな、鍾馗の名場面を挟みつつ互いを撮るって…‥疫神、ドアップ、迫力がある公演ではここまでのアップは撮れない、望遠じゃないよ鍾馗もアップ今回は特に鍾馗の登場人物をレンズで追ってしまった、こんな機会はもうないかもしれないので歩きが終わったら最後は記念撮影タイムスサノオと稲田姫は定番で仲良しカップル疫神と稲田姫が隣どおし鍾馗と疫神は両端にいたので、こんなところも仲が悪い感を貫いてるのかな鍾馗と恵比寿さんが並んでるなんて、めったに見れるもんじゃないよ、2人とも神には違いないけど歩きの後は記念写真タイムで客が引くと展示物を撮影、これは歩きの前でも映せたと思うけどこれはこれで、こんな機会はほぼないので、自分の目とカメラに焼き付けた触れられないけどこの衣装は神が身に着ける「水干」と呼ばれるもの鍾馗の場合は袖口や裾口は輪っかが連なった柄のものなんだけどなぁこれは鍾馗じゃない人物のかな、刺繍は龍続いて鬼着で刺繍は獅噛(しかみ)獅噛というのは恐ろしい形相の鬼神面や顔をしかめた鬼や獅子の面のこと1着2~300万円はするので、この会場では御いくら万円が掛かってるのだろうと、いつも思ってしまい自分は下種な人間なんだなと寂しく自覚するこの展示物じゃなく歩いてた人達の衣装分もあるし陣羽織は武士が合戦の時に具足の上に着用した上衣刺繍はここも龍だなサイズが小さいので子供用?のようで、石見神楽は子役も手を抜かない、どれをとっても職人の腕の良さをうかがえるこういう環境があって、職人や舞い人が育って、次に受け継ぐことができるんだな石見の子供が夢見る職業、石見神楽、、、いいんじゃない?全てが終わると衣装や大蛇の展示物の隣にチラシやパンフがあった演目紹介は初心者には充実のパンフレットで、あと浜田市関係の諸々、ここも石見神楽だよ~んもちろん持って帰るわ、・・・ひとつ悲しかったことーーーー、自分が税や送料をかけてまでゲットしたカレンダーが1割引きで売ってて、やっちまったなぁ、、、と天を仰いで神にすがりたくなったそのうち社中の代表?の人が出てきて10分くらい喋ることができて収穫だった、この人が神か公演はなかったけど、皆さんのパワーを頂いた気がするので、明日の仕事始めからがんばれそうだ
2021.01.04
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思えば、今年も今日で終わりだカレンダ2020年版でのトリ、12月演目は「大蛇」だった今年からカレンダーの演目紹介ということで、毎月やってきて自分なりに改めての理解ができ、新たな発見もあってよかった多くは自己満足だけなのだがこの「大蛇(おろち)」実際に見たことがなくても、有名どころなので“おろち”という名前だけは多くの人が知ってると思う知らない人のために説明、ストーリーは高天原を追われた須佐之男命(すさのおのみこと)が出雲の国 斐の川にさしかかると、嘆き悲しむ老夫婦と稲田姫に出会います。理由を尋ねると、八岐(やまた)の大蛇が毎年現れ、既に7人の娘が攫われ、残ったこの稲田姫もやがてその大蛇に攫われてしまうと言いました。 一計を案じた須佐之男命は、種々の木の実で醸した毒酒を飲ませ酔ったところを退治します。 そのとき、大蛇の尾から出た剣を『天の村雲の剣』(あめのむらくものつるぎ)と名づけ、天照大御神(あまてらすおおみかみ)に捧げ、稲田姫と結ばれます。 なつかしの国石見より今までにこの演目は何度も見てきた浜田の社中がわざわざ松江にまでやってきて公演をしてくれるそれは時期ごとのイベントだったりが多く、正月や盆、どこかの地区の祭りだったりもある何かの区切りなので縁起物の「恵比寿」や、盛り上がる「大蛇」は2点セットで舞われるのがお約束ところが今年はコロナのせいで年明け2月以降は公演がことごとく中止になり、神楽好きの自分としてはショックで気持ちの持って行く先を失ったこれまで見た展開としては、稲田姫の姉が大蛇にさらわれ食べられて人々に恐怖心を植え付ける幕開けからだったり、スサノオが出てきて登場人物も順に出てきて毒酒を作り大蛇を退治するという2パターンが多く、後者の方が一般的だと思うが前者も確かに見た毒酒を作り・・・・・の後はどこも同じ舞台の大きさや舞う時間の関係で話が搔い摘まれてたり、演出によって物語がガラッと変わることはないけどちょっと違うことはある浜田と益田でも違ったりするま、ここら辺は多くの人が知らなくてもいいことなので、置いといて「大蛇」は古事記や日本書紀でも出てくるらしいけど、自分は分からないし深く関わらない日本書紀って何?聞いたことはあるけど内容は不明、、、興味のある人は学んでください石見神楽の大蛇のスケールの大きさは提灯蛇胴考案により一大改革を起こしたというこれも浜田で生まれた蛇腹状の胴体の道具のことで、今では全国に広まったようだ詳しくはまたいつか…‥・・・触れるのかなぁ?ともかく、来年も神楽好きは続くと思うけども、コロナのせいで公演がなくなり生で見るチャンスも減り、気分を解消する手立てがないことに悩むわ正月に地元イオンのイベントで自分の好きな団体「後野社中」が来るけど公演はなく、店内の練り歩きが3回ほどあるんだと練り歩きって、、、面の下はイオンの店員ってことはないだろうけど、ありがたみが薄れるなぁ行くけど!写真も撮る!ガン見もする!けど…‥鬼やスサノオの後を大人の自分が子供みたいに付いて回るのかなぁぁぁ?恵比須、スサノオと稲田姫、鍾馗と疫神(鬼)が歩くらしいし、衣装の展示もあるって、、、、試着はないんだな・・・今はどんな風に撮るのか、どう歩いてくれるのか、話せるのか、、それが年末のちょっとした疑問来年はいい年に!自分にとっては変革の年になるかも、、みなさんよいお年を・・・
2020.12.31
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年の瀬に来年の石見神楽カレンダーが浜田から届いて、ウッヒョ~っと歓声これは先月に注文したもので送料もかかってるので、ぜひとも元を取りたいどうやって元を取るかは未定だけど、なんだか縁起のいいものに感じるので大切にしつつ、日々が充実するように祈りながら毎月めくるつもりだ現在も台所に今年の神楽カレンダーが貼られてて、残すとこあと1枚で次のカレンダーを欲望してたところでどうにか入手できたので、めくる度にその月の演目とその内容の意味を心に刻んでる表紙は演目「鍾馗」鍾馗は疫病退散がモチーフなので、その意味も込めてこれにあてられたのだろうっていうか、今年の表紙も鍾馗だったけど背景は赤だったなぁ2年続けだとコロナ終息の意味合いが強くなって、次は青背景ときてるので医療従事者への思いがあるように感じる毎月ごとに演目が変わり説明文が添えられてるてるので、神楽を知らない人にもわかりやすいこういうのをメッセージとして人に贈りたいなぁ、金銭的に余裕があれば、、来年こそは宝くじでも当たらないかなぁ自分の誕生月2月、おっ!?八衢かぁぁぁ演目「八衢(やちまた)」は、ににぎの命(アマテラスの孫)が降臨の時、道が多方面に分かれたので猿田彦(さるたひこ)の命が道案内しようと待ってて先導したという話猿田彦はこれによって道しるべの神として奉られているとさ、神楽のストーリーには意味があるこの演目はそれほどメジャーではないけど、好きな人は好き(そりゃそうだ)猿田彦が好きとか10月は「日本武尊(やまとたけるのみこと)」英雄ヤマトタケルノミコトの東国平定の物語天皇の命令に従わない兄弟を呼び集めるが、日本武尊を討つ謀りごとが思いつかないので賊首に教えを請うけど、宝剣により兄弟たちは退治されてしまう、という戒めの内容演目としてはもそれほどメジャーではないけど、最近は舞う社中が増えた?かな日本武尊は多くの人が知ってて人気があり、登場人物が多いしストーリー的にもおもしろいカレンダーもネタが切れそうなのか、メジャーどころではないものも取り上げるしかないわな個人的に日本武尊より幼少の頃の物語「熊襲(くまそ)」のほうが好き、けどこっちのほうがもっとメジャーではないな人気演目ばかりだと充実かもしれないけど、全体のバランスがあるのでどんな演目になっても楽しみにするわ欲を言うと各社中の創作演目どころにもポイントを置いてほしいなぁそうなったら夢のようだわ今後も石見神楽カレンダーが続く限り、送料が高いけど買っちゃおうかなぁ石見の地元に住む人は容易に手に入るだろうな、うらやましいわともあれ、表紙の鍾馗のように疫病(コロナ)退散が実現するように祈り、来年こそ多くの社中のガチ公演を生で見たい
2020.12.20
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早いもので石見神楽カレンダーも残すこと今月と来月の2枚このくだり、来月も一緒になりそう石見神楽は大人になってから好きになって(といっても20代前半)、近年は実際に社中の人が松江にも来てくれて公演があって、見に行く確率が高くなってウッホーっと喜んでたところが、今年はコロナの影響で中止続きで、直に見に行ける機会がなくなって、気持ちの盛り下がりを感じずにはいられなくなったせめてもカレンダーで雰囲気や気持ちを盛り上げたいと思い、台所にカレンダーを吊り下げてメシを食べながら眺めるという幸せを、文字通り噛みしめてた神様の計らいかカレンダーをゲットした時期は、コロナのコの字も生活の中に存在しない平穏な頃その3カ月後に今の状況になるなんて誰も知る由もなかっただろうなできるならコロナを殺したい、ウイルスを抹消したい誰もがそれを望んでるでしょうが、コロナの次は新たな菌が人間界にのさばろうとするのかな石見神楽の世界では「鍾馗」という演目があって、この内容は疫病退散がモチーフとなっているその大昔にも、現代のコロナと同様のウイルスや、大病や不治の病に立ち向かうような状況があったでしょうから、願いや祈りを込めて「鍾馗」が生まれたんだと思うのはさておき、今回のカレンダー演目は「鬼反し」だ「おにがえし」ではなく、「ちがえし」または「きがえし」と読む鬼が殺されず降参して改心するという、パターン的には珍しい内容で平和な結末なので好き大まかな内容は常陸(ひたち)の国、鹿島神宮(茨城県鹿島町)の祭神である武甕槌命(たけみかづちのみこと)が世界各地を荒し廻った大悪鬼を退治する神楽。神と鬼が幕を挟んでの言葉の戦いで掛け合い、そして立ち会いとなるが、鬼は破れて降参してしまう。 石見神楽公式サイトよりこの武甕槌命は、戦の強い武勇の神でもある(演目「鹿島」にも登場)人を喰わず九州高千穂の峰に有る千五百穂の稲穂(米)を食えと鬼に命令し、九州地方の農業の振興を計らせる後に食物の神として祭られるという美しい終点神楽の登場人物は武甕槌命と大悪鬼の2者だけなので、内容も分かりやすいセリフ等や解説付きはこの動画↓団体が活動する地区は違えど、演目の内容設定はどこもほぼ一緒浜田で見ても江津で見ても、登場人物や展開に違いはないどの社中も昔からの伝承を守って受け継がれ、それを見せてくれるので見る側も襟を正して見ようではないかカレンダーもあと2枚、となると来年版も欲しいと頭をよぎるほしいのだけど神楽の本場浜田から直送の通販なので送料が掛かる送料無料になるには1万円以上の購入が必要いろいろ買い揃えていなかった前回は簡単に1万越えになったけど今回はう~ん悩む900円送料なら安いかぁぁぁ…・・…安くはないな…来年こそは送料や手数料に関してケチを言わないセレブでリッチな人間になりたいっていうか、定形外っていうテもあるかぁ明日冷静になって考えてみよ
2020.11.21
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早いもので今年も10月が終わって明日から11月になる月替わりカレンダーだとあと2枚年々、月日が経つのが早いし、この早さは誰にも止められない石見神楽カレンダーでの10月は「五神(ごじん)」という演目だったこの演目は通しで見ると1時間越えの長編大作で、石見方面でも直に鑑賞できるのはレアのようだネットの動画でもなかなかヒットしない、ていうかヒットしても長時間の観賞は気軽にできないこの演目、勉強になることが多くおもしろいとは思うけどぉぉ…物語は、春夏秋冬の四神はいずれも四季(東西南北の意味に近い)の中の一季を分配し、それぞれの方角を占拠し、 国士安隠に仲むつまじく、合意的に日常の生活を楽しんでいた。ところが土の神の埴安(はにやす)大王のみが、他の四神から差別的に冷遇視されたので、 信者を国常立王に派遣して領土の要求を依頼した。しかし四神たち天下はすべて四神の国土であると強調した。 この言葉を聞いた埴安は激怒し、軍勢を押し出して四神との間で格闘となる。この最中、式部の老人が登場し、五神たちに神勅を下し、分割して仲裁をする、とある 「なつかしの街、益田市より」衣装や面が最も豪華なのは、内容が農事に関係しており、尊重されているからで、農民の知識、哲学、倫理観を集大成したものといえます、ともある勝ち負けがついて解決するといういつものパターンではなく、鬼は出ない、勝負事でもない、そんな世界を示したひと味違う内容領土争いを描いたものではあるけど、人間が学ばなければと思う要素が詰まっていて、ここへきて石見神楽や神話が何を伝えたいのか深く考え悩む登場人物は貴い(尊い)神とて神の行いが正しいとは限らず、人間の縮図を見せてくれるようだ、と自分は解釈セリフの言い回しや物語設定が難しいので、引けてしまうけどじっくり見ればおもしろさと意味が分かり感慨深いストーリーが長いということでセリフの一部は地元の人に馴染みのある石見言葉(石見弁)になっている(ちなみにこの動画は江津の社中)歌や口上が字幕で説明されるので、方言が分からなくても意味はわかるとっても高度な諭しとお教えを説かれていると察する石見神楽って善と悪があって、ぶつかり合って正義が勝つ的な単純なお話だと思ってたけど、これは穏やかで人道的後半、全員がもめるような演出になってたけど、埴安大王は四季の中央を治めればいいのだという結論になり、最終的には最後に出てきた老人の言葉によりみんなが丸く収まる「五神」というタイトルもあれば「四神」もあり、「八十神」もあるストーリーはどれも違うけど、石見神楽はそれだけ「神」が近い存在であり、尊ぶことが根底にあると信じて疑わない
2020.10.31
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先月は思いもよらない自分の手術などゴタゴタがあって、先月の演目を今月紹介することに脳の手術だったので、今こうして悠長にブログなぞ書いていられるなんて、神様の思し召しに叶ったおかげだ今は家族や病院関係の人や職場関係の人に感謝の念しかない関わってくれた人たちのおかげで、今の自分が成り立っている好きな神楽の動画も相変わらず見れているし、入院中の初めは一人部屋だったのでスマホで神楽の動画を見て励みにしてた退院できて元の生活に戻れて、これから明るい未来が待ってるといいと願う時代はコロナで行動は制限されるけど、心や気持ちは自由でありたい入院直前に、とある神楽団体に我が町内の公民館での講演依頼をした相手からはOKよと返事があったものの、コロナ関連の対策ができることが条件だ今は病み上がりでテンポよく立ち回れないかもしれないけど、いろいろしっかり体制を整え実現したいとなると町内近辺で協力者がいるな、ちょっと考えよう演目「鹿島」だけど、これは大国主命の国譲りをモチーフにした神楽高天原から降り立った経津主命・武甕槌命が、大国主命に出雲の国を譲る様に談判する大国主は「自分は応じるが、二人の息子の承諾を得るように」と言った第一の王子・事代主命は承諾するが、第二の王子「建御名方命」は承諾せず、高天原方の神と力くらべとなるが敗れて信濃の諏訪まで逃げるが、ついに降参して命請いをし国を譲るという簡単に言うとこんなストーリー、勝負でケリを付けるというよくあるパターンだけど、勝負の当事者は誰なんだという、複雑な人間(神様)模様でわかりにくい戦ったのは大国主命の第2皇子「建御名方命」少々、荒くれ者なのでしょうか?舞台では岩に見立てた発泡(スチロール)の塊を軽々と振り回し腕力を見せつける←演出ね相手になったのは建御雷神ターミネーターさながらに手をつららに変化させ、さらに剣に変化させて応戦するという、神話では考えられないスペクタクルな手法を見せるさらに手を掴むと、葦の若葉を摘むように握りつぶして投げつけたので、建御名方神は逃げ出し降参という、建御名方が断然かわいそうで残念な役まわり神様事情は複雑で、神様って案外我がままなんだなぁと、いろんなストーリーを知って出した答え【舞台の登場人物】経津主命(ふつぬしのみこと)武甕槌命(たけみかづちのみこと)大国主命(おおくにぬしのみこと)建御名方命(たけみなかたのみこと)邇摩(にま)高等学校の石見神楽部の動画舞いもお囃子隊も大人顔負けのいい出来で、将来の石見の神楽は安泰だきっちり大人バージョン解説付きなのでわかりやすいかと「鹿島」は別名【国譲り・国受け】ちなみに「事代主命(ことしろぬしのみこと)」は恵比寿さんのこと全国各地にいますが松江市美保関町の美保神社は恵比寿さんの総本社神社周辺は、釣りが好きな恵比寿さんにお似合いの鯛が釣れそうな海が広がってる
2020.10.03
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今日は9時半くらいから突然の雷雨で、カミナリが2時間も鳴り続けてたおかげで気温が下がって、午後からは過ごしやすくなった、湿度はあるけど晴れて太陽が出たら蒸すのかなところで、石見神楽カレンダー8月の演目は「頼政」だった一言でいえば猿がいっぱい出てくる演目として、特に子供には人気だ舞いの途中、猿が舞台から降りて客席を歩き回り、子供を連れ去ったり泣かれたりはお約束舞台上に囃子の人だけを残して無人になるというもしかして創作?と思うほど、ユルさがあるけど正真正銘の昔からの神事の神楽【物語】「この神楽は、源頼政が鵺(ぬえ)という怪物を退治するお話です。平安時代末期、毎夜丑の刻になるとヒョ~ヒョ~と気味の悪い唸りと共に東三条の森から黒雲がわき出て、帝の寝所である清涼殿を黒く覆ってしまいます。帝はそのたびにうなされ、ついには病魔に侵されてしまいました。それは、姿のわからぬ鵺という怪物のしわざ。天皇は、弓の名手である源頼政に鵺退治を命じ、頼政は家来の猪早太と共に森へ向かいます。途中、民が畑を耕していたところに、いたずらをする猿たちをこらしめ、いよいよ鵺も登場。激闘の末、無事に退治することができました。」 なつかしの国 石見 より(ちょっと説明加えた)鵺は頭は猿、体は狸、尾は蛇、手足は虎の奇怪な獣で、登場するとワクワクで「待ってました」という感じで悪役なのに誰もが見たい【登場人物】源頼政(みなもとのよりまさ)面を付けた人猪早太(いのはやた)素顔の人民(民が出ないバージョンもある)猿鵺この動画は島根海洋館アクアス(水族館)の、はっしー広場での石見神楽定期公演の様子水族館の横に神楽の舞台(ステージ)があるなんて、石見人はどれだけ神楽好きなのだろうたぶんDNAに刻み込まれてるな自分も石見に住めるなら住みたい松江という県庁所在地からずいぶん離れてしまうけど、若干不便にはなるだろうけど、大田から益田までのどこかがいい大田は石見銀山があるし、江津と浜田の間にはアクアスがあるし、益田には神楽が間近で見られる「さかなや道場」という居酒屋があって、飲みながら神楽なんてエキサイトしそうだなそれにどこも海沿いで神楽があって、美味しい魚がたぶん松江より安い憧れるなぁ、宝くじでもド~ンと当たらないかな移住したいわ
2020.08.23
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今日から4連休、ノープランだ外は雨上がりで湿度があるので、大事な一眼レフに湿気を与えたくないし、撮るものもないし、思いのほか肌寒いなのでこんな日は動画で神楽だ石見神楽カレンダーの今月の演目は「天神」だ天神は好きな演目、だからといって自分のランキングには入ってないけどストーリーは、菅原道真と藤原時平が出てくるので興味を持つ人はいるかも平安時代、菅原道真は生まれながらに優秀で、3代の天皇に仕えて若くして右大臣にまで登用されるこれを妬んだ左大臣の時平が、あることないことを天皇に告げ口して、道真は京から太宰府(福岡県)にまで左遷されてしまうこの様子を見て実感した随身(従者)が敵を討ちましょうと提案し、道真に討つもの(刀)を授ける嫉妬心から悪心を持った時平は鬼と化し、互いが戦うという部分は創作実際は、道真公は太宰府へ左遷された2年後に失意のうちに亡くなってしまうその後、天皇の御殿、清涼殿への落雷、時平の突然死など道真公の左遷に関わった人物の相次ぐ死、日照りや流行病などの天災に京の都は大混乱し、それは、道真の怨霊の仕業と考えられ都人から“雷神” として恐れられたという本筋がある【登場人物】菅原道真(天神・神)扇と幣を持っている随身 弓と矢を持っている藤原時平 大きな面を付け途中から出てくる【神楽歌】道真が京の都を去る時の未練を詠んだ「東風(こち)吹かば 匂いおこせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ」の歌は、その梅が京の都から一晩にして道真の住む屋敷の庭へ飛んできたという「飛び梅伝説」とともに有名らしい意味は「春になって東風が吹いたなら、その風に託して配所の大宰府へ香りを送ってくれ、梅の花よ 主人のこの私がいないからといって、春を忘れずに咲いておくれ」【見どころ】時平は1回出てきてすぐに引っ込むけど、次は戦いになるので重量のある鬼着(上着)を脱ぐため2回目に出てきたら大きな面も外して身軽になる時平と随身の戦いがあり、時平は卑怯な蜘蛛の糸攻撃神楽での蜘蛛の糸は抗力があるので、随身のピンチに刀を持った道真登場3者の激しい戦い(舞い)の中、衣装の早替わりがある前身頃と後見頃が肩で別れて上半身の衣装がパラリとめくれ腰から下に垂れ、次は鎧姿で戦うこれは「肩切り」と呼ばれ、ホックやマジックテープで留められている肩部分の仕掛けを一気に放つと有効に仕掛けを放そうとしてるなという仕草も自分にはわかる衣装や鎧の重さで遠心力がかかり回転が止まらなくなるとも聞くこの天神は松原神楽社中が舞ったバージョンで、他より長めだけど見ごたえがある松原神楽社中の好きなところは、大太鼓のバチさばきがいい、見惚れる↑これは「八幡」という演目だけど、舞い人より大太鼓の人を目で追ってしまう神楽を見続けると、お気に入りの演目とか、お気に入りの団体とか、応援したい団体とかいろいろ出てきたりするこれだから石見神楽はやめられんな
2020.07.23
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先月の石見神楽カレンダーの演目は「羅生門」だった羅生門?聞いたことあるけど、これは広島神楽の演目で、通しで見たことはないし、広島神楽は石見神楽と少し違ってて、男性の舞い人は老いも若きもメイクしてて、自分は引いてしまうかな、迫力はあるけど島根と広島の県境の島根側は、広島神楽が主流だったりメイクしたりもありだ最近ではこの羅生門、浜田や江津でも舞われてて、台本が流出でもしてるのかなどこかの団体の創作神楽、オリジナルで、昔からある演目ではない自分も今回初めて始終を見たら、案外おもしろかった広島神楽はちょっとアレなので、ニコニコ動画で江津の大津神楽団の羅生門がヒットしたのでご覧あれ大津は結成20年強くらいと新しめだけど、自分が江津の中で2番目に好きな団体で上手ニコニコでの羅生門はこちら>>>ニコニコなので画面上に誰かのコメントが表示されますが、1~2行と少なめで内容は団体の内情を知っているような人のもので、苦にはなりません【主な登場人物】大津神楽団の羅生門の場合源頼光(紫色っぽい狩衣(かりぎぬ)を着た初めの方に出てくる人)安倍晴明(白い狩衣の人)渡辺綱(途中から出てきた緑の衣装の人)酒呑童子(黒髪ロン毛の鬼)酒呑童子の化身白妙(中盤から出てくるお婆さん=鬼)茨木童子(白髪ロン毛の鬼)【ストーリーというか動画の流れ】源頼光は、弟頼信、安倍晴明を邸宅に招き、酒宴を開いていたそこへ渡部綱が参殿する頼光は毎夜羅生門に現われて人々を悩ます怪物の退治を渡辺綱に命じる綱は早速、羅生門に向かい辺りの様子をうかがっていると、大江山に住む茨木童子が現れ戦いとなる戦いの中で綱は茨木童子の左腕を切り落とすと、安倍晴明が登場し腕に呪文をかけ封印し、七日の間物忌みをすることに弱っていく子分の茨木童子のところに酒呑童子が現れ、互いの問答があり、酒呑童子は綱の乳母(老婆)・白妙に化け、腕を取り返すような約束をする綱の館では老婆姿の白妙に油断した門番が、腕の封印がされている所へ通してしまう結界をなんとかして解いた白妙は、茨木童子の左腕を取り返すここでの見どころは、白妙から元の酒呑童子に戻っていく面の早変わり(約3分前に鬼から白妙に早変わりするシーンもある)左腕をゲットして嬉しがる酒呑童子の元へ茨木童子も現れ、腕を取り付けてもらい元通りに両者の喜びの舞いがあり一件落着、、、、、なのか?という本来の筋が分からないので、動画で見た通りを解説しただけ一部一部、何かの資料と照らし合わせはしたが「大江山」という鬼がいっぱい出てくる創作演目の前編らしい、大江山にも酒呑童子が出てきて、本当に舞台上で酒を飲んだりする創作神楽は何でもありで、祭り的に盛り上がればいいというのもあるし、じっくり練り込まれた思わず引き付けれらるような物語もあり怪物退治ものや敵討ちものが多い気がする石見神楽は奥が深いなぁ、ますます抜けられんわ一応、広島神楽の羅生門もよくよく調べたり見てみると、こちらの方が正式な羅生門のようで、こちらもおもしろい自分はどちらも今は甲乙つけがたいけど、ゆくゆく一番を見つけたい、かも・・・
2020.07.12
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もうだいぶ過ぎてしまったけど、3月の演目は「黒塚(くろづか)」だったあらすじは、熊野、那智山の東光坊(とうこうぼう)の高僧、阿闍梨祐慶大法印(あじゃりゆうけいだいほういん)が剛力と修行の旅の途中、那須野ヶ原を通りかかり、九尾の悪狐が人々に害を与えているのを聞き、人々のために、この悪狐を退治しようと出かける。一夜の宿を借りるが、そこの女主人=悪狐に化かされて法印は逃げ去り、剛力は食われてしまう。それを知った弓の名人、三浦之介、上総之介により退治される。 石見神楽公式サイトより登場人物は法印、剛力、女(悪狐と同一人物)、三浦之介、上総之介の5人というか6人この舞は、剛力と法印や宿の主人との方言など交えたユーモアのあるやりとりと、妖女が悪狐に姿を変え法印を追い廻すところに他の舞にない魅力がある、とも記載されてる石見地方の人には大人気の演目だけど、自分にとっては少し苦手ストーリーは面白いけど、「方言を交えたやりとり」という部分が引っ掛かる同じ島根なのに方言が少ししか分からない、ネイティブの石見言葉は石見地方や北広島の人にしか通じてないと思うそしてセリフ以外にも時事ネタをアドリブで入れてきたり、盛り上がるので若干ノリノリでやりすぎなくらいの雰囲気がある石見神楽が大好きで、最近は西部の浜田や江津や大田などに憧れがあるし、行ってみたいし現地で生神楽が見たいと強く思うそんな半面「黒塚」はあまり視聴しない、ノーカット版の動画は1時間以上とやたら長いし、そんなに魅かれない、自分はまだまだ未熟かな今回は浜田の中で一番好きな団体、後野神楽社中の黒塚をご覧ください後野さんはとても上手で、見せ方(魅せ方?)をわかってるのでおもしろさが伝わると思う・・・・やっぱ後野さんの黒塚はおもしろいわ方言もまあまあ理解できたわ上手だわ女が狐に化け、ちょいワル狐になり、最後は角の生えた大悪狐へと面の変わるところもいいおふざけにも見えるほどやりすぎで、観客の子供を舞台に上げたり、これで浜田の子は鍛えられていくんだなこれ、神事か?と疑わせるパフォーマンスで、客席から見てる神様も楽しまれたに違いない石見神楽は神社の敷地に客席があり、その裏や横で火を焚かれる炎や煙の合間から神様は見ているという、舞台上と客席は神様の領域、幕の裏は舞い人たちの領域ユーチューブの動画などで、舞台裏やメイキングの動画も見つかるけど、舞台上で激しく舞われる人は、幕を降りると倒れ込むように横たわり自分で衣装を脱ぐこともできないほどそんな無様な姿を神様や観客には見せられないので、社中の人たちは今日も稽古して精進される郷土芸能からよりエンターテイメント性の強い芸能、進化する石見神楽へ昨日「石見銀山神楽連盟公式サイト」が完成したとFBで流れてきた大田市のサイトだ、なかなかのいい内容なので興味のある方はこちら>>>石見神楽って、やっぱりハマる一方だ
2020.07.11
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2月の演目は「塵輪(じんりん)」だったので、今日はそれの紹介「塵輪」は二神・二鬼で舞われる鬼舞い2人の神と2匹の鬼が戦い、これを善と悪に置き換えると、必ず最後に善が勝つというわかりやすい内容古典神楽の部類では自分の好きな演目ベスト8くらいかな(どちらかというと創作神楽の方が好きだけど)今回は解説(字幕)付きの「塵輪」を江津市の中では大好きな団体「谷住郷神楽社中」で谷住郷さんは大太鼓の人の歌の声とか響きが上手で心地いい、舞いも引き立つ解説付きだけどあらすじは、第14代の帝・帯中津日子の天皇の時代に、異国より日本に攻め来る数万騎の軍勢を迎え撃つことにその中に塵輪という、背に翼があり、黒雲に乗って飛びまわり人々を殺す悪鬼がいると聞き、天皇自らが天の鹿児弓(あまのかごゆみ)、天の羽々矢(あまのはばや)の武器を持って、高麻呂を従え討伐に向かい、激戦の末に退治するという神様の武勇伝だ登場人物は帯中津日子(たらしなかつひこ、仲哀天皇のこと)、その従者の高麻呂(たかまろ)、塵輪(白鬼と赤鬼)40:52分の動画の前半はお囃子と歌で、その内容は美しい情景を語り神様は貴きもので、戦う者の決意を表したものと自分は解釈するお囃子や歌に合わせて帯中津日子と高麻呂が舞い、セリフもあり、天皇が高麻呂に塵輪が飛んで来たら、自分に知らせるよう命じていったん幕に下がる高麻呂は暗闇の中(神楽では舞台上は月明りだけの明るさという設定が多く、神と鬼の間には実際には見えないけど、山があったり谷があったり茂みがあったりすると想定して鑑賞するといい)、塵輪の出現を待つ始まって19分頃から黒雲に見立てたスモークが焚かれ、見る側はワクワクを抑えきれないまましばし待つそして1分半も焦らされた末、20分頃に塵輪の白鬼が登場するので超見どころ高麻呂と白鬼は暗がりの中お互いを探し、高麻呂の手に白鬼の手が触れたことで互いを認識する軽く相まみえるけど、ここで高麻呂も退場(………こっそり言っちゃうと裏で着替えるため)続けて赤鬼が登場し、2匹で迫力の舞いが数分続く鬼棒を地に付け片足姿の鬼の見栄も好き、たまに家でマネしたりするその後またスモークが焚かれ、今度は鎧姿の素顔になった神2人が登場し決戦となるここでは、さほど広くない舞台での4者の激しい舞いは、稽古のたまものだと魅せ付けられてしまうところに感動がある最後は弓と矢の武器で鬼は退治され退場し、(勝ったので)神による喜びの舞いが舞われる41分弱は普通長いと感じるけど、神楽はこれくらいの長さが丁度いいしおもしろい刺繍の衣装は25キロから30キロで1着2~300万円4者揃うと舞台上はしめて800万くらいで舞っていることになる、演目によっては1千万以上で舞う場合もあるので、たまに思わず嫌らしい金勘定をしてしまう衣装の背には龍の刺繍、赤鬼の背には翼のあしらいがあって、異国から飛んできたことと分かる面の紐が結ばれてる付近にある、扇のような紅白の飾りは「力紙(ちからがみ)」というもの、白一色だけの場合もある面の縁から出てる長い毛は「鬢毛(びんげ)」という鬼のワイルドなヘアスタイルは、「がっそう」と呼ばれる被り物のこと、・・・と、いろいろ勉強してますぜ塵輪は鬼2匹が退場する際に、でんぐり返しで引き上げるけど、重い衣装を身に着けてでは大変だろうなそのまま汗だくで疲れ果てて動けなくなるとも聞くので、衣装を脱がせるのは社中の他の人だったりするこんなに大変な思いをしてまで、資金もいるだろうに、伝統を受け継ぐことは重要なんだろう誰もがプロじゃなく昼間は仕事をしていて、夜間や休日に稽古に励むことを、好きでやってるというから頭が下がる今のこのコロナの影響で公演は次々と中止に追い込まれてるので、舞う側も見る側も終息するのを待つだけなのかと思うと、ウイルスには逆らえない人間の無力さを感じてしまうけど近いうちに、何もかもが去年みたいに祝賀ムードになってることを願う、東京5輪もあるし去年の12月初めの、まだコロナの「コ」の字も知らない時期に塵輪を生で見てたよスモークが焚かれて煙ってたなぁ、下が見えないけど白鬼の見栄のポーズ凄くおもしろかった、また生で見たい、すごく見たい(
2020.05.09
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今年から石見神楽の月めくりカレンダーを利用している浜田市の神楽の演目が月ごとに変わるというもので、キッチンに吊るしてご飯や酒時にまじまじ見て、にやけながら楽しんでる1月は「岩戸」2月は「塵輪」3月は「黒塚」で、この演目についても近々触れたい先月は「鍾馗」で鍾馗については当ブログで3月23日に紹介済み5月は「かっ鼓(こ)」と「切目(きりめ)」で、この2つの演目はセットで舞われることが定番「かっ鼓」は切目の王子に仕える神禰宜(かんねぎ)が、高天原から熊野大社に降りた羯鼓と呼ばれる宝物の太鼓を祭礼の際に適当なところに据えようとするでもなかなか神様の気に入るようなところが見つからず、何回も据え直し悩んでいる様をコミカルに演じる演目自分の中では「恵比寿」の次に『笑顔になってしまうシリーズ』の2位だ、あくまでも自分の中で、志村けんが生きててこの所作を知ったら、いい感じのコメディーにしてくれそうだな「切目」の前に舞われる演目で、盛んには舞われてないと思う、どちらかというとマイナーな印象動画の21分までが「かっ鼓」で一人舞い途中のセリフ「かっ鼓据え置きところ、余り事難しき大御神にて、高ければ高いとおっしゃる、低ければ低いとおっしゃる、高き低きの真ん中に今一度据えかえたく、尚々令人たち(お囃子の人を指す)おはやしなさるべき候」…どうか音を出してくださいと頼む歌(大太鼓)の人「かしこまって候」…かしこまりました(本来のセリフや歌は昔言葉)「切目」だけど、けっこう堅苦しいので自分はあまり好きじゃない石見神楽の本場、浜田ではこっちの方が人気かもしれないけどストーリーは、神禰宜が苦心して据えた太鼓の前で、切目の王子と介添えの二人が問答をし、切目の王子が太鼓を叩きながら舞う派手な演出はないけど素早い動作の所作はある、登場人物は切目と介添えの2人和歌山県日高郡印南町(旧切目村)に鎮座する切目神社で、実際に舞われたりもする歌「熊野なる切目の王子の竹柏(なぎ)の葉は髪挿(かざし)に挿いて御座へ参ろや」竹柏の木は櫟科の常緑樹で切目王子のご神木なぎの葉は髪に挿して御座(神話では神様の座るところ)へ参ろや(参りましょう)という意味問答ということでセリフも多めだけど、動画ではあっという間の出来事ステイホームなので46:16分を観たい方は見るのだ「切目」に羯鼓の太鼓が出てくるので、後付けで「かっ鼓」が誕生したようだどうりで「かっ鼓」は分かりやすくおもしろい
2020.05.01
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島根県益田市にある久城(くしろ)社中の、めったに見れないオリジナル演目「鹿狼」コロナのせいで外出自粛を余儀なくされている人のために、期間限定でユーチューブで公開されたものの紹介ステイホームで見るのにちょうどいい長さ34:05分で、戦国武勇伝を神楽にしたものあらすじは、時は戦国時代、中国地方の平定に大きく貢献した尼子軍の武将、山中鹿之助はまさに無敵無敗を誇っていた。時の益田越中守の家臣で久城普月山の砦を衛っていた品川大膳はこの無敵無敗の武将を討伐するために「鹿はたらの実を食らうと角が落ちる。そしてその角の落ちた鹿を食らうのは狼だ。」として自らの名を「棫木狼之助(たらぎおおかみのすけ)」と改めて山中鹿之助に挑むのであった。(久城社中フェイスブックより)※棫木狼之助は棫木狼之助勝盛が正式名称要は鹿之助と狼之助の戦いで、鬼は一切出てこない、派手な演出やスモークもなし登場人物は鹿之助と狼之助とそれらの家来、冒頭で益田越中守兼堯の5人じっくり石見神楽を鑑賞できるテンポで、豪華できらびやかな衣装、所作、特に足の運びの妙に注目してほしい自分が益田の中で一番好きな団体、久城社中の舞いをご覧あれ最後思いがけない展開になるのでガン見しといてください「我が敵も味方もよくご覧あれ、また天地神明勝盛殿もよくご照覧あれ、このたる戦乱の世に討つ討たれるは時の運、・・・」というセリフが心に響いたわ面と衣装を外したら、皆さんただのオッサンだったり、そこらのにーちゃんだったり、少年だったりする彼らはみんな素人、石見神楽という伝統を好きで受け継いでるだけみんな神楽が好き、神楽を舞いたい、自分含め多くの人が神楽を見たいのに、この自粛で公演はどれも中止この夏、国立劇場での大蛇50頭立ての公演も来年に延期となったコロナめ、恨むわ↓久城社中のメッセージ4年前に開催された久城神楽170周年祭で30年ぶりに上演させて頂きました復活演目『鹿狼』のフルバージョンを5月6日までの期間限定でyoutubeで公開いたしました!新型コロナウイルスの感染対策拡大に伴い外出自粛の厳しい日常が続いており、神楽公演もすべて中止に追い込まれている昨今ですが少しでも皆様に楽しんでいただければありがたいと思います(^^) だということまた、いい演目に出会えたら紹介するっす
2020.04.25
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島根県の西部、石見地方では石見神楽が盛ん神楽は主に神社で奉納され、地元の熱心な人々が集う特に石見の神社では、誰もが石見特有のアップテンポな神楽が大好きで人の密集度も高いところが、今回のコロナの影響でイベントは自粛され、舞う側も見る側も若干のストレスを感じている(石見神楽は神事だけどちょっとしたエンターテインメント)自分だって、ユーチューブにアップされる石見の神楽の更新がなくてしょんぼりしているそこで各団体は、疫病退散がテーマになる演目「鍾馗」(しょうき)の舞いを無観客でSNS等で配信したり、それらしい画像をアップしてる気持ちがわからない人も多いでしょうが、石見神楽で鍾馗を舞う人たち、自分も含め見たいと思う人たちの思い、が重なった結果がそこにあると思う「鍾馗」はむかし唐の玄宗(げんそう)皇帝が病床に臥していました。この時、夢の中に1人の神が現われ、鬼を退治しました。皇帝が夢からさめると急に病が癒えたので、画人を呼んでその神の像を描かせると、長く豊かな髭を蓄え、中国の官人の衣裳を着て剣を持ち、大きな眼で何かを睨みつけている姿は「鍾馗」(しょうき)であると明らかに。この演目は能楽「鍾馗」「皇帝」の物語と、須佐之男命(すさのおのみこと)と蘇民将来との「茅の輪」(ちのわ)の故事が合体したものと考えられています (なつかしの国石見HPより)鍾馗はスサノオが唐の国に渡った時、唐の「鍾馗大神」の名を名のったとも記されてて、諸説、というか、2~3説で説明できると自分は思う(あいまいな物語ではない)この度、自分が強く応援している「西村神楽社中」(浜田市)が3/27にFBで生動画を配信そのダイジェスト版が島根の浜田のサイト「なつかしの国石見」で公開された「鍾馗」という演目はどの社中も、最上級の豪華な衣装で舞うのも見どころ3分9秒程と短いのでぜひご覧あれでもこれだけでは語れない前回もブログで書いたけど疫神である鬼は、こんなセリフを残してる「数多の眷族を引き連れて、村々国々を駆けまわり、かまどに押し入って、幼きものは噛みひしぎ、老いたるものは踏み殺し、また血気盛んなるものと見るならば、五臓六腑に分け入って、肝のたばねを食いちぎり、民を悩まし、この国を、魔国となさいでおくものか」今のコロナ的に訳すと疫神「最強のウイルスを持って各世界にまき散らし、どんな所にも侵入し、幼いものや老人は簡単に殺し、若い者でも体内に入り込み内側から感染させ、国民や国を困らせ、魔界にしてやる」というニュアンスこの、魔界にされないようにさせるのは、国か、医療か、人々のモラルか、他の何かか・・・「鍾馗」では、疫神は鍾馗の持つ茅の輪と十束の剣で退治されたけど今、現在進行形で、決着のつかない様子を誰が治めるのだろうまだ感染者が確認されていない島根で、少しビクつきながら書いているけどまぁ、明日は桜でも見に行こうと気楽ではないけど思う
2020.04.03
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新型肺炎の影響で、あちこちのイベントや催事が延期になったり中止になったりしてる自分も、3月初めに見るはずだった石見神楽の上演が延期になってしまい、悔しい思いをしているいつになるかわからないけど、上演はするということを約束していただいたので、その際には必ず行こうと思うがことごとくいろんなイベントが自粛で、例えば今まで頑張ってきた何かの発表会やお披露目会が見送られると、今までやってきた努力や成果を伝えたい人に伝えることができなくなるオリンピックはどうだろう、延期になったようなことを報道されてるそこに向けて体を作ってきた選手たちはどうなるのか、1年も延期になると選手の選考やり直しという状況も起きるのではないか…?卒業式をできなかった学校も多いとにかく時代は世界中がコロナショックで、マスクやトイレットペーパー争いや転売問題、デマによる納豆やヨーグルト買い占め、お湯を飲めばウイルスを殺すとか、いろんなことに人類は振り回されてるまず冷静になろう冷静で大人で驚きの行き届いた対応をしたのが、益田市の神楽団体だ新聞によると「疫病鎮静祈願神楽実行委員会」が結成されあることを企画こんな時こそ石見神楽でできることをテーマに有志の方々が相談した結果、演目「鍾馗」を無観客で演じユーチューブでライブ配信するというもの「鍾馗」は鍾馗(スサノオノミコトが唐国に渡った時に名乗った名前)が茅の輪と十束の宝剣を持って、全ての病をつかさどる鬼(疫神・病気の神様)を退治する物語コロナを退治したい、沈静化したいという願いと、「鍾馗」のストーリーが重なると自分は思うFBでこの情報が3週間替前に流れてきた時、よくぞ!今こそ「鍾馗」の思いを共有する時が来た!と言いたいライブ配信は昨日(22日)の20時だった、自分が益田市の中ではいちばん好きな団体「石見神楽保存会久城(くしろ)社中」が久城神社で奉納した様子を、益田市にある映像制作会社「スタジオヤング」が撮ったもの多くの人に知ってもらいたい動画は厳かな疫病鎮静祈願の神事から始まり、34分50秒頃から鍾馗のお囃子が流れ鍾馗の上演が始まる物語は45~6分かかりますが自分にとっては短いと思うけど、みなさんはどうだ?舞いの直前に社中の代表の挨拶や物語の説明が述べられます「千早ふる荒ぶるもの(悪者のこと)を拭わんと 出で立ちませる神ぞ貴き」始まりの歌これ聴いただけで泣ける・・・鍾馗と鬼の問答があって鬼が最後に発した言葉・・・・・「いかに鍾馗大神の守護たりとも、数多の眷族を引き連れて、村々国々を駆けまわり、かまどに押し入って、幼きものは噛みひしぎ、老いたるものは踏み殺し、また血気盛んなるものと見るならば、五臓六腑に分け入って、肝のたばねを食いちぎり、民を悩まし、この国を、魔国となさいでおくものか」このあと、立ち合いになって茅の輪をかけられ剣により鬼は死ぬまたこのセリフの1個前「おぉ我はこれ、春の疫癘夏瘧癘、秋の血腹に冬咳病、一切病の司、疫神とは我がことなり」難しい病名だけど、疫癘(えきれい)春の流行り病、瘧癘(ぎゃくれい)夏のマラリア、血腹(ちはら)秋の赤痢、咳病(がいびょう)冬の咳の病 ●疫神(えきしん)疫病神のことコロナにも通ずるような、おどろおどろしいフルコースだにしても久城の演目「鍾馗」の鬼の目は、少し悲しい感じを漂わせシュンとしてしまうのは自分だけだろうか今日の新聞一面で、コロナ記事の隣に「疫病退散」のタイトルで鍾馗に関する記事があったここにぶつけてくるとは…‥‥山陰中央新報の記者も、もうここらへんでコロナ決着しようゼ、みたいな心意気を感じてアッパレ、心強く思えたでも山陰ではまだコロナ来てないんだよねユーチューブのチャット欄でも書いてあったけど、鍾馗のおかげで島根にはコロナが来てないとあった鍾馗と出雲の神さんのおかげと思う、神バリアがはってあると自分は思う昨日、隠岐でも神楽殿完成奉納公演があったらしい記事島根は石見と出雲と隠岐の神楽でコロナを寄せ付けない!実は松江にもユネスコ無形文化遺産に認定された、佐陀神能(さだしんのう)というゆっくりテンポの神楽がある今季、絶対に見に行きたかったのに4月の公演はコロナのせいで中止、5月以降を狙おうチクショー、コロナめ、誰か成敗してくれぃ
2020.03.23
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石見神楽の本場、浜田の店から注文してた諸々が届いたうへへっ、嬉しい厚みのあるガイドブックや台本、薄いパンフレットのような書籍カレンダーに3枚組のDVDカレンダーは折れたりしないように、かなりしっかりとした厚紙に挟まれてた毎月、違う演目これは「羅生門」好きな佐野社中のシーン12月は「大蛇」ちなみに1月は「岩戸」この組み合わせは定番だと思うガイドブック、台本、DVDDVDはいろんなタイプのがあって2019年の最新作もあったけど、あえて創作神楽が多めに収録されているものを選んだユーチューブでも創作の長編は少ないので厚みのある台本には数えきれないほどの演目が記載されてるこれをどうするねん?と思いでしょうが、動画と一緒に唱える解説も付いてるのでいろいろ学ぶ浜田で舞われる演目が載ってる昭和57年の校訂復刻版すばらしいガイドブック浜田の石見神楽検定試験の試験問題にもなってるらしい自分もフリークになって検定受けてみたいな演目紹介ストーリーとかではなくて、ちょっとしたあらすじとか解説古事記や日本書紀とのリンク、その演目のいわれや舞い方などの勉強になる部分演目と登場人物名、登場人物の解説一覧表これで一目でわかる衣装模様の紹介は、今まで不明だった生き物の柄とかわかってよかったとにかくどれも至れり尽くせりで、あとはこれを読んだり観たりの時間がほしい
2020.01.19
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アマゾンで神楽の古本を買った定価1140円のところ、プレミアがついて6700円高~い!どうせプレミアがついてるんだろうなと思って買ったはいいけど元はそんなに高くない金額で、あーーーーーっと何とも言えない感情まぁ今は松江の書店でも入手できないので仕方ない松江市の印刷会社が出版してるので、たぶん限定販売で増刷なしというものだろう読めば、出雲歴史博物館の企画展用に作られたようで、あちこちに出回ってないなので貴重だ本のコンディションが新品同様というやつには3万以上ついてたマジか・・・自分のところに来たのは、カバーに軽い折れが2か所とよくある感じの擦れたあとがあったけど気にならない程度中身は新品同様で綺麗表紙神楽への誘いや世界を紹介面の紹介いろんな団体が所有している、古い面や作られた年代やサイズなど面の製作工程や、面以外にも衣装や蛇胴の工程も衣装の歴史とか各地の神楽ポスターとかこれは資料だ石見神楽団体一覧から分布図、楽器や採り物の紹介から始まって演目紹介はもちろん、海外公演のこと、ブラジルにも神楽保存会があるのだそう「へー」っと思うことだらけで、値は張ったけどいい買い物をした待ち望む者のところへ、よくぞ来てくれたの感こんなもん、と思う人もいれば貴重と思う人もいる価値観は人それぞれだ貴重だと思う自分は、神楽の本場の浜田の店からさらなる神楽の本や台本、DVDなどを買ってしまった台本なんてすごくない?石見神楽の口上や解説が記載されてるというめっちゃ楽しみ~人気ブログランキング
2020.01.11
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昨日、イオン松江店のイベントで神楽を見た石見神楽は去年、日本遺産に認定されたので、西部から東部にも来てくれる機会が増えた島根県外や外国でも演じられている今回の演目は「恵比寿」と「大蛇」出張上演ではこの2演目が定番だ今日は「大蛇」の紹介大蛇のあらすじは、スサノオが斐伊川(島根県の東部と西部の間を流れる大きな川)で娘を連れた老夫婦と出会う老夫婦は自分の7人の娘を毎年1人ずつ大蛇に食べられてしまい、最後の一人「稲田姫」も命を取られる運命にあると嘆くスサノオは老夫婦に毒酒を作らせて、それを酒好きの大蛇に飲ませ、酔ったところを退治すると約束する格闘の末スサノオは勝利し、大蛇の尾からは「天の村雲の剣(あまのむらくものつるぎ)」が出てくるこの剣が今の「草薙の剣(くさなぎのつるぎ)」と言われるものとなっているスサノオは稲田姫と結婚し、のちに生まれた子供たちも数々の神話に登場する斐伊川で二人は出会う、後ろには爺と婆がいるスサノオこの時は幣と扇を持っている間もなく大蛇がぞろぞろ出てくる、この日は4頭立てイオンのスペースでは4匹が限界とぐろを巻く2匹この間にスサノオは幕に下がり、大蛇タイムが続く続けてとぐろを巻く大蛇とぐろを巻くだけではなく、いろんな派手なフォーメーションがあって、神楽慣れしてない人はそのたびに拍手を送る毒酒を飲む大蛇酔った勢いで観客の子供をさらう、子供は怖がるそうこうしてるうちにスサノオ再び登場手には剣を持って退治する気満々囲まれるスサノオ巻かれるスサノオ最後の白大蛇の首、獲ったどぉぉー天の村雲の剣ゲットォ~スサノオと稲田姫は一緒に幕を降りて完結と、このようなわかりやすい内容となってます、善は必ず最後に勝つ!でもこんなに活躍したスサノオだけど、実は高天原にいたころは素行が悪く、姉の天照大御神(あまてらすおおみかみ)を困らせてばかりでアマテラスは心を痛めていた高天原(たかまがはら)は神様たちがいる所で、スサノオは悪行の限りを尽くしたので高天原から追放されるそして降り立った(降臨とでもいうのかな)ところが出雲の国の斐伊川周辺で、そこから大蛇の物語りが始まる大蛇退治で改心したスサノオには別の話もあるし、草薙の剣が出てくる話もあるスサノオの悪行で天照大御神が天の岩戸に隠れてしまうという話もある石見神楽はちょっとずつエピソードがリンクしてて、人気大御所マンガ家のマンガみたいで奥が深い大蛇の動画も撮ったけどコンデジだったので画像が荒い何で一眼で動画撮らなかったのか、今となっては悔やむだけそこで、ちょっと面白い動画を見つけたのでお付き合いください(2分半)やっぱり上げときます斐伊川での出会いシーン
2020.01.03
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2020年、年初めからイオン松江で石見神楽が演舞いされた浜田の後野神楽社中の最初は「恵比寿」と、その後「大蛇」が開演されることを、去年31日にイオンのチラシで初めて知った今、このタイミングでぇ?ちょっと遅くない?と思いつつ、神楽見たいし、大好きな大好きな後野神楽社中今日は釣りが大好きな恵比寿さんの演目の紹介恵比寿さんは、松江市美保関町の美保神社の総本宮恵比寿さんは全国あちこちにおられるでしょうが、美保神社の恵比寿さんが総元締めのような・・・神話の国、島根なので、あっちゃこっちゃにいろんな神さんがおられますし、自分の中でも自然なことです鯛を釣ってご満悦な恵比寿さん2人(本来は1人)(これはエンディングの様子)とにかく釣りが好きな恵比寿さんは見ているだけで、コミカルな動きやしぐさ、面のかわいさで人を笑みにする恵比寿さんは撒き餌に見立てた、福飴や福菓子をばらまく珍しく2人体制の恵比寿さんが途中、ビクから福飴や福菓子をさらに観客にばらまく店内も掛け回りやりたい放題もう福飴はありませんよのサイン福菓子をチャッチ、お子様向けですが恵比寿さんの福があるので食べようかな鯛を釣って決めポーズで終了だけど、観客に余韻を残していくのが、後野神楽社中社中は浜田の中で歴史があるので、大蛇含めて全部がおもしろかったうぅぅっと唸るほどの奥深さがあったまた見たい、今度は自分が好きな「鏡山」が、ぜひとも見たい明日は「大蛇」を紹介
2020.01.02
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2日前、職場に銀行の人がちょっとした契約関係のことで男女2人がやって来た世間話の延長で若い男性の方が、浜田出身で子供の頃は神楽をやってたと語るスフ(地名)ってご存知ですかと問われ、詳しい場所は知らないけどスフにも神楽団体があることは知っているそれを言うとけっこう驚かれ、自分が神楽好きということもあり同時に話が盛り上がったこれで自分もやっと初めて神楽ネタで話のかみ合う人に出会えた気がする銀行の男女は今回初めて来たので、これで職場に身構えることなく訪れるきっかけができて喜んでたと察したカレンダーを残して去っていったので、巻かれたものを広げてみたするとなんとっ!石見神楽!!イエ~ィ、こんな所で運命の出会い、うれしーおぉ~お、スサノオォと火を噴くオロチィィ厳密には日本遺産認定カレンダーだった、落ち着けぇ・・・下の段は鳥取県の麒麟獅子舞デカいサイズで、もらって帰ったけど、銀行に行けばご自由にお取りくださいレベルの誰でももらえるやつでもいいのだ、うれしいのだ来年は何かいいことありそうな幸先いい予感がする西浜田に須布青少年保存会という団体がある銀行の彼はここ出身かな須布保存会はかわいいイケメンが多い、現代人は小顔でシュッとしてるのでカッコよく見える自分もFBでフォローしてて、メッセージも送ったことがある気になる団体知りたい方は須布フェイスブックで動画の演目は「天神」菅原道真(緑)と、優秀で何でもできる道真をねたみ対立していた藤原時平とのクライマックス時平の精神は鬼と化し(自分の解釈)、物語りでは鬼の面を付けて出てくるけど、後半の戦いシーンでは素面になる「肩切り」という、回転しながら前身頃と後見頃が肩でカパーンっと開いて衣装が変わる「衣装の早替え」が見どころ衣装を二重に着てるようなもんで、鎧もあるし重くて遠心力が生じると聞くそれで回ったり止まったりキレッキレに舞う、それでも伝統芸能は続けなければいけない時平が道真との戦いに破れて、でんぐり返しで幕に下がるけど演者はそのまま倒れ込む酸欠にもなるだろう、衣装は自分で脱ぐほどの気力が残ってないので、神楽団の面々が剥ぎ取っていくというそんなことが行われてるんだと思って鑑賞してほしい何だかんだ言って「天神」は見れば観るほどおもしろい演目、で結局どれも好きなんじゃん
2019.12.07
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今日は第2回目の松江城マラソンが開催された朝は少々の雨が降ってて撮りに行くかなどうかなと不安だったランナーは雨天でも決行でしょうがところがスタート時間頃には曇り空になって、走ってる人には快適な温度だったのじゃないかと自分の町内付近を通過する予想時間が事前にわかってたので、10分ほど早く向かった現場はランナーのための水やフルーツ類、チョコなどが提供されるようになっていて、仮設トイレも10基ほど置いてあった去年もこうだったので、今回も去年よりさらに滞りなく並べてあったボランティアの方に聞くと、ランナーはまだまだ来ないということで撮り場所を見つけながら待ったけっこう待ったところで、マラソンのアナウンスをする車が通りがかったおっ、これは来るのが近いということか?と待つけど、来ないさらに20分くらいたったのか、パトカーと白バイ先導でランナーの姿が見えた縁もゆかりもない人ながら、なんかちょっと感動しながら自分が待ち構える前を通り抜けた独走状態で1番目のランナーがやってきた超早いぞ、息もそんなに乱れてない、この人が最後までこのままいくのか走れる体つきをしてるなぁ、素敵な筋肉2番手、ちょっと辛そうで息遣いが荒い3番手以降、前について行かなければ、それとも今は自分のペースで様子見?50番台、前のランナーと差がひらいてしまいましたが、マラソンは最後どうなるかわからない年代別なので老いも若きもガンバレ!100人目くらいか、走者の足音が小刻みよく聞こえる給水所には私の母校、松江第二中学生がボランティアとして30人くらい来てて、ギャンギャン盛り上げてランナーにも大声で声援若いっていいな、恥ずかしさがない二中のマーク入りヘルメットとチャリがきちんと並んでて、このまま真っすぐな大人になれよと言ってやりたい200人くらいがゴール目指して力走し去っていくのを送る後からも集団が続々、空気のいい田舎ののどかな風景を感じて走ってほしい疲れたら休めばいい我が町内の住人も声援を送るオヤッ、この人はスタッフじゃないぞ、沿道に人がいるからそっちかぁ後続者も完走できるように祈る300人くらいまでのランナーのまとめ、辛い、苦しいね、今が踏ん張りどころコスプレしてても早いほうの方たちのまとめ、自分はせいぜい1000人くらいしか見てないので実はこの瞬間がいちばんテンション上がった寒い中、待ちわびたものがやっと見えた安堵と報われた感 今日はこんな天気、松江市らしい薄ぼんやりした曇り空松江市を駆け抜けたランナーたちの感想はいかがだったろうか満足していただいたのか、疲労度はどうなのか最終的に順位がどうだったのか、怪我なく完走できたのかスポーツをしない自分も興味がわき、ちったぁ動かないといけないなと、皆さんを見てそんな気持ちが芽生えた
2019.12.01
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今日、松江商業高校であった「松商だんだんフェスタ」というイベントに初で行ってきた石見神楽が来るということで、心はウキウキ、絶対にいい画を写そうと向かった高校生たちはみんな自らの担当をまじめに務めてて純粋で、まぁ可愛いかったし一生懸命だったイベントはリアルな協賛店舗の商品を仕入れして、販売し収入を得るという商業高校ならではの取り組みで、まあ高校時代にこんな貴重な経験はいいと思う自分は神楽オンリーですが…前年同様、今回も追原神楽社中(浜田市)が来てて演目は「天神」だろうなと思いきや、「塵輪」だった、どっちでも嬉しいけど演目は「塵輪」二神・二鬼で繰り広げられる鬼舞い扇と幣を持つのは帯中津日子、弓は高麻呂スモークとともに白鬼(女鬼)が先に登場遅れて、煙に巻かれて赤鬼登場鬼の後姿の衣装の刺繍が煌びやかで、着たことあるけどずっしり重い腰を落として戦闘態勢に入るのか?白鬼、カッケー鎧姿になった二神が二鬼を倒すか?抗力のある弓で二鬼は退治される運命会場の体育館は朝から人の波野外の鮮魚・野菜市も盛況境港の魚や干物が送り込まれたようで、野菜も地元産と思う、安いのでみんな買ってた午前に帰ったのに校庭には車、グランドの一部を撮っただけ松江消防署の子ども体験自衛隊車が来てた、こんなに近くで見たらカッケー乗らせてもらったけど、一眼ズーム過ぎてピントが合わなくて遠くから映すしかなかったデカいのも来てた、人間や物資を運ぶやつ?松商校舎、神楽があるならまぁ来年も行こうと思う来年の神楽は人間の頭がジャマなので席に座らずに、席列直後の立見席で撮ろうと思う、もしくは最前列の席◇ 塵輪とは ◇二神・二鬼で繰り広げられる鬼舞いの代表的なやつ背に翼があって黒雲に乗ってあちこちの人を殺しまくる悪鬼は日本に攻めに来たけど、二神の抗力のある矢によって退治されたというストーリー塵輪(じんりん)は白鬼・赤鬼のこと30日にコンデジで撮りましたが、鬼がスモークを持って出てくるので煙ってます腕がブルついて、戦いの途中でラストまで行けずあぁ、明日は国宝松江城マラソンがあって、ランナーは自分の住む町内も横切るこれを、というか、トップランナーを撮るのがいいのかどうなのか天候が不安定っぽいので微妙だ
2019.12.01
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昨日の秋とは思えぬ暑さと晴天、夕方には夕焼けも出てたのに土砂降り一転、今日は曇天でなんか降ってきそうだなと怪しい雲行きで寒い秋の天気は変わりやすいなので今日はカメラはやめた一眼に雨をあてたくない、キケンだこんな日はココアを飲みながらユーチューブで神楽鑑賞またはGyaOでアニメ鑑賞ジョジョ5部は11月に入ってすぐ終了して、自分が燃え尽きた感があった矢先、秋アニメが配信されるようになって救われた好みのものをいくつか選んで2話までは見てみる、面白い展開になりそうなものだけ続けてみることをしてるけど、多くて5タイトルくらいまでだなそんなにヒマじゃないし、とはいっても睡眠時間を削って見てしまうタイトルもある数話見逃してしまったら、そのタイトルはなかったことにする、あっさりやめるリマスター版以外のコナンは必ず見る、TVでリアルタイムでは見れないので神楽はだいだい長いな、動画が長い短いバージョンというか観客が録画して投稿したようなやつは短めが多い自分も含めてだけど、私はストーリーや展開をあらかた知ってるので、あのシーンからここまでを撮ろうと決めて撮るかなぁただ、短いのより長いのをじっくり鑑賞した方が面白味がわかる今日見たのは「鈴鹿山」(別名「田村」)、何度も見るほど好きストーリーは、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)は天皇の命によって鈴鹿山の鬼が庶民を苦しめているので退治しようと出掛けるその際、村人の道案内を受けて登山し悪鬼人を退治するという、石見神楽では最後に正義が勝つというお決まりのパターン鬼は以前は人間だったという設定(設定というと語弊があるかな)が、もの悲しさを漂わせ「人間とは?」みたいなことを考えさせられると自分は思ういろんな行いや憎しみや妬みや恨み、ドロドロとした感情によって「人間」が「鬼」になってしまうことは現代でもありうるのではないかと現代の「鬼」は何であろう?人によって違うかなぁちょっと長いけど…神楽は40分前後が自分にとってはベストな長さだ今回のは説明付きなのでじっくり見られると思う、ストーリーがわかる①石見神楽は子供が舞台の前をウロウロしたり、いろんなアイテムを持って劇に加わろうとするのは普通のこと②舞台上に紙切れが散らばってるのは、前の演目で激しい舞いの末、天蓋の和紙が弓や剣が当たったことによりちぎれただけ③足運びを観察してほしい、引き足という神楽特有の踵を引くような歩き方が美しい④石見神楽はお互いを名乗りあう⑤舞い手は大変、重たい衣装(上着は25キロ前後)を付け、激しく舞ってクタクタだけど神に近づく、神に見せるため、に足をとめない、神楽ーズハイを感じているのか?この鈴鹿山では上着を途中で脱ぐけど、「肩切り」という衣装の早着替えをするため下の衣装を2枚分着てるような感覚で、回りながら変わっていくところも見どころ面を外して舞い狂う役者の表情も辛そうなので、応援してあげてほしい⑥鬼を退治して最後は喜びの舞いでシメあぁ、語ったなぁ、とにかく神楽はハマったら抜け出せない麻薬のようなもんです、やったことないけど今日のシャムチ
2019.11.10
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「やだのまつり」に行ってきた5月にあったホーランエンヤの2番船、松江市矢田町のゆる~くこじんまりとした町内規模の祭り今回はホーランエンヤの櫂伝馬踊りが披露されるということで見に行ってきた剣櫂や采振り、太鼓のみなさんが何とノーメイクで演じられててより近い存在に感じたフードコーナーあり臼と杵での昔ながらの餅つきあり、町内のみなさんによる野菜や活シジミ販売、剣櫂・采振りの製作体験、矢田渡船周游体験など満載で盛り上げておられた自分も剣櫂作りと船は体験したけど、もう若くない、時間が経つとどっと疲れた踊りのあとの剣櫂・采振りたちの餅まき普通のにーちゃんとその弟の図踊りをスマホに収めたつもりで、パソコンには取り込めたけど、なぜかSNSにUPできなかったので踊り動画風景は後日かも町内規模とは思えない人々、ホーランエンヤのおかげで去年より多いね、なんていう会話が地元民から聞こえてた餅つきあり剣櫂作り体験あり子供たちに交じり自分もちゃっかり体験してきた中海に面する矢田はホーランエンヤ一色、エンヤで集客したいのだろう、たぶん今年はぜんぜんOKだと思う、地方は盛り上がりが大切!矢田は「矢田の渡し」という連絡船が昔からあり、人々の足として機能していた今はどうなのか分からない来月の11月は神無月、だけど島根は各地の神々が集う神在月(かみありづき)と言われてるこの多賀神社は最後の最後に神さんが立ち寄る由緒正しい神社だ(船から)船からは中海大橋も見えたというか、この画像どれで撮ったんだろうスマホ?コンパクトデジカメ?会場の足場が悪かったので三脚仕様の一眼デジカメではないけどわからない・・・
2019.10.27
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石見神楽の本というか上等なパンフレットですが楽天のマラソンだったかスーパーセールだったかにゲットしてました書籍というには厚みが薄く、パンフというには厚みがあり紙質は固めの上質ツルンとしたやつで内容は①「神楽とは?」というところから始まり②衣装や面、蛇胴(大蛇の長い蛇腹状の胴体部分)の職人の紹介③いろいろな演目の解説ストーリーが画像満載でという3部構成表紙は鬼、石見神楽の主役は悪役で最終的には退治されてしまう鬼だ煌びやかで重量感があって見事な刺繍の衣装、凄みのあるイケメンの鬼面は演目ごとに違う、役者の激しい舞いも迫力があるちなみに最後に退治されずに鬼が改心する演目は「道反し」(ちがえしと読み鬼反しとも言う)東京と大阪公演の際のパンフレットだったようだ平成23年版(初版)↓次の画像は、儀式舞い含め30演目収められた中から、自分の好きな演目2つを紹介『貴船』一方的に離縁された妻が夫を恨んで貴船神社に参拝、お百度参り的な?ことでもしたのか妻は鬼女になり夫を呪い続ける夫は夜な夜な眠れなくなって病みそうになって、安倍晴明(陰陽師)に相談自分の身代り人形を藁で作るように言われた夫藁人形を夫と思いこんだ鬼女は襲おうとするけど、なぜか天に召されてしまう人を呪うという行為が神様に許されなかったのかなぁ、と自分は解釈したけど少し悲しい物語だ頭の上に本物の火の付いたロウソクが使われて衝撃的だけど、「呪い」がテーマなのでこれを演じる団体は少ない『頼政』平安時代の帝が丑の刻になると「ヒョ~ヒョ~」という獣のような声にうなされ悩まされていたそこで帝は弓の名手の源頼政に命を出し、頼政は家来と2人で獣退治に向かう道中、村人が子ザルたちにいたずらされて困らせていたので、これらも2人が成敗ある夜の丑の刻、黒雲が立ち込める中ついに猿のラスボス登場猿の見た目は頭が猿、体は狸、尾は蛇、手足は虎の奇怪な獣「鵺(ぬえ)」という鵺との激しい戦いの末、頼政たちはもちろん勝つという、石見神楽お決まりの善と悪のストーリー黒雲のところでは幕の裏からスモークがたかれ、子ザルたちは鵺の手下という設定子供の舞い手が猿の全身被り物をまとい、たくさん出てくるし客席乱入は当たり前なので観客の子供に人気のある演目「夜」編に「鳥」で『鵺』っていう漢字、神楽にハマらなかったら一生知らずに終わっただろう石見神楽は「大蛇」だけじゃないのがわかっていただけたと思うこの演目以外にも素晴らしくおもしろい演目は多い面の職人を紹介したページ【送料無料】 石見神楽 写真付き 演目紹介 パンフレット オールカラー 島根県西部 石見地方 伝統芸能 演目解説 衣装A4サイズ、42ページ、1000円石見神楽の特に本場、浜田から届くのだよ、すごいゼ、手書きメッセージ付き再販はない気がするし書店では取り扱ってないし、楽天ブックスでも買えない入手したい人はお早めがいいかも急かすわけじゃないけどいつまでも在庫はないと思うし、自分にとっては貴重な書物メルカリなどで売るとかはやめよう
2019.10.22
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まぁ、とにかく神楽が好きで、だけど石見地方には行けなくて、松江のイベントなどでたまに行われる出張舞台を追っかけてるだけの今だったけど、知らぬ間に松江市にも神楽団体が数年前に誕生していたようだとなると、本場には今はとうてい敵わないけど、松江の団体も切磋琢磨し稽古に励んでいるでしょうから、観る側は彼らがメジャーになるように応援するしかない松江神楽が石見のように、普段に空気のように感じる存在になればいいと思ってるのは松江市民で自分含めまだ数人でしょうが・・・それでも、石見の神楽を知らない人たちを巻き込むようなことを自分一人ではできないでしょうが、同じ思いを抱いている人を募りたい募りたい、といってもそういう気分、意気込みというか・・・江津の大津神楽団は先月イギリス公演を終えたばかり大津神楽団は結成20年くらいのフレッシュな団体だけど、演目も多くて勢いがあって攻めの体制を自分は感じてる江津では一番好きな団体だ(地域ごとにお気に入りの団体が決まってるけど)松江では程遠い話だけどどこかの誰かがスポンサーになってくれたら、自分や多くの神楽好きな人の思いが叶うかもしれないその際は協力するし心から尽力したいま、夢物語、松江団はまだ未成熟だと思う、まだまだこれからこれから、未来は開けてる動画>>>昨日の子ども神楽の後の「大蛇」は大人達の舞い念願の中央真ん前で鑑賞して、邪胴が雪崩れてくる瞬間もあってイエ~ィとなった近すぎてコンパクトデジカメのズームは使えなかったけど、迫力のある画は撮れた年甲斐もなくずっと体育座りだったので、今日も足の付け根の痛みが癒えないけど喜び感じる痛みだ
2019.10.20
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最近、神楽づいてますが、土曜は松江市総合体育館のスポーツイベントに行ってきたスポーツなんて自分には縁のないことで、運動やっている人たちの中にいる自分がこっぱずかしくて場違いに思えた一生立ち入らないだろうと思っていたのに、今年リニューアルされてからここに始めて来れた自分が信じられないイベントの一部に松江市の神楽団体の公演があったせか、今ハマっている神楽効果は人を動かすな、と念願の一眼デジカメで撮ろうと練習もしてたのに、金曜の夜にいろんな設定をしてるうちに寝落ち土曜の朝に嫌な予感がして案の定、バッテリーが切れてて、もう間に合わなかったなので今まで同様デジカメの動画となった動画は「頼政」、前列中央なのでフレームアウトしてます神楽の隣では12時までダブルダッチしてて、神楽のあとダブルダッチショー広い中央にはもっとすごい人で、子供は別室でも何やかのお遊び?「大蛇」のあと、子供たちはそうなるわな子供たちはそうなる…松江体育館はスサマジのホームだけど、同じ場所でおばさんが1時間以上も体育座りしてると体に支障が起きた…重いカメラを持たないといけないので、自分も鍛えねば!
2019.10.20
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昨日の神楽鑑賞で動画もチョコッと撮ってた会場は「TSK」という地元のローカル局の広場的なスペース座席はパイプ椅子を並べられたようなもので、前列は80人が座れるようになってたそこにはテントも何もなく、10月晴れの日の紫外線を直で受ける場所ステージまで近いとはいえ、か弱い自分は熱中症で死んじゃうなぁと思ってテント席にとは言っても、なんとか中央の前席をゲットできただけで、自分の体半分は太陽が当たってたただ大橋川の川沿いということで、時折涼しい風がフワっと吹いて暑さを半減させた*紅葉狩のポイント*面の早変わりや衣装の早変わり、クモの巣やスモークが放たれたりの演出がある以下の動画はクモの巣のあとの、面の早変わりをおさめることができたバージョンなんとステージが逆光という悪条件そして前列とテント席の間は通路で、誰かがカメラを向けていても、みんな堂々と歩くねちったあ遠慮するもんだと思うのだがちょっとかがみながら過ぎるとか松江市民も島根県人も、そんなに常識外れになったのかぁぁぁ島根県人は控えめでおとなしくて、曲がったことはしないと思ってたのにぃ時代が変わったな、SNSなどで自由に自分のメッセージが発信できる現代人は、昭和生まれの人間とは違うんだねとにかく人間がうつり込むので、逆光がどうとかそんなのどうでもよくなって撮るのを諦めた自分の斜め前に立つ傘ジジイも、どんどん中央寄りになってくるしステージ見えんし鑑賞タイムはイラつくことが多かったけど、シメに神楽体験で鬼の衣装を着れたのでご満悦になった昨日も載せたけど、また載せておこう、神楽では鬼を退治した後に【喜びの舞い】というのを舞うんだけど、自分の場合は【喜びの画像】うれしー、いい思い出もっと鬼と絡んだ方がいいと後で画像を見て思ったが、衣装が25キロで自分の体重が40キロもない身動き取れず、剣を持った手を上げるのもやっとだった【うれしい重さ】でしょうか
2019.10.06
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何と!またもや松江市で石見神楽を見ることができた都神楽団(みやこかぐらだん)の演目「紅葉狩」本来は広島神楽の演目ですが、都神楽団は島根と広島の県境にある美郷町にある団体、広島の流れも継いでいるゆるキャラグランプリで「みさ坊」というキャラが、現在25位と健闘してる地域でもある紅葉狩のストーリーはある将軍と家来一行が紅葉狩りに行った際、美しい女たちが宴をひらいてた一行も加わることになり、毒酒や女たちの妖術で眠ってしまうその時将軍の夢の中に八幡大菩薩が現れ、危険を告げ神剣を授ける女たちは鬼女という本能を現し襲ってくるが、将軍は神剣で見事退治するという神楽ではよくあるパターンの話広島神楽では男性が男役でも女役でもメイクするのが普通で、これをどう思うかは人それぞれだ幕の設営中、開演前体験で衣装を着させてもらえました、25キロくらいあってずっしり重いこれを着て舞うのだから体力がいる、女には無理剣まで持たせてもらって満面の笑み、野外の鑑賞だったので自分の顔は一杯やったように赤くなってた(隣の鬼は作り物)けどいい思い出になった島根の山間部と隠岐の島合わせ、11町村のグルメと伝統芸能のイベントそれなりに楽しめたけど、10月の野外は暑かったサザエのつぼ焼きと猪コロッケをお土産に
2019.10.05
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とうとう念願の石見神楽を先週の23日に観ることができた会場はなんと!イオン松江店25周年記念ということで、吹き抜け広場的な所で開演された浜田から大尾谷神楽社中(おおだにかぐらしゃちゅう)という団体が来てくれた演目は「恵比寿」と「大蛇」5×7メートルほどの舞台その前にブルーシートがひかれてて、そこに50人くらいが靴を脱いで直に座って見るその真後ろにたった16席の椅子が配置されてた、まぁこんなもんだ、こんなのが神楽を見るスタイルだ自分は開演20分前に行ったけど、予想外の満席みんな神楽見たかったんだねイス席の真後ろに陣取り、待ち時間合わせ1時間20分の立ち見で、エアコンがきいてないのか汗だくで、いきなりステーキ(舞台の隣)からの熱気が届いているようにも感じた椅子後ろでも真ん中だったのは幸いだった、思いのほか疲れたけど前に遮るものはないので、動画も正面から撮ることができた「恵比寿」が最初に舞われた、舞い手の動きが早すぎてかなりピンボケで躍動感アル?釣り好きの恵比寿さんが鯛を釣り上げるという内容、途中お約束の撒き餌も蒔かれた撒き餌は飴ちゃんなのだが、これは福飴といって誰もがゲットしたい代物めでたい演目で、何とか記念みたいなセレモニーで、石見地方ではあちこちでよく舞われてる生で見るのが2回目になる大蛇は4頭仕立てでも迫力があって、蛇胴が客席に乱入するよくある演出もあって楽しめたこの様を見てしまうとどんなに最前列にいたかったと、もっと早く行けばよかったと、かなり悔やんだ「大蛇」は必ずトリだ生神楽はお囃子の音響もすごかったし、大太鼓を叩いてる人の生歌も耳に残った200人くらいの観客が同じ舞いを見てるだけの共有した時間には、シャッター音が聞こえフラッシュが沢山たかれた神楽慣れしていない観客の反応もよく、見せ場では拍手が何度も沸き起きてた(石見人は慣れてるのでその反応はほぼない)大盛況だったと思うので、イオンも記念日に神楽を招待するのではなく、毎年でも呼んでほしい今度はぜひとも「鍾馗」や「頼政」などの古典神楽や、社中ごとの創作神楽も生で見たいやっぱ石見地方に行くしかないかぁ…………ぁ
2019.09.29
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今日は松江市でホーランエンヤという船神事の「渡御祭」があった自分はテレビやネットのライブ放送で家で見た放送では信じられないくらいの人出ということで、行かなくてよかったと思う反面、死ぬまでにはもう一度、近場で見ておきたい祭りは好きじゃないけど、ホーランエンヤは別物数日前からウキウキ心が弾む感じで、松江市に産まれたからにはDNAが「見よ!」と命令するホーランエンヤは宍道湖と中海をつなぐ大きな川の上を、松江城山稲荷神社から10キロ離れた阿太加夜神社まで、御神霊を船でお送りしてお帰りいただく9日間続く日本三大船神事の一つ櫂伝馬船という装飾された船とその他100隻の船が、1キロにも連なって「ホ~オラ~エ~ェエ、エ~ィヤサノッサッサ」と掛け声(唄)を出して櫂をかく場面は見もの船は中海沿いの5大地が出していて、数か月前から練習に励み、田舎なので後継者獲得も大変らしい櫂伝馬船の上で、歌舞伎風の化粧をした若者の男性が、刀に見立てた櫂を振ってキレッキレの踊りでカッコよく見えを切る姿には惚れるちなみにこの役割は「剣櫂」と呼ばれ、5地区の一つでは小中学生が務める伝統があるようで継承されている「剣櫂」とともに魅力なのが「采振り」女性的な化粧をして着物をまとった、これまた若い男性が棒の先に布の付いたものを女性的な動きで振る姿にも見惚れるあと女の子の姿に化粧をした少年による太鼓は、小学生が務め可愛い姿に微笑んでしまう祭りにはもちろん由緒正しいいわれがあって、370年前から行われている詳しくは公式サイトで22日の「中日祭」は阿太加夜神社近隣を船が上船され、陸での祭りになるのがすごい26日の「還御祭」は行った道を帰る+城山稲荷神社付近での祭りで終了どこをとっても完成度が高くて抜かりのない、10年に1度の勇壮で豪華絢爛な時代絵巻をご覧に、ぜひお越しください
2019.05.18
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