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ビー・ジーズの初期の大ヒット曲。この2曲は映画「小さな恋のメロディ」の主題歌。A面「Melody Fair」1969年発売の2枚組オリジナルアルバム「Odessa」からのシングルカット。アルバム発売当時はシングルカットしておらず、この映画に起用された事でシングルカットして大ヒットとなりました。イントロのストリングスの音を聴くだけで、懐かしい昔の光景や映画館が多かった街並なんかを思い出す。映画自体はそこまで好きではないのですが、ビー・ジーズのこの2曲が好きでDVDを観たくなる時がある。B面「First Of May」この曲の事はかなり前にも書いてるけど、「メロディ・フェア」よりも更にこっちの方が好きです。この曲もストリングスアレンジの美しさが印象に残る。歌メロも体に染み付いてしまってるほど、よく聴いた曲です。最後、アカペラになって終わっていく編曲が何度聞いてもたまらない。
2021年06月05日
1969年6月に発売されたビー・ジーズの初のベスト盤。最近、ディスコ期のビー・ジーズの事ばかり書いてましたが、初期のビー・ジーズもやはり最高です。ディスコ期以降のビー・ジーズしか知らない人にはこのベスト盤が一番おすすめ。初期の代表曲がほぼ網羅されています。1曲目「Holiday」 1967年9月シングル発売 1stアルバムに収録2曲目「I've Gotta Get A Message To You」 1968年9月シングル発売 3曲目「I Can't See Nobody」 1967年4月シングル発売B面 1stアルバムに収録4曲目「Words」 1968年1月シングル発売5曲目「I Started A Joke」 1968年12月シングル発売 5thアルバム「Idea」に収録6曲目「Tomorrow, Tomorrow」 1969年6月1日シングル発売7曲目「First Of May」 1969年3月シングル発売 6thアルバム「Odessa」に収録8曲目「World」 1967年12月シングル発売 2ndアルバム「Horizontal」に収録9曲目「Massachusetts」 1967年11月シングル発売 2ndアルバム「Horizontal」に収録10曲目「To Love Somebody」 1967年6月シングル発売 11曲目「Every Christian Lion Hearted Man Will Show You」 1967年9月シングル発売B面12曲目「New York Mining Disaster 1941」 1967年4月シングル発売 一番最初に発売されたアナログ盤のオリジナル盤にはA面6曲目が「Tomorrow, Tomorrow」ではなく「Spicks And Specks」が収録されていました。アメリカ盤の初CD化時に曲が入れ替えられたようです。この12曲の中にどこかで一度は耳にしたメロディーがあるんじゃないかな。今日、久しぶりにじっくりと5曲目「I Started A Joke」を聴いて、強烈に良い曲だと感動した。多分、10年以上まともに聴いていなかったのに、サビを聴いた途端にこの曲を初めて聴いた時のイメージなんかが浮かんだ。今日一、感動した。
2021年06月04日
ビー・ジーズの1979年2月にシングルカットされた曲。A面「哀愁のトラジティ Tragedy」この曲はアルバム「Spirits Having Flown」の1曲目に収録されてる大ヒット曲。アルバム「Spirits Having Flown」からは1曲目〜3曲目までがシングルカットされ、その3曲全てがビルボードで1位を獲得しました。3曲とも超名曲です。先行シングルとして最初にシングル発売されたのは2曲目に収録の「Too Much Heaven」です。ソフトでメロウなバラードでラジオでもガンガン流れてた曲。この「Tragedy」は「Stayin' Alive」と同じほどの知名度のある大ヒット曲。アレンジも構成も歌唱、演奏全て売れるの確実って感じの曲です。B面「Until」この曲もアルバム「Spirits Having Flown」からのカットです。アルバムのラストに収録されてる、少しプログレの感じもするバラード。当時はアルバムで遠して聴くと、この曲を聴かずに針を上げてた事もあったけど、大人になってから聴くと、まったく違う印象で聞き込んでしまう。昔はアルバムB面2曲目「Stop (Think Again)」の方がバラードとしてキャッチーで「Until」よりも気に入ってた。「Too Much Heaven」「Reaching Out」は文句なしの名バラードなので、「Until」が少し霞んでしまってたような気もする。
2021年05月30日
ビー・ジーズの10枚目のアルバム「To Whom It May Concern」(1972年10月発売)の先行シングルで1972年7月に発売されたシングル。A面「Run To Me」初期のソフトロック、フォーク時代に数え切れないほどに美しいメロディーのバラードを残しています。その中でもこの曲も印象的な美しい名曲です。QUEENの「ジェラシー」のサビが、この曲のサビに凄く似てるとよく言われていました。さすがにこれはかなり意識してるか、リスペクトして書いたか・・・雰囲気も似てます。QUEENの「ジェラシー」もめちゃくちゃ好きな曲で、両方ともそれぞれに最高です。ビー・ジーズの美しいバラードの楽曲を聴くと、いろんな時代の自分の周りの起こった出来事が頭に浮かんでくる。その曲が流行った時代に関係なく、メロディーの持つ力で忘れかけてた記憶もぼんやり蘇らせてくれる気がする。B面「Road To Alaska」この曲もアルバム「To Whom It May Concern」のB面5曲目に収録されてる曲。A面の美しいバラードは全く違う少しいなたいブルースロックです。ロードムービーを見てるような、アメリカの田舎町が想像できそうな楽曲。ここ1年前ぐらいから急にまたビー・ジーズをよく聴くようになって、ソフトロック期もディスコソング期もその後も、どの時期でも名曲を多く残してる凄さにあらためて感動しています。
2021年05月27日
ビー・ジーズの1977年の大ヒットシングル。この曲は1975年頃からのディスコ期の中では異色な初期作品のような楽曲です。A面「How Deep Is Your Love」この曲も映画「Saturday Night Fever」のサントラ盤からの大ヒット曲。多分、この曲のメロディーとハーモニーの美しさは誰も文句つけようのないと思う。メロディーだけで胸が熱くなる。ビー・ジーズの楽曲の中でも確実にベスト5に入るほどに好きな曲です。懐かしさだけじゃない感動をいつも感じられる。B面「Can't Keep A Good Man Down」メロウなディスコサウンドナンバー。何も知らない人にこの曲を聴かせたらソウル系やR&Bの黒人アーティストが演奏して歌っていると思うんじゃないかな。渋いノリで2021年の今、聴いてもカッコ良さにゾクゾクすると思う。ビー・ジーズはその時期、時期でまったく違ったアプローチをしてて、人によってビー・ジーズに触れた時期で持ってる印象がまったく違うのもおもしろい。初めて聴いてみるとしても、その時代ごとに名曲が山ほどあるので、どの時代から聴き始めても最高の音に触れられるように思う。
2021年05月22日
C.C.R(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)の1971年発売のシングル。(日本盤は1972年発売)A面「Sweet Hitch-Hiker」7枚目のアルバム(ラストアルバム)「Mardi Gras」のラストに収録されてる曲です。軽快な8ビートロック。Steppenwolfの「Born To Be Wild」を彷彿させる感じですが、自分は「Sweet Hitch-Hiker」の方が好きだったりします。この曲は1971年7月に単体でシングル発売。1972年1月発売の「Mardi Gras」の最後に収録。ビルボード6位にまで上がった大ヒット曲です。B面「Door To Door」アルバム「Mardi Gras」のB面4曲目に収録されてます。アルバムでは「Sweet Hitch-Hiker」の前の曲。この曲はミディアムアップのブルースロックです。C.C.Rもたまに聴くと懐かしさと、新たに気づく感動で聞き入ってしまう。良い曲が多いバンドです。これまで4枚くらいしか書いてなかったので、いろいろ書きたい。
2021年05月19日
ビー・ジーズの1977年12月13日発売の大ヒットシングル。1977年頃からのDisco期の代表曲のひとつ。A面「Stayin' Alive」この曲、イントロが流れると知らない人はきっといないと思う。タイトルと曲が一致してない人もいるかも知れないけど、最初の20秒聴けば聞いたことある曲だって思う人がほとんどだと思う。今でもたまにいろんな所で耳にする事もあるし、当時は毎日のようにFMでもAMでも流れてた。映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のサントラ盤の1曲目に収録されてるのをシングルカットしたもの。サウンドトラック盤としては4000万枚売り上げてサウンドトラック盤野中で過去最高の売り上げの作品になっています。このサントラ盤は今聴いてもめちゃくちゃ最高です!B面「If I Can't Have You」この曲も映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のサントラ盤に収録されてるメロウな曲。アルバムA面ラストに収録。他の曲に比べるとやや地味な印象だった曲だけど、大人になってから聴くと、この曲の渋さに感動する。ビー・ジーズは初期やソフトロック期の「First Of May」「Massachusetts」「Words」「Don't Forget To Remember」などとディスコ期の楽曲の全く違ったアプローチに驚かされる人が多いと思う。「First Of May」と「Boogie Child」「Stayin' Alive」が同じバンドの曲だとは思わないと思う。そんな事、言い出したらQUEENもそうなんだけど。ディスコ期で一番好きな「How Deep Is Your Love(愛はきらめきの中に)」に関しては初期のソフトロック期にかなり近い演奏とアレンジです。「How Deep Is Your Love(愛はきらめきの中に)」が好きすぎて、ずっと一日中聴いてた事もあります。
2021年05月17日
1975年5月リリースのBee Geesの大ヒットシングル。この「Jive Talkin'」の大ヒットで次の「Nights On Broadway」も大ヒット。さらにその次の「Fanny (Be Tender With My Love)」も大ヒット。3曲とも13枚目のアルバム「Main Course」に収録されている曲です。A面「Jive Talkin'」この曲は1977年「サタデーナイト・フィーバー」のサントラ盤にも収録されました。イントロのスクラッチギターから始まる雰囲気が斬新で初めて聴いた時は何の音なんだろう?って子供の頃は思ってた。ソフトなディスコナンバーですが、いつ聴いてもノリが気持ちよくて自然と身体が動きそうになる。全米1位を獲得した大ヒットシングル。アルバム「Main Course」のリードトラックで第一弾シングル。B面「Wind of Change」この曲も軽快なディスコサウンド。ちょうどこの頃にディスコ期に入ったBee Geesが大成功していく予兆のような2曲。この時点で全米1位なので既に大成功しているのですが。この「Wind of Change」はめちゃくちゃカッコいい曲です。SAXソロもゾクゾクする。サビの美しいメロディーは一度聴くと耳に残る素晴らしいメロディーです。今日、久しぶりにBee Geesのアルバムやシングルをいろいろ聴いたけど初期の1974年までのソフトロック期から華やかなディスコ期(1975〜1979)、そして80年代以降も名曲が山ほどあります。Bee Geesの音楽の幅の広さに感動させられる。
2021年05月14日
ベッド・ミドラー主演「フォーエバー・フレンズ」のサントラ盤。少し前に久しぶりにこの映画をDVDで観てから、何曲かがずっと頭に残ってる。サントラ盤持ってたのを思い出してじっくり聴いていた。1曲目「Under The Boardwalk」2曲目「Wind Beneath My Wings」3曲目「I've Still Got My Health」4曲目「I Think It's Going To Rain Today」5曲目「Otto Titsling」6曲目「I Know You By Heart」7曲目「The Glory Of Love」8曲目「Baby Mine」9曲目「Oh Industry」10曲目「The Friendship Theme」シングルカットされた「Under The Boardwalk」が1曲目です。この曲は1964年ドリフターズが大ヒットさせた名曲。あの車の中での回想シーンが浮かんでくる感動的な歌唱です。2曲目「Wind Beneath My Wings」は最後に流れる曲で、この曲が流れてくるだけで条件反射で鼻の奥がツンとしてくる。映画を観たことがある人ならばこの感覚わかると思う…3曲目「I've Still Got My Health」は1940年コールポーターの曲でおしゃれで軽快なジャズ4曲目「I Think It's Going To Rain Today」は1966年発表のランディ・ニューマン初期の名曲。ベットが歌うこの曲はまた違って最高です!5曲目「Otto Titsling」はシングル「Under The Boardwalk」のカップリング曲。強烈にシアトリカルでコミカルな曲です。7曲目「The Glory Of Love」も涙なしには聴けない曲です。優しく歌い上げるベットの声に震える。8曲目「Baby Mine」は映画「ダンボ」の中で使われた曲のカバー。ピアノ1本で歌う。9曲目「Oh Industry」はその他の曲と毛色の違う斬新な曲。アフリカンビートのような激しい打ち込みのリズムと力強く歌い上げるベット10曲目「The Friendship Theme」は静かで美しいピアノインスト曲です。
2021年05月03日
イギリスのハードロックバンド「Uriah Heep」の12枚目のアルバム。8th「Return to Fantasy」以降のアルバムは当時あまり聴かなくなってたけど16th「Equator」までは発売されたらほとんど買って聴いてた。その頃のアルバムなら「Head First」が一番好きなアルバム。「Fallen Angel」をアナログ盤で聴こうと探してみたけど、ない。15年ほど前に中古レコード屋にまとめて売った中に入ってたのかも。勿体ない事をした。今みたいに、こんなにアナログ盤ばかり聴くようになるとは想像してなかったし1997年リマスター盤CDを買ったので多分もうアナログ盤は聴かないと思ったんだろうな。売った事も忘れてるけど。このアルバムを急に聴いたのは日本のフォークバンドのバラードのような5曲目の「Come Back To Me」を聴きたくなって全部通して聴いた。1曲目「Woman Of The Night」2曲目「Falling in Love」3曲目「One More Night」4曲目「Put Your Lovin' On Me」5曲目「Come Back To Me」6曲目「Whad'ya Say」7曲目「Save It」8曲目「Love Or Nothing」9曲目「I'm Alive」10曲目「Fallen Angel」ボーナストラック11曲目「Cheater」12曲目「Gimme Love」13曲目「A Right To Live」14曲目「Been Hurt (Previously Unissued Original Version)」タイトルナンバー10曲目「Fallen Angel」も10年以上ぶりに聴いたけど、当時この曲それほど好きじゃなかったと思うけど、聴いてみると今頃ハマってしまった。シンセドラムも今では逆に気にならない。LPではA面ラスト曲だった5曲目「Come Back To Me」も久々に聴いて感動でした。この頃のユーライアヒープはハードロックバンドって枠をもっと広げてあまりジャンルに拘らないバンドになっています。POPでキャッチーな名曲も多くあります。B面1曲目6曲目「Whad'ya Say」は後期のピンク・レディーみたいでカッコいい曲。この曲も当時から好きだった。8曲目「Love Or Nothing」は爽やかな青春ソングみたいで楽曲の幅広さを楽しめる。
2021年03月27日
アメリカのロックバンド「ソウルハット」の1stアルバム。少し前に2nd「Good To Be Gone」の事を書いたけど、この1stアルバムはカントリー、フォーク、ブルース色が強めで、ロック、ジャズ色強めの2ndとはかなり違っている印象です。両方最高です。Vocals, Guitar – Kevin McKinneyVocals, Guitar – Bill CassisBass, Vocais – Brian WalshDrums – Barry 'Frosty' SmithCello – Danny LevinTrombone – Jon Blondell1曲目「Prayin' For Rain」2曲目「Stranger Things」3曲目「Alone」4曲目「Brian Waltz」5曲目「Big Backyard」6曲目「Things Aren't Like That Anymore」7曲目「Here」8曲目「Stink Pot」9曲目「Holy Cow」10曲目「Build It Up, Tear It Down」帯に書かれてる文字とジャケで買ったアルバム。帯には「ブルース、フォーク、ファンク、ソウルを融合。最高にヒップなロックの最新型を生み出した。」と書かれてる。どんな音楽なんだろうと期待して買って帰った。でも、ほぼジャケ買いだったけど^^;ゴジラの世界ではないけど、ウルトラマンに出てきそうな巨大怪人とか宇宙人。顔は象…。それもジャケット着てスラックスも穿いてる。その後ろを子供怪獣がついて歩く。構図はガッパの羽田空港のシーンを思い出させる。1曲目「Prayin' For Rain」を聴いてジャケ買い成功!って思ってアルバム聴き終え、すぐに友人にこのアルバムの事を報告の電話したのを覚えてる。ゲストプレイヤー、Jon Blondellのトロンボーンが入る事でより華やかになってます。洗練されたラテンナンバー。2曲目「Stranger Things」曲調は気分があがってくるようなカントリーロックです。歌詞はまったく楽しげではないですが…3曲目「Alone」は1960年代中頃から後半のようなロックを感じられる。Doorsのような雰囲気もあります。4曲目「Brian Waltz」はカントリー色のあるワルツ曲。 Danny Levinのチェロをフィーチャーしてて曲の世界がさらに広がっていきます。5曲目「Big Backyard」は最初に聴いた時に一番気に入ってた曲。とにかくカッコ良くて何度も聴いてた。今でも好きですが一番ではないかな。7曲目「Here」はフォークロックナンバーで、アコギ2本、コンガなんてまるでアリスのようです。「ALICE IV」とかに入っててもおかしくないような感じ^^8曲目「Stink Pot」は超大作で11分26秒もあります。ブルースロックです。かなり長くインスト部分が続きます。ブルースギターソロです。70年代ロックのような9曲目「Holy Cow」が今は一番好きな曲。凄くシンプルですがめちゃくちゃカッコいい曲です。10曲目「Build It Up, Tear It Down」は軽快なテンポのカントリーロック。
2021年03月15日
アメリカのシンガーソングライター「アルバート・ハモンド」の2ndアルバム。(イギリスで生まれてアメリカに移住)ゆったりとした気持ちで柔らかい音に包まれたい時は「アルバート・ハモンド」を聴くのも凄く良い。1st「It Never Rains in Southern California」と2nd「The Free Electric Band」を2枚続けて聴いた。今日は2枚目のアルバムの事を。A面1曲目「Smokey Factory Blues」2曲目「The Peacemaker」3曲目「Woman Of The World」4曲目「Everything I Want To Do」(僕のしたい事)5曲目「Who's For Lunch Today?」(昼食は誰と?)B面1曲目「The Free Electric Band」2曲目「Rebecca」(麗しのレベッカ)3曲目「The Day The British Army Lost The War」(僕と英国軍将校)4曲目「For The Peace Of All Mankind」(落葉のコンチェルト)5曲目「I'll Thing I'll Go That Way」LP裏ジャケこのアルバムからシングルカットされたB面4曲目「落葉のコンチェルト」は日本でも大ヒット。美しく切なく景色が浮かび上がってくるような楽曲です。この曲は子供の頃にシングル盤を買って聴いてた。アルバムを買ったのは10代後半になってからだったと思う。もう1枚シングルカットされたのはアルバムタイトル曲B面1曲目「The Free Electric Band」。この曲はミディアムテンポのロックナンバー。アレンジも演奏も気持ち良くカッコイイ。レコーディングメンバーは1st「It Never Rains In Southern California」とほぼ同じです。ここにストリングスのThe Sid Sharp Stringsが参加。Albert Hammond Vocals, Rhythm GuitarJay Lewis, Larry Carlton GuitarJoe Osborn BassJim Gordon DrumsMichael Omartian Keyboardsアルバム1曲目「Smokey Factory Blues」が物凄く好きで、アルバムを買ってきて初めて聴いた時は鳥肌ものの引き込まれ方だった。アルバート・ハモンドの声の魅力がこの曲で凄くわかりやすいように思う。2曲目「The Peacemaker」はシングル「落葉のコンチェルト」のB面に収録された。国によってはこの曲がA面でリリースした所もあります。アルバムラスト曲B面5曲目「I'll Thing I'll Go That Way」が一番何度も聴きたくなる曲。「落葉のコンチェルト」も当然、物凄く好きな曲ですが一番好きなのはこのラスト曲です。サビの分厚く暖かいコーラスとストリングスの美しさに聴く度に胸が熱くなる。LP見開き中LPライナーノーツシングル盤「落葉のコンチェルト」のジャケット
2021年03月10日
ジャーニーの元ヴォーカリスト、スティーヴ・ペリーの1stソロアルバム。ジャーニーを脱退してからは不運続きで現在までにまだ3枚のソロアルバムしかリリースしていません。このアルバムは大ヒットしてお金をかけた「Oh Sherrie」のMVも話題になった。2006年にボーナストラックを5曲追加してリマスターされた時に初めてCDに買い換えた。それでもLPで聴くことの方が多い。A面1曲目「Oh Sherrie」2曲目「I Believe」3曲目「Go Away」4曲目「Foolish Heart」5曲目「It's Only Love」B面1曲目「She's Mine」2曲目「You Should Be Happy」3曲目「Running Alone」4曲目「Captured By The Moment」5曲目「Strung Out」2006年リマスター盤にはAlien Projectとしての楽曲、「My My My」「Harmony」「Makes No Difference」の3曲と「Don't Tell Me Why You're Leavin'」「If Only For The Moment」の2曲、計5曲。2006年リマスター盤このアルバムからの2ndシングルになったB面1曲目「She's Mine」が特に気に入ってよく聴いてた。Steve DouglasのテナーサックスとMichael LandauのGソロが最高です。続くB面2曲目「You Should Be Happy」はジャーニーのハードな楽曲に近いようなハードロックです。この曲も発売当時から好きだった。A面3曲目「Go Away」もメロディーやボーカル譜割りは「Don't Stop Believin'」みたいですが久々に聴いてもイントロからサビまでのアレンジのカッコ良さに惹かれる。A面4曲目「Foolish Heart」もシングルカットされヒットした曲です。Steve Perryもソウルフルな歌唱が楽しめるロッカバラードです。B面4曲目「Captured By The Moment」も忘れてはいけない名曲。歌詞の中にミュージシャンのレジェンド達の名前が出てきます。The Beatles、Sam Cooke、Janis Joplin、Jimi Hendrix、Otis Redding・・・
2021年03月06日
アメリカのロックバンド「Soulhat」の2ndフルアルバム。最近、懐かしいバンドをいろいろ聴いてるけど、このバンドも一時期凄くハマってたバンド。一応ロックバンドなのですが、楽曲のヴァリエーションの幅は異常に広い。1st「Outdebox」とこの2ndでも印象はかなり違う。QUEENのような音楽の幅を感じるバンドです。メンバー構成Vocals, Guitar – Kevin McKinneyGuitar – Bill CassisBass – Brian WalshDrums – Barry 'Frosty' Smith1曲目「Homer」2曲目「Good To Be Gone」3曲目「Wiggin'」4曲目「Big Nose」5曲目「Psychological Bone」6曲目「Preacher Man」7曲目「Bonecrusher」8曲目「Emugga」9曲目「Dirty Old Man」10曲目「Waited」11曲目「15 More Miles」1曲目「Homer」はミディアムブルースロック。これがたまらなくカッコ良い!2曲目「Good To Be Gone」は1曲目からの流れで続けて聴くとより最高です!この曲はファンクなノリの渋い曲です。3曲目「Wiggin'」もアップテンポなファンクな曲です。久々に聴いたけど凄い!4曲目「Big Nose」3連の大きいノリのバラード。5曲目「Psychological Bone」もアレンジ、演奏、構成どれも鳥肌もののカッコ良さ。6曲目「Preacher Man」は60年代〜70年代のフォークロックのような懐かしさも感じる大好きな曲。7曲目「Bonecrusher」はHeavyなメタル曲。シングルカットされてヒットした曲。OZZYの「No More Tears」にでも入ってそうな感じもするしExtremeのようなノリも感じる。8曲目「Emugga」はヨーロピアンプログレのような美しく複雑なインスト。9曲目「Dirty Old Man」は昔からこのアルバムで一番好きな曲。アルバムの中では地味な位置だし地味な存在だけど始まり方から構成、展開も好きすぎて飽きない。10曲目「Waited」は不思議な世界観のバラードです。11曲目「15 More Miles」ラスト曲はハードなミディアムロック。この曲、1曲の中に3曲入っているように構成されています。4分半で「15 More Miles」が終わると、まったく違うノリの曲が始まる。最後の1分半はまた違う曲が始まる。このバンドは3枚のアルバムと2枚のライブ盤をリリースしています。どれも買って得した感が強かったアルバムです。
2021年02月27日
1998年にホワイトスネイクを解散して2000年に久しぶりのソロアルバムとして発売されたアルバム。このアルバムは凄く好きでよく聴いてたアルバムでした。次のソロアルバムを楽しみにしていたら、またホワイトスネイクを再結成してこのアルバム以降ソロアルバムは出ていない。今日はホワイトスネイクの「Ready an' Willing」「Trouble」「Come an' Get It」連続でアナログ盤でさっきまでずっと聴いてた。急にこのソロアルバムを聴きたくなって何年かぶりに聴いてた。1曲目「Into The Light」2曲目「River Song」3曲目「She Give Me」4曲目「Don't You Cry」5曲目「Love Is Blind」6曲目「Slave」7曲目「Cry For Love」8曲目「Living On Love」9曲目「Midnight Blue」10曲目「Too Many Tears」11曲目「Don't Lie To Me」12曲目「Wherever You May Go」気に入ってる曲「Into The Light」はイントロダクション的な緊張感の高まるインスト。2曲目「River Song」・・・これがカッコ良い!この曲はめちゃ渋くて最高です。3曲目「She Give Me」も最初に聴いた時から妙に気に入ってた曲。4曲目「Don't You Cry」はDavid Coverdaleお得意のハードロッカバラード。5曲目「Love Is Blind」はこのアルバムの中でベスト3に入る大好きな曲です。美しいバラード。7曲目「Cry For Love」は懐かしいホワイトスネイクを思い出させてくれるハードロック8曲目「Living On Love」も古き良きホワイトスネイクを感じさせてくれる名曲。10曲目「Too Many Tears」は1997年発売のホワイトスネイクのアルバム「Restless Heart」に収録されてた曲のセルフカバーですが「Restless Heart」の時は良いと思ってなかったのにこのバージョンを聴いてこの曲が凄く好きになった。11曲目「Don't Lie To Me」も古き良きホワイトスネイクを感じさせてくれる大好きな曲です。
2020年12月31日
イギリスのプログレ「マリリオン」の1984年発売のライブアルバム。1983年1stアルバム「独り芝居の道化師」(Script For A Jester's Tear」と2nd「破滅の形容詞」(Fugazi)の2枚のアルバムからとシングルでのみ発売されてた曲で構成されています。A面1曲目「Assassing」(暗殺者)2曲目「Incubus」(夢魔)3曲目「Cinderella Search」B面1曲目「Forgotten Sons」(忘れ去られた子供たち)2曲目「Garden Party」3曲目「Market Square Heroes」プログレなので長尺曲もあり曲数が少なくなってしまうのは仕方ない。CDではA面とB面の間に「Emerald Lies」が追加収録されています。2nd「Fugazi」からの「Assassing」「Incubus」の冒頭2曲が最高です!スタジオバージョンばかり聴いていたのですが、久々にライブバージョン聴いてみてライブの緊張感とクオリティの高さに感動しながら聴いてました。ブートなどの他のライブバージョンも聴きたくなった。3曲目「Cinderella Search」はイギリスでシングルカットされた「Incubus」のB面に収録されてた楽曲。1984年の時点では日本では未発表曲でした。ライナーノーツに「Incubus」のB面と書かれていて中古レコード店など探したけど見つける事ができなかったシングルです。B面1曲目「Forgotten Sons」は1stアルバムラストに収録されてる超名曲です。凄く好きな曲です。シアトリカルでドラマチック。ライブバージョンはよりドラマチックですが、この曲に関してはスタジオバージョンの方が好きです。2曲目「Garden Party」も1stアルバムに収録されてる名曲です!この曲も複雑難解な楽曲ですが、ライブ映えする演奏と演出に感動です。3曲目「Market Square Heroes」はマリリオンのイギリスでのデビューシングル曲。1984年時点では日本では未発表曲でした。キャッチーなノリの良い曲です。日本盤LPの歌詞カードには「Cinderella Search」と「Market Square Heroes」の2曲の所に「きわめて強いスコットランド訛りのため英歌詞掲載不可能です」と書かれてるw
2020年12月21日
フランスのプログレ「エルドン」の4thアルバム。前作の3rd「It's Always Rock'n'Roll」がLP2枚組の大作アルバムでした。このアルバムも前作よりもよりHeavyで難解な楽曲で構成されています。1曲目「Perspective I (Ou comment procéde le nihilisme actif)」 (遠近法 いかに能動的にニヒリズムを行動すべきか)2曲目「Perspective II」 (遠近法 2)3曲目「Perspective III (Baader-Meinhof Blues)」 (遠近法 3 バーダー・マインホム・ブルース)4曲目「Intermède & Bassong」 (バッソン)5曲目「Perspective IV」 (遠近法 4)1曲目が10分26秒、3曲目が10分48秒 5曲目が21分46秒の長尺曲です。1曲目「Perspective I (Ou comment procéde le nihilisme actif)」は、かなりDarkで重い曲。暗黒の宇宙空間のような重厚なシンセサイザーの演奏。2曲目「Perspective II」はスペイシーなシーケンスが繰り返され金属音のパーカションが絡む。3曲目「Perspective III (Baader-Meinhof Blues)」はダリオ・アルジェントの映画にそのままでも使えそうな圧迫感と恐怖心を煽り立てられるシーケンスにHEAVYなギターが絡みついてくる。この曲は10分が短く感じられる。4曲目「Intermède & Bassong」は少しだけホッとできる時間。あくまでも少しだけです。綺麗な響きの楽曲です。5曲目「Perspective IV」LPではB面はこの1曲のみです。3つのセクションに分かれていて「Perspective IV」「Virgin Swedish Blues」「Psylocybine」の順に展開されます。ギターとリズム隊が入ってくる所から「Virgin Swedish Blues」です。「Virgin Swedish Blues」がフェードアウトしてシンクロするようにシーケンスが入ってくる所が「Psylocybine」です。この5曲目は圧巻です!
2020年12月13日
フランスのプログレ「エルドン」の2ndアルバム。2005年リマスターの紙ジャケで聴いたのですが、2012年リマスターも発売されてるようで少し気になっています。この2005年版でじゅうぶん満足してるのですが・・・。「エルドン」の事は一度も書いていなかったかも知れない。同じフランスのプログレ「Atoll」の事は何度も書いているのに・・・。この2ndのジャケット写真はショッキングな写真です。警棒を振り上げ追いかけてくる機動隊から逃げる青年の写真。この写真を見ながらアルバムを聴くといろんな物が頭に浮かんでくる。エレクトロニック・ロックアルバムです。Guitar – Alain Bellaiche Alain RenaudGuitar, Synthesizer, Mellotron – Georges GrunblattMellotron, Guitar, Tape, Synthesizer – Richard Pinhas1曲目「In The Wake Of King Fripp」2曲目「Aphanisis」3曲目「Omar Diop Blondin」4曲目「Moebius」5曲目「Fluence a)Continuum Mobile」6曲目「Fluence b)Disjonction Inclusive」7曲目「St-Mikael Samstag Am Abends」8曲目「Michel Ettori」1曲目「In The Wake Of King Fripp」は明らかに「In The Wake Of Poseidon」をもじってる。King Crimsonの影響を強く受けてるバンドです。「King Fripp」は「King Crimson」と「Robert Fripp」を合わせたものだと思う。「Robert Fripp」は「King Crimson」のギタリストです。翻訳すると、「偉大なるロバートフリップの跡を追って」って感じになるのかな。「In The Wake Of Poseidon」の「Wake」を「目覚め」と訳されたのは間違っているようです。「ポセイドンのめざめ」も本当の意味は違ってる。「King Crimson」の中で「In The Wake Of Poseidon」が一番好きなアルバムです。このアルバムはリズム隊もボーカルもないインストアルバムです。流していると何か作業のBGMになってしまいがちなのですが、何もせずに聴き込むと全く違う。美しくクラシカルな曲、不穏な空気を感じる曲、テクノな曲、このアルバムは聴きやすい方です。自分は4枚目「Agneta Nilsson」が特に好きなのですが、「Agneta Nilsson」はいつでも気軽に聞ける感じではないアルバム。このアルバムとはまったく印象が違うアルバムです。
2020年12月06日
アメリカのハードロックバンド「DUST」の1stアルバム。今日は70年代のハードロック、ブルースロックばかりアナログ盤で聴いてた。Black Cat BonesとWhite snakeの3rd、Black Widow3rd、そしてこのDustのアルバムを最後に聴いた。自分が持ってるDUSTのLPはよく見てみると1984年に再発したものだった。1984年ごろに新譜で買ったのを覚えてる。ブートレックを数多く揃えてた梅田の輸入レコード店で買った。シュリンク付いてるから1971年オリジナルではないとは思ってたけど、品番で調べると1984年リイシューUS盤でした。ジャケットで損してると思う。俺みたいな奴はこのジャケットに飛びつくけど、ほとんどの人は持っていたくないように思う^^;これも「From A Dry Camel」のコンセプトなのかも知れないけど。A面1曲目「Stone Woman」2曲目「Chasin' Ladies」3曲目「Goin' Easy」4曲目「Love Me Hard」B面1曲目「From A Dry Camel」2曲目「Often Shadows Felt」3曲目「Loose Goose」ジャケットはこんな感じだけどまったくオカルト系じゃなく、どっちか言うと明るい目のロックです。ブルースロック寄りのシブい演奏。1曲目「Stone Woman」この曲の始まり方は最高です。何気ない口笛からハードなGリフへ。ホワイトスネイクも少しは影響されてると思う。2曲目「Chasin' Ladies」はかなり久しぶりに聴いたけど、こんなにカッコ良かったっけ・・と思った。CDででも何年も聴いてなかったので凄く新鮮に聴けた。この曲、イイ!3曲目「Goin' Easy」はスライド奏法のアコギのみで歌い始めるめちゃカッコいい構成。リズム隊が入ってくるとHEAVYなスローテンポのブギーブルースになります。4曲目「Love Me Hard」はLed Zeppelinを彷彿させる。かなり・・・^^;でもほぼ同時期です。B面1曲目「From A Dry Camel」はこのアルバムの核になってる曲です。裏ジャケのラクダはこの曲のイメージなのでしょう。110分近い長尺ブルースロックナンバー。前半のスローパートは気怠く暑く乾燥してる世界を感じさせ、次のアップテンポロックパートに展開すると何かに急かされるような圧迫感を感じられる。そして再びスローパートへ。2曲目「Often Shadows Felt」は初めて聴いた1984年も今も大好きな曲。やっぱりこの曲が今回も一番良いと思えた。3曲目「Loose Goose」がアルバムラスト曲。アップテンポの激しいインスト。2009年に再発されたCDにはA面1曲目「Stone Woman」のシングルバージョンが収録されています。アルバムバージョンより50秒短縮して構成されてるキャッチーなバージョンです。
2020年12月04日
フランスのプログレッシブ・ロックバンド「アトール」の2ndアルバム。2002年発売の紙ジャケリマスター盤ばかり聴いてたのですが、今日は久々にアナログ盤で聴いた。10代後半から20代の頃には凄くよく聴いたアルバム。アトールの中では今は3rdアルバムが一番好きですが当時はダントツでこの2ndばかり聴いてた。この時のメンバーAndre Balzer (Vo, Percussion)Jean-Luc Thillot (Bass,Vo)Christian Beya (G)Michel Taillet (Key,Percussion,Vo)Alain Gozzo (Drums,Percussion,Vo)Richard Aubert (Violin)A面1曲目「Le Photographe Exorciste」(悪魔払いのフォトグラファー)<スーフルの青い光> <暴かれた正体> <怪奇現象> <…そして出現>2曲目「Cazotte No. 1」(カゾットNo. 1)3曲目「Le Voleur d'Extase」(恍惚の盗人) <陶酔> <色彩の盗人>B面-組曲「夢魔」-I 「Imaginez Le Temps」(思考時間)<謎の暗闇> <透明な湖上にて>II 「L'Araignee - Mal」(夢魔)<睡眠思考> <冷凍幻影> <老衰頭脳> <精神侵蝕>III「Les Robots Debiles」(狂った操り人形)<操り人形> <神への冒涜>IV「Le Cimetiere De Plastique」(プラスチックの墓碑)<プラスチックの街> <墓地> <不思議な子供たち> <夜を求めて>部屋を暗くしてスピーカーの前で爆音のAtollの音を受け止めると20代の頃のような感覚になる。ユーロロックにハマってた時期の中でもAtollは特によく聴いたバンド。あとは「P.F.M」と「Arti E Mestieri」「Heldon」にもハマった時期があった。1stアルバム「Musiciens - Magiciens」の2曲目「Le Baladin Du Temps」にも「夢魔」というパートがあります。「Le Baladin Du Temps」の夢魔のパートはキャッチーなロックパートでした。1曲目「Le Photographe Exorciste」(悪魔払いのフォトグラファー)の冒頭部分はQueenがパクったなんじゃないかって言われてるけど、言われてみればそうかもと思う。この曲は語りと呪文のようなボーカルです。1973年公開の「The Exorcist」にきっと影響されたんだろうと思う。2曲目「Cazotte No. 1」は2002年リマスター盤にライブバージョンが収録されています!このライブバージョンが最高でライブの方で聴きたくなってしまう。アトールはジャズロックの要素がかなり多めなプログレです。どの曲も一度聴いただけでは良さが分かりにくいかも知れないけど、このアルバムも全曲最高!Atollは今、買えるのかな。一時期ずっと買えない時期があったりしたけど。1993年発売の「ヨーロピアンロックコレクション」の音も好きです。アナログが最強ですが。LP裏ジャケ2002年リマスター 紙ジャケCD1993年発売版CD
2020年12月02日
ドナ・サマーの「The Wanderer」が1980年発売から40年を迎え特別企画盤が発売されました。1980年に設立されたアメリカのゲフィン・レコードの第一弾レコードがこの、ドナ・サマーの「The Wanderer」でした。<最新リマスター>1曲目「The Wanderer (Figo Sound Radio Mix)」2曲目「Looking Up (Figo Sound Version)」3曲目「Nightlife (Le Flex Sunset Remix) [Radio Edit]」4曲目「The Wanderer」5曲目「Looking Up」6曲目「Breakdown」7曲目「Grand Illusion」8曲目「Running For Cover」9曲目「Cold Love」10曲目「Who Do You Think You're Foolin」11曲目「Nightlife」12曲目「Stop Me」13曲目「I Believe In Jesus」14曲目「Grand Illusion (Le Flex Poolside Mix)」15曲目「Looking Up (Figo Sound Extended Version)」16曲目「Nightlife (Le Flex Sunset Remix)」17曲目「The Wanderer (Figo Sound Full Mix)」17曲収録で72分というボリュームたっぷりの内容です。新たに加えられた7曲のリミックスも聞き応え十分の内容です!ゲフィンに移籍してからROCK色が強くなりました。元の路線をもっと残して欲しいと思ったファンも多かったんじゃないかな。アルバムの10曲はどれも捨て曲なしの名曲揃いではあります。追加されたリミックスの中では、「The Wanderer」と「Grand Illusion」のリミックスは特に鳥肌でした。オリジナルではROCKナンバーの「Nightlife」もガラリと印象が変わったリミックスです。「Looking Up」もキャッチーなROCKな曲ですが、リミックスバージョンはいまいちに思えた。9曲目「Cold Love」は久しぶりに聴いたけど、めちゃくちゃカッコいい!こんなにJourneyの「Don't Stop Believin' 」っぽいメロディーだったんだと気付いた。8曲目「Running For Cover」も好きな曲でダンスミュージックとロックの融合って感じの曲。ドナ・サマーのアルバムなら最近は「Bad Girls」「A Love Trilogy」「Live and More」「Four Seasons of Love」などのもろディスコサウンド系のアルバムばかり聴いていたので、ゲフィン移籍後のサウンドはかなり久々に聴いた感じ。この少し後に大揉めしてアルバムがお蔵入りになったりしたし、移籍する前ほど楽しめてなかったんじゃないかと勘ぐってしまう。ゲフィン移籍後ももちろん良い曲だらけなのですが…。「The Wanderer」を当時、よく聴いてた人にはこの40周年記念盤は超おすすめです。リマスターも良いし、ボーナストラックも良いし、ブックレットも仕様も豪華です!
2020年11月02日
りりィの6枚目のアルバム。このアルバムも超豪華なミュージシャンの演奏で制作されています。A面1曲目「ミス・キャロン・ターバット」2曲目「春子」3曲目「かくれんぼ」4曲目「だから私は歌っていたい」5曲目「さびしがりや」B面1曲目「しあわせ・ふしあわせ」2曲目「心は夏に誘われて」3曲目「午後の鐘」4曲目「熱い砂」5曲目「時間よとまれ」6曲目「BLUE NIGHT LILY IN THE VALLEY」参加ミュージシャンりりィさん Vo、Percussion佐藤博さん Piano,Mini Moog,E.P鈴木茂さん E.GRiver Mouse A.G笛吹利明さん A.G ,Gut.G田中章弘さん Bass小原礼さん Bass上原裕さん Drumsペッカーさん Congas,Timpaless.Percussion作詞 りりィさん 望田市郎さん(A-4)作曲 りりィさん 八木正生さん(A-4) 佐藤博さん(B-4)編曲 佐藤博さんA面1曲目「ミス・キャロン・ターバット」はエスニックな陽気なアレンジで切ない歌詞の名曲です。この曲の印象は強くて何十年も聴いてなかった時期にもふと思い出す曲でした。リードトラックの先行シングル曲。2曲目「春子」はレゲエナンバー3曲目「かくれんぼ」明るめのブルージーな曲。4曲目「だから私は歌っていたい」 この曲は作詞、作曲ともりりィさん以外の方が作っています。レゲエのノリの曲。5曲目「さびしがりや」 この曲はアコギ1本で歌う重いフォークナンバー。山崎ハコさんを思い出すような雰囲気です。凄くいい曲です。B面1曲目の「しあわせ・ふしあわせ」も印象に強く残ってた曲です。よく聴いた曲。2曲目「心は夏に誘われて」はシングル「ミス・キャロン・ターバット」のB面曲3曲目「午後の鐘」は前の曲「心は夏に誘われて」と繋がっているのが最高です。この2曲は連続で聴くとより楽しめる気がする。4曲目「熱い砂」はゆったりしたバラード5曲目「時間よとまれ」 ラテンパーカッションが何種類も鳴ってる斬新な構成とアレンジの曲。6曲目「BLUE NIGHT LILY IN THE VALLEY」ラスト曲は2分もない小作品です。美しいメロディーが頭に残ります。
2020年09月13日
りりィの1973年発売の2ndアルバム。「オーロイラ」「タエコ」「りりシズム」「マジェンタ」とこのアルバムは当時、LPで持ってたのでよく聴いたアルバムです。LPと紙ジャケCDA面1曲目「無関係のさよなら」2曲目「今日は空が雨で出来てる」3曲目「憧れのファミレド氏」4曲目「ジュン」5曲目「パイプ・ラブ」6曲目「心が痛い」B面1曲目「スプリング・ハズ・カム」2曲目「朝」3曲目「りんごを食べないで」4曲目「変型ねつかれなくて」5曲目「なぜ」全曲 作詞・作曲 りりィさん 編曲 木田高介さん木田高介さんが全曲編曲を担当してる事も貴重。そして、木田さんが6曲ドラムを叩いています。木田さんはピアノ、ベース、サックス、ドラム、パーカッション、ギターと何でも演奏できる天才としか思えない凄い方でした。ザ・ナターシャー・セブンのメンバーとして活動していた時期にコンサートで木田さんの生演奏を何度も聴く事ができた事も貴重な経験です。A面6曲目「心が痛い」がリードトラックでシングル曲でした。この曲はりりィさんの魂の叫びを感じられる名曲です!木田さんのアレンジも独創的で最高です。A面1曲目「無関係のさよなら」は、イントロダクション的にダルシマの演奏が1分ほど入って静かな響きに浸っていると、激しく歪んだギターが鳴り出しハードな演奏が始まる。ブギーロックなカッコいい曲です。A面2曲目「今日は空が雨で出来てる」も凄く好きだった曲で歌詞もメロディーもアレンジも今聴いても新鮮です。A面3曲目「憧れのファミレド氏」はコミカルなアップテンポの楽曲。A面4曲目「ジュン」は3連のゆったりしたバラード。A面5曲目はハードなアレンジとHEAVYな演奏のロックナンバーです。りりィさんは、泥臭いハードロックが凄く似合う。めちゃカッコいい歌唱です。B面1曲目「スプリング・ハズ・カム」も名曲です。シングルB面曲。 2曲目「朝」はブルースナンバー。「朝日のあたる家」を彷彿させるスローブルース。 日本のジャニスとか言われてた事もありました、この曲なんてほんとにそんな感じです。 3曲目「りんごを食べないで」はフリージャズのような演奏で斬新な構成です。 木田高介さんの天才ぶりを感じられる曲。 4曲目「変型ねつかれなくて」はコミカルなフォークナンバー。 アルバムラスト曲 5曲目「なぜ」は、このアルバムで一番好きな曲です!これはいつ聴いてもカッコいい。りりィさんの歌唱の渋さと木田さんのアレンジの凄さに感動。そしてアルバム冒頭のように、最後はダルシマの演奏のみで終わります。LP裏ジャケ
2020年09月04日
ピーターとゴードンの1965年発売のシングル。Peter AsherとGordon Wallerの2人組です。デビュー曲「愛なき世界」からいきなりLennon&McCartneyのさ書き下ろし作品でした。この曲をリリースした時、ピーターは20歳、ゴードンは19歳でした。A面「True Love Ways(二人の恋は)」ゆったりした3連のバラードで、ロックやフォークというよりスタンダードナンバーのようなアレンジとメロディーです。この曲は凄く好きでよく聴いた曲なのでハーモニーの感じなんかも頭の中に残ってる。B面「If You Wish」こっちはビートルズっぽさを感じるアレンジとメロディーの曲です。60年代の空気を物凄く感じられる曲。この曲は二人が作ったオリジナル曲です。
2020年09月02日
イギリスの2人組のFOLK/ROCKバンド。CDは持っていないので、持ってる4枚のシングル盤をこの前CDに焼きました。その中の1枚がこの「ウーマン」です。A面「Woman」この曲を作ったのはPaul McCartneyです。Webbと言う別名でクレジットされていますが。あまりラジオなどで流れる事も少ないと思うけど、聴けば知ってる!ってなる人も多いかも。アレンジはかなり派手にブラスセクションが入ってきてストリングスも贅沢に使ってる豪華な演奏です。二人のハーモニーは何かホッとする優しさがあって好きです。B面「Wrong From The Start」この曲は二人のオリジナル。かなりThe Beatlesを意識してる楽曲に感じます。デビューからLennon-McCartney名義で3曲連続でシングル曲を作ってもらっているので当然ですが…。A面とは対照的にストレートでシンプルな楽器構成の演奏です。
2020年08月28日
昨日に引き続き60年代の洋楽の大ヒット曲。「ロネッツ」はアメリカの3人組女性グループです。Veronica BennettとEstelle Bennettは姉妹Nedra Talleyは姉妹のいとこ。ジャケットにNo.1 R&Bとか書いてあるし、ジャケットの雰囲気で凄くソウルな曲を期待するけど、R&B寄りのポップナンバーです。1963年の大ヒット曲「Be My Baby」と1964年の大ヒット曲「Waking In The Rain(恋の雨音)」をカップリングした日本編集のシングル盤です。A面「Be My Baby」この曲のイントロフィルインとか、リズム隊アレンジとか後々の日本のRockや歌謡曲にどれだけの大きな影響を与えたかわからない。このイントロに影響されてる曲、頭に浮かぶだけで洋楽も含め10曲以上はすぐに思いつきそう。ヴェロニカの魅力的な歌唱は凄い人気者になるのがわかる。B面「Waking In The Rain(恋の雨音)」A面の「Be My Baby」も大好きな曲ですが、「Waking In The Rain」はさらに3人の歌唱の魅力を感じられるように思います。EP盤を数枚しか持っていないので、ベスト盤CDでも買おうかと思ってます。
2020年08月25日
カステラの2ndアルバム。このアルバムツアーのライブ作品「HEY!外人 カステラワールド・ツアー90」はレーザーディスクでしか持ってないので、なかなか観る機会がない。DVD化されてなさそうなので、LDからDVDにダビングしたいと思いながら何年過ぎたやら…。カステラがまだインディーズ時代に出したミニアルバム「夜明け」でドはまりして聴きまくってた。結局今でも「夜明け」を一番よく聴きますが、プロ契約してからの作品も制約はいろいろ増えたと思うけど、それでもどれも突き抜けています。「夜明け」と「世界の娯楽」の事は書いたように思うので、「鳥」の事を。お金のかかってるデジパック特殊仕様ジャケット1曲目「あいやいやい」2曲目「がまん」3曲目「手ぶらで楽しい」4曲目「定期が切れちゃった」5曲目「ポイ!」6曲目「ゴミは旅人」7曲目「石油ストーブ」8曲目「チャイナ」9曲目「君は何かかくしてる」10曲目「喪服の女」11曲目「遅刻をしよう」12曲目「ノーベル賞音頭」13曲目「デート・デート・デート」14曲目「ドイツ人」15曲目「天気がいい」16曲目「寒い冬」17曲目「健康」18曲目「世界が回る」19曲目「貧乏マンガ」このアルバムも当時よく聴いたので、覚えてる曲だらけでした。かなり久しぶりに聴いたけどこのアルバムでシングルカットされたのは7曲目「石油ストーブ」です。カップリング曲は1曲目「あいやいやい」です。「石油ストーブ」をシングルカットするのは凄いと今でも思う。普通ならシングルカットするなら「世界が回る」「デート・デート・デート」「健康」とかが一般的な感じですが、「石油ストーブ」はちょっといろいろ怖い曲です^^;3曲目「手ぶらで楽しい」は、のんびりレゲエのリズムの名曲。6曲目「ゴミは旅人」はおもしろい曲だけど変に聴き入ってしまう^^14曲目「ドイツ人」は問題作といえば問題作です^^;9曲目「君は何かかくしてる」も当時凄く好きだった曲。10曲目「喪服の女」は毎回笑ってしまうけど、やっぱり凄い。12曲目「ノーベル賞音頭」は笑える狂気の世界。18曲目「世界が回る」も良い曲。このアルバムで一番好きかも。カステラ解散後「TOMOVSKY」になってからも聴いていました。買っていないCDもあるけど、久しぶりに聴こうかと思ってる。
2020年08月21日
アイルランドのバンド「U2」の2ndアルバム。U2の中でも最初に聴いたアルバムなので思い入れが強い。U2は当時ポリスターレコードで取り扱われていました。その頃ポリスターに知り合いがいたので、いろいろ洋楽の情報なども教えてもらっていました。時にはサンプル盤をもらったりして聴いてました。 最初にU2の曲を聴いたのはポリスターの洋楽の推奨アーティストをまとめたカセットテープ。U2の他にもWAS No't WASやウルトラボックス、スティーブ・ウィンウッド、ドナ・サマーなどが一緒くたにまとめられて収録されてるプロモテープ。その中にU2の曲は、たしか「Gloria」「Fire」「I Fall Down」の3曲が収録されてたと思う。気に入ったので梅田のDaigaレコードに買いに行ったのを覚えてる。今でもU2のアルバムの中では一番よく聴くアルバムだし、一番好きなアルバムかも知れない。このアルバムと「WAR」「The Unforgettable Fire」の3枚が好きです。A面1曲目「Gloria」2曲目「I Fall Down」3曲目「I Threw a Brick Through a Window」4曲目「Rejoice」5曲目「Fire」B面1曲目「Tomorrow」2曲目「October」3曲目「With a Shout」4曲目「Stranger in a Strange Land」5曲目「Scarlet」6曲目「Is That All?」1983年11月22日大阪フェスティバルホールでの初来日公演を観た。自分はこの「October」からの曲を多く聴きたかったのだけど、多分3曲ほどしか演奏されなかたったように思う。本編ラストが「Gloria」だったのは最高だった。この曲がなければU2を好きにならなかったと思う。1983年11月22日大阪フェスティバルホール公演のチケット購入整理券と「WAR」予約特典のステッカー友人と始発で梅田行って並んで65番だったので、まだまだ人気はそこまでなかったと思う。OZZYとかなら前日の昼過ぎからウドーの前で並んだりしてた。それでも50番以内に入るのはなかなか厳しかった。3日前ぐらいから徹夜してる人も多かった。整理券は当時コレクションしてたので、友人たちも全員受け取って1枚使わずにもらってました。他にもいろいろ整理券出てきたけどボロボロになってた^^;初来日公演は3rd「WAR」から楽曲の時だけ特に盛り上がってた印象。確かに自分も「WAR」から楽曲で興奮した。1stからの楽曲をまとめて前半に演奏したのもあったし…。来日直前でシングルカットになった「Two Hearts Beat As One」が特に好きだったので生で聴けた時は鳥肌だった。そのB面の「Endless Deep」も物凄く好きだった曲。この曲はセットリストに入らなかった。「October」からなら「Rejoice」「Stranger in a Strange Land」「Is That All?」の3曲が聴けなかったのが残念すぎた。関係ないけど、そういえば「Is That All?」のGリフを聴くとSoilworkの「Stabbing The Drama」のイントロリフを思い出す。その逆も。Soilworkの誰かがU2のファンなのかも^^;何年かぶりにこのアルバム聴いたけど、「October」が一番良かったかも。美しく寒々しいバラード。前から好きだった曲ですが、このアルバムの中で一番響いたかも。
2020年08月04日
ハーマンズ・ハーミッツの1965年発売のシングル。イギリスのバンドでポスト、ビートルズとしてアメリカでも日本でも人気が出たバンド。Bass – Karl GreenDrums – Barry WhitwamGuitar – Derek LeckenbyGuitar – Keith HopwoodVocals – Peter NooneA面「ミセス・ブラウンのお嬢さん Mrs. Brown You've Got A Lovely Daughter 」この曲を初めて聴いたのは中学生の頃だったと思うけど、ビートルズファンの友人が1stアルバム「Introducing Herman's Hermits」のテープを貸してくれて聴いたように記憶してる。その1曲目に収録されてるのがこの曲。初めて聴いた時は正直、何が良いのかわからなかった。アルバム1曲目がこの曲なのでザ・フォーク・クルセダーズみたいなバンドって思ってた。あれからかなり年月が経ってCD化された時に懐かしくて買って聴いてみたら味があってカッコ良さも感じられるようになってた。B面「Wonderful World」この曲は1960年にSam Cookeが大ヒットさせた曲をカバーしたもの。ハーマンズ・ハーミッツの1stアルバムにもA面4曲目に収録されています。Sam Cookeのオリジナルよりもテンポアップしてより軽快な演奏になっています。オリジナルの演奏や歌唱の方がインパクトが大きいは仕方ない。
2020年07月31日
イギリスのロックバンド「Christie」のデビューシングル。昨夜は「Green River」を聴いてたので、今日は「Yellow River」^^メンバー構成はDrums – Mike BlakleyLead Guitar – Vic ElmesLead Vocals, Bass – Jeff ChristieA面「Yellow River」軽快で心地良いメロディーとサウンドで、この曲のファンも絶対に多いと思う。日本の多くの作曲家にも影響を与えているように思います。70年代アイドル歌手の楽曲に似たメロディーをよく聴ききます。「Yellow River」のAメロに似てる物がサビに使われてたり。この曲を作った Jeff Christieは元々、作曲家を、目指していて自ら歌う事は考えていなかったらしい。1stアルバムにも4曲作っていますが、どの曲もメロディーが最高です。B面「Down The Mississippi Line」この曲はカントリーっぽい雰囲気もある曲。昨夜書いた Creedence Clearwater Revivalっぽさも感じる曲。この曲は1stアルバムのB面1曲目に収録されてるノリの良い曲です。
2020年07月30日
CCR(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)の1969年の大ヒットシングル。3rdアルバム「Green River」の1曲目に収録されているタイトルナンバーです。A面「Green River」CCRの楽曲の中で特に有名な曲です。リフを聴けば耳にした事がある人が多いと思う。めちゃくちゃ久しぶりに今日聴いてたらリマスター盤「Green River」が欲しくなってAmazonで注文してしまった。ボーナストラックも5曲も入ってるみたいなので楽しみ。B面「Commotion」アルバム「Green River」の2曲目に収録されてる曲。こっちをA面にして「Green River」をB面にした国もありました。「Commotion」もヒットしています。
2020年07月30日
アメリカのブラスロックバンド「Chase」の1971年発売のシングル。2ndアルバム「Ennea」の先行シングル。ブラスロックといえば「Chicago」と、この「Chase」と、何度も書いてる「Blood, Sweat & Tears」が代表的。自分はその中では「Blood, Sweat & Tears」が一番好きです。この曲のバンド構成Bass – Dennis JohnsonDrums – Jay Burrid Guitar – Angel SouthOrgan – Phil PorterTrumpet – Alan Ware, Bill Chase, Jerry Van Blair, Ted PiercefieldVocals – G. G. ShinnA面「光ある世界へ So Many People」 Paul Williams, Roger Nicholsこの曲のブラスアレンジも「Get It On」同様に多くの日本の音楽に影響を与えています。特に1970年代のロック、歌謡曲などのライブ盤で似たようなアレンジをよく耳にします。1stシングルの大ヒット曲「Get It On」は最初からファンクな世界でカッコ良さが全面に出ています。日本での2ndシングル「Handbags And Glodrags」はソフトなロックでブラスセクションは後半まではやや控えめな印象。そしてこの3rdシングル「So Many People」は、ドラマチックな構成の楽曲です。静かなプログレのような始まり方ですが、リズムが入り出すとラテン系のフレーズを感じさせるブラスセクションの派手な演奏!この曲のトランペットのフレーズはアリスの「逃亡者」(1979年)にかなり影響を与えています。編曲の石川鷹彦さんはチェイスのこの曲にきっとインスパイアされたと思う。B面「Paint it Sad」 Bill Chase、Lottie Raubこの曲は1stアルバム「Chase」のB面の組曲「Invitation To A River」の中の一編です。組曲「Invitation To A River」はJAZZ、Funk、RockをMIXさせた14分30秒の大作です。その中の約2分40秒のパート部分を抜き出したのが「Paint it Sad」です。なんで、ここを抜き出したのかよくわかりませんが、単体で聴いても楽しめます。組曲「Invitation To A River」は全編通して聴く事をオススメしますが・・・。
2020年07月20日
1972年発売のゲス・フーのシングル盤。A面「Running Bear」この曲は、Johnny Prestonが1959年に発売して日本でも邦題を「悲しきインディアン」として大ヒットした楽曲。それを13年後にゲス・フーがカバーした物です。インディアンの部族同士の戦いに巻き込まれた恋人の歌です。何も知らなければ、クマが走ってるのを想像して聴いてしまいそうですが・・・。ランニングベアは人の名前です。この曲は日本でも幾人かのロカビリー系の歌手などがカバーしていました。「ドントトット ドントトット・・」インディアンと言えばよく使われるリズム。この曲のヒットからあのリズムがインディアンのテーマのようになったのかも。ダウンタウンと今田耕司さんとのコントでインディアンの格好で「ドントトット ドントドット」ってやつを思い出す。「パーティーいかなあかんねん」ってやつ^^;この曲をシングルカットしたのは日本とニュージランドだけのようです。他の国はB面「Guns,Gins,Guns」をA面にしてシングルカットしています。そしてそのB面は「Heaven Only Moved Once Yesterday」で「Running Bear」ではありません。B面「Guns,Gins,Guns」このシングルの2曲とも9枚目のアルバム「Rockin'」からのシングルカットです。アルバムを聴き慣れてる人はこのシングルバージョンはかなり物足りないと思う。アルバムバージョンより1分30秒も短くなっています。カットしてるほとんどの部分がイントロです。あの1分半近いシブいイントロが20秒ほどに短縮されてしまってます。でも、シングルとして売るならアルバムバージョンでは長すぎるのはわかる。歌がいつになっても始まらない状態だから仕方ない。
2020年07月17日
カナダのロックバンド「ゲス・フー」の1970年発売のシングル。最近知った事ですが、2016年からRudy Sarzoがベースで参加しています。(Rudy Sarzoは、Ozzy Osbourneのバックバンドでも数年弾いていました。)A面「Hang On To Your Life」この曲はアルバム「Share the Land」のB面1曲目に収録。アルバムバージョンは4分9秒、そしてシングルバージョンは短縮版の3分20秒。「♪ To Your Life Your Life Your Life Your Life Your Life…」のディレイでの繰り返しの後のセリフ部分を全てカットしたのがシングルバージョン。楽曲として聴くのならシングルバージョンの方が良い。アルバム通して聴くなら、シングルバージョンでは物足りない。B面「Do You Miss Me Darlin’」アルバム2曲目に収録されている曲。メロウなアレンジと演奏にソウルフルな歌声が乗るシブい曲です。この曲はアルバムバージョンと同じです。
2020年07月07日
カナダのロックバンド「ゲス・フー」の1970年発売のヒットシングル。この時のバンド構成Burton Cummings lead vocals, keyboardsKurt Winter lead guitar, backing vocalsGreg Leskiw rhythm guitar, backing vocalsJim Kale bassGarry Peterson drumsA面「Share The Land」アルバム「Share the Land」からのシングルカット。タイトルナンバーのこの曲はミディアムスローの重めのサウンドに惹かれるナンバー。この曲のギターソロやソロのコード進行は後の日本のニュージック系などのバラードギターソロの手本になってるような気がする。かなり似てる物がいくつも頭に浮かぶ。アルバムのA面ラストに収録されています。B面「Bus Rider」この曲はアルバム「Share the Land」のA面1曲目に収録されてる楽曲。ミディアムアップなロックンロールナンバー。アルバムではこの曲の次にブルージーなシブい曲「Do You Miss Me Darlin’」が収録されてて「Bus Rider」との流れが凄く好きです。The Guess Whoのアルバムの中でも「Share the Land」が一番好きかも知れない。
2020年07月03日
カナダのハードロックバンド「TEAZE」の1978年発売のシングル。このバンドは昔から結構好きで聴いてたバンドだけど、初めて書くかもしれない。 バンド構成Brian Danter - Bass vocalsMark Bradac - GuitarChuck Price - GuitarMike Kozak - Drumsこのシングルは1978年発売2ndアルバム「On The Loose」からの第二弾シングルカット。リードトラックのなった先行シングルは、タイトルナンバーの「On The Loose/Never Again」で、ハードロックらしい楽曲でこの時、まだデビューしていないMSGっぽい曲でした。そう言えばボーカルもどことなくゲイリーバーデンっぽいし。A面「Sweet Misery」第二弾シングルは、のんびりしたカントリー調のゆるい曲です。でも、この「Sweet Misery」は、聴くたびに好きになっていたのを覚えてる。「TEAZE」はただのハードロックバンドじゃないのをアピールしているような1曲です。日本のテレビドラマの挿入歌にまで使われるほど一般的にも受け入れられる楽曲です。B面「Stay Here」この曲もハードナンバーじゃなくプログレのようなパートからロッカバラードに展開するミディアムナンバーです。このバンド、もっと世界的にも盛り上がっても良かったと思うバンドです。アイドルハードロックのように売り出したのも良くなかったのかも。このバンド、ハードな曲もバラードも名曲の宝庫です。「チャックのアコースティック・ギターが光る!!」って書いてるけど、普通に軽くストロークしてるだけです。どっちかと言えばピアノのオブリの方が光ってるかも。
2020年06月27日
テネシー・ワルツと言えば、パティ・ペイジの声で脳内再生される人が圧倒的に多いと思いますが、コニー・フランシスもこの曲を1959年にレコーディングしています。日本盤は1960年4月に発売されました。A面「Tgnnessee Waltz テネシーワルツ」コニーフランシスのテネシーワルツは可愛い感じで他の歌手の歌う物とは違って聞こえるのがいい。日本ではややドスを効かせた感じの歌唱での江利チエミさんのカバーが有名です。コニー・フランシスの声で「私はどれだけの物を失ってきたか」とか歌われると胸にぐっとくる。B面「Anyime エニータイム」カントリー曲のA面とは全く違うおしゃれなJAZZ調の「Anytime」も最高です。自分はテネシーワルツよりもこのB面の方が曲も歌唱も演奏も好きです。良い曲です!
2020年06月25日
DTBWBの1974年発売の3枚目のシングル。このシングル盤にはジャケットが2種類あります。「スモーキン・ブギ」は、当時は知らない人がいないほどの大ヒットでした。小学生や幼稚園でも生徒が教室掃除の短いホウキをギターが代わりにして真似て歌うほど。A面で話題を作りB面で聴かせる作戦だったとか。その通りにA面は社会現象になるほど話題になり、インパクトあるA面とじっくり聴かせるB面「恋のかけら」も人気曲になった。ジャケット違い。右ジャケットが先で、後で左ジャケットでも発売A面「スモーキン・ブギ」作詞 新井武士さん 作曲 宇崎竜童さん 編曲 ダウン・タウン・ブギウギ・バンドコミカルな印象ですが、楽曲自体はアレンジも演奏もカッコ良いので今、聴いてもただのコミックソングなんかじゃない事がよくわかります。この曲はライブバージョンがよりカッコ良い!「脱・どん底音楽会」の演奏最高!曲間に「In the Mood」のフレーズを入れたり掛け合いがあったり。生のライブでも何度も聴いたけど、野外フェスでも凄い盛り上がりでした。B面「恋のかけら」作詞・作曲 宇崎竜童さん 編曲 山屋清さん前から何度も書いてるけどDTBWBの真骨頂はロッカバラードだと思っています。この曲もいつ聴いても鳥肌もののシブさです!レコードレーベルはA面表記にはならなかったけど、ジャケットだけは「恋のかけら」がA面のようなデザインに変えて発売されました。きっとA面曲を入れ替えたら品番も変わってしまうので、こうなったのだと思う。この曲もライブバージョンの「脱・どん底音楽会」の方がよりおすすめ。「恋のかけら」にA面表記はされていません。レーベルは両ジャケットともB面が「恋のかけら」
2020年06月19日
ブルー・オイスター・カルトの3枚目のアルバム。1973年映画「エクソシスト」の大ヒットから世界的なオカルトブームになり、多くのバンドがオカルト色強めのアルバムを出し始めました。このアルバムの邦題はモロで「オカルト宣言」です^^;収録曲も悪魔的な物や悪魔と戦争を重ねたような物が多いように思う。このアルバム以降も超常現象や怪物を歌ったものなど、イメージは何となく出来てしまったような感じもする。昨年公開された『Godzilla: King of the Monsters』のラストでBlue Öyster Cultの名曲『Godzilla』がSerj Tankianによって蘇り、爆音で流れ出した時は鳥肌たちまくりでした。(Serj TankianはSOADのボーカル)各曲の邦題もおもしろい1曲目「Career Of Evil」(邪悪の歴史)2曲目「Subhuman」 (人間そっくり)3曲目「Dominance And Submission」(優越と服従)4曲目「ME 262」 (メッサーシュミット)5曲目「Cagey Cretins」(臆病なクレチン病患者)6曲目「Harvester Of Eyes」7曲目「Flaming Telepaths」(地獄の炎)8曲目「Astronomy」 (天文学)ボーナストラック9曲目「Boorman The Chauffer [未発表曲]」(野暮なお抱え運転手)10曲目「Mommy [未発表曲]」11曲目「Mes Dames Sarat [未発表曲]」12曲目「Born To Be Wild」カバー13曲目「Career Of Evil [Single Version]」1曲目「Career Of Evil」からサイケなオカルトな世界満載です。2曲目「Subhuman」続くこの曲も重い内容です。ライブ盤「On Your Feet Or On Your Knees」でのオープニング曲でライブバージョンはより生々しいメッセージに感じられる。4曲目「ME 262」はアルバムジャケットに載ってるドイツの戦闘機の名前。第二次世界大戦末期に登場した世界初のジェット戦闘機。この曲もライブ盤1975年「On Your Feet Or On Your Knees」で演奏されています。スタジオバージョンよりも倍近く長い演奏になっています。6曲目「Harvester Of Eyes」も好きな曲です。この曲も「On Your Feet Or On Your Knees」のライブバージョンで聴く方が多いのですが、スタジオバージョンの落ち着いた感じも久しぶりに聴くとやっぱり惹かれる。8曲目「Astronomy」アルバムラスト曲は幻想的でドラマチックなナンバーです。このライブバージョンが聴けるのは1978年ライブ盤「Some Enchanted Evening」です。アルバムリリースから4年経ってのライブバージョンなのでかなりアレンジの違いもあって聴き比べると楽しい。ライブバージョンも最高です。ボーナストラックは特に凄いと思う曲はないけど、「Career Of Evil 」のシングルバージョンが収録されたのがうれしい。
2020年06月13日
Blood, Sweat & Tears のライブDVDです。アメリカのブラスロックバンドです。16mmフィルムで収録されたらしいのですが、時代を考えると映像はそんなに悪くないと思う。DVD化するにあたりリマスタリングされたのかも知れないけど。1973年6月スウェーデンのストックホルムでのライブ映像です。1992年にVHSで発売されていました。1曲目「Almost Sorry (That I Left You)」 1973年6th「No Sweat」6曲目2曲目「God Bless The Child」 1968年2nd「Blood, Sweat & Tears」ラスト曲3曲目「Back Up Against The Wall」 1973年6th「No Sweat」7曲目4曲目「You've Made Me So Very Happy」 1968年2nd「Blood, Sweat & Tears」8曲目5曲目「Down In The Flood」 1972年5th「New Blood」1曲目6曲目「Inner Crisis」 1973年6th「No Sweat」ラスト曲7曲目「Sail Away」 8曲目「Empty Pages」 1973年6th「No Sweat」10曲目9曲目「Snow Queen」 1972年5th「New Blood」8曲目10曲目「Maiden Voyage」 1972年5th「New Blood」9曲目11曲目「And When IDie」 1968年2nd「Blood, Sweat & Tears」5曲目12曲目「Over The Hill」 1972年5th「New Blood」6曲目Lead Vocals – Jerry FisherBass – Jim FielderDrums – Bobby ColombyGuitar – Georg WadeniusKeyboards – Larry WillisSaxophone – Lou MariniTrombone – Dave Bargeron, Tom MaloneTrumpet – Lew Soloff6月でもストックホルムの野外ライブはかなり寒そうでメンバーも着込んで演奏しています。野外フェスなのかBS&Tの単独ライブなのかは不明ですが、かなりの動員数です。セットリストはこの時点での最新アルバム「No Sweat」と一つ前の「New Blood」からの楽曲が多めに選曲されています。1st〜3rdまでの楽曲で聴きたい曲は多くあるけど、このセットリストも幅広いジャンルを満遍なく網羅しててこれはこれで飽きずに楽しめます。今日は「You've Made Me So Very Happy」と「And When I Die」のライブバージョンだけ聴こうと思ってたのですが、結局全部観てしまったので^^;「Over The Hill」と「Down In The Flood」の2曲はライブバージョンはレコードの数倍カッコ良く感じる。
2020年06月05日
イギリスのポップバンド「カプリコーン」のデビューシングル。この曲は日本から火がついたパターンの楽曲です。日本では1971年に発売されました。Vo Sue AvoryG、Cho Colin TraversG, Cho Eric Francisdr Unwin BrownA面「Liverpool Hello」(ハロー・リバプール)女性リードボーカルと男性コーラス2人のハーモニーも心地良いポップな楽曲です。誰もが聴いた事があるってほど有名ではないけど、当時は深夜ラジオなどから火がついて日本では急遽シングル盤として発売したそうです。バンド名は山羊座の事だけど、ジャケットの山羊とのショットは微笑ましくて良い^^B面「How Did You Find Me」(めぐり逢い)この曲は豪華なバンドを従えての壮大なナンバーです。ストリングスもホーンもがっつり入っててアレンジも素晴らしい。凄く良い曲!
2020年06月04日
アメリカのブラスロックバンド「Blood, Sweat & Tears」の1970年発売のシングル。この曲は1970年発売3rdアルバム「BS&T 3」からのシングルカット。このバンドのブラスアレンジはその後、多くのバンドがオマージュしています。そっくりそのままなフレーズやアレンジってのもあったりします。A面「Lucretia Mac Evil」前にも書いたかもしれないけど、ピンク・レディーの「カルメン’77」はこの曲のイントロのブラスアレンジをオマージュしてると思ってる。都倉俊一さんはきっとBS&Tが好きでよく聴いてたんじゃないかと思う。他にもBS&Tっぽいアレンジがあったりします。「BS&T 3」からのシングルカットは「Hi-De-Ho」の方が知られてると思うけど、「Lucretia Mac Evil」も人気曲です。「Hi-De-Ho」のイントロはアリスの「Cat In The Rain」のスタジアムライブバージョンのアレンジに似ています。1981年8月31日後楽園スタジアムでのアリスのライブでスタジアムバージョンの「Cat In The Rain」を聴いた時にBS&Tっぽいと思った。アルバムアレンジはまったく違いますが、ライブアレンジした誰かがきっと「Hi-De-Ho」をオマージュしたんだろうな。B面「Lucretia's Reprise」邦題は「マック・エビル変奏曲」と付いています。アルバムでもこの2曲は続けて収録されています。2曲まとめて1曲のように聴いてます。5年前に亡くなったLew Soloffのトランペットソロをたっぷり聴くための曲なのかも。トランペットソロ最高です!JAZZとROCKの融合が話題になってた頃のサウンドって感じがします。
2020年05月29日
ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの7枚目のアルバム。宇崎竜童さん VO、Trp、Sideguitar新井武士さん Bass、Vo 和田静男さん Guitar、Vo千野秀一さん Key坂庭泰三さん Dr1曲目「ためらいもなく時はすぎ」2曲目「Dawn Town Angel」3曲目「しのび逢い」4曲目「Kiss Me」5曲目「Ballad」6曲目「Mine」7曲目「捨鉢マーチ」8曲目「乾いた花」9曲目「無一文オペラ」10曲目「身も心も」1曲目「ためらいもなく時はすぎ」は、Deep Purpleの「Speed King」をオマージュしてるような音創りがカッコいい!千野秀一さんのハモンドの演奏最高です!2曲目「Dawn Town Angel」は、シングル「身も心も」のB面曲。同じバージョンです。3曲目「しのび逢い」フランス映画のようなタイトルそのままで、ピアノの激しく物悲しいイントロからそのまま宇崎さんのスモーキーなボーカルが乗ります。DTBWBの真骨頂のロッカバラードとは一味違うシャンソンっぽさを出したバラード!久しぶりに聴いたけど、このアルバムのハイライトの一つである事は間違いない。4曲目「Kiss Me」ホーンアレンジがカッコ良い少しコミカルなナンバー。5曲目「Ballad」は、このアルバムで一番好きな曲。オーソドックスな3連バラードですが、宇崎さんの歌唱の渋さで楽曲自体を何倍もカッコ良い物にしています。6曲目「Mine」この曲もハモンドのアレンジがDeep Purpleっぽかったりして楽しい。Jon Lordの音はディストーション掛けまくりですが。こっちが「Space Truckin'」を思い出すような所もあったりする。7曲目「捨鉢マーチ」ホンキートンクっぽいコミカルなアレンジ。8曲目「乾いた花」1978年5月にシングルカットされた曲。アップテンポのラテンナンバーで、ホーンセクションのカッコ良さを楽しめる曲です。9曲目「無一文オペラ」軽快なロックンロールナンバー。10曲目「身も心も」ラストはシングルバージョンよりも2分近く長いアルバムバージョン!この曲はやっぱり7分33秒じっくり聴く方がより趣がある。この曲と「Ballad」「しのび逢い」の3曲だけでも満足してしまえるアルバムです。
2020年05月25日
トニー・ダララさんはイタリアのシンガー。1960年代、日本で空前のカンツォーネブームの中、日本でも知られる事となったシンガーです。何ヶ月か前にカンツォーネの女性シンガー、ジリオラ・チンクェッティさんの事を書きましたが、男性シンガーで最初に浮かぶのが、マッシーモ・ラニエリさんとトニー・ダララさんです。超ベテランのルチアーノ・ダヨーリさんも忘れてはいけない・・・。A面「La Novia」(泣きぬれて)この曲はトニーさんの代表曲の1曲です。壮大で優しい楽曲ですが、実に明るく聞こえるのはイタリアシンガーだからなのか、余裕をじゅうぶんに残してると思える歌唱力は鳥肌ものです。フランスの「シャンソン」が「歌」と言う意味であるのと同じで、イタリアの「カンツォーネ」もイタリアのシンガーが歌うイタリアの楽曲ってだけです。意味は両方とも「歌」と言う事。壮大なスタンダードナンバーもあれば、軽いポップな曲もありロック調のものも当然あります。スタジオ録音のこのバージョンも好きですが、日本が独自に企画編集した2枚組ライブアルバム「カンツォーネ・スター・オン・ステージ」に収録されてるライブバージョンが最高です!そのライブ盤には当然ジリオラ・チンクェッティさん、ルチアーノ・ダヨーリさんなど16アーティストが収録されていて、カンツォーネの夢の共演アルバムです。トニーダララさんのバージョンは1975年5月4日新宿厚生年金会館でのライブです。(ちなみにジリオラ・チンクェッティさんのライブは1970年EXPO70の時のイベントで 大阪フェスティバルホールで歌ったライブバージョンが収録されています)B面「AL DI LA」一般的には「La Novia」の方が有名で人気あるようですが、自分はトニーさんが歌う「Al di la」が凄く気持ちよくて大好きです。1961年サンレモ音楽祭で第一位に選ばれた有名な曲です。曲が短いって所だけ不満です・・・。2分25秒しかないので、もっと聴いていたいと思った所で終わってしまいます。
2020年05月17日
ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの10枚目のシングル。前にもダウン・タウン・ブギウギ・バンドのロッカバラードが好きだと書いたけど、この曲もシブシブのロッカバラードで最高にカッコいい!ダウン・タウン・ブギウギ・バンドを聴くきっかけは、京都円山音楽堂で毎年開催されてた「宵々山コンサート」や「夏の時代」「昼下がりコンサート」などで生のライブを観てから。自切俳人とヒューマン・ズーの楽曲「息もつかずに」を合同演奏したり最高でした。A面「身の心も」作詞 阿木耀子さん 作曲 宇崎竜童さん 編曲 ダウン・タウン・ブギウギ・バンド ストリングス編曲 千葉秀一さんミディアムスローでハードなバラードです。宇崎さんのボーカルのカッコ良さが特に映える楽曲だと思う。ストリングスアレンジの千葉秀一さんはDTBWBのメンバーでキーボード担当。1976年発売の「裏切者の旅」も渋いロッカバラードですが、よりハードなのが「身も心も」。アルバム「身も心も」に収録されてるアルバムバージョンは、シングルよりもロングバージョンでじっくりと満足感を味わいたい時はアルバムバージョンが良い。アルバムバージョンはシングルより2分以上長い間奏が物哀しくて最高です。B面「Down Town Angel」作詞 阿木耀子さん 作曲 宇崎竜童さん 編曲 ダウン・タウン・ブギウギ・バンド ホーン編曲 千葉秀一さんこのB面も昔から好きな曲でよく聴いた。ホーンセクションを豪華に使ったニューオーリンズ・ジャズっぽい雰囲気も最高だし、リズム隊、ピアノのアレンジも最高です。アルバムでは2曲目に収録されています。
2020年04月29日
ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの1976年発売シングル。昨夜聴いた松坂慶子さんのライブ盤の1曲目が「沖縄ベイ・ブルース」だったので本家のも聴いてみたらやっぱりカッコ良かった。A面「沖縄ベイ・ブルース」作詞 阿木耀子さん 作曲 宇崎竜童さん 編曲 ダウン・タウン・ブギウギ・バンドこの曲の宇崎さんの歌い回しがカッコ良くて子供の頃に真似て歌ったりしてた。ブラスアレンジがめちゃくちゃカッコイイ!バスサックスの響きとトランペットのオブリにぞくぞくする。松坂慶子さんのライブバージョンはアウトロでのみブラスセクションが参加なので歌バックにもブラス絡めてほしかった。「沖縄ベイ・ブルース」に続けて聴きたいのは「ベース・キャンプ・ブルース」!!立川、横須賀、佐世保、沖縄とご当地ソング的に各地の米軍キャンプを巡っていく歌。この曲がめちゃくちゃイイ!「脱・どん底音楽会」での「ベース・キャンプ・ブルース」は最高です。歌う前のMCにも感動。B面「GOLD AND SILVER」作詞 阿木耀子さん 作曲 宇崎竜童さん 編曲 ダウン・タウン・ブギウギ・バンドこの曲のリードボーカルはベースの新井武士さん。シンプルなロックンロールですが、シブいSAXソロが入るアレンジも凄くイイ!
2020年04月19日
アメリカのテレビシリーズ「ルート66」の主演俳優George Maharis(ジョージ・マハリス)が歌ってるテーマ曲。A面「ROUTE 66(ルート66)」Bobby Troupの作品。ジョージ・マハリスさんは91歳でご健在だそうです。ドラマのために書かれた曲ではなく、ずっと前にJAZZのスタンダードのようになってた曲。ロックンロールとしての「ルート66」の方が今では有名かも知れない。多くのバンドやアーティストがライブでカバーしてるのでいろんなバージョンも楽しめる曲。このシングル盤、ずっと前からあった物で久々に針を落としてもみたらノイズも少なく良い音でびっくりでした。B面「責めないで(Don't Fence Me In)」コール・ポーター(Cole Porter)の作品。有名な曲で多くのシンガーが歌っていますが、誰がオリジナルってのはないのかも知れない。Bing Crosby、Frank Sinatra、Ella Fitzgerald、などの超大物が歌ってる事でも有名な曲。このジョージ・マハリスのバージョンの「Don't Fence Me In」が凄く好きでビッグバンドのカッコ良さが全面に出てるアレンジも最高です。
2020年04月17日
スウェーデン/オーストリアのElectronicaユニット「Say Lou Lou」のシングル盤。Say Lou LouはMiranda KilbeyとElektra Kilbeyの双子姉妹のユニットです。5.6年前にジャケ買いしたEP盤。女性二人のエレクトロニカユニットだと言う事だけは説明文があったのでわかってた。ただ、どんな声でどの系統なのかはまったく分からないまま買った。結果、買って大当たりでした。すぐにちょうど出たばかりの1stアルバムも購入。LPで欲しかったのに、探しても売ってなかった。ネットではかなり高価だったので諦めてCDにした。1stアルバム「Lucid Dreaming」A面「Julian」Written-By – Addeboy Vs. Cliff, Elektra Kilbey, Janne Kask, Miranda Kilbeyイントロと最初の歌い出しとメロディだけでジャケ買い成功!って思った。少しだけKate Bushっぽい雰囲気もあって自分の好きな系統ど真ん中でした。二人の気だるい歌唱にも酔える。売れてるのかどうかも知らないけど2年前に2ndアルバムが出たくらいなので、ある程度は売れてるのだろうと…。B面「Fool Of Me」 Feet.Chet FakerこのB面はアルバムには収録していません。チェット・フェイカーが参加しています!チェット・フェイカーのソロパートもあり、3人で歌ってるパートもあり、と興味深い1曲です。チェット・フェイカーはオーストラリアのシンガーソングライターで深みのある丸い声でこの曲の世界を広げています。この曲はめちゃくちゃカッコ良い曲なのでアルバム未収録は勿体無い。このシングルはアナログ盤しか出ていなし・・・。1stアルバム「Lucid Dreaming」は日本盤CDも発売されています。1曲目の「Everything We Touch」は日本を少し感じさせるようなイントロフレーズなど、聴き込まなくてもすぐにハマった曲。2曲目「Glitter」も人を惹きつけるメロディとアレンジです。3曲目「Games For Girls」は、Lindstrømのプロデュース作品!凄い良い音です!4曲目「Julian」は同じバージョンですが、リマスタリングしてるようです。5曲目「Angels (Above Me)」は特にKate Bushを感じる。お気に入りの1曲です。6曲目「Peppermint」どっぷりと深みに入っていきそうな渋い曲。アルバム最後の2曲はこのアルバムで一番好きな2曲。「Nothing But A Heartbeat」と「Skylights」 シングル「Julian」
2020年04月13日
イタリアのシンガー「Gigliola Cinquetti」が1971年にリリースしたシングル。1960年代半ば、日本はカンツォーネ・ブームでイタリアのシンガーが大人気でした。その中の一人がジリオラ・チンクェッティさんです。何度も来日公演を行い、3年前の2017年にも来日しています。カンツォーネのシンガーは他にはトニー・ダララ、パオロ・メンゴリぐらいしか持っていない。オムニバスライブには他にも多くのシンガーが収録されていますが。A面「薔薇のことづけ」(Rose nel buio)多分、最初に聴いた人は日本語の上手さに驚くと思う。この曲の他にも日本語でリリースしたシングルはあります。インパクトのあるイントロが印象的なデビュー曲「夢みる想い」が一番有名だと思う。伊東ゆかりさんはじめ、多くの日本のシンガーがカバーしてヒットさせました。この曲は3拍子の静かなパートからはじまり、ミュージカルのような構成で派手なロックパートに展開していきます。声が良いのもあって日本語がすんなり頭に入ってくる。B面「愛は限りなく」(Dio come ti amo)このB面も日本語で歌っています。でもこの曲は1966年7月に発売したシングル曲です。スローバラードで美しいメロディーの優しい曲です。カンツォーネは普段まったく聞かないけど、Tony Dallaraなどはいつ聴いても気持ち良い。レコードでしか持っていないので。リマスターされてるCDとか買ってみようかと思ってる。
2020年04月12日
ジャニス・ジョプリンの1969年発売のアルバム。15年ほど前に買ったCD5枚組のBOXの「Big Brother & The Holding Company」から順番に5枚全て聴いてた。そしてその後「The Pearl Sessions」の2枚組まで聴いてた…。どれも好きなアルバムで、今日は特に「コズミック・ブルース」が心に響いた。ジャニスの曲は自分のバンドでも何曲かカバーしたのを思い出しながら聴いた。ライブでやってて一番好きだったのは「Piece Of My Heart」かな・・・。「I Got Dem Ol' Kozmic Blues Again Mama!」は、単曲で好きな曲は多いけど、これまでアルバムとして通してあまり聴かなかったような気がする。1曲目「Try (Just A Little Bit Harder)」2曲目「Maybe」3曲目「One Good Man」4曲目「As Good As You've Been To This World」5曲目「To Love Somebody」6曲目「Kozmic Blues」7曲目「Little Girl Blue」8曲目「Work Me, Lord」ボーナス1「Dear Landlord (Session Outtake 1969年6.17)」ボーナス2「Summertime (Live at Woodstock, August 1969)」ボーナス3「Piece Of My Heart (Live at Woodstock, August 1969)」このアルバムがそれまでのアルバムと違うように感じる所は、ホーンセクションやコーラスを多くフィーチャーしてR&B寄りのアレンジと演奏になってる所。いくらファンクなノリになってもジャニスの歌はブルースロックのままの激しさはそのまま。特にソウルな曲は4曲目「As Good As You've Been To This World」です。かなり久しぶりに聴いたけど、めちゃくちゃカッコ良い!1曲目「Try (Just A Little Bit Harder)」は、このアルバムで一番有名な曲だと思う。2曲目「Maybe」この曲もシングルカットされたのでベスト盤にもよく入ってる。自分がしでかした事で別れた相手に戻ってきてほしいと悲しげに願う歌。3曲目「One Good Man」はシングル「Try (Just A Little Bit Harder)」のB面曲。5曲目「To Love Somebody」はLPではB面1曲目だけど、あまり陽の目を浴びない曲。シングルカットされなかった曲。6曲目「Kozmic Blues」ジャニスの全ての曲の中で一番好きかも知れない大好きな曲。マイナーからメジャー、そしてマイナーへの転調がいつ聴いてもゾクゾクする。ジャニスの歌唱も突出した派手さはないのに、この曲を歌うジャニスの声が一番好きです。7曲目「Little Girl Blue」は、シングル「Kozmic Blues」のB面曲。少女に歌い掛けるように自分を諭しているような優しく哀しい曲です。8曲目「Work Me, Lord」アルバムラスト曲はシングル「Maybe」のB面曲。構成とアレンジが特に好きです。ボーナスの3曲は1999年リマスター盤から収録されてます。「Dear Landlord (Session Outtake )」は特に興味深く楽しめます。「Box Of Pearls」
2020年04月10日
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