全3件 (3件中 1-3件目)
1
今日、とある公共機関に行きました。窓口で対応してくれたオジサンは、あまりやる気があるように見えず、顔の表情に変化が見られません。それでもわたしのために熱心に調べ物をしてくれ、時間を割いて対応してくれました。わたしはそういう無愛想な人に対しても、にこやかに接してしまいます。これは性格もあるでしょうし、サービス業に従事していた癖もあると思います。なので今日も笑顔で話していました。 結局今日中に解決できないことが分かり、明日に持ち越しになってしまいました。話の終りが見えてきた頃、オジサンの心がほぐれてきたのか、微笑みかけてくれました。無愛想な顔よりも数倍いい表情をされていて、オジサンはこういう顔で笑うんだ~、と思いました。その感覚が妙に懐かしく感じられました。 わたしは20代の頃にツアコンをやっていました。海外や国内の宿泊が中心でしたが、繁忙期には国内の日帰りバスツアーにも乗っていました。見せ場がある宿泊ツアーと違い、日帰りバスは一日で終わってしまうので、お客様の満足度を上げるのはなかなか難しいです。時には家族に無理やり連れて来られた方もいらっしゃって、そういう方は滅多に笑わないのです。 毎日、朝早くから夜遅くまで長い行程を走らされる乗務員さんにも、時々笑わない方がいました。乗務員さんには差し入れが効果的でした。暑い時期には冷たいお茶、寒い時期は缶コーヒーを差し入れると、雰囲気が少し変わってきます。 当時のわたしは笑わない人を見つけると、お客様だろうが、乗務員さんだろうが、ターゲットにしていました。「今日はアナタを笑わせてみせるよ」と。 成功することが多かったですよ。お別れするときは「あなたの笑顔が見られて、今日はHappyでしたよ」と心の中でお礼を言ってました。ものすごく怖い雰囲気のバスガイドさんが、帰る間際に「今日は楽しかった。また一緒に乗りたいな」と声をかけてくれて、遠ざかるバスの中からずっと手を振ってくれたこともありました。とっても嬉しかったな。 あなたの笑顔で癒される人が必ずいます。あなたの笑顔が見たいと思う人は、もっといますよ。みんなにあなたの笑顔を見せてあげてね。
2011.07.11
コメント(0)
わたしの心の内を見透かして、親友がかけてくれた言葉があります。「夫婦で生きていく素晴らしさをあなたに教えたいの。だからわたしたちが手本になりたいと思ってるのよ」 そう言いながらもダンナさんの愚痴をわたしにこぼす彼女。離婚を考えていた時期もあったし、大喧嘩して家を飛び出し、行く宛なく夜中に歩き回っていたこともありました。でも彼女がすごいのは、わたしだったら激しく怒るようなことが起きても、思いを吐き出すことで手放して、少しずつ受け入れていくのです。世の中の夫婦はこうやって何度も危機を乗り越えているのでしょうね。 彼女が見せてくれる等身大の夫婦のあり方は、決して幸せな日々が続いているわけではありません。違う個性がひとつ屋根の下で暮らし、一緒に生活するだけでも大変なことなのに、子どもを生み育てることは修行以外の何ものでもない、と彼女は言います。でも価値のある苦労ですよね。 口では再婚、第二子を希望していると言ってますが、それは心の奥底から望んでいることなのか、自分でも怪しいと思う…。これがわたしの本音です。でも彼女が日々向き合っている価値のある苦労、夫婦の固い絆がうらやましくもあるので、お手本の効果があるんだな、と思う今日この頃です。
2011.07.09
コメント(0)
息子と二人きりの生活に新しい風を吹きこもうと、息子を長野の実家に預けていました。約一週間、小学校も休ませました。里心がついてしまうので、滞在中にこちらから連絡することはありませんでしたが、夜は寂しかったようです。久しぶりに爪を噛んでしまったほどですよ、いじらしいですね。 子どもの教育は、できれば色々な人と協力していくといいですよね。母親が一人でしつけるのはバランスが悪いと感じはじめていたところでした。母の夫に諭してもらうように頼んだのですが、「ママと同じことを言われたよ」と言って、随分と理解が進んだ印象でした。 帰ってきた息子が、嬉しいことをバンバン言ってくれます。「ママのその笑顔が見たかったよ~」「いつも温かいママの手が大好き」などなど。極めつけが、「ママはPBの心を照らす天照大御神さまだね」ですと。有り難いやら、申し訳ないやら。でも母親冥利につきますよ、感謝です。 ところで、なぜ息子が天照大御神さまと言い出すかというと、話は七五三まで遡ります。七五三の手土産の中に「天の岩戸」の絵本があり、それが大のお気に入りになってしまったのです。おかげで我が家では、神様を引き合いに出してしつけをするのがとても効果があるのです。
2011.07.02
コメント(0)
全3件 (3件中 1-3件目)
1