おしゃれ手紙

2003.10.12
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テーマ: ことわざ(5)
カテゴリ: カテゴリ未分類
***
娘のミナは息子ちゅんを誰よりも、私の母に見せたいと言う。

そのことを、母の近くに住む私の妹に相談すると、
「私が、お母ちゃんを連れて、車でそっちに行くわ。」

話がとんとん拍子に決まって、10月のはじめの日曜日に、妹と母が来ることになった。

当日、、遅くまで寝ていた私は、ちゅんの泣き声で目がさめた。
長女、ミナとちゅん、まもなく、近くに住む次女のレイが来て、ちゅんをオモチャに遊ぶ。

ミナとレイはちゅんを連れて出ていた、11時頃、母と妹が来る。

母は、なんだか元気がない。
こちらまでの2時間の車がこたえたのか・・・。

まもなく、ちゅんたちが帰って来た。
ミナは、
「おばあちゃん、ちゅんクンやで。

おばあちゃんのひ孫やで。抱いてやって」と母にちゅんを抱かせる。
母は、視力の弱まった目で一生懸命見ようとする。

ミナに抱っこされてミルクを飲む、ちゅんの足を頬にあてる。

台所と居間を行ったり来たりしながら、私は母がだんだん元気な顔になるのを確認した。

芽吹いた小さな植物に感動するように、

母は小さな、ちゅんから元気をもらった。


ちゅんの眠ってる間に、昼食。

母はミナに子育ての諺を話して聞かせるくらい元気になった。

その母が、ちゅんを見ながら言った。

「私は、もう一回、このこに会えるやろか・・・。」

「会えるよ、また来て、毎月でも、来て。」私たちはそう言った。


*孫を飼うより犬を飼え* という諺がある。

犬なら番をしたり、猫でも、ネズミをとる。
孫はいくら可愛がっても世話しても役にたたぬ。
恩知らずだ、という意味だそうだ。

ちょうど一週間前の今日、母の孫のミナとレイは、お婆ちゃん孝行をした。

でも、一番の、功労者は、ちゅんであるが・・・。


**孫を飼うより犬を飼え**

「山村の四季」創文社 宇都宮貞子 長野・更埴の諺






■□■テレビしびれて■□■

★あした天気になあれ。
観月ありさのいつものボケキャラがかわいくて、つい見てしまう。

◎日本ちょっと昔話◎
◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 
★10月11日 「運動会デビュー:おもちゃとり 」 UP






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Last updated  2003.11.23 12:12:51
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