おしゃれ手紙

< 新しい記事

新着記事一覧(全5697件)

過去の記事 >

2004.06.11

トリビアの井戸：はかどるの語源

(6)

テーマ：懐かしい昔の話(541)

カテゴリ：里山・歳時記

それは、こうです。どうぞ！！
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

仕事は、時間でするものではなく、達成量を表現されました。

その民俗語が「ハカ」。

動詞で言えば「ハカドル（捗る）」。

仕事量や仕事の分担は、「ハカ」でした。へぇ～。

茨城県筑波地方では田植えにさいしてハカという言葉が用いられてきました。
田植えの各人の分担をハカといいます。

1枚に田んぼを何人かで並んで各人のハカを植えていきます。
熟練者が両側を担当し、未熟なものが内側を植えます。

熟練者は「サキッパカ」と呼ばれ、植える基準を作っていきます。
へぇ～、へぇ～。

ちなみに植えた後の草取りの「ハカ」（一日の仕事量）は、男女共に一反です。
私は、その7/10の七畝を四人で草取りしたことがありますが、死にそうでした。
一反なら死ぬかも・・・。

昼食の時間になっても、仕事の手を休めず、区切りのいいところまでやってからと思うことがあります。
これは、労働を時間で区切るのではなく、仕事量で、「ハカ」でやっているからかもしれませんね。へぇ～、へぇ～。

「日本の民俗学：時間の民俗」＜雄山閣出版＞参照

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●里山の草刈りをしたとき、地元の古老が

「今日は、人数が多いで、よう、ハカいく」 と言っていたのを何度も聞いたことがあります。

●仕事、家事、ハカドってますか～（￣▽￣）

■今日の体調■
*会社の近くの歯医者。

■□■テレビしびれて■□■

★芸能人節約バトル