おしゃれ手紙

2011.02.17
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カテゴリ: 映画
ハーブ&ドロシー:あらすじ

アートの森の小さな巨人

郵便局員のハーブと、図書館司書のドロシー、夫婦共通の楽しみは現代アートのコレクションだ。

選ぶ基準はふたつ。

1.自分たちのお給料で買える値段であること。

2.1LDKのアパートに収まるサイズであること。

慎ましい生活の中で約30年の歳月をかけコツコツと買い集めた作品は、いつしか20世紀のアート史残す作家の名作ばかりに!
そんなふたりに、アメリカ国立美術館から寄贈の依頼がやってきて……。

アートコレクターといえば、誰もが大きなプール付きの家に住む、庶民とは関係のないお金持ちを想像するだろう。
しかし、国立美術館にコレクションを寄贈したこの稀代のアートコレクターが、小さなアパートに暮らすごく普通の老夫婦だといったら驚くはず。
『ハーブ&ドロシー』は、実在する現代アートコレクター、ヴォーゲル夫妻を追った感動のドキュメンタリー作品。

公務員のふたりがいかにして膨大なコレクションを築いたのか?
― その秘密を明らかにしながら、次第に“ほんとうに豊かな人生”のあり方を浮き彫りにしていく。
お金儲けのためではなく、ただひたすら二人三脚で好きなモノを集めてきたふたりの姿は、発見する喜びと夫婦愛に満ちている。
アートの知識なんてなくても、彼らの人生に触れれば、ほんの少し世界が変わって見えるはずだ。

 アートっていいなと思うけど、現代アートは、ちょっと遠慮したい私だ。

私は、生活の中にアートを見つけるようにしようと思う。
アール・ヌーボー例えば、写真立てであっても、100年の時を経たアール・ヌーボーのものが好き。
キルト 残り物の端切れや思い出の布でパッチワーク・キルトを作る。

写真立てもキルトも実際に使うものだ。

その使うものが美しいものであって欲しい、アートであってほしいと私は思う。
時を経たものや思い出のあるものが好きな私
にはハーブ&ドロシーの世界は理解不能。

彼らは、2000点以上の現代アートを持っているという。
そのため、彼らの小さなアパートは、ぎゅうぎゅう詰め。
作品をベッドの下に置く。
そのため、ベッドの高さがどんどん高くなっているというのだ。

彼らは、その足の踏み場のないような小さなアパートで満足そうに暮らしている。

彼らの持っている作品を数点売れば、大きなアパートに引っ越せるのに、彼らは売らない。
アメリカ国立美術館に寄贈するという。

美術館も、これではあまりに気の毒だと、病気などの緊急の時にとお金を渡す。
すると、なんと、二人は、そのお金で、またもや、作品を買いに行くのだ!!

彼らは決して投機の対象として、アートをみていない。
欲しくてたまらないという衝動が彼らを突き動かす。

私は彼らの持っている作品が好きではないが、このお金に対する潔さにまいりましたと言おう。

アートの森の小さな巨人、ハーブ&ドロシーは、愛すべき可愛らし夫婦だ。
あと、夫妻の猫、これは、美しい!
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昔 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2011年2月15日 * 新歳時記:バレンタインデー / 昭和恋々:下駄 *
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Last updated  2011.02.18 20:38:30
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