おしゃれ手紙

2013.01.08
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カテゴリ: 映画
アナザー・カントリー:あらすじ

一生、女は愛さない

ガイ・ベネットはパブリック・スクールの代表を狙い、将来はフランス大使を目指している野心家。
その一方で、彼は同性愛者で別の寮にいるハーコートに恋している。
そんな彼を親友で共産主義のジャドは静かに見守っている。
ある日、学生2人の性的行為の現場が教師に目撃されてしまい、学内は規律を厳しくする方向に傾いていく。やがて目立つガイを快く思わない者が同性愛を理由に彼への批判を高めていく…。
還らざる日々の愛、友情、そして裏切りーー。
英国名門パブリック・スクールを舞台に、美しい青年たちのみずみずしくも切ない青春を切り取り、永遠の魅力を得た珠玉作。

30年代英国パブリック・スクールで寮生活を送るガイは、同性愛の傾向を友人に咎められて復讐を誓う。
やがてガイはソ連のスパイとなり……。
実話に基づく禁断の舞台劇を映画化した秀作。
『モーリス』『眺めのいい部屋』に先駆けた1985年に日本公開された『アナザー・カントリー』は、主演ルパート・エヴェレットの人気沸騰によって英国貴公子ブームの火付け役となった。
ドラマの主人公ガイ・ベネットは、この春公開された 『裏切りのサーカス』のモデルとなった実在のスパイ集団ケンブリッジ・ファイヴの一員のガイ・バージェスだ。
将来を嘱望された英国人エリートがなぜソ連側のスパイになったのか。
ドラマは、1930年代、同性愛者だったバージェスのパブリック・スクールの名門イートン校時代に焦点を当てる。

「アナザー・カントリー」

キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!ー
「アナザー・カントリー」は、私にとって、それほど待ちに待った、映画。

感想は沢山あるけれど箇条書きに。

★ファッション。
【中古】 玲子さんのシネマファッション / 西村玲子
でも絶賛されていたファッション。
英国の名門の学校では、学生といえど、スーツにチョッキ、ネクタイ、シルクハットが正装。

体育は、白いシャツに白い綿風ニットのチョッキ。
Vネックの襟には、赤と黒?のラインが・・・。
同じようにセーターもVネックの白にラインのあるトラディッショナルなもの。
パジャマで寝るが起き上がると、皆、ガウンをはおる。
それを美少年、美青年たちが着るのだから、もううっとり・・・。
チョッキは黒が普通だが、 選ばれた者だけが「色チョッキ」 を着ることが出来る。
ガイ・ベネットもそれを目指している。

★上下関係。
上級生と下級生との関係は厳しく、まるで軍隊。
服は、ほとんど自分で管理するようだが、上級生は下級生に靴を磨かせたりしている。
使い走りをするのも、10歳~12歳くらいの下級生。
お湯を持って来させたり、装飾品の磨き方にまで上級生は下級生に命令する。

この学校で暮らす男子生徒たちは、学力的にも家も恵まれた子どもたちばかり。
そんな彼らは、この学校で下級生の間だけ、召使のような扱いを受ける。
卒業すれば、もちろん、召使に世話をさせるのだろう。

★同性愛
いまでこそ、同性愛を公にするタレントはいる。
市民権を得ているように思う。(私は、変だとは思わない。)
しかし、1930年代のイギリスにおいては、禁止されたものだった。
神が許さないという風潮だったのだ。

パブリックスクール
イギリスの私立の学校の中でもトップの10%を構成するエリート校の名称。
以前はその大部分は寄宿制の男子校であったが、現在は一部を除き共学制に移行している。
イギリスのトップ大学に当たるラッスルグループ、特にその頂点にあるケンブリッジ大学、オックスフォード大学、インペリアル・カレッジやロンドン・スクール・オブ・エコノミクスなどへの進学を前提とする。
学費が非常に高く、入学基準が厳格なため、奨学金で入学を許された少数の学生以外は裕福な階層の子供達が、寮での集団生活を送っている。
近年は海外の金持ちの子供達がイギリスでの大学教育を見越してイギリスのパブリックスクールに入学することが多くなっている。

映画はパブリック・スクールの名門中の名門、イートン校がモデル。
★コリン・ファース
ベネットに影響を与える共産主義者の親友ジャド役を演じるのは、コリン・ファース。
その後、スパイとなったベネットを描いた、『裏切りのサーカス』にも出演している。
彼は舞台で、ベネット役をやったことがあるというからベネットに縁がある役者。

英国王のスピーチ
高慢と偏見
シングルマン

語り継ぎたい映画シリーズ


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昔 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2012年1月8日 *松の湯 *
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Last updated  2013.01.09 20:20:42
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