おしゃれ手紙

2013.01.29
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カテゴリ: 映画
アルバート氏の人生:あらすじ

本当の自分は、タキシードの下に隠して生きてきた・・・。

19世紀のアイルランド。
モリソンズホテルでウェイターとして働くアルバート(グレン・クローズ)。
人付き合いを避け、ひっそりと生活しているアルバートは、長年、誰にも言えない重大な秘密を隠してきた。
それは、“彼”が貧しく孤独な生活から逃れるため、男性として生きてきた“女性”だったということだった…。
ある日、ハンサムなペンキ屋のヒューバートがアルバートの働くホテルにやってきた。
自分らしく生きる彼の存在に影響され、アルバートは自ら築き上げてきた偽りの人生を崩し、本当の自分らしさを取り戻していく。
不遇な人生を生き抜くために男性として孤独に生き、女性としての真のアイデンティティを見失ったアルバートが、自分らしく生きる
≪希望の扉≫を開き始める。

   19世紀のヨーロッパのインテリアや服装って素敵!!
ホテルのカーテンは茶色地に水色の大きな植物!!
ホテルのメイドたちの黒い服に白いエプロン姿。
襟のレエス(レースではなくレエスといいたい)がいとおかし。
これマネできるからこんな格好しようかとまじで思った。
雪の日に黒い傘をさしてたたずむアルバート氏は悲しみがにじんでいるようで美しい。

編んだ布団叩き?みたいなのがあったり、
休憩の時のお茶道具の素晴らしさ・・・。
私も納得のいく茶器を買おう。
(ノД`)
お客さんたちの持っている鞄、乗り合い馬車・・・。
とりわけ素敵だったのが、アルバート氏の部屋のベッド。
黒い鉄でできたベッドヘッドの模様がシンプルだけど何度見ても飽きない美しさ・・・。
ベッドが欲しいと思っているけど、こんなのを探そう・・・。
弱者の孤独と闇に迫るストーリーもよかった・・・。

ハンサムなペンキ屋のヒューバート(ジャネット・マクティア)のカミングアウトにはビックリ仰天!!
この映画は、■ 第84回アカデミー賞 ■の*主演女優賞*助演女優賞*メイクアップ賞の3部門にノミネートされている。

女優のグレン・クローズが82年に舞台で演じた「アルバート・ノッブス」を、自ら企画して脚本を書き映画化したもの。
よくぞ、映画化してくれたという思いだ。

それなのに、上映している映画館が少ない。
もったいない・・・。

■背景にあるのは、「貧困」と「貧困への恐れ」■
この物語の背景にあるのは、貧困と、貧困への恐れが非常に大きな影響力を持った19世紀後半のダブリンだ。
仕事や地位を失うと、数週間のうちに路上生活者になってしまうような時代。
それでも、現代的に感じる。自分らしくあるための方法をどうやって見つけるのか? 
人目を避けて生き、生き残るため誰かを喜ばせなければならない。
それはどんな人々にとっても無関係ではないことだ


現代にも通じる物語だ。
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昔 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2012年1月29日 *ごを焼きて 手拭あぶる 寒さかな *
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Last updated  2013.01.31 11:31:22
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