おしゃれ手紙

2013.03.26
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カテゴリ: 父の麦わら帽子
椿
そのひとつが椿だ。
近所に赤い花をつける椿の大木があって、今の季節になるとポタポタと落ちた。
花は散るというが、椿に限って落ちるのだ。

その椿の花も私たち子どもは見逃さない。
家から稲の藁を1本持ってくる。
落ちた椿の花をその藁に通すのだ。

あっという間に椿の花が藁1本分を覆う。
するとそれを輪にした。
自分の首にかけて、椿の首飾り・・・。
長さが足りない時は、頭につけ、花の冠とした。

それを椿の花が落ちる度に何年、何回繰り返しただろう。
椿の冷たい感触とズシリとした重みを今も思いだす。
   今、もし、庭があったら、椿が植えたいと思うのは、あの頃の思い出があるからだろうか。
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昔 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2012年3月26日 *父の麦わら帽子:目次*
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Last updated  2013.03.30 22:01:50
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