おしゃれ手紙

2014.10.01
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カテゴリ: 映画
柘榴坂(ざくろざか)の仇討(あだうち)

ひたむきに生きる。

安政七年三月三日、江戸城桜田門外で大老の井伊直弼(中村吉右衛門)が襲撃され殺害される。
主君を守り切れなかったことを悔やんでも悔やみきれない彦根藩士・志村金吾(中井貴一)のもとに、仇を討てとの藩命が下る。
明治の世になり時代が大きく変わっても武士としての矜持を持ち敵を探し続ける金吾。
一方水戸浪士・佐橋十兵衛(阿部寛)は井伊直弼殺害後、俥引きに身をやつし孤独の中に生きていた。
そして明治六年二月七日、仇討禁止令が布告される……。
歴史小説から現代劇まで幅広いジャンルを手掛ける浅田次郎の短編小説を、『沈まぬ太陽』の若松節朗監督が、中井貴一&阿部寛主演で映画化した人間ドラマ。
主君を失い、切腹することを許されずにただ仇討を続ける男と、その最後のひとりの男との運命的な出会いが、江戸から明治へと移り変わる激動の時代を背景に描かれる。


中井貴一のファンで、テレビドラマ「最後から二番目の恋」、かかさず見ていた。
なんか、三枚目だけどいい人っていうイメージ。
彼のお父さんも素敵だったな・・・。
名前?佐田啓二。
「君の名は」の主人公!!スゴイハンサムだ。
もうひとりの主人公、阿部寛は、■ テルマエロマエ ■で、その濃い顔を生かして、古代ローマ人役( ̄m ̄*)
「ノンノボーイフレンド大賞」でデビューした時、なんと美しいと思った。
今や、三枚目もこなす。

そんな2人に原作者は浅田次郎。

江戸から明治に移る時代の流れって、本当に画期的だったのだと思う。

これまで結っていた髷を切りざんぎり頭に。
着物から洋服に着替え、刀を捨て、武士という職業を捨て・・・。
その流れに乗れたのは、薩摩、長州、土佐などの一部の元武士だけ。
その証拠に役人たちの言葉は、薩摩の言葉だった。

彦根藩士・志村金吾(中井貴一)は、波に乗れない人だった。
明治から数年たっても、髷に袴姿、腰には、大小の太刀。
そして、かたき討ち。
その姿を皆、奇異の目で見ている。

ある時、武士姿の男に金を返せという数人の町人(元)の姿を見た志村金吾。
目に余る町人(元)態度に、
「もう少し待ってやってくれないか」と言う金吾。
しかし、元町人は、今度は、金吾をバカにする。

すると 、あちらこちらから、元○○藩士、**、元○○藩士・・・と金吾に加勢する人たちが・・・。
彼らは、皆、姿かたちはもはや侍ではないが、心は侍だとういうこと。
姿形を変えても大事なものまでは、変えていないという心意気だった

その元藩士の中に、ケミストリーの堂珍がいた・・・(^-^)

奥さんに頭の上がらない役人に藤 竜也が好演。

仇討をした後、切腹というのがコースだったらしい。
そして、妻も後を追うというのも・・・。
仇討が終われば、どっちみち死ぬことになる。


中井貴一にも、阿部寛にも死んでほしくないと思いながら見ていた。

桜田門外の変の朝は雪が降っていた。
この映画の大事なシーンには雪が降っていた。
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Last updated  2014.10.03 20:59:18
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天地 はるな @ Re[1]:「光る君へ」定子&清少納言「香炉峰の雪」(04/22) 七詩さんへ 定子の清少納言への問いかけ…
七詩 @ Re:「光る君へ」定子&清少納言「香炉峰の雪」(04/22) 定子の母は漢詩の名手で伊周も学才に優れ…
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