おしゃれ手紙

2015.02.25
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カテゴリ: 映画
6才のボクが大人になるまで。:あらすじ

すべての瞬間に「大切」が宿っている。

テキサス州に住む6歳の少年メイソン(エラー・コルトレーン)は、キャリアアップのために大学で学ぶという母(パトリシア・アークエット)に従い、姉サマンサ(ローレライ・リンクレイター)と共にヒューストンに転居、そこで多感な思春期を過ごす。
アラスカから戻って来た父(イーサン・ホーク)との再会、母の再婚、義父の暴力、そして初恋……。
周囲の環境の変化に時には耐え、時には柔軟に対応しながら、メイソンは静かに子供時代を卒業していくのだった。
やがて母は大学で教鞭をとるようになり、オースティン近郊に移った家族には母の新しい恋人が加わっていた。
ミュージシャンの夢をあきらめた父は保険会社に就職し、再婚してもうひとり子供を持った。
12年の時が様々な変化を生み出す中、ビールの味もキスの味も、そして失恋の苦い味も覚えたメイソンはアート写真家という夢に向かって母親から巣立っていく……。

子どもの成長がめざましい。
4人の俳優がひとつの家族を12年間演じ続けた事で話題の今作。
アカデミー賞にも多数ノミネートされている。

これにしてもメイソンの母はなんと男運のないことよ。
*まず、十代で妊娠、出産、結婚、そして離婚。
 楽しいはずの青春時代がない。
 勉強もできない。
*20代でシングルマザーとして暮らし、彼氏が出来たが、喧嘩ばかり。
*勉強をしようと大学に入学したが、そこで再婚。
 相手はアル中。ドメスティック・バイオレンスに会い離婚。

なぜか、付き合う男が全てダメ人間、ダメンズという「ダメンズウォーカー」という言葉がある。
メイソンの母親もダメンズウォーカーかもしれない。

そんなひどい環境の中で、父親の存在は大きい。
別れた父親とは、時々会う。
仕事もしないでフラフラしているようだが、子どもとの接し方は愛がこもっている。

この映画は、12年の間、毎年数日、撮影していたのだそうだ。

子どもの成長もだが、PCの変わりようにも驚いた。
最初は、imac。
アップル社を追いだされた、■ スティーブ・ジョブズ ■が、請われてアップル社に戻り作ったのがimac。
ころんとした可愛いデザインとPCには無かった色の種類が大ヒット、傾きかけていたアップル社は、盛り返したというPCだ。
今から12年前は、あれを使っていたのかと思った。

この映画を撮っている時には、なんでもない風景としてのimacだっただろうが今みると、「過去」。

そういう意味でも、12年間を感じさせる映画だ。

ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。
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Last updated  2015.02.28 00:16:32
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