おしゃれ手紙

2019.04.12
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テーマ: 読書(8575)
カテゴリ: 読書
 「みをつくし料理帖」は、上方と江戸の文化の違いを描いて面白いが、今回読み返した。
●お粥
*大坂では、塩味のお粥が好まれていたが江戸では、そもそもお粥自体があまり好まれない。
冬至や小正月には縁起を担いで小豆粥を食するけれども、その場合もたっぷりの砂糖で、甘くして食べる。
●サツマイモ
大坂は蒸して食べ、江戸は焼き芋。
大坂では寒い冬、「ほっこり、ほっこり」と蒸し芋を商う芋屋の声が通りに響いていた。
●菜の花の蕾
大坂では食し、江戸では食べない。

江戸時代から明治の頃、 ■梅田の茶屋町周辺は一面菜の花畑でした。
その菜の花から採れた菜種油は遠く江戸や北海道にも送られたぐらい、当時は菜種の一大産地でした。
与謝蕪村も「菜の花や月は東に日は西に」と、一面にひろがる菜の花の絶景を称えた詩を詠んでいます。
●鰊(にしん)
大坂では食べるが、江戸ではあまり食べず、田畑の肥やしとしていた。

上方では、京都のニシンそばは名物。
また、鰊の昆布巻きは、おせち料理として、今もよく食べる。
小夜しぐれ :みをつくし料理帖5

季節が春から夏へと移ろい始める如月のある日。
日本橋伊勢屋の美緒がつる家を訪れ、澪の顔を見るなり泣き始めた。
美緒の話によると、伊勢屋の主・九兵衛が美緒に婿をとらせるために縁談を進めているというのだ。
それは、美緒が恋心を寄せる医師、源斉との縁談ではないらしい。
果たして、美緒の縁談の相手とは!?――(第三話『小夜しぐれ』)。

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Last updated  2019.04.19 21:15:28
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