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今年も、大学の仲間とドイツ国際平和村へ訪問する日が近づいて来た。学生達は日本で、ドイツ語で歌を歌いダンスの練習をし、子供達を楽しませる準備をしているらしいが、私は練習に参加出来ないので、こちらでインターネットを使い、皆さんの旅行の手配をしている。ドイツでの宿泊予約、レストラン予約、移動手段の確保、平和村での活動前後の個人旅行の手伝いなど。団体でホテルを予約する時は、代表者の名前だけでいいので簡単なのだが、人数が少なくなると、宿泊者本人の名前が必要で、これで今回失敗した。日本の上司から「山崎○子さんのホテルを追加して欲しい」と頼まれたので、「ハイハイ!」とドイツのホテルを予約し、予約確認表を送ったまではよかったのだが、、、後日、YAMAZAKIではなくて、YAMASAKIさんだと言われた。彼女の名前は、やまさきさんと言って、音は濁らないのだった。そう言えばそうだった!福岡時代に、何回も失敗したんだった。中島さんは、なかじまじゃなくて、なかしまさん。あちらでは、音は濁らない事が多いのだった。関東出身の私は、つい、やまざきさん、なかじまさんと思い込んでしまうのだった。あと、パスポートのローマ字表記も注意しなくちゃいけなかった。安藤さんは、ひらがなで書いたら「あんどう」だけど、パスポート上ではANDOだった。「う」が無いの。健太郎(けんたろう)はKENTAROだったし、吾郎(ごろう)はGOROだった。航空券の予約を入れる時は、十分注意した。パスポートの表記と予約が違ったら、乗れなくなる事もあるかもしれないし。。。自分の名前は簡単なので、今までこういう事に気が付かなかった。名前は難しいなとつくづく思った。
2008年09月09日
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コンピューターを立ち上げ、自分のページを開いたら、なんとなくいつもとは違う感じ。。。画面一杯に写ったのは、これ↓。いつもバックグラウンドは近所の海の風景だったのに、アンソニーが勝手にすり替えたのだ!くそ~っ、アンソニーのやつ!!よーく見ると、アンソニーのカメラを見つめていたのがよく分かる。怖いっ!バッタの緑と、花の色の鮮やかなコントラストがいい写真なんだけどね。「見つめられている」気分になっちゃうので、取り替えよう。
2008年09月08日
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今日は、わが町の月に一回のフェイラ(露天市場)の日。安い洋服、偽ブランドの衣類、バッグ、靴、あひる、鶏、野菜、果物等、たくさんの物が売られている。お店を冷やかすだけでも楽しい。中古の品物も売っている。古いシャンデリアをばらした物がいつも売られている。この一つずつのパーツを買い求めに来る人がいるのかな~?工事に使うドリルやセメントを掘り返すような道具も中古。これって、工事現場からの盗品じゃないかな~って、見る度思うの。だって、売るにしては状況が良くないんだもの。今日は牛の首に付けるベル(ベルに皮のベルトが付いている)が、山のように売られているのを発見してびっくりした。まあ、いつも面白い発見があるので楽しい。私はフルーツとオリーブの実を買った。オリーブは、黒々輝いていて、大きくて立派。つまみ食いをしたら、すごく美味しかった。ニンニクとコリアンダーのみじん切りがいい味を出している。早速、今日の食卓に出す予定。フルーツ売りのおじさんは、すごかった。アンソニーが、「プラム、ネクタリン、ぶどうをそれぞれ1キロずつ下さい」と言ったのに、おじさんはそんなことを聞いていないかのようにガバッとフルーツをつかんでお会計。結果「プラム2キロ、ネクタリン1.7キロ、ぶどう2.8キロ」のお値段を払うはめに。。。二人だったら、とても食べきれない量だけど、今週は客が来るからいいやと、黙ってお金を払った私達。でも、他の女性客も思ったよりお勘定が多かったようで、おじさんに文句を言ってた。「手が大きいからね~、しょうがないんだよ。」とかわすおじさん。これがあのフルーツ売りのおじさんの商売のやり方なんだ。次回は、たくさん売りつけられないように要チェック!アンソニーは、包丁を研ぐ砥石を買った。築地で出刃包丁を買ったので、切れ味をキープする為には、砥石で研がないといけないから。何軒かお店を回って、砥石の値段を聞いたのだけど、お店によっては値段の開きがあるから要注意。最初に聞いたジプシーのおっさんは、3倍の値段を吹っかけてきた。さすがジプシーだ。アンソニーは、鳥のエサも買った。これを垣根に吊るして、鳥を呼び寄せ写真を撮るんだそうだ。笑がんばってくらさーい。今、アンソニーは「しゃかしゃか」家中の包丁を研いでいる。今まで簡易包丁研ぎを使っていたのだけど、やはり砥石で研ぐと切れ味がすごくなる。アンソニーが目の前で、紙を立てにスパーッと切れて実演してくれた。こ、怖いっす。「しゃかしゃか」包丁研ぎに精を出す夫。フルーツを頬張る妻。アンニュイな日曜日の午後。
2008年09月07日
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海外に住んでいる人は、気に入った美容師または美容院を探すのに苦労すると思う。外国の美容師さんは、直毛のアジア人のカットに慣れていないので嫌がる人も多いらしい。日本の美容師さんって、カットが上手だな~って思う。少々髪の毛が伸びてもおかしくないもん。よく見てみると、日本ではたくさんのクリップを使って髪の毛をブロックに分けて、少しずつ髪の毛を切るでしょう?時間もかかるけどね。でも私がこっちで出会った美容師さん達は、あまりクリップを使わないで、ガバッと髪の毛を取って切るの。おおざっぱ。髪の毛が伸びて来た時の見苦しさは、そういう違いなのかなあ。。。3軒回って、やっと落ち着いた地元の田舎美容院。上手ではなかったけど、家から近く、思い立った時にいけるのがよかった。いつもカットをお願いしていた美容師さんが、「もう私は来月からここには勤めないから。」とこっそり携帯番号を渡してくれたのが数ヶ月前。ふうん、客を持って行く訳か~って、その時は思った。もうここには来ないのかと思うとちょっと寂しかった。田舎美容院でのおばちゃん達の雑談を聞くのも楽しかったのになあ。。。彼女の新しい勤務先は、地元のエステサロン内だった。そう、こんな田舎にもエステサロンがあるのだ。新興住宅地には、小金持もすんでいるようだから、お客もいるんだろう。予約を入れて、恐る恐る行ってみた。入り口は鍵がかかっていて、チャイムを押すと受付のお姉さんが開けてくれた。薄暗い照明で雰囲気が出ている。アロマキャンドルが豊富に使ってあった。受付も、普通のポル女性っぽくなく、ゆったりした優雅な感じ。へえ~、こんな田舎にも雰囲気のあるサロンがあるのね~。と思った瞬間、「ヤバい」って思った。田舎美容室はカット代がすごく安かったけど、この雰囲気からしてすごく高額なカット代を払わなくちゃいけないような気がして来た。例の美容師さんが、通してくれた部屋は個室だった。シャンプー台1台と椅子も一脚、大きな鏡があり、そこにもアロマキャンドルが!客は、そのスペースを一人でつかうことになる。なんて贅沢なんでしょう!今までは全部エステサロンだけだったけど、そのスペースを少し潰して、最近個室の美容室を作ったようだ。そこでその美容師さんに白羽の矢がたったんだって。サロンのオーナーは、リスボン在住の女性銀行家だそう。へええ、、、興味津々で聞いてしまった。贅沢なスペースを一人で使って、優雅な気分。最初、今までのカット代の倍ぐらいかな~と覚悟はしていたけど、個室に通された瞬間、倍ではすまされないなと思い始めた。手持ちの現金で足りるかしら?デビットカードは使えるかしら?と、びくびくしている私。が、田舎美容室と値段は変わらなかった。えっ?と聞き直してしまったよ。個室で優雅な気分にもなれるし、それでこの値段でいいの~?出来上がりは、いつも通り「ふ~む」って感じだけどね。まあ、時々は行ってみようと思う。
2008年09月05日
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我が家でもインターネットで銀行管理をしているのだが、普段はお金の出入り、支払い等簡単な物に使うぐらいで、ページ上のたくさんある項目や機能をしっかり把握して使いこなしている訳ではない。どうやら住宅ローンの情報もここに載っているようだけど、私は触った事がない。ある日、アンソニーが悲鳴をあげて怒った。何ごとかと思ったら、彼が何気なくチェックした住宅ローンの情報に間違いがあると言うのだ。なんと住宅ローンの残りの返済回数が、実際よりも20回以上多くなっているというのだ。20回以上って、2年近く返済が伸びるってこと?でも、我が家は固定金利性ではないので、返済期間が伸びる事はなく、決まった年数だけ払うはずなのに。。。たまたまアンソニーは2ヶ月前にチェックした住宅ローン情報をコンピューターの中に保存していたのだ。それと見比べても、残りの返済回数が後戻りした状態(プラス20回以上)になっている。大変なことだ~っ!!アンソニーはすぐさま銀行の担当者に連絡して、メールでも2ヶ月前の情報を添付して送ったりしたのだが、担当者も何が起こったんだか分からずじまい。銀行も信用出来ないのか、ぽるとがる!「きっと住宅ローンを管理するソフトウエアに不都合が生じたんでしょう」との事だったけど、そんなんでいい訳?もしそうなら、我が家だけじゃなくて、他のお客の情報も間違ってしまっているはず。でも住宅ローンの項目なんて滅多にチェックしないので、気が付いていない人が多いんじゃないかな。まあ、契約を交わした際の書類が証拠としてあるので、20回分を多く払う事はないのは分かるけど、でもこんな大きな間違いは気になるよね。早く訂正して欲しいのに!散々文句を言ったけど、夏休みだからなのか一向に訂正してくれる気配はない。この件が発覚してから、もう3週間にもなるんだけど。。。さすがポルトガル。本日「銀行の本部の方では、ちゃんと訂正されていますから~。」と連絡があったけど、ネット上の情報はそのまま。ああ、不安。ふと、新たな疑問が生じた!私達が支払っている返済額の計算は正しいのか?ということ。だって、今回の件だって、住宅ローン管理のソフトウエアに不都合が生じたんでしょう?お金の計算だって間違ったっておかしくないはず。不信感が募るばかりなのだ。。。
2008年09月03日
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昨日からの日記の続き。ニーナにビニールシートをびりびりにされたお陰で、急遽「コルクの木の為のスプリンクラー避け」を作らなければならなくなった。アンソニーの夏休みも残り少ない時だったので、製作時間がなく、毎日がストレスフル。鉄でフレームを作ったので、土日は鉄を切る様な大きな音はたてられないし、夏休みもそんなに無いし、時間との戦いだった。計画では、冬はスプリンクラーを使用しないので、取り外し式にしたかった。最初、私は折りたたみ式の屏風のようなまっすぐな簡単な物を想像していた。しかし、アンソニーの頭の図案は違ったのだ。「木が傾斜しているんだから、それに合わせないと無駄なスペースが多くなり過ぎておかしい」と主張したのだ。図に描いてくれないので、最終的にはどうなるのか、私にはさっぱり分からなかった。鉄を溶接する時の火花で足の甲を火傷したり、炎天下での作業で体調を崩し、鼻水と涙をながしながら、遂に完成したのが、これ↓。奇麗にペンキも塗った。何が難しかったかというと、木とのスペースを最小限にする為に、このつい立ても傾斜させてあるのだ↓。バラバラで枠を作っている時はまだしも、組み立ての時、一定の角度を保ちながら蝶番を溶接するのはすごく大変だった。つい立て脚部分でも地面に固定されているんだけど、「強風で飛んだら大変な事になる」と言う訳で、下の写真↓のように、木に金属の帯を固定し、つい立てもそれにしっかり固定される様な方式を取った。すべてアンソニーの頭の中で設計図が出来ていたので、私が口を挟む余地はない。当初私の考えていた簡単な屏風のようなものからは、ずいぶんかけ離れた物になった。まっすぐな屏風のようなものだったら、もっと簡単だっただろうに。。。アンソニーは、途中でよいアイデアが湧いて、考えを進化させたらしい。彼も「最初自分で計画したものとは、違った物になった」と言っていた。アンソニー親方の作る物は何でも複雑なのだ。最終的には出来上がるんだけど、途中がすごく大変なの。出来上がってやれやれだったけど。。。アンソニーに「あなたの作る物は何でも複雑。この木もこんなに傾斜しているし複雑よ。ニーナだって強烈な性格を持っていて複雑。すべて主人に似たんじゃない?」と言ったら、黙っていたなあ。。。まあ、これぐらいの事は言わないとね。
2008年09月02日
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我が家があるのは、昔雑木林だった場所。だから庭に木がある家も多い。そんな訳で家の庭にもコルクの木が一本あるのだけど、最近になってコルクが傷んで来ている事が分かった。コルクの木は乾燥した地方の植物なので、春から夏にかけて毎日スプリンクラーの水に当たっている部分のコルクがボロボロになっていたのだった。その昔は雨でしか水分をとっていなかったのに、8年前にこの住宅地が開発されてから環境が変わってしまって、長い年月をかけて少しずつ傷んでいったのだろう。傷んだコルクの部分を削って、応急処置でビニールシートを巻き付けておいたのが2ヶ月前。今年の夏が終わって、スプリンクラーの使用をやめたらビニールシートを取り外して、来年解決策を考えるはずだったのだが。。。ある日、ニーナがビニールシートをびりびりにしてしまった。今まで大丈夫だったのに、突然シートをびりびりに下からには、何か理由があるはず!と思っていたら。。。シートの下で、もこもこ動くものがいるではないか!おそるおそるシートをめくると、こんな小動物が、、、野ネズミちゃん↓。可愛い~。目がくりくりして愛らしい。しかも毛並みがニーナそっくり。体長6、7センチ程の野ネズミ。写真では1匹だけど、実は2匹シートの下に潜り込んでいたのだ。アンソニーによると、どうやらつがいらしく、一匹はお腹が大きく妊娠しているようだったと。コルクを削って、2匹が入れる様な穴(ベッド)を作っていたのだ。しかも、コルクの表面の凸凹に、どんぐりなどをはめ込んでいた。そう、食料倉庫も完備していたのだ。びっくり~。ちょっと可哀想だったけど、その場所は引き払ってもらうことにした。ニーナが立ち会うと噛む恐れがあるので、ニーナは檻に入れて、私達の立ち会いのもと、彼らは去っていった。オス(であろうと思われる)方が、後まで残って去り難そうだった。ベッドも食料倉庫も完備したのに、去るのは惜しいな~とでも思っていそうな感じだった。シートがびりびりになってしまったので、急遽コルクの木の為の水よけつい立ての作成を余儀なくされたのだ。こうしてアンソニー親方、弟子たち(ニーナと私)ののんびりした夏休みは無くなった訳だ。のんびりした
2008年09月01日
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家の修繕とアンソニーの日曜大工のお手伝いで、一週間程日記の更新をしなかった。日中は忙しくって、ネットに触れない。夜は疲れ切っていて、日記を書く気にもなれない。朝から晩までの慣れない肉体労働、夕方片付けをしてくーっとビールを飲む。仕事上がりに、一杯飲まなくちゃやってられない土方のおっさんの気持ちがよく分かる。何をしたかって?小さい修理はいろいろあったけど、大きなものは家の周りの石畳の修理と、コルクの木をスプリンクラーから守る為のついたての製作。石畳は、石と石をつなぐセメント部分が屋根から落ちる雨で掘れてなくなってしまうので、這いつくばりながらその隙間をうめる作業。普通なら業者に頼むのだけど、以前頼んだ業者がセメントを多く使わずほとんどが砂だったので、こんな事になってしまったわけだ。だから今回は全部自分たちでやりなおした。へっぴり腰で頑張った。ああ、腰痛再発。。。一番辛かったのが、コルクの木の為のつい立て。後日写真を載せるつもりなのだが、アンソニー親方の計画する物は何でも複雑。私は屏風のような折りたたみ式の簡単な物を考えていた。でも彼は、コルクの木が傾斜しているので、それに合わせて傾斜を付けると主張し、すべてが複雑な物になってしまった。アンソニーは図面が頭に入っているようだけど、私にはさっぱり分からず、役立たずなのだ。鉄のフレームを作る為に、鉄を切って溶接する訳なのだが、私がそれを支えていなければならず、足の上に火花が落ちて、何回も足の甲を火傷した。熱いよー。痛いよー。親方は、ちょっとの寸法の狂いも許さず、上手く行かないといろいろなものを蹴散らかす。そんなに怒る事なかろうに。。。物に罪は無いぞ。失敗すると己に怒ってきーっとなるので、ニーナもナーバスになってしまって、庭の隅にある檻に自ら入って行く始末。私達が庭で仕事をしているので、彼女はお昼御飯も食べなくなってしまった。時折、仕事の進行状況を見守る為に、檻から出て来て様子をうかがいにきたけど、親方の機嫌が悪いので、また一人檻に入って行く。彼女は空気を読めるのだ。可哀想なニーナ。食が細くなって痩せてしまった。。。彼女は被害者一号。私だって、被害者だ。仕事の進みが悪く親方の機嫌が悪いので、お昼御飯を食べられないでぶっ続けでやる時が何回かあったので、ふらふらしちゃってその晩発熱。足は火傷するし、体調は悪くなるし大迷惑。私は被害者二号。遂に昨日、今年の夏のお仕事が終わった。やった~。日々のストレスから解放される。「私とニーナは今回のお仕事の被害者なので、今週末はそっとしておいて欲しい」とアンソニーに訴えたところだ。何もしないだらだらした週末、万歳!
2008年08月30日
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ポルトガルでお客を家に招待するとなると、ワインに合う様な食事を用意するのだけど、今回は違った。というのも、メインはこちら↓だから。。。Bitburgerドイツ製、5リットル缶。ポルトガルのビールって、安くて美味しいんだけど、続けて何杯も飲むと、翌日決まって胃痛が起こる。これは私達だけじゃなくて、他の何人かのポル人からも同じ事を聞いた。でも、ドイツのビールは飲み過ぎても胃痛が起こらないから不思議。原材料の違いかしら?さすがビール大国。ということで、我が家で飲むビールはいつもドイツビールなのだ。ビールに合う様なおつまみをたくさん作り、ビールを飲んだ。大人4人で5リットルって、結構あっという間。すでにビールとたくさんのおつまみでお腹が一杯でギブアップ状態だったので、その日のメインディッシュを見せたとき、一体何人分の食事を用意したの~?ってお客は驚いた。この日のメインは、アンソニーの手作り。ラム肉のハンバーグ炭火焼、ギリシャ風。様々なスパイスを使ったラム肉ミンチの中に、フェッターチーズが挟まれている。今まで何回か作ったけど、フライパンを使用していたので、今回は炭火焼ということで脂が適度に落ちていてうっぷりする感じはなくて、すごく美味しかった。もうビールが無くなったので、ワインに切り替えたら、お腹が一杯と言っていたお客も、リセットされたようで、アンソニーの特製ハンバーグをたくさん食べていた。やっぱ、ポルトガル人だな、赤ワインだと更に食が進むのかもしれない。ま、こういうこってりした料理には、赤ワインの方が合うしね。皆で、『ひゃあ~もうお腹一杯、食べ過ぎた~、明日のお昼は何もいらない』と言いながら、夜中1時過ぎまで食べ続けた。それでもすでにリセットされて、今頃、昼ご飯食べているんだろうな~。
2008年08月24日
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アンソニーが夏休みに入ってから、毎年のごとく家の修繕が始まった。何年か住んでいると、毎年どこか修理が必要になってくるものだ。朝早く起きて、労働が始まる。途中足りない物を買いに行ったり、忙しい。丸一日働いて、夕方終わった後にはビールをクーッと飲んで、本当に労働者のおっさんのようだ。それから夕食の支度を急いでして、食べて飲んで寝る。毎日その繰り返しで、ゆっくりネットをする暇もない。とほほ。そんな毎日だから、他の事を考える暇がない。と、突然アンソニーが「自動車税支払った?」と聞いてきた。そんなの知らないよー。今までは、毎年6月に皆が一斉に納めていたのだが、今年から変わったようで、個々の車が登録された月に納めるようになったのだった。今までは、6月になると誰かが騒ぎだして、「ああ、家も納めないとね」と二台分まとめてアンソニーが支払っていたのだが、これからは別々。。。今までアンソニーにおんぶにだっこで、すっかり忘れていた!私の車は7月末までに納めないといけないのだった。それを忘れて3週間位運転していたのは、違法行為だな。期限前ならネットで支払いが出来るけど、期日を越えてしまったので役所に行かないといけない。面倒くさーっ!!労働で疲れていて、お互い機嫌が悪かったようだ。「あんた、今の状態で車の運転をするのは違法だからね。でも自分の車の事は自分でするように!」とアンソニー。その言葉にムカッとした私は「一人で行けるわよっ!でもその途中で警察に捕まって罰金とられたらアンソニーのせいだからねっ!」と、醜い口喧嘩に。。。翌日結局アンソニーの運転で、税金を納めに行った訳なのだけど、、、本当なら期限が切れての納税なので、罰金になる所らしいけど、今年適応された法律なのでまだ罰金は科せられないみたい。でも後日罰金請求が来るかもしれないとは脅されたけど、来ないように祈るしかない。来年からは忘れないように、カレンダーにメモしておかないと。ポルトガルにお住まいでお車をお持ちの皆様、私の様な失敗がないように気をつけて下さい。
2008年08月23日
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アンソニーは、家で散髪をする。床屋に行くのも面倒だし、予約してその時間に行くのも嫌みたい。だから私をマイ床屋に仕立て上げたのだ。少々下手でも、思い立った時に散髪が出来るのがいいみたい。私としては、大抵夕食前の忙しい時に、声がかかるからすごく迷惑なのだ。昨日だって夕方声がかかった。ぶーぶー言いながら、家庭用散髪機でがーっと刈り上げたんだけど、、、ガリッとやってしまった!左耳の上。やばいっ!じゃりっぱげ。。。夕方ビールを飲んじゃったからだよ~。後ろなら黙っておくところだが、自分で鏡で見える範囲なので、罪を告白した。無くなってしまったものはしょうがない。←自分で言うなって。次回はビールを飲む前に言ってくれ。アンソニーも諦めてくれたけど、「今夜は頭が寒いな~」なんて言われるとギクッとする。左側面から見た彼の頭は、可哀想。。。早くその部分に、毛が生えて来るのを祈るしか無い。ああ。。。昨日の日記といい、懺悔が続く日々なのだ。
2008年08月18日
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数日前から、植木が枯れて来た。この春、小さな苗から買って来てだいぶ大きく育った。今は様子見の段階で、冬を問題なく越せたら玄関近くの植え込みに植え替えるはずだったのだが。。。門から入って来たら、すぐ目立つ場所にメインで植えられるはずだった。私の好きな花で、大事に育てて来たのに~。すごいショック。。。ううう。涙毎日じっと観察しているので、枯れ始めた変化はすぐ分かった。でも、アンソニーには言わなかったんだ。彼も世話を焼いてくれたし、植え替えるのを楽しみにしていたはずだから。いつ気付いて、がっかりするかな~って思ってた。昨日やっぱり気付かれた。悲しそうな顔をして「あんなに元気だったのに、急にどうしちゃったんだろう」と首をひねっていた。まさか、私のせいで枯れ始めたとは言えなかった。そう、私が肥料をやり過ぎたのが原因なのだ。良かれと思って肥料を与えたのだが、量が多過ぎたようだ。はあ~。。。ショック。私は、微妙なさじ加減の分からない女なんだわ。元気だった植物を枯らしてしまった。ごめんなさい。しばらく、ガーデニングから遠ざかろう。ああ、いつアンソニーに告白しよう。。。今日も罪の意識に苛まれる。罪を告白したあかつきには、「デストロイヤー」のあだ名を頂戴する事間違いなしだ。ああ、、、
2008年08月17日
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普段はスーパーマーケットでは、デビットカードを使うのだけど、先日は小額のお支払いだったので、現金を使った。で、渡されたのが今まで見た事も無い硬貨。これ↓。2.5ユーロ硬貨だって。どっちが表が分からないけど、2枚もらったので両面を写真に撮ってみた。2.5ユーロって変な感じ。日本だったら、250円硬貨みたいな感覚かな。大手スーパーで渡されたのだけど、北京オリンピック記念らしい。でもこれ、本当に本物のコインなの~?使えるの~?ゲームセンターのコインみたい。なんだか騙されたような気分。もしかして、他のお店で使えないんじゃないのかな~?それに、ヨーロッパの他の国では使えないような気がする。本物のユーロ硬貨として認識してもらえないんじゃないかな?と、悶々としていたらネットでやはり「北京オリンピック記念の限定コイン」という事が分かった。ずいぶん前から、その大手スーパーでは現金のお釣りで2.5ユーロ硬貨を出していたらしい。普段現金を使わないから、知らなかった。限定コインということなので、使わずに取っておく事に決めた。でも、2枚はいらないかもしれない。誰か欲しい人いる?
2008年08月15日
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アンソニーと二人でスーパーに行く事は滅多に無いのだが、先日買い物について来て、「是非、これを買ってくれ」と差し出されたのが、これ↓。唐辛子入りのチョコレートアイス。げげーーっ!唐辛子入り?原材料の所を見ると、唐辛子の粉ってちゃんと書いてある。おいしいのか~?日本では、柿の種チョコがけみたいな変わった組み合わせのお菓子がよく発売されているようだけど、ついにその波はポルにも訪れたのか。。。帰宅後早速試食してみる。う、う~ん。。。濃厚なチョコレートアイスの味の後に、喉の奥の方でひりひりと唐辛子の辛さを少し感じる。普通だったら、辛さはまず舌の上で感じると思うけど、アイスが冷たくて舌のセンサーが麻痺しているからか舌の上では感じず(アンソニーと私の推測)、喉の奥に来てやっと辛さを感じるのだ。私としては、それが不思議な感じ。それにしてもどうして唐辛子を濃厚なチョコアイスに組み合わせようとしたのかな?むむむ、、、凡人には分からない。このメーカーはヨーロッパで広く販売されている有名アイスメーカー。それぞれの国によって、メーカーの名前が変わるけど、マークは一緒。ヨーロッパの他の国でも販売されているのかな~?箱の裏を見ると、ポル語の他に、イタリア語とギリシャ語でも原材料の説明書きがあったから、それらの国でも発売されているってことか。彼らの反応はどうなんだろう?ただ「どんなものか試してみたい!」と買ったアイスだけど、もう2度と買わないな。もう十分。。。ごちそうさま~。
2008年08月13日
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『見て、見て!』帰宅したアンソニーに誇らしげに見せたもの。これ↓。パンも手作りだけど、見せたいのはパンじゃなくて、フキンの方。籠からはみ出した布を折り、パンにホコリがかぶったり乾燥するのを防ぐ構造になっているようだ↓(多分)。広げると、こんな感じ↓。去年帰国したお友達が、帰国前にリスボンのお土産屋で買ったものを見て、自分でも作れるかもしれないと思ってしまった、、、のがバカだった。リネンを買って、枠と周りのステッチだけ出来たのだが、どうしても刺繍が出来ない。実は刺繍は全くの素人。刺繍の基本を全く分かっていなかったのだ。リスボンの手芸屋に行って、基本の本を探したけど見つからない。その店から紹介された店に行っても、見つからない。手芸雑誌はあるけど、手ほどきなんて載ってない。去年の暮れから、刺繍の無い未完成の状態で年を越してしまった。本当は、完成させて、クリスマスプレゼントで姉にあげるつもりだったのに。。。6月に日本に帰った時に、姉にその話をしたら、たまたま二人で歩いていたショッピングセンター内で手芸屋さんがあり、たくさん手ほどきの本が売っていて、姉がその一つを選んでくれた。さすが日本だなと思った。手芸関係、DIY関係のたくさんの入門書が売ってるでしょ。こっちにはそんなもの売ってないもん。手ほどき本には、たくさんのステッチが図解入りで詳しく載っていたので、それを読んだらあっという間に出来上がった。出来不出来は別として、手ほどき本ってすごいな~。自慢げにアンソニーに見せると、『二つの図案の大きさが違う。糸を引き過ぎでぬのがつれている』と散々な批評を受けた。まあ、上手くないってことだ。手芸の上手な自分の母や姉の作品を見て来ているからね、私の作品はお子様のお遊びって感じなんだろう。『いいんですっ!これは練習なのっ!初めての刺繍作品なのっ!もうひとつ、ちゃんとしたのを作って姉に送るんだから!』きい~っ、悔しいな。まあ、そう言う訳で、今年は姉にプレゼント出来そうだ。一年越しの口約束が実行されつつある。
2008年08月12日
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アンソニーからメールで写真が送られて来た。例の接写用フラッシュで遊んだ結果の作品を見せたかったようだ。彼が写真に付けたタイトルは『Rose Evolution』。庭の一輪のバラが、日にちが経つに従って、色が変化して行く様子がおさめられている。一連の写真は、撮影角度は違ってもすべて同じ一輪のバラ。最初、花が開いた時は黄色↓。次第に、黄色に薄いピンクが混ざって来る↓。更に日にちが経つと、黄色の部分が白くなり、赤っぽい部分が増えて濃くなって来る↓。接写用のフラッシュ(2個)はレンズの周りに付けるのが普通の使い方なんだけど、バラバラに使うことも出来るそうだ。上の写真は、三脚を2個位使って、フラッシュをバラバラの位置において、光の加減を調整して遊んだ結果らしい。日中撮影したのに、暗い室内で撮影した様な効果がある写真もあるなあ。写真のことはよく分からないんだけど、奇麗な写真が撮れたよう。不気味な虫の写真を送りつけて来るよりいいかな。
2008年08月10日
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アンソニーの知り合いファミリーを夕食に招待した。親が息子を『家の息子のマイクだよ。』と紹介した。マイク?よくよく聞いたら、本当の名前はMichaelマイケルで、マイクはニックネームらしい。でも、マイケルなんてポル人ぽくない名前だなあと思っていたら、その子は英国人とポル人のハーフだった。彼がこてこてのポル人だったら、MichaelじゃなくてMiguel(ミゲル)になるんだとアンソニーが言った。両方ポル人夫婦から産まれて来た子に付ける名前は制約があるらしいけど、外人を親に持つ場合はその限りではないらしい。だから、マイケルと名前を付けることが出来たのだ。マイケルは、ポルではミゲル、ドイツではミヒャエル、フランスではミシェルになるのか。ミカエルとも言うよね。イタリアの彫刻家ミケランジェロの名前は、ミカエル(Michael)と天使(angelo)から出来ているんだった。フフーン、面白いな。調べてみたら、一つの名前だけでいろいろ遊べそうだ。
2008年08月07日
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今朝は早くから、アンソニーの職場に一緒に行った。客が来るので、二人で買い物をすることは前から決まっていたのだけど、研究室の工事の進行具合が気になるらしい。アンソニーは大工の祖父を持っているので、大工の知識は十分にあり、下手な工事をされるのが嫌なのだ。工事の人と本日午前中の約束を取り付けており、それが終わり次第、帰り道に買い物をしようと彼は考えた訳だ。今、アンソニーは夏休みのはずなんだけど、この前の土曜日も研究室に行っている。一緒に工事をして来たらしい。アホかっ!同僚はみんな夏休みなのに。。。しかも、工事の後、家に帰って来て、金属の棒を切って溶接し、ペンキまで塗って、汗をかきかき立派なサポート(たくさんある電気コードを奇麗にまとめたいらしい)を作っている。『何であなたがやるの』?と聞くと『誰もやらないから。。。』だって。でも工事の人は、それが仕事でお金を貰っているんでしょう?で、本日、私も何故だか巻き込まれて、早くから大学にいくことに。。。でも約束の時間になっても、工事の人は現れない。土曜日に作った立派なサポートを手に、アンソニーは激怒り。しかも、携帯に電話をかけても電源オフ。やっぱりね、ポルトガル人だよ。私は、ほ~らご覧なさい!って言ってしまった。で、もっと可笑しいのが、アンソニーは自分の大工道具を家からたくさん持って行ったの。壁に穴をあけるドリルや水平性を測る道具などいろいろ。『何であなたの道具を持って行かなくちゃいけないの?』と聞くと『大学の工事関係者の職員が、夏休みで自分の家の修理をするので、大学の工事道具を持って行ってしまったんだ。で、その職員達はそのまま別の土地にバケーションに行ってしまった』と言うではないか。もう、開いた口が塞がらない。。。土曜日に宿題の工作をして、本日それを持って、しかも自分大工道具を持って行き、待ちぼうけをくらいバカを見たアンソニー。私だって被害者だ。今日ここまで来たのは無駄足だった訳だ。アホくさっ!でもね、こう言うことって、ここではよくあること。いままでもたくさんあったよね、アンソニー!お店や会社に問い合わせの電話をして、『分かり次第こちらから電話かけます』と言われても、かかって来たためしが無い。もう諦めているから、返答があると驚いてしまうぐらい。修理を頼んだのに、壊されたりね。プロフェッショナリズムに欠けることしばしば。それでも許されちゃう。それでもこの国は回って行くんだからすごいことなのかも。ゆる~いのが好きな人は、良い国だと思う。
2008年08月06日
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8月に入って、例のスーパーでの75%オフの金券のうち、50%分が使えるので、買い物に行って早速金券を使ってみた。財布の中には、8月に使える金券が9枚もある。しかも金額がバラバラなので、お支払い時にどれとどれを組み合わせて払うか、ちょっとしたパニックになる。金券を上手に使って、なるべくなら現金での支払いを控えたいし、素早く計算しなくちゃーと焦るのだ。買い物合計金額より、差し出した金券が多いと受け取ってくれないから、お支払い時には、頭の中でカシャカシャと計算しないといけない。その日のお買い上げ、42.32ユーロだったのだけど、2枚の金券を組み合わせて、残りの現金支払いは36セント(60円位)だった。やったー!パチパチ!!ちょっとしたゲーム感覚。小学生の頃、毎朝嫌々やらされていた計算ドリルのお陰だろうか。おばさんになった私でも、まだ計算能力は衰えてないんだわ。日本人はポルトガル人と比べて、暗算が得意だもんね。人に迷惑をかけないように振る舞うのが、日本人の性格かなと思う。だからお会計の時も素早く計算し、支払いを済ませたんだけど。。。先日、私の前に並んでいた女性。カートに山の様な買い物をして、ゆっくり買い物袋に商品を詰めていた。しかも、レジ係の人と世間話をしながら、ゆったりと。。。知り合いなのかな~って思ったのだけど、、、違った。それなのに、そんなに親しげに喋るのか~。さすがポル人。レジで合計金額が出たのだけど、それでも財布に手をかけること無く、残りの商品をゆっくり買い物袋に詰めて、さあお会計。しかし、カードは有効期限切れだったの!なんじゃ、そりゃ~。散々、他の客を待たせておいて、その結末。ポルトガルってこんな感じ。だから、ここでは私が素早くお会計しようが、人を待たせないようにしようとか、どうでもいいことのように思えて来た。
2008年08月05日
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8月1日で、ニーナは9歳になった。人間で言うと、52歳なんだって。立派なおばさんなのだ。でも、ニーナはすごくアクティブで、そんなに高齢には見えないと誰もが言う。先日来たドイツの青年も、ニーナの年齢を言ったらすごくびっくりしていた。もっとわかーく見えるんだって。『え?本当?うれしいー!!ニーナちゃん若く見えるってよ!!』って、私が喜んでどうする。本当は、若く見える彼女が羨ましいのだ。いいなあ、ニーナ。。。昨晩は、毎年のごとく、チキンの丸茹でをバースデーディナーに用意した。アンソニーが神妙な顔で、彼女にお祝いの言葉を述べたのだが、『そんなことはどうでもいいから、早くチキンをくれ~』と飛びかかっていた。ふふふ。慢性膵臓疾患だったり、歯肉癌を患ったりしたけど、13匹兄弟の唯一の生き残りのニーナ。これからも頑張ろうなっ!
2008年08月02日
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アンソニーの趣味は写真撮影。今回、彼は日本に行かなかったので、その分カメラグッズを買って来なくちゃいけなかった。日本はカメラ用品の品揃えがいいし、ポルトガルで買うよりもすごく安いので、機会があれば誰かに頼むことも多い。今回は、妻が日本に行くので、これ幸いにいろいろ頼みやがったーっ!その中の一つに、接写用のフラッシュセットがあった。彼は昆虫や花を撮るのが好きなので、外付けの普通のフラッシュだけじゃ駄目で、どうしてもそれが欲しかったらしい。それはいろいろな小さな部品が入っており、釣り道具入れボックスみたいなものだったので、持って帰って来るのが大変だったけど、喜ぶならと思い、頑張って持って帰って来た。それから彼は被写体を探しては、写真を撮りまくっていた。やっぱり接写用フラッシュがあると、写真が違うらしい。ほんの数日で400枚ぐらい撮ったと言っていた。家の庭だけで、そんなに撮るか~?余程嬉しかったのだろう。ある日、彼は自分の作品をメールで送って来た。タイトル)小町のアミーゴ(友達)違うよー。これはアンソニーの友達じゃん。私のバラの葉を食べまくり、そこを定宿にしている私の敵なのだ。追っ払ってくれ~。もう一枚の写真。タイトル)犯罪現場ぎゃああ。。。庭で私がぱちっと叩いたハエに、無数の蟻が群がったのだ。知らなかった。長いこと写真を撮りまくって、蟻達がハエの体を切断して皆で手分けしてどこかへ持って行ってしまう所まで見届けたとか。。。き、君はこんなものを撮っているのか。接写用フラッシュなんて買って来なければよかった。。。
2008年07月31日
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ポルトガル滞在6年が過ぎ、初めて作ったのは、、、バカリャウ(干しタラ)のコロッケ↓。これは、街角の一杯飲み屋なんかでおつまみ感覚で一つ二つ食べるものなので、今まで作ることがなかった。スーパーで冷凍食品がたくさん売られているので、誰かの誕生日パーティーに行くと、他の簡単なつまみと一緒に、これが食卓に上がっていることもある。冷凍食品は、ジャガイモが多いので、アンソニーは好きじゃない。なぜだか、急に自分で作りたくなった。もちろん、イモは少なめで、魚の多いコロッケを!ちょっと火にかけ過ぎたようで、こんがり色が付き過ぎちゃったけど、美味しかった。やっぱり家で作る方が魚の量が多くて美味しいようで、アンソニーも喜んでいた。これを食べながらふと思い出したすごく似た料理がある。スリランカのコロッケなんだけど、魚(シーチキン)を使っているので、バカリャウコロッケに似ている。カトゥリスという食べ物で、さすがスリランカだけあって、チリパウダーが使ってあってちょっと辛い。バカリャウコロッケはパン粉を使わないで、そのまま揚げるけど、スリランカの方はパン粉を使う。それが違いかな~。ああ、そうだ、今思い出した。スリランカでステイした家では、ビスケットを砕いてパン粉代わりに使っていた。料理係の少年が、まな板の上でガラスの瓶を使って、ビスケットを砕いていたっけ。。。美味しかったなあ。。。あのコロッケ。スリランカコロッケは、ポルトガル人が紹介したんじゃないかな~と思い始めた。日本に到達する前に、ポル人はスリランカに着いていて、港に要塞を築いたり、物の名前などポルトガル語と同じ物がいくつかあって、ポル人は多くの影響を残している。さらには、今でも多くのスリランカの人々はポル人の名字を名乗っているのだから(ポル人の子孫繁栄)、食文化に影響を残していないはずが無い。そうか~、バカリャウコロッケも海を渡った訳ね。それを知らずに、17歳だった私はスリランカコロッケを食べていたんだ。何十年か後に、その食べ物の起源の国に来るとは知らずに。。。食べ物文化のルートを探るのも面白そうだな。
2008年07月30日
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今日は、またまた一時帰国中のメインイベントの一つ、『たらお♪さんとのプチオフ会!!』について。彼女は食べ物と旅をこよなく愛する人。世界中いろいろな場所を旅して、南極まで行って来ちゃった。すごい!南極経由でハガキをもらった時にはびっくりしちゃった。そのハガキを見て、アンソニーは『いつか南極に行きたい!』と言い始めた。私は、彼女の書いた美味しそうな韓国旅行記を読んで、『韓国に行って、おいしい料理が食べたーい!』と夢を見た。影響されやすい夫婦だ。本当は、母と姉と私で韓国に行く計画を立てたのだが、それぞれの夫達に反対されて、泣く泣く諦めたところだったんだけど、たらお♪さんが韓国家庭料理の店を知っていると言うので、そこでプチオフ会をすることになった。その時のたらお♪さんの記事を見てもらえば料理の写真がある。バンバン頼んでしまったけど、ペロリ。どれもこれも本当に美味しかった~。じゃがいものチヂミって初めて食べたけど、おいしい!特に『純豆腐』は激ウマ。後日、これを食べにランチに行ってしまった程。韓国に行くことは出来なかったけど、たらお♪さんのお陰で、韓国家庭料理を味わえて大満足!世界中を旅して、いろいろな経験があって、世界中にお友達がいる彼女の話はとても面白かった。かなり遅くまで機関銃のように話したけど、時間が足りなかったなあ。地元のピーナッツ土産に、さらに成田空港まで使える切符までいただいちゃって、ポルに帰る準備をしてくれたの。涙ありがとうございますう~。そんな彼女もポルトガルは未踏なんだって。じゃあ、いつか来ないとね。アンソニーとニーナでお待ちしています。弾丸トークの続きをしなくちゃ!
2008年07月29日
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今年は夏に入る前に、コルクの木の枝をたくさん切ってしまったので、庭への陽の当たり方が変わってしまった。直射日光が当たるので、木の下につるすハンモックも長いこと使っていない。でも、日差しがそんなに強くない陽があったので、久しぶりにハンモックを吊るして本でも読むことにした。というのは、嘘で昼寝をするつもりだった。ハンモックを吊るすため木にかかっているロープは、去年から放置したままなので、もしかして昼寝途中でぶっちぎれ、落下恐れがある。まずは、体重の重いアンソニーを使って安全性を確かめる必要があるな。ハンモックを吊るして『ね、ね、ちょっと試してみて。』とアンソニーを寝かせた所、、、う、動かない。。。『ねえ、もう十分なんだけどっ!』足先だけぴょこぴょこ、嬉しさを表現している。やられた~。。。
2008年07月28日
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先日、スーパーで75%オフという記事を書いたのだけど、、、またまた、スーパーの罠にハマってしまった私。。。去年までは、75%オフの期間は2週間位で、その間ずーっと同じ商品が75%オフだったような気がする(私の記憶力なのであてにならないのだが、、、)。だから、一度買い物に行ってしまうと、目新しい物がなくて、興味もないのだった。が、、、今年は、オフの期間が3週間程期間があり、なんと毎週のように75%オフの特定商品が変わるのだ。何ですと~!!また小躍りしながら行ってしまった。ワイン、オリーブオイル、衛生用品など『将来的に使うよね。しばらく保存しても大丈夫。』とこの3週間程バンバン買いまくったのはいいけど、ふと我に帰ってしまった。その金券のすごいこと。。。枚数もそうなんだけど、金額が。。。8月に使い切らなくちゃいけない金券の金額が、すごいの。私達二人の生活では、普段そんなにスーパーでお金を落とす事はない。普通の食生活で、1ヶ月でスーパーで使う金額を越えている。ど、どーしましょ。1枚の金券を使うには、そこに表示されている金額以上の買い物をしないといけない。金券を組み合わせる事も出来るんだけど、結構なものを買わないと使い切れないなあ。。。アンソニーに相談すると、『洗剤とか保存出来る物を買えばいいじゃないか』とは言うけど、保存出来る物はごっそりストックがある状態。。。な、何を買えばいいんでしょ?金券は使わなくちゃいけないし、無駄な物を買っちゃうかも~。や、やられた。スーパーの罠にまんまとはまってしまった。
2008年07月25日
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今回の一時帰国、もう一つのメインイベントは『旦那を置き去りにして、母姉私だけで旅行する』ということだった。姉は二人の子供も置き去りにした訳だけど。。。本当は、私は韓国に行きたかった。でもそれぞれの夫から、、、姉の夫は、『なぜ韓国に行かなくちゃいけないのか?』アンソニーは『日本にはいい所がたくさんある。ここから日本に帰るのに、どうしてわざわざ韓国なんかに行くの?』父は『飛行機で旅行して事故にでもあったら、それぞれの旦那さん達に申し訳ない。』と、反対の声が上がった。韓国料理を食べて、垢擦りをしてリラックスしたいのよ、女性達は!!男性には分からないんだ。。。しょうがないので、行き先を変更。かねてから訪ねたかった『白川郷』に決定。白川郷に個人で行くのは結構難しいので、高山、白川郷、金沢を訪問するおき楽バスツアーに参加することにした。やっぱりバス旅行って好きなんだな。おにぎり、お茶、お菓子を買ってわくわくしながらバスに乗り込んだ。最初の行き先は高山。高山の古い街並の散策。やっぱりいいですな~。ここは、2年前にアンソニーと升酒を飲んだ場所だ↓。それから、くねくねした山道を通って、ついに世界遺産『白川郷』へ。じゃあ~ん↓。冬はさらに素晴しいんだって。写真を見ていたアンソニーは悔しがってたな。今度はアンソニーを連れて来てあげたい。街のマンホールの蓋も可愛い↓。高山、白川郷と散策で疲れ、その後バスは宿泊地の石川へ。甘エビとかにの食べ放題ということもあり、がつがつ食べてしまった~。甘エビの美味しかったこと。アンソニーには写真のお土産。。。←かなり残酷。翌日は、金沢兼六園を見学し、お買い物ツアーをしながら帰路へ。それぞれ立ち寄った所では、『ちょこっとプレゼント』がツアー客へ配られる。金箔入りの油取り紙、乾燥わかめ、らーめん、菜箸、ポカリスエット、お菓子類etc。8品か10品ぐらいもらったよ。さすがJTB、観光バスを立ち寄らせるとこういうものをもらうようになっているんだな。忙しい旅だったけど、白川郷にも行けたし、満足出来た。帰路は疲れていたのかみんな寝ちゃっていたけど、長野へ抜ける山道はよかったなあ。アルプス街道。。。くねくねした細い道で、下には川が流れている。ちょうど山の緑が奇麗な時で、川の青さとそれはそれは素晴しかった。実はあの道が、帰路のハイライトだったのではないかと思う。『アンソニーを連れて来てあげたいな。でもこのくねくね道は、レンタカーで私の運転では無理かな~』なんて思いながら、景色を楽しんでいた。
2008年07月24日
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今回の帰国でのメインイベントの一つは、両親との温泉旅行。父の希望で、西伊豆へ車で行くことになった。東京から沼津まで高速で行って、そこから南下し、伊豆半島を一周するコース。途中、堂ヶ島、恋人岬(笑)などによりながら、岩地温泉で宿泊した。岩地温泉って初めて行ったけど、結構こじんまりした所。東洋のコートダジュールって言われているんだって。うふふ。でも、コートダジュールにも行った事が無いから分からないんだけど。。。小さな宿がたくさんある街全体は静かで、アットホームな感じ。我々の宿は、こちら。気のいいおじさんが宿の中を案内してくれた。女性には、可愛い色と柄の浴衣を選ばせてくれた。母と私で、普通なら選ばないような色を選んだ。部屋の窓からの風景。夕方になりかけの海↓。お風呂は、かけ流しの湯。二つあって、使用中は鍵をかけてよいとの事。これなら他のお客を気にしなくて入れる!夕飯はこちら↓。『これね、私が作ったの。カルパッチョを真似たの。うふふ。』と一皿を指差した。お茶目なおじさんでしょう?料理は、どれも美味しかった~。さすが新鮮な魚がとれるだけある!料理に口うるさい父も満足していた様子。これは朝食↓。朝からがっつり食べてしまった~。ところで、私達が宿泊した日は、女子中学生6人と一緒だった。え?どうして中学生?しかも6人?って思って、宿のおじさんに聞いた所。。。地元の観光協会で、修学旅行を誘致しているんだって。大きな宿泊施設はないから、いろいろな宿で生徒を分けて泊めさせるんだそうだ。だから夕方に街全体に放送がかかって『観光協会の皆様、ただいま修学旅行生の乗ったバスは、隣町を通り過ぎました。お迎え宜しくお願い致します~。』だって。すると、宿のおじさんおばさんは、駐車場に生徒を迎えに行って、自分の宿に宿泊する子供達を連れて来るのだ。生徒達が、我々の宿の前で他の子達に『バイバイ!』なんて言って、別々の宿に別れて行くのを見ると、それぞれの家に帰って行く子供達みたいで、なんか懐かしい気分になった。すごいアットホーム!その時は、愛知県のとある中学の修学旅行で、前日にはディズニーランドや原宿などへグループで思い思いに行動したようで、その後愛知県へ帰る途中にこの岩地温泉に宿泊となったようだ。修学旅行生たちは、朝早起きして、この浜↓で地引き網をするんだって。その後朝食をとり、カヌーやボートこぎを体験するらしい。私達が宿を後にする頃には、子供達がボートで沖にくり出していた。観光協会が頑張っているので、私も応援したくなった。宿も街もアットホームだったし、また行きたいなと思った。次回はアンソニーも連れて行ってあげたい。
2008年07月22日
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週末は、ドイツから客が来ていた。若手の化学の研究者で、アンソニーの研究室を見学に来たのだった。以前の元祖ゲルマン君にはトラウマがあるので(ゲルマンその1、ゲルマンその2)、ドイツ人が泊まりに来ると聞いてひるんじゃったけど、なかなかの好青年だった。2メートル近くはありそう。。。車の助手席で、首を傾げないと座れない。目はスカイブルーで吸い込まれそうだ。ヘアスタイルは、さらさらで前髪がちゃんと降りてるお坊ちゃん風。金髪にかなりの白髪がまじっているけど、年齢は32、33歳ぐらいだろう。肌は白くて、頬がすぐに赤くなる。長身、青い目、金髪、白い肌。。。まさしくゲルマンの典型だな。空港から直接来たので『もうポルトガル時間に時計を合わせたのか?』と聞いたら、『すでに合わせたよ。この時間の方が僕にとっては都合がいいんだ。ガールフレンドがスコットランドに住んでいるので、ポルトガルの時間と同じだから。。。』と顔を赤らめた。彼女はスコットランドで研究をしているようだ。彼は、ドイツ国内、カナダ、フランスなどを転々として、研究生活をして来たらしい。その過程でガールフレンドと知り合ったんだと思うけど、二人が同じ場所にポストをゲット出来る確率って非常に少ないんだよね。このような国際恋愛カップルって、研究者には多いと思う。自分のキャリアを積んで行く、ポストをゲットするとなると、世界中を移動して行くのだ。二人が研究職を続けて行く以上、二人で同じ場所で生活するのは難しい。ポストをゲットするまで、世界中を彷徨う研究者は多いけど、そういうちょっと不安定な立場って、みんなが耐えられるもんじゃない。アンソニーの所にも、彼よりも年上の女性の外人研究者が居るし、小さな子供を連れて3年、5年という単位でいろいろな場所で研究している人もいる。お子様たちも、場所を点々とするのも大変だな。ゲルマン君の彼女の方は、研究職を続けて行くがどうか迷っているようだ。企業に就職するとか、そういうことらしい。やっぱりね~。どうなっていくんだろう、この二人。アンソニーは、ゲルマン君2号のことを気に入ったらしい。帰り際に、アンソニーは、私が密かに温めておいたヴィンテージのポルトワイン1本をゲルマン君にあげちゃったの。私のなのに!大事に取っておいたのに!!でもお酒の味の分かる男だから、アンソニーも彼にプレゼントしたかったのは分かる。しょうがない。。。ゲルマン君にも早く固定のポストが見つかりますようにと、おばちゃんは祈らずにいられない。『Good Luck!』
2008年07月21日
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実家から一番近い繁華街は浅草だ。小さな頃から、週末と言うと浅草へ、外食というと浅草へという感じで、家族でよく出掛けた。花屋敷だって、昔は入場料が無料だったから、乗り物にひとつふたつだけ乗って、大満足していた子供時代。浅草は私のちょっとした庭みたいなもんだった。大学時代は東京を離れていたので、実家に帰るとまず浅草寺に行かないと落ち着かない。今回の帰国でも、もちろん浅草に行って来た。変わった所もあるし、全然変わっていない所も多い。芝居小屋もまだあるし、役者の衣装を売っている店もある。いや~、懐かしいな~。なんて思いながらぶらぶら歩いていると、こんな看板を発見して固まってしまった↓。レストラン『リスボン』。し、知らない。。。どうやらずいぶん前からあるみたい。あった様な気がする。知らないと言う事に、ちょっとショック。灯台下暗し。。。どれどれと、ショーウインドーを覗いてみると、ヒレカツ、ハヤシライスなんてメニューが見える。普通の洋食屋さんだった。浅草じゃあ、ポルトガル料理なんて流行る訳ないもんね。でもどうして『リスボン』なんて名前が付いているんだろう?オーナーがリスボンに行った事あるとか、ファドのファンだったとか。。。想像はつきないが、確認するには至らなかった。残念。次回帰国時に、一緒にレストランに入ってくれる勇気ある仲間募集中。
2008年07月19日
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築地市場の正面入り口の横に、派出所があって、その横にこんな掲示板を見付けた↓。拾得物掲示板!『ウニ』『サーモン』『銀だら』だって!!こんなものが場内の道ばたに落ちているのか~?笑っちゃった。でも、築地市場に行った事のある人なら、どうやって落とし物をするのか分かるだろう。こんな乗り物で、たくさん荷物を積んで、場内をびゅんびゅん走り回るのだ↓。あそこでは、働く人が優先。私みたいな観光客がきょろきょろしながら歩いていると、あの乗り物にひかれそうになる。人身事故を起こすのが心配じゃないのかな~?って思う位、その運転とスピードは恐ろしい。あの運転を見ていると、魚の入った箱を落とすのは想像出来る。それにしても、、、あの『ウニ』はどこに行ったのだろう?持ち主(買い主)の手に無事渡ったのだろうか?それとも、警察官のお腹の中に??
2008年07月17日
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我が家のニーナちゃんは、持病を持っているので、毎回の食事の時に薬を飲ませないといけない。現在、その薬の量を調節しているので、一日3回、食事の時間に誰かが家にいて、コントロールしないといけないということだ。皿にエサを山盛り入れて外出は出来ないので、結構面倒くさい。なるべく家に居るようにしているけど、やはり外出したいし、買い物だってしなくちゃいけないし、、、一度外出すると、ニーナの食事時間が気になる。先日買い物帰りに、バーゲンで姪等へ子供服を見ていたら、ニーナのお昼ご飯に少々遅くなってしまった。ほんの30分位の遅れだったんだけど、ニーナはヘソを曲げたのか、エサを食べてくれない。遅れたのを怒っているんじゃなくて、家に誰も居なかった、何時間か一人にされた状況を怒って、すねているのだ。お腹はグーグーなっているのに、エサには近づかない。すごい根性だ!怒りを表現しているのだ。しょうがないから、なだめすかして、ブラシで毛並みを整えてあげると、満足したらしく、エサを食べ始めた。まったくなんて奴ー!!他の家の犬もこんなもん?私は犬を飼った事がないので、分からないんだけど、犬はエサをあげたら喜んで食い付くものだと思っていた。彼女にはいろいろな表現方法がある。アンソニーが『ニーナがもし話せるとしたら、いろいろ喋って面白いだろうな~』といつも言う。でも、そうなったらニーナは、文句ばっかり言う口うるさいおばさんみたいになるかもしれない。お話し出来ないぐらいが、可愛いのかもしれない。今も、マットレスを取り上げて日に干しているのだけど、それに抗議して不貞腐れ中↓。そして、窮屈な姿勢のまま寝こけてしまうニーナなのだ↓。
2008年07月16日
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今回の一時帰国で、両親と一緒に温泉旅行をして来た。場所は、父の希望で西伊豆となった。何でも前にテレビの旅行番組で取り上げられていて、是非行ってみたいとの事だったので。車で行ったので、時間はゆっくり使える。伊豆半島に西側を南下しながら、景色のいい場所を探しては、車を止めてのんびりすることが出来た。地図を見ていたら『恋人岬』という場所があることを発見した。早速、そこにも立ち寄る事にした。駐車場近くには、何かがたくさんぶら下がっている。よく見ると、絵馬もどきのものだった。表には『世界一の熱愛宣言』とかかれてあり、カップルの名前を記すようになっている。この絵馬?は、ハートに天使の羽が生えているデザイン。笑裏には、こんな台詞が書いてあった↓。どの絵馬も、歯が浮く様な台詞が並べられている。ここは一体どんな場所なんだ~?不安になりながらも、『きっといい景色が見られる』と信じて、岬の方まで歩き出した。ところが、歩いても歩いてもいい景色は見えて来ない。老夫婦、年老いた娘がへとへとになりながら歩いていると、わかーいカップルがきゃぴきゃぴルンルンと腕を組んで通り過ぎて行った。何組もの若いカップルにすれ違ったけど、皆さん20代前半のよう。。。途中何回も休んで、更に進んで行くと、こんな鐘と石の彫刻があった↓。丸い彫刻からは、天気が良かったら富士山が丸の中に見えるらしい。その日は私達の居る場所は天気が良かったんだけど、富士山方面は薄く雲がかかっていて見えなかった。残念。鐘の側には、注意書きがあった↓。なるほど、『二人の愛を誓って』3回鳴らすのね。母がまず3回鐘を鳴らした。続いて父。鐘が3回で終わらず、4回目を鳴らした。最後に私。勢い余って、4回目を強打。。。白い目で見ていた母は『あなた達、離婚だわね。』と言い残して去って行った。しかたないので、父と二人で母の後に続いた。無言のまま、更に進んでいくと、ついに岬の尖端に到着。素敵な景色が広がっていた。わーい。おきまりで恋人の像があるのは、想像出来た↓。ああっ!また鐘がある↓。先程のリベンジで、ちゃんと鐘を3回鳴らそうと思ったけど、今度失敗したら母の言う通り『離婚』かもしれないと思い、写真を撮っただけで退散。駐車場への帰り道もきつかった~。アップダウンの多い山道だもん。事前に知っていたら、岬まで行くかどうか考えていたかも。。。我が両親は年齢の割に、すごく健脚。それでも大変って言っていた。私は日頃の運動不足がたたって、一番ひいひい言っていたかも。一休みしながら駐車場に帰る途中に、父が『恋人岬じゃなくて、俺たちには老いらく岬だなっ!ははっ!!』と言った。上手い事言うねえ。。。父の発言に、娘が含まれていたかは不明。
2008年07月14日
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また今年も、大型スーパーで75%ディスカウントが始まった。→こちらここ数年7月にあるんだけど、チラシに載っている特定商品を買えば、8月使える(その特定商品の値段の)50%オフ分の金券をくれ、9月に使える25%オフ分の金券をもらえる。最終的には、その商品は、75%オフということになる。前にもこの話題を書いたなあ。。。→過去の記事これは、夏はみんな夏休みで、別の所にお金を使うので、スーパーの集客対策なのかなーと思ったりする。だって、8月も9月もそのスーパーで買い物をしないと、金券が使えないからね。結局、そのスーパーに行くようになっちゃうんだ。でもね、2ヶ月もレシートの様な金券を財布の中に持っているのは危険。レシートと思って捨てそうになっちゃう。あと、その期間中に忘れて金券を使わなかったらおじゃん!果たして最後まで金券を使い切り、私の買い物は75%オフになるのだろうか?ぼけ防止テストみたいなものかなあ。。。
2008年07月11日
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日本滞在中に、姉と母と旅行をしたのだけど、その時姉から面白い話を聞いて大笑いして、涙が止まらなくなった。笑い過ぎて『誰か止めてーっ!』って言いながら、涙が出過ぎて化粧が流れ落ちた。私のハートをくすぐったのは、『姉の義母』。姉の義母(現在80歳)は、前からすごい逸話の持ち主だった。その1昔、富士山が見える一軒家に住んでいたのだけど、旦那さんが亡くなって一人では広過ぎたので、その家を売る事になった。引っ越しに邪魔なので、家具を二階の窓から階下に投げ捨て、家具を壊して処分した。これって、すごくない?おどろいちゃった。(我が母は、『あちらのお義母さん、何でも一人でやって偉いわ~』と尊敬する)その2証券を持っているようで、その隠し場所は二層式洗濯機の脱水槽。しかも時々持ち歩いているようで、バッグの中に入れてあったバスのチケットが無くなったとき、札束のような証券を露天商のように、全部床に広げてバッグの中を探した。(お義母さん、危ないですよ~)その3基本的に料理はしない。電気炊飯器が一つあるだけで、それでいろいろなものを茹でて食べているらしい。好んで雑穀を食べているとか。(エコですねー)その4家でお風呂は使わない。老人なので、市のサービスで無料の時や安い時に、公共のお風呂を利用する。その予定表は頭にインプットされていて、いろいろなお風呂を渡り歩いている。出掛ける時は、いつもリュックに洗面器が入っている。姪の幼稚園の運動会に行った時に、私に『あんた、ここに座んな!』と言って、洗面器入りのリュックを差し出した。(お義母さん、洗面器を背中にしょっているなんて、カメみたいですね~)その5家族にはケチみたいで、姉の家に来る時に、孫にケーキの一つも持って来ないとか。だけど、他人にはすごく気前が良くて、近所で手伝ってくれた人に1万円とかお礼をあげちゃうんだとか。(たった2、3回しか会った事のなかった学生の私に、ぽーんって3万円くれましたね、お義母さん。太っ腹です。姉が文句言っていたなあ。。。)で、ここまでは過去の話。それだけでも面白いんだけど、極めつけがあるの。姉『小町ちゃん、お義父さんの仏壇どこにあるか知ってる?』私『知らないー。どこ?』姉『浴槽。。。』私は、そこから笑いが止まらなくなった。公共交通機関の中だったけど、げらげら大声で笑ってしまった。私『そうかー、お義母さんは家でお風呂に入らないもんね。今は狭い所に住んでいるから、使わないスペースを有効活用だねっ!』姉『お義父さんも、まさか自分の仏壇が浴槽に置かれるとは思っても見なかっただろうね。』私『お義父さん、いつでもシャワー浴びれていいじゃん。』言った後に、ヒーヒー泣いてしまった。お義母さん、楽しい話題を提供してくれてどうもありがとう。いつまでもお元気で!
2008年07月10日
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日本に帰ると、いつも時差ぼけで悩まさせる私。今回の帰国もそうだった。そんな時は、いつも目をギンギンにさせて深夜番組をみるのだ。2年前にアンソニーと日本に行った時、眠れなくて深夜番組を見ていた私に、彼は『日本の深夜番組ってつまらないものばかりだね。』と言った。彼は日本語が理解出来なかったけど、『お笑い芸人とのトークショー』でげらげら笑うだけの番組はつまらないものと判断出来たようだ。ポルトガルは、普通では4局しかテレビの番組はないのだが、平日でも深夜だったら、絶対どこかの局で映画をやっていて、その映画は吹き替え無しのポル語字幕スーパー付きなので、英語の映画だったら、外人でも理解出来るので非常にありがたいのだ。それに比べて、日本の深夜番組。。。今回は、ますます私が分からないお笑い芸人さんのオンパレードで、どの番組も面白くなかったので、そう言う番組は見なかった。そんな私がずーっと見ていたのは、『テレビショッピング番組』!これは危険!ずーっとみていると、洗脳されちゃう。今までは、そんなこと考えもしなかった。実際に買おうとした商品がいくつかある。実家のタンスから溢れている洋服を見て、収納の苦手な母に『2段式の回転式の洋服収納ケース』を買おうとした。夜中に延々、この商品がいかに素晴しいか宣伝を見せられたからだ。朝起きたら、夢から覚めたように、『ま、買わなくてもいっか。』と思えた。別の日には、松平健のミュージカルのチケットを宣伝していた。まあ、これは私の言っているテレビショッピング番組とは違うんだけど。。。夜中、あの時間に電話すれば、先行予約が出来るとか。へへえ、、、熱狂的なファンじゃなくても、電話をしちゃいそうだなあ。暴れん坊将軍の松平健は凛々しかったけど、オスカルの様なヅラを着けて演じるドラキュラ伯爵も、恐いもの見たさで面白いかも、、、なんて思ってしまった。とどのつまりに、買いたい病にかかったテレビショッピングの商品は、Core RhythmsのDVD。ラテンダンスをベースに、腰の動きを意識したエクササイズのDVDだ。『ヤセたいなら腰を振れ!』『杉本彩さんも夢中!』と宣伝にある。このプログラムをやれば、ウエストラインが細くなるらしい。そうくびれが出来るのだ!YouTubeはこちら。実際、ウエストが細くなった過程を見せられると、『おおっ!』と思っちゃう。最後に杉本彩さんが『腰を振って振って、振りまくって下さい』ときた。こ、これは買うしかな~い!と、思ったんだけど、その後すぐ爆睡できたので、翌朝目覚めた時には落ち着いていた。夜中の魔力というか、思考能力が落ちると言うか、そういう時期を狙ってああいうテレビショッピングの罠をかけるんだなーって思った。それでも、Core RhythmsのDVDは最後まで買うかどうしようか迷ったんだった。その話を、アンソニーにすると『あんた、あの黒人隊長のエクササイズも、ずいぶんやってないんじゃなかった?』と言った。ああ、ビリー隊長のことだな。そうだった、すっかり忘れていた。ブートキャンプは『脱走兵』の烙印が押されている私。。。今度テレビショッピングの罠にハマりそうだったら、アンソニーにまず話す事にしよう。アンソニーよ、君なら私を現実世界に戻す事が出来る!
2008年07月08日
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日本に帰って、いろいろな手続をした。書類に様々な情報を書き込まないといけなかったのだけど、生年月日はいいとして、さらに年齢まで書かなくちゃいけないものも多かった。こうなると、自分の年齢を嫌でも思い出さなくちゃいけない。ああ、日本って嫌だわ。ほとんどの外国がそうだと思うけど、生年月日だけ記すんじゃないかな?日本が年齢まで書かせるのは、西暦じゃなくて『昭和』や『平成』などの年号で生年月日を記す事が多いから、分かりやすいように年齢を書かせるのだろうか?日本人って、年齢を気にするよね。日本で、何回自分の年齢を書いた事か。。。ああ~。こっちの生活では、年齢を数字で見る事がほとんどないので、自分の年齢は棚に上げている事が多い。アンソニーなんか、先日電話のアンケートで、自分の年齢を2つも若く言っていた!これはサバを読んだんじゃなくて、実際忘れているの。彼も年齢を数字で記す機会がないから、自分の年齢を自覚していないんじゃないかな?私が彼の本当の年齢を指摘すると『え?そうだっけ?』だって。いいなあ、そのとぼけ具合。私も真似したい。。。でもきっと無理だわ。『自分の年齢を頭にインプットする攻撃』を日本で受けて来たばかりだから。。。
2008年07月07日
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一時帰国してすぐやった事。それは、髪の毛を切る事だった。今までの帰国はアンソニーと一緒だったり、予定が詰まっていたりで、一人ゆっくり美容院に行く事は出来なかったので、事前にこちらの美容院で切って行っていた。でも今回は一人でゆっくり帰国だし、すごく久しぶりに日本の美容院に行ってみるか~という気分になっていた。日本で髪の毛を切るのは何年ぶりだろう。。。わくわく。日本の美容院事情はよく分からないので、事前に調べていた、実家からそう遠くない大手のチェーン店を選んだ。行ってみたら、たくさんのチェアのある、そして男女ともに半々ぐらいの美容師さんが働く大きな美容院だった。お客さんも、男女半々ぐらいで、とても賑わっていた。今は、多くの美容院でそうみたいだけど、美容師さんのランク(?)よってカット代金が違うのね。昔々行っていた『TONI&GUY』はそういう仕組みだったけど、あれはイギリスのチェーン店だからと勝手に納得しており、他の美容院ではそうじゃなかった。今では多くの美容院でそういう仕組みなのね。知らなかった。こんな下町でも??って驚いちゃった。さらに驚いたのが、自動シャンプーマシーン(自動洗髪機)の存在。人の手によってシャンプーをしてもらうと、カット代の他に500円だか800円だったか必要になるが、機械を使えばタダだとか。人に頼むシャンプー代は、ほとんど聞いていないほど、機械の存在を知った途端、そのシャンプーマシーンを使ってみたくてしょうがなかった。『マ、マシーンを使ってみたいので、そちらで宜しくお願いしますっ!!』チェアに横たわると、プラスティックの大きなお釜(大きなヘルメット)を額まで被せられた。プラスティックと額の間には、隙間の出来ないようにタオルを挟み込んだ。作動開始。半円のチューブのようなものが、ヘルメットの中を動く。頭の前頭部から後頭部まで行ったり来たり。チューブには、たくさんの小さな穴が開いているようで、そこから温かいお湯が出て、頭に当たるように調節されている。シャンプーはいつ使ったのか分からないけど、きっと薄めたシャンプーがチューブから出て来ていたのかもしれない。穴から出るお湯は、強弱がつくようになっており、頭皮を刺激するのだ。へへえ、、、面白い!まあ、人の手によるマッサージの気持ちよさには負けるけど、面白い体験だった。担当してくれた美容師さんにこのマシーンのことを聞いてみると、『大きなチェーン店では、導入している所が何カ所かあります』とのこと。ほほお~。。。知らなかった。浦島太郎になった気分だった。
2008年07月04日
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またしてもやって来た。一年に一回の行事。役所に行って、たった1枚の証明書をもらうこと。待ち時間3時間、所要時間2分。はあ~。。。本を持って行ったけど、やっぱり人間観察が面白かった。隣りに座ったのは、ジプシーの女性二人。一人は30代後半、もう一人は60歳過ぎかな。待っている間に他の人と仲良くなったらしくて、その人がたくさん取って余った整理券を二人のジプシー女性にあげて去って行った。彼女達がもともと持っていた整理券番号は『194』、もらった整理券番号は『173』だった。でも彼女達は、横の人に『どちらの番号が若い番号なのか?』と大騒ぎで聞いていた。もちろん横の人は、親切に教えてあげていたけど、彼女達が数字がわからないのには、驚いちゃった。最初は冗談かと思ったけど、どうやら本気らしい。ジプシーの中には、学校に行かない人も居るだろうから、それもありかもしれないと納得した。字が読めない人も居るから、数字がわからない人もいるのだろう。青空市場で、偽ブランドの服を『5ユーロ、5ユーロだよ~!』と逞しく売っているジプシー達は数字が分かり、お金の計算の出来る優秀なジプシーなのかもしれない。そんなことを考えていたら、ジプシー女性が、側の若いポル人カップル(二人とも20歳ちょっとかな)に、新しくゲットした整理券番号『173』を見せて、『自分の順番は、あと何番目にやって来るのか』と聞いた。その時の電光掲示板には『167』と記されていた。若い女の子は『あと8人よ。』と言った。違うよ~、あと6人じゃん!!駄目じゃん、ポルの若者っ!!あそこは数字に弱い人達のたまり場だったのかもしれない。。。
2008年07月02日
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一時帰国した時に、母が『小町ちゃん、今回も買ってあるわよっ!』と言って、冷蔵庫から出してくれたものがあった。これ↓。森永マミー。年老いた母親が、40歳の娘にこんなものを買うなんてどうなの?って思うかもしれないけど、、、実は、大好き。へっへっへ。。。これには哀しい物語がある。幼稚園のお弁当の時間に、飲み物として牛乳かマミーを頼めたのだが、母が勝手に『牛乳』を頼んだのだった。30人近いクラスの中で、牛乳を飲んでいるのは私ともう一人の男の子だけ。他のお友達は、みんな『マミー』を飲んでいたのが、すごく羨ましかった。当時のマミーは、ガラスの瓶に入った90mlで、小さな体の幼稚園生にはぴったりのサイズで可愛かったなあ。。。それに比べて、私は180mlの牛乳瓶で、毎日ごくごく牛乳を飲んで、こんなに大きくなってしまった。ずいぶん後になって、母に『私だってマミーが飲みたかった。あの時、無理に牛乳を飲んだから大きくなっちゃったんだ。』と恨み言を言ったので、それで母は当時の罪滅ぼしとして、私の大学時代から帰省する度にマミーを用意しておくようになったのだ。ぶはは。。。今回の滞在中も、リベンジのようによく飲んだなあ、マミー。マミーのホームページを見たら、例の羨ましかった瓶入りのマミーの写真を発見。そうそう、これが飲みたかったんだよねえ。。。もう瓶入りマミーは存在しないんだ。この写真に涙する私なのだ。
2008年07月01日
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週末は、アンソニーの姉夫婦が遊びに来ていた。庭でグリルしたり、ビールを飲んでおしゃべりしたり楽しかったんだけど、今日書きたいのはそんなことじゃないの。例のお義母さんの事。彼女が、CIAだったり、魔女払いをしたり、亭主をカワウソと言っちゃう様な人であることは、過去の日記に書いて来た。このお義母さん、CIAだけあって、家族がどこで何をしているか把握したがる。アンソニーの姉と弟は、実家近くで所帯を持っており、彼らは毎日顔を合わせているので、何をしているのか気になるのだろう。お義姉さん達の到着予定時間に、やっぱり我が家に電話がかかって来た。彼女の計算通り、その時間に到着していないと、不安になるようだ。到着したら、『無事到着した』と電話をかけるのが常だから。彼女は車を運転しないにも関わらず、『今、高速の何処を走っている』と連絡を入れると、だいたいの到着時間を割り出し、それが大幅にずれる事が無い。すごいの!さすがCIA.でもさあ、途中渋滞だったり、サービスエリアによってトイレ休憩する時もあるだろうし、彼女の計算通りには行かない事多いでしょ。それでも、いつも我が家に『皆はもう着いたかい?』って電話がかかって来る。ほ~ら、今回もやっぱりかかって来たよ~。毎回、毎回同じ事。。。お義母さん、もう少し待っていてくださ~い。子供達と孫達にGPSでも付けた方がいいんじゃないの?お義母さん。中央司令室の大きなモニターで、皆の行動を把握出来る。かっこいい~!今は、便利な世の中になった物だ。携帯があるからすぐ連絡が取れる。インターネットでは飛行機が無事到着したか、分かるもんね。去年、一人でドイツに行った時のこと。夜の到着だったので、アンソニーが私に『危険だから、空港からホテルまでタクシーで行くように!』と言った。しかし、ドイツの空港のインフォメーションのおじさん達は『そんな近い場所にタクシーで行くなんて!電車で行きなさい。夜でも警察が街中に居るから怖くないよ。』と言ってくれたので、電車を使って行く事にした。たしかに、ホテルは近い場所で、安い電車で行けて良かったのだが、方向音痴なため道に迷ってうろうろしてしまった。すると、アンソニーから携帯に電話がかかってきてしまった。ホテルに無事着いたら、彼に連絡をするはずだったのだが、、、彼はネットで私の飛行機が到着した時間をチェックし、それからあまりにも時間が経っているため業を煮やして、携帯に連絡を入れたのだった。はあ~、もう少しでホテルに着くから待っててくれよ~。私も初めての街で迷ってんだよ~。。。しかも、田舎のお義母さんからも、アンソニーのもとに『小町はもうドイツに着いたかい?』と電話がかかって来たらしい。。。お義母さんとアンソニー、全くおんなじ。私にもGPS付けようか?
2008年06月30日
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日本での滞在を書こうとは思っているのだけど、まだ写真の整理がつかないので、いきなりお土産の話から。。。今回は私一人で日本に行ったのだが、なんだかアンソニーのお使いに行った様な感じ。到着初日から、彼の趣味のカメラ用品を買う為に、メモを片手に何回ヨドバシに通った事か。。。カメラ本体を買った訳じゃないのに、航空券代以上のお買い物。おいおい、いい加減にしてくれ。母曰く、彼は飛行機代を節約して、買い物あてたんじゃないの?だって。おかしかったのが、初日のヨドバシでの買い物。アンソニーのメモ通りの商品がいくつかあったので、全部買う事にしたのだが、あそこってクレジットカードを使うと、お買い物ポイントが減ってしまうのよね。それをあとから気付いて、すでにレジ打ちを終えていたのに『すいませ~ん、手持ちのお金がないので、キャンセルします~。』と恥ずかしい事を言ってしまった。現金がなかったんだもの。。。あ~、恥ずかしかった。そんな訳で、アンソニーの運び屋となって日本から大事なブツを持ち帰った私。毎日、説明書を読んだり、いじったりして嬉しそう。そんな彼とは反対に、私のお土産なんて可愛いもんだ。個人的なものは、化粧品や下着、ユニクロのティシャツ。ユニクロですぞ!ユニクロ!食材は二人のものだし、アンソニーに比べたら私のお土産なんて。。。悔しいから、美味しいものを食べるだけ体内に詰め込んで来ちゃった。で、アンソニーのブツは大事なので手荷物で持って来なくちゃいけなかったから、またしても日本に置いて来た和食器を持って来る事が出来なかった。く、くそー、アンソニーの奴。そんな中、私がひとつだけ大事に手荷物で持って来たお土産がある。これ↓。上から量れる計量カップ。100円!こちらでは、計量カップは50mlずつの目盛しかついてないものが多い。こっちのレシピはおおざっぱなので、それでも十分だけど、日本のレシピで料理を作る時は、10ml単位のものが必要。こちらで探したけど、10ml単位で量れる物は見つからなかったので。。。しかも、上から量れる(見える)計量カップなので、すごい便利!ああ、手荷物で大事に持ち帰って良かった。割れちゃったら、役目をなさないもんね。使う度に、いい買い物をしたわ~と思うのだ。100円だけど。。。これが私にとって、今回の一番のお土産。
2008年06月26日
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日本から帰ってきた途端、アンソニーが『君の残して行ったジャパニーズバジルを見たかい?』と聞いて来た。ああ、紫蘇のことだな。深夜だったし、庭に置いてあるプランターは見なかった。『すごく成長したから、明日見てご覧。』とアンソニーは言った。翌日、庭に出てみると、すごい雑草のようなこんもりしたプランターを発見↓。なんじゃ、こりゃ~。。。この紫蘇、成長し過ぎじゃない?なんか大味になって、おいしくなさそうな気がする~。私は、紫蘇を育てるのが初めてで、要領が分からず、タネを植え過ぎたのが原因なんだろうけど、、、成長し過ぎよねえ。。。とほほ。アンソニーは、私の居ない間、水やりに勤しみ励んでくれたらしい。途中、虫に喰われたのを発見して、紫蘇の大好きな彼は虫を退治すべく、夜のパトロールを何回かしたらしい。でも、原因を発見出来なくて、すごく悔しがっていた。バッタみたいな飛んで来る虫で、食べ終わると逃げちゃう虫なんじゃない~?お友達に分ける分は、高い所に置いてあるせいか、虫喰いは無い。よかった。。。アンソニーが手塩にかけて育てた、ジャンボ紫蘇。彼は、すごい自慢げ。あ、ありがとう、世話をしてくれて。。。でも、こんなになる前に、食べてくれよ~。アンソニーなら、サラダに混ぜても食べられたのに。。。あれから、このジャンボに育った紫蘇を、どうにか消費しようと奮闘中。大味かと思ったけど、そんなことはなく、おいしかった。アンソニーは、自分の育てた紫蘇の味に大満足。まだまだ大量の紫蘇との戦いは続く。こうなったら、リスボンの中華食材店の脇に立って、日本人相手に売ってみるか?とまで考えちゃう。紫蘇を使った美味しいレシピ募集中!
2008年06月25日
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今回の旅は、最初からついてなかった。行きの飛行機で、通路側に席を取ったのだけど、私の隣りの白人男性の体臭がクサかった。で、通路を挟んだ隣りの若い白人男性も、すごくクサかった。げ~、最悪!!もし、片一方がクサかったら、反対側を向けばいいけど、両方クサいんだもん。顔をまっすぐ向いて、耐えるしかなかった。しかも、ヒースローから乗った飛行機がそうだったので、11時間30分耐えなくちゃいけなかった。リスボンからヒースローまでの飛行機だったら、2時間30分だけで済んだのに。。。日本到着後も、些細なことでついてないな~って思う事が多かった。今、思い出したら、どうって事ないのだけど、毎日小さなアンラッキーなことが起こるので滅入り気味だった。まあ、そうは言っても、楽しく無事に日程をこなすうちに、ついてないことを忘れて行ったのだけど。。。帰国日。成田からヒースローに着いて、くたくただった。リスボン行きの乗り継ぎまで、3時間30分あった。一人旅は、緊張もするし非常に疲れる。一刻でも早く飛行機に乗って家に帰り着きたいのに、なんとリスボン行きの飛行機がさらに3時間も遅れると言うではないか!乗り継ぎまで3時間30分+遅れ3時間、合計6時間30分も空港に足止め。。。目眩を感じた。重い手荷物があるし、空港内をふらふらする事も出来ない。荷物を抱え込んで寝ていたら、その遅れる飛行機のチケットを持っている人には『お食事クーポン券』が出るという放送が流れた。そういうところは図々しいので、聞き逃さなかった。私はおせっかいなおばさんだから、近くでお喋りに熱中していたポル人の女の子二人組にも教えてあげたよ。係員に申し出ると、『5ポンド(約1060円)のクーポン券』をゲットする事が出来た。わーい、これで何か食べられる!!るんるんしながら、空港内のレストランを覗いてみたけど、5ポンドなんかでは何も食べる事も出来ない。あああ、温かいものは何も食べられない。。。結局、三角のサンドイッチとオレンジジュースで5ポンド。イギリスって、物価が高いのねえ。。。空港内だから余計そうなんだろうけど。昔、台風の影響にも関わらず、飛行機が遅れた時に、ANAは乗客全員に現金5000円を配ったことがあったなあ。。。これは、飛行機が遅れたために到着する時間が夜中12時位になるので、到着後は公共交通機関が使えなくなるかもしれないとの考慮だったと思う。今回のリスボン行きの飛行機も、遅れたので到着は夜中12時20分だった。同じ状況じゃん!5000円に比べて、5ポンドってせこくない?飛行機を待っている最後のほうは、本当に目眩がして来た。5ポンドじゃ、許せない。やっぱり今回の旅はついていなかったのかもと思い始めた。飛行機の遅れに続き、最後にはどんな不運が私を待っているのだろう?スーツケースが届かない?スーツケースを開けられて、アンソニーのカメラグッズに高額な税金をかけられる?いろいろ想像したけど、無事スーツケースを受け取り、あっさり空港を出て来られた。はあ~。。。疲れた。終わりよければすべて良し?まだ虚脱状態はつづくのであった。歳ですな。
2008年06月24日
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3週間ほどの日本での滞在を終えて、週末にポルトガルに帰って来た。日本では、忙しかったけど懐かしい友達に会ったり、オフ会をしたり、家族と旅行に行ったり、すごく楽しかったので、ぽる帰国直前に漠然と『あ~、帰りたくないな~。』って思い始めてしまった私。年老いた両親と今度はいつ会えるんだろう?姪達にいつあえるんだろう?と思うと、悲しくなってしまった。やはり家族との別れは辛いものだ。ポルトガルに残して来たアンソニーとニーナが寂しい思いをしていたのをすっかり忘れて、アンソニーに、しくしくしながら『家族との別れは辛い。帰りたくないなー。』などと言ってしまったら、アンソニーが『それは困る!自分もニーナも家族なのだから。』と説得を始めた。そりゃそうだ。翌日も長い説得のメールが来たので、簡単に『帰りたくない』とつるっと言ってしまった事をおおいに反省して、ポルトガルへ帰る事にした。帰国したら、『掃除しなくちゃなー、買い物も行かないと何にもないなー、大変だなー』なんて思っていた。帰宅してみると、ニーナちゃんが『ひーん、ひーん』と低い声で鳴きながら飛びついて来た。熱烈歓迎!家の中に入ってみると、テーブルの上にはバラの花束が!これも熱烈歓迎?あはは。家の中を見回してみると、ぴかぴかになっている!私の帰国前日に家の掃除をして、床をモップで磨いてくれたらしい。浴室もトイレも、さらにはキッチンもビカビカに磨き上げられてあった。彼は力も強いし、何と言っても私より掃除が上手。私みたいにいい加減じゃなく、徹底的にやるタイプなので、仕上がりが奇麗。『ラッキー、しばらく掃除しなくていいかも。。。』なんて思っちゃった。さらに、誕生日にしか口に出来ない様な、大きな海老とワインが用意されていた。おお!すべては、私の帰国を熱烈歓迎してくれているのだな。こっちの家族も大事にしなくちゃいけないと思った。また一緒にがんばろう!
2008年06月23日
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最近、冷蔵庫と冷凍庫の整理整頓に励んでいる。と言うのは、明日から私一人で一時帰国するからだ。アンソニーは私より料理は上手なのだが、『一人では作る気はしないので簡単なものを食べるから、腐る様な食材は残して行かないで欲しい』とのこと。冷凍庫には忘れていたものが結構あって、買い物に行かないでもしばらく食いつなぐ事が出来た。あはは。。。これを機会に冷蔵庫の掃除を決行。いいチャンスだった。ここ数日、毎日パンを焼いて、空になった冷凍庫に保存している。アンソニーの備蓄食である。あとは、自分の好きなものを買ったり、冷凍ピザを買って生き延びてくれるだろう。日本への帰国は、2年ぶり。本当は毎年帰国したい所なのだが、去年は両親がこの時期一ヶ月滞在していて、昼は毎日両親と3人で食事をして、お茶を啜って世間話をしていると、まるで日本にいるような感じになって、私の帰国の機会を失ってしまった。秋にアンソニーに紅葉を見せたいと思っていたのだが、休みが取れなくてお流れ。。。彼を待っていたらいつ一時帰国出来るか分からないので、結局、私一人で帰国することになった(夏の暑さにアンソニーは耐えられないので、夏の帰国は考えていない)。一人で帰国するのなら、食べ物の美味しい冬と思っていたのだけど、アンソニーが『一人になるのなら、季節のいい時の方がいい。冬は早く暗くなって寂しいから』と言うので、今ということになった。そうね、冬は物悲しくなっちゃうもんね。ぷぷっ。。。アンソニーとニーナを置いて行くと思うと、ちょっと可哀想。ニーナは、しばらくハンガーストライキを起こすだろうな。心配だ。後ろ髪が引かれるけど、飛行機に乗ったらあっさり気分は変わるだろう。留守を頼みま~す。今回はアンソニーが居ないので、前回のような日本縦断旅行は無しで、家族と温泉旅行だけのはずだったんだけど、楽しい計画がいろいろ入って来た。懐かしい友達との再会、そしてオフ会も!楽しみ~。と言う訳で、しばらくブログはお休み。また楽しい報告が出来るといいな。皆様、お元気で!
2008年05月29日
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近所に、昔の村がそのまま残っているような場所がある。道路も狭く、メインストリート(笑)には売れているのか売れていないのか分からないような小さな商店(金物屋、手芸屋、農家で使う農薬を売る店、古い道具を売る店など)がちらほらある場所。道行く人もとても牧歌的で、『村』だな~って思わせる様な場所なのだ。郵便局がそこにあるので、時々はその村に行くのだけど、いつも素通りしてしまう広場がある。広場は、周りを木々で囲まれているので中の様子は今までよく分からなかった。初めてその広場をぶらぶらしてみた。すると、広場の中央に『さらし台』を発見した↓。げげっ、こんな所にもあったのか。。。ポルトガル語でPelourinhoと言う。さらし台はかなり歴史のあるもので、村の広場や役場の前などにあり、罪人に公衆の面前で辱めを受けさせる為のもの。現在のポルトガルでも数多く残っているようなのだけど、まさか地元にあったなんて知らなかった。灯台下暗し。。。ネットで見ると、ポルトガルで現存しているさらし台のリストが出て来た。各地のさらし台の写真を撮っ掲載してあるサイトもあるし、写真集も出版されているようだ。そんな写真ばかりを眺めていたら、何だかくらーい気分になってきた。私が、旅先でさらし台の写真を撮って、それをコレクションする事はないだろう。
2008年05月28日
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ここに住み始めた時から、近所の人から聞いていたが、ずーっと行っていない場所があった。ちょっと奥まった所にあるワイン工房とチーズ工房。地図上では近所なのだけど、山の中にある。ついに、そこを訪ねる時がやって来た。いつものポルトガルの風景とはちょっと違う風景↓。そこを進んで行くと、まずは民家なのか店なのか分からない作りの建物があり、そこはチーズ工房だ。年配の女性が手作業で羊の乳からチーズを作っていた↓。歯の抜けた老女が出て来て、その人がオーナーらしく、アジア人は初めてみたのか私の顔を不思議そうに覗き込んでいた。オーナー、作業員二人、皆おばあさんの年代が働いていた。すごい年齢層が高いのでびっくり!売り子さんもおばあさんだから。ここの後を継ぐ人はいなさそうだ。我が街は、羊のチーズの産地。ポルトガル国内でも、キロ辺り一番高価なチーズが生産されている場所なのだ。でもこの工房のチーズは、すごく安かった。写真はフレッシュチーズだけど、有名なのはクリーミーなチーズ。両方お買い上げ。どれも美味しいございました。。。そこよりどんどん進んで行くと、こんな建物がある↓。ワイン工房だ。中には、大きな金属製のタンクがあり、そこで作られている事が分かる。そんなに大量生産は出来なさそう。大型スーパーには出荷していないかも。中には、試飲出来るコーナーもある↓。試しに、4本の違った種類の赤ワインを買ってみた↓。向かって左から、2.5ユーロ、5ユーロ、5ユーロ、8ユーロ。右から2番目のワインは、とある賞を受賞したものらしい。で、ポルのビジネスマンが読む様な雑誌に掲載されたから、その年はすぐ売り切れになってしまったようだ。飲み比べたけど、やはり賞を取ったものは、素人にもおいしいと分かる。後日、来客の為に買いだめに行った。客が来た時に、『地元ネタ』ってことで、チーズもワインも話題作りに役立ちそうだ。チーズ工房は、いつ閉鎖になるか分からないので、チャンスがあればちょくちょく買いに行きたいと思う。
2008年05月27日
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本日、車検に行って来た。私の車は、外見はぼろく見えないんだけど、実は13年目のオンボロ。ドイツで買った時は、既に5年落ちだったけど、ドイツ滞在後に売るつもりだったから、ちゃんとディーラーに持って行って定期点検を受けていた。だけど、ポルトガルに車を持ち込んで生活をし始めてしまったから、売る事はせず、乗り潰そうと考えが変わり、高いお金を払って定期点検なんてしなくなってしまった。可哀想な車。ここでは、新車以外の車は毎年車検があると思う。日本で言う、『自分で持ち込む車検』だ。毎年少しずつ値段が上がるが、今年の車検代は、27.39ユーロ、日本円で4460円。日本の車検にかかる費用ってどうしてあんなに高いんだろうと思って調べてみると、車検代に自賠責保険と自動車重量税(2年分)が加算されているかららしい。あと、日本の場合は消耗品の交換、悪い部分のパーツの交換などで車検にかかる費用が跳ね上がる。ポルの車検代とは、検査費のみの値段なのだ。ポルで、車検に落ちた場合、修理工場に行ってその悪い箇所を修理してから、また車を持ち込んで車検を受ける。私の車の場合、アンソニーが時々乗って、調子を調べる。気になる所が出ると、その度に修理工場へ持って行き、修理工に相談するのである。車検結果。あー、よかった、今年も無事車検が通った。また1年頑張ってくれたまえ。
2008年05月26日
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ずいぶん前に、アンソニーに『ポルトガルで一番ポピュラーな猫の名前は何?』と聞いたら『タレコ(Tareco)かな~』と答えた。タレコ?変な名前だね。タレコ(Tareco)はオスで、メスならタレカ(Tareca)だそうだ。この名前は犬には付けないようだ。この『タレコ』と言うのは、日本で言ったら『タマ』みたいなもんかな。今では、皆さんハイカラな名前を猫に付けるとは思うけど、昔から親しまれているのは、猫と言えば『タマ』、ポルでは『タレコ』なのだろう。『じゃあ、犬でポピュラーな名前は何?』と聞いたら、すぐ『ボビー』と答えた。ボ、ボビー?Bobby?それって、外来の名前じゃない?その時は、アンソニーは冗談を言っていると思って、本気にしなかった。最近になって、ラジオで『フロントライン』(犬猫のノミ、マダニの予防薬)のコマーシャルをやっていて、『タレコ!ボビー!』と女主人が猫と犬を呼ぶシーンがあるのを聞いて、『ボビーというのは、ポルでポピュラーな犬の名前なんだ』と気が付いた訳である。よくよくアンソニーに聞いてみると、私が思っていた『Bobby』は間違いで、ポルトガルでは『Bobi』なんだって。こう綴られると、ポルトガルの名前なのかなとも思う。『でもさ、Bobiってオスの名前でしょ?メスでポピュラーな名前は何?』と聞いたら、アンソニーは『分からない』と答えた。そして、しばらく考えてから『ルル(Lulu)じゃないかな?』と言った。ルルー?ほんとかいな~?彼曰く『お金持ちが買っている毛足の長い小型犬が、Luluというイメージがある。』とのこと。私にとって、ルルと言う名前は、以前ドラマで見た、すごく頭の悪そうな女性のイメージがあるんだけど。。。きっと、メスの犬にはもっと素敵な名前があるに違いない。他の人にも聞いてみよう。
2008年05月23日
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最近我が家に、近くに出来たドイツ系激安スーパーのチラシが入るようになった。時々、すごく面白い商品が載っていて、帰宅後のアンソニーに『見て見て~』と自慢げに報告するのを楽しみにしている私。チラシが届く度に、今日はどんな面白いものが載っているのか、わくわくしちゃう。これは、2週間ほど前に売り出された商品↓。フルーツを盛る籠なのだけど、バナナを吊るす為の構造になっているようだ。おもしろーい!初めてみた。そうか、バナナは吊るすのか!帰宅後のアンソニーに冗談で『欲しいか?』と聞いたら、速攻『いらないっ!』と返事が来た。バナナも大きな房で買ったら吊るせるけど、残り少なくなったら吊るせないから、下のバスケットの方に移動させるんだろうな、などどくだらないことをあれこれ考えた。買う人がいるんだろうか?でもね、その後、そのスーパーに行ったら、あの商品はすっかり無くなっていた。買った人がいるんだろう。皆さん、バナナ吊るしているのかな?
2008年05月21日
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