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気のせいかな。空気に春のにおいがする。春は苦手だ。春はいつだって別れの季節だったんだし。別れるのも、前に進むのも、苦手だ。わたしは今いるこの場所で、こうしてずっと立ち止まっていたい。そうすればこれ以上傷つかなくて済む気がする。
2007.01.26
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今年も特に何と言うことのないまま正月は終わった。何もないのが一番だ。何年か前のお正月には、飛び降り自殺をするべく近所のマンションの屋上にいた。もちろん飛び降りなかったので、今わたしはここにいる。荒れる感情がないかわりに、新年という清々しさもまたなかった。身辺がそれなりに騒がしかったけど、特に嬉しいことも辛いこともない。それはとても幸せなことだと思うと同時に、あの時の辛かった自分に対して酷く申し訳ないことをしている気分になった。嵐のような怒りも絶望もなく淡々と新年を迎えていることが、大変な裏切り行為のように思える。
2007.01.09
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クリスマス。あの人は、かつてわたしがあげたプレゼントを、全て捨ててしまったと言った。わたしは、かつてあの人にもらったプレゼントを、何一つ捨てられずにいる。人を呪わば穴ふたつ掘れなんて言うけど、その穴って、墓穴のこと?呪いであの人を殺せるのなら・・・。自分の墓穴だって喜んで掘る。諸人の幸せを願うはずのクリスマスに、そんなことを考えていた。
2006.12.27
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前回の日記にコメントをいただいた。すごくすごく、嬉しかった。誰にも理解されなかったことだったから。いつも否定されてたことだったから。否定されなかっただけでも、とても嬉しい。
2006.12.20
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今もあの人を憎んでる。今もあの人を恨んでる。虚しい年中行事のように。あの人を殺したいとは思わない。でも今すぐ死んでほしいと思う。もしも死んでくれないのなら、幸せに生きていてほしい。あの人の不幸は願わない。でも、今すぐ死んでほしい。入り組んで絡まる矛盾。どれも本心なんだよって言っても、あの人には少しも理解されなかった。あの人に会いたい。
2006.12.18
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道を歩いていて、前を行く人が邪魔だったりすると、必要以上に苛立ってしまう。苛立つだけじゃなくて、これはもう絶対わたしに対する悪意だと捉えてしまって突き倒したくてしょうがなくなってしまう。そして、そんなことを考えている自分が嫌になる。幸いにも、本当に人を突き倒したことは、ない。まだ。でも毎回毎回突き倒したい衝動と戦っていたら、100回に1回ぐらいは本当に突き倒してしまうかもしれない。ふ、とそう思った。そう思ったらその光景がものすごく具体的に想像されて、突き倒したことに呆然となりながらも相手を睨み降ろしている自分の姿まで想像できた。世の中の人はみんな、こういう衝動と戦って100%勝利してるんだろうか。それとも、そもそもこういう衝動に駆られないんだろうか。
2006.12.15
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昨日、腕を切った。左腕の肘の内側。たいした深さじゃない。傷はすぐ塞がった。記憶なんてなくしてしまえればいいのにな。ひとつの事に、ひとりの人にこだわり続けて、もう何年になるんだろう。夕方の街、クリスマスのイルミネーション。具体的な出来事を思い出すわけじゃないのに、なんとなくこの雰囲気が辛かった。思い出したくないんだ。あの人と憎み合ってたときのことならまだしも、幸せだった頃のことなんて。キオクはなかなか消えてくれなくて、仕方ないから剃刀を取り出した。切っても何にもならないって知っているのに。ごめんなさい・・・・。
2006.12.01
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街の中がクリスマスに染まっていく。子供の頃は無条件に楽しかったな。プレゼントをあげたり、もらったり。今はそんな相手も無いんだけど。近所の家でも壁に電飾をつけていた。サンタとトナカイが点滅してた。きれいだね。あの灯りはあまりにも自分から遠い。帰宅して、カバンの中から鍵を探した。ドアの前に立って、なかなか出てこない鍵を探した。キーホルダーにつけた鈴の音が聞こえたから、落としたりなくしたりしていないのは確かだった。でもなかなか出てこなかった。苛々した。酷く苛々して、・・・・次の瞬間、座り込んで泣いていた。子供みたいに。鍵が出てこないぐらいで何を泣いているんだろう。そう思ったけど泣き止めなかった。自分の感情なんて、全然コントロールできないものなんだな・・・。
2006.11.29
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友達に言われた。「病気病気って言うけど、そんな都合のいい病気、あるの?」「買い物したりごはん食べに行ったりはできるのに、バイトとかはできないなんて」「身体の病気の人は、働いたり学校行ったりできない分、遊ぶこともできないんだよ?」「好きなことはできて、嫌なことはできないなんて、そんなのはずるい」「病気を疑うわけじゃないけど、病気に甘えてるんじゃないの?」その通りなんだろう。きっとわたしは病気に甘えてるんだろう。他人の、世の中の役に立つことは何一つできなくて。ただ無為に時間を過ごしている自分。そんな人間には存在する価値もないよね・・・。
2006.11.22
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今日は猛烈な悪夢を見た。夢には昔の恋人が出てきた。彼は言った。「お前のことが好きなんだよ。どうしても」「お前の気持ちが冷めるまで側にいるから」「この気持ちは絶対に一生変わらないから」そんな言葉信じたわけじゃなかった。・・・信じたわけじゃない、はずだった。それを素直に信じられるほど純粋じゃないから。でも、嬉しかったんだ。だからその人が豹変していくのが辛かったんだ。「俺がお前を捨てたんじゃない。お前が俺に捨てさせたんだ」そんな言葉、全然意味がわからなかった。今だってわからない。夢が事実に忠実なら忠実なだけ、残す痛みも強くなるみたいだ。今はもう猛烈な悪夢の中でしかあの人に会えない。
2006.11.08
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朝、アパートのゴミ捨て場にゴミを捨てて、そのまま駅に向かって駆け出そうとした。振り返ったとたん、自転車にぶつかりそうになった。幼稚園の制服を着た女の子を乗せた女性だった。咄嗟に「ごめんなさい」と言った。もちろんわたしが不注意だったのだから謝るのは当然だと思った。その女性は、さも忌々しそうにわたしを睨み、「まったく何なのよ」という感じのことを呟いた。そして後ろに乗っけている女の子に「大丈夫?」と突慳貪に訊いた。すごく嫌な気分になった。厳密に言えば、歩道を自転車に乗ったまま走るのは、道路交通法違反だ。それにゴミ捨て場に人がいるのを見ていれば、その人が歩道にすぐ出てくるのは予想して然るべしだ。それを予想して避けられるように行動するのは、交通強者の側の責任だ。小さな子供を乗せていれば、最優先されるとでも思っているの?その状況で自分が轢きそうになった人に対して悪態をつく。そんな姿を自分の子に見せて平気なの?そんなお母さんに育てられて、可哀相ね・・・。そこまで考えて、更に嫌な気分になった。理屈はそうかもしれない。でももちろん、わたしが不注意だったのが一番の原因だ。周囲を確かめずに走り出そうとした。それが一番悪いんだ。なのにあれこれ理屈をこねくり回して己を正当化しようとしている、そんな自分にも腹が立った。結局のところ、狭量なのは自分の方なんだな。
2006.11.07
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今日は友達の誕生日。幼い頃に出会って、17年目になる友達だ。何度も助けられた。一番辛かった日々の中でも彼女とは話ができた。ずっとそばにいたわけじゃない。中学校以来は学校だって別々だった。それでも彼女には何度でも助けられた。そんな友達がいて、今も変わらず友達でいてくれる。それだけでもわたしには慮外の幸せだ。なのにどうして、なくすことばかり考えてしまうんだろう。こんなに大事な友達なのに。大事だからこそ、なくす時の衝撃ばかりが胸に迫る。信じてないの?そう問われるのは辛い。信じてるつもりだけれど。それでも不安が襲うんだ・・・。ごめん。信用できないのは、あなたじゃなくて、自分なんだよ。
2006.11.01
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先月、友達を見送った。別れるのは寂しかった。自分でもびっくりするほど寂しかった。当然のように同じ空間にいたけれど、友達はその輪を出てしまった。なかなか会えなくなってしまったことが、なんだか理不尽に思える。でも勿論、会いに行けばいいんだ。自分たちにその気がありさえすれば、いつでも会える。それを知っているのに「会えなくなる」と思うことは、つまり、自分には「その気」がないということだろう。こんなに寂しいのに。今この瞬間にも彼女の不在が胸を刺すのに。まるで片思いみたいに、今あの人は何してるだろうって考えてしまうのに。それでも思う。もうあんまり会うことはないんだろうな、って。頼りすぎないで生きよう。誰にも依存せず自分の足で立っていられるように。友達がいないぐらいのことで大打撃を受けない人間になろう。そうでもなければこの世界は辛すぎる。来年には自分が「去る側」になる。わたしがこの環境に別れを告げるとき、誰か1人でも寂しいと思ってくれるんだろうか。わたし自身はどれほどの寂しさを感じるんだろうか。去る側と見送る側では、どちらの方が寂しいんだろう。
2006.10.25
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今日はよほどお日柄がいいのだろう。街は着飾った人たちでいっぱいだった。あちこちで結婚式があるんだろうな。他人の幸せは妬まない。でも、祝福もできない。冷たいココロの報いはいつかこの身にふりかかることだろう。
2006.10.21
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昼間、転寝をしていたら、夢を見た。わたしの耳元で誰かが何か呟いていた。はっきりした言葉はなかった。でも調子は決して明るいものじゃなかった。ずっとずっと同じ調子で続く雑音のような声。目が覚めれば聞こえなくなるって思った。夢の中で確かにそう思った。だから目を覚ました。どうしてそんなことができたのかわからないけど。でも、目が覚めても声はまだ聞こえていた。忌まわしかったけど、なんだか懐かしい気もした。少なくともこの声はわたしの本当の姿を知っている。そんな気がした。
2006.10.18
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腕を切ろうと思った。でも切らなかった。切っても気持ちが軽くなるわけじゃないし。そういう行為に及ぶ自分は、なんだか神様とか運命とか、そういうものに媚びているような気がした。
2006.10.16
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陰で囁かれてるわたしの風評。それはもう風評というか、はっきりと悪評だろう。でもたぶん、一番辛いのは、そんな風に思うのさえ思い上がりだということ。本当はわたしのことなんて誰も気に留めてなくて、全てはわたしの被害妄想だったとしたら、それが一番辛いと思う。嫌われなければそれでいいって思ってるはずなのに。忘れられることの方が辛い?今日はこんなに明るく晴れているのに、わたしには自分のココロさえ見通すことができない。
2006.10.15
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日々眠れずに過ごしているけど。夜はわたしの味方・・なんて、思ったことない。日の光だって味方だという気がしないけど。味方って何だろう。嫌われないように生きていければいい。好かれたい、愛されたいけど、そうしたら今度は失うのが辛すぎて、一歩も動けなくなってしまうから。嫌われないように。傷つけられないように。・・・嫌わないように、傷つけないように。それでいい。所詮わたしは虚構の残像。
2006.10.13
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今日も人を騙してしまった。わたしは前向きなんかじゃない。優しくもないし朗らかでもない。人の気持ちなんてわからない。ただ自分に撥ね返るものが怖いだけ。とりあえず人に優しくしておけばその人からも優しさをもらえそうだから。そんな打算で動いてるだけ。いつだって自分の「裏」が暴かれることに怯えてる。ときどき自分自身さえ騙されているような気がするぐらいだ。ああ、でも、わたしが創る虚像の言動ごときに騙される人がいるはずもない。騙されたふりをしてくれているだけ?わたしの本性なんて見抜いているの?虚像なんて大仰なもの自分が創れると思うのも思い上がりかもしれない。こんな人間に生きる価値はあるのか。価値があるかどうかなんて考えること自体もう間違っているのか。虚像なら・・・・速やかに消えてしまえばいい。
2006.10.11
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タバコを吸う習慣がある。吸うと言ってもたいした量じゃなく、思い出したように一箱買って、吸い終わるとまたしばらく手に取らない日々が続く。その程度だ。そのとき考えていることが煮え詰まって、駄目だもう一歩も進めないって思ったとき。数人で楽しく談笑している時に突然、その距離感が息苦しくなって目が眩みそうになったとき。一時的に席を立つ口実として、タバコはとても使い勝手がいい。タバコを持って吸える場所に行き、箱から1本取り出して、フィルタのところを軽く吹いてから咥え、心もち首をかしげるようにして火を点ける。その一連の動作をこなすことが、わたしにとっての喫煙の意義なのかもしれない。実際、1本吸い終わる前に気が散って、半分ぐらいで捨ててしまう。そして次の1本に火を点ける。またすぐに捨ててしまう。その繰り返し。だから結構速いペースで一箱なくなるときもある。その昔、恋人がライターをくれた。旅行先で買ったという、かわいらしいキティちゃんか何か。全然わたしの趣味でもないし、実際、わたしの持ち物の中でそれは明らかに浮いていた。わたしの普段の様子を見ていれば、キティちゃんを持つ趣味がないことに気づいてくれてもよさそうなのに。でも嬉しかった。肌身離さず持ち歩いた。使い捨てだったけど、オイルがなくなっても大切に持っていた。・・・あの時まで。あの時、あの人がくれたものをまとめて窓から放り投げた時まで。衝動に駆られて起こした行動だったけど、放り投げたものたちを拾い集めて燃えないゴミとして捨てるという現実的な後始末をしているうちに悲しくなった。タバコに火を点けるとき、そのことも思い出す。あの頃はそれもいちいち辛かったけど、今はもうそれもこれも昔の話だ。あの人と会わなくなってもう何年も経つし、この先二度と会うこともないのだし。そんな思い出に、わたしはもう煩わされたりしない。そう決めたんだ。
2006.10.09
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腕の傷。見ていると悲しくなる。我ながら。こんなことでしか辛い気持ちを主張できないんだろうか。こんなことか、過食でしか。辛いなら辛いと言えばいい。誰かに助けてって言えばいい。受け止めてくれる人はいるはずだから、って。かかりつけの医者もカウンセラーもそう言う。わたしは幸せなんだろう。そんな相手がいる・・・ように見える、というだけでも。家族、親しい友達、恋人・・・誰にも言ったことがないよ。「助けて」なんて。それは言ってもいいことなんだろうか。たったそれだけのことがわからない。
2006.10.07
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雨が降って、止んで、気づいたら金木犀のにおいがした。昔からこのにおいがすると寂しさを感じる。もっとも子供の頃にはそれが「寂しさ」だとはわからなかった。ただなんとなく、何かが惜しいような、焦るような気持ちになった。なくしたくないものをなくすときのような気持ち、そんな感じ。そういうのは「寂しい」とは言わないのかもしれない。今、手の中にあるものは、いつまでわたしの元に留まってくれるんだろう。なぜかいつも、何もかもなくす時のことを考えてしまう。そしてふと思う。絶対になくしたくないほどのものを、わたしは今、もっているのか?持ってるよ。友達も家族もなくしたくない。なくしたくない。捨てられたくない。そんなことばかり考えてる人生が、嫌だ。
2006.10.06
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また今日も友人に「前向きだね」と言われた。わたしの前向きさに元気付けられているのだそうだ。何かでへこんだとき、わたしに話を聞いてもらうと少し楽になるのだそうだ。怖かった。今までそんなこと言われことない。寧ろ自分のネガティブシンキングをいつも注意されていた。家族にも先生にも。友達にも。・・・・・恋人にも。前向き。わたしが?そんなのは虚像だよ。虚勢張ってるだけなんだよ。その友人が、虚構のわたしに親しんでくれているのだとしたら・・・・本当に本心のわたしを見たら、離れていくのかもしれない。そんな風に思ったら、怖かった。虚像でもなんでもいい。友達でいてくれてありがとう。でも永遠に虚像を保つことはできないから。あなたが離れていくのが刻一刻と怖くなる。
2006.10.02
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病名がほしい。あなたはこういう病気なのです、という明確な診断が欲しい。一番最初に下された診断は「鬱病」「自律神経失調症」だった。しかしかかりつけの医者はそれ以後「鬱状態」という言葉を使う。わたし自身、もはや自分は鬱病ではないと思っている。薬だってもうあんまり飲んでいない。他人の目から見て異様ではない程度に普通に日常生活を送れている。(少なくとも自分はそう思っている)病状の重い方から見たらそんなやつは病気でもなんでもないんだろう。そういうご指摘をいただいたこともある。やはりわたしはもう病気じゃないんだろうか。だとしたら、この過食は何なんだろう。どうして左腕に傷を増やしてしまうんだろう。「病気」じゃないんだとしたら、これは単なる悪い趣味・・・?かかりつけの医者に訴える。カウンセラーさんにも訴える。しかし明確な答えは得られない。医者のお墨付きで、「もはや病気ではない」ということになれば、その日からわたしは健全に生きていけるんだろうか。なにしろ「病気」じゃないのだから。でもそうしたら、わたしは「病気でもないのに過食に走り、自傷行為を繰り返す人間」ということになってしまう。それじゃ救いがない。救いなんかなくても、それが紛れもない「わたし」なのかもしれない。「病名が欲しい」だなんて、甘えてるとしか思えない。わたしのような人間がいるから、世の中から偏見がなくならないのかもしれない。心の病なんて「わがまま病」であり「気の持ちよう」だろう、という偏見が。ごめんなさい・・・・
2006.10.01
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道を歩いていた。前を行く3人の男性の歩くスピードが遅かった。狭い道だったから追い越すこともできなかった。3人は年配で、なにやら談笑しながら、わたしのことには少しも気づかなかった。ひとりで歩くとき、わたしは非常に早く歩く。3人は明らかに邪魔だった。本音を言えば突き倒して退かせたかったけれど、もちろんそういうわけはいかない。だからじっと我慢した。わたしは急いでいるわけではなかったのだ。 でもどうしても我慢ができなくなった。わたしは行く手を遮られるのが嫌いだ。それでいて、これがわたしの卑怯なところなのだが、通してくださいと声をかけることができない。ただじりじりとストレスを募らせていく。 男性の一人が、ふとわたしの気配に気づいた。わたしはほっとした。これで好きな速度で歩ける。しかし3人は道をあけてはくれなかった。今にして思えば、それはべつに嫌がらせなんかじゃなくて、単にわたしの様子に気づかなかっただけだろう。でもそのときのわたしには、それが悪意の表れにしか思えなかった。一瞬、本当に3人を突き倒して走りぬける自分を想像し、ひとり緊張した。 悪意・・・。それはわたしの方だ。たったそれだけのことで、暴力的な衝動と戦わなければならない。悪意の表れはわたしだ。少なくともあの瞬間のわたしは、悪意の塊だった。 後悔するのに、次に同じ場面に遭遇したとき、わたしはきっとまた悪意の塊と化す。わたしに欠けているのは何なんだろう。
2006.09.29
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眠れない、ような気がしてる。だけど本当はたぶん眠れる。 寝るのが怖いわけじゃない。夢見は悪いけどそんなのはもう慣れっこだ。寝なければ明日辛いだけということも了解してる。なのに気づいたらもう丑三つ時だ。 寝ればいいんだ。8時でも9時でも、寝る体勢になれば寝られる。ならないから寝られない。それだけ。 どうせ寝たって、すぐ目が覚めるんだ。理想の8時間睡眠なんて誰が提唱したんだっけ。8時間どころか、2時間寝続ける自信もないよ。2時間寝ては目覚め、また2時間寝ては目覚め・・昔はその目覚めてる間に歩き回ってた。最近はそれはないらしい。・・・家族の目がないのでわからないだけかもしれない。
2006.09.28
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過食。過食。埋められないココロ。何のために食べるのか解らない。空腹じゃない。寧ろ満腹のあまり気持ち悪い。一番近い感情は何か、考えた。寂しさ。違う。 空虚感。近い、かもしれないけど違う。 孤独感。自己嫌悪。焦燥。不安。全部似てる。似てるというか、たぶん、全て要素のひとつではある。 でも、なんだろう。すごくぴったり来るものがないもっと暴力的な気分だ。少なくとも今、現在は。投げやりで暴力的な。 本を読んでいた。その中に出てきた言葉。「復讐のような食欲」そうか、これかもしれない。 復讐。 何に対する復讐かわからないけれど。 過食。自分を追い詰める衝動。内臓はもうボロボロだろうという気がする。心身ともに自分を蝕んでいくばかりの、過食。 何を満たせば止められるんだろう。わからない。
2006.09.28
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その昔、恋人に言われた。オマエのそのネガティブ思考が嫌いなんだ。その人は間もなく恋人ではなくなり、命を掛けていがみ合う仲に成り下がった。最近、友人に言われた。前向きだよね!お世辞でもなんでもなく、寧ろ驚いた表情でそう言った。心外だ。心外だ。心外だ。わたしは前向きじゃない。その友人が仕事のことでへこんでた時、わたしは精一杯励ました。そういうときの言動を以って友人は判断したらしい。だけど知らない、彼女は知らない。わたしは他人のことなら何とでも言える。物事の明るい面ばかり見て前に進むような、そんな奇麗事だって吐ける。でも自分の事だったら・・・?前向きな展望はひとつもない。世の中から見放された気持ちをいつも抱えてる。親しく接している友人に対してだって「この人はいつわたしを捨てるんだろう」そう思っている自分がいる。自分で自分を見限っている。愛せない自分。信用できない自分。消してしまいたい自分。そしてわたしは今日も腕を切る。いつからこんな人間になってしまったんだろう。それとも生まれつきこういう人間だったんだろうか。
2006.09.28
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