からだと宇宙とヒーリングと

PR

プロフィール

norico1

norico1

カレンダー

コメント新着

大阪のめぐみ@ Re:病気を生み出すメカニズム(05/29) レベル2で、初日で学んだことって みん…
norico1@ あつこさん 感想を残してくれて、ありがとう〜💕 今…
あつこ🇬🇧@ Re:豊かさのワーク(04/22) のりこさーん!!! レベル1、本当に素晴…
norico1@ なおこさん メーカー指定というか、他にはあまり丸い…
norico1@ Kayoさん 電動歯ブラシ、探されていたのですね〜 こ…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2009年05月04日
XML
カテゴリ:

『イリュージョン』by リチャードバック

かれこれ、18年ぐらい前に出会ってから
長い間、私にとってバイブルだった本です。


この薄い文庫本を
これまでに何度読んだかわかりません。

物語は、主人公で飛行機乗りであるリチャードが
自らを「救世主」だと名乗る不思議な男と出会い、
彼から様々なことを学んでいくお話です。


私たちはみんな多かれ少なかれ、
さまざまな既成概念にとらわれて、生きていること。

それは、まるで映画のようなものであり、
すべては幻想、イリュージョン。

そして、私たちは、そこから、いつでも抜け出せるし
ストーリーを書き変えることができること。

自分を取り巻くすべての現実は、
自分自身が生み出したものであること。

思考は現実化すること。



この本の中で学んだことは、私の人生の中で
とても大きなものでした。

何かあると、この本を読んで、リチャードなら
そして、救世主ならどうするだろう?

そんな風に考えてきました。

いつだって、この本を読むと、勇気が湧いてきました。

『君にふりかかること全ては訓練である。
訓練であることを自覚しておけば、君はもっとそれを楽しむことができる』

『最も学ぶべきこと、
それを君は最も上手く教えることができるだろう』

『君たちが自己に忠実に話す時、
そこには過去も未来は関わりなく
真実が永遠に光輝く。

自己に忠実に話す。
それのみが真実の正統な有り様なのである』



でも、ここ数年、この「イリュージョン」から学ぶことは
終わったような感覚がありました。

そして、先日、ふと思い立って、久々に読んでみたら、
私の中では、もう何かが違っているのを感じました。

もちろん、この本に書かれてあることは、
以前として、私の中のベーシックな考え方としてはあるのですが
その先にあるもの、
(上手く言葉で説明できないのですが)
それが今の私にとっては、とても大きくなっているのがわかったのです。

もうそろそろ、この本を手放す時期が来たんだな、
そう感じていた時

たまたま、友人がリチャードバックに興味を持っていると言うので
先日「イリュージョン」を貸したら、

『今の私にとても必要な本だった』

と、とても感激してくれたので
そのまま、その本を、彼女にプレゼントしました。

もう随分古くなってしまった小さな文庫本ですが、
私を長い間、支えてくれて、とても大切なことを教えてくれた本を、
大切な友人に渡すことができたことが
とてもうれしい


一方、このイリュージョンをさらに発展した作品である
リチャードバックの
『ONE』は
主人公のリチャードと、彼の妻であるソウルメイトとの旅を通じて、
世界が一つのものであることを
教えてくれました。

リチャードバックの小説は、どこまでが本当で
どこまでが作り話なのかわからないのですが
でも、リチャードと彼の妻、レスリーが
本当に深く魂が結びついているソウルメイトであることは
明らかでした。

『ONE』の中でリチャードバックは

「もうどこまでが自分でどこまでがレスリーなのか
わからない」と書いていますが
それほどの一体感を持っていた二人でした。

彼らのようなソウルメイトの関係は
たぶん、誰にとっても理想であろうし
私もそんな関係を築きたい
とずっと願っていました。


だから、リチャードとレスリーが1999年に離婚をし
リチャードは再婚したという事実を
友人から聞いた時は、かなり驚きました。

リチャードバックファンなら
少なからず衝撃を受けたことでしょう。


彼らほどの強い結びつきがあっても
別れることがあるというのは、
本当にこれから先、何が起こるか、私たちには予測はつかない
そう考えさせられます。

いくらソウルメイトであっても
今生で、お互いの学びが終われば、
別れることもあるということでしょう。


そう考えると、これから先、私とおさむも
いつどうなるかは全くわからないなあ~
なんて、思うこの頃です。

リチャードとレスリーが死によってではなく
お互いのゆく道が違ってきたために
今生で別れるということがあるのなら
もし、私たちが、明日別れることになったとしても
そう驚くに値しません。
(今のところ、そんな話はないですけどね


リチャードバックが今、何を感じているのか
とても興味はありますが
彼は「もう生きている限り、小説を書くことはない」
と言っているとのこと。


すべてのものは変化してゆく。


これもまたイリュージョンから学んだことの一つです。



だからこそ、今、この一瞬一瞬を
一生懸命、生きるしかないのでしょうね。


CSC_1271 のコピー.JPG
@Shasta






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年05月05日 14時41分32秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: