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「何のために旅をするのか?」その答えは、人それぞれ千差万別なのでしょうね。日常から脱出する時間を持つため、という人もいるでしょうし旅先でいろんな人たちと触れ合うため、という人も世界中のいろんな風景を見たい、という人もリラックスする時間のため、という人も友人やパートナーや家族との思い出作りのため、という人も。そのどれも、その人にとっての旅の魅力なのだなあと。そして、私にとって、旅は非日常ではなく、日常が旅そのものだなあと今日、ドライブしながら、しみじみと感じていました。先日、連続してセッションを受けられた方が「今回の宇宙の旅、いろいろ行ったなあとしみじみ」とメールに書いてきてくれましたがまさに私にとって、セッションは、旅そのもの。自分の中に広がる広大な宇宙と、外に広がる広大な宇宙どちらも無限に広がっていて自分の中を知ることは、世界を知ることと同じなんですよね。もちろん、クライアントさんのセッションでは、主役はクライアントさんなんだけど私もガイド役として、一緒に旅をさせてもらっている感じでその旅を通じて、私自身の気づきや発見につながっているわけです。そして、内なる旅と外への旅は密接にリンクしています。全く同じ光景を見たとしても、人によって感じ方は様々だしまた、同じ人でも、それを見る時期によってまたは、一緒に旅をする相手や、その時の体調やエネルギーによっても感じ方は変わってくるわけです。私にとっては、旅で出会う風景や人や出来事に対してその時々の自分がどう感じるのか?を知ることはセッションでの気づきや意識の変化を、また別の角度から見てみるような感じでそれが面白いから、旅に出たくなるのかもしれないなあと。さて、今日は、サンタフェから、タオスまで2時間のドライブに出かけました。この何もない乾いた大地を走っているだけでも一瞬一瞬、様々な感覚がやってきます。それは、言葉にできるものもあり、言葉に表せないものもあり。それにしても、ニューメキシコのこの抜けるような青空はいつ来ても感動します。今日のタオスまでの、バックミュージックは、もう何百回と聴いているパットメセニーの「Still Life」と「Secret Story 」のアルバム。パットメセニーは、私とおさむにとって、かれこれ30年以上変わらず好きな音楽なので「きっと、2001年にここを走った時も、このアルバムを聴きながら、走ったよね」と話していました。おさむが、ドライブをしながら「17年前、2001年にここを走った時は俺は、この広大な大地と比べて、日々、葛藤している自分の小ささを実感して無価値感みたいなものを感じながら、走っていたことを覚えているよ。今は、あの時とは全く違う感覚だなあ」と言うので、当時、おさむが、そんなことを感じていたなんて、私は知りませんでした。同じ道を走りながら、当時の自分の感覚を思い出し今との感覚の違いを感じることができるのも、旅の面白さ。そして、二人の関係も、以前、訪れた時とは、確実に変わっていることを改めて感じます。そして、そういった様々な感覚は実際に旅先の空気感というか、そこのエネルギーに触れて感じることができるものなのだなあと。さて、今日、今回初めて訪れたのは、タオスの近くにあるEarthSHIP と言うエコの家を建築しているコミュニティです。ここはビジターセンター。ここは、空き瓶や缶や古いタイヤなどの廃材を使って、家を建てまた太陽熱と風力によるエネルギーのみを使い水を浄化し、循環させ、たくさんの植物や野菜を育てています。真冬でも家の中は、とても暖かい。 家のデザインもちょっと宇宙っぽくて面白いのです。このEarthship、実は、今朝、タオスへの出発前におさむが見つけてきたサイトだったのですがビジターセンター以外は中には入れないものの外から見るだけでも、面白かったです。それから、リオグランデの橋を訪れました。タオスは、サンタフェより、さらに高地で、夏でも夜はかなり冷え込むところなので冬には、とても来れないだろう、と思っていたのですが今回、訪れてみると、日中は日差しが強いのでとても暖かくて、橋の上を歩いても寒くなく、気持ち良かった〜。この橋のたもとで、2008年におさむがネイティブアメリカンフルートと出会いそれにインスパイヤされて、できたのが「Mother Earth Father Sky」のCD。旅が、新たな作品のインスピレーションにつながってゆくというのも旅の魅力ですね。それから、タオスのプラザ近くのレストラン「Lambert's of Taos」でランチ。ここのホームメイドのマルガリータが、ナチュラルでとっても美味して感動。食事も美味しかったです。 昔とほとんど変わらないタオスのプラザ。 それから、せっかくだし、タオスプエブロに寄ってみる?とプエブロに行ってみると、受付で、この日はセレモニーが行われているため写真撮影もできないし、プエブロ内の店もオープンしていないとのこと。ここは2001年と2010年の2回、訪れていることもあり今は二人とも、それほどプエブロに興味がないこともあってああ、今回は、もう訪れるタイミングではないということなのだなあと。帰り道にある「サンフランシスコ・デ・アシス教会」ここの教会も、以前訪れたのですが、丸っこいフォルムがかわいい。ちょうど、夕暮れ時に通りかかったキャメルロック。夕方6時ぐらいにホテルに到着し、まだお腹も空いていなかったので急遽、露天風呂のあるTEN THOUSAND WAVEに電話したら、プライベートの露天風呂が一つだけ空いているとのことで、訪れることにしました。ここも2001年に訪れたところですが当時とはかなり改装されて、雰囲気もシステムも変わっていました。ここは温泉ではないのですが、幾つかの貸切の露天風呂やリラックスルームやお茶室などがあり、宿泊もできるとのこと。私たちが今回、入った貸切の露天風呂は、12人ぐらい入れる広々したお風呂と、プライベートのサウナがついていました。これはサイトからの写真。(真っ暗で、写真はうまく写らなかったので) 昼間に入るのも、周りの自然の中で、良さそうですが星とお月様を見ながら、入るのも、最高に気持ち良かったです。お風呂上がりに、ここの日本食レストラン『IZANAMI』で夕食。なぜか、ここはお魚料理が一切メニューにないというとても珍しい日本食レストランでした。なので、野菜ドリアやしめじの酒バター醤油炒めやサツマイモの田楽味噌など野菜料理ばかり頼みましたが、お味は美味しかったです。今回のニューメキシコの旅は、ほとんど以前、訪れたことがあるところばかりでしたが新たなところを訪れる喜びや発見とは、また違った発見や気づきがあってほんと二人で訪れることができて、よかったなあと。さて、明日は、アルバカーキです。
2018年01月26日
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昨夜、ニューメキシコのサンタフェに到着しました。ニューメキシコを最初に訪れたのは、2001年の5月のこと。この時は、1冊の本の情報を頼りに、天空の村アコマを訪れそれは、それまでの人生の中で最も感動した風景だったように思います。その時に、初めてサンタフェも訪れて美しい街並みや美味しいレストランでの食事などとても印象に残った旅でした。それから、2008年10月、2010年5月とそれぞれ3週間ずつ、ニューメキシコとアリゾナを回りどちらも、4000Km以上のドライブ旅行で私たちにとって、今でも思い出深い旅でした。そして、今回は、4度目のニューメキシコ。真冬に訪れるのは、初めてです。今回、訪れることになったのは、今週末からアルバカーキで開かれるリチャード博士のHOLOセットのクラスを受けるためです。実は、このクラス、私にとっては、全く期待していないクラスでというのも、去年、おさむがこのクラスを受けたのですが彼曰く、クラスで学んだことのほとんどは普段のキネシオロジーのセッションには、使っていない、ということ。確かにテキストだけ見ると、これは使えそうにないなあという感じです。ただ一つ、モジュールだけは、私は宇宙系遺伝を調整するために今となっては必須の調整法の一つになったこともありクラスを受けずして、そのクラスで支給されるモジュールを使い続けるわけにもいかないのでクラスを受けることを決めたわけです。おさむ曰く、3日間のクラスの中でモジュールをやるのは、3日目の後半のみだそうでまた、私はこのモジュールは、独自の使い方で使っていることもあって多分、このクラスを受けても、新たに何かを得ることはないかもだけどとりあえず、受けておくということで最初は、私一人で、クラスを受けに行く予定でした。が、なんだかんだと、おさむも一緒にクラスを受けることになり(おさむがニューメキシコに行きたいということだったので)それなら、サンタフェにも寄ろう、という話になったわけです。ニューヨークから、デンバーまで4時間、そこから乗り換えで1時間でアルバカーキに到着。レンタカーで、サンタフェまで、1時間ちょっとで着いたのは、夜7時前でしたので、すでに暗くなっていました。この日の夜はホテルから歩いてすぐのところにあったタパスバー&レストランへ。入ってみてわかったのですが、ここはタンゴの曲が流れていて、中央にお客さんが、好きに踊っていいスペースがありました。いかにもタンゴの先生みたいな人だとか、結構上手い人たちがいて見ているだけで、面白かったです。私もおさむは、昔、アルゼンチンタンゴ、ピアゾラが大好きだったのでよくタンゴの演奏や踊りを見に行って二人で1度、クラスを受けたこともあったのですが今回、久々にタンゴに触れて「タンゴ、踊れたらいいね~」と盛り上がりました。さて、今回のホテルは、サンタフェの街の中心部にあるROSEWOOD INN OF THE ANASAZI綺麗で、サービスも良く、とても居心地の良いホテルでした。次の日の朝。サンタフェのホールフーズで、朝食を取りサンタフェから車で1時間のところにある、テントロックへ。何もない広がる大地の中をドライブするのは、久しぶりで、気持ち良かった〜。おさむのCD「Mother Earth Father Sky」を、かけながら走るとこれまでの旅の記憶が、感覚として思い出されて、懐かしくなります。そして、テントロックに到着。ここは2008年にも訪れたところです。約3マイル(4、8Km)のスロットキャニオントレイルを歩きます。ここから、あの頂上まで登って行きます。サンタフェの気温は、ニューヨークと同じぐらいですが昼間はニューヨークより暖かく、夜は、かなり冷え込みます。日中は、5度ぐらいまで上がるのですがトレイルを歩いていると、日差しがだんだん暑くなってきてダウンジャケットを脱いでも、まだ暑いぐらいでした。岩と岩の間の峡谷の道を歩いて、石の下をくぐったり大きな岩を登ったり、このトレイルはバライティに飛んでいるので、楽しいのです。このあたりは、アリゾナのアンティロープキャニオンみたいな感じ。 乾いた大地に根を張って、力強く生きている木々。トルコのカッパドキアみたいな奇岩がたくさんあります。三角帽子の家みたいで、かわいい。こんな岩が自然にできているなんて、本当、不思議。 まだ雪が溶けずに残っていますが、全く寒くなかったです。途中から、どんどん登り道になって行きます。そして、頂上は360度、見渡せる壮大な景色。 帰りは楽に降りてきて往復2時間半ぐらいでしたが、長すぎず、短すぎず景色も変化して、楽しめるし、ほどよい感じのトレイルでした。それから、アドービ造りの店が立ち並ぶ、サンタフェの街をプラプラ散策。さすがに真冬なので、観光客は少なかったです。 夜は、2001年、2010年にも訪れたイタリアンレストラン「PRANZO」へ。街の通りには人は少ないのに、レストランは賑わっていました。 量が多すぎて、食べきれないほどでした。2001年にここにきた時は、とても感動するほど美味しかったのを覚えているのですが今回も、美味しかったものの、そこまで感動するほどではなかったのは私たちの味覚が変化したからか、それとも店の料理が変わったからかそれとも頼んだものによるのかも。さて、サンタフェには3泊して、その後、アルバカーキに移ります〜。
2018年01月25日
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今日は大晦日(日本はもう明けていますね)さきほど、今年最後のキネシオロジーのセッションが終了しました。これから夕食に出かけるまで、1時間ほど時間ができたのでセドナ日記、書けるだけ書いてみます〜(「2012年セドナの旅」なので、今年中に書いてしまいたいの)12月23日この日は、ホピでセレモニーを行うことになりました。参加者は20数名。朝アイルさんの家に集合して、6台の車に分かれて乗りセドナから約2時間30分のドライブです。途中で、見失ってしまう車もなく、無事みんながホピの第3メサに到着。ロイ長老が住んでいたフォームの中に入ります。と、広い。。。どこからどこまでがファームなんだか。以前にも書いたように、ホピの土地では写真撮影は一切禁止なのですが今回、ロイ長老はファームやセレモニーの様子を写真に撮ってよいという許可をしてくれたので、写真を撮ることができました。少し丘を登って、泥の道を歩きます。しばらく歩いて、ホピのお父さんであるタイタスのお墓に到着。ここでセレモニーを行いました。かみんちゅの和美さんが、タイタスのエネルギーを降ろしてゆきます。ここは、数年前にホピの予言という映画を作った宮田さんが東と西のエネルギーをつなげるために旗を立てたところ。宮田さんは、その後、脳梗塞で倒れられてそのまま病に伏して亡くなられたそうで、このセレモニーは宮田さんの想いを成就させ、タイタスとロイを結ぶという意味があるとのこと。タイタスの想いを伝え、大変なお役目を果たされた和美さん。そして、またアイルさんも、東と西のエネルギーがこの場でつながる映像が観えたのだそう。彼女もホピに関して、またリーに関して、これまで持っていた様々な思いをここで昇華することができた、そんなお話を聞きながら、また感動で涙。一人ずつ、ここで取れたクリスタルを頂きました。そして、すべての想いが入った例の壷をロイ長老から、黒川さんに手渡されます。彼女は、これからこれを日本に持って帰り各地で祈りのイベントを行い、つなげてゆくという大切なお役目を任された方。みんなで記念撮影(数名写っていませんが)それからロイの家で、遅いランチです。ロイがアイルさんの家で作って持ってきてくれたお弁当をみんなに配り、足りない分はすぐにそばを作ってくれて狭い家に20数名がひしめきあって座って、頂きました。電気も水道もないシンプルな家。ロイはここにタイタスと二人で自給自足でずっと暮らしてきたのだなあと。本当にただ人々が平和に暮らすことだけを祈って来られた方たちなのでしょうね。ロイのホピの友人からのお話、そしてロイからのお話。いろんな想いがそこにはありました。食べ終わる頃には、辺りはすっかり真っ暗になっていました。それからまた2時間半かけて、セドナに戻ります。この日はさすがにみんなロングドライブで疲れたこともあって次の日の午前中は、各自、ゆっくり自由行動で過ごすことにしました。そして、12月24日 クリスマスイブ(一気に書いちゃいます)朝から少し雨模様でしたがホテルから下に歩いて、川辺を散歩。夏はもっと気持ちいいだろうなあ。それから、アップタウンの店を見て回ってショッピング。私はセレナイトのランプを購入しました。けっこう大きくて、とても重かったので配達してもらって、先日家に着いたのですが、とてもきれいで気に入っています。そして、ワイルドフラワーでランチ。今回もここはランチや朝食によく利用しました。ちなみに今回のセドナの旅で、一番おいしかったのは、Dahl and Diluca というイタリアンレストラン。セドナに行かれる方はお勧めです~今日は午後から、アイルさんのボルテックスツアーを6人で申し込んでいたので、アイルさんの家に向かいます。途中で大きな虹!これは、みゆきちゃんの撮影した写真。今日は雨だから無理かも、と言っていたのですがアイルさんの家に着いてしばらくして、晴れてきたので出発することに。そして、今日アイルさんが連れていってくれるところは何と、バシャールの母船が浮いているところ!!前日、アイルさんが「明日みんなでどこに行こうか~」と私を見ていて「あ!!ひらめいた!!のりこさんの上に観えた!」というので、どこかと思ったら、バシャール!それを聞いただけでわくわくだったので、雨が何とか止んで出発することができてハッピーでした。コートハウスのトレッキングを歩いてゆきます。古代の人たちが祈りを捧げていたという場所に着きそこでそれぞれみんな瞑想したり、踊ったり?おさむは、奉納演奏をしました。と、おさむの笛が終わったタイミングで、いきなり雷!!おぉ〜来たね〜という歓声。天が応えてくれた、まさにそんな感じでした。それから、もうすぐ大雨が降りそうだね、と言いつつバシャールの母船が空にあるという場所に向かうトレイルを歩いているといきなり、大粒のひょうが降ってきました。何だかすごいかも!そして、到着。何と表現していいのかよくわからないのですがエネルギー的に不思議な空間でした。最初、みんなそれぞれ一人で、好きな場所に散って瞑想したり、歩いたり。私は一人で、バシャールにキネシでチャネリングを試みてみました。「イエス、このまま感じるままにやっていけばいいよ」そんないかにもバシャール、というようなメッセージでしたがやっているうちに、ハートがポーンと開いたような感覚がありました。その後、ちょうど近くにいた知香ちゃんを呼んでマトリックスエナジェティクス(ME)を彼女にやりました。知香ちゃんは、エネルギーに敏感なので、 MEをやると毎回おもしろいのですが今回もパタンと岩の上に倒れて、あれこれ感じるままにやっていると私もふわ〜っとすごく気持ちよくなって、漂っていました。そして、バシャールのエネルギーとアクセスしてみたり。と、急におかしくてたまらなくなり二人で大笑いしました。アイルさん曰く「ね、おかしいでしょ。ここのエネルギーほんと笑いたくなるのよ」そして、みんなで踊る、踊る。笑いたくなるのは、さっきやったMEのせいなのかここのエネルギーのせいなのか、アイルさんのせいなのかもうよくわからないのですが、とにかく超楽しい~~♪アイルさんは、バシャールのエネルギーを受けて、かなりぐにゃぐにゃになっていましたそのうち、空は晴れてきて、山に沈む夕日を見ることができました。雷、そしてひょうが降って、その後は晴れて夕日。このたった3時間の間に、すべてが起こったような素敵なツアーになりました。夕日を浴びながら、みんなで本当のピースサイン。ロイ長老曰く、Vにするビースサインは二つに分かれているので戦争であって本当のピースサインは、人差し指と中指をくっつけるのだそう。この写真のおさむが「隊長」みたいでおもしろい。(最近、ようやく「子供から大人」になった彼ですが、大人を通りこしてお父さんという感じ)この日の夜、アイルさんやロイ長老やケントくんやかずみさんまた他のメンバーに別れを告げました。ロイとハグした時、温かなエネルギーがハートに入ってきて一気に涙が出てきました。その存在すべてが愛の人でした。それから、私たちはホテルに戻り、クリスマスイブをみんなで宴会。本当に素敵なメンバーで、楽しかった~ということで、セドナ日記、かなり駆け足で書きました。読んでくださった方、本当にありがとうございます♪私自身のこの旅の気づきなど書きたいことは他にもあったのですが、それはまたおいおい。今夜の大晦日は、いつものように私の古くからの友人と一緒に過ごす予定だったのですが急遽、今回一緒にセドナに行ったメンバー7人も参加してくれることになり一緒にビレッジのバーで年越しすることになりました。(日本に戻ったヨシコちゃんは、エネルギーで参加ね)また楽しみ〜みなさま、今年も大変お世話になりました。セッションに来てくださった方も、まだお会いしたことのない方もこれを読んでくださっている方もありがとうございます!!また年末の挨拶のメールを送ってくださった方々お返事は、また後で送りますのでお待ちくださいね。ハートにしっかり届いています。本当にありがとうみなさま、どうぞよいお年をお迎えくださいね。らぶ
2012年12月31日
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12月22日この日、私たち7人は朝のセレモニーには参加せず朝日を見に、カセドラルロックに上ることにしました。途中で休憩しながら、登っているうちに周りが明るくなってきます。そしてカセドラルの頂上へ。しんちゃんが持ってきたホワイトセージで浄化した後みんなそれぞれの場所でしばらく過ごします。ここはリーのゆかりの地なので、祈りを捧げリーから譲り受けた石たちをここでチャージしました。リーのチャージした時計やターコイズのベンダント、セレスタイトやレムリアンクリスタル。中央の大きなレムリアンクリスタルは、今回アイルさんから購入したもので亡きリーがチャージしたものです。この大きさで、このクオリティのレムリアンは、もう市場に出ないとのことでしたがNYに戻ってから、早速キネシオロジーのセッションの中でバンバン出てくるので(クライアントさんの身体がヒーリング法として選ぶので)その強力なヒーリング力にあらためてびっくり。とりあえず、みんなで記念撮影。それから、おさむがいつものように奉納演奏を行いました。おさむの笛の音が、周りの岩々に響き渡ってゆきました。その音は、私たちみんなを一つに包んでゆく光のように美しくやさしく広がってゆきます。そして、おさむが笛を吹き出してから、雲に隠れていた太陽が大きく顔を出して私たちみんなの真っ正面から、照らしだしました。それはもう言葉では表せないぐらいの感動の瞬間でした。大きな祝福に自然と涙が溢れてきました。何度もここに来たけれどこれまでの感動とは、また違った感動でした。みんなのエネルギーが完全に一つになっているのを感じていました。「みんな、ここにセドナに一緒に来てくれて本当にありがとう」そう心からみんなに伝えました。でも言葉で伝えなくても、すでに私の想いはみんなにしっかりと伝わっていることもわかっていました。それから、7人で円になって、手をつないで祈りました。後で、光の柱が立ったのを感じた、とみゆきちゃんが言っていましたが私も同じように、この中の光が大きく天までのびて広がってゆくのを感じていました。今でもあのカセドラルの上で朝日を浴びていた瞬間を思い出すと自然と涙が出てくるのです。この新しい時代への幕開けに、おさむと二人だけではなく他の人たちと一緒にこの感動を味わうためにセドナに行くことになっていたのだなあと。それから、カセドラルを下りました。それから、これからは友人と過ごすというよしこちゃんと別れて6人でセレモニーが行われているアイルさんの家に向かいました。今日は、午後からみんなでホピのゆかりの地であるモンテズマウェルを訪れセレモニーを行うことになりました。すべてスピリットのお導きのままに行うセレモニーは予定はあってないようなもので、突然変わることもあります。その度に、アイルさんはみんなに連絡をしなければならず、本当に大変です。車6台に分かれて並んで走り、30分ほど走ったところにあるモンテズマウエルに到着です。ここは以前、おさむと訪れたことがありました。スパイダーウーマンと言われる古代の叡智を持った女性たちが暮らしていたという岩穴のところで、かみんちゅのかずみさんがセレモニーを行います。スパイダーウーマンのエネルギーを取り入れて、チャネリングするのですが先日とは変わって、ちょっとかわいい精霊という感じのエネルギーでした。でも、これだけの強いエネルギーを身体に取り入れるのはかなり自分自身のエネルギーを使いそう。それから裏に回って、美しい水路の場所に行きます。ここの水はとてもきれいで、飲めるとのこと。ここでみんな水を飲んだり、持ってきたクリスタルを洗ったりしました。今回のセレモニーを取り仕切ったホピのロイ長老ケントくん、アイルさん、かずみさん。その後、ピクニックエリアでロイ長老が作ってくれたランチを取る事になりました。みんなで食事の支度。(って私は手伝う間もなかったけれど)とてもおいしかった〜♪その後、私たち6人はエアポートメサの上にある夕日スポットに向かいました。この日の夕日。そして、そこで一旦別れたよしこちゃんともばったり再会しました。これは今回、一緒にカセドラルに登ったメンバーが送ってきてくれたメールです。とても素敵なメールだったので、掲載のお願いをしました。ありがとうございます。共に過ごせて、最高の旅!!!でしたースピリチュアルって特別なもの。スピルチュアルになれる人は選ばれたひとで崇高な意識を持ち、神聖な道具を使って癒す人、というイメージがありました。今回の旅で、誰のなかにも、いつでも普段の生活のなかにでも愛と感謝と光が溢れている。と気付きました。誰かを思い出す時、食べるとき、ついつい何気なく過ごしてしまいそうになりますが、この旅の気付きを大事にしていきたいです。のりこさんとの出会いは大きな大きなギフトです。今のじぶんとセッションを受ける前のじぶんはぜーんぜん違うと知っています。手放したあと、こんな素敵なことが待ってるなんて!おさむさんの音楽も聞くことができて、感じることができて幸せでした。のりこさんの愛とおさむさんの愛で満たされ、祝福されながら新しい人生をすすめることに、あぁほんとうに幸せです。幸せってこんなに幸せなものなんですね。守るために自分を傷つけたり、得しようとがんばり過ぎたプログラムもいらない、いらなーい♪ 本当に本当に、光の旅に連れってってくださって、ともに過ごしてくださってありがとうございましたー。そしてこの幸せを受けるひとが、ゆっくり大きな輪で広がっていきますように。あの夜見た、大きな月の輪のように。このセドナという特別な地で、スピリチュアルは特別なものではないそんな気づきを得ることができたのは、本当に素晴らしいことだなあと。気づいていようといまいと、私たちはみんな存在そのものがスピリチュアルー愛ですから。だから、特別な場所や、何かを持っているから幸せになれるわけではなく、日々の生活の中につまりは、私たちの中にそれはあるのです。自分はただ存在しているだけで(人々に、世界に)受け入れられているという深い安心感と信頼。もしそれがなかったとしたら、例えみんなでカセドラルロックに登っても笛を聴きながら朝日を眺めたとしても幸せは感じれなかったかもしれません。そして、それがあれば、どこにいても何をしていても人生は祝福になるのです。そして、本当に大きな月の輪のように、それが広がってゆくのを私は感じています。そのことを日々のセッションの中だけでなく、別の場で感じることができたのは私にとって、本当に大きなギフトでした。(すべてのことがギフトだけど)そして、今回、一緒に旅ができなかった人たちともこれからまたいろんな場で喜びを共有してゆくのだろうなあと。すべてにありがとうさて、セドナ日記、まだ続きます〜今年も残りは明日の大晦日1日。ここ数日、死ぬほど忙しくて最後のラストスパートという感じです。今年中にセドナ日記終わらせたかったのだけど、無理かな〜。
2012年12月29日
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2012年12月21日凍える寒さの中、早朝3時にラコタ族のアダムイエローバードの家に着いた私たちをアダムが迎えてくれました。私は、アダムとは、4年半ぐらい前に伊豆でお会いしていました。マヤのドンアレハンドロ長老が初めて日本に来日した際に伊豆で行われたスウェットロッジのリーダーだったのが、アダムでした。(お互いに顔はすっかり忘れていましたが)このアダムのセレモニーに参加したのは、全部で15名ほど。そのうち半分の7名が私たちニューヨークから来たグループです。4時になるまで、アダムの家の中でセレモニーを行うということでみんなで円になって、様々な供え物がしてあるテーブルの周りに座りました。まずは、アダムが祈りを捧げた後ペルーの聖なる植物、コカの葉を一人3枚ずつ取り、祈りを捧げます。このやり方は、ペルーでサンペドロのセレモニーをやった時と同じです。そして、何とそのサンペドロの液体をコップについでみんなに回します。ここでサンペドロを飲めるなんて~♪と秘かにワクワクしてしまいましたが一人一口ずつだったので、もちろんそんな変化はなく。でも、あれがやって来る前のあの感覚だけは、わずかに蘇ってきます。後からアダムのキッチンにサンペドロとペヨーテが植わっているのを見つけました。それからアダムが伝統的なネイティブの歌をいくつか歌いました。そして私たち日本人に日本の伝統の歌を歌ってほしいここでシェアしてほしい、と言います。でも、よく考えてみると、日本の伝統的な歌って、ほとんど覚えていないのですよね。「さくら、さくら、、、その次の歌詞何だっけ?」というとても情けない状況アダムは日本の歌を歌うことの重要性を伝えるのですが誰も歌おうとしないので、困ったなあ、と思ってあ、そうだ、と思い出したのが「かごめかごめ」昔から、かごめの歌は、アセンションの歌と言われているしとりあえず、歌っておこうと。(と、いざ歌おうとしたら全然声が出なくて、みんなと一緒に歌ってもらったのだけど)ちなみに、かごめの歌詞の解釈はいろいろあって、ヘブライ語であるとかかごめは六芒星を表すとか、夜明けの晩というのは時空を越える時であるとか鶴と亀がすべった(統べった)は、二元性を統合男性性と女性性の統合などと言われています。そして朝4時近くになったので、みんなで外に出ます。外はすごい満天の星。火を取り囲んで、一人一人キャンドルを持ちアダムの歌の後、祈りを捧げてコカの葉を火にくべます。そして、4時11分。地球と太陽と銀河の中心が一直線に並ぶ時間を迎えました。もちろん、それが見えるわけではないですがいくつもの流れ星が出て金星がひときわ美しく大きく輝いていました。本当に美しい夜明けでした。新しい女性性の時代に入って、初めての日の出。これからどんな風に世界は変わっていくのかしら。そして、眠る時間もなく、私たちは再びアイルさんの家に向かいました。ロンの娘さんが作ってくれたオートミールの朝食を頂いた後今日は、アイルさんのパイプホルダーとしてのお披露目のセレモニーがありました。アイルさんは10年以上、パイプホルダーとして学んできてそして、とうとう今日、この日、正式にスタートでした。以前にも書きましたが、パイプホルダーは、本当に修行を積んで認められた人だけが受け取ることができるものでパイプホルダーとして生きるということは自分自身のことより、人々に天にすべてを捧げる生き方をするということ。アイルさんのここまでのお話を聞きながら、感動で涙。その後、みんなで外に出て、メディスンウィールの中でホピの伝統的なダンス、ワンハートダンスを踊ります。忘れてしまったけれど、この石の数や方角などの意味もちゃんとあるのです。ここに全員で入って、ステップを踏みながら、回ります。ダンスというより、芋虫のようにぞろぞろという感じなのですが、やっていると、何だかおもしろくなってくるし太陽の光とみんなのエネルギーでとても暖かくなりました。その後、昨日のパイプセレモニーで使った灰の入った木の入れ物に一人一人、祈りを吹きかけてゆきます。以前、ロイ長老と長崎、広島を回ったという黒川さんがこの入れ物を持って日本に戻り、再び巡礼の旅をするのだそう。黒川さんもとても素敵な方でした。そして、今回のセレモニーの立役者である、ケントくんとおさむ。ケントくんは、世界各地を放浪の旅をしながらネイティブのセレモニーやシャーマニズムを学んでいて若干26歳ながら、ネイティブアメリカンにサンダンサーとして認められパイプホルダーでもあるという人。(※サンダンスとは、炎天下の中、飲まず食わず眠らずで4日間踊り続けるというかなり過酷なネイティブのセレモニー)写真でケントくんが巻いているはちまきは、今回のセレモニーの中でアパッチ族の長老から授与された、伝統的なネイティブのものです。ケントくんは私がこれまで出会った中でも、素晴らしくバランスの取れた方でしっかりとしたグラウンディング力、落ち着き、頭の回転のよさ、それでいて、ハートオープンという今の日本人には、こんな若者がいるのだなあ、と感動でした。この日のマクロビランチもおいしかった~♪そして、その後、再び、おさむの奉納演奏。今日は、おさむはアイルさんのクリスタルボールも使って行いました。今回のセレモニーには、参加者の子供であるクリスタルチルドレンが4人参加していたのですがおさむの演奏が始まると、子供たちがみんな真剣に聴いていて終わると真っ先にパチパチと拍手していたのが、何ともかわいかったです。この日の夜、ニューヨークの7人は早めに切り上げてみんなで日本食レストランへ向かいました。と、アイルさんの家を出てから、夜空を見上げてびっくり。月の周りに、これまで見たこともないような、大きな大きな輪ができていて、それは美しい幻想的な光景でした。あまりも大きな輪だったので、写真は上手く撮れなかったのですが。この日にこんな光景が見れるなんて、宇宙からの大いなる祝福を感じて最高にハッピーでした。今回、このニューヨークチームは、不思議な一体感があって例えば、みんながセレモニーのその時々で何を感じているか、ということもみんなの顔を見なくても感じれるのです。これは、私はキネシオロジーのセッションで、いつもみんなと深く関わっているからかなと思ったのですがおさむは、今回、みんなと会ったのは初めてなのにみんなのエネルギーをしっかりと感じることができる、と言っていました。グループでのこういう安心感って、いいなあと。それにしても、おさむも、この1年で劇的に変化したのだなあ、とつくづく感じました。なんというか、とても大人になったというか(少し前に「大人になる」ための調整をしたのも、かなりよかったようす)安定感があって、誰もが安心してオープンになれるエネルギーを持っていました。もし二人で旅していたら、そのことに気づかなかったかも。ということで、続きます~~(セッションの合間合間に書いているので、ゆっくりまとめる時間もなくかなり端折っていますが)
2012年12月28日
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12月20日。この日、朝食を取った後ニューヨークから10人が集まって、アイルさんの家に向かいました。アイルさんの家をベースに行われたセレモニーの参加者は日によって、人数も参加者も若干変わりましたがだいたい毎日20〜30人ぐらいでした。ホピの長老とアパッチ族の長老以外はヨーロッパやアメリカ各地から数名そして、全体の約8~9割は日本人でした。この日は、アイルさんの家に訪れて、まずはみんな写真タイム。アパッチ族の長老の写真や、彼の聖なる持ち物は写真を公共の場に掲載できないとのことだったのでここでは公開できないのが残念。この日は、ホピの長老ロイ・リトルサンのお話からスタートしました。日本人で世界中を放浪の旅をしているケントくんが日本から来られた方のために、同時通訳をしてくれました。ロイ長老は、もともとホピの出身ではなく、インドネシアのジャワの出身。ホピの長老で司祭であったタイタンのもとに養子として迎えられ自給自足の伝統的なホピの生き方を提唱し続けている方です。もう80歳近いそうですが、とても若々しい。でも、そういったホピの伝統的な生き方をよしとしないホピの人たちから疎まれ、迫害されて、現在ホピには住めない状況になっているのだそう。ロイのお話から簡単にまとめてみます。「私たちは内側から東と西を統合しなければなりません。そして、そのために最も大切なことは forgiveness 赦しです。ホピで取れたウランを使って作られた原爆が日本を襲いそして、日本人はそれさえも「赦し」てきた民族です。だからこそ、このセレモニーにたくさんの日本人が参加することは大切なのです。そして、マインド(思考)とハートを統合させ今こそ、自然と調和した生き方に変化させてゆく時期が来ました。そのためには、私たちは自身の血液を清浄に保つ必要があります。私たちは、血によって、感じ、考えるからです。その血液を作る食べ物が、人工的なものではなく自然のものである必要があります。そして、家の中で最も大切で神聖な場所は、台所です。けれども、女性たちが本来の力を失った結果、台所がないがしろにされ人工的な食べ物を食べるようになってしまいました。ですから、これからの世界にとって、台所を取り戻し日本の伝統的な食事を広めてゆくことは、とても大切なことのです」セレモニーは、ユーストリームで中継しながら行われまた日本との祈り合わせの時には東京の会場には100人以上の人たちが集まっていてセドナのアイルさんの家と、スカイプでつなぎながら行われました。日本人ってほんとすごいなあ。そして日本の神人(かみんちゅ)かずみさんによるセレモニー。いわゆるチャネリングですが、まさに「神懸かり」これまでチャネリングは、バシャールのダリルアンカだったり他のチャネラーのものもよく見ていましたが日本の神人によるチャネリングを見たのは初めてでした。最初、かずみさんが登場した時、すでに彼女に天から降りてきていたことがわからなかったので、凄い迫力の人だなあ、と思っていたのですがセレモニーが終わった後で話をすると、ごく普通に気さくな感じの方であたたかな愛に溢れた方でした。これから女性性の時代が来るというのはどういうことか日本人としての役割は何か新たな時代に向けて、どんな意識でいることが必要なのかそんなメッセージを天から降ろしながら私たちに問いかけてきます。特に女性性について「生み出す」というキーワードを何度も言われていました。私にとって、この「生み出す」ということは、どういう意味なのかをこの旅の間中、漠然と感じていました。(NYに戻ってから、その答えはクリアになったのですが)ランチやディナーの時に伺ったかずみさんの神人としてのお話はとても興味深く、おもしろかったです。本当に大変なお仕事だなあと。ユタというのは、先祖霊を扱う人であってノロとは違うということも初めて知りました。そして、ランチタイム。ロイとロイの娘さんが作ってくれました。炊いたキヌア、カボチャの煮物、生わさびのすりおろし青菜のおひたし、枝豆のフマス、ナッツなど砂糖や添加物を一切使わない自然素材だけで作られた食事はどれもとてもおいしい。休憩の後、おさむの奉納演奏。これがとてもよかった〜〜みなさんから、後で心が軽くなった、光の映像が見えた自然の中にとけているようだった、気持ちよくてずっとここにいたくなった、などの感想がありました。おさむのシェーカーは多次元的な空間を笛は暖かさとやさしさをそしてギターは透明感と深い慈しみを感じました。おさむ、よかったねこの日、夕食の後は、アパッチ族とホピの長老によるパイプセレモニー。一人一人にパイプを回し、祈りを込めて、煙を吸います。この灰を、来年2月にロイは日本の長崎と広島に持っていって祈りを捧げるのだそう。さて、2万6千年に一度の大イベントである太陽と地球と銀河の中心が一直線に並ぶのは、この日明けてセドナ時間21日の早朝4時11分。この時間にセドナの隣町に住んでいるラコタ族のメディスンマン、アダムイエローバードの家でファイアーセレモニーを行うということで私たちは11時すぎに一旦、ホテルに戻り2時間ぐらい仮眠して、夜中2時30分に、再び、アダムイエローバードの家に向けて、出発しました。ということで、続きはまた〜〜(←かなり全速力)
2012年12月27日
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ただいま〜昨日(25日)の夜、セドナからNYに戻ってきました。とってもおもしろくて素敵な旅でした。今回の旅の中では、いろんなことが、いろんな次元で起こっていておさむと「これをブログで伝えるのは難しいよね」と話していたのですが、たぶん言葉では一つの次元での見方しか伝えることはできないしもしかすると、誤解を招くこともあるかもしれません。いつも感じたままを、特に何も考えずどんどん言葉に変換していく私が今回の旅だけは、感じたことをどのように言葉に変換したらいいのかまだよくわからないでいます。(といいつつ、書き始めているわけですが)この旅は、私とおさむにとって、初めてのグループでの旅。以前に書いたように、事の発端は、しんちゃん(旧ちかちゃん)が一緒にホピのセレモニーに参加したいので連れていってほしいと連絡があったことから始まりました。それで3人で行くことになったわけですがどうも今回の旅は3人ではないような気がして仕方ないのであと一人ぐらい一緒に行きたい方はいないかしら?と、このブログに書いてみたら、何人もの方が一緒に行きたいと言ってくれて結局、しんちゃんの他、かずよちゃん、ともかちゃんみゆきちゃん。それに友人とセドナに来られたよしこちゃんとパパや友人と来られていたかずみちゃんたち3人の計10人。この参加してくれたみんなそれぞれがパズルのピースのように、この旅になくてはならない人たちで絶妙なバランスで存在しているのを感じていました。新たな時代へと向かう大切な時期に、このメンバーでの旅は私にとって、さらなる新たな気づきと感動の旅となりました。これはけして、おさむと私の二人だけでは感じることのできなかったものです。すべて導かれていたのだなあと。さて、セレモニーのことは、また次に書くことにして最初の2日間は、しんちゃん、みゆきちゃんの4人だったのでセドナの自然の中でトレッキングしたり、川のほとりでそれぞれ瞑想したりしてのんびりと過ごしました。初日は、曇り空。教会からマリアの岩へのトレイルを歩いていると去年の感動がまた思い出されました。あ〜あれから約1年、ほんとうにいろいろなことがあったなあ、いつもハートにいることを教えてくれたマリアさまのおかげですべて乗り越えることができたし、この今の意識まで来ることができたのだなあ。そんなことを感じて、自然と涙が出てきました。そして、今日は、先月、ここのアイルさんと来たというしんちゃんの案内でマリアさまの岩の裏側にまわっていくトレイルを歩きます。ここは宇宙的な感じ。二日目は、いいお天気。朝から、カセドラルロックのトレイルヘッドから頂上には登らず川の方に向かうトレイルをトレッキング。小一時間ほど歩いて、川に到着です。それぞれに瞑想したり、おさむはネイティブアメリカンフルートを演奏したり。去年、マリアさまに頂いたハートの石もチャージ。しんちゃん、みゆきちゃんの二人はカセドラルに向かってヘッドスタンディング。さすが二人ともヨガのティーチャーだけあって、ばっちりかっこいいなあ。 そして、夕方はいつものようにエアポートメサ。いつもの木が迎えてくれます。これは、今回、私たちが泊まったオチャードインホテルからの眺め。私たちは、セドナでアップタウンに泊まったのは初めてでしたがここは広いバルコニーがついていて、眺めがとてもよかったです。夏はこのバルコニーにいるだけで気持ちよさそう。部屋の中から、山から出てくるお日様が見えました。ということで、続きはまた〜私は早速、今日から、フル回転でセッションが入っています。今年は大晦日まで走ることになりそう。遅くなりましたが、みなさまハッピーホリデー
2012年12月26日
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これから7泊8日でセドナに行ってきます。あと約2時間後、夜中の2時半ぐらいに出発です。さきほど、ようやくパッキングを終えました。あ〜怒濤の1ヶ月でした。今はデトックスの時期なのか一気にいろんなものが出てくる方も多くこのしばらくは、夜の緊急枠も全部埋まっていて朝から夜10時頃、時には11時頃までキネシオロジーのセッション続きでした。ここ最近、喉がガラガラになってきてさすがに身体が「休め〜〜」と訴えていたのですが「もう少しだからね、セドナに行ったらゆっくり休めるから〜」と身体をなだめすかしつつ、何とか今日までやってきた感じです。そして、いろんな意味で、充実の日々でした。私は昔から、どんな時でも、自分を全肯定する人なのですがいや〜よくやった、今、私ができることはすべてやったねと自分で自分を最高に認めてあげています。例え何もやらなくても、例え失敗しても、全肯定しちゃうのだからほんといいよねでも、働きすぎ〜と身体が反応しているので今回のセドナの旅は、セレモニーに参加する以外は特に何もしないで、ただセドナの自然の中でボーっとしていたいなあと。今回は二人の旅ではないけど、みんな気を使わないでいい人たちばかりだしラクチンです。とはいえ、セドナは今、夜はマイナス6、7度になるようでかなり寒そう。さて、先日の新月の13日からセドナでホピのセレモニーがスタートしたのですがその13日に祈り合わせがありその時間、セッションに来られていたクライアントさんと一緒に短い時間ですが、祈ることができました。祈り合わせは20日(日本では21日)にも行われるとのことです。詳細はアイルさんの日記へ。セドナタイム 12月20日 午後3時から4時日本タイム 12月21日 午前7時から8時セレモニーに参加の人は各自「家のまわりで聖なる場所に感じるところの土を持って来てほしい」という連絡がアイルさんからあったので今日、私たちにとってのNYでの聖地、サンセットパークに行きました。丘の中央にある木の下で祈りを捧げた後その木の根元の土を少し頂きました。このサンセットパークの土が、セドナの土地に行くのだなあと思うとなんだかこの木がすべてを見守ってくれる感じがします。これまでもこの木は、丘の一番上からいつも私たちを見守ってくれていておさむはこの木に寄りかかって、よくギターの演奏をしているし私はたまに、この木の下に、いらなくなったクリスタルを埋めたり。ここに来ると、必ず触れたくなる木です。夏は、このあたりの人たちで賑わっているこのサンセットパークもこの時期、誰もいなかったのでしばらくの間、静かに木と対話することができました。自分の家の近くの聖なる土を持ってくる、というお役目?のおかげで冬のサンセットパークで、私なりのリチュアルをすることができてよかった♪今日のセッションが終わって、サンセットパークの木に触れたらようやく今からの旅の気分が湧いてきた感じです。さて、こちらはクライアントさんから紹介してくださったマヤの長老のドキュメントフィルム。12月21日まで、無料でインターネット上で見れるそうです。http://www.shiftoftheages.com/watch-now/映画を見る時に、ドーネーションというページがでてきますがドーネーションは任意ですので、それをクローズしてそのまま進めば映画は見れるそう。と、紹介しておいて、まだ私は時間がなくて見ていないのですけどね。もうすぐ出発だし、そうすればもうブログのアップはできないのでとりあえず、紹介しておこうと。これから空港で時間があれば見れるかしら。(いや、それより眠い)ということで、またセドナから帰ってきてから、ブログアップします〜みなさま、これからの新たな時代に向けてどうか素敵な時間をお過ごしくださいね。そして、メリークリスマスLove & Blessings のりこ
2012年12月18日
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もう12月も1週間近く過ぎて、いよいよ今年も終わりに近づいてきましたね。みなさまもそうかもしれませんが、私ももう何が何だかわからないほど忙しいですこれまでの人生で一番忙しいかも(←おおげさ)それに加えて、私は一昨日、昨日とかつてないほどの強烈な身体の浄化が起こっていて熱と咳と鼻と涙と頭痛が一気にやってきていたのですが昨日の夜に行ったIHのセッションが効いたようで(こういう時、自分でセッションやるのもしんどいのだけど)まだ若干鼻のつまりはあるものの、今朝からほぼ回復しています。なぜこんなデトックスが起こったのかは、また長くなるのでいつか書きたいですがこれは、まさに今年最後のデトックスだったのだなあと。さて、今月18日から1週間セドナに行きますが今回は6名で行くことになりました。私とおさむ以外の4名は、みんな私のレイキのクラスやキネシオロジーを受けてくださっている方々で、よく知っているしみんな意識がハートにある人たちなので、一緒に行けるのは本当に楽しみ。セドナで、他の友人やそのお父さまとも合流する予定でさらに楽しみです。セドナでセレモニーをホピとともに企画されているアイルさんからのメールで今回ホピでのセレモニーは、いろいろあってセドナで行われることになり(ホピになる可能性もまだあるそうですが)アイルさんの家がホームベースになったとのこと。「50人ぐらいまで」と書かれてあったのであの家にどうやって50人も入るかしら?と思っていたのですが、アイルさんが自分の家を提供する、と決めた後、リビングのすべての家具を人に譲ってしまい絨毯も全部はがして、今フローリング工事をやっています、と説明してくれました。相変わらず、アイルさん、やること、すごすぎ〜〜!おかげで、私もそのぐらいの勢いで家のもの(+自分の中のもの)を手放そうと気合いが入りました〜〜(勢いだけでも、ね)今回のセレモニーは、マインドレベルでは何も決まっていなくてすべてスピリットの導きによって行われるとのこと。だから、ホームベースはアイルさんの家ですが実際のセレモニーがどこで行われるかもまだわからないそうです。完全にハートに従っているのですね。マインドとハートの統合。私がこの1、2年ずっと意識してきたことでした。あのセドナの地で、2012年のこの時にこうしたセレモニーに参加できることに本当に感謝です。もし、この時期にセドナに行かれる方でセレモニーに参加されたい方がいらしたらお知らせくださいね。私たちは20〜22日のセレモニーに参加する予定です。そして、ここに書かれてあるように、セドナに来れない方々もそれぞれの場所で意識を一つにしてゆけたらいいですね。らぶ☆のりこ以下、アイルさんのブログから。2012年12月、 ホピ長老ロイ・リトルサンと日本人が祈り合う、「Creation of the Global Forgiveness」2012年12月21日、地球が新たなる進化の扉を開ける日が近づいてきました。アリゾナ州セドナにおいて、12月13日の新月から12月28日の満月までの15日間、ホピ族の長老、ロイ・リトルサンと日本人の有志たちが、意識をひとつにして祈り合わせをおこない、進化を導く「世界規模での許し」の種をつくります。ロイはこう語っています・・。「今、One Heart になるときです。そのためには、日本人がアメリカ・セドナで祈ることがとても大切なのです。セドナは地球上でのアセンションポイントを司っています。そしてこの祈りの種をつくるのに最適な場所です。日本人は記憶の民であり、アメリカ人は忘れる民です。そしてアメリカ人は、実験を繰り返して、忘れたことを思い出しています。それぞれ役割が違います。最初はひとつだったけれど、それぞれが二極化の道を進みました。それが極限まで離れたとき、アメリカは、実験によって原爆をつくり、日本に落としました。そして今、大きくふたつにわかれていたものが、また真ん中に向かってきています。「許し」という行為によって・・。こうして、再び、ひとつになることで、大きなハートの形ができあがります。ONE HEARTです。それは、マインドとハートの統合をも意味します。28日の満月の後、参加者は、「地球規模での許し」の種を携えて、それぞれ自分の場所へと戻り、そこで種を植えて花を咲かせます。花は地球一帯に広がり、地球と人類の進化を促します。」私とロイは、ずっとこの祈り合わせの起点となる場所を ホピやセドナ内で探していました。ですが、なかなか目的にあう場所が見つかりませんでした。そして、ようやく数日前に決まりました。というか、決めました。祈りのホームベースとして、私の家を提供することにしました。私の家を拠点として、いろいろなところに祈りに出ます。それは、セドナ内であったり、もしくはホピであったり・・そのときのスピリットの導きに従っていきます。私の家での祈り合わせは、50人くらいまで可能です。ぜひぜひいらしてください。今のところ日本人、アメリカ人、カナダ人、スペイン人が参加されます。日本人が一番多いです。この15日間、ロイ長老と共にすごし、彼の英知をシェアしていただき、彼がつくるマクロビの食事を共にします。(宿泊先、移動手段は各自での手配となります。)ロイ曰く、マクロビにこだわるのは、マインドとハートを統合するためには、血の流れが必要であり、それは、生きている食べ物からなされるからとのことです。メインは20日、21日、22日の3日間ですが、ロイは、今この3日間のスケジュールを他の部族の長老たちと決めています。21日は、日の出から日没まで、祈ります。全行程に参加されても、1日もしくは数日だけでもOKです。できれぱ、21日が祈りのメインの日になりますので、この日にいらしていただけたら嬉しいです。参加費は、経費や食材などの費用を参加者の皆さんで負担しあう形となります。また、ロイ長老の教えに対してのお礼は寄付金ベースにさせていただきます。セドナでの祈りに参加出来ない方は、ぜひご自分がいらっしゃるところで、ご自分のやり方で、ワンハートに繋がっていただけたら嬉しいです。時間を合わせて、セドナと日本との合同の祈りも企画しています。日時については、追ってご連絡をいたします。*ロイ長老につきましては、Roy Littlesun で検索していただきますと、数々のセレモニーや講演の場面をYoutubeでご覧頂けます。*伊藤 研人さんがご自分のブログで、ロイのメッセージを字幕つきで紹介されています。ぜひご覧ください。とてもすばらしいメッセージです。http://www.kentoitoh.com/category/message/roy*祈り合わせについての、詳細につきましては、メールにてお問い合わせください。アイル グラハム (アリゾナ州セドナ在住日本人)celestiallightsedona@gmail.com☆繰り返される「今」のこの瞬間の中で自分ができる最善なことを意識をもって選んでいきましょうね・・・☆いつもありがとうございます。 アイル・グラハム セドナにて・・
2012年12月06日
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セドナ最終日。この日、夕方にはフェニックスを発ってNY行きの便に載るためセドナでの時間はそれほどなかったので朝、どこに行こうか?と話して、マリアの岩に行くことにしました。マリアの岩までのトレッキングなら、長くないので、すぐに行くことができるし今回の旅では、まだ一度もマリアさまに挨拶に行っていなかったので最後に行くのはいいね、と。ホーリークロス教会の駐車場に車を停めて、マリアの岩まで歩いてゆくトレッキングの途中私は、「そうだ、マリアさまの岩のそばで石を頂いて帰ろう」と思いつきました。私は毎回、セドナに行く度に、ボルテックスの石を一つ頂いて帰っています。エネルギーの高い場所で、惹かれた石を見つけたら祈りとともに、タバコの葉を捧げ(石との交換のために)頂きます。その石は、NYの私の家で、クリスタルと一緒に大切に置いておきます。そして再びセドナに来る時は、「これまで私の家でエネルギーを高めてくれてありがとう」と感謝して、石を再びセドナの大地に戻すのです。去年頂いた石は、朝日のカセドラルロックの頂上に返してきたのですがまだ、今回は石を頂いていなかったので最後にマリアさまのそばの石を頂いて帰りたいなあと。今回のセドナの旅はドランヴァロの「ハートの聖なる空間」から始まったハートの旅。なので、この時、ふと「ハート型の石が欲しいな」と思いました。しばらく歩いて、マリアの岩の前に到着しました。これは2008年の写真なのですが、キリストを抱くマリアさま(顔は左向きになっています)私たちは、タバコの葉を巻き、マリアの岩に向かってこれまでのたくさんの祝福に感謝を捧げました。去年は、まさに私たちのカセドラルロックでの結婚式の直後にイルさんに「マリアさまに呼ばれていますよ」と言われてここに来たのでした。それから、私は心の中で「マリアさま、どうか私にハート型の石をください」とお願いしました。おさむが、奉納をするのにふさわしい広い場所を見つけて「先に行っているよ」と行ってしまった後マリアの岩の周りで、ハート型の石を探してみました。このあたりの石は、みんな角張った石で、四角の石ばかりだったのでハート型の石は難しそうだったのですが私はそれほど、探すまでもなく、小さなハート型の石を見つけました。’ハートというより、ちょっと三角に近い形でしたが、私は十分に満足して「マリア様、ありがとう~」と心の中で礼を言い、再びタバコの葉を巻いてからおさむが奉納しているところに歩いてゆきました。マリアの岩とセドナ全体に対して奉納演奏しているおさむのそばで、私も、一緒に祈りを捧げていました。すると一人の50代ぐらいの白人の男性がこちらに向かって歩いてきます。一目で、とてもピュアなエネルギーの人だと感じました。言葉では上手く説明できないのですが、宇宙を信頼し、すべてのものたちとワンネスを感じているような人。何も話さなくても、目を見れば感じれます。その人は、私のところまでまっすぐに歩いてきて私の目を見て、やさしく微笑むと、自分の手をハートに当ててそれからその手を「これをあなたに」と言いながら、私の方に差し出しました。その手に握られたものを見て、私は絶句してしまいました。それは、信じられないほど完全なハートの形をした石でしたえ?え?私は一瞬、何が起こっているのか、把握できずに、彼に「Thank you so much」というのが精一杯でした。もちろん、この時点では、私がマリア様に心の中で、ハート型の石をお願いしたことはおさむにも話していませんでしたからこの男性が知るはずもありません。その男性は「どういたしまして。さきほどここで見つけたから」そう言ってから、奉納をしているおさむの方を向いて「あの人はあなたに関係がある人ですか?」と尋ねるので「私の夫です」と答えると、にっこりと微笑んで、うなずいた後去ってしまいました。私は、しばらくの間、今、起こったことを頭で理解しようとしていました。そして、突然、それが理解できてわ~~と涙が止まらなくなって、わんわん泣きました。マリア様は、信じられない方法で、私のハートの石が欲しいという願いを叶えてくださったのでしたこの写真で、左側が私が拾ったハートの石、そして右の大きな方が、男性から頂いた石です。しばらくの間、涙が止まりませんでした。それから落ち着いてきて、どうして私はあの時、あの男性にこのハートの石が私にとって、どんなに大きな意味があるかを伝えることができなかったんだろう、と後悔しました。私にとっては、どんなクリスタルよりも、このハートの石は大きな意味があったので、その時、私の持っていたクリスタルを全部、彼に渡して伝えればよかった、そんな風にも思いましたが、もうその男性はどこにもいませんでした。でも、きっとそんなことは、もう彼には必要ないことだったのかもしれません。あの男性は、ハート型の石を拾った後天から「次に出会う人に渡しなさい」という声を聞いたのだろうなあと。後からおさむ曰く「もしかして、人間じゃなくて、天使だったんじゃない?』というのですが、そう言われても納得できます。どちらにしても、完全に上とつながっている人でしょうから。そして、私は最初、あの小さなハートの石で満足してマリア様にお礼を言った後にこの完全なハートの石を頂いたことにも何かを感じずにはいられませんでした。それはまるで、「中途半端なハートではなく、完全にハートにいなさい」そうマリア様に言われたようでした。ああ、本当にハートに生きよう、誰になんと言われたとしても。マリアさまが、ここまで伝えてくださったのですから。ハートに真摯に生きる生き方は、必ずしも周りの人々にすぐに理解されるわけではないということも、今回、強く感じました。こうして、この旅を通じて、大きな祝福の中旅を終えることができました。これからも私は私のやり方で進んでいこう。ヒーリングを通じて、一人一人としっかりと向かい合いながら。イルさんのように、世界中を巡礼したりすることはできないけれど誰かが癒され輝けば、その周りもまたどんどん輝いてゆく。それが、私のこのマザーアースに頂いた愛を返す方法なのだから。今でも、このハートの石を見る度に涙が出てきます。もしも、これから私がマインドにいきそうになったらきっとこのハートの石が導いてくれるのでしょう。感謝。そして、旅日記、おつきあいくださった方へ。読んでくださってありがとうございます。これを読んでくれている方がいる、ということがこの日記を書くモチベーションにもなっています。そして、いつもそうなのですが、旅の後の日記を書き終わるとその旅がやっと終わる感じがするのです。変な言い方なのですが、これを書き終われば、もう旅のことを忘れて、次に進んでもいい、そんな安心感があります。(もちろん、大きな感動は忘れないものの私は基本的に何でもすぐに忘れてしまうたちで細かいことのほとんどは忘れてしまうので)ありがとう~~Love & Blessings右から3晩目の突起の岩が、マリアの岩。
2011年11月13日
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2011年11月11日。朝9時。ルーベンと一緒にホピの預言の岩に向かいます。メインストリートから、ちょっとごつごつした大地を上がったところにその預言の岩はありました。まずは、タバコの葉を巻いて、ルーベンがホピ語で祈りの言葉を唱えます。そして、預言の岩の絵文字の意味を説明してくれました。彼のおばあちゃんから伝えられたのだそう。それから、今度はおさむが岩の前に座り、奉納を捧げました。この大切な日にここに来ることができて本当によかった。これから、私たちみんなが新たな光の世界へと移行してゆけますように。そう祈りを捧げました。そして、奉納が終わって、帰ろうとした時、ルーベンがもし写真を撮りたかったら、撮ってもいいよ、と言うのでびっくり。ホピの大地で写真を撮ることを許してくれるなんて。どうして?という顔をしている私たちに、ルーベンは「あなたたちは、去年もここに来て真摯にホピを知ろうとしてくれた。そして、今日、ここで祈りを捧げてくれたから。この預言の意味をみんなに伝えてほしいのです。これは世界に広めてゆく大切なことですから」そう言ってくれました。ということで、思いもかけず、写真を撮れることになったのでここでシェアいたしま~す。左下に描かれているのが、マサウという宇宙からやってきたスピリット。そして、途中の四角はホピの大地を表しているとのこと。その四角から、上下2本の線が伸びていて、上には人がたくさんいます。これは物質文明の道を表すとのこと。下の線は、ホピの道と言われていて、精神的な道を表すとのこと。物質文明はそのまま続ければ、ぎざぎざとした線になり(困難な道)先は短く、終わってしまいます。でも、例え、物質社会に生きていても、精神的な道に移ることができた人は第5番目の世界(5次元)に移行できるということ。右上の方の最後にいるのも、マサウ。マサウが精神的な道に橋渡ししてくれる存在。その精神的な道は終わることなく、永遠に続いています。これはルーベンと。こうして見ると、ただの落書きの岩みたいですけれどねおさむが後から私に「あれって、ほんとに預言として書かれた岩なのかなあ。エジプトの壁画にある未来の絵なんて、まさに預言という感じだけれどこれは、こじつけみたいだよね」と言うのですが、正直、私も最初に見た時は、「これ本当に預言として描かれたものなのかしら?」と思いました。ルーベンも「これは100年かそこらのものとされていてだから、ホピの中でも、本物の預言ではないとリスペクトしていない人もいます」と言われていました。でも、人々がそこに意味を見出し、新たな世界への希望と願いをこめてここで祈りを捧げているということが、何よりも大切なことだなあと感じるのです。例え、もともと預言として描かれたものでなかったとしても人々の祈り、スピリットが込められれば、それは本物として存在するのではないかしらと。(いや、もともと本物かもしれないのですが)だから、この日、ここでホピの長老ルーベンと一緒に祈りを捧げることができたのは、私たちにとって、とても大きな意味がありました。それから、預言の岩を出て、近くの村を見た後、ルーベンの家の近くのショップに寄って、彼のお勧めのHongapii Bear Rootというハーブを購入しました。漢方薬の匂いと味がします。喉や気管支の痛み、胃腸の不調などに効果があるそうで口の中に直接入れておいたり、熱湯に入れてそのお湯を飲んだりします。ポケットに忍ばせておけば、ネガティブなエネルギーからのプロテクションにもなるそう。(かなり匂いが強いのですが)それからルーベンの家に戻ります。今回、私はルーベンの作ったジュエリーを購入しようと急に決めて彼の作品を見せてもらいました。私は最近、全然ジュエリーというものに興味がなくなっていて時々、小さなパワーストーンのペンダントをつけるぐらいで他は全くつけなくなってしまったのですがルーベンが彼のハートとホピのスピリットのすべてを込めてジュエリー制作を行っていることを知ってブレスレットを購入することにしました。彼がどんなデザインがいいかと聞いてくれたので私の希望を言って、決まったのが、中央にターコイズが入った太陽と月のモチーフのデザイン。彼の作るジュエリーは日本ではとても高いので、特注で作ってもらったら一体いくらぐらいになるのかちょっとドキドキだったのですが、とても安い価格にしてくれました。世界で一つだけのブレスレット、届くのがとても楽しみです。それからルーベンの子供たちと遊びました。ルーベンは6人の子供と一人の孫がいるのですが孫の年齢と、子供の年齢はほとんど変わらないのです。これで姪っ子と叔母さんの関係になるのね。子供たちのパワーに押されぎみ。そしてルーベンから私にプレゼントと言って「太陽のように人を癒していってください」と太陽のカチナドールを頂きました。思わぬプレゼントに感激。太陽の精霊。これから私のヒーリングルームの守り神になってくれるだろうな♪そうして、名残惜しくルーべンと子供たちに別れを告げ、私たちは再び、セドナに向かって出発しました。途中で巨大なUFO型の雲を見ました。それは、信じられないぐらいはっきりとした形になっていて形が崩れることなく、大きく空を覆っていました。(車で走っている途中で見えなくなって、写真を撮り損ねたのが残念)その雲に導かれるようにして、たまたま見つけた遺跡の標識に従ってウパキ遺跡に寄ることにしました。ここはホピの祖先が住んでいたという場所なのです。ここでもおさむが奉納を捧げました。遠くに見えるのが、サンフランシスコピークス。カチナたちは、1年の半分はホピに、そして後の半分はサンフランシスコピークスに住んでいると言われています。この日はセドナに宿泊しました。こうして、私たちの旅も終わりに近づいていました。この旅の終わりに、天からとても大きなギフトを頂きました。これだけいろんなギフトを頂いて、もう気持ちとしては充分すぎるほどでしたがこの最後のギフトは、私にとってこの旅で一番大きなものでした。そのお話はまた次回~(だから、思わせぶりな予告編はやめなさいってば)
2011年11月12日
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この日、セドナを出発してホピに向かいます。途中から、ずっとこんな景色。ほんとアメリカって広いよね~3時間弱でホピに到着。ホピカルチャーセンターにチェックインしました。それから、去年訪れたカチナドールの店を訪れます。ここのおじさんは、カチナについてすごく詳しくて話もおもしろく、ホピを心から愛する人。去年は、最初ここでカチナドールを買おうと言っていたのですが結局、ルーベンの従兄弟から買ったので今回、私たちはここで買おうと決めていました。店に入った途端、早速おじさんのおしゃべりは止まりません。とにかく話好きで、私たちにカチナを見る暇を与えないほど。一言、このカチナはどんな由来?と尋ねようものならそれにまつわる様々な話をしてくれます。宇宙からやってきたマサウというスピリットの話。(これがホピを導いたと言われています)ホピの予言の話。ホピで見つかったクリスルスカルの話。ホピの女性が作るバスケットのこと。(昔は、このバスケットがお金代わりだったのだそう)おじさんは「もうわしら男性がコントロールする時代は終わらなければならない。わしら男どもは、争いや競争ばかりの社会にしてしまったからな。女性たちを見てみなさい。世界を征服しようなんて思わないし、日々の生活を楽しんだり、豊かにしたりすることがすべてなのだから」そう言って、わはは~と笑います。このおじさんの話を聞いているだけで、心がほんわりしてきます。ホピではどこでも一切の写真撮影禁止ですがおじさんが店内の写真撮っていいよ~と言ってくれたので、撮りました。今回、私たちはカチナを二つ購入。私たちはホピでは値切らないで、相手の言い値で購入すると決めているのですがおじさんは安くしてくれました。一つはブルースター。もう一つはイエロースター。これはバラバラでも購入できますが、セットになっているのだそう。ブルースターはホピの預言に出てくるスピリット。ホピの預言では「青い星のカチナが天界にその姿を現したとき、第五番目の世界が出現する。そして大いなる清めの日になる」その時が来れば、ブルースターはその仮面を脱いで人々を5次元に導いてゆくと言われているそう。ブルースターは、エレニン彗星だと言われていますがおじさん曰く、ブルースターは地球を意味しイエロースターは、太陽と月を表すとのこと。地球。そして太陽と月の精霊たち。ホピからニューヨークにやってきてくれましたさて、ホテルに戻って、ルーベンに連絡するとこれからすぐに来てくれるということになり結局、セレモニーで出会った長老とは電話で少しお話したものの、今回お会いする時間は取れませんでした。でも、それでよかったのかもしれません。ホピの水の長老であるルーベンは、まだ43歳。去年会った時も話をしましたが、今回はゆっくりとホピのことについて、話を聞くことができました。ルーベンは、以前13年間アルコール中毒だったのですがそこから目覚めて、今、ホピの統合と世界平和のために心身を費やしている人です。ホピにはアルコール中毒者が多いのです。去年もその話は聞いていたのですが、今回、その時の様子を詳しく語ってくれて、こんな癒しがあるのだ、と聞いていて涙が出ました。そして、平和の民と言われるホピは今、危機的状態にあるということ。争いや嫉妬、様々なネガティブな感情が満ちていて、人々は分裂しているということ。ルーベンは、自分が変わることができたのだから誰だって変わることができる、そうメッセージを人々に伝え続け日本にも何度も訪れていて、世界各国の平和の集まりや水に関するイベントなどあちこちで、ホピのメッセージを伝え続けています。ルーベン曰く「他の国の人たちは、みんな私の話を真摯に聞いてくれるのです。でも、肝心のホピの人たちは、私の話を聞こうとしない。私は、疲れてしまって、ある時「もうこんなことはやめよう、ジュエリー作りだけにすべての意識を向けて、後は家族が幸せに暮らせればいい」と思おうとしたのです。でも、やっぱり、ホピのスピリットを忘れることはできませんでした。例え、誰も私の話を聞いてくれなくても、伝え続けてゆくのが私に与えられた使命なのだと気づいたのです」そして、私たちに「どうか、このホピのこの悲惨な現状を外に向けて伝えてください」と言います。2年前のイルさんの日記にも、このことが書かれてあったのでホピの現状はある程度知っていたのですが、それから2年たった今も、変わっていないのですね。私たちが出会ったのは、カチナのおじさんもルーベンも本当にホピを愛し、この大地を人々を愛している人でした。でも、去年もそう感じたのですが、例えば、このカルチャーセンターで働いているホピの人に「このあたりでお勧めの場所はありますか?」などと尋ねたとしても、彼らは何も知らないしこの土地にもホピにも愛はないのだということがわかるのです。そして、ルーベンに、私たちが、セレモニーでホピの長老と出会ったことを話すとその長老とのいきさつも話してくれました。ホピでは、以前、大企業からだまされてホピの水を取られるという問題があって、それに関する戦いがありました。そして、水からの伝言の江本勝さんが、ホピに招かれていって、ホピの人の心を動かしそして、水を守り、水を讃えようという動きが生まれました。2006年に、世界各国から聖なる水がホピに届けられ、その水を持って、ホピからメキシコシティまで1500マイルもの距離をホピのランナーたちが走るという大イベントが行われました。そのムーブメントの中心的な人物がルーベンです。ところが、その素晴らしいムーブメントの裏にもいろんな争いがあったのでした。私たちがセレモニーで出会った長老たちは、その手柄や収益を自分たちのものにしようとして、ランナーたちの権利を取り上げてしまったのだそう。ルーベンは言います。「彼ら(長老)から出てくる言葉はいつもIアイ(私は)I(私が)であってけして We(私たちは)ではないのです。私はある時、もうこれ以上、彼らと一緒にいることはできないと感じいろんな学びができたことに感謝を捧げて、その団体を去りました」すべての物事にはいろんな側面があります。私たちがセレモニーで出会ったホピの長老は、水の大切さを世界の平和を説く人でした。でも、一方で、それだけでない部分もあるということなのかもと。その長老の名前はここには書けませんが、日本でも知られた方です。もともとは、ホピの水を守りたい、母なる大地を守りたいというハートで動いていた方なのだと思うのです。今でもきっとそういう部分を持っているでしょう。でも、それと同時に、もっと認められたい、自分の功績にしたいというエゴが出たのかもしれません。これは、ヒーリングの世界でも、また他でも、同じようなことがあると思います。例えば、純粋に人々にヒーリングを行いたい、困っている人々の役に立ちたいそう思ってヒーリングをやっていてもそのヒーラーが多くの人から認められたり、尊敬されたりすると自分を特別視してしまったり、自分のやることは間違いないというエゴを持ってしまったり。そういうヒーラーに何人か出会いました。でも、私はそれも必要な人なのだ、と思うようになっていました。それは、ここ最近、変わってきたことです。例えば、もしもフンバツメンが、本物じゃなかったとしても、そのおかげで私たちは素晴らしい体験をすることができたのだしあの長老と出会ったおかげで、私たちはホピに来ることに決めてこうして素敵な旅をすることができたのは間違いないですから。本物か、本物じゃないか、はあまり意味がないことなのかも、と。「本物じゃないヒーラー」によって、癒しが起こることもありますから。本物=つまりは愛じゃなかったら、その癒しには限界がありますがそれでも癒しが起こることはあるのです。(一見、先日のドランヴァロの言葉とは矛盾するのですが)ほとんどの人は、ハートとマインドの両方で生きています。ハートだけで生きれる人は少ないし、一方でマインドだけという人も少ない。ハートの部分もあり、マインドの部分もある、それが多くの人だと思います。でも、ルーベンのようにハートだけで生きようとしている人にとってはなぜハートで生きれないのか、と悲しくなるのでしょう。彼の誠実さ、ピュアさゆえに傷つくことが多いのだろうなあと。ルーベンの辛さが伝わってきて、この夜、彼の話を聞きながら、私は何度も涙が溢れてきました。私がルーベンだったら、どう生きるだろう?そう自分に問いかけました。ロンが100%ハートにいることを私たちに伝えてくれたように、私も100%ハートで生きたい。でも、一方でハートで生きれない人も受け入れてゆきたい。完全にハートで生きることは、真の強さを必要とします。イルさんを見ていると、本当の強さがわかります。自分が認められるために何かをするのではなくただハートに従って生きるということができる人は、それほど多くはないでしょう。私にはあれほどの強さはないですが、でも、弱さを受け入れることができる強さを持っていようと。例え、自己顕示欲であっても、強欲であってもそうなってしまった要因があるのですから。もしそれが癒されたなら、人は必ず変わるのです。もちろん、これは私が外部の人間だから言えることかもしれません。その渦中にいる人にとっては、やるせない想いがあるでしょう。でも、それぞれの周りで起こっていることは、そこから何かを学ぶためのレッスンなのです。すべてを受け入れてゆこう。光も闇も。これが私にとって、ハートに生きるということなのだから。今回の旅は、光と闇の両方を見ることができて本当によかった。そのために私たちはセレモニーで、あの長老と出会い直接話をすることになったのではないかしら?と。人のあらゆる側面を受け入れてゆく、ということを深く学ぶために。さて、次の日は11 11 11 。イルさんは、この日に大きな光の柱が天から降りてくるだろう、と言われていました。また新しい時代への扉が一つ開きます。私たちは、ホピの預言の岩で、ルーベンと一緒に祈りを捧げることになりました。続きます~~(また次の日の予告をして、読んでくれる方を引き付けておこうという魂胆?)←う、これはマインドの仕業
2011年11月11日
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この日、朝5時半頃、ホテルを出て、カセドラルロックに向かいます。空にはオリオン座が輝いていました。カセドラルロックのトレイルヘッドに着いて、トレッキングをスタートした時は、まだ真っ暗で、懐中電灯で足下を照らしながら歩きます。途中、去年も立ち止まったボルテックスの木を暗い中でもすぐに見つけることができて、木のエネルギーと交流しました。空が少しずつ明るくなり始めたので、日の出に間に合うように急いで登っていって、息がハアハアと切れてきます。トレイルの最後まで着いても休憩せず、頂上まで、一気に登りました。と、頂上に着いたものの、私たちは、どこから朝日が昇るのか、全くわかっていませんでした。カセドラルロックの頂上は、周りが高い岩で囲まれていて展望がそれほど広くないので、ここからは朝日は見れないかもしれないね、と言いつつ、とにかく始めよう、とおさむはいつもの場所で、奉納演奏の準備を始めます。去年、この場所で、イルさんとアントンとキムの5人で、リーの1周年を祝いました。(こちらはその時の日記です)この日の朝、ここに来たのは、リーに挨拶するためでもありました。あれから1年半の間、いろんなことがありましたが私たちはいつもリーに守られているのを感じていましたから。リーありがとう。これからも私たちを見守っていてくださいね。タバコの葉を巻き、祈りを捧げます。おさむが奉納演奏をスタートします。これからの新しい時代に向けて母なる大地と父なる空への感謝をこめて。最初はシェーカーで、それから笛を吹き始めたその時、朝日が、ちょうどおさむの奉納している目の前の岩と岩の間から、出てきましたそれは感動の瞬間でした。とても言葉では言い表せません。まるで映画を見ているかのようでした。この狭い岩と岩の間から、太陽が出てくるのは1年でどのくらいの期間あるのかわかりませんが、おさむが演奏しているまさに目の前ですごいタイミングで上がってきた完璧な太陽を見てこの大きな祝福に、私は思わずおんおん泣きました。この旅で泣いたのは、この日が初めてでした。(それから何度も泣くことになるのですが)リ~~~!!!この日の出は、一生忘れない。本当に美しい日の出でした。この夜明けのように、これから光の世界へと向かうよそんなメッセージを頂いたように感じました。カセドラルのボルテックスの上で、クリスタルを朝日に当てます。リーが作ったターコイズとクリアクォーツのペンダントトップ、去年、イルさんからリーからのメッセージということで頂いた、リーが浄化してエネルギーチャージしたセレスタイト。私が愛用している時計もリーからのもの。朝日と反対側のカセドラルの岩の陰。完全にお日様が昇るまで、私たちは頂上にいて、この祝福をかみしめていました。頂上にはその間、誰一人来ませんでした。きっとこれもリーのお計らいなのだなあ。それから、山を降ります。何度見ても美しいレッドロック。ここにもハートのサボテン 一旦、戻って朝食を取った後、午前中のうちにWest Folk トレイルに行くことにしました。このあたりは、先日降った雪がまだ残っています。ウエストフォークトレイルは、上り下りがなくて、平坦な道なのでとっても楽。何度も川を渡って、トレイルは続きます。インディアンの顔の岩。去年、鷹とブルージェイがいて、奉納した川のそばの岩で再び、おさむが奉納演奏をしました。 Mystical Bazaarで購入した聖なるマカバ、星形正四面体のクリスタル。(この店は、フラワーオブライフのペンダントトップなども売られていました)それからまたトレッキング。かなり歩いて、ほどよく疲れたところで戻ります。この日は、もうすぐ満月。太陽が沈む頃、美しい月がレッドロックの上に出ていました。'太陽と月。そして地球。母なる大地とつながりながら、太陽と月を眺めることができるのは、私たちにとって、何より大きな祝福です。そして、この日の夜はイルさんとフロリダのNさん夫妻と一緒に食事に行きました。この1年半で起こったイルさんの奇跡のお話をたくさん聞いているうちに結局、夜中1時頃まで話し込んでいました。『ここまで来ると、もうブログには書けないのよ」と言われていましたが、ほんとすごいです。完全に天とつながり、母なる地球に奉仕しているイルさんを見ていると、頭が下がります。そして、私は私のやり方で進んでいこう、とたくさんのパワーを頂きました。素敵な出会いに心から感謝です。そして私たちは、次の日、ホピに向かいました。
2011年11月10日
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クリスタルスカルのセレモニーの翌日。朝起きたら、喉がものすごく痛くなっていたので私はしばらく休むことにして、おさむだけ一人でエアポートメサに朝日を見に行きました。前日、食べ過ぎていることと、かなり寒かったこともあって免疫力が弱っていたのでしょう。私の場合、最初に喉に来るのですが、だいたい食べ過ぎと疲れが重なったり食べ過ぎと冷えが重なったりした時に起こります。この風邪の引き始めが一番肝腎なのでその時にちゃんとケアすれば、大抵すぐに回復します。この日の朝は、ベッドの中でマトリックスエナジェティクスをやった後胸腺にしばらくレイキしていたら、おさむが戻ってくる頃には、喉の痛みもなくなり、すっかり元気になっていました(ほんとうは1日絶食して胃腸を休ませると、もっといいのですが旅の間はなかなか)それから、ハイハットホテルの中にあるWildFlower Bread Company というカフェに朝食に出かけます。今回、私たちはセドナにいる間中、毎日、朝食はいつもここで取りました。ここは、比較的安くて、おいしくて、朝食やランチには最適。この日は、あまり食べ過ぎないようスープとサラダだけ。滞在中、私はスープとサラダ、サンドイッチのセットやHumosのセット、おさむはくるみのパンケーキやベジタブルオムレツやフレンチトーストなど食べましたが、どれもおいしかったです。ここからのバルコニーからの眺めはとてもいいので春夏の暖かい時期には、気持ちいいだろうなあ。 さて、この日は、のんびりトレッキング。まだこれまでに行ったことがなかったデビルズブリッジ Devils Bridge に出発です。今朝は、車でトレイルヘッドまで入るのは禁止されていてトレイルヘッドまでダートロードを歩いてゆきます。(ちなみに時間帯によっては、トレイルヘッドまで車で走れますが、かなりがたがた道なので、4輪駆動でないと厳しいです)40分ほどでトレイルヘッドに到着。そこから、さらにてくてく登ってゆきます。ハート型のサボテン & 木の幹の模様 トレイルヘッドから歩くこと40分ほど。デビルズブリッジに到着です。天然の岩の橋。実際、この上を歩いても、けっこう幅はあるので恐くはありません。このブリッジの上は、訪れた人が次々と写真を撮るので、あまりゆっくりできずここで写真を撮った後、少し下ったところまで戻って、素晴らしい眺めの岩の上で、しばらく瞑想しました。心地よい風にふかれて瞑想しているうちに、いつのまにか意識が飛んでいました。気持ちいい~~それから、再びトレイルを歩いて戻ります。予想以上に歩いて疲れたので、どこかで休憩しようと川のあるところがいいね、とレッドロッククロッシングに向かいました。やっぱりここは癒されます~ この日は、クリスタスショップをのぞいたり、ワインを飲んだり(結局、ワインを飲んだのはこの日だけ)のんびり過ごしました。そして、次の日の早朝日の出を見にカセドラルロックの頂上に行くことにしました。旅日記、続きます~~読んでくださって、ありがとう♪
2011年11月09日
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前の日記の続きです。私たちが、朝食のためにダイニングルームに座っていると隣に座っていた一人の男性が「どこから来たの?」と声をかけてきました。『NYからですが、オリジナルは日本です」と答えると彼は日本に何度も訪れているそうで、その時の話を始めます。それで、彼にどこから来られたのかを尋ねると「ホピから」とのことたまたま横に座った人がホピからだなんて、今回、やっぱりホピに行きなさいというメッセージなのかしら?なんて思いながら、彼の話を聞いていました。日本には何度も招待されて訪れたそうで、5年前には日本の首相にも会ったのだそう。(5年前の首相って誰だったけ?とわからなかった私ですが)日本であるお寺に滞在し、そこで過ごした時のことやホピが水の民であり、そのホピの水を巡る様々な出来事など話してくれました。私たちが去年、ホピのカチナダンスを見て感動したことを伝えるととてもうれしそうに、「私たちがカチナダンスで、イーグルを踊る時にはイーグルのスピリットとつながり、イーグルそのものになる。コーンボーイを踊る時にはコーンボーイそのものになる。そこに自分というものは全くない。そして、カチナダンスを見ている人たちもまた、スピリットと同化してゆくのだ」と話されていました。そして、私たちに、指相撲のように手を合わせて行うホピの挨拶の仕方を教えてくれました。「ホピでは3つの世界があると考えている。そして4番目の世界(いわゆる5次元)に行くことができるかどうかは、あなたと私次第(それぞれの親指が支え合っている)という意味なんだよ」それから、そのホピのおじさんは「この13クリスタルスカルのイベントは、一部では単に資金集めのためのイベントであるという批判もある。私もフンバツメンがどういうものか注意して見極めているのだ」というようなことを言われていました。その時は、あまり気にしていなくてふ~んと聞き流していたのですが後から何人かの方にいろんな話を聞くことになります。そのおじさんに名前を尋ねると、おじさんは名前だけでなく住所や電話番号やEメールアドレスを教えてくれてホピに来た時は連絡しなさい、と言ってくれました。さて、朝食を食べ終えて、再びメイン会場へと戻りセレモニーがスタートします。と、ステージ上で、ドランヴァロが二人のホピの長老を紹介しました。そして、その一人が、先ほどのおじさんでした「あの人、ホピの長老だったんだね~」それからその二人がホピとしてのメッセージをお話しています。(私は途中でうとうと眠ってしまって、話を半分ぐらいしか聞かなかったのですが)それからランチ。ランチが終わって、クリスタルスカルの話をAngel Valley の人で古代文明に詳しい研究者が話をしてくれます。そして、それぞれがクリスタルスカルを触ったり、写真を撮ったりしました。そして、あっという間に夕食。このイベントは1日参加の人は3食付いていて感覚としては、さっき食べたかと思ったら、もう次の食事という感じでした。朝食はベジタブルブリトー、ランチはタイ料理夕食は、ベジタリアンハンバーグやマッショポテトや野菜のソテーパンプキンパイなど、ランチをのぞいて手作りで、どれもとてもおいしかったです。たくさんの人たちがこのイベントをオーガナイズするために働いていました。ここに来ている人の多くは、ドランヴァロのワークをしたりいろんなヒーリングワークをされているのでしょうね。夕食の時に席が隣になったオーストラリアから来られたという親子と話をしたのですが、やはりドランヴァロのワークを受けられたそうで温かなハートの人たちでした。ここでは初対面でも、誰とでも完全にハートを開いていることができてとても自然につながれました。夕食の後は、ライブ演奏と瞑想。このライブは、Three Trees というセドナ在住のパーカショニストでこれが、また素晴らしかったです。奈良さんがよく叩いているUFO型のパーカッションを叩きながら会場の人々を誘導瞑想し、この地球から太陽系、銀河系と意識を拡大させてゆくのですが、とても誘導も上手いし、音楽も心地よくて、この誘導で完全に宇宙に行きましたこの方の歌も素敵。シャーマニックなサウンドとともに、テントの天井に幾何学模様や、美しい自然の風景の映像を流しながら、とても美しい舞台です。そして、オーストラリアから来られたタントリックなダンサーが踊ります。彼女は、グアテマラで踊りのイニシエションを受け生まれて初めての踊りの聴衆が、ジャングルだったという方。イーグルのダンスや火のダンスなど、迫力の踊りでした。そして、参加者みんなでのシャーマニックダンスの時間です。会場の椅子を全部片付けて、このダンサーの彼女の誘導に従って土、水、火、風の4大元素を取り入れながら踊ります。これが、本当に楽しかった~~時には波になり、時には火になり音楽に合わせて、感じるままに身体を動かしながらいろんな人たちとエネルギーを交流して、どんどん自分を開いてゆきます。こんなに踊ったのは久しぶり。次の日、絶対、筋肉痛になると思うほど、踊って汗びっしょりになりました。(不思議と筋肉痛にはならなかったのですが)そして、最後は野外でファイヤーセレモニー。火は素晴らしい浄化のエネルギー。みんなのハッピーなエネルギーが夜のセドナに満ちてゆきます。こうして、朝6時すぎから始まったイベントは夜10時頃、終了。楽しい1日はあっという間に過ぎました。さて、ここで別の側面から、このイベントを捉えた情報をお伝えしようと思います。(これをお話する必要性を感じなかったので、書かないでおこうと思ったのですが)最初に、ニューヨークから始まったこのイベントにおいて、私とおさむの最大の疑問は、どれが本物の13のクリスタルスカルなんだろう?、ということでした。ニューヨークで開かれたイベントにあったクリスタルスカルは確か17、8個あったし、セドナでは、いくつステージに置かれてあったのかもよくわかりません。その中の、どれが13個のクリスタルスカルであるという説明は一度もなかったしクリスタルスカル自体は、世界中に何百とあるそうでなのですがどれが本物の13のクリスタルスカルなのかわかりませんでした。でも、セドナに来てわかったことは、「本当の」13のクリスタルスカルは、まだすべては集まっていないという事実。「13個がすべてが集まり、今、マヤの叡智が蘇る」ということで開かれたわけではなく、そこに大きな誤解がありました。(このあたりは曖昧にされていたように思います)ではなぜこのイベントが行われているのかというとクリスタルスカルとマヤの予言の関係がわかって、今、セレモニーを開くことがこれからの世界にとって、重要だということがわかったからであり母なる大地への癒しのためである、ということ。でも、マヤの長老の中のリーダーであるドンアレハンドロと親しいイルさんや後日、ホピの長老ルーベンから直接話を聞いたことはドンアレハンドロ長老は、このイベント(というよりフンバツマン)を認めてはいないということでした。フンバツマンは、ドンアレハンドロやマヤのメインの長老たちから単にビジネスマンと見なされ、見放された人物であるということ。つまり、資金集めのためにこのイベントを開いたのではないか、ということ。でも、果たして物質文明の終わりと新しい世界への道を説く人が資金集めのためだけにこんなイベントを開こうと思うのか、私にはわかりません。参加費の144ドルは、3食付いて、けして高いとは感じなかったし多くの人がこのために働き、場所代やまたフンバツメンやガーディアンたちが巡礼の旅をすることを考えるとそれほどプラスになるとは思えないということもあります。たとえ資金集めにしても、それを何に使うのかが大切であってマヤの叡智を広めるためや、人々の意識を高めるために使われるのなら、それはそれでいいですから。そして、そのフンバツマンを信頼しているのは他でもないドランヴァロ。これについてもいろいろな見方がありますが、真実はわかりません。ドンアレハンドロ長老は、とても素晴らしい叡智の方です。でも、人にはそれぞれの真実があり、これが正しい、間違いと二元的に捉えることはできないと感じるのです。確かに、正直に言うと、フンバツメンの話は(話の内容そのものよりエネルギー的になのですが)私たちのハートに響いてくるものではなくて(だから眠たくなったのかなあと)このセレモニーの中で、一番ハートに響いたのはラコタ族の祈りの歌でした。もちろん、ライブやシャーマニックダンスは、とても楽しかったのですがセレモニー自体は、マヤの本当のセレモニーとは違うのかもしれません。でも、例え、どんな意図でこのイベントが始められたとしても私たちが感じたのは、このイベントに集まった人たちは母なる大地を敬い、新たな世界へ光を流していこうという人たちだったということ。もちろん、みんなと話したわけではないですが人々の表情やエネルギーからそのことを感じれます。全体的にとてもいいエネルギーが流れていました。そして、このイベントの別の側面を知れたことも、やはりとても大切なことでした。ともすれば、盲目的になってしまう可能性もありますから。今回、本当にハートだけで生きているイルさんやルーベンと、じっくりといろんな話ができて、それを知れたことに、とても感謝しています。だから、このイベントに参加できたことも感謝。私とおさむにとっては、ドランヴァロが参加していなかったらこのイベントには参加していなかったのは間違いないしそうなると、この旅自体も行っていなかったでしょう。そして、この旅は、本当に私たちにとって必要な旅だったのです。この旅を通じて、真にハートに生きるということが、一体どういうことなのか?様々なレベルから感じることになりました。そして、この日、私たちは、今回の旅でホピに行くことに決めました。この朝、あの長老と隣り合わせになって話を聞いたことは私たちがホピに行くきっかけをくれた出来事になりました。結局、今回、その長老とは会わず、また別の視点からこの長老のことを知ることになるのですが、その話はまた~
2011年11月08日
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11月7日。13クリスタルスカルのセレモニー当日。朝4時すぎに目覚めると、外はかなり雨が降っていました。天気予報は、雨となっていたのですが私たちはこれまでのセドナで、雨が降ったことがほとんどなかったためほんとうにこんなに雨が降るということが、全く実感できておらず傘も雨ガッパも何も用意していませんでした。しかもかなり寒くて、身体はシンシンと冷えます。セレモニー会場がどうなっているのか、全くわからなかったのでとりあえず傘をどこかで調達しようと出かけましたが、その時間にあいていたガソリンスタンドのグロサリーショップには傘も雨ガッパも置いておらず。セドナは、あまり雨が降らない土地なので、その辺のショップには傘は置いていないのですね。仕方なく、雨の中、車を走らせて、現地に向かいます。会場のAngel Valley までは、途中からダートロードをしばらく走ります。と、入口に到着すると、雨の中、係りの人が立って、「ようこそ、Angel Valley へ」と笑顔で言いながら、駐車場の案内をしていました。こんな朝暗い中から、多くの人たちがこのために動いているんだね~、と感謝して、車を停め、受付のテントまで歩いてゆきます。車を走らせている間は、どしゃ降りだったのに、運良く、車から降りる時には、ほとんど傘が必要ないぐらいの小雨になっていました。今回のセレモニーの参加者は400人以上ということでしたが、メイン会場のテントは、すでに人で埋まり始めていました。私たちは、ステージに向かって右側の前の方に座ったのですが気づくとすぐ近くのステージ横にドランヴァロがいます♪すでに何人もの人に囲まれていて、みんなドランヴァロに挨拶をしようと集まっています。私たちも、さっそく彼の近くに行きました。ドランヴァロは、ほんとうにスイート一人一人としっかりと向きあってハグして、話をしてくれます。私は何を話したかよく覚えていないのですがおさむが「あなたのやってくれたすべてにありがとう」と言うととっても温かな優しい目で「こちらこそありがとう」と言ってくださって合掌しそれから、それぞれとしっかりとハグしてくれました。ちょっと疲れた感じもあって気になったのですが(後からドランヴァロと親しいイルさんに最近、とても大変であることも聞きました)とてもピュアで優しいエネルギーでした。きっと、彼はすべての人に対して、純粋なスピリットの部分だけを見ている人なんだなあと感じました。そして、一緒に写真を撮ってもらいました♪もうこれだけで、ここまで来た意味はあったね~と感激。ドランヴァロは、写真を撮る時に、私たちの肩に手をまわしてぎゅ~としてくれます。イルさん曰く、「あれでみんなすっかりメロメロになっちゃうんだよね~」とのこと。そりゃ、あのドランヴァロにギュ~とされたら、男も女も参ってしまいます。ああ、幸せ~一応、おさむとの写真も載せとこう。(載せとかないと、ひがむからね)今回始めて知ったのですが、イルさんは、15年ぐらい前からドランヴァロと親しく、最初の頃のフラワーオブライフのセミナー会場は、イルさんの家だったそう。後日、イルさんの家に遊びに行った時に、ドランヴァロからもらったというフラワーオブライフの額がリビングにありました。今もドランヴァロとよく会うのだそうで、彼のいろんな裏話も聞けてとてもおもしろかったです。ステージのフラワーオブライフ。さて、朝6時半から、東西南北の4方向に祈りを捧げ、セレモニーがスタート。始まりにドランヴァロがスピーチしました。ドランヴァロと光るクリスタルスカル。まず最初に彼が話したのは「この場所を今回セレモニーの場所として選んだのは、ここに癒しが必要だからです。みんなも知っているように、James Rayの事件で多くの人たちが傷つきました。今もなお、多くの人たちが傷ついています。だから、この場所とセドナに癒しが必要なのです」ちなみに、ジェームスレイの事件というのは、2年前にこのAngel Valley で起こったスウェットロッジの事件です。スウェットロッジは、ネイティブアメリカンの聖なる浄化と再生のセレモニー。ロッジ内は密封され、焼けた石に水をそそいで、サウナ状態になるのですが、ロッジは完全に自然のものから作られています。でも、ジェームスレイが行ったスウェットロッジには、ビニールのような合成の素材のものがかけられていて、それが高熱で溶けて、有害物質を出し参加していた何人もの人が病院に担ぎこまれ、2人が死亡してしまいました。伝統的なやり方で、シャーマンがきちんと行えば何も問題はないのですが、それに対する敬意のないやり方で行ったために、多くの傷を残す結果になってこの事件で、直接関係していた人だけでなく、ネイティブの人たちにも大きな影響が及びました。セドナでは約1年間、スウェットロッジが禁止され、今も、厳しい審査が必要になっているそう。ご存知のようにジェームスレイは、あの「シークレット」の一人。先日のハートのワークショップで、ロンもあの事件について「マインドで豊かさを生み出した例の一つだ」と語っていました。マインドから豊かさを生み出せば、必ず闇の部分も生み出すのです。そして、今回、その事件が起きたこの場所を、今回のセレモニーに使うということにとても心を動かされました。普通ならそういう場所は避けようとするでしょう。でもセドナを愛するドランヴァロは、この土地を癒し、セドナを癒すためにあえてここを選んだのですね。それから、彼は先日、Lilouのインタヴューで語ったことを話しました。ごく最近になって、ロスのある小さな美術館にマヤの予言書があることがわかったのですがそれらは膨大な量であって、それをすべて写真に収めてマヤで分析しようという計画なのだそう。それに関して、法的な処置だとか、資金だとか、いろんなことがあり今日のセレモニーの参加者の中で、ヘルプできる人は申し出てほしいと言われていました。ドランヴァロ曰く「こういうことは、必要な時にそれにぴったりな人が現れるものだからその人を待っているのです」ドランヴァロのスピーチの後は、ニューヨークで行われたようにフンバツメンとクリスタルスカルのガーディアンたちが登場します。フンバツマンのお話の後、2人のラコタ族の若者が太鼓を叩きながら祈りの歌を捧げます。ニューヨークでもそうだったのですが、この二人の歌が、セレモニーの中で一番心に響きました。彼らのピュアなエネルギーがハートに届いてきます。こちらは、フンバツメン。彼が話しだすと、なぜか私もおさむも、ものすごく眠くなってしまうのですが。ここで出会った日本人は、私たちの他は4名だけでした。一人は、セドナに住むドランヴァロのワークのファシリテーターであるYさんそして、ニュージャージー(NYの隣)から来られたというTさんそして、以前、NYで私のレイキのクラスを受けてくださって、その後、NYからフロリダに移られたNさんご夫妻。今回、すごいシンクロの連続で、たまたま私と同じ日にNさんも私もイルさんと会う約束をしていて(お互い知らずに)それが旅の直前にわかって、このセレモニーでもお会いできることになったのでした。こんな場所で再会できて感動♪朝一番のセレモニーの後は、朝食です。ここAngel Valleyは、スピリチュアルなリトリート施設で、広大な敷地内に、ラビリンス(迷路)やボルテックスやメディスンホィールなどがありそれぞれに天使の名前がつけられています。こちらは、昼すぎに撮った写真。ラビリンスは、歩くと、けっこう長いです。人数が多いので、あちこちの場所に分かれて朝食を取ります。私たちは、Angel Valleyのダイニングルームでの朝食。さて、そこでのお話は、長くなってしまうので、また次回~~(と、朝食までのことしか書けなかった~~)
2011年11月07日
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今日(11月12日)セドナからフェニックスそして、ニューヨークに戻ってきました。家に着いたのは、夜中1時近くです。今回はまさにハートの旅でした。予想もしていなかった祝福がたくさんあり、そして素敵な人たちとの出会いを通じて、ハートに生きることについていろんなレベルで感じさせられた旅となりました。いつものように、ぽちぽち旅日記を書いてゆきますのでもしよろしければ、どうかお付き合いくださいませ~初日。セドナに到着してすぐに前回と同じく、まずはエアポートメサに挨拶に向かいました。エアポートメサは、セドナが一望できるボルテックス。ここは私たちにとって、セドナで最初にご挨拶に向かう場所です。頂上には数人いました。私のお気に入りは、頂上から日の出の方角の方に下に降りたところ。そこに座っていると、もう頂上からの人の声も聞こえてこなくて静かにこの場所と向かいあうことができます。ここからの景色は、何度見ても心にしみます。そこでタバコの葉をまいて、この聖なる土地セドナにご挨拶し祈りを捧げました。エアポートメサからの風景。(ここからの同じ写真を、これまでの旅でもたくさん撮っているけれど)ここから眺めるベルロック。エアポートメサの頂上。私たちにとってセドナは、もはや癒されるために行く場所ではなくて上手くは言えませんが、この大地とつながり、こうして祝福を受けていることへの感謝を捧げるために行くという感じです。だから、特にここで浄化やヒーリングをしたいと思っているわけではないのですが、エアポートメサに着いて、すぐに全身のエネルギーが変わってゆくのを感じました。私もおさむも前日ほとんど寝ていなくて早朝の飛行機だったこともあって、それほど体調がよかったわけではなく、私はフェニックスからのドライブで胃のあたりがちょっとむかむかしていたのですがここに座っているだけで、それが消えてゆき、全身にエネルギーが満ちてきます。やっぱりここのエネルギーはすごいんだね~♪とあらためて二人で言い合いました。そして二人でマトリックスエナジェティクス。ボルテックスの上でのマトリックス、気持ちいい~曇り空でしたが、夕日が赤くセドナの街を照らしていきます。この日は、無理をせず、次の日の早朝からのセレモニーに備えるために早寝しました。今回の旅はこのセレモニー以外は、どこに行くかほとんど予定を決めていなかったのですが、それが結果的には、その日の直感に従って動くことができて、とてもよかったです。さて、そのセレモニーのことは次の日記で。とても長くなりそうです~~
2011年11月06日
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さて、最後の日、フェニックスで1泊した私たちは、次の日の朝フェニックスを経ち、NYにその日の夕方5時には到着の予定でした。ところが、なんとその飛行機に乗り遅れてしまい、大変なことに乗り遅れた理由が、おさむが飛行機会社を間違えたこと。今回、飛行機の手配もすべておさむに任せていたので私はチェックさえしなかったのですが当日、レンタカーを返却し、空港内のバスに乗りデルタ航空のターミナルでおさむが降りようとした時ふっと、私の中から「本当にここでいいの?」という声が聞こえたのです。でも、まさか飛行機会社をおさむが間違えるわけはないだろうし、私の考え過ぎだ、と思い直し、何も言わず降りてカウンターでチェックインしようとしたらデルタではなくエアアメリカであることが判明。ああ、やっぱり~という感じでした。本当にこの旅では、こんなことがよく起こりました。このことからのメッセージは一体何かしら?これまで何でも自分で調べる私にとって今回の旅は、おさむに任せることを学ぶ旅でもありました。でも、実際こういうことがよく起こったというのは、任せたつもりでいて、どこかで、完全におさむの選択を信頼しておらず「すべてをおさむに任せておいて大丈夫かしら?」と私の中にそんな気持ちがあったために実際に任せられないと感じるようなことが起こったということなのかも?そんな風にも感じました。その後、急いで、ターミナルを移動したのですがぎりぎりで42分前のチェックイン時間に間に合わずあいにく、その日はNY直行便は、すべて満席とのこと。次の日16日の便にするように言われたのですが、16日は午後からセラピーの予約が入っていたので何としても16日の朝までにNYに戻りたいと言っていろいろ検討してもらった結果、フェニックスからサンディエゴ行きの便に乗りサンディエゴから乗り換えて、シャーロットへ行き、そこで再び乗り換えて、NYのニューアーク空港に到着の便に乗る事に。15日の夕方5時到着の予定が16日の朝10時に到着という18時間遅れ。しかも、私たちの荷物だけは、NYのJFK空港に行ってしまっていたのでした。今回は、ほんとうにいろんな祝福を受けた旅でしたが、一方でこんな一見困ったハプニングが起こるのも旅のおもしろいところですね。乗り継いで、空港でも何時間も待って大変だったものの終わってみれば、やっぱりいい想い出になるのが不思議。おさむにとっては、この最後の18時間があったことでゆっくりと内観できて、いろいろ反省することもあったとのことでよかったみたいです。本当に旅は人生そのものですね。ということで、こちらはちょっと番外編。タオスにて、私がホテルで休んでいる間におさむが一人で訪れたカジノでの写真。オーブがたくさん写っています。パワースポットで浄化やエネルギーチャージしたせいかNYに戻ってから旅疲れは全くなくその日からずっと、セッションやレイキのクラスが入っていますが、不思議なくらい元気。そして、自分がしっかりグラウンディングできている状態なのを感じています。今日は旅から戻って9日目。久々のオフの日でした。ちょうど、この旅日記も今日で終わるので、一区切りです。今回の旅は、感動の連続♪リオグランデでの奉納演奏ホピのカチナダンスカセドラルロックでのウェディングエアポートメサでの虹リーの一周年セレモニーたくさんの祝福を受けて、感動で何度も泣きました。こんな感動の旅をすることができて、旅で出会った方たちにもそして、これまでつながってくださっているたくさんの方たちにもそして、見守ってくださっている大いなる存在に感謝で一杯です。ありがとうございます20回に分けて綴ってきた、ニューメキシコ&アリゾナ旅日記を読んでくださった方々、ありがとうございます。これからもまた遊びに来てくださいね。らぶ☆エアポートメサにて。
2010年05月24日
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ニューメキシコ&アリゾナの旅 12日目。セドナ6日目。この日は、セドナ最後の日。セドナ最後の日に、リーの1周年のセレモニーに立ち会うことができるなんて本当にすごいタイミングだったのだなあと感激です。私たちは、朝、オーガニックスーパーのフロンティアで、リーに捧げるためのお花を買った後キムをピックアップし、イルさんの家に向かいます。キムは、とってもフレンドリーな人で、道すがらアントンとの旅のハプニングや彼女にとっての旅や音楽のことなど、率直な話を楽しく話してくれました。イルさんの家に着いた後、アントンの車と2台の車に分かれて、カセドラルロックへ。それから、5人でカセドラルロックを登ります。と、キムとアントンは、植物大好きな2人。2人は、例え、車に乗って走っていて、どんなに飛ばしていても、花を見ると、急停止して、2人で花に突っ込んでいって匂いを嗅ぐのだそう。このカセドラルロックのトレッキングでもお花を見る度に、必ず、身をかがめて、そのお花を嗅いでいる姿が微笑ましい♪そんな2人のおかげで、のんびりペースの登山。イルさんがこの木の下がボルテックスです~と教えてくれてみんなでしばらく、この木の下でエネルギーチャージ♪ネイティブアメリカンの太鼓や笛を持って登るおさむ。左からイルさん、キム、おさむ、アントン。トレッキングの終了地点。そこからさらに登って、頂上へ行きます。イルさんが、岩の上に祭壇を作りました。セージとパロサントで浄化した後おさむがリーのための演奏を行い、イルさんが最初に花びらを撒いた後でみんなで花びらを撒きます。 「リーありがとう~」「リー愛しているよ~」祈りを捧げ、リーに愛を伝えるイルさんの姿を見てこの場にいることができた感動で涙が止まりませんでした。私もリーに感謝と愛を伝えます。リーが私たちを1周年に呼んでくれた。そのことが本当にうれしくて、リーに何度もお礼を言いました。イルさんは、リーの1周年のことをセドナに住んでいる方に誰にも言わなかったそうですがリーがきっと必要な人を準備して呼ぶのだろうと、わかっていたのだそう。肉体を去ってなお、リーはいつもイルさんにメッセージを送り続け、それをしっかり受け取っているイルさん。2人の深い絆を感じます。イルさん曰く『どんなことでも、ここでリーに頼んでおけば叶えてくれるよ~」というので、私とおさむが、これからも豊かで幸せな人生でありますようにそして、光を持ち続けて、多くの人に貢献できますようにと祈りました。そして、まずは「おさむが彼にとって必要な新たな仕事を見つけることができますように~」とリーにお願いしておきましたセレモニーの間、誰も頂上に来ませんでした。さすが、リーがちゃんとセットアップしているのねそれから、おにぎりタイム。この日の朝、おさむが5人分のおにぎりを作っていました。もう旅も終わりで、NYから持ってきたお漬け物やしょうがみそなどは全部使ってしまって、うめぼしだけしか残っていなかったのだけどそれでも、やっぱりこんなところで、みんなで食べるおにぎりは最高においしい。それから山を降ります。イルさんが、来た道を戻るのではなく、反対側から降りる道を案内してくれます。途中までは、けっこう急な坂。途中からの眺め。この日の様子をイルさんがブログに書かれています。 『Lipo 1周年アニバーサリー』残念なことにこの写真には、斑点がついているのだけれど、5人で写った唯一の写真。セドナでの最後の食事は、イルさんとオーガニックベジタリアンレストランのchocolate Treeへ行きました。セドナで私たちが行くレストランと言えば、ここか同じくベジタリアンのDlish。両方とも、とてもおいしいですがDlishは、ベジバーガーでも、いろんな種類があって、どれもおいしい。レストランというよりカフェという感じの小さな店ですがこんな手軽でいておいしいベジタリアンの店が、NYにないのが残念。今回のセドナ滞在中は、毎日、この2つのレストランを交互に行きました。今回、イルさんといろんな話がゆっくりできて、本当によかった。彼女といるだけで、愛のエネルギーに満たされます。そして、おさむと私にとって、またいろんな学びもありました。それから、私たちはイルさんと別れ、インディアンショップで最後の買い物をした後セドナを出発し、フェニックスに向かいました。この車の中で、私は急激に身体がだるくなりぐあんぐあんしてきました。2006年に、カセドラルロックに登った時も、降りた後、いきなり吐いたりとすごい浄化が起こったのですが今回も、かなりボルテックスのエネルギーが来ていたようです。長くなったので、最後に旅日記、もう一つアップします~
2010年05月20日
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前回の続きです。コートハウスを出た後、ボイントンキャニオンへと向かいます。ここは2006年に一度訪れた時もそうだったのですが、この周りのトレイルでも、手がびりびりとして強いエネルギーを感じます。左側がカチナウーマンの岩。あともう少し。カチナウーマンのふもと。洞窟のようになっていて、瞑想にはぴったりの場所前回もそうだったのだけれど、この穴の中の棚に、石を置きたくなります。トレイルには人がけっこういたのですが、ここまでは、私たちがここにいる間、一人も来ませんでした。おさむがセージやパロサントを焚いた後しばらく、それぞれ静かに瞑想します。気持ちいい~~これはカチナウーマンからの眺め。2006年に訪れた時より、ふもとの建物が増えている感じがしました。カチナウーマンのふもとに座るおさむ。こちらはおさむの写真。私のカメラは、旅の間、中にゴミが入って、空を写すと、黒い斑点が目立って写真のほとんどをカットしなければならなかったので、空はあまり写せず残念。さて、この日の夕方からは、ある小さな教会でイルさんのお友達がコンサートをするということで見にいくことになりました。早めに教会に着いて、イルさんにお友達のお二人を紹介してもらいます。キムは、カナダ出身のシンガーでとても美しくて素敵な方。彼女の愛に満ちたエネルギーはきっと誰もが好きになることでしょう。私たちも、すぐにキムが大好きになりました。アントンの方は、シャスタのスピリチュアルなイベントウエサク祭を主催している人とのこと。そんなスピリチュアル系?の感じの人とは違ってちょっと落ち着きない感じなのですが、それがまたユニークでおもしろい。2人で車で旅しながら、いろんなところを演奏ツアーしているのだそう。教会にだんだん人が集まってきました。若い人もいますが、ほとんどは、この地元に住んでいるおじいちゃんやおばあちゃん。それが、またみんないい感じなのです。私たちの後ろに座っていたおばあさんが、おさむをトントンと叩いておさむが振り向くと「あなたペルーに行ったことがあるでしょう?」と言います。おさむが「え?そうですけど、どうしてわかったのですか?」と答えると『サイキックよ』とにっこりおさむがオオ~と目をまん丸にして、こんな普通のおばあさんもサイキックだなんて、さすがセドナ~なんて思っているとそのおばあさんは、おさむのペットボトルホルダーを指差して「これよこれ」と言って、けたけた笑っています。そう、そのおさむのペットボトルホルダーはペルーで買ったものなのでした。茶目っ気たっぷりのおばあさんですそんな感じのきさくなオーディエンスを前にキムとアントンのライブが始まりました。キムが最初に、彼女の飼っている犬の話をします。その犬は、最初にアントンに出会った途端「もう会いたかった~」という感じで飛びついていったのだそう。人間も、そんな風に、出会った瞬間に抱き合うことができたらいいね、とキムは言った後、会場のみんなで「よくここに来てくれたね~」とお互いハグし合おうということになりました。近くに座っている人たちとハグし合います。それだけで、会場は愛のエネルギーで充たされてゆきます。2人の音楽は、インドマントラ系ニューエイジ+カントリーという感じ。例えて言うなら、ヨガミュージックのDave Premalにカントリー要素を加えたような感じかしら。私はキムを見ているだけで、幸せな気分になりました。アントンは、タブラが上手くて素晴らしい♪会場のみんなでマントラを唱えて歌ったり、2人に合わせてシェーカーやマラカスを鳴らしたりして、2時間のライブを楽しみました。次の日、私たちは、イルさんと一緒にリーの一周年セレモニーにカセドラルロックに登る予定だったのですがキムとアントンも一緒に来るということになり5人でのセレモニーとなりました。素敵な方たちと出会ったり、思いもかけなかったイベントに参加できたり予想外の素敵なことがたくさん起こって、ほんとうに幸せな旅でした。ありがとう~まだ続きます~~
2010年05月19日
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ニューメキシコ&アリゾナの旅 11日目セドナ5日目。この日、おさむがモンテズマの泉に行きたいというので朝から、セドナから車で30分のモンテズマを訪れます。あいにくの曇り空で、きれいに写りませんが深いエメラルドグリーンのモンテズマウェル。この泉は、今も湧き水が出ており、石灰岩を通過して出てくるため二酸化炭素を含む水質になるのだそう。年間を通じて、水温が25度Cと安定しているという不思議な泉。古代ネイティブアメリカンのシャーマンたちがセレモニーを行った場所だそうで、遺跡も残っています。 NYのリスとは違う種類みたい。リスって、こんな風にお花をかじるのね。それからおさむが、この泉に近いモンテズマの遺跡の方も見たいというので、出発します。ところが、遺跡の方に行くつもりでいて、高速の反対方向の道、セドナに戻る方の道を選んでしまいます。何となく、今回は遺跡には呼ばれていないようなので、流れに従って、モンテズマの遺跡には行かずおさむは、途中で、事前に調べていたビーバークリークトレイルというトレイルに行きたいというので、そこに寄ってみることに。トレイルの入り口に駐車して、トレイルを歩き出します。が、私の内なる声が、今日、私たちが行くべきところは、このトレイルではない、と伝えてきます今日はここではなく、別のところに行った方がいいと感じるのです。おさむにそのことを伝えますがおさむは「この先にクリークがあるんだよ。歩き出したばかりだから、もっと行ってみよう」と行く気満々。実は、旅の間中、私はかなり直感的な能力が高まっていて間違った方向や場所に行くと、必ず何かが違うという感覚がありました。今回、旅の下調べをしたのはおさむで私はほとんど何も調べていなかったので、その感覚には何の根拠もないのですが、ピンと感じるのです。サンタフェやタオスでも、またチャコでもおさむが、ある方向に行こうとして、私が直感で「こっちじゃない?」と言ってもおさむが聞かないで、そのまま進んだらやっぱり私の言った方が正しかったということが何度も起こりました。このトレイルも、きっといいところなのでしょうが今日は私たちは別のところに行った方がいいという感覚に間違いないと感じていました。でも、おさむは、納得できないようなので、それじゃあ、筋力反射テストでおさむの潜在意識に聞いてみよう、ということになりました。Fay Canyonも、他のところも、それで調べて、結果とてもよかったのでそれでもし、イエスだったら、私も黙ってついていくことにしようと。それで、テストで調べてみたらやはり、ビーバークリークトレイルは、ノーと出ました。おさむは行く気満々なのに、身体(潜在意識)ではノーという答えが出てくるのが、やっぱりおもしろい。そして、今日は、コートハウス、そしてボイントンキャニオンに行くべきだという答えが出てきました。また、3日前に工事中で入れなかったデビルズブリッジに今日は行けるかどうか聞いてみると「そこは入れない」という答えが出てきます。(実際に、後で通りがけにデビルズブリッジに寄ってみたら本当にまだ工事中で、トレイルは入れませんでした)ということで、おさむの潜在意識がノーと言っているのですからおさむもビーバークリークはあきらめて私たちはコートハウスに向かいます。コートハウスの駐車場で再び、テストしてみたらコートハウスの上のトレイルではなくコートハウスのふもとへ行け、と出ました。コートハウスの目の前の開けた場所。ここでおさむと私は腰を降ろし、セージを焚いて、おさむは奉納演奏を行います。コートハウスもボルテックス。エネルギーで、髪の毛が全部逆立つような感覚。おさむが演奏している間、誰一人も来なかったのに、演奏が終わった途端何人かの人がやってきました。こういう時のタイミングは、不思議と完璧なのですね。こちらはコートハウスの隣にあるベルロック。ベルロックの駐車場にて。コートハウスをおとずれるのは、今回初めて。これで、最初のイルさんとのガイドツアーでメディスンウイール、瞑想の岩、カセドラルロックセドナピラミッドというレイラインでつながっているポイントを周り、最後にコートハウスに来て、レイラインでつながっているポイントを今回の旅で訪れることができました。やっぱりここに来てよかった~とおさむも満足していたのでよかった私たちは、次の日にはカセドラルロックに登る予定だったのでコートハウスに来ることができるのは、この日だけでした。やっぱり、筋肉反射テスト、あなどれないな~そして、それから私たちはボイントンキャニオンへと向かいます。その続きは後で~♪
2010年05月18日
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前回の続きです。Fay Canyonから戻って、くたくたに疲れ果てた私たちはカフェで休んだ後、のんびりお店を見て回ってショッピングします。普段、NYにいると、買い物に出る気はなかなか起きなくて何か必要なものがある時だけしか、マンハッタンにでないのだけれど旅の場では、いろんな店を見て回るだけで楽しい♪もし同じものをNYで見つけても、買わないだろうな~というようなものをつい買ってしまったりもしますそうしているうちに、2人ともすっかり元気回復ちょうど夕日の時間になったので、エアポートメサに夕日を見にいくことにしました。今回のセドナの滞在は、エアポートメサのすぐ近くのSky Ranch Lodge。値段も手頃でとてもよいホテルでした。こちらはエアポートメサとホテルの間にあるビューポイントからの眺め。エアポートメサは、4大ボルテックスの中でも駐車場から数分登ればすぐに頂上でアクセスしやすいので、これまでも何度も訪れていますが今回の旅では、この日で2回目。最初の日の朝、朝日を見に行ったときには、私たち以外は一人もいなくて、いつも人が多いエアポートメサでは珍しいね~と言っていたのですが、この日の夕方には、さすがにたくさんの人が夕日を見にきていました。エアポートメサの頂上付近の木。セドナに来る度に、この木が迎えてくれるみたい。 もうすぐ、日がおちるね~という時、小雨が降りだしました。天気雨のような感じで、雨はすぐにやみます。と、空を見上げると、雲の下に虹!!実は、つい先日、私たちは『この旅で虹を見てみたいね~』と言っていたばかりだったのです。すごい天は本当に願いを叶えてくれたんだね。感動で胸が一杯になります。この旅で受けた、たくさんの祝福が、ありがたくて。とおさむが、またわ~~と泣き出しました。それにつられて、私もわ~~んこれまで、おさむは私の前でさえほとんど泣かない人だったのに、最近は、素直に感情を出すことができるようになったせいかこの旅では、こんな風に思いっきり泣くことが何度かありました。感動のままに泣けるのって、いいですね。(私は前からすぐに泣く人だけれど)最高の祝福を受けながら、エアポートメサで夕日を見ることができました。それから、セドナのブリューワリーにおさむが行きたいというので行くことに。私はボルテックスのエネルギーを受けたり、リバーシングした後なのでなるべくアルコールをさけた方がよさそうだったのでおさむのビールの味見をしただけ。でも、おいしい♪トカゲくんも飲みたそう?(このトカゲくんは、この日のショッピングでおさむが買っていたもの)セドナではトカゲはしょっちゅう見ます。とってもすばしっこい。それと、今回の旅では、小さなうさぎに何度も出会いました。トレッキング途中のとかげくん。さて、ニューメキシコ&アリゾナの旅も残すところ、あと3日ほどになりました。いつも、旅日記におつきあいくださっている方々、ありがとうございます。あと、もう少し、旅の日記におつきあいくださいませ~~
2010年05月17日
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ニューメキシコ&アリゾナの旅 10日目セドナ4日目セドナには、たくさん素晴らしいところがあります。もちろん、有名な4大ボルテックスもそうですが、その他にもあちこちにボルテックスはあるし、トレイルも多いし、オーククリークの川や聖なる泉などあそこも行きたい、ここも行きたい、となるのですが、やはり、その時、その時の私たちに必要なところに導かれていくのですね。さて、4日目のこの日、私たちは、朝、ホテルで、今日はイルさんが教えてくれたFay Canyon のトレイル に行くべきか、それとも前にも訪れたボイントンキャニオンで瞑想するか、それともモンテズマというネイティブの遺跡に行くべきか、と迷っていました。直感でピンと来ない時は、潜在意識にどちらに行くのがいいか、はっきり聞いてみるのが一番♪ということで、今回はキネシオロジーの筋肉反射テストを使って、おさむの潜在意識に、私たちがこの日、どこに行くのがいいかを聞いてみました。出た答えは、この日はFay Canyonのトレイル私たちの表の意識としては、昨日もおとといもトレイルで歩いたのでこの日は、トレイルではないのかな?と思っていたのですがどうやら、潜在意識はそうは感じていないようです。おさむが「Fay Canyon だけってこと?Fay Canyon に行った後、ボイントンキャニオンかモンテズマに行けないかな~」というので、また筋肉反射で聞いてみると、この日はFay Canyon だけに行く、と出ます。ふ~ん、そうなんだ~今日はFay Canyonのトレイルだけなのね。とその時は、2人とも半信半疑だったのですが、後で、そのことの意味がわかったのでしたさて、Fay Canyon のトレイルは、とても気持ちいい森の中のトレイルイルさんが、Fay Canyon のトレイルは、West Folkのエネルギーと似ていると言っていたのがよくわかります。とてもやさしくて、暖かなエネルギー。途中でイルさんが教えてくれた、Fay Canyonの橋に続くという道を見つけたので、また筋肉反射テストをして、どちらに行くか決めます。結果は、橋の方には行かず、このままトレイルを行くと出たので、そのままトレイルに添って、歩きます。トレイルは約1時間ぐらいで終点らしき巨大な岩のふもとに辿り着きました。トレイルを歩いていた人たちのほとんどは、ここから引き返しているみたいですがここからが、イルさん直伝?のけもの道トレッキング実は、このFay Canyonの奥に、女性性エネルギーの場所があり女性性の解放に素晴らしいということをイルさんから聞いていたので、それはぜひそこまで行かねば~となりました。が、正直、ここを登りはじめた時ぐらいまではここまでハードなトレッキングになるとは予想もしていませんでした。上からトレイルの最終地点を見下ろしたところ。おさむが今、登ってきています。まだまだこれからです~ 一つ山を登ると、ひらけた場所に出ました。もうすぐ終わりかな~と思いきやそこからが大変。だんだん薮をかきわけ、岩を上り、かなり、ハードなトレッキングになってきます。植物たち。ここだけサボテンが群生していました。気がつけば、かなり歩いています。たぶん、この写真の一番右の突起の岩から歩いてきたのでしょう。(イルさんに確認していませんが、入り口に男性性エネルギーの岩があるそうなので、その岩かしら)ずっと上りだったのですが、途中から一旦山を降ります。ここを行っても、またちゃんと帰って来れるのかしら?と思ったのですが、ここまで来て引き返せば女がすたりますトレイル終了地点からの山歩きでは行きも帰りも、誰一人も会いませんでした。女性性エネルギーの岩が遠くに見えてきました。女性性の岩に向かって、最後の岩を登るおさむ。そうして、とうとう、その場所に辿り着きました~~女性性エネルギーの岩。(女性のあそこの形になっているのがわかるかしら?)いや、もうすごい場所でした。遥かむこうに、私たちが最初に登ってきた岩が見えます(写真、真ん中の突起の岩)よくこんなところまで来たなあ。でも、とても穏やかなエネルギーの場所です。岩の上に敷物を引いて、セージとパロサントを焚きます。 私たちは、ここでリバーシングワークをすることにしました。私は、旅の前に、セドナでリバーシングワークをするというメッセージがふっと降りてきたのですがその場所はボイントンキャニオンなのか、カセドラルロックなのか、はたまた別の場所なのか、わからなかったのです。このFay Canyon は人が誰もいないし、しかも、女性性エネルギーの岩。これは、リバーシングを行うのに最適の場所♪さて、そのフェイキャニオンの奥地でのリバーシング、これがまたすごかった~。そのことを書くと、またかなり長くなってしまうのでまた別の機会にアップすることにしますがとにかく、私はこれまでになく、いろんな感情が出てきて思いっきり泣きました。でも、リバーシングの間中、守られているという幸福感に充たされていてとても不思議な感覚でした。おさむがその間おさレインスティックやベル、シェーカーなど鳴らしてくれて、その時の私の感情とぴったりと合っていました。最後のおさむのネイティブアメリカンフルートの時は音が身体に染み込んでくる感覚で、幸せでぼろぼろ泣きました。小1時間のリバーシングが終了し、もうふらふら状態。でも、とてもすっきりしていて、心地よい疲労感に包まれていました。しばらく休憩した後、今度はおさむがリバーシングを行います。彼の場合は、手は例のごとく、ひきつっていましたが今回は感情は出てこずただお母さんの子宮の中にいるような感じで静寂の中にいたい、そんな感覚になったそう。こうして、2人のリバーシングが終了した後おにぎりを頂きます。ああ、このまま、ここにずっといたいかもトレイルを歩きはじめてから、数時間が経っていました。少し、向こうの空が少し曇ってきたので戻ることにしました。かなた、あんな遠くまでこれから歩いて戻るなんて。でも、帰りは下りのせいか、思ったよりも早くあのトレイル終着点まで着きました。が、かなりくたくたに疲れました。駐車場に着く前には、2人とも、もう倒れそう。そして、私たちがトレイルの入り口駐車場に着いた途端に、雨が降り出したのでした。すごいタイミング。あ~やっぱり、この日の朝、筋肉反射テストで今日はfay Canyonだけだという答えが出たわけがわかりました。とてもじゃないけれど、もうこれ以上、2人とも歩けなかったからです。そして、この日にFay Canyonに行く必要があったことも後でわかりました。筋肉反射テストで潜在意識に尋ねて出た答えの通りにやって完璧でした。続きは、また明日書きます~
2010年05月16日
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ニューメキシコ&アリゾナの旅 9日目セドナ3日目。今日はWest Folk トレイルを歩くことにしました。ウエストフォークトレイルは、オーククリークの川に添ってのトレイル。以前から、このトレイルは歩いてみたいと思って今回、初めてなので、とても楽しみでした。後で、イルさんから聞いたのですがこのWest FolkとFay Canyon の二つのトレイルがセドナの地元の人たちに最も人気があるトレイルなんだそう♪わ~気持ちいい~~ゆるやかな川の流れに添って、トレイルが続いています。 時々、川に降りてみたり、岩を眺めたりしながらのんびり歩きます。すぐに、このトレイルは、セドナでも大好きなスポットになりました♪とてもやさしいエネルギーに満ちた場所インディアンの顔をした岩。 鳥の鳴き声に合わせて、鳥笛を吹きながら歩くおさむ。 40分ほど歩いて、もうそろそろどこかで腰を降ろそうか~と言っていた時、ふと、トレイルから川を見ると、川のほとりの岩の上に鷹!こんな近くの岩の上に鷹が止まっているのは、初めて見ました。これは、この岩で私たちも休んで、奉納演奏しなさいという合図なのね私たちがじっと見ていると、しばらくして鷹は近くの木に移ります。そして、鷹のすぐそばにブルージェイがまるで、おしゃべりしているかのような雰囲気。こうして、鷹が止まっていた岩で、私たちは腰を降ろしセージやパロサントを焚きます。それから、おさむが、笛やレインスティック、ラトルなどを使っての奉納演奏を始めます。旅に出ると、いつも私は、おさむのお抱えカメラマン状態。まるでモデル写真のように、おさむ一人の写真がたくさんあります。(私一人の写真は、ほとんどないのよね~)前の日にイルさんのクリスタルのお店で見つけて、購入したレムリアンクリスタル。この川の水にしばらくつけてあげました。気持ちよさそう。不思議なことに、一昨年シャスタで購入したレムリアンクリスタルをパワースポットでチャージしてあげようと、今回の旅に持って来たのですが、このWest Folk トレイルの途中でなくなってしまったのです新しいレムリアンがやってきたから、もう役目を終えたということなのかしら?それとも、ここWest Folkがあまりにも気持ちよかったからNYに戻りたくなくなってしまった?こちらがなくなってしまったレムリアン。ニューメキシコのリオグランデにて。これまで、ありがとう♪West Folk トレイルの入り口で、おにぎりを頂きました。やっぱり外で食べるおにぎりは、さいこです~このWest Folkトレイルは、セドナの中でも超癒しのスポット。セドナに来る度に、必ず訪れたい場所の一つになりました。さて、West Folk を満喫した後、私たちは一旦街に戻りクリスタルショップなどを見て回った後、夕方からイルさんに行き方を教えてもらったセドナピラミッドへと向かいます。セドナピラミッドのふもとに着いて、それから頂上への道をイルさんが書いてくれた地図を頼りに上ります。ちゃんとしたトレイルというのはなくて、けもの道みたいな感じです。ちなみに、こちらがその地図。かなりアバウトこれで頂上まで行けるのかしら?と思うのですがやはりイルさんの説明が上手かったこともあって何となく、ああ、この木から曲がるのね、とか、こちらから行った方がいいみたい、というのが感覚でわかるので、迷いはないのです。と、やっぱりこれは山登り?この日は朝からトレッキングしていたので、この上りは、けっこうきつい~~もうすぐ、頂上?それでも、40分ほどで何とか頂上に到着します。頂上には遺跡の跡。 私の影と木を写してみよっと♪(おさむはあまり私の写真を撮ってくれないし)←さりげなく訴えてみる頂上からの眺め。夕日に染まってゆくカセドラルロック。頂上には、やはりメディスンホイールの跡がありました。そこで、おさむは奉納演奏を行います。ここもエネルギーがかなり強い場所です。ちょうどそれが終わった瞬間に、太陽が山の向こうに沈みました。おかげで完全に暗くなる前に、山を降りることができていいタイミングでした。この日は1日歩いて、けっこう疲れたのですが次の日には、さらなるハードなトレッキングが待っていたのでした~今日も読んでくださってありがとう~
2010年05月15日
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前回の続きです。瞑想の岩から歩いて、カセドラルロックのふもと、セドナの風景で最も有名なオーククリークの川が流れているところに近づいていくとイルさんが『ここは、結婚式がよく行われる場所なのよ」と言います。カセドラルロック、大聖堂の岩。この前で結婚を誓うカップルが多いのは納得。わ~私たちもここで結婚式したいね~そう言うとイルさんがそれじゃあ、結婚式をしましょう♪と言ってくれて、急きょ、カセドラルロックの前でイルさん立ち会いのもと結婚のセレモニーを行うことになりました。実は、私たちは15年のつきあいの中で、別れていた2年間半の時期に結婚したこともあって、結婚しているいう意識がとても薄いカップルなのです。というのは、当時、私はグリーンカード(永住権)を申請していて私が永住権を取れた時に、もし結婚していれば、おさむも同時に取得できるといういきさつがあったため2人が上手くいかずに、完全に別れていた時期だったにも関わらず、永住権所得のために、合意のもと結婚したのでした。その時は、おさむと再びよりを戻す気は全くなかったのでそれは紙の上だけの結婚であって一応、シティホールに行って手続きはしたものの当時は、友人にも、家族にも結婚したことは言いませんでした。ところが、その後、私がヒーリングやレイキと出会い、彼の方も食事や生活を変えたりしていて、お互いの意識が変容しそれまでと全く違った関係を築くことができるようになって、復縁?したのですが、結婚に関しては、そのままになっていたのでいつか、聖なる地で、2人の結婚を誓いたいね~と話していました。そして、いつかセドナやシャスタで、できたらいいね~と言っていたにも関わらず、この日、イルさんがここは結婚式を行う場所なのよ、と言い出すまですっかりそんなことは忘れてしまっていたのでしたということで、イルさん立ち合いのもと私たちは、初めて真剣に結婚の誓いを立てました。さすがはイルさん♪こういう場の立ち会いも慣れていて、大天使やアセンテッドマスター、グレイトスピリットに祈りと感謝の言葉を捧げながら、私たちの結婚の誓いをガイドしてくれます。「どんな時でも、ともに歩んでいくことを誓います」思いがけない、セドナの大聖堂でのウェディング。ああ~このカセドラルロックの前で2人の結婚の誓いを立てることができた。ぼろぼろと涙がこぼれてきましたこれがウエディング後の記念写真。(帽子ぐらい取ればいいのにね~そんなことも忘れていました)ということで、2010年5月10日、この日が私たちの結婚記念日となりました。(ゴロがよい数字の日でよかった)これまで私は、おさむとはパートナーという感じではあるのだけれど、結婚しているという意識はなくて、夫というと、いつも違和感を感じていたのですがこれからは結婚しているという意識が芽生えるかしら~このカセドラルロックの麓は、セドナの中でも私が最も好きな癒しの場所の一つ。足をつけると、水がつめたくて、気持ちいい。僕も安らいでいま~す。それから、お昼はイルさんの家で、暖かいうどんやキヌアサラダをごちそうになりました。旅の前半は、あまり身体にやさしいものを食べれなかったのでこの食事がほんとうに身体にやさしくて、おいしくて、幸せ♪そして、今回、リーの一周年の日が5月14日ということをイルさんに会って初めて知りました。そして、なんと5月14日は、私たちのセドナ最終日イルさんは、セドナの人たちに話すと大変なことになるからと誰にもリーの一周年のことを話さず、一人でカセドラルに上って祝うつもりだったそうですが、私たちもそのセレモニーに同行させてもらうことになりました。リーの一周年に立ち会えるなんてなんという祝福♪それから、イルさん曰く「マリアさまが2人を呼んでいますよ」と言います。マリアさまというのは、教会近くにあるマリアの岩のこと。2008年も訪れたのですが、とても優しい波動に満ちた場所です。呼ばれているからには、やっぱり行かなくちゃ~ということで、この日、イルさんとは一旦別れた後私たち2人でマリアの岩に向かいました。こちらは教会。(この写真は2008年に撮ったもの。今回は撮らなかったので)その教会の前にあるマリアの岩。右から3番目の岩。マリアの岩の麓まで、トレッキング。この日はかなり歩いたので、くたくたになっていましたが、何とか歩いて、岩のふもとの開けた場所に到着。キリストを抱いているマリアさま。マリアさまに「結婚しました」のご報告とともにおさむが演奏します。祝福のエネルギーに満たされていましたマリアさまのやさしいエネルギーに包まれて幸せでした。天使のエネルギー、セレスタイト。これは、先日まで、イルさんの家にあったものですがこれを2人に渡しなさいというリーからのメッセージがあったとのことで今回、イルさんから頂いたのです。リーがよく使っていたものだったそう。たくさんの祝福をありがとう
2010年05月14日
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ニューメキシコ&アリゾナの旅 7&8日目 ホピの村から約3時間半、ようやくセドナに到着です。オーククリークからセドナに入ってきた途端、ああ、やっぱりセドナはいいな~と感じます。旅の前半、かなり車で走って、ホテルも毎日移動していたこともあって急にこの旅の最後までセドナにいたいという気持ちが湧いてきました。私たちはセドナに4泊した後、ツーソンに行って国立公園などを見るつもりだったのですが、セドナに入った途端、ツーソンに行く気はなくなりセドナで5泊することに決めました。その日は、すぐに日が暮れたので、本格的にセドナを回ったのは、その次の日から。私たちはセドナ在住のイルさんに、午前中、半日ガイドをお願いしていたので彼女の家に出かけます。この日記にも書きましたが、イルさんの旦那さまだったリーがこの世を去ったのが去年のこと。イルさんは、リーがいなくなってもいつもリーからのメッセージを受け取っていて「ほんと身体がここにいないというだけなんだよね~」と言われていました。イルさんのように、誰もが亡くなった愛する人とコンタクトすることができればいいのにな~♪もちろん、身体を持った人間としてそばにいないさみしさはあるでしょうがその人からのメッセージをしっかりと聞くことができたなら残された人たちは、どんなにか安心することができることでしょう。以前にもここでご紹介しましたが、イルさんは普通の観光ガイドではありません。イルさんは、その人のエネルギーを感じ、その人が今、必要としているエネルギーの場所に連れていってくれるだけでなくその土地を案内する過程でいろんな気づきや学びをサポートしてくれます。セドナエナジーヒーリング&チャネリングツアーとでもいった方がよさそう。と、イルさんの家で私たちの近況を話していたら早速、彼女はいろんなビジョンが観えてきたらしく『シャーマンたちが昔使っていたメディスンホィールの映像が観えてきた。そこに行きなさいって、リーが言っているよ。そこに行けばわかるって。そこで奉納演奏をやるといいって。これは生まれ変わりを体験することになるそうよ」ということで、おもしろい展開にわくわくしてその場所に3人で出かけます。ここは地元の人でも知らない場所だそうで私たちもイルさんが一緒でなかったらまた行こうと思っても行けないでしょう。と、石が円状に並べられている場所に出ました。古代ネイティブアメリカンのシャーマンたちが瞑想や祈りやセレモニーに使っていたメディスンホィールです。ここは、妖精が出るのだそうで、写真には写らないけれどカメラのモニターに写るのだそう。写り易いカメラと写りにくいカメラがあるそうで(キャノンが写り易いそう)残念ながら、私のカメラもおさむもニコンだったせいかあまりよく分からなかったのですが、妖精がいると思うとわくわくしますその場所でタバコの葉を捧げ、セージを焚き、それからおさむのサウンドによる奉納を行います。と、おさむの演奏が終了した後、イルさんが『今のサウンドで、メディスンホィールが開きました』と言い出します。メディスンホィールは、普段は閉じているのですがシャーマンだけが開けることができるもの。それをネイティブのスピリットとチャネリングすることができるイルさんがいる場所でおさむのサウンドを行ったためにメディスンホィールがあいてしまったのだそうで空いた途端、4次元あたりに滞在していたスピリットたちが一斉に出てきて重くなったのだとか。でも、しばらくすると軽くなって上に上がっていったのでイルさんはほっとしたとのことでした。そして、イルさんは、シャーマンの長老からのメッセージを受け取って私たちに伝えます。「長老が、おさむさんにメディスンホィールの中に入ることを許すと言っています。おさむさんは、中央に立ってください」メディスンホィールの中に入ることをネイティブの長老のスピリットから許しが出るというのは滅多に起こらないのだそう。その後、イルさんがシャーマンの長老をチャネリングしながら長老のメッセージを伝え、その通りにおさむは動きます。私にはメディスンウィールが空いたとか、閉じたとかわからないのですがイルさんは、天性のチャネリング能力に加えて、こうしたネイティブのセレモニーを長い間本格的に学んできた人。安心して任せておけます。そしてイルさんのガイドのもと、おさむはメディスンマンとエネルギーを一体化させます。わ~~何だかすごいことになってきたみたい~~おさむがメディスンマンのエネルギーと一体化?う~、これからおさむはどんな風になるのかしら?そして、最後にそばにいる私たちにも祝福のエネルギーを与えると長老からのメッセージが降りた時、ふ~と軽くなった感じがして気持ちのよいエネルギーに充たされました。メディスンホィールの中に入っているおさむは、ビリビリとすごいエネルギーを感じていたそう。ということで、今回のイルさんガイドツアーはのっけから、かなりすごいことになっていました。私たちは2006年、2008年にもイルさんにセドナをガイドしてもらいましたがこんな展開は初めてです。そして、再びメディスンホィールは閉じて、私たちは感謝の祈りを行い、その場を後にしました。そのメディスンホィールがある場所の近くにシャーマンたちが暮らしていた家の跡がありました。この場所とメディスンホイールとカセドラルロックとセドナピラミッドという山とコートハウスがレイラインで一直線につながるのだそう。(結局、後でセドナピラミッドもコートハウスも訪れることになりました)みんながここで見つけた土器は、この上に並べられていました。岩の合間に咲く花々。 地面一面を覆っている綿毛?いえ、コットンウッドの種だそう。 それから、今度はカセドラルロックの目の前にある岩に連れていってもらいます。ここも、あまり知られていない場所だそうでリーは、よくこの岩の上で瞑想していたのだそう。私たちもこの断崖の上、カセドラルロックが目の前にある岩の上で瞑想します。すごいまるで、宇宙の中心にぽっかり浮いているかのような感じ。それからおさむが奉納演奏を行います。そして、それからは3人で、ラトルやシェーカーやドラムを鳴らして、祝福のエネルギーを送ります。最高に気持ちいい~♪そして3人で写真撮影をすることに。イルさん曰く『ここで写真を撮ると、時々リーが写るのよ』というので、みんなで『リー!』と呼びながら、写真を写していると一羽の鷹がさ~っとやってきて、私たちの上の空を旋回しはじめました。わ~!!リーだ~~イルさん曰く、こんな風に鷹が近くまでやってきて様子を見るように旋回していくのを見るのは珍しいことだそう。リーの魂が鷹に乗ってやってきてくれたのかしら?それから、私たちはレイラインでつながっているカセドラルロックの麓に向かいます。長くなったので、また続きは明日~~PS。今朝、NYに到着しました。この日記はNYからアップしています。最後はいろいろハプニングもあり、昨日の夕方5時に到着の予定が18時間遅れて、今朝の10時に到着。ほんとうに旅は最後まで何が起こるかわからないですね
2010年05月13日
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ニューメキシコ&アリゾナの旅 6日目。夕方、ホピの村に到着しました。ホピとは平和の民という意味です。「ホピの予言」などでご存知の方も多いでしょうがネイティブアメリカンの一つの部族で、2000年の間メサと呼ばれる大地でシンプルな暮らしを営んでいます。2008年に私たちがここを訪れた時は、夕方ホピの着いて、次の日の早朝には出発しなければならず、ほとんど見て回る時間もなかったのですがその時、このホピの地で見た夕日と朝日は、その旅の中で最も感動した光景でした。というより、私たちのこれまでの人生の中で一番素晴らしい夕日と朝日だったと言えるのかもしれません。この日の出が忘れられず、私たちはもう一度、この土地を訪れることにしたのでした。ホピの村は、全く観光地化されておらずどこに行って何を見たらいいのか全くわからないのでセドナに住むイルさんにお願いして、ホピの若き長老ルーベンを紹介してもらうことになりました。事前にルーベンに連絡をとったところ、ちょうど私たちがホピを訪れる5月8&9日はホピでカチナダンスが行われるとのこと。そのためルーベンは忙しいので、案内する時間はないけれど少しの時間でも会おうと言ってくれました。「たまたまホピを訪れる時が、カチナダンスの日だなんてすごいね~」カチナとは、ホピの中で様々なものに宿るとされている精霊のこと。まさに八百万の神です。でも、その時点では、私たちはカチナダンスがどんなものかどんな風に行われるのかも全く知らなかったのでした。ちなみにホピの村では、伝統行事も村の家々もすべて写真撮影は禁じられています。村の光景を写したり、スケッチするのさえだめ。私たちの記憶の中に入れておくだけです。(なので、今回の日記は写真がほとんどないですが)ホピの村に着いて、その村唯一の宿泊施設である『ホピカルチャーセンター』にチェックインします。早速ルーベンに電話しますが、やはりカチナダンスの最中で家にはいないらしく、つながりません。「今回、ルーベンには会えないかもしれないね」と、この日、カチナダンスは、日没まで続いているとの情報を得たので私たちは、ダンスが行われている場所を聞いて、そこに向かうことにしました。道路に看板がたっているわけでも、何か大きな集会場があるわけでもなく最初、その場所はすぐにわからず、あきらめかけたのですが、しばらく進んでゆくと、車がたくさん止まっている村に着きました。「どうやら、この近くみたい」車を停めて、私たちは歩きます。と、いきなり村の家々の真ん中の空き地に何百人もの人たちが集まっているのを発見。空き地の中心で、催しものが行われ、その周りを取り囲むようにその家々の屋根にみんな上って、見ています。そこにいるほぼ全員がホピの人たち。私たちのような外部の人は見当たりません。(後で数人の白人と出会いましたが)その時、広場で行われていたのは、ダンスではなく数人のピエロ風のかっこうをした人たちと、子供が10数名、遊んでいる風景でした。子供が投げる輪投げをみんなで見て、笑っています。もう、ダンスは終わったのかな?まあ、こんな子供の遊びを見ていても仕方ないかな?そう私たちは、その場を立ち去ろうとしてその周りをぶらっとしながら、歩いていました。と、その時、一人のホピの男性が私たちに声をかけてきました。「あと1回、ダンスがあるよ。ここから、屋根に上ってダンスを見たらいいよ」その人が親切に教えてくれたので、それなら、ちょっと見てみる?と私たちは梯子を上って、屋根の上に上がりました。広場ではまだピエロの余興が続いていました。今度は、私たちもそれをしばらく眺めていました。と、これが意外におもしろい。見ていると、思わずくすっと笑ってしまいます。太ったピエロをみんなで抱えて、竹馬に乗せて一緒に飛ぶ、その光景にみんな大爆笑しています。言葉がわからなくても、どんな人種でも共通するシンプルな笑い。でも、村の人たちがみんな集まってこんな風にまるで家族のように、シンプルな遊びを楽しむたぶん、昔の日本だったらそういう風景もあったのでしょう。そんな素朴な人たちを見ていて、私たちの心も暖かくなりました。「なんか、俺、感動した」おさむがポツリと言います。そのうち、カチナに扮したホピの人々が続々と広場に入ってきます。その数、軽く100人以上(後でわかったのですが154人)みんな、果物や野菜やいろんな食物をいれたかごや箱を持っています。そして、カチナたちは、周りで見ている人々に、その食べ物を投げながら、分け与えてゆきます。それは、天からの恵みをみんなに分け与えるというセレモニー。カチナたちは、屋根の上の人たちにも食べ物をどんどん投げてゆきます。カチナたちが全ての食べ物を配り終わった後いよいよカチナダンスが始まります。ダンスが、始まった途端、胸がどきどきと高鳴ってくるのを感じました。154人のカチナたちは、全員が男性。数名のリーダー以外は、全員が同じ仮面を着けています。全身に鈴、そして片手にラトル、もう片手に弓矢を持っています。大地を踏みならしながら、みんなで歌い、そしてラトルを一斉に鳴らします。154人の呼吸はぴったりと合っていました。それはもう私の想像を越えていました。母なる大地との深いつながり、生きることへの喜び精霊たちの祈り、感謝。そんな想いがお腹の底からわき上がってくるような、力強い踊りでした。ああ、こんな踊りがあったなんてと、おさむがおいおい泣き出しました。変性意識状態になったわけでもないのに、こんな泣き方をするおさむは初めて見たかもしれません。「俺、一体わけがわからん、なんで泣けてくるのか」そう言いながら、わんわん泣いていて私もそれにつられて泣きました。理屈ではなく、魂が感じているから、涙が出るのですね。何かの祭りを見て、これほど感動したことはなかったかもしれません。私もおさむも感動に震えながら、それを見ていました。と、その時、後ろから私たちに声をかけてくる人がいます。それがルーベンでしたルーベンは、屋根の上にホピの人々に混じって、2人のアジア人のカップルが見ているのに気づいてこれはもしかするとNYから来た2人ではないか?と思ってやってきてくれたのでした。屋根に上ったのが、目立ってよかったのです。こうして私たちはホピの若きリーダー、ルーベンと出会うことができました。ルーベンは、予想通り、素晴らしい人でした。私たちが、カチナダンスを見て涙が止まらなくなったことを伝えると何度も頷いてくれました。「ここに来てこれを見てくれた人たちが魂をふるわせ、涙を流す。それは、私たちホピの人にとっても大きな祝福になるのです。それを聞いて、僕はもう「どうしてここに来たのか?」を君たちに尋ねる必要はなくなりました。それはもう君たちの魂がここに呼ばれたということなのだから」それから、ルーベンは、いろんな話をしてくれました。ホピのこと、カチナのこと、ピエロの意味、自分のこと。そして、現代のホピの民が抱えている様々な問題についても話してくれました。「もう僕らは目覚める必要があるのだ」ルーベンの真摯でまっすぐな人柄が伝わってきます。こうして、私たちは無事ルーベンとも出会うことができ次の日もカチナダンスを見にここに来ることにしました。もしも、あの時、私たちが帰りかけた時私たちに屋根に上がってみるようにあのホピの男性が声をかけてくれなかったら私たちは、この日、カチナダンスを見ることはなかったしルーベンにも会えなかったんだね。ああ、やっぱり導かれていたんだね。そうつくづく感じました。次の日の朝。メサの高台から朝日を見ます。それはやっぱり、どこよりも素晴らしい朝日でした。聖なる土地の地平線から上がってくる太陽。写真は禁止されていますが、この朝日だけとおさむが撮影した1枚(この写真では、あまり伝わりませんが)それから、おさむがカチナ人形を買いたいというのでいくつかの店を見て回りました。ニューメキシコ、アリゾナと旅してきていろんなカチナを見ていると同じカチナでも、どれがいいカチナ人形であるかが何となくわかってきます。他の土地ではナバホのカチナがよく売られていますが実際、ホピのカチナとナバホのカチナは一見似ていても、全く違うのです。ホピはカチナ信仰に基づいてカチナを作りますがナバホはカチナ信仰がなく、作っているのだそう。ホピの方が繊細で美しいし、本当に精霊が宿っている感じがします。と、カチナを売っている一つのお店で、話好きのホピのおじさんと出会いました。このおじさん、本当に話が止まらない。カチナについて、ホピについてネイティブアメリカンについてナバホとホピについて、自分のことについて次から次へと話をして、私たちが店のカチナ人形を眺める暇もないほどでしたがそのおじさんの話が、何だかとってもよくて私たちはつい聴き入っていました。この母なる大地を自然を愛しホピであることに誇りを持って生きてきた一人のネイティブの男性の生き様を感じました。それから、村の中心に戻ってカチナダンスを見ます。カチナのお店のおじさんのお話のおかげでいろんなカチナが出てくるたびにあ、あれはガーディアンだ、あれはヘリコプター♪と、少しカチナのことがわかるようになりました。154人のカチナたちは、1日7回ぐらい広場でカチナダンスを踊るのですがその合間には、キバと呼ばれるネイティブアメリカンの礼拝堂で祈りを捧げたり、踊ったりしているのだそう。祭りの間は、夜もみんなキバで休みます。そして、この踊りの間に捧げられる食べ物の量が半端ではないのです。ホピの人々がカチナダンスにかける情熱が伝わってきます。ダンスを見ていたら、ルーベンがまたやってきてくれました。と、彼はおさむがカチナ人形を買いたいと思っていることを知ると彼のいとこでカチナ人形を作っているアーティストを紹介してくれるといいます。実は、私たちはあまり期待していなかったもののせっかく紹介してくれたのだから、とりあえず、見てみようとルーベンのいとこの家に行ってみることにしました。ルーベンのいとこは、とてもやさしそうないい感じの人でした。彼の作品を3つ見せてもらったのですがそれは予想以上に、素敵なカチナでした。繊細に丁寧に作られていて、やさしさに満ちたカチナ。結局、おさむは、あのおじさんの店で買うことはやめてルーベンのいとこから直接購入しました。直接アーティストから購入したので値段も普通の半額ぐらいでしたし例え、同じ値段であっても、このカチナがよかったね~とすっかり満足。人との出会いだけでなくクリスタルにしても、カチナにしても、出会うべきものとは出会うようになっているのですね。これがおさむのところにやってきたカチナ。コーンボーイ。とうもろこしの精霊。大地の恵みと豊かさの象徴です。こうして、私たちはルーベンに別れを告げ、カチナダンスで盛り上がるのホピの村を後にし、セドナへと向かいます。長い文を読んでくださってありがとう~♪
2010年05月12日
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ニューメキシコ&アリゾナの旅 6日目。モニュメントバレーの中は、ガタガタのオフロードで私たちのレンタカーでは中を回るのは無理なので、2日目は、モニュメントバレー内を回るツアーに参加しました。2008年に、ここを訪れた時は、ちょうど満月の日で夜の満月ツアーに参加したので、昼間にモニュメントバレーの中を回るのは今回初めて。ツアーに参加すると、自分たちの好きなところで止まって写真を撮ったりはできないのが残念ですがガイドツアーしか入れない場所もいくつかあります。ツアーの車。モニュメントバレーは国立公園ではなくナバホ族の所有地。このガイドもナバホ族の方でしたが、国立公園のガイドツアーの人と違ってあまりやる気がない感じというか、メサベルデの案内をしてくれたナバホのガイドさんのように今でもネイティブの誇りや自然への敬意を持って仕事をしている人の方がもしかすると少ないのかもしれません。さて、ツアーはまずホーガンの見学からスタート。ホーガンとは、ナバホ族の昔ながらの住居で、草や泥で作られています。中には、織物のデモンストレーション。 帆があけてあるので、がたがた揺られながら、走ると砂埃が容赦なく入ってきます。と、私のカメラの内部にほこりが入ってしまったようで写真に無数の黒いシミが。。ショックということで、シミの部分をカットして、使える写真のみになってしまったのですが(空を写すとシミが目立つので、空は大幅にカット)3姉妹という名の岩。トーテンポール。メディスンマン。 ジョンウェインのゆかりの場所。カウボーイの人がムードを盛り上げてくれます。岩に残されたペトログリフ。3時間半のツアーが終了して、モニュメントバレーを満喫♪それから、私たちはそこから約3時間のホピの村に向かいます。
2010年05月11日
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この日、夕方にモニュメントバレーに到着。モニュメントバレーへの道の途中には、巨大な岩が点在しています。これは、モニュメントバレーの北側から見た光景。ここは以前も写真を撮った場所なのですがここから見る風景はやっぱり感動今回は、モニュメントバレーでキャンプしようというアイデアがあったものの結局キャンプはやめて、去年できたばかりのホテルVEIWに泊まってみることにしました。私たちにとっては、ホテルはある程度きれいであればそれでいいのでいつも比較的安いホテルしか泊まらないのですが、今回の旅は、おさむの事前の下調べがよかったのか安くても、どこもきれいで心地よいホテルばかりで満足でした。でも、このビューホテルは、モニュメントバレーの敷地内にあり全室からあのモニュメントバレーの壮大な光景が見れるとのことで私たちにとってかなり予算オーバーだったものの、一度泊まってみようということに。これは部屋の中。この部屋のバルコニーからの眺めがこちらの写真。バルコニーからこれが見れるのは、やっぱりすごい♪この日の夕日。夕日に染まってゆくモニュメントバレー。サウンドヒーラーおさむのプロモーション用?あまりにもベタな構図だな~前回泊まった時は、ここから30分以上離れたところで宿泊したので夕日や朝日を見るのに遠かったのですが、今回は部屋のバルコニーやホテルの目の前で見れるので、やっぱり楽でした。でも、もし次回ここに来るチャンスがあったら、今度はキャンプしてみたいな~これは次の日、朝日に当たるホテル。モニュメントバレーの日の出。2日目はモニュメントバレーを周るガイドツアーに参加しました。その様子はまた次にアップします~♪
2010年05月10日
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ニューメキシコ&アリゾナの旅 5日目この日は、コロラド州に近い、アリゾナ州のファーミントンという街からコロラド州にあるメサベルデ国立公園へ出発します。メサベルデは、チャコカルチャーと同じようにアナサジ族の残した住居跡です。西暦600年頃から、高度な文明を築き14世紀に忽然と姿を消してしまったそうです。これも世界遺産に登録されています。意図したわけではないのですが、タオス、チャコカルチャー、メサベルデと3日間連続で世界遺産を回ることになりました。メサベルデは人気の国立公園だけあって、訪れる人も多いしトレイルもいくつかあり、設備やイベントなどもかなり充実しています。公園内に遺跡は、点在していて、その間は車で移動するのですが遠い遺跡は何十キロと離れています。自由に見て回れる遺跡と、ガイドツアーに参加しなければ、見れない遺跡があるのですが、まず、ガイドツアーで一番メインの遺跡であるクリフバレスを見てみることに。私たちが当たったツアーのガイドさんは、ネイティブアメリカン、ナバホ族出身の方。この人が、もう最高に素晴らしかった~先日のホワイトサンズでもそうでしたが、アメリカの国立公園のレンジャーやガイドは、プロフェッショナルで知識が深いだけでなく自分自身のことや、ユーモアを交えながら話をしてとても話が上手い人が多いように感じます。このナバホのガイドの方も、とてもユーモアがあっておもしろい方だったのですがこの彼が素晴らしいのは、それだけでなくネイティブアメリカンとしての世界観や自然観についての話など、とてもスピリチュアルな内容で本当にネイティブアメリカンとしての誇りを持って生きている方であるというのが、伝わってきました。これがクリフパレス。巨大な崖の下に住居が作られているので朝と昼間は完全に日の光を防いでいます。 この円型の穴は、キバ。キバというのは、いわゆる礼拝堂や神社のようなものであってネイティブアメリカンたちが祈りを捧げたり、浄化したり、セレモニーを行ったりした場所のことです。すべての生き物たちは、母なる大地、父なる空の恵みで生きていること。私たちは大いなる自然から、多くの恵みを受け取っていることにいつも感謝の気持ちを忘れないでいること。彼が話した詳しい内容は、もう忘れてしまったのですが聞きながら、なぜか感動して泣きそうになりました。おさむも胸にこみ上げてくるものがあったそう。ガイドツアーの話を聞きながら、涙が出るほど感動したのは2人とも初めてのこと。素晴らしい方に当たってよかったです。それから、ガイドツアーでなく、自分たちで見ることができるスプロースツリーハウスという名の遺跡を回ります。この岩が、雨風や日中の日差しをしのいでいます。本当によくできているな~♪上の遺跡をもう少し遠くから見た風景。 奥行きは思ったよりも広くて、ずっと奥まで続いています。このメサベルデは、荒野の中にあるチャコの遺跡とは違って、森の中にあるので、歩いて回っているのも、気持ちいい。ここだったら、私も住めそうオレゴングレープという名の植物。メサベルデが予想以上によかったので、思わず時間を取ってしまい出発が遅くなってしまったのですが、私たちは、その日の夕方までにモニュメントバレーに到着するためにメサベルデを3時頃に出発します。ここはトレイルなどもとてもよさそうなのでまたいつか訪れたいです~
2010年05月09日
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前回の続きです。プラザプランカを出発してチャコカルチャー国立公園へと向かいます。これは、プラザブランカ近くのアビキュー湖。チャコカルチャー国立公園は古代アナサジ族が築いた巨大都市。世界遺産に登録されています。これがとてもアクセスが悪い辺境な場所にあってタオスからチャコまで約220km。そして、公園の入り口から、ビジターセンターまでオフロードの道が35kmぐらい続くので、ゆっくりと走ります。乾燥した荒野が広がっています。ニューメキシコを走っていると、車の中にいるだけで、強い日差しで服の上から日焼けして、皮膚がかさかさ、ぼろぼろになってきます。数時間、車の中にいると、かなり体力を消耗していって昼の2時頃、チャコカルチャーのビジターセンターに着いた時には、日差しの強さと、がたがたの道を揺られて、かなり疲れてしまっていました。とまた広い~~この日はチャコに着くまでは、青空だったのにこの辺り一帯は、砂嵐で空が曇っているかのようにこれまでとは、空の色が一変しました。背後にチャコキャニオンが広がっています。そして、その広い荒野に遺跡が点在しています。巨大な遺跡。 アナサジ族は、西暦1000年頃、高度な文明を築いたのですがある時、部族が全員、忽然と消え去ったといわれています。一体彼らは、どこに行ったのかしら~こういう遺跡に入る時の最も大切なことはリスペクト(敬意を払う)すること。リスペクトすることなく遺跡に入って写真を撮ったりして、頭が痛くなったり、具合が悪くなったりした方のお話をいくつも聞きました。トレッキングしている人たち。まるでロッククライミング?私たちは、この日は、もうここでのトレッキングをする元気はなく座ってセレモニーを行うことにしました。誰も来ない岩の下に座っておさむが、ホワイトセージやパロサントを焚きます。そして、たばこの葉を蒔いて捧げます。おさむが笛やネイティブアメリカンドラムやラトルを鳴らし私も歌を歌います。だんだん楽しくなって、2人で大笑いしながら演奏しました。こういう時、こちらの波動が高くないとあまりよくないエネルギーを引き寄せてしまったりしますから完全に光の状態でいることが大切ですね。「ああ、シャーマニズムってこれなんだね」おさむが納得したように言います。そう、古代ここに暮らした人々をリスペクトして、そして、心から楽しんで、祈りや歌を捧げる。「これ、きっとアナサジさんたちも喜んでいるよ~」1時間近く、演奏したら、いつのまにか2人ともさっきの疲れは吹っ飛んでいて完全に回復していました。意外に、ここのエネルギーは重い感じはなくライトな感じでした。こうして楽しいひとときを過ごした後、私たちはリフレッシュして、チャコを後に出発することにしました。ところがこれからが、ハプニング私たちは、この後、Bist Birdlands という、あまり知られていないけれど、おもしろい形の岩に行く予定だったのですがとりあえず、57号線に乗ればいい、と地図を見て確認しチャコの中で57号の表示があったのであ、これこれ、とそこの道を入っていったのですが、その道が全く反対方向の57号線だったのです。そのことに気づかず、オフロードの道を走り続けます。しばらくたって、何かおかしいと思ったのでそのことをおさむに伝えたのですがおさむは「大丈夫。この道しかないのだから」と確信を持って言うので、まあ、そうだよね、と私も自分に言い聞かせて納得します。ところが、1時間以上走っても、どこにもつながらずどこまでも何もない荒野が広がっています。360度見渡しても、同じ光景。車は全く通らず、まるで、この世の果てのようです。とても写真では伝えきれないのですが本当に地球とは思えないようなすごい光景が、行けども行けども続いていました。これはまだ初めの頃。これからもっとすごい光景が延々と続きます。この道は本当にどこかにつながるの?そして、おさむがやっと方位磁石を取り出して初めて、私たちは完全に逆方向を走っていたことに気づきます。え~これから、またこの道を戻るの~~がたがたとオフロードの道を1時間以上走ってこれから、またチャコに向かって戻るとはこのまま南に下って、どこかの市道に出るかも?と思ったものの、見渡す限り、何もない荒野を見るとその望みもなく、結局戻ることに。こうして、私たちはまたガタガタの道を1時間以上かけて走りチャコに戻ります。そして、それからまた1時間ぐらいかけて、オフロードの道を走りチャコの遺跡の入り口に到着。やっとの思いで、舗装された道に辿り着いた時もう、本当にうれしかった~ああ、ほんとうに困難があるからこそ、それを抜けた時の喜びがより大きくなるよね~この3、4時間の「この世の果てドライブ」も、ある意味で貴重な体験でした。アリゾナやニューメキシコをあちこちと走ってきたけれど人どころか、生物の存在も感じさせない荒野が広がっていて、こんなところに道が続いているのも、初めて。もしも、こんなところで、車が故障でもしたら本当に死を覚悟することになるのでしょうね。そして、今回学んだことは、おさむにとっては「柔軟性」だそう。思い込みを手放し、もしかしてこうかも?と新たな視点で見直すこと。特に今回の旅では、おさむは柔軟性が必要だったと感じることがいろいろとあったようです。また先が観えない状態の時、私たちが、いかにその状態を楽しみながら、それを克服していくか?ということもあらためて感じました。旅にハプニングはつきものだけれどだからこそ、それは大切な経験になるしそれがまた多くの気づきにつながってゆきますね。旅は、人生を凝縮しているんだなあ。そんなことを感じます。さて、この日の夜はファーミングトンという街に泊まり次の日はコロラドのメサベルデに向かいます。読んでくださって、ありがとう~
2010年05月08日
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ニューメキシコ&アリゾナの旅 4日目。この日の朝、タオスを出て、アビキュー近くのプラザプランカに向かいます。プラザブランカは「世界のパワースポット」という本に紹介されていたのでその存在を知ったのですがガイドブックにも載ってなくあるブログに載っていた地図を頼りに2008年に訪れました。道路に一切の標識もないし、知る人ぞ知るパワースポット。でも、予想以上に、素晴らしい場所でした。そして、今回、訪れる予定のチャコカルチャー国立公園への行き道にアビキューがあるので、また寄ってみようということになりました。ちなみに、アビキューは画家のオキーフが愛した荒野として有名なところです。今回は2度目なので、難なく到着。プラザプランカという名のように、この辺りは赤い土なのにこの場所だけ岩肌が白いのです。自然に出来たとは思えないような、まるで神殿のような造形。 下にいるのがおさむ。大きさがわかるかしら~この岩と岩の間に、日が当たらない平らなスペースがあるので私はおさむと離れて、そこによじ上って、一人で瞑想をしました。おさむは、裏手の方に行ったようで、音も聞こえず周りはとても静か。時々、鳥が鳴く声がします。前回来た時もそう感じたのですが、ここは、とてもピースフルなエネルギーが満ちています。この場所のエネルギーと一体化して、深くリラックス。この旅初めて、ゆっくりと瞑想することができて自分の中心とつながったというか、落ち着いた感じがします。乾いた土地に生きる植物たち。 やっぱり、ここのエネルギーはいいね~2人ともプラザブランカで、すっかりリフレッシュ。とても心穏やかな気持ちになってそれから、この日の目的地であるチャコカルチャー国立公園へと向かいます。と、チャコまでアップする時間がなくなったので、また続きは後日~~らぶ☆
2010年05月07日
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ニューメキシコ&アリゾナの旅、3日目。この日、朝一番でタオスプエブロを訪れました。ここは2001年に最初に訪れて、とても感動した場所。2008年に再び、ここに来た時には中に入ることができなかったので今回、楽しみにしていました。タオスプエブロは、1000年以上前から続いているネイティブアメリカンのプエブロ部族の古代の集落。現在も、150人以上の人たちが電気も水道もない昔ながらの生活を営んでいます。現在は世界遺産になっています。サングレ・ド・クリスト山を背に立つ、美しいアドービ作りの家。青い空に映える白い教会。プエブロの中心にリオプエブロ川が流れています。この川が本当に気持ちいい犬ものんびりと橋を渡ります。この日の夕方、出会ったディーンは、タオスの街に自分のお店を持っているのでタオスプエブロに住んでいても、ここでは作品を販売していないそうですがほとんどの家では、ターコイズやシルバーを使ったジュエリーやつぼやお皿などの焼き物や太鼓などの工芸品を作って、このプエブロ内で、ここを訪れた観光客に販売しています。 どこに入っても、にこやかな笑顔でタオスの人たちが「Welcome Home」(おかえり~)と人懐っこく声をかけてきます。そう故郷に戻ったかのような暖かさ♪オリジナルは日本だというと、昔、日本に行ったことがあるというおじいちゃんから、何度もハグされました。 セレモニー用のオファリング(捧げもの)として地元で取れたセージのバンドルが売られていました。完全に乾燥していないもので、花が周りに飾られています。おさむは、この旅で行うセレモニーのために購入していました。かわいいので、燃やしてしまうのがもったいない感じ。 遠く雪を頂いた山。爽やかなリオプエブロ川。素朴なアドービ作りの家と暮らし。自然とともに生きる暖かな人たち。やっぱりタオスはいいなあ~♪ここを訪れると、忘れていた何かを思い出したかのような気持ちになります。さて、タオスプエブロを出た後は、タオスのリオグランデ橋へ。このリオグランデに向かうまでの道も気持ちいい♪リオグランデ橋の上からの眺め。風でゆらゆらと橋が揺れるので、橋に上にいると怖い。横から見たリオグランデ橋。高さ200メートル。アメリカで3番目に高い橋だそう。このリオグランデ橋のふもとでおさむとセレモニーを行いました。風が強い日だったので、スマッジングはあきらめてたばこの葉を7つのダイレクション(東西南北、天と地と中央)に祈りとともに捧げます。それから、おさむの太鼓やネイティブアメリカンフルートを演奏。私も一曲だけ歌を歌います。母なる大地へ、父なる空へ。おさむの座っている場所の下は深い渓谷。タオスは、標高が高い場所ですが、雲がとても低い。セレモニーが終わった後、いろんな想いがこみあげてきて涙。リオグランデの橋近くで、おさむの『Mother Earth Father Sky』のCDを車の中でかけたら、また涙が止まらなくなりました。ああ、本当にここに戻ってこれたんだね、私たち2008年にここを訪れてから、いろんなことがあったけれどここまで導かれてきた感じです。あの時、このリオグランデに来たからこそ、『Mother Earth Father Sky』もできたわけだしおさむがサウンドヒーリングをスタートして、レイキ交流会やリバーシングワークショップをやることにもつながってきたのですから。このタオス、リオグランデに深く感謝。昨日の話と前後してしまいましたが、この日の夕方タオスプエブロに住むディーンと知り合い私たちはさらにタオスに深い親しみを感じることができました。こうして私たちは名残惜しくタオスを後にして、チャコカルチャー国立公園へと向かいます。その話はまた次回に~~読んでくださってありがとう~~<おまけ>ここに来たら、やっぱりリオグランデビール
2010年05月06日
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ニューメキシコ&アリゾナの旅。2日目&3日目。昨日の2日目はニューメキシコのアラモゴードから北に車で約4時間で、アルパカーキに到着。アルバカーキから、北に1時間でサンタフェ。昨日はサンタフェ泊で、今日はサンタフェからさらに北に2時間行ったところにあるタオスに来ています。前回の旅の時は、サンタフェに3、4泊したのですが、今回はサンタフェは1泊のみで、タオスには今回初めて宿泊。こちらはアルバカーキの街。 今回、アルバカーキで街を歩いていたら、2008年に私たちが訪れた時にバルーンフェスティバルで踊っていたズニ族の男性とばったり出会いました。なんという偶然(ではないのでしょうが)そして、こちらはサンタフェの街。こちらはタオス。 サンタフェでの夜は2001年に一度訪れたイタリアンレストラン「Pranzo Italian Grill』で食事。ここは、毎年ベストイタリアンに選ばれるのだそうで2001年に行った時、大満足だったので、思い出して行ってみることに。今回もワインも食事もとてもおいしいし、サービスはいいし、その割にはとても安くて、大満足だったのですがイタリアンなんて、最近、ほとんど食べていなかったせいかちょっと私にはヘビーだったみたい。食べ終わった後は、苦しくなって、後から、リンパ点での調整とレイキで何とか復活しました食べるのは楽しいけれど、食べ過ぎると後が大変これはタオスで、今日の昼間に訪れた中近東料理「El Gamel 」フマスやファラフェルがおいしい。レストランというよりカフェという感じですが、落ち着きます。地元のアーティストやミュージシャンたちが集まってくる場所のようです。 サンタフェやタオスで、今のところ、私が購入したのは、ニューメキシコ特産?のハラペーニョパウダーやチリパウダー、ヘンプのTシャツやスカーフ、スマッジング用のアバロン貝など。おさむは、セレモニー用のタバコとパイプホワイトセージのバンドル、スマッジング用の受け皿などを購入しました。そのおさむがセレモニー用のパイプを買ったところがサンタフェのガイドブック「インディアンの魂とアートにふれる旅」の中で、紹介されたいたディーンというネイティブアメリカンが作っているピースパイプ。実は、この本は2001年に私たちが初めてサンタフェ&タオス、アコマを訪れるきっかけになった本。この本との出会いで、私たちはネイティブアメリカンカルチャーに魅せられることになったのです。そして、10年近く経った今も、この本を活用しているのがすごいなあ。本の中からディーンのページを抜粋。「インディアンにとって、パイプは単にタバコを吸うための道具ではない。ラコタ族の間では「聖なるパイプ」と呼ばれるものがある。砂漠地帯に暮らすプエブロ族にとっても、パイプは儀式に欠かすことはできない。なかでも、タオスプエブロは『ピースパイプ』を作ることで知られる。彼らのピースパイプには父なる大空と母なる大地のスピリットが宿ると信じられていた。タオスの人々にとって、パイプは調和の世界を象徴するものとなった。それは完全なるサークルの世界、精神的に善なる世界へ、導かれることを意味する』ディーンの作るピースパイプは完全にハンドメイドですがおさむはお店に自分の気にいったものがなかったのでこの日、ディーンに特注で作ってもらうことになったのです。こうして、今日の夕方、出来上がったピースパイプを引き取るためにディーンに呼ばれて、私たちはホテルのバーに行きました。そして、一緒にビールやリカーを飲みながら、話をし、彼と思いがけぬ交流を持つことができました。彼は、現在もタオスプエブロ内に住んでいて、お店はタオスの中心地プラザにあり、世界各国にギャラリーを持っているそう。このディーンが手に持っているのが、おさむのために作ってくれたピースパイプ。木の部分は、もともとディーンが自らタオスのシダーの木を取ってきて、作ったもの。先の部分はクリスタルでできていて、周りにはターコイズや鳥の羽で飾りがついています。吸うとシダーの香りがして、とてもいい感じ♪ディーンが掲載されているページを開いて、パチリ驚いたのは、以前、このブログに書きましたが、2008年に私たちがリオグランデ橋のふもとで出会ったネイティブアメリカンのフルート奏者は、ディーンのおじさんだったということあのフルート奏者との出会いが、おさむとネイティブアメリカンフルートとの出会いだったわけですしそして、ここでまたその甥であるディーンと出会うことになるなんてほんと不思議な縁です。ディーンを見ていると、この人たちのスピリチュアルというのはニューエイジ的なものとはかけ離れていて、タバコも吸えば、酒も飲むし(テキーラを何倍もショットで飲んでいました)車の中は汚いし(乗せてもらったのですが、あまりの汚さにびっくり)車の中ではロックンロールだし、とても人間くさくてでも、先祖や精霊たちや自然を敬い、しっかりと大地に根ざしながら地球とともに生きている、そんな感じがします。泣いても笑っても怒ってもすべてよし、なんですね~。ということで、今日の夕方は、タオスプエブロに住むネイティブアメリカン、ディーンとの出会いがあったのですが今朝は、私たちはタオスプエブロを訪れていて午後からは、リオグランデに行きました。タオスプエブロもリオグランデもやっぱり素晴らしかった~そのお話と写真はまた後日アップしますね。さて、ちょうど今、おさむは一人で、タオスのカジノに出かけています。今頃、楽しんでいるかしら~(私はカジノには行く気がしなかったのでホテルでこれをアップしているのですけどね)旅は自然と触れるだけではなく、人との出会いがあって、予想もしていなかった、いろんなハプニングがあってだからこそ、最高におもしろいですね。
2010年05月05日
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旅の初日。NYから8時間でテキサスのエルパソに到着。それからレンタカーで約2時間。広い荒野の中を一直線に伸びる道を走りますこの景色を見ると、ああ、また旅が始まったんだ~という感動が湧いてきます。そして、ニューメキシコのホワイトサンズ国立公園に到着。ここは、世界最大の広さの白い砂の砂漠。この砂は、石膏の結晶でできています。歩いてみると、日差しは照りつけていてとても熱いのに砂はひんやりと冷たくて気持ちいい♪石膏は太陽のエネルギーをすぐに熱には変えないのだそう。細かくて、さらさらでとてもきれいな白砂。捨てられた缶。ここでは短期間で、こんな風になるとのこと。夕方から、サンセットツアーに参加してみました。ガイドをしてくださった女性は、ここで17年ガイトをされているというベテランの人。この土地を愛し、そして、このホワイトサンズのことを紹介するのが楽しくてたまらないといった感じで、とても素敵だなあと感じました。砂丘は、日々移動しているのだそうで公園内のトイレなども、それに合わせて、少しずつ移動しているのだそう。また、ここに生息している動物や昆虫についても説明してくれましたが、生息しているのは、とかげやへびのような爬虫類だけでなく小さなきつねやラットなどもいるそうです。この雨がほとんど降らない砂漠で生きている動物たちは、植物や動物から水分を補給して、水がなくても生きていけるような効率のよい身体の仕組みになっていて特にカンガルーラットという小動物は、人生の中でただの1度も水を飲まないのだそう。ピンク色に染まる夕方のホワイトサンズ。その日の夜は、ホワイトサンズに近いアラモゴードという街に宿泊。次の日の朝、早く起きて、再びホワイトサンドをトレッキング。トレッキングといっても、道はないのでところどころ立っているポールを目印に歩きます。昨日歩いた場所は、ほとんど植物が生息していない場所で一面白砂だったのですが今日は、植物や動物が比較的多い場所を歩きます。朝、この広大な砂漠を歩く人は、ほとんど見かけず、私たち2人だけ。砂漠に咲く小さな花たち。これは、コットンウッドの木。鮮やかな緑色の葉っぱと実。 砂丘は、とても静か。葉っぱがさらさらと風になびく音が、まるで音楽のようこんな場所でも、生き物たちは力強く生きているんだなあ。時の流れが止まったかのような場所で少しずつ、でも絶え間なく変化してゆく砂丘。動物の足跡。けっこう大きな足跡です。夜の間に歩いたのでしょう。虫の足跡。黒いクワガタみたいな虫が歩いていました。この虫は、スカンクみたいに匂いを出すのだそう。この日、ホワイトサンズ国立公園を後にして、北へ約4時間、アルバカーキ、そしてサンタフェを目指します。旅ははじまったばかり。車で走りながらも、大地を、地球を感じます。なんて、地球は広いのかしら。そして、なんて様々な美しさに溢れているのかしら。感謝
2010年05月04日
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今日から、約2週間、アリゾナ&ニューメキシコの旅に行ってきます。今回、訪れるアリゾナのツーソンなどは連日30度を越えていますがタオスなどは、夜はマイナスになる気温。なので、真冬と真夏の服を持っていくことになります。特にニューメキシコは、昼と夜の気温差が、かなりあるので、1日の中で夏と冬が訪れる感じです。今回も、前回と同様、ミニ炊飯器持参。梅干しやつけもの、しょうがみそ、のりなど野外で食べるためのおにぎりの材料を用意して、持ってゆきます。サンタフェやセドナなどの街では、おいしいレストランもありますがまともなレストランがないところでは、炊飯器があると助かります。今日は、NYから一回乗り換えて、約8時間でテキサス州のエルパソ到着。そこからレンタカーで、ニューメキシコに向かいます。そのままホワイトサンズ国立公園へ。今夜は、Alamogordo 泊です。次の日には、アルバカーキ(Albuquerque)サンタフェに向かいます。2008年の旅の時は、アルバカーキからサンタフェ、タオスを訪れた後、再びアルバカーキに戻り、ルート66を通って、セドナへ行き、そこからホピ、モニュメントバレーへの旅を行ったのですが、今回は、サンタフェからタオス、そしてチャコカルチャー国立公園へ行きFour Corners を通って、モニュメントバレー、ホピへと向かいます。セドナ入りは9日の夕方の予定。セドナには4泊します。最後はツーソン(Tucson)へ。前回のニューメキシコ&アリゾナの旅の時の走行距離4100kmでしたが今回も同じぐらいになりそう。今回は、ラップトップを持ってゆくことにしたので、ワイヤレスが使えるホテルではメールチェックができます。ブログをアップする時間はあるかどうかはわかりませんができなければ、帰ってからゆっくりアップするつもりです。母なる大地、父なる空への感謝を捧げ、生を祝う旅。今、朝の5時。もうそろそろ出発です。それでは、行ってきま~す
2010年05月03日
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去年の6月にペルーに行ってからというものそれ以降は、結局どこにも旅行に出なかったので今年の春には、どこかに行きたいね~とおさむと話していたのですが今度の5月初めに、アリゾナ、ニューメキシコへ2週間また6月初めにカリフォルニアのマウントシャスタへ1週間行くことに決まりました。シャスタには、2008年の8月と11月の2回。また、アリゾナのセドナやニューメキシコのサンタフェ方面には2001年、2006年、2008年に訪れていますがどちらも、毎年でも行きたいところですアリゾナ&ニューメキシコの方は、チケットも取ったのでこれから具体的な旅の計画。あのアリゾナの青い空と赤い大地を車で走る時の感覚を思い出しただけで胸が高鳴ります旅は、いつだって計画をはじめた時からスタートですね。と、最近は、旅の計画は、おさむに押されっぱなしでおさむが入念に調べて、自分が行きたいところをどんどん決めてしまうので、それに私が引きづられていっている感じです。昔は、もう絶対に反対で、私が何もかも一人で調べて、決めてしまって、おさむはついてくるだけだったのに~~いつのまにか逆転。最近の彼の旅に関する積極性には、ほんと驚きます。(というより、かなり強引な感じもあり)さて、彼の立てた主な計画によりますとテキサス境のエルパソから、ホワイトサンズ、そして、ニューメキシコへと入り。それから北上して、サンタフェ、タオスそして、西に向かって、コロラドのメサベルデに行き、アリゾナに入ります。前回も訪れたモニュメントバレーやホピの村を再び訪れた後、やはり目指すはセドナ。セドナには3、4泊して、最後は今回初めて訪れるツーソンへ。メサベルデ国立公園は、ネイティブアメリカンのアナサジ族の遺跡ですが最近、おさむがアナサジ族のネイティブアメリカンフルートを購入してアナサジ族に対する興味が出てきたからというのが大きいようです。今回の旅は、前回のアリゾナ&ニューメキシコの旅で生まれたおさむのソロアルバム「Mother Earth Father Sky』の奉納の旅のようなもの。「このCDを車内でかけながら、アリゾナの大地を走ったら俺はきっと泣いてしまうだろう」なんておさむが言っていますが私もたぶん泣くでしょう。彼は、あの大地で、笛や太鼓を叩くことでしょうから一緒に母なる大地への感謝を捧げたいと思っています。あの2008年のアリゾナ&ニューメキシコ旅は、私たち二人にとっていろんな意味で大きな転換になりました。あの旅があったからこそ、おさむはネイティブアメリカンフルートと出会いそれが今のサウンドヒーラーへの道とつながってきたのですから。そして、それが、みかさんとのリバーシングのコラボレーションなどに結びつき、レイキ交流会でもサウンドヒーリングを取り入れて行うことになるなど私にとっても大きな意味を持ちました。思い返してみれば、毎回、聖地を旅する度に何らかの変容を迎えているようです。2006年のセドナは、その後の人生を変えるような旅でしたし、2009年、去年のペルーに行った後も、二人ともかなり変化しました。私は、しばらくやめていた絵の方に再び情熱が持ちはじめたのも、生涯を通じてやってきた音楽をやめたのも、またヒーリングやセラピーの仕事が、急激に増えて忙しくなったのもあのペルーの旅の後からでした。パワースポットや聖地って、その場のエネルギーを感じるとか癒しや浄化とかいろいろなことがありますが生き方そのものが変わってくることもありますね。そして、それはその旅の直後にはわからなくても、後になってわかることが多いようです。さて、今回の旅は、一体どんな意味があるのか。楽しみです♪こんな道を走ります~♪
2010年03月18日
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これは、私とおさむの去年のニューメキシコ&アリゾナの旅のできごとです。私たちは、去年、ニューメキシコを訪れた時にネイティブアメリカンの住居タオスプエブロに行くことを、とても楽しみにしていました。タオスには2001年に一度訪れていましたが、とても素晴らしかったので、もう一度訪れたいと思っていたのです。タオスプエブロでは、今もタオス族が、電気も水道もない、昔の生活そのままの暮らしを行っています。その生活は、一般の人たちも見れるようになっていて彼らは、手作りのターコイズジュエリーや素朴なパンなどを販売して、生活を立てています。これは2001年の時の写真(デジタルではないのですが)ここは、サンタフェから車で2時間の場所にあるのですが遠回りをしてしまって3時間ぐらいかかってようやくタオスに到着しました。心躍らせて、タオスの村の入り口に着くと、門番の人がいて、今日はタオスの人のお葬式だから中には入れないと言います。考えてみれば、普通に人々が暮らしているところなのでそういうことがあってもおかしくはないのですが私たちは正直「せっかく時間をかけて、ここまで来たのに~」ととてもがっかりしました。旅のスケジュールの都合上、この日しかタオスに来る時間はありませんでしたから今度はいつここまで来れることになるかわからなかったからです。それでも私たちは気を取り直して、タオスプエブロ近くのリオグランデ橋を見ていくことにして少し車を走らせました。リオグランデ橋へ向かう途中の道は、本当に素晴らしくてさっきまでの残念な気持ちはすっかり消えていました。その橋のたもとで、ネイティブアメリカンたちのジュエリーや工芸品を売っている露天の店がありました。私たちは車をとめて、店を見て回りました。と、一人のおじさんが自分の作った音楽のCDを売っていました。彼はネイティブアメリカンフルートの奏者でした。そして、その笛の音があまりにも、このニューメキシコの大地にぴったりで私たちは2枚、そのCDを買いました。これは深い渓谷にかかるリオグランデ橋。そして、旅の間中、そのCDを車の中でかけて聞いていました。おさむは「俺もネイティブアメリカンフルートを吹きたい」と言い出しそれをアリゾナで購入することに決めました。数日後、セドナに着いた私たちは、セドナのガイド、イルさんが紹介してくれたネイティブアメリカンの店に行っていました。そこで、おさむはネイティブフルートを見ていたのですが丁度その店にいた、一人の日本人女性がそれを見ていて、私たちに声をかけてきました。彼女はナナさん、前から名前だけはよく知っていてやはりセドナのガイドの方です。そしてナナさんの旦那さんが、ネイティブアメリカンのフルート吹きだったので彼女は、どんな種類のフルートがいいか、私たちに教えてくれたのでした。そうして、おさむは、ネイティブアメリカンフルートを買い、その演奏を始めたことで、初めてギター以外の楽器を演奏する喜びに目覚め、アリゾナの大地にインスパイアされて彼のCD「Mother Earth Father Sky」が出来上がりました。これは、幼少からギターひとすじにやってきた彼にとっては画期的なことでした。そしてそれからしばらくして、フルートだけでなく太鼓も取り入れ、最近、サウンドヒーラーとしての人生が大きく開けてきたのです。それまで、おさむは、自分には、ギターしかないとずっと信じてきて私も、おさむにはギターだと疑わなかったのですがこのフルートによって、その他の可能性を見いだし、そして今は、これまで考えもしなかった新たな方向へと向かっているのは、本当に導かれていたのだと感じます。つまり、あの日、もし、私たちがタオスで村に入れたとしたら、私たちはリオグランデ橋に行くことはなくそうすれば、あのCDに出会うこともなくネイティブアメリカンフルートを彼が買おうということもなかったし彼がサウンドヒーリングの道に入ることもなかったでしょう神様の素晴らしいチェスは、先が簡単には読めないようにできているので、その場ではわからないこともたくさんありますね。例え、何かアンラッキーだと感じることが起こったとしても結果的に見ればすべてラッキーなことなのです。すべては完璧なタイミングで起こっていることを知れば目の前に起こったことに一喜一憂しなくなります。私たちは、いろんなことが起こると、つい忘れてしまうのですが、あらためてそのことを感じています。ありがとうございます
2009年12月04日
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今日、レイキのクラスを受けに来られた方が、今月、セドナに旅行に行くと言われていたので、あの赤茶けた大地と青い空を思い出し、急にまた行きたくなりましたレイキを学びに来られる方の中には、パワースポットに興味を持っている方が多いので、何人もの方がアメリカの聖なる地、セドナを訪れていて、よく話題に出ます。これからセドナに行くと言う方に、私がお勧めしているのがセドナに住むスピリチュアルガイド、アイルさん(通称イルさん)私たちはイルさんに出会うまでは、旅先でガイドをつけるという発想は全くなく、ガイドがいたら、自分たちの自由に行動できないような気がしていたしまたそのお金があったら、他に使った方がと思った方がいいと思っていました。でも、たまたま2006年にセドナに行く前にミキシィでイルさんとつながり、せっかくだから、マイミクである彼女に案内してもらおうと、気軽に半日ガイドをお願いしたのが最初でした。そうしたら、もう予想以上に素晴らしく、彼女のおかげで、案内してもらった日だけではなくセドナでの旅のすべてが、何倍にも素晴らしいものになったのですイルさんは、単なるガイドではありません。その人のエネルギーを感じとり、今、その人にとって一番、必要な場所へと連れていってくれます。なので、その場所に行くことで、それまで気づかなかった気づきを得ることができたり癒されたり、浄化が’起こったりします。セドナといえば、やはりボルテックスですがそのボルテックスへも彼女と行くと、全く違った経験になります。植物たちのこと、岩のこと、聖なる土地への祈りの方法、浄化の仕方、その場所が、どんなエネルギーを持った場所であるかといったいろんなことを伝えてくれます。ボルテックスの一つであるベルロックは、通常は、頂上には、ガイドなしでは登ることができないので2006年に行った時には、イルさんにベルロックの頂上へ連れていってもらいました。(頂上へのはっきりとした道はなく、岩を登っていくのですが、どの岩を登ったらいいか、ガイドがいないとわからないため)その時に、ある場所で、私に何とも言えない恐怖の気持ちがわき起こってきました。一歩足を踏み外したら、死ぬということが私の中で大きくなり、死に対する恐怖がわき上がってきたのです。その場所を何とか過ぎた後に、イルさんが『今のところで、怖さが湧いてきたでしょう?ここは、父親のような場所。突き放して、それを乗り越えさせることで、その人を成長させてくれる場所なのです」と教えてくれました。その頂上についた時の感動は、今でも忘れられません自分の中にある恐れを手放し、自分を信頼すること守られていることを信じること、そして、自分の人生を信頼することの大切さを学びました。あの経験があるから、今の私があるのだなあと時々思います。ペルーに行った時に、急な勾配で怖いと言われているワイナピチュに登った時にも恐れを抱かず、とても心穏やかに登ることができました。そして、イルさんは、けして、無理をせず、相手を見て、そこに連れていくので安心して任せておくことができます。ベルロックの頂上まで、登る人はわずなのだそうですが、頂上まで登るのが精神的、身体的に無理と感じる人は、けして、連れていかないそう。また、彼女は、地元の一部の人しか知らないスペシャルなパワースポットにも連れていってくれます。私たちが去年、再びセドナを訪れた時には,精霊たちがたくさんいる、聖なる泉へ連れていってもらったのですが、そこは、個人の所有地を抜けていくので門のパスワードを知らないと行けない場所にありました。彼女は、その場所で、それぞれの時間を過ごすことをとても大切にしてくれるので、通常のガイドさんのようにぴったりと一緒にいたり、あちこち移動したりはしません。その場所場所で、思い思いに過ごす時間をたっぷりとってくれます。長期で滞在できて、何度もボルテックスに行くことができる人はともかく、旅の期間が短い人にとっては、彼女のようなガイドとともに過ごすとその短い旅を最高に充実させる旅になるでしょう。そして、何よりも素敵なことはイルさんの存在そのものが、素晴らしいヒーラーだということ彼女に会うだけで、彼女から湧き出している愛のエネルギーで癒される感じがします。彼女はドルフィンとのつながりが大きく、別の土地でドルフィンヒーリングなどもやっているそうですが彼女に会うと、まさにドルフィンに出会ったみたいな気持ちになるのです。と、イルさん宣伝部みたいになりましたがイルさんのHPです。こちらは、少し前に、雑誌トリニティで掲載されたイルさんの日記。『アイル グラハムの光日記』セドナは、今、とても人気のスポットなので、たくさんの人が訪れるせいで、だんだんエネルギー的に弱くなってきていると言う人も多くいます。それで、去年、セドナに行った時にイルさんにその辺りのことを聞いてみました。岩や草木と対話することができる彼女曰く、「私もそのあたりが心配になって、岩たちに聞いてみたのよ。そうしたら、大丈夫だって。セドナは、何も変わらないよ。そんなちっぽけなものじゃないよ。そう答えてくれたのよ」と話してくれました。もし、セドナに行かれることがあったら、自分が癒されたり、パワーをもらうことだけでなく、セドナに、そして母なる大地に感謝の気持ちを捧げて、あなたの光のエネルギーを流すような気持ちでいてくださいね。そうしたら、セドナはきっと答えてくれますからこれは2006年に訪れた時のベルロック。写真で見ると、そんなに高く見えないのですが、下から見上げるとかなり高いです。こんな岩を登っていきます。ベルロックの頂上にてイルさんと。頂上には鉄の箱が置かれてあり(右下の箱)中には、頂上に辿りついた人々の感動のメッセージがたくさん入っています。
2009年08月16日
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