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2009年10月30日
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カテゴリ: 映画&映像


その中で印象に残った素敵な映画です

「Whale Rider」

日本語タイトル 『 クジラの島の少女』

3kujirabanner.jpg



2002年ですので、ちょっと前の映画ですが
日本ではどれくらいの人が見られているのかしら?



ストーリーは

ニュージーランドの小さな浜辺の村、マオリ族の人々が舞台。

彼らは、祖先の勇者パイケアがクジラに導かれ、
この地へ辿り着いたという伝説を語り継いでいます。
代々男を族長として村を守り続けていました。

ある時、族長コロの長男ポロランギは双子の男女を授かるのですが、
双子のうち男の子と母親は出産時に命を落としてしまいます。

それを悲しんだポロランギは、一人娘を残して村を去って行きます。

一方、女の子の方は伝説の勇者と同じ名前パイケアと名付けられ、
祖父母であるコロとフラワーズのもとで育てられます。


パイケアが12歳になった時、
村では彼女と同年代の少年たちが集められ、後継者育成の訓練が始まります。
でも、女であるパイケアはその訓練への参加を許されません。

それでもパイケアは、伝統的な踊りや歌を学び、秘かに
男しか許されないタイアハ(棒術)の訓練も始めます。
族長コロは、そのことを知り、伝統を汚したと怒ります。

コロの願いもむなしく、次の族長を見つけることはできず
コロは、ショックで寝込んでしまいます。

そんな時、まるで部族の危機を知らせるかのように
突然、大量のセミクジラが浜に打ち上げられ、死にかけるという
事件が起こります。

村人たちの必死の努力にも関わらず、クジラを助けることはできず
コロは、部族の終焉を予感します。

そして、パイケアが静かにそのクジラにまたがった時
奇跡が起こり、伝説の物語が再現されるのです。



マオリ族にとって、クジラは
神と人とをつなぐ、神の使者。

海とクジラを敬い、
伝統を受け継いでいこうとするマオリの人々。

一方で、時代の流れとともに、次第に、その伝統的価値が薄れつつあり
それを必死で守ろうとする族長コロの苦悩。
かたくなに、そのやり方を変えようとはしません。

そして、女であるために伝統を継ぐことを許されない少女パイケア。
それでも、自分の内なる感覚を信じて、
自らの運命を切り開こうとする姿を描いています。



この主役の少女が、本当に素敵です

彼女は、ニュージーランド生まれ、
マオリ族とヨーロッパ系移民とのハーフで
今回のこの映画で抜擢されたそう。

彼女が泣きながら、伝統的なマオリの歌を歌う箇所があるのですが
とても演技なんて信じられないくらいナチュラルで胸をうちます。


この少女、誰かに似ているなあって思っていたら、
DVDのインタビュー映像を見て
先日見たばかりの『Pay It Forward 』の子役ハーレイ・J・オスメントの
話し方や声や時折みせる表情がそっくりだと気づきました。



長く、受け継いでいかなければならないもの。

そして、時代とともに変化していかなければならないもの。

それらは両方ともが大切なんだなあと、考えさせられます。



先日のアポカリプトの後に、これを見たのですが
つくづく感じたのは、いつだって胸に響いてくるものは
例え、それがどんな題材であったとしても
愛の意識に基づいたものであるということ。
それは、単に家族愛とか恋愛とかいうものではなく
(アポカリプトも家族愛という意味では、描かれていましたから)
自然や、生命や、大いなる存在に対する愛。


そして、この映画に描かれているように、
イルカやクジラは、愛の意識そのものであり、まさに神の使い、
人間以上にスピリチュアルな生き物だとつくづく感じます。
これは脳の大きさとか知能が高いというだけの問題ではないと思うのです。

イルカやクジラのことを思っただけで
何だか心がぽっと暖かくなる感じ
だから、この映画は、無条件に好きな映画なのかな。



そのイルカやクジラをいまだに捕獲している日本人
これについては、書き出すとまた長くなってしまうのでやめておきますが
やはり、これは変えていかなければならない伝統ではないかしらと思います。

参考映像
『The COVE』予告編(日本語字幕)

予告編 2( 日本語字幕)



だめ~~せっかく心温まる映画の紹介していたのに
こんなショッキングな映画もついでに紹介してしまっては


今日、マオリ族でさえ、みんなが高い精神性を持って生きているわけではないし
この少女パイケアのような高い意識を持つことは
現代社会の中では、難しいことなのかもしれません。

でも、自然への畏敬の念を忘れないことと、
そして、自らの内なる感覚を見失わないこと。


『クジラの島の少女』のような映画を通して
多くの人たちの、イルカやクジラに対する認識が変わっていったら
いいなあと思います。








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最終更新日  2009年10月31日 00時04分10秒
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