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2009年12月19日
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カテゴリ: シャーマニズム

昨日の夜、NY OPEN CENTERで行われた
ペルー、アンデスのセレモニーの
ワークショップに参加してきました。

参加者は40~50人ぐらい。
みんなマットが敷かれた床の上に円になって座ります。

この日の講師、ペルー人のシャーマン、アレックスは
シャーマニズムだけでなく
風水や建築デザインなどもやるそう。

今日、行われたのは、despacho(デェスパッチョ)セレモニーと呼ばれるもの。

despachoは、アンデス地方(ペルーやエクアドル)で伝統的に行われている
山々や母なる大地へ捧げる(Offering)ためのセレモニーです。
祝いの儀式であり、毎日の生活の豊かな恵みに感謝を捧げ、
私たちの人生と自然との調和をもたらします。

despachoは、愛の行為であり、私たちがすべての人や物、
スピリットや聖なる土地とのつながりを思い出させるもの。
深いレベルでは、宇宙のすべてのものとの一体となる機会だそう。

ケチャ語を話す人々は、約300種類以上のdespachoがあると言われています。

アレックスがdespacho についての説明を行った後
みんなの間を周りながら、florida water
(南アメリカでクレンジングやセレモニーに使う香水)を、
口に含んで、ぷーっと空中に吹き出し、長いコンドルの羽を振り回して、
浄化を行ってゆきます。
このコンドルの羽がとても大きく美しい

それから、捧げものとなるdespacho bundle を作ってゆきます。

捧げるものは、4つの要素から。
植物由来のもの、動物由来のもの、ミネラル(鉱物)、人が作ったもの。

白い紙の上に、それらのエレメントをマンダラのように
配置して、バランスよく作り上げてゆきます。

まず植物由来のもの、から置いてゆくのですが

最初に粉で円を描き(地球を表す)
その中にタバコ(煙ー空)
ピーナッツ(祖先、秘密)
貝殻(太陽)
その周りに穀類(大地や豊かさ)
砂糖(甘さ、喜び)
塩(プロテクション)
シダー(森の叡智)
セージ(浄化)
フランキンセンス(光)
ラベンダー(浄化)
コカの葉(聖なる大地の叡智)
と、一つ一つ捧げものの意味を説明しながら、置いてゆきます。

それからミネラル、鉱物を置いてゆきます。
小さい石なのですが、とてもよいクオリティのものだそう。

この日使ったジェムストーンは

クリアクォーツ(純粋さ、クリアな意図)
ブラックトルマリン(ネガティブエネルギーの浄化)
パイライト(幸運)
ローズクォーツ(愛)
ターコイズ(祖先への捧げもの、プロテクション)
ゴールド(男性性、太陽)
シルバ-(女性性、月)
アメジスト(高次元の叡智)
オパール(プロテクション)
スモーキークォーツ(浄化、創造性)
など。

それから、動物由来のもの。

牛の骨(構造、動物とのコネクション)
珊瑚(海の力)
羽(鳥とのコネクション)
真珠(無限の叡智、純粋さ)
くらげ(新しい始まりの成功)
たつのおとしご(バランス)
貝殻(水の力、柔軟さ)
くじゃくの羽
人間の髪(動物世界へのつながり)
など。

それから人が作ったもの。
さいころ(グッドラック)
コイン(富)
灰(私たちの個人の祖先への捧げもの)
などなど。


この間、みんなに祝いとして、
紙コップにつがれたワインやラム酒などが回され
一口づつ飲んでゆきます。
何回も回ってくるので、毎回飲んでいると
ちょっと酔っぱらってきます
考えてみれば、こういったスピリチュアル系のワークショップで
お酒が振るまわれるというのないかも

そして、今度はkintos キントスと呼ばれる3枚のコカの葉を
全員に回してゆきます(7 kintos なので7回)
これに一人一人が、息を吹きかけ、祈りを捧げてゆきます。
個人的なことの祈り、世界への祈り、
それぞれが心の中で祈ったら、隣の人にkintos コカの葉を回してゆきます。
(※コカの葉は、アメリカでは所持していることだけで違法なので、
ここではbay leafで代用していました)

その間、シャーマンのと数人のアシスタントたちは
ネイティブの太鼓やラトルを叩いたり
コンドルの羽を使って、みんなの浄化を行います。
参加者もみんなで声や音を立てて、浄化を促すもので
スウェットロッジを思い出しました。

ネイティブアメリカンもそうですが
このアンデスのセレモニーでも大地や自然とともに
祖先への感謝がとても大切。
アレックスが話していましたが
自分の祖先は、20世代前にさかのぼると総計100万人になるんですね。
つまり、祖先に祈りを捧げるというのは
これまで生きてきたすべての人に祈りを捧げるようなもの。

アレックスが、長いパイプで、たばこの煙を
吹き出し、despachoの捧げものにさらなるBlessingsを行います。

それから、参加者一人一人が持ってきた捧げものを
その上に置いてゆきます。
花や大事な写真、カード、リボンなど。
私たちは、このワークショップは前日に予約して
この日、捧げものを用意する時間が全然なく
来る直前に近くのデリで買ったクッキーを捧げました
(それでもオッケーでしたが

最後に紙を折りたたみ、包みにして
ひもでまきあげ、それらに花やお金を巻き付け
捧げもののbundleの出来上がりです。

そして、最後に参加者を代表して、一人の女性の身体に
この捧げものをなすりつけるようにします。
これは、その人のネガティブエネルギー、ヘビーなエネルギーを
集めているのだそう
捧げものの最後の仕上げをするのにヘビーなエネルギーを集めるというのは
とてもおもしろい。
地球はこのヘビーなエナジーを食べ、再生するのだそう

despachoのリチュアルでは、
この捧げものは、燃やすか土に埋めるか水に流すのだそう。
そして、燃やすところは、参加者は見てはいけないことになっているとのこと。
なので、このセレモニーも、ここまでで終了。
この日の夜、アレックスが捧げものを燃やすのだそうです。

こうして3時間のセレモニーが終了しました。
準備されているものも、数々のクリスタルやワンド、羽なども
素晴らしいものばかりで、かなり本格的なセレモニーでした。
アレックスの祈りの言葉もすごい。
もう何十年もこういうワークをされている方なんでしょうね。


母なる大地、パチャママへの祈りと感謝、Offering
ペルーの伝統的なリチュアルがNYで体験できて、とてもよかったです

日本の神社の儀式などもそうですが
伝統的に行われているセレモニーやリチュアルというのは、
人間と自然、神、宇宙を結び、私たちの人生をより豊かにしていくものとして
とても大切なものだなあということを日々感じます。

グループやみんなで集まって行うセレモニーに参加することも
また、日々の生活の中で、自分なりの小さなセレモニーを
行ってゆくことも素敵ですね♪

DSC_0727.JPG
日曜市で工芸品や食材を売り買いするケチャの人々。
ペルーのピサックにて





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最終更新日  2009年12月20日 02時24分51秒
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