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2011年12月12日
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カテゴリ: ヒーリング


マンハッタンで開かれたスーフィーのワークショップに参加してみました。

スーフィーは、禅やヨーガやタントラと同じように
宗教というよりフィロソフィー、哲学です。
例えば、ヨーガがヒンズー教から来ているように
スーフィーもイスラム教がベースとなっていて
踊り、瞑想、ムーブメント、音楽、詩、生活様式、ヒーリングなど
あらゆるものが統合されたもの。
スーフィーで有名なのは、あの広いスカートをはいて、くるくる回り続ける舞踏ですね。
あの動きは、クンダリーニを上昇させるのだそうですが
見ているだけで、三半規管が弱い私は、酔いそうになります。

そして、スーフィーで有名な人と言えば、やはり詩人のルーミー。
マドンナやデミームーアなども、ルーミーの詩の朗読などを行っていますが
スピリチュアルな世界で最も読まれていると言われている詩人です。

おいで、おいで

あなたが放浪者でも
師を求める人でも
世捨て人でさえも
誰であろうとかまわない

われわれの仲間は絶望しない者の集いだ

おいで

たとえあなたが自分の誓いを
千回破ったとしても

それでもおいで、おいで
何度でもおいで。


これまでの人生で、自分の誓い、1200回ぐらい破っている私としては
これは強烈に響いてきて、これを最初に読んだ時には
いきなりハートチャクラが開いてゆくような感覚がありました。
「詩によって、癒しが起きる」ということなのかもしれません。
宗教や思想を超えた彼の言葉は、そのままハートに響いてきます。


「愛の宗教と、その他すべての宗教は峻別される。
神を愛する者は、もはや宗教さえもたない。
あるのはただ神である」


そして、去年、そして今年の清水友邦さんが
ブレスワークで使ってくれたスーフィの音楽。
これが本当にすごい。
これまで味わったことのない感覚を呼び起こさせる魂の音楽。
これは、もちろんブレスワークの効果と相乗的にワークしているのですが
この音楽をもう一度聴きたい、と。

そして、極めつけが、少し前に受けたドランヴァロの
ハートの聖なる空間のワークショップの中で
使われたスーフィーのハートを開くためのワーク。
これがまた素晴らしくて、一体スーフィーというのは何なのだろうと
ますますスーフィーについて知りたくなっていた時に
たまたま(ではないのでしょうが)スーフィーのマスターが
NYでワークショップを開いていることを知り、参加してみたのです。
彼は世界各国を回っていて、年に一度NYでも開いています、

さて、前置きが長くなりましたが、ワークショップは、朝11時半から6時まで。
と書かれてあったのに、朝11時半に着いて、しばらくしても全く始まる気配なし。
結局、始まったのは12時50分ぐらいでした。
このルーズさが、すでにこちらの時間感覚との違いを感じさせます。
集まってきたのは、30人ぐらいのアメリカ人やヨーロッパ系白人。
みんなもう長い間、スーフィのワークをやっているようで
その場になじんでいて、挨拶を交わしていました。

スーフィーマスターのAdnan Sarhanは、80歳は越えていそうで
一見、特にそんなすごい人だとは思えないのですが
ワークが始まると、何だかよくわからないけどすごいのかも?という気がしてきます。
ワークは、床にあぐらをかいて座り、呼吸法とともに身体を動かしてゆきます。
クンダリーニヨガのような動きがあったりしますが、
それよりもっとゆっくりゆっくりと身体を動かします。
マスターは、時々「息を吐いて、吸って」という言葉だけは言うのですが
それ以外は特に指導せず、基本的に彼の動きをみんなで真似します。

上手く説明できないのですが、動きとしては、
クンダリーニヨガとタイチとフィルデンクライスと酔っぱらいの動きを足して
4で割ったような(余計にわからん?)モーブメントです。
すごいのは、マスターの目が時々、完全に白目になっていて、
こんな動きで、彼は完全に別の意識状態になっているのがわかります。
もし、私が彼をスーフィーだと知らずに見たとしたら
酔っぱらいかドラッグ中毒のおじいさんが、
座ってふらふらしているとしか、見えなかったかも

ということで、最初の方は、よくわからない感じだったのですが
だんだん腕をあげて、それを延々と揺らしたりする動きになります。
クンダリーニヨガをされたことがある方なら、わかると思いますが
そういう動きを長く続けていると、ほんとしんどくなるのですよね。
「あ~腕降ろしたい~」と思うのですが、
このマスターは全くものともせず、淡々と続けてゆきます。
そんな動きをしばらくやって、それから、
Ya Shantiというマントラを音楽に合わせて、唱えながら、呼吸します。

それをしばらく続けていて、ある瞬間からぐわ~んときました。
「何なんだ~これは~」と思うのもつかのま
もう続けていられなくなるぐらいの強烈な感覚です。
周りを見てみると、すでにみんな床に横になってしまっています。
私もいつのまにか、そのまま床に横になってダウンしていました。
いわゆる変性意識状態。

後からマスターが言われていたのは、リズミックな呼吸にマントラが加わると
それはヒーリングになる、のだそう。

どのぐらいの間、意識が飛んでいたのか、よくわかりませんが
そろそろとみんなが起きだしてきて
また今度は、床に寝て頭をあげて、足をあげてゆく腹筋のワークが始まりました。
(こんな意識になった後に、腹筋かい!とつっこみたくなりましたが
マスターは、足のあげさげに全くぶれがなく、鍛えられています。
(なので、今日は私はお腹が筋肉痛なの)

それから1時間の休憩をはさんで、今度は二人一組になってのマッサージ。
私はブレットという男性と組みましたが、
とても感じのいい方で、スーフィーのワークについて
いろいろ教えてくれました。
彼は私と同じぐらいの年齢だと思うのですが、最初にスーフィーのワークを
始めたのがなんと25年前だそう。
そして、15年ぐらいブランクがあって、再び数年前から始めたそうです。

このマッサージ自体は、スーフィーのワークというわけではなく
他のマッサージの先生が、みんなに教えながらやってゆくのですが
みんな適当にやっていたので、
私はタントラのマッサージとレイキとマトリックスエナジェティクスと
経絡のつぼとレインドロップのテクニックを組み合わせた
スペシャルマッサージをしてあげたら、とても気にいってもらえて、
結局、私は15分ぐらいしか受けなかったのに
彼には1時間以上マッサージすることになりました。
でも、やっていてとても気持ちよかったです。
(マッサージもIHキネシオロジーのヒーリングメニューに入れようかしらん、
と思ったぐらい)

という感じで1日目のワークが終了。
1日目を終えた時点では、正直よくわからない、というのが感想でした。
マスターは、ワークの間、音楽をかけてくれるのですが
カセットテープでかなり音質が悪い上に
私が求めていたようなスーフィの音楽ではなく
それもちょっと期待はずれだったこともあります。

でも、たぶん、私が初めての参加だったからなのでしょう
この日の最後にマスターが私のところにやってきて
どこから来たの?とか名前は?とか聞いて
「君は、とてもよくやっていたよ」と言ってくれて
しっかりハグ’してくれました(*^^*)

そして二日目。

この日も前日と同じように、床に座ってのムーブメントからです。
前日より、何となくわかったのは、身体をどう動かすか、ということより
自分の内の感覚に従って動かしてゆくことが大切なんだなあということ。
(酔っぱらいの動きなら、昔から得意だし、って違うか

やっていると、ちょっと意識が変わってくるのが感じられます。
そして、この日はマントラは唱えず
そのまま床に横になります。
その時点までは、私の意識はクリアで
「あ~今日は昨日みたいにはならないんだなあ」と思っていました。

ところが、マスターがスーフィーの音楽をかけはじめた途端

『あ~~きた~~

とあのぞくぞくするような感覚がやってきました。
これは、とても言葉では言い表せないのですが
ブレスワークで、清水さんがスーフィーの音楽をかけ始めた時にも感じた
わくわくする、魂が揺さぶられているような感覚なのです。
音楽は、それまでの音とは全く違って、ものすごくクリアに聴こえ
身体のすみずみに染み渡ってくるような音でした。
あ~これをずっと聴いていたい、と思ったにも関わらず
いつのまにか意識はどこかに行っていました。
やっぱり、すごい、スーフィーの音楽。

そして、この日の終わりはダンスでした。
いわゆるベリーダンスで
みんな好き勝手に踊ります。
これも楽しかった~~
最近、家でたまに踊っているのですが
やっぱり踊ることは最高に楽しいですね。

ということで、スーフィーのワークショップ
まだ2日体験しただけでは、その奥深い素晴らしさはわからないでしょうが
毎年夏には、ニューメキシコのアルバカーキで
スーフィキャンプが開かれるとのこと。
こんなのを何週間も続けたら、ほんとすごそうです。
とりあえず、クリスマスから新年にかけても行われるそうなので、
今度はおさむと参加してみようかなあと思っています。

ルーミーの詩集から、もう一つご紹介♪


「光はただひとつ」

ランプはそれぞれ違っても、放つ光は同じひとつ。

光、それははるか彼方から届けられる。
あなたがランプに眼を奪われ続けるのであれば、
あなたはあなた自身を奪われてしまう。
ランプの種類は数限りなく、各人の嗜好もまた然り。
あなたの視線を光に転じ、光そのものを見つめよ。
そうすれば、あなたは地上における事象に特有の、
二元性の限界から解き放たれるだろう。
そのようにして新たな視線を獲得すれば、
イスラム教徒、ゾロアスター教徒、ユダヤ教徒の違いは、
依って立つ位置の違いに過ぎないことが理解できよう。


ヒンドゥー教徒たちが、見せ物にしようと象を連れてきた。
見物客たちは、象のつながれた暗い小屋へと入ったが、
暗闇の中では、眼で見ることは不可能だったので、
それぞれの手のひらで象に触れる以外には方法がなかった。
ある者は象の鼻に触れ、「この獣は水道管のようだ」と言った。
またある者は耳に触れ、「この獣は扇のようだ」と言った。
またある者は脚に触れ、「まるで柱のようだ」と言い、
またある者はその背に触れた。「本当に、」その者は言った、
「これは玉座のような生き物だ」と。

一人ひとりが光を放つろうそくをその手にしていたら、
それぞれの言葉に違いはなかっただろうに。








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最終更新日  2011年12月13日 08時17分39秒
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