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2012年06月04日
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カテゴリ: キネシオロジー

前回のブログで、私がクライアントさんが泣くのを説得するような形になる、
と書いたことで、
『ヒーラーがクライアントの意に反することを行う」というコメントを
くださった方がいました。
こういう率直なご意見を頂くと
なるほど、こういう言葉を使えば、こういう風に人から受け取られるのだなあと
私自身の気づきになります。

言葉というのは、限定されたものなので
共通の認識がある場合は、何をどう書いても伝わるものですが
そうでなければ、伝わりません。
極端な例で言うと、アフリカの森の中で暮らしている原住民に
私のブログの内容を、例えその言語で訳して伝えても、全く伝わらないわけです。
(でも、もし実際に会って、私のエネルギーとして感じてもらえれば伝わります)
こういったブログの内容は、セッションを受けられたことがあったり
ヒーリングを知っている方には、そのまま伝わっても(感じれても)
もし、全く共通の認識がなければ
受け取り手の言葉の定義に限定されて伝わります。
どちらがいいとか悪いとかの問題ではなく、それは言葉の持つ性質であり限界です。

ですが、できる限り伝わるように工夫することもできるわけですから
また、ここでちょっと補足させてくださいね。
気づきをありがとうございます

グラウンディングというテーマは、ヒーリングを知らないと
なかなかピンと来ないテーマですから、もっとわかりやすいテーマでお話しますね。

セッションでの調整は、顕在意識での理解が必要と書きましたが
例えば、夫に暴力をふるわれているような状況で、誰がどう考えても
そんな男とは別れた方がいいと思えるような状況だったとしても
その本人が「彼と一緒にいたい」と思っていれば
その彼と別れることがテーマだとはあがってきません。
彼女が「もう別れたい」もしくは「もう別れた方がいいのではないかしら」
と思わない限り、別れることがテーマだとは出て来ないのです。

ただ「もう彼と別れたい、別れた方が自分のためだ」とわかっていても
別れられないという事実があれば、それは何か別れたくない要因が
潜在意識の中にあるということです。
例えば「(暴力をふるう彼でも)自分を愛してくれているのではないか?」
「彼を失ったら、私を愛してくれる人はもういないのではないか?」
などという恐れです。
意識のどこかでは別れたいと思っているのですから
例えば、セッションで「彼と別れる」が、テーマとしてあがってきても
大抵の方は「ああ、やっぱりそうか」と納得します。
でも、実際にそれが目標として選ばれた時に、その別れたくない要因が
表に浮上してくることがあるのです。
「やっぱりあんな男とは別れた方がいいのはわかっているのだけれど。
でも彼は優しいところもあったし、あの時はこんなこともやってくれたし」
というような感情が湧き出てきたりします。
そうすると一時的に「別れたくない」という感情の部分が強く出てくるのです。

本人に全く別れる気がなければ、テーマとしてあがってこないので
私が「暴力をふるう男とは別れた方がいい」なんて説得することはないわけですが
でも、本当は「別れた方がいい、別れたい」と思っていても
一時的に別れたくないという感情が浮上してきた場合は
私が、セッション中に、その方が心からそうしたいと思えるように
話合ってゆく必要が出てきます。
心からそうしたいと思っても、潜在意識の中ではその恐れはありますから
身体は抵抗を示しますが、まずは、顕在意識で深く納得していることが大切なのです。

ですから、グラウンディングの問題で言えば
その方の顕在意識でも「グラウンディングすることが必要だ
安心して生きていきたい」と思っていても
一方では「現実社会なんて見たくない、ふわふわして生きていたい」
という気持ちがどこかにありますから
セッション中に「やっぱりグランディングしたくない、恐い」
という感情が出てくることがあるのです。
ですから、そこで再度、なぜグラウンディングが必要なのかを私がお話して
やっぱりそうしたいという意思を確認する必要があります。
説得するような形になる、と書いたのは、
一見、話し合いがそんな形になるというだけで
実際は、説得しているわけではないことは、クライアントさん本人もわかるので
私も安心してお話できるわけです。
セッションでは、クライアントさんが、本当に自分がやりたかったこと、
どうなりたかったのかを、顕在意識で明確にしてゆくことができるよう、
私が導いていく必要が出てきます。
これが、キネシオロジーのセッションにおけるカウンセリングです。
キネシオロジストとしてやっていけるかどうかの大きな要因の一つが
このカウンセリングの力だと感じます。
(私は英語でのセッションになると、
このカウンセリングの力が弱くなってしまうのですが)

もっとも、セッション中に私が思わず一緒に泣いてしまう本当の理由は、
クライアントさんが抵抗するからではなく
「よくこれまでがんばってきたね。
グランディングしないでここまで生きてきたのは、大変だったよね」
という思いが湧いてくるからです。
グラウンディングできていない状態では、意識、無意識レベルで
どれだけ大変なことなのかがわかりますから。
それと同時に、やっと今日でそれを手放せるね、という喜びの涙でもあります。
これはカウンセリングの力とは関係ないのですが
たぶん、私がセッションの中で、クライアントさんと
一緒に「感じていきたい」タイプのヒーラーだからかなあと。

ということで、少なくともキネシオロジーにおいて、
キネシオロジストがクライアントの意に添わないことをやることはないのです。
キネシオロジストとして、最も大きな責任は
筋反射を100%正確に取る、絶対に魂からの声を間違えない
ということです。
そして、その声をクライアントさんに伝えてゆくだけなのです。

もちろん、全く予想もしなかったことが、テーマに上がってくることもよくありますが
それが上がってくるということは、どこかでは気づいているということで
それをお伝えすると、ああ、なるほどね~と納得できるものが上がってきます。

なるほどね~と頭で納得しても、潜在意識はそれに対する様々な抵抗(恐れ)
がありますから、身体は抵抗します。
ですから、それを外してゆく必要があります。
なぜ、潜在意識の抵抗を外す必要があるかと言えば
それを外さない限り、本質的には何もヒーリングされないし
何も変わらないからです。

でも、それが上がってくるタイミングというのがあって
本当にそれを手放すことに抵抗して、まだまだそれを手放す準備ができていない時には
問題として上がって来ないのです。

例えば「価値判断をする」というのは多くの人が抱えている問題です。
あれがいい、これはだめだ、あんなことを言うなんてだめだ
など、人はいろんなジャッジをしています。
そのジャッジによって、例え本人は意識では気づいていなくても
様々な問題を生み出してしまっています。
実はジャッジをするというのも、潜在意識のプロテクションの一つであって
ジャッジをしてしまう要因となっているものが、必ず潜在的にあるのですが
「価値判断」で身体が反応したということは
もうそれをどこかの意識では、手放したい、
これからの自分には必要のないものだ、と感じ始めているということです。
だから、価値判断を手放す、なんてテーマがあがってきたということは
その方が、それを手放すための意識レベルまで
到達しているということを意味します。

例えば、絶対にグラウンディングなんてしたくない
と思っていれば、その問題はあがってきませんし
その意識が強い方は、私のところにセッションに受けに来られることもありません。
本当にその問題を持ち続けていたい人は、けしてセッションには来れないのです。

初回の方の直前のキャンセルが、たまにあるのはそのためです。
1回でもセッションを受けたことがあれば、問題を手放すことは
何も恐いことではないこともわかりますが
1回も受けたことがないと、潜在的にも、また意識的にも
受けるのが嫌だと感じ始めて、一度予約をしたにも関わらず
急にキャンセルされたりします。
本当に病気でキャンセルしたのか、セッションへの抵抗が起こっているのかは
だいたいメールを読めばわかりますし
初回のセッションをキャンセルして、もう再び予約しないというのは、
まだ、その問題を手放す準備ができていないということ。
私としては、その方が手放す準備ができてから来られればと思っているので
例え、その抵抗に気づいていても、そのことをお伝えすることはありません。
その方が、本当に問題を手放したくなるのは、何週間後か
はたまた何年後かはわかりませんが
その問題を持ち続けている限り
精神的、感情的、肉体的、経済的、あらゆるレベルで
問題は起こり続けます。
私たちの本質、ハイヤーセルフは、いつも私たちに
「もうその問題に気づく時期ですよ~」と
メッセージを送り続けてくれるのです。

問題を手放す時期は、人それぞれです。
たくさんの問題を抱えて来られる方もいらっしゃれば
現実的な問題がほとんどなく、メインテナンス感覚で、
セッションに来られる方も多いです。
特に各種セラピスト、コーチング、ボディワーカー、ヒーラーなどの方々は
やはり解放されている方が多いので
最初のテーマ選びから一苦労になってきます。
これまでのセッションで、問題やテーマが見つからなかった人というのは
まだ一人もいないのですが、いずれそういう方も出てくるのかも。

今日もずっとここに定期的に来てくださっている
ヨガティーチャーの方のセッションでしたが
顕在意識でわかっている問題は、かなりなくなって来られているので
今回は、かなり深い要因を探っていくことになって、私にとっても
あ~やっぱりこうなんだなあとあらためて確認できたことがありました。

つい先日にも、別のヨガティーチャーの方が
私のセッションをブログに紹介してくださっていて、うれしかったです。
こちらは、とても素敵なヨガのティーチャー、 SHOKOさんのブログ
ありがとうございます

どんなヒーリングやセラピーであっても、基本的に
クライアントさんはヒーラーの意識レベル以上には行けないので
私は、さらに自分を解放してゆくことが求められるなあと。
そして、つい先日もその機会が訪れました。
それについては、また~~






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最終更新日  2012年06月05日 13時59分45秒
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