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2012年10月08日
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カテゴリ: ヒーリング

さて、クラスの話からはそれますが、2日目に
ブレンダンがこの日、ラコタ族のエルダーがスウェットロッジを開くので
もし参加したい人がいたら、クラスが終了した後、一緒に行こうと
クラスのみんなを誘ってくれました。
久々にスウェットロッジでデトックスするのもいいな~と私も参加することに。
ロンはスウェットには入らないけど、ギャザリングには参加するということで
ブレンダンと3人で持ってゆく食べ物をスーパーで買い出しし
この会を企画しているダナの家へ。
その後、クラスメートのクリスティーナもやってきます。

ダナの家には、ラコタ族のグランマザーを中心に
25人ぐらいの人たちが集まっていました。
そのうちスウェットに入るのは10人ちょっと。
ファシリテーターは、ラコタ族のジジ。
(じいさんという意味ではなく、ジジという名前)
ジジは、有名なミュージシャンでもあるそうで
このセレモニーのために、別の州からもやってきている人が
何人もいました。

まずは、ジジのお話。
この伝統的なラコタ族のスウェットについての説明。
浄化と再生のセレモニー。
そして母なる大地と父なる空への祈り。
先祖への感謝。

それから、ジジがホワイトセージで一人一人、浄化してくれます。
入る時には、all my relations (すべての存在たちに)
と言い、スウェットロッジの中で、パイプを回す時もそう言って回します。

スウェットロッジの中に入ると
真っ暗だけど、外から見るよりは広く感じられました。
焼けた熱い石が、13個ぐらい、外から運び込まれ
セージが焚かれます。
だんだん熱くなってきて、ジジが何度か
「もし、今の時点で外に出たい人がいたら、遠慮しないで申し出てください」
と伝えます。
「途中でやめることは、けして恥じることではない」
と、ジジは言います。
がまんして倒れてしまうより、自分の身体を知って
無理しない方がずっといいのです。
そのジジの声で、一人だけ外に出て、最後のコールが終わると完全に閉まって
真っ暗になり、その後、焼けた石に水をかけて
サウナ状態になります。

スウェットロッジの中でパイプがまわってきたら
声を出して祈りの言葉を唱えてもいいし
または心の中で唱えてもいいし、次の人にすぐに回してもいいのですが
私はふっと思いついて、祝詞を唱えることにしました。
スウェットロッジでは、それぞれの自国の言葉での祈りはウエルカムなのです。
暗闇の中、パイプがまわってきて、私の番になったので
熱い中、できるだけお腹から声を出すようにして、身禊祝詞を唱えました。
こんな風に唱えたのは、久しぶり。

それから、何度か焼け石に水をかけて熱蒸気で
どんどんロッジの中は熱くなってゆき、ジジが唄を歌い続けます。

でも、ものすごく熱くて耐えれない、というほどではありませんでした。
スウェットロッジは、毎回違うので、ものすごく熱くて
このまま焼け死ぬんじゃないかと思えるような時もあれば
マイルドな時もあります。
今回は女性が多かったこともあったのか
比較的マイルドなロッジだったと思います。

私は今回は、スウェットロッジの中で、特に何かに対して祈ったというより
ただ感謝の気持ちでそこにいました。

かなり汗はかいて、終わった後はかなりすっきり、気持ちいい。
ロッジの外にいたブレンダンが私の祝詞が聴こえたそうで
スウェットが終わった後、
「あれ、のりこだったのか~。
あの唄、とてもマオリ族の唄に似ていたんだよ
特に最後のフレーズを繰り返すところ」
と言っていました。

祝詞の節回しは、人によって若干違いますが
私は、神主だった私の祖母の唱え方が、子供の頃に身についているので
自然と出てきてきます。
祖母はこの祝詞の最後に「かみながら」のフレーズを
太鼓をどんどこ鳴らしながら、繰り返して唱えていたので
私も今回、そう唱えたのですが、その部分の節回しが
マオリ族の唄と似ているのだそう。
他の人からも何人かに「あの日本の唄、すごくよかった」と言ってくれたのですが
このラコタ族の伝統的なスウェットロッジで
日本の伝統的な祈りである祝詞を唱えることができて、とてもうれしかったです。

と、ワークショップのためにナッシュビルに来て
ラコタ族のスウェットロッジに参加して、祝詞唱えているなんて
ここに来る前は、想像もしていなかったですが。
ジジがやるのは何ヶ月かぶりだそうで
丁度、このタイミングでスウェットロッジ開かれたのは
とてもラッキーでした。

スウェットが終わった後は、家の中でパイプのセレモニーがありました。
ネイティブにとって、パイプのセレモニーは、神聖な儀式。
パイプホルダーは、この神聖な儀式を執り行うことを許された人です。
25人ぐらいが円になって座り、ジジが祈りを捧げた後
一人一人にパイプを回しながら、みんな吸ってゆきます。
パイプが一人一人にまわってきても、吸いたくない人は
額にパイプの先を当てて祈るだけでオッケー。
私はタバコは吸わないですが、こういう時はやはり吸わないと
と思いっきり吸ったら、頭がくらくらしてきました

その後は、持ち寄った食べ物をつまんでの食事タイム。
そして、何人かのミュージシャンによる演奏。
女性シンガー&ギタリストの二人で、すごく盛り上がりました。
それから、ドナのガイドのもと
隣同士に座っている人がパートナーになり、座ったまま
二人の手を合わせて、音楽に合わせながら手だけを動かすという
手のダンス。
これがけっこうおもしろかった。
私はダンサーという男性の人と組んだのですが
二人のエネルギーがぴったりと合った時には、
手の動きが本当にすごくびったりと合って
例えて言うなら手だけでセックスしているかのような一体感と
深いエネルギーの交流があるのです。

そんなこんなで、夜も遅くなってきて
グランマザーのストーリーテラーが始まってきたので
これ以上、遅いと次の日のクラスに差し支えるということで
私とロンとブレンダンは退去することになりました。

この日もまた祝福の日。
ありがとうございます。

CSC_0081.JPG
サントリーニ最後の日の夕日。





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最終更新日  2012年10月11日 02時11分45秒
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