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2012年12月02日
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カテゴリ: キネシオロジー


ここ最近、いくつかボディに関するワークショップを取って
とてもよかったので、その話もいろいろ書きたいのですが
今日は、また新米キネシオロジスト?のための
マインドとハートのお話を書かせてくださいませ。

キネシオロジーのセッションは、身体的なことや感情的、精神的なこと
能力を高めるための調整、スピリチュアルレベルでの調整などいろいろあります。
先日クライアントさんに
「どんな方のセッションが大変ですか?』
と質問されたのですが
私にとっては、その方が、例え大きな病気を持っていても、精神錯乱状態であっても
また、どんなに小さな(と本人が思っている)問題であっても
どちらが大変、というのはありません。
もちろん、病気やうつなどを持っている方は、身体がいろんな調整法を
要求してくることが多いですが
身体的問題や脳の調整というのは、ブロックは起こらないので
スムーズに進みます。
ただ、多くの場合、身体的だけの問題というのは少なく
ほとんど精神的、感情的な問題が関わってきます。
思い込みや信念などのマインドが強い場合は、それらを一つ一つ見てゆく必要が出てくるので
大変になると言えるかもしれません。

「経験したことは学んだとは限らない」
というのはゲーテの言葉ですが
私たちが経験から学んだものの多くは、その人の魂レベルでの導きを
防ぐものになっていることが多いです。
例えば、彼に浮気された、という経験があれば
「男性は信頼できない」という信念体系ができる可能性があります。
そこに、さらに、ソーシャルプログラミングがあれば
その信念はさらに強力になってゆきます。
これは家族や社会の中で埋め込まれてきた価値観や考え方です。

例えば、女性の多くが持っているのは
「男性は女性を裏切る、浮気をする」という意識。
例え、自分が実際に男性に裏切られたことがなくても
そういう話を人から聞いたり、読んだりすることで
それが潜在意識の中に埋め込まれています。
ですから、女性は、友人の旦那や彼が浮気した
などという話を聞くだけで
「そんな男とはさっさと別れた方がいいわよ」と
拒否反応を示す方が多いのです。

「全てのことはミームになりえる」
というのは、マトリックスエナジェティクスのリチャード博士の言葉。
ミームというのは、それぞれの文化や環境から生まれてくる思い込みや信念体系です。
また集団無意識も、信念体系を強化するものとなります。
実際に誰かから聞いたわけでもないけれど
いつのまにか持っている意識のことです。

また、例え一見、よい学びのようなものであっても
それがブロックになっているケースもあります。
例えば、マザーテレサの映画を見て感動した、私もあのように人のために生きよう
そんな学びが、自分本来の魂が望む生き方よりも
他の人のために犠牲になる生き方を選ぶことになってしまっていたり。
つまり私たちは経験すればするほど
そういった不要な信念や思い込みが増えてゆく可能性があるのです。

ですから、人それぞれ違いはあるものの
一般的には、年配の人の方が、より思考優勢になっています。
私のキネシオロジーのセッションの中でクラアイントさんの身体の抵抗が起こるのは
その方のマインドが抵抗している場合のみですが
20歳ぐらいまでの方のヒーリングでは、ほとんど抵抗が起こりませんし
子供には、全く起こりません。
もちろん、年配の方でもほとんど抵抗が起こらない人もいますし
若くても、強い信念や思い込みを持っているケースもありますが
一般的には、年を重ねていけばいくほど、人生で大変だったり、辛かった時期を経験して
その時に溜め込んだ感情や信念体系が、ハートに従うことをブロックしています。

NYでセッションをやっていて思うのは、アメリカ人の女性は
むしろ男性よりも「頭でっかち」の人が多いように感じます。
これは小さな頃から、目標達成型人生、目標に向かってがんばることが
第一と教え込まれていたり、人を信頼して任せるより
自分で何でもやるという意識でいる上に
女性の場合、フェミニズム、男女平等という意識が高く
男性と同様に社会で「戦って」きた人が多く
そうなると、ますますその方本来の生き方とはずれてしまうのです。
日本人でも女性性を受け入れていない人は、とても多いですが
アメリカ人の女性はさらにマッチョ(ガチガチに思考で固まっている人のこと)
な方が多いように感じます。

例えば、思考優先の上に、インナーチャイルドが傷ついていて
人を信頼できていなかったりすると、セッションはちょっと大変です。
そういう方は初回に会った瞬間にわかりますが、セッションをスタートし
ブロックを感じるので、身体に『私を信頼する?」と心の中で尋ねてみると
「信頼しない」という身体からの反応が返ってきます。
普通のキネシオロジーの筋反射テストでは
クライアントがセラピストを信頼していなかったら
正しい反応が出ないことが多いので
マチルダはそういう場合は話し合うことが大切、と言われていましたが
今の私はそういう時でも、潜在意識の反応を見ることができるので
すぐに話し合いはせず、どうしたらいいかを身体に聞いてゆきます。
もし、その方が、私を全く信頼していなければ
その方の身体が出してきた目標に関して、私がそれをお伝えしても
頭で納得できないということになってしまうからです。
そういう時は「人を信頼する」ための調整を先にした方がいいのか?
それとも、この問題があることを伝えず、先に行った方がいいのか
を身体に尋ねます。
人によっては「あなたは人を信頼していません」と言われても
まだそれを受け入れる準備がないことも多いからです。
もちろん「人を信頼する」という問題があることを伝える場合でも
それは、子供の頃の経験からそうなってしまっただけで
一つのプロテクションに過ぎないことを伝えることは、とても大切だと思います。

先日も、初めて来られたアメリカ人の女性のセッションで
「あなたを信頼できない」と身体が反応しました。
(2度目に来られた方がそう反応することはありません)
それで「どうしたらいい?」と身体に尋ねると
「あなたがこの目標に関して、論理的に説明できたらあなたを信頼する」
という身体からのお答えでした。
そういう時は、正直ヒェ〜という感じもありますが
身体からの要求なので、出来る限り私のつたない英語で
私の全魂を込めて、伝えてゆきます。
不思議なことにそうやって一生懸命伝えていると、エネルギーで伝わるのか
その方が信頼できるに値する理由というか、論理というか
ストン、と落ちるポイントが出てくるのです。
そして身体からの反応が、その目標を受け入れ
「人は信頼しないけど、あなたは信頼する」になったら
先に進むことができます。
(逆だったら無理です^^:)

これはクライアントさんが日本人であっても同じです。
基本的には、その方が頭で受けいれられない目標や調整は出てきませんが
たまに「頭ではまだそれを受け入れられないけど、
もうその目標でやるしか他に道はない」
みたいな状況に出会うことがあります。
そういった時に、ヒーラーの存在すべてで伝えてゆくこと。
そうすれば、完全にその方のマインドが納得できなかったとしても
必ず道は開けてくるのです。

それと、私が新米キネシオロジストの方にお伝えしたいのは
(私も年数で言えば新米に近いという、つっこみはおいといて
キネシオロジーは身体の声を聞くものですが、
それがただリーディングになってしまわないこと。
例えば、どちらの仕事に進むか迷っているとして
筋反射テストで潜在意識をしらべて
「あなたはこの仕事をした方がいいですよ」などと言うだけでは
それは単なるリーディングであって、ヒーリングにはならないからです。
なぜ、仕事を選べなかったのかを見ていって、それを手放し
自分で決断することができるようにしていくのが
ヒーリングだと私は思います。
このあたりの目標設定が、単にその方のマインドを満足させるだけになってしまって
本来の魂の目標とは逆になってしまっているケースがあります。
そうなると、そのセッションでの目標が
逆に思い込みになってしまうこともあります。
私もキネシオロジーをスタートしてすぐに頃のセッションでは、そういうことがあって
なぜそうなったか今は明確にわかるのですが
そのことについてはまた書きたいと思います。

さて、よくポジティブ思考がいい、と言われていますが
このポジティブ’思考もハートをブロックすることになっているケースが多いです。
いつも明るく元気で、愚痴は言わない、人にはいつも親切にやさしく
というポジティブ思考に捕らわれていると
一般的にネガティブと言われている怒りや不安や恐れなどの感情や感覚を
奥深くに抑え込んでしまいます。
感情そのものにいいも悪いもなく、ただそれを流していけばいいのですが
それを否定するので、流れずに溜め込んでしまうのです。
ポジティブであろうとネガティブであろうとマインドはマインド。
エネルギーが愛の状態でいることは必要でも
ポジティブ思考は必要ないのです。
(もちろんネガティブ思考も必要ないです)

私はセッションの中で、ハート優勢かマインド優勢かを
チェックすることがありますが、多くの人は思考優勢です。
思考優勢になってしまうと本当の意味での幸せはないです。
(あえて言い切ってしまいますが)
もちろん、こうしてブログを書いているのも思考なわけで
思考は必要ですが、あくまでもハートで感じていることを
言葉に変換するという作業、ハートとマインドを結ぶことは必要でも
あれこれ「考える」ことは不要なのです。

では、マインド優勢からハート優勢にしていくためにはどうすればいいか?
ですが、やはりある程度、過去の癒しを行って
マインドを手放していく必要があると思いますが
普段の生活の中でも、できるだけハートに意識を下ろしてゆくことを行うことができます。
ハートに意識を下ろすのは、簡単です。
第3の目の当たりにある自分の意識が、どんどん下に降りていくとイメージして
心臓に入れればいいのです。
心臓から脳を見上げている感じです。
これをやると、考えることはできず、頭がからっぽになるので
最初はちょっと不安に感じて
すぐに頭に戻りたくなったりしますが
でも、少しでもその時間を長くするように意識的に続けていると
それが心地よくなってきます。
私は最近、公園の周りをテクテク歩いていますが
そういう時にマインドが忙しいと、周りの風景も見ていないし
風の匂いも冷たさも、身体の足や腕などの動きも感覚も
何も感じていないのです。
でも、ハートに意識を持っていれば、ただ歩くという行為で
すべてが満たされている感覚を持てるし
歩いた後の充実感も何倍にもなります。
人と接する時にも、意識をなるべくハートに持ってゆくと
とても楽に感じると思います。
(一人でいる時より難しくなりますが)

マトリックスエナジェティクスでも、例えば周波数何番とか考えている時には
思考も働いていますが、ふっと思考が抜けて
何も考えられなくなる瞬間があり
その瞬間にエネルギーの場がシフトするのを感じます。
マトリックスエナジェティクスやキネシオロジーに限らず
すべてのヒーリングを行う際に、必要なのは意識がハートにあること。
意識がマインドにあれば、そのヒーリングには限界が生まれます。

ということで、よくおさむから
「さむらいヒーラー、のりこ!
今日もマインドを切ります!」
などと茶化されている私なのですが。

サムライヒーラーね〜、、、
(そういうヒーラー自身が「週休二日はムリ〜」なんて
身体からの声を聞かず、マインドに従っているようでは
全くお話にならないんだけどね






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最終更新日  2012年12月03日 14時54分05秒
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