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2012年12月04日
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前回の日記を読んだおさむから
「新米キネシオロジストには、非常にわかりづらい内容だと思うよ」
という貴重なご意見を頂いて
確かに肝心のことを書いていなかったなあ、と。

ということで「新米キネシオロジスト講座、その3」(前回がその2)
として、若干、補足してみます〜〜


肝心のこと、というのは、キネシオロジーでセッションでの目標を決める時に
クライアントさんが思っている目標でセッションを行わない、ということです。
クライアントさんが、こうなりたい、こういう問題をなくしたい、という目標に従って
セッションを行うと、一時的な効果があることもあるのですが
ほとんどの場合、しばらくして元の状態に戻ります。
なぜかというと、クライアントさん(のマインド)は、本当の自分がどうしたいか?
何が問題なのか?を全くわかっていないことがほとんどだからです。
もちろん、私も何もわかっていません。
なので、クライアントさんのマインドではなく、本質(=身体)に
聞いていかなければならないのです。

だいたい初回にセッションに来られた方で、100人のうちのたった1人も
自分が本当にどうなりたいか?をわかっている方はいません。
よく顕在意識(頭でわかっている意識)が10%
潜在意識(わかっていない意識)が90%などと言われていますが
これはもちろん人それぞれであって、ごく一般的な人の場合だと思います。
こういったセッションを受けて、自分の潜在意識がどう感じているのか?をわかってくれば
だんだん顕在意識=潜在意識になってきますから
自分の感覚によって、自分の中に何があるか?
を明確に気づくようになります。
でも、最初の頃は、自分がこうなりたい、と思っていることは
ほとんど思い込みであって、多くの場合、魂からの声とは違います。

例えば、その方が「自分を犠牲にしてでも、他の人のためにがんばりたい」
と思っている人で
最初のカウンセリングで、その方からの願いが
「もっと人に貢献できるようになりたい」ということ
だったとします。
カウンセリングの時点では、私は何もわからないので、
なるほど〜と聞いているだけです。
そして、セッションに入って、筋反射テストで身体に尋ねてゆくと
問題なのは「もっと人に貢献しなければ」という思いの方であって
「その思いこみを持っているせいで、本当に自分の魂がわくわくする道が見えなく
なってしまっている」と出てきたとします。
こういう時に、もしもセラピストが「人に貢献する」でクライアントさんの身体が反応したので
それが目標だと思い込み、その目標でやってしまうと
全く魂の目標とは逆の目標になってしまうのです。

さて、このセッションでの目標が
「自分を優先する」や「ありのままの自分の価値を受け入れる」
などという目標が導きだされたとします。
(目標の導き出し方については、またいつか)

その後で、その目標を受け入れる準備ができているかどうか?
をクライアントさんの身体に聞いてゆくのです。
人によっては、
「人に貢献できなければ生きている意味はない」
と思っていたりすると、潜在意識の抵抗ではなく、すでに顕在意識で抵抗があるので
それではその目標でセッションを進めることはできないからです。
セッションでの目標はクライアントさんのマインドレベルでも
充分に納得できるものでなければならないのです。
(これにはいくつか例外があって、クライアントさんが精神錯乱状態だったり
自殺願望があったり、人格障害などを持っている場合は
普通にマインドで考えることはできないので、クライアントさんが納得できなくても
大丈夫なのですが、そのあたりはまた)

そして、クライアントさんの身体が
「その目標でオッケーだけど、マインドレベルで受け入れる準備はできていないよ」
と反応した時が問題なのです。
そういう場合に、一番大切なのはクライアントさんとセラピストの信頼関係です。
もし、クライアントさんにとって、私という人を全く知らないで来られた
初めてのキネシオロジーのセッションで
「一体こういうセッションで本当に意味があるのかしら?」
などと思っている方だったりすると
私が「こういう目標を身体が伝えてきます」
とお伝えしたとしても、納得ができないこともあるかもしれません。
それを心から納得できるように、目標設定を行う前に
ある程度の情報を身体から導き出しておいて
クライアントさんにお伝えしておくことも大切なのですが
それでも、もしそのクライアントが受け入れる準備ができていない時にどうするか?

前回の日記に書いたのは、そういうシチュエーションでのことです。
(あ〜自分で書いておいて、なんてわかりづらい^^:)

さて、目標設定の前に大切なことは、一体何がその人の問題なのか?
を明確にするということです。

例えば『ダイエットしたいです」
と言って来られた方がいるとします。

本当にその方の魂と身体にとって、ダイエットすることが必要なのか?
それとも「やせなければ」と思い込んでいるにすぎないのか?
これがクリアにわかっていなければ、的確な目標設定はあり得ません。

クライアントさんから「私はこれが問題です」もしくは「私はこうなりたいです」
というのを提示された時に、キネシオロジストがクライアントさんの身体に聞くことは

1)その問題自体が問題である
2)それを問題だと思っていることが問題である
3)それ以外のことが問題である

という3つです。

上のダイエットの例の場合
1)だったら、実際に身体は痩せることを必要としているのですから
『~kg痩せます」とか「ベスト体重に戻します」などという目標設定もありえますが

2)の場合は、もっと痩せなければ美しくない、という思い込みなのですから
「ありのままの自分の容姿を受け入れます」とか
「自分の美しさを認めます」
などという目標になるでしょうし

3)の場合は、今は、ダイエットのことはあまり問題でない
ということもあり得ますし、もしくは
他の何らかの要因がダイエットに関連していて、その要因の方が
本当の問題だ、ということもあり得ます。

もっとも、この3つは、あくまでもわかりやすくお伝えするために分けたのですが
私は実際のセッションでは、すべての問題に対して
一つ一つを聞いているわけではなく
直感的にアクセスして、身体に質問してゆきます。
例えば、病気や身体的な問題を持っている方の場合。
「血圧が高い」という問題だったとして
「血圧が高いと思っていることが問題だ」
とはならないわけで、実際に血圧を下げてゆく方向に進んで
行く必要があるのは明確ですから、(1) または(3)しかないわけです。
または(1)と(2)の混合タイプもあり得ます。
例えば、上のダイエットの例で
一旦「自分の美しさを受け入れます」という目標でセッションを行い
自分の容姿を愛せるようになった上で、その次に実際に体重減らすための
調整になることもあるのです。


問題の見つけ方と目標設定
これさえしっかりできていれば、ほとんどのセッションで効果は出てくると思います。

このあたりのキネシオロジーのセッションでの問題の見つけ方、目標設定の仕方は
多くのキネシオロジーのクラスの中では学ばないので
(少なくとも私がこれまで受けてきたキネシのクラスでは学ばなかったので)
私は実践の中で思考錯誤しながら、気づいてきたのですが
こういうことを教えるクラスをやりたいなあと思う反面
こんなことは、たぶんキネシオロジーのセッションをどんどんやっていれば
誰でも自然とわかってくることかもしれませんし
それを教えることが本当に必要なのかどうか、はわからないのですが。

ということで、駆け足で書いたので、またわかりづらかったかも〜〜






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最終更新日  2014年01月28日 02時51分37秒
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