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2013年10月24日
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カテゴリ: ヒーリング

東洋医学の主要経絡の中で、三焦経という経絡があります。
腎臓に対応している腎経、胃に対応している胃経というように
他の経絡が身体の器官に対応しているのに対し
三焦経は直接の身体の器官には対応していない経絡です。

この三焦経の調整が選ばれる時というのは
その方が頭であれこれと考えて混沌としている状態だったり
心が不安定な状態だったり
または働き過ぎで過労の時だったりしますが
その他、三焦経に関連する要因として「渇望」というのがあります。

「情熱」が、満足に基づいたものであるのに対して
渇望は、欠乏感に基づいたものです。
渇望している限り、真の情熱は生まれてきませんから
行動も今一つ、停滞してしまいがちです。

引き寄せの法則や願いを叶える様々な方法に関する本や
セミナーは数多くありますが
それでも多くの人は、それぞれの願いを叶えることができないでいます。
それは、その願いが「渇望」であるからことが多いからです。
つまり、今の現状に何か不満や満たされないものがあって
そこから逃れるための「目標」や「夢」や「希望」が渇望です。

スピリチュアルでよく言われている
「わくわくすることをやってゆく」の落とし穴がここにあります。
自分がわくわくする、と感じていることが
実は、今の現状から逃れるための手段であって
本当の自分はそれをやりたいとは感じていない、ということもよくあるからです。
(その反対に、今わくわくしないことが、本当は魂が求めていること
というのもあります)

例えば、今の仕事が嫌でたまらない、今すぐにでもやめたい
という状態の時に何かをしようとすれば、根底に欠乏感があるので、渇望になります。
潜在意識で感じていることは実現しますが
この欠乏感がもとになっていれば負のエネルギーがあり
上手くいかないことが’多いのです。

渇望状態の人は
例えば「お金ができたら素敵な部屋に住もう」とか
「ヒーリングが上手くなったら、ヒーラーとしてやっていこう」
などと、いつも意識が今ではなく、未来にあります。
でも、今すぐそれをやっていない限り、その未来は永遠にやってきません。

それに対して、情熱の状態の人は
ただ今、それをやりたいから無我夢中でやっている、という状態なので
例え、それが自分の理想の状況とは違ったとしても
それをやらずにはいられない状態です。

ですから、願いを叶えるのに最も大切なことは
渇望を手放すこと
つまり今、すぐに満たされた状態になることです。
いつかではなく、今すぐ満たされた意識でいることが、未来を創ってゆくのです。
お金や彼や仕事など何かを得ることができたから、満たされるのではなく
今満たされているから、未来がより満たされたものになってゆきます。
これは旅行中だけ満たされる、というものではなく
日々の生活が満たされたものであるということです。
今やっている仕事が例えその人にとっての天職でなくても
今それを最大限に楽しんで行うことはできます。
すべてはその人の意識にあります。

ですが、これがもし「この状況でも満足しなければ」と
マインドで満足しようとすると
逆に自分の可能性や真の幸せを求めることをあきらめて
何も行動を起こさなくなってしまうので要注意です。
「私の置かれている状況なんて、世の中の多くの人に比べて
恵まれている状況なのだから、満足しなければ、感謝しなければ」
というのも、実は欠乏感の裏返しです。
本当に満たされている時には
他との比較ではなく、周りが何と評価しようと
ただ満たされています。

私がこれまでキネシオロジーのセッションをやってきた中で感じているのは
例えば「今の仕事の人間関係が嫌でたまらないので
とりあえずやめようかと思っているのですが」
というような方の身体の声を聞いてみると
今すぐ仕事をやめることよりも、そこでの人間関係を楽しむ自分に変化して
今の仕事を続けながら、本当に自分がやりたいことに向かって
着実なプロセスを歩みなさい、
と出てくるケースがけっこう多いですが
反対に、例えば、ある仕事で長年技術や経験を積んできて
そこでの待遇や人間関係もそこそこは満足しているけれど
どこか満たされないものがある、
というような方の場合は「独立に向けて今すぐ行動を起こしなさい」
などと身体がメッセージを伝えてくることがあります。
人それぞれ行動を起こすべきタイミングもプロセスも違うのです。

ここで大切なのは、自分にとって本当にやりたいことは何なのか
また今の自分がそれに向けてどう行動すればいいのか
ということを理解し、判断する力ですが
これは洞察力と内観の力だと私は捉えています。

「本当の自分がやりたいことがよくわからない」
という問題は奥深く、根本的な要因としては、グラウンディング力の弱さや
自己価値や自己評価の低さなどがありますが
この内観の力や洞察力、つまり知性が大きく左右します。
キネシオロジーのセッションをしていく中で
自分はこれが嫌いだとか好きだ、とか感じる感性はあるのに
ではそれに向けて今、自分はどうしたらいいのか
自分の中の何を変化させる必要があるのか?
を判断するための知性に欠けている人が
かなり多いということに、最近あらためて感じています。
そういう方は、今の状況にフラストレーションや不満を抱えつつ
いつかこうなったらいいなあ、という「希望」という名の渇望を持って
ずっとその状況に居続けてしまいます。

この内観する力、洞察力は
脳の調整が必ず出てくるのですが
もともとその力を失わせる要因となっているものは
ほとんどの場合、両親との関係から来ています。
両親のどちらか、または両方が
その子が本当に何を感じているのか?をしっかり見てあげていなければ
子供は、その子自身の内面を見る力を失ってゆくことが多いのです。
そして、この内観の力、洞察力がないと
人とのコミュニケーションが難しくなってしまいます。

人とのコミュニケーションや自己表現が苦手な状態では
ほとんどの仕事で、問題が出てきます。
そういう方は、例えば「自然の中で人と関わらず、やっていける仕事をしたい」
とか「人と関わらない仕事をやっていきたい」
などという希望を持っていたりするのですが
例え、場所を変えても、仕事を変えても
基本的に私たちは人とのコミュニケーションは
人としての学びの一つなので、問題はどこに行ってもついてきます。
自分の中の自然なコミュニケーションや自己表現を防いでいるものを手放してゆくのが
豊かな人生を送るために、一番確実で早いのです。

ということで、あれこれと思いつくまま書いてきましたが
願いを叶えるために私が大切だと感じているのは

自分の中の渇望ー欠乏感を手放すこと。
内観、洞察力を高めること。
自由な自己表現とコミュニケーションの力を持つこと。

つまり自分の内面を変化させることだけです。
内面が変化すれば、行動も変わりますし
状況もいずれ必ず変化してきます。

よく瞑想をしたら、内観する力が高まりますか?
というご質問を頂きますが
瞑想の方法にもよるし、その人が今持っている力にもよると思います。
瞑想が妄想になっている状態では、いくら瞑想しても
何も意識は変わらないことが多いです。

思考のプロセスを変化させない限り
いつも同じ思考パターンに陥ってしまいます。
心の問題も大切ですが、この思考プロセスを変えることが
大切だということに気づいてから
私のセッションは、感情面、精神面の調整だけでなく
脳の思考プロセスを変化させる調整が多くなりました。

ではそれに向けて、自分でできることは何ですか?
と聞かれることが多いですが
正直、自分でワークしてある程度まで行ける場合と
その人一人で何をやっても難しい場合とあります。
例えば、以前、私がご紹介した
『マネーゲームから脱出する方法」ですが
その中のワークを実践して、ある程度の効果を実感できる方と
やっても効果が出ない方と、そのワークそのものが上手くいかない方といます。
ある程度の感性や知性があれば
自分でのワークもある程度、効果がありますが
そうでない状態の時は、やはりプロの助けを得るのが早いと思います。
いくらスピリチュアルな本を読んだとしても
理屈だけわかったつもりになっているだけで、内面はほとんど変化していないだけでなく
その本を読んだことで、新たな思い込みのパターンを増やすだけの場合もあります。

自分でどうやったらいいですか?
という方の多くは、人からのサポートを得ることが苦手で
何でも自分でやろうとする問題を持っている方が多いのですが
たまに、お金がない、という方もいます。
でも、そういう方を見ていると、本当にお金がないのではなく
セッションに受けるためのお金はない、ということで
その方にとっての優先が自分の内面を変化させることにはない、という方が
ほとんどのような気がします。
自分の内面を変化させなければ、永遠に満たされた状態にはならないのですが
かといって、それがけして悪いということではなく
それもその人にとって、必要なプロセスですから
周りが心配したり、とやかく言ったりすることではないのです。
ヒーリングのプロセス自体は、プロの助けを得ることができますが
それを受けるという決断は、その人自身にしかできません。
プロの助けを得る、ということも含めて、自分自身の力なのです。

でも不思議なことに、自分では全くこういったヒーリングを信じず
人にサポートを求めることも苦手なのに
友人にぜひ行ってみて、何度も言われて
しぶしぶセッションを受けて、1回目は、それほどピンと来なかったのに
なぜか2回目も予約して、いつのまにか、自分がどんどんと変わっているのに気づき
周りとの関係や仕事も良好になってきて
今では、すっかり自分の内面の変化が楽しみになっています
という方もいます。
すべてはその方自身の決断ですが、時にはその方のマインドでは準備できていなくても
何か友人からの強い勧めなどという形で
魂レベルで無理矢理でも変化させられることがあるのが
人生のおもしろさだなあと。
なので、今日、私がここに書いていることも、あくまでもある一つの傾向であって
すべてそうだというわけではないですから
渇望ー欠乏感を持っていても、願いがかなうことも当然あります。
(それは、たぶん自分では意識していない、何か大きな力が働いているからなのですが)

さて、ヒーラーやセラピストになりたい方というのも
最近、私の周りに増えてきました。
特にキネシオロジストになりたい方たちも増えてきて、とてもうれしいです。
ただ、これまで様々なクラスやセミナーを受けて、技術を習得しているにも関わらず
ほとんどできていない方と
いくつかのクラスを取って、ある程度の訓練をしただけで
すぐにプロとして独立してやっていける方といます。
もちろん家族や友人に趣味や楽しみとしてやっていくのは、いつでもどんな状態でもできますが
プロとしてやっていくためには
ある程度の意識が必要となってくるようです。

これまで見てきて、ヒーラーやセラピストにとって一番大切だと私が思うのは、
「セラピスト意識」を持っているかどうかですが
それには、やはり感性と知性の両方が必要だと感じます。
(これもすべてのケースに当てはまるわけではありません)
自分の内観ができていない状態では、洞察力もないですし
コミュニケーションにも問題は出てきますので
プロとして他の人にセラピーをする、という段階にはいないことが多いのです。
その『セラピスト意識」については、またいつか詳しくお伝えしていこうと思いますが
今日はこのあたりで〜


あ〜、話があちこち飛び過ぎで、上手くまとめれなかったですが
時間がないので、とりあえず勢いでアップします〜
伝えたい話の論点をクリアにし、必要なことを端的に伝えるという
私の知性はいったいどうなっているのかしらん






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最終更新日  2013年10月25日 02時48分23秒
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