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2013年11月20日
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カテゴリ: ヒーリング

KYー空気読めない

などという略語が日本で流行りだしたのは、一体いつ頃の話かしら?
(今は死語なのかしら?)
私が最初にその言葉を聞いた時には
いかにも日本人が問題としそうなことだなあ、と思っていました。
自己主張の国アメリカでは、日本人の私から見ると
空気が読めない人ばかりのように感じていたからです。

例えば、お店のレジでずらっとお客が並んでいて
みんながまだかまだかとレジを見つめているのにも関わらず
レジの係の人が長々とお客や従業員とおしゃべりをしていて
なかなかレジが進まない状況とか。
または、郵便局の受付で一つの窓口しか開いてなくて
一人が大変な思いをしながら、たくさんの仕事をこなしているのにも関わらず
周りの同僚は、特に何かをやっている風でもないのに
手伝おうとしない状況とか。

はたまた、何かのワークショップやクラスで
先生に質問するのはいいけれど
そこで話題になっているテーマと関係ない質問を
あれこれとしたり、質問の場なのに、自分の経験や知識を話している人とか。
みんなが簡潔に話している自己紹介の場で
まるで自分の演説会のように、自分のことを長々と話す人とか。

とにかく、アメリカでは、そんなことはごく頻繁にあることですし
周りもそれを特に問題としていないことも多いのですが
日本だとそれはきっとKYと認定?されるのでしょうね。

ですが、キネシオロジーのセッションを通じて感じるのは
アメリカ人でも空気を読める人、と読めない人がいて
やはり、空気を読める人にセッションをやるのは
こちらとしては、とてもやりやすいのです。
そういう方には、私が英語で質問して
例え、私の英語の文法に間違えや問題があったり
適切な言葉を使っていなかったとしても
伝わるべきことがすぐに伝わります。
ですが、空気を読めない人の場合は、あれこれと説明したり
最適な言葉で伝えないとと、わかってもらえないわけです。

日本人でも同じで、例えば
筋反射で身体に聞いていって、5年前、と反応して
5年前に何がありました?と質問したような時
その質問の真意をすぐに理解できる人は
私の聞きたかった情報を、最適な形で話してくれますが
それを汲み取ってくれない人の場合、あまり関係ないことの
細部まで全部話そうとしたり
はたまたほとんど何も話してくれなかったり。
(それでもキネシオロジーのセッションは問題なくできるわけですが)

日本で言われている空気が読めないというのが
どういう位置づけでされているのかはわかりませんが
私のキネシオロジーの筋反射で調べてみてわかるのは
空気が読めるというのが
その場に必要とされているものが感覚的にわかる
人が何を求めているのか、何を感じているのかがわかる
つまり、人と共鳴できる、ということを意味します。

ですが、いろんな問題を持ってこられる方の中に
「私は空気を読めないのです」という問題を持ってこられる人は
ほとんどいないのです。
つまり、本人は空気を読めないことに気づいていないことが多いのです。
特に他人が持っているエネルギーに敏感で
人のエネルギーの影響を受けやすい人は
自分が敏感な性質だと思っているので
例え、空気を読めなくても、そのことに気づきにくいのです。
また空気を読めない人で、人の気持ちを理解しようと
あれこれと気を使っているような人もそのことに気づきません。

エネルギーに敏感であることと、空気を読めること、気を使うことは
似ているようで違います。
エネルギーに敏感な人は、例えば、他人が何か怒りなど
ネガティブなエネルギーを持っていることをすぐに感じますが
共感力がなければ、その相手が真に必要としているものが何なのか?が理解できないので
単に人に対する苦手意識や恐れがでてきます。
そういう人は、恐れの感情から
「こんなことを言ったら、相手が気分を悪くするかしら?」
などとあれこれと思考が働きます。
この「エネルギーに敏感なのに、思考型人間」というのが
コミュニケーションが苦手な人にとても多いのです。

いくら気を使っても、つまり思考であれこれ考えても
空気は読めません。
もし、空気を読めない人に対して「空気を読みなさい」と言えば
言われた人は、頭であれこれ考えて行動するようになるので
より思考型になり、本人にとってコミュニケーションは疲れるものになります。

ですから、私のキネシオロジーのセッションで
クライアントさんの身体が「空気が読めない」という言葉に反応しても
私はそのクライアントさんに、そのことを伝えることは
ほとんどありません(身体が本人に伝えなさい、と指示した場合は別ですが)
それを伝えると、その方は「空気を読まなければ」と
より気を使う(思考を働かせる)ようになってしまい
さらに悪い状態になってしまうからです。
ほとんどの場合、空気が読めないのは
モロー反射や恐怖麻痺反射などの原始反射が残っていたり
(これは最も多い要因です)
脳幹や脳神経の問題から起こっています。
例えば、空気を読めない人は、動眼神経や外転神経に
何らかの問題があることが少なくありません。
相手の目を見て、相手の心を読むことができないのです。
ですから、それらの要因を調整すれば
自然と空気が読める人になってゆきます。

つまり、空気を読めない(人との共鳴力がない)上に
人に気を使ってしまう(思考であれこれ考える)
というパターンが本人にとって最も他人とのコミュニケーションが
苦しくなるパターンです。

ということで、こういう分類に意味があるかどうかわかりませんが
わかりやすくするために、簡単にまとめてみると

1)空気を読めない+人に気を使う
2)空気を読めない+人に気を使わない
3)空気を読む+人に気を使う
4)空気を読む+人に気を使わない

この中で
例えば2番の「空気を読めないけど、人にも気を使わない」パターンの人は
ひたすらマイペース。
周りの人は大変になりますが、もし周りの人たちが
その人の特質を個性としてそのまま受け入れることができれば
特に問題としては起こりません。
このパターンは、例えば、その人が何か特別な才能があって
周りから一目置かれているような場合
本人は変わることなく、そのままの性質を持ち続けることにもなります。
ですが、やはり本人が意図していなくても
周りとのコミュニケーションにおけるトラブルが起きやすいのも確か。
それで、もともとは気を使わない人だったのに
だんだん気を使うようになってしまう
つまり1のパターンになりがちです。
先日ご紹介した『XXXホリック』のわたぬき君などは
人や霊のエネルギーには敏感で、ある程度、周りに気を使うタイプですが
空気は読めないタイプだと言えるかしら。

また3の「空気を読む+人に気を使う」のパターンの人は
人と共鳴ができる上に、その相手と合わせようとしてしまうので
人の喜ぶことが自分の喜ぶことのように感じて
本当の自分がどうしたいのか?が見えなくなりがちです。
いつも自然と周りが望むものに合わせてしまうので
何が自分なのかわからなくなってゆくのです。
ですから、内観力が弱くなりがちなのが、このタイプです。

ということで、やはり人とのコミュケーションにおいて
一番本人も楽だし、スムーズなのが
4の「空気を読む+人に気を使わない」です。
人と共鳴できるので、人が傷つくようなことを言ったり
やったりはしないし、状況判断も適切にできるし
その上で思考であれこれ考えないので
人に無理に合わせたり、言いたいことを抑えたりすることなく
自由に自己表現することができるのです。
『XXXホリック』で言えば、どうめき君。
人の求めているものや感覚を鋭くキャッチし
人のサポートが自然にできる一方で、人に無理に合わせることはしないので
マイペースで自由です。

一方、一言で空気が読めないと言っても
他人の気持ちがわからない(感じれない)
今、自分がいる状況が理解できない(感じれない)といった問題の他に
言葉に対する理解力がないタイプがあります。
この言葉に対する理解力がない人に話をすると
「え?この言葉をどうしてそんな風に受け取るの?』
というようなことが、よく起こります。
特に左脳にある言語中枢に問題があれば
人の言葉をある部分だけをピックアップして
歪んだ価値判断をしてしまうので、その言葉から相手の真意を理解できないのです。
このタイプの人との会話すると、周りの人は疲れてしまうので
同じようなタイプでない限り、人は離れてしまいます。
例えば、せっかく親しくなったと思った友人でも
いつも離れていってしまい、その理由がよくわからない
などという方は、この問題を抱えている可能性があります。
ですから、空気が読めない人も悪くないし
そういう人とつきあうのが面倒で離れていく人も悪くないし
それは起こるべくして起こっているのです。

私はクライアントさんのコミュニケーションの調整の場合
人に対してオープンでいる、とか
そのままの自分を出しても人から受け入れられているという安心感などの
基本的な感情的、精神的な要因と同時に
こういった人との共鳴力や話す力、言語に対する理解力などを見てゆきます。
脳で行われている知覚プロセスや論理的なプロセスに問題があると
言葉でのコミュニケーションはどうしても行き違いになりやすく
なってしまうのです。

と、いろいろ書いていますが
以前の私は、どちらかといえば2のタイプだったのかも
もともと私は、人からどう思われようと気にしない性質で
自分は自分、人は人、の意識が強かった人だったこともあって
人と共鳴するという意識は薄かったように思います。

幸い、基本的に人が好きで
(というより、人と一緒に酒を飲むのが好きだったというだけ?
人とのコミュニケーションが苦手だと感じたことは一度もなかったですが
今考えると、昔はこの共鳴力がなかったおかげで
いろいろな問題が起こっていたのだなあと。
(様々な逸話があるし。。。
たぶん、私が出会った友人たちの多くは
そんな私をそのまま受け入れてくれたので
コミュニケーションが苦手にならずにすんだのでしょうね。

それが今では人と共鳴するようになって
特にセッションでは人と共鳴しすぎることが問題
ということが出てくることもありますから
人はいくらでも変化するものです。

ということで、どちらにしても
人とのコミュニケーションに大切なのは
思考型にならないこと。
あの人がこう言ったのは
もしかして私のあの言葉が気に入らなかったからではないかしら?
とか、あの人があんなことをするのは、一体どうして?
とか、こういう場合はこう言った方がよかったんじゃないかしら?
など、人の気持ちや行動の意味について
またそれに自分がどう対応したらいいかについて
あれこれ頭で考えれば考えるほど、
真のコミュニケーションからは離れてゆきます。
真のコミュニケーションに必要なのは
人と共鳴することであって、考えることではないのです。






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最終更新日  2013年11月21日 14時23分35秒
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