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2014年02月04日
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カテゴリ: エジプト

さて、大ピラミッドから、一旦、ホテルに戻った私たちは
ホテルで朝食を取り
今度はカメラを持って、再び、またピラミッドに歩いて向かいます。
ピラミッドまで20ポンドで行くから乗っていけ
などと言い寄ってくるタクシーの運転手を無視して歩いていたら
5ポンドで行く、という別のタクシーの運転手がいました。
歩いても15分、20分の距離ですが
今朝、入り口にいたしつこい男たちのことを考えたら
そこを通らなくてすむのなら5エジプトポンドは
1ドルにもならないわけだし
それじゃ乗って行こうか、とタクシーに乗りこみました。

ところが、そのタクシーは、私たちが今朝入った入り口とは別の
入り口へ行くということで
ゴミだらけの汚い街の路地にどんどん入ってゆきました。
あ~こりゃまずいなあ、と思う間もなく
タクシーは狭い路地裏で止まり、その途端、このタクシー運転手の仲間らしき
浮浪者のような男が窓から顔を出してきて
俺がピラミッドを案内する、などと言ってきます。
運転手は、最初から仲間のところに連れてくる気だったのです。
おさむと私が「そんなのいらないから
さっさとピラミッドの入り口に行って」と怒りを表しながら伝えると、
運転手ははわかったわかった、と言いながら
そこからピラミッドの入り口まで走りました。
もうこれだから油断できないなあ
と思いつつ、やっと入り口に着いて
5ポンドを渡して降りようとすると、今度は運転手は
いや、一人5ポンドだから、二人で10ポンドだ、などと言い出します。
たった1ドル未満であっても
こんなやつに、これ以上1銭も渡すつもりはなかったので
「5ポンドって言ったでしょ」
と怒りを表して降りると、それ以上は何も言ってきませんでした。
こちらが怒ってみせれば、引き下がるのです。
期せずして、エジプトの下町見学にもなってよかったですが
これがもっと質が悪い人たちだったら
そう簡単には引き下がらなかったかもしれないし
今度からもっと気をつけようと。

ということで、今度はスフィンクス側からの入り口から入りました。
観光客のほとんどはエジプト人で
日本人は全く見なかったし、欧米の観光客もほとんどいませんでした。
予想通り、ラクダ引きや物売りがしつこくやってきます。
今、観光客が少ない分、私たちにしつこくなるのでしょう。
エジプトの多くの人たちにとっては
海外からの観光客が生活を支えているのですから
治安が悪くなって、海外からの観光客が減れば
生活が苦しくなってしまいます。
それはよくわかるのですが
ここまでしつこいと、うんざりしてきます。

スフィンクスは、私たちがイメージ’していたものよりは小さかったです。
(といっても、大きいですが)
フラワーオブライフによると
7月23日に限って、シリウス星が日の出の一分前に
赤星とし出現する瞬間、地球と太陽とシリウスが一直線に並ぶそうですが
てスフィンクスの両眼はきっちりその方向を向いていることが’
コンピューターでわかっているそう。

DSC_0011.JPG

DSC_0021.JPG

それからカフカ王の墓と言われているピラミッドへ。
この上に座っていると、とても強いパワーを感じました。

DSC_0037.JPG


No Climibing (上るな)
と書かれてある看板の上に座るおさむ
この後しばらくして、係の人が注意しに来ました。

DSC_0054.jpg


砂ホコリがすごいので、あまり一眼レフを取り出せず
そう多くの写真は取れなかったのですが
ラクダに乗ってはしゃぐエジプトの子供たち。
DSC_0045.JPG

ラクダ引きは、どれも信頼できそうにないし
事前に交渉しても、ラクダの上から’降りる時に
お金を追加で払わないと降りさせない
などという話もよく聞くので、乗るつもりはありませんでした。
でも、大ピラミッドの前で座っていたラクダがいたので
ラクダ引きの人にラクダの写真を一枚撮っていい?
と尋ねて一枚撮らせてもらい
それで、5ポンドぐらい渡そうとすると
「ノー、ノー、写真撮るだけだから、お金はいらないよ、
僕は君たちがハッピーになればうれしいんだ」
と言います。

え?中にはこんな人もいるんだ!
そう感動していると、おじさんは
「もう少し写真を撮ったらいいよ。
僕が写真を撮ってあげよう」と言って私にカメラを渡すよう言われます。
それならラクダと一緒に一枚撮ってもらおうかしら
と思って、ラクダの横に立つと、おじさんは
「せっかくだからラクダに座って」
と言います。
え、それはいらないよ、と言っても
ちょっと座って一枚撮るだけだから
と言うので、それじゃあ、と座っているラクダの上に乗ると
おじさん、いきなりラクダを立たせます。
「え~いらないと言ったのに、降りる~~」と
騒いでいるところに、おさむがやってきて
「せっかくなら写真撮ったら」というので
それじゃあ、と写真を撮ってもらうことに。

DSC_0071.JPG

それから、おさむもターバン風にスカーフを巻いてもらって
撮ってもらいます。
(おさむはまるで現地人みたいという噂が

DSC_0074.jpg

DSC06569 2.JPG

さて、それでラクダを降りて
2ドルほどチップを渡そうとすると、今度はおじさん
いきなり表情が変わって
一人40ポンドだ、と言い出します。
さっきお金はいらない、って言ったじゃない
と私が言うと
「それは写真撮るだけだったら、ということで
ラクダに乗れば、別だ」などと言います。
ちょっと上に乗って写真を撮ったぐらいで一人40ポンドは
高いのはわかっているので、二人で20ポンドだけ渡したのですが
それでもおじさんは納得せず、もっとくれとしつこくついてきます。
あ~一瞬でもこの人は他とは違うのね~なんて思った私がばかだった~~
と思いつつ、2ドル追加で渡しましたが
こちらが甘い顔をしていると、いつまでもしつこくついてくるので
それ以上は絶対に渡さないと、怒った顔で伝えたら
やっと引き下がりました。

ケント君も言っていましたが、この人たちは
うそをつくことや人をだますことを何とも思っていないのです。
その意識が彼らの貧しい現実を生み出しているのだなあと。

メンフィスツアーのTarekなどは、そのあたりはちゃんと心得ていて
私たちがカイロ初日に個人でピラミッドを回ることを言うと
メンフィスツアーのピラミッド1日ツアーを利用すれば、プライベートで
車でピラミッドを回れる上に、うるさいラクダ引きや物売りたちの
惑わされることもないしいいよ
と勧めてくれたのですが、私たちがこの日は二人だけで
ピラミッド内に入りたかったこともあって
この日は二人だけで行動したい、と伝えると
オッケーとそれ以上は無理に勧めたりしてきません。
「信頼」がクライアントが増えていくことにつながる
ことを彼らはちゃんとわかっているので
この観光客が少ないこの時期でもやっていけるのです。
一方で、人をだまそうがうそをついてもお金を得ようとすればするほど
より貧しい現実に生きる人たちもいる。
すべてはそれぞれの意識次第ですね。

さて、この日の夜も、ホテルの近くのレストランに行きましたが
そこは店構えもちゃんとしていて、100人以上座れる店でしたが
私たち以外は一人もお客はいませんでした。
従業員も何もすることがなく
ただぼーっとしています。
きれいにセッティングされたテーブルに誰も座っていないのを見ると
何とも寂しい感じがしてきます。
早く観光客が戻ってきて、彼らの生活が安心してできることを祈ります。

ということで、この日の夜、私のキネシオロジーのセッションを行いました。
セッションに必要な、ごく簡単な資料や道具は持ってきていました。
おさむが最初、私の筋反射を見てくれていましたが
私が眠くなって腕をキープできなくなったので
途中からは私がおさむの身体を使って
私自身の筋反射を取ってゆきました。

あがってきたのは
「人をケアしない、人を踏みにじる人への怒り」
「平和や調和を乱すものへの怒り」
「ずるい人たちへの怒り」などなど。
「mean( 卑しい)」という言葉を身体がスキャンリストから
ピックアップしたのですが
まさに、なんと卑しい人たちなのかしら
というのは、私がこの日の昼間に思ったことでした。
ペルーやトルコでもしつこい物売りや交渉でふっかけてくる人は
たくさんいましたが、交渉すればその料金でオッケーだったし
こんな風に人をだましたり
うそをついたりする人はいませんでしたから。

そして私のこの感情の要因として出てきたのは、やはり前世。
エジプトでの前世を含め、3つの前世でした。
その3つとも女性でした。
男性からの抑圧、男性の身勝手さ、ずるさ、エゴ
そんなものへの怒りと抵抗が出てきました。
エジプトに発った日の朝のおさむのちょっとした行動に怒りを感じたのも
そことリンクしたからなのですね。
この前世のエネルギーを解除するための調整法として
今朝、王の間に持っていったレムリアンシードクリスタルが
選ばれました。

確かに、ずるい人、卑怯な手を使う人などに対しての
怒りは昔から強かったなあと。
最近は、そんな人にも出会わないので
普段の意識の上にはなかったですが。
今回のエジプトに来ることで
そういう前世での思い、そしてそれにつながる
今生での感情を手放すことになったのでしょうね。
この意識を手放した今から、私の見える「現実」も
また変わってゆくのでしょう。

そして、実際はもちろん、エジプト人は卑しい人ばかりではありません。
この日も私に声をかけてきたのは、たかろうとする人ばかりではなく
「エジプトにようこそ。ありがとう」
と3人のエジプト人に言われました。
彼らの表情を見ていると、このシンプルな言葉の中に
「この海外からの観光客が来ないこの時に
私たちの国に来てくれて、ほんとうにありがとう」
という思いが伝わってきて、胸がちょっと熱くなりました。

ということで、次の日、私たちはカイロからアスワンへと向かいました。







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最終更新日  2014年02月06日 16時40分19秒
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