とうとう大晦日ですね。 今年は工房を立ち上げたことが一番大きな進歩でした。 でも、それと同時に大学の日本語の非常勤講師として働き出したことも大きな変化でした。 私にとってどんな一年だったかといえば、人生においての大きな変化の年でもあったけれど、ちょっと寂しい一年でもありました。 ただ、12月に入って、あこがれのフジコ・ヘミングのピアノを聞きに行けたことも大きな夢の実現でもありました。 生のピアノ演奏もそうですが、何より生の声が聞けたこと、これは思いがけない宝物になりました。 あの時、ラ・カンパネラのあと、アンコールで弾いてくれたベートーベンの「テンペスト」が私の心に深く残って、先日楽譜を買って今練習しているところです。 最初の出だしが好きで、そこを何度も何度も弾いています。 今年は何度神戸へ行ったでしょうか・。 思い出の地になりました。 西村珈琲館と・・。 大掃除もままならず、少し机の周りを片付けた程度ですが、今日を迎えて、あと残り少ない2012年を有意義に過ごしたいと思います。 今日届くように送ってくれたのかどうか、スイス人の友人がネックレスを送ってくれました。 私のことを遠くから見守ってくれて思ってくれている人がいるということだけで勇気づけられます。 今年就職した娘は今の時期には帰らず、上海とベトナムからのメールを送ってくれました。 ひとりで旅をしていますが、なんだか時の変化を痛感するのです・・。 明日はお正月という実感がまだありませんが、私らしく新年を迎えたいと思います。 頭の中はずっとテンペストの曲がめぐりめぐっています・・。私に合った曲とはこういう曲のことかなあとか。 |
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