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2ヶ月に1度、神戸まで歌いに行く。初めは姫路工業大学グリークラブのOBのみだったが、人数が少なくなってきてそれ以外からも参加を募るようになり、私も仲間に入れてもらった。工大OBに紹介してもらった口だ。兵庫県にはもともと県立大学が3つあった。神戸商大、姫路工大、県立看護大だが、現在は兵庫県立大学として統合され、キャンパスは5つになっている。そこで神戸商大のグリーOBにも参加を求め、10人そこそこで歌っていたのが20人近くに増えた。お互いに団員の減少は共通の悩みなので、単独でやったり、補完し合ったりして仲良くやっている。こう言う趣味は「友達の友達は皆友達」の精神でどんどん輪が広がり、ボケ防止にもなるだろう。20人になると、相当パワーが違ってくる。例えば古いモデルだが、ダークダックスの4人とフォレストの歌ではマイクを使うものの、やはり厚みも強弱も違ってくる。倍音も出やすく、重厚さ、気持ちよさにつながる。まさに「数は力」だ。およそ5時間に及ぶ練習で、高齢化もあり少々体力的に厳しいものがあるが、心の洗濯にはなる。家事からも解放され(その分女房に負担がいくわけだが)指揮者に叱られるのを除けば快適な1日だ。8月にコンサートの参加も決まり、熱が入る。
2024年05月30日
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福岡で起きた学校の事故。なんと、消毒用アルコールをかけて炭をおこし、火力が弱まってきたからと火にアルコールを吹きつけたらそれが服に引火したと言う。美容師の専門学校だったと言うが、あまりにもレベルの低いお粗末な話である。最近、理科の実験で硫化水素を発生させて気分が悪くなったとか言う報道もある。化学で飯を食ってきたものにとっては信じられないようなお粗末な話。硫化水素は猛毒だ。火山性ガスの中にも含まれており、これが有毒であると知らなかった人が死亡したこともある。通風室以外で発生させてはならないと厳しく教えられた実験だ。死者が出なかったのが幸い。福岡の事件は肉を早く焼く為にアルコールを吹きかけたと言うが、気化したアルコールはほぼ爆発的に燃える。しかも、肉の温度は上がらない。小学校でロウソクを教材に使い、炎芯・内炎・外炎などと言う言葉を習ったはずだ。炎芯が温度が低く、外ほど温度が高い。昔はアルコールランプの芯に指を突っ込んでも熱くないと言う乱暴な実験をする先生もいたが、子供たちはそれでよく分かったはず。それが、今やガスボンベを使っているそうだ。炎がアルコールランプの中に入って破裂するような事故があったからと言う。どうすればそうなるのか、例えば十分に芯にアルコールがしみていないような時に火をつけたらそうなるかも知れないが、それはアルコールランプの使い方そのものを誤っている。物理や化学は苦手とする人が少なくない。高校では運動方程式やら電気やら、幅が広くてややこしい教科だと思う。それでも、基礎さえ押さえておけば非常に生活の役に立つ便利な学問だ。尤も私も大学の物理化学は苦手だった。今日も線状降水帯が発生しそうな大雨。もうピークは過ぎたようだが。これも天気図が読めれば明日の天気の見当がつく。
2023年06月08日
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サニーレタスのトウ立ちが始まって、中心部の葉は硬くなったっが、下のはまだ軟らかい、それで硬いところで軸を切ってしまった。真ん中の白いところが茎を切った跡だ。その周りに新しい茎と葉が出てきている。試しに食べてみると十分な味と食感だった。「再生栽培」と言うところだろうか。こんな事が起きるのなら根から掘り起こしていた今までが誠に残念。ただyoutubeを見ると、スーパーで買ってきた食べ残しの根っこを水に浸けておけば発根するらしい。少々の追肥で持続的に食べられるようだ。サニーは不滅?日産の旧車ではない。尤も走っているのは時々見かける。
2022年05月26日
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と言うのはしばしば聞くことだが、どうも視野が狭くなるのは(緑内障などでなく)事実のようだ。自分の考えが普通である、自分の価値観は普遍的なものだと思い込む度合いが増えるように思う。「普通は〜でしょ」と言う人の何と多いことか。およそ普通とか常識とか言い始めると年を食った証拠と言えるのかも知れない。先日病院である男性が「いつまで待たすんや!」と看護師に食ってかかっていた。「もう2時間も待っている。3番目だと言うから待つことにしたのに、この後用があるんや」と声を荒げている。本来、診察順とその所要時間は別の次元の問題だ。病院の方にどんな都合が合ったかは分からないが、予約で2時間待ちはそうレアなケースとは言えない病院だ。よほど時間管理にシビアな病院ばかりに通院していたのかも知れないが、「前が2人なら、待ち時間は・・」と考えたのだろう。「2時間待ちぐらい常識だろう」と私は考えているが、それは普通ではない訳で。まあその場は看護士が謝って場を取り繕ったが、あまりみっとも良いものではない。かく言う私も、若い時に比べると自分に都合の良い場面を考えて、「こんなもん、こんなとこにおいとくなよ!」と言ったレベルの低い愚痴が多くなったなと感じる次第。
2022年05月21日
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朝仕事場にはいると、まずパソコンを付け、次に電顕室で装置のスタートをする。これを終えて席に帰ってくるとワンセグで朝ドラ鑑賞・・・というのがゲゲゲ以来のパターン。ゲゲゲの女房が面白かったので、今のてっぱんも惰性で見ている。 なんだか「だんだん」の焼き直しみたいな気もするのだが、往年の「お龍」さんはこんな役は初めてなんじゃないかと思うほど百面相を見せてくれる。それにしても、15分ドラマと言うのは大変だと思う。本なら少しぐらい退屈なまわりの描写誘導が続いても何となく読んでしまうが、15分で山も谷も作らねばならない。また次回も見てもらえるようなラストも必要だ。「だんだん」の時は8時15分開始だったので、8時30分から朝礼の始まる当社では最後までは見られなかった。今は全部見られるが、もたもたしていると頭がカットになる。 まだ始まったばかりだが、ゲゲゲほど入れ込まないんじゃないかと思っている。やはり時代設定が自分の小さかったころの方が何となく面白そうな気がしている。チリの救出報道はそれだけでドラマだ。
2010年10月13日
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ずいぶん葉が繁ってきて、すす病の蔓延も見られるので少し枝を透かそうと思って登ってみると、蟻が登ってきている。そして胴ぶきのところに群がっている。どうもアブラムシがいるような感じだ。かなり切り落としたが、どうも薬剤の方がよさそうなのでまた風を読んで散布しようと思う。また去年は柿もヘタムシの被害を受けた。そろそろ防除した方がよさそうだ。ヘタムシは柿の皮を残して、中身を食べてしまうという厄介者。去年は8割方落果してしまった。富有は比較的ヘタムシに強いと聞いていたが、去年は覿面にやられたので、今年は敵討ちで臨む。毎年若い芽が出ると柔らかいのでそれを狙ってくるのだろう。それにしてもやられているところは優に地上3mはある。よく蟻が登ってくるものだ。数年前、カイガラムシの知識がなく、梅を枯らせてしまった。これもアリが根に巣を作ったのが直接の原因になった。アリはシロアリほど悪くは言われないが、どうして立派な害虫だ。樹の中を食い荒らす。
2017年06月12日
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記録なしと言う大失敗をやらかしたコンサートが明けて昨日のことを思い出してみると、どうも表題のような、何かちょっと次元の違う世界で生きているような気がしてくる。私たちのやっている合唱と言うのは楽譜を読み、それに近い音を覚え、更に他人の違う音階を織り交ぜて倍音(実際にはでていないのに聞こえてくる音)を出すことを目標に練習をしている。そこには協力と妥協と評価が入り交じって、いろんな考え方を聞きながら上を目指す姿勢を持とうとしているつもりだ。ところがゴスペル(だいたいこの言葉がよく分からない。黒人霊歌のなかにこの言葉は出てくるが、どうも音楽ジャンルと言うには抵抗がある。http://ongakuj.okcoram.jp/ongakuj14.htmlあたりを見ていただくと福音書のことらしい)と言う名前を使う団体と言うのは即興の「違う音を同時に発して歌う」ように感じている。 典型は「ハモネプ」だろう。ハーモニーではない。目的は自分の声で歌うことで、倍音の追求のために「半音の半分」を追求する我々とは文化が異なるように思う黒人の教会で歌われる歌は手拍子が入ったり、体を動かしたりしてヨーロッパの教会における聖歌・讃美歌とはどうも異なるようだ。 この辺りの感覚は楽譜に書いてある通りに歌う姿勢、和声を読み取ることとはちょっと異なり、聞き覚えと言う手法で覚えるらしい。自由度が高いと言うか、デタラメと言うか。昨日は「翼を下さい」を合同で歌ったが、私たちはC調で歌っている。これをF調で歌って欲しいと言う。テナーの私には非常に低くて歌えない。 オクターブ上で歌うと4度上になるから最高音はBだ。この音を出すだけで一仕事だ。で、そのグループは低い音を出している。でも響きがある訳ではない。これは人種による差が大きいと思う。一般に北方人は低音に強く、南方人は高音に強いと言う。黒人のキイでは高いからオクターブ下で歌うと言うのはどんなものか。そもそも日本人が作った歌をわざわざ黒人向けの調に書き直すと言う理由が分からなかった。この不平は同時に出ていた二胡のグループも同じ意見だった。二胡と言うのは基本がCかDだという。Fは限界の低さで、「こんなもの弾けるか!」で、「こんなもの歌えるか!」の私たちと意気投合した次第である。中国と日本はほぼ同じルーツを持つと言われているから、音程もそう違ってはいない。私たちからは、このジャズ的グループはまことにいい加減に見える。文化の差として争わない(認めあう)のが一番の道か。
2014年12月22日
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娘が帰ってきて1週間になるが、やはり寝させてもらえない状態にしばしば陥る。ジジババが近くにいるので何とかなる時は雑用をやってもらえるが、やはり癇癪に近い発作?を起こすことがある。急に泣きだす、言葉がきついなど。出産後の母親がどう猛になる動物界のことを思うと、さもありなんの思いをする。我々の世代が出産シーズンだった頃とは少しばかり考え方も変わってきているようで、ミルクの与え方やら母親の心身のケアも細かくなっている。スマホアプリに従ってたすミルクの量も調整。我々の時代には「泣いたら与える」みたいなもんだったが。しかしこれを初めから一人でとなるとほとんど精神的にパニックになるだろうなと思う。夫君が一緒なら吐き出すところもあろうが、時間的な制約が強いほどうっ積するものは大きいだろう。乳がでない、夜泣き、寝ない、と初めてのことばかり。不安と不眠と闘いながらの子育ては本当に大変だ。医者や助産師にとっては取るに足らないようなところが不安だらけ、と言う状態だろう。不妊治療の健保適用も大事だが、産後の対応にも十分目配りしてもらいたいものである。1週間で体重は400g増加、自前のおっぱいもそこそこ出ているようだ。健やかに育つことを祈る。
2020年10月28日
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H3ロケットが打ち上がらなかったと言うニュースを見て、正直「衛星もロケットも壊れなくてよかった」と思ったのだが、「飛ばなかったから失敗だ」と考える人も少なからずいるようだ。プロジェクトの本質を見ていないな、と思う。そもそもロケットは衛星を軌道に乗せるのが仕事であり、手段に過ぎない。何らかの不具合でブースターの燃焼が始まらなかったのは安全思想が正常に働いていたからだ。それをもって失敗と言うかはその人の知的レベルによるだろう。技術者の端くれとしては「飛ばなくてよかったね」だ。ロケットが壊れ、衛星が壊れでは保険料が上がってコストアップになる。コストダウンを謳っているならこれは十分な成果と言える。高校生の時に日本最初の衛星が上がった時には成功も失敗も分かりやすかったが、今や飛んで当たり前、飛ばなかったら失敗と言うのはあまりに思慮がないと思う。最悪なケースはブースターの片方だけスタートした場合だろう。転倒−爆発がかなりの設備を壊す。それならば失敗と書けるだろうが。再起に期待する。
2023年02月17日
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近頃は時計も正確を最重視するのか、電波時計を随分前にもらったのだが、乾電池が空っぽになるまで忘れてしまうほど動く。それだけに、たまに止まると只事ですまない。例えばレコーダの表示に合わせろとうるさく訴える。時間に対するこだわりが強くて困る。電波時計は自分で時刻合わせをするが、その経過が全く見えなくて、いきなり動き始めるのだが、待機しているのか、調整のためか、なぜ止まっているのかが判別できない。ちょっと待ってて、は健常者には苦もない事だと思うが、自閉くんにはいつまで待てば分からないので、騒ぎだす。正確なのに文句を言うには当たらないが、高価な電波時計よりも手動で時間を設定できる安物の方が優れていると言うのはなんとも皮肉な話。安物ならものの1時間あればお釣りが来るほど簡単に時間合わせができるが、そっちにシフトすべきか?
2024年05月27日
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災害の少ない当地には珍しく8時に大雨警報が、続いて洪水警報が出され、消防車が走って騒然とした雨の日になった。普段小さな流れである林田(はやしだ)川が警戒水位になったと言うことで昼のTVニュースで放送された。上流の降雨量が大きかったらしい。幸い実害には至らなかった。風向きはくるくると変わるし、麦畑と田植え前のようになった水田が同居するというなんとも珍妙な景色だ。しかしこんな雨でも水田がきっちり受け止めてくれると言う見本でもあった。先日小屋を潰して出来た空き地にも、見事に雨水が溜まっている。隣の水捌けのよくない畑といい勝負かも。昼過ぎまで派手に降っていた雨も16時ごろにはあがった。前線に台風が絡むと、とんでもないところで雨が降ったりする。台風には要注意。
2024年05月28日
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