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Ryu-chan6708

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2007.11.29
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カテゴリ: 映画



ビートたけし の主演ということでデカデカ前宣伝があったTVドラマだったが、長いので録画しておいて、チョコチョコ見で、今日、一挙に見終えたよ。
朝日テレビ開局50周年記念のドラマ番組 だという。

A氏 :俺は土、日続けて見たよ。
昭和30年代 の時代風俗や町の風景などこったシーンが多いね。

:俺は、たくさんあった古いビデオの山から、 昭和33年に東映で製作した映画 を探し出してまた見たね。
  これは、 日本名画劇場 とかいう テレビで放映 したのを録画したものだよ。 
ベータ のビデオ だよ。

A氏 :君は ベータのビデオデッキ をまだ持っていたの?

:俺は ソニーのウオークマン第一号 を買ったことがあり、若いときは ソニーファン だったから、ビデオも ベータ にしたんだ。
  当時、出張が多かったら、留守録をしておいたが、出張から帰って見るつもりが、全部見切れないで、そのまま、「 積読 」でなく「 積視聴 」となって大分たまっているんだね。
 結構、ベータでとったいい映画やドキュメンタリーなんかのビデオがあるので、デッキもベータは残してあるんだよ。

A氏 :でも、 ベータのデッキ もそう長く持たないだろうよ。

:だから、今、少しづつ残しておきたいものは DVD に落としているところなんだよ。
 この「 点と線 」は 昭和32年から33年 にかけて 松本清張 が雑誌に連載した小説なんで、すぐに映画になった感じだね。
 古いビデオだから画面は粗いね。
 それに コマーシャルカット をしていないから、 なつかしいコマーシャル も入っている。
山本海苔 で女優の 山本陽子 が出ているね。
桃屋 の「 ご飯ですよ 」というのもある。
丸大ハム もあるね。

A氏 :ところで、今度の TVドラマ の「 点と線 」は大分原作と違うストーリーではないかね。

:「 点と線 」を読んだのは四十数年前だから、細かい点は覚えていないが、これを現代劇に置き換えるには、相当工夫せざるを得なかっただろうね。
  この 小説の中核 となっている「 東京駅の13番線ホームから15番線ホームが見通せる4分間 」自体が、その後、東海道線と横須賀線が専用になったり、新幹線ができたり、横須賀線が地下に入ったりで全く、意味がなくなったからね。

A氏 :今、 そのイメージは品川駅 だろうね。
  ここは、全部、 7つあるホームが全部、フラット だ。
1、2番線ホームから、13、14番線ホームが見通せそうだね
新幹線ホーム も、壁みたいのがないと、 9つのホームが同じ平面 にあるので見通せるチャンスが考えられるかもね。

:ビデオを見たが 映画「点と線」では、主人公は東京の若い警部補の三原 だね。
 これを当時の 新人で 南広 という俳優 がやっていた。
TVドラマ「点と線」で同じ三原役の 高橋克典 とちょっと似ているがね。
TVドラマ「点と線」は、主人公は博多の鳥飼刑事 だね。
  映画のほうでは 当時のベテラン俳優の 加藤嘉 がやっていて 、TVのほうはビートたけし だね。
 主人公が大きく違うね。
 やはり、 加藤嘉 のほうが演技はうまいね。
 映画製作は小説が出たすぐ後だから原作に忠実だろうから、今度のテレビの「 点と線 」は相当、原作と違っているね。

A氏 :TVドラマではいきなり、現在の東京駅が出てくる。
 鳥飼刑事の娘はもう70才台だろう。
70才台の娘役で 池内淳子 の顔 が出てきて、駅員に聞いているところから始まるね。
 そして、これも 70才台の年老いたかっての三原刑事 が登場して二人は合う。

私: その役が 宇津井健 だね。
 そして、最後もこの 2人の鵜飼刑事をしのぶ話 で終わる。
宇津井健が最後に大きく嗚咽するシーンは感動的 だね。
汚職捜査 で、ついに、 巨悪を逮捕 できなかったくやしさかね。

 折から、 テレビニュース では、 前防衛省事務次官守屋氏の逮捕が報道 されている。
巨悪まで逮捕 できるのかね。
 これから50年後、 思い返して悔しくて、嗚咽する検察官 が出ないといいがね。






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Last updated  2007.11.29 16:01:59
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