知的漫遊紀行

知的漫遊紀行

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

Ryu-chan6708

Ryu-chan6708

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Freepage List

2008.09.12
XML
カテゴリ: 孫の教育



ニッポンには対話がない

:著者は、 PISA のテストは「 考える力」のテスト を取り入れているので、日本人には合わない点もあるという。

A氏 :しかし、日本ではあわてて「 ゆとり教育 」に切り替えたね。
 ところが「 基礎学力の低下 」であわてて、また、ゆり戻しになり、 右往左往 しているので批判を浴びているね。

:「 基礎学力」と「考える力」とのバランス をとることが必要だね。
  実は、これも フィンランドも同様の失敗の経験 があるという。
  あまり「 考える力 」の教育を重視した結果、 基礎学力が低下して問題を起こし、バランスをとるようにした経過 があるという。

A氏 :やはり、 独創的な思考も基礎的なものがないと育たないんだね

:「 ゆとり教育 」だと言って、 生徒を自由に放り出すのはかえって混乱の原因 となるね。
  こないだ 小学校低学年の野球の練習試合の取材 をテレビで見ていたら、 バッテリーがいないんだね。
ホームベースに棒を立て、その頭にボールを乗せて打つ。
後は大人の野球と同じで子供の自由だね。
  この本でもそれにふれていたね。
  要するに 年齢的にバッテリーは無理だから、工夫した練習で「 を覚える 、わけだね。
  先生も 指導方法 を考えないといけないね。
「ゆとり教育」は先生が楽をするのでなく、苦労することだね

  昔から日本では「 守・破・離 」というではないかね。
  まず、基本を「 守り 」、次に、これを新しいものに変えて「 破り 」、そして自分で独立して「 離れて 」いく。

A氏 :最初から、 放任して創造的な「破り」「離れ」を期待するのは困難だし、無理が出るね

:この本では、 チュートリアルシステム というのが紹介されている。
  これは、 あることをはじめて勉強した人間 その専門の担当教授と対等の立場で議論 するのだという。

A氏 新人教育 だね。
  これは教えるほうの対応が重要だね。
日本 では、経験や地位の差があるときは 対等の対話 が難しいね。

:著者の 北川氏 はチュートリアルシステムを体験する。
  専門家はじっくり聞いて、このような観点とこのような事実を入れて、もう一度考えてくれというそうだ。
  この本は、このようないろいろな新語を紹介してくれる。
  明日は、その新語と 移民との対話 に話を展開しよう。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.09.12 08:03:00
コメント(0) | コメントを書く
[孫の教育] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: