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私
:昨日、 古本の出張買取業者
に来てもらって、本を引き取ってもらったよ。
業者は引越し用と同じ 背の高い2トン車
で来た。
ダンボールは16個だったが、中には大きなダンボールもあったから、 標準的なみかん箱サイズだと20箱
くらいあったかね。
一人の若い人が、運転手がてら来て、本棚から、どんどん、本をダンボールにつめる。
俺もつめるのは手伝ったが、車に持っていくのは、彼がやった。
ダンボール一杯の本は重くてちょっと持ち運びを手伝うわけにはいかないからね。
A氏 :その場で値段を決めるの?
私
:いや、とりあえず、持ち帰って、 専門の人がジックリ、1冊1冊見て値をつける
のだろうね。
そして後で 銀行口座に振込み
だね。
A氏 :途中で 値段の交渉 はないの?
私 :なしだね。
A氏 :値がつかない本はどうするの?
私
:返してもらうか、業者側で処理するかは選択できるんだが、俺は 業者処理を選択
したよ。
ガランと本が1冊もない空の本棚を見て、感傷的になるとともに、 肩の重荷
がとれたような気もしたよ。
A氏 : 司馬遼太郎 などは 膨大な書庫 を残しているね。
私
: 作家や研究者は過去の資料が重要
だからそうなるね。
俺の場合は、そういう人の書いた本を読むほうだから、その 元資料
は要らないね。
後は、 残した本
をよく読むことだね。
こないだのブログ
で 有馬稲子
がある女性の「 夏羽織1枚残してなくなった
」という死に感動したと言ったという話があるね。
俺も死ぬときは「 本一冊
」を持って死にたいね。
その本はどういう本になるのかね。