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Ryu-chan6708

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2009.04.26
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カテゴリ: 歴史


宮本武蔵

:転居のときに、売却せずに持ってきた本の中に 吉川英治 の「 宮本武蔵 」があるね。
  装丁本の立派な箱入り本で、 6巻 ものだね。
  それに、 徳川無声 が朗読した「 宮本武蔵 」の カセットテープ20巻 がある。
   これも捨てずに持ってきたね。

徳川無声 の「 宮本武蔵 」の朗読はテレビのないラジオ時代のシリーズもので、小学校、中学校からよく聞いていて、このラジオ放送で「 宮本武蔵 」を知ったと思う。
  この本と放送での 武蔵の生き方 は俺の人生に影響を与えたね。

A氏 吉川英治 の「 宮本武蔵 」は 佐々木小次郎 との 巌流島の試合 で勝って終わっているね。

武蔵が29歳 のときだという。
  これが 真剣勝負の最後 になったようだね。

  著者の魚住氏は 1953年(昭和28年)生 まれだから、徳川無声のラジオ放送で武蔵を知ったという世代ではないね。
  著者はむしろ「 五輪書 」を読む機会があり、 そのショックで武蔵に入り込む。
そのせいか、この 岩波新書赤本 の「 宮本武蔵 」は、 巌流島以降の武蔵、特に「五輪書」に焦点 をあてている。

  武蔵の「 五輪書 」に至る道だが、それに至る人生は吉川英治の「 宮本武蔵 」と違った 研究者、求道者としての人生 だね。
  このほうも素晴らしい人生だね。

A氏 宮本武蔵 絵でも一流 だね。

:高校生ぐらいのときに、武蔵の「 もず 」が一本の枯れ木の頂点にとまって、獲物をにらんでいる を見て、 背筋に寒気を感じるほど感動 したね。
  「 一芸に通ずる者は、万芸に通ず 」だね。
  「 五輪書 」の考えでもあるね。
   この書は武蔵の最後の書だが、今でいう論文だね。
  しかし、 参考文献などない。

A氏 自分の経験と独自の思考の産物 だね。

:死ぬとき、手元にあったのは「 五輪書 」と「 独行道 」だけだね。

A氏 君は昨日のブログで死ぬときは、1冊の本を残して死ぬのが理想 だと言っていたが、武蔵は 2冊 を残したのかね。

私:もっとも死期を察して、「 五輪書 」の草稿を死の2,3日前に弟子に渡しているというから、正確には、手元にあったのは、「 独行道 」くらいなのかね。
武蔵の人生の圧縮の書 だね。

 「身ひとつに美食をたしなまず、末代物なる古き道具を所持せず」

  まさに「 独行道 」の人生だね。

こういう日本人 が増えて欲しいね。






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Last updated  2009.04.26 09:33:29
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