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私 : フリードマン 氏が ソウルのホテル で身支度をしていると、 北朝鮮 が短距離弾道ミサイルを発射し、東海岸沖に落下したというニュース が携帯に入るが、 ホテルのシェルターへの避難警報を待った が、 警報はなく、朝食のビュッフェは大にぎわい 。
A 氏 : 韓国人の学生たち から「 北朝鮮が攻撃したり戦争を仕掛けたりするとは思っていない 」。「 米国の人々の方が自分よりよっぽど北朝鮮 のことで騒いでいる 」という声を聞いたという。
私 :それで フリードマン 氏がわかったのは、 米国が今、孤立した存在になっている ということだという。
中国と韓国は考えを共有 していて、 両国が最も恐れている のは、北朝鮮の核ミサイルで吹き飛ばされることではなく、 北朝鮮が経済制裁 や米国による攻撃で崩壊してしまう ことだという。
そうなれば、 中国や韓国に難民や核物質がなだれ込み、多大な費用負担が生じ、中国にとっては、隣に核を保有する統一朝鮮が生まれる可能性 もある。
A 氏 :一方、 米国は北朝鮮が自分たちを吹き飛ばすのではないか と恐れていて、 朝鮮半島の軍縮問題に詳しいロブ・リトワック 氏は、 トランプ米大統領によって破滅的な衝突に引きずり込まれるのではないかと韓国は恐れていると指摘 。
韓国の研究者は「(北朝鮮の)金正恩 氏よりトランプ氏を恐れる人もいる 」と言う。
私 : 米国、韓国、中国は、北朝鮮をめぐり複雑な関係になっている 。
中国と韓国 は、 北朝鮮が崩壊されては困るのであえて飢えさせない 。
反撃されては困るのであえて攻撃しない。
米国も北朝鮮 の核の脅威が本物だと認めることになるので金正恩 氏と交渉しないし、 そもそも 約束を守る相手と思っていない 。
A 氏 : フリードマン 氏は、 この状況 から、 中世の寓話を連想 する。
その 寓話 とは、 死刑を1年延ばしてくれたら王様の愛馬に歌を教え込むと約束し、罪人が命乞いに成功する話 だ。
仲間に無理だと笑われると、罪人はこう答えた。「1年あればいろいろなことが起きる。王が死ぬかもしれないし、馬が死ぬかもしれない 」。
私 ;これが各国の 北朝鮮政策の現状 で、「 『何かが起きる』のを待っている。馬が歌い出すのを待つように 」と フリードマン 氏は言う。
あの 米空母の日本海への展開 はなんだったのか。
まさに「 馬が歌い出すのを待つ」しかないとは名言 だね。
最近では 、 韓国・文在寅政権 はかなり本気で 北朝鮮対策の一環として「2018年に開催される平昌冬季オリンピックに北朝鮮を平和裏に巻き込もう」とする動き を加速しているという。
「 何かが起きる」のかね。
しかし「馬が歌う」ことはないだろう。