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私 : 5月の有効求人倍率(季節調整値) が、 バブル期を上回る1・49倍を記録 し、 人手不足感 は強まっており、 特にバイトの即戦力だった若者の人口が減る なか、人 手が必要な小売りや外食チェーン による外国人や主婦、高齢者らの採用が活発になっている 。
A 氏 :その中で、 コンビニ大手 が 外国人スタッフの採用 を増やしている。
東京・池袋のファミリーマートの沢田貴司社長 は 今月5日 、 中国やネパール などから来日したスタッフ5人を社長室に招き 、 外国人スタッフを増やすのに何をしたらよいのかを意見交換 した。
私 : ファミマ は、 全国約1万8千店で働く20万人 のうち、 5%の約1万人が外国人スタッフ で、 加盟店の8割は働き手の確保に苦労 しており、 5月末には都内の専門学校で加盟店を招いて採用面接会を開いた。
沢田社長 は「 外国人スタッフとまだまだコミュニケーション不足。改善し、働く環境を整えたい 」という。
A 氏 : ローソン は、 人材を求めて海外に進出 しており、 ベトナムに昨年6月、日本に留学が決まった学生向けに、コンビニの仕事や日本の習慣を教える研修所を開設 し、これまでに 約100人が受講 したという。
私 : セブン-イレブン・ジャパン は、 今月3日 、 やさしい日本語とイラストで、検品や商品陳列の仕方を解説したマニュアルを作成 。
採用後のフォローにも力を入れ、 昨秋から、あいさつや袋詰めのコツなどを教える外国人スタッフ向けの研修も拡充 した。
A 氏 : コンビニのレジで外国人スタッフと会話する機会 が増えるだろうね。
私 :ところで、今日の新聞の「 ことばの広場 校閲センターから」欄 で、 アルバイトの若者が接客業全般で使っている「バイト敬語」「 コンビニ敬語」「ファミレス敬語」 をとりあげているね。
例として 飲食店で注文品を持って来た店員 が、「 こちら、コーヒーになります 」というのがある。
A 氏 :「目 の前に置かれた物がこれからコーヒーに変わるようだ 」といった 違和感を訴える読者の声がこの欄に多く届く という。
私 :「 レシートのほうはよろしかったでしょうか」「千円からお預かりします」という表現も同様 で、「 バイト敬語」は定着の兆し があるという。
しかし、 これは店の指導ではなく先輩や仲間から だという。
ロイヤルホスト
は 03年
から 一定期間
、 「バイト敬語」を「禁止語」として、店内に掲示
したという。
今後は、 きちんと日本語教育を受けた 外国人スタッフ のほうが、 皮肉にも正確な日本語を話すようになるかもしれない ね。