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Ryu-chan6708

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2017.12.30
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カテゴリ: カテゴリ未分類

「働き方改革」はスローガン化 して、 大企業の「長時間労働」の体質におおきな変化が感じられない が、この記事は 中小企業 だが、 神奈川県秦野市の鶴巻温泉にある来年で創業100年を迎える老舗「陣屋」の「働き方改革」としての具体的な仕事改善例 をとりあげている。

A きっかけ は、 2009年、先代が急逝し、長男で大手自動車会社の技術者だった宮崎富夫氏(40)が跡を継ぎ妻の知子さん(40)は旅館で働いた経験がないまま、出産2カ月後に女将(おかみ)になった ことだ。

借金は10億円 で、 どんぶり勘定の経営が続いた結果。

料理に使う食材の在庫管理があいまいで、むだが多く、経営分析しようにも、紙の台帳しかない

富夫氏の経験を生かし、目をつけたのがIT で、 予約から経理まで一元管理できるソフトを開発し、全従業員にタブレット端末を配った。

やはり 「働き方改革」には、改善ができる人材が不可欠 だね。

A 風呂にセンサーを付けて入浴客が一定数を超えると通知が来るようにし、また、掃除が必要か何度も確認に行かずに済むようにし、客の好みなどの情報も端末で共有

従業員が積極的に動くようになった。

従業員の「ムダ」な作業の削減 だね。

業績が上向く一方、浮上したのが「働き方」の問題

休みなしで働き、知子さんの体は限界で、「顧客満足度が上がっても、働く人の生活の質が上がらないと意味がない」として、14年、思い切って火、水曜日の宿泊をやめて休館にした

 今度は 生産性を落とす「ムリ」の改善 だね。

「旅館が休むなんて」と苦情もあったが、16年から月曜日もランチのみで宿泊をやめた。

日本の高度成長期の週6日制から週5日制への 時短」の 発想と同じだね。

A それでも料理などの評判で、グループ全体の売り上げは10年の2億9千万円から、いまは7億2600万円 に。

パートを減らして人件費を下げつつ、改革前に20人だった正社員は25人に増やし、正社員の平均年収は288万円から398万円に

離職率は33%から4%に下がった。

知子さん は、今は、 旅館業を憧れの職業にするのが目標だ という。

これが真の「働き方改革」の典型例 だね。

大企業も分解すれば中小の集企業合体 だ。

A JALを再建した 稲森氏のアメーバ経営 はそれだね。

「長時間労働 」に頼らず、 改善のプロ を育て、 個々の現場業務の改善 を具体的に進めるべきだね。 

 そうすれば 「働き方改革」 スローガン化しない だろう。






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Last updated  2017.12.31 20:25:03
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