Ryu-chan6708さんへ
小生の稚拙なコメントに、素晴らしいコメント 有難うございます。

ただ、頂いたコメントから単純な発想に到りました。
・学問を自由に学べる環境・・学ぶ者の心掛け次第で如何様かも
・学ぶ環境を整える・・・・・政府?政治?教育者?社会? (2018.01.21 05:53:54)

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2018.01.16
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10年ほど横ばいだった18歳人口が2018年に再び減少期に入った

多くの大学関係者が 「日本の高等教育 の転機になる1年」 と受け止めているという。

18歳人口は1992年の205万人 を境に減少に転じたが、 この10年ほどは120万人程度で横ばい が続いてきたが、 今年からは再び減少を始め、2028年には107万人、38年には91万人になると推計 されている。

日本私立大学協会(私大協)の小出秀文事務局長 は、 今年から始まる18歳人口の減少を「大陸棚から日本海溝に落ちるようだ」 という。

A 人口減とは逆に、大学数は私立大を中心に増加

90年は507校だったが、17年は780校。現在でも学生数が足りず、私大の4割が定員割れを起こしている。

私大の間で「2018年問題」という言葉も生まれるほど、危機感が広がる。

日本私立学校振興・共済事業団によると、17年度に定員割れした私大の9割は、入学定員400人未満の小規模大学で、特に地方で多い。

「私大の統合」、「公立大への移行」などの検討の動き もあるようだ。

政府 は、 首相官邸に設置された有識者会議の報告書に基づき、東京23区にある大学の定員を抑制し、地方の大学へ学生を誘導する新法 を、 今年の通常国会に提出する方針

抑制期間を「原則10年間」とすることを軸 に検討していて、 安倍政権が打ち出した高等教育 の負担軽減 をめぐっては、 国が学生を支援することと引き換えに、大学に外部理事や実務家教員を増やすよう促す方針 が示され、近く、文科省内で具体的な仕組み作りが始まるという。

A 東京大大学総合教育研究センター・小林雅之教授 によると、「 大学改革の議論が活発な理由は18歳人口の減少に加え、首相官邸が、文科省 を飛び越えて短期間で意思決定するようになった影響も大き い」という。

また、「 社会の変化や学生層の多様化 に対応できず、 信頼を失った大学に反省すべき点は多く 高等教育の負担軽減や地方大学振興といった改革 の多くは、 大学側の意見を十分に聞かずに作っており 国が補助金などを使って誘導しても、形だけ整える大学が多く、長期的にどんなインパクトがあるか、予想できない部分もある 」という。

:記事は「 政府も大学も、少子化について、財政面の問題ばかり見て、悲観的に考えすぎだ。少人数教育を徹底して売りにするなど、発想の転換が必要な時期に来ているのではないか 」という。

 安倍首相が、こないだの選挙で日本の危機といった「少子高齢化」だが、その対策の大きな遅れの問題点 はブログ 「働き方、『正解』に縛られない 『日本のため』より自分の声に正直に」 でふれたが、 高等教育問題にも危機状態が具体的に出始めた ね。






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Last updated  2018.01.16 09:51:00
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Re:「2018年、大学に試練 18歳人口、再び減少期に」16日朝日新聞(01/16)  
初心に戻る必要があるのでは。
私学は、持てる私財を投入して、設立者が理想とする人材育成が初心では?
小池百合子知事が23区定員制限は学問の自由を侵すと反対しているようですが、的外れな考えと思います。

国立大学は、日本全国に高等教育を受けた人材が定着するように設立されたのが初心ではないのか?

その意味においては東京集中と極端な現状を強調することなく、地方に於いても時代にマッチした教育体制が出来ているかが大きなポイントではないでしょうか?
旧帝国大学を中心として、子供のように駅弁大学が設置され、旧帝国大学を中心として教員確保体制が定着したような教育は質的向上が望めない。
例えば、旧帝国大学の権威者がほぼ私的な意向で駅弁大学の教授、準教授を決めて行く。この流れは今は解消されたかに思う。しかし、意識はまだ旧態依然としている。
最たる例は医学部。
ーー大学に外部理事や実務家教員を増やすよう促す方針が示され、近く、文科省内で具体的な仕組み作りが始まるというーー
方向的に賛成であるが、外部理事の選定に当たって、旧帝国大学の権威者が決めることになれば元の木阿弥。 (2018.01.16 10:30:30)

Re[1]:「2018年、大学に試練 18歳人口、再び減少期に」16日朝日新聞(01/16)  
Ryu-chan6708  さん
ライラック7611さんへ
>初心に戻る必要があるのでは。
私学は、持てる私財を投入して、設立者が理想とする人材育成が初心では?

補助金を出すからには大学は国の役に立つことをやるべきだと、理系重視、文系軽視の考えが生まれたが。大学の原点は自由に学べること。

古くはコペルニクスは地動説で有名だが、彼は、もとは天文学者でなく、大学に入ったのは教会の神父になるためだった。
その頃は、大学は理系も文系も共通していて、彼は、当時のいくつかの大学に学び、法学、医学、神学の全てを学んだ知識人だった。
 それが地動説という価値の転換を生み出した。
 それが、大学の原点だと思う。
(2018.01.18 21:09:42)

Re[2]:「2018年、大学に試練 18歳人口、再び減少期に」16日朝日新聞(01/16)  

Re[3]:「2018年、大学に試練 18歳人口、再び減少期に」16日朝日新聞(01/16)  
Ryu-chan6708  さん
ライラック7611さんへ
>・学問を自由に学べる環境・・学ぶ者の心掛け次第で如何様かも
・学ぶ環境を整える・・・・・政府?政治?教育者?社会?

これらは切り離すことは不可能と思われる。
学ぶ者の心がけと、政府、政治、教育者の有機的に繋がった環境が理想的か?
(2018.01.22 21:38:55)

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