言わせてもらいますが

言わせてもらいますが

2010.04.08
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カテゴリ: 積ん読くずし


中国歴史小説ででお楽しみの宮城谷昌光の現代小説。
アサヒカメラに連載されていた作品で、主人公は大学入学とともに地方に行くの
だが、その時に親から渡されたカメラ。このカメラが大学生活を彩っていく。

カメラって家族の記録に撮るけれど、作品のようには撮らない。

だって露出だとか絞りとかわからないもの。


でも写真には、
生の目では決して捉えることのできない真実を写すことがあり、
それは写真の技術もさることながら、その対象に人がどう対面しているかが
大事なんだなっていうメッセージを感じました。

そう、
被写体と会話するんだよね。


この言葉じゃない会話ってコミュニケーションにおける幸せな状態じゃ
ないのかな。

ワシ、
写真は無理だけど、囲碁だと少しは会話ができるよ。
麻雀はほんの少しかな。

で、
この会話は当然相手がいて成立するので、
会話が成立しないレベルのゲームでは、そのゲームの本当の面白さは
実感できていないと思うんだよね。

その意味で、いくら上質なゲームがコンピュータ相手にできたとしても
この一線はなかなか超えられないんだろうなぁ。

これが
AIとして超えられるのは、本当にSFだな。

って、
写真の話なのに、SFになっちゃったい。。。





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最終更新日  2010.04.08 23:09:40
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