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ジャニーズは希代の犯罪者とそれを支える構成員の反社会集団であり、タレントに罪がないという論には賛成しないのだけれど、それはともかく、愕然としたのは被害者の数。
478人が被害を申し出ており、325人が補償を求めているとのこと。
フォーリーブスの結成が1967年。
2022年まで被害が続いていたとすると55年で約660か月。
おおよそ毎月1人の新たな被害者が生まれていた計算になる。
もっともジャニーズが勢いをつけてきたのは、たのきんトリオ時代以降なので、それを考えると毎月新たに1人というのはおかしな数字ではない。
まさに鬼畜の所業。
これだけの被害者がいるのに問題にならなかったのはひとえに社会の問題を伝えるべきマスメディアがその役割を放棄していたからであり、積極的に沈黙を守ることで新たな被害者を生むことに加担していたといっても過言ではない。
そこには、数字があるから言うことを聞かなければならないという構図であるが、この構図自体がマスコミだけのものではなく、広く日本社会を覆っていることは間違いない。
力があるのが正義であって、法や人権などは正義ではないのだ。
それを考えると自民党という数の力を持ったものが、法や人権を軽んじているのも同じ構図。
ジャニーズの問題は、1企業の問題でもなく、マスコミという世界の問題でもなく、日本という社会の問題なのだ。
そして、今になってなお、タレントに罪がない、という人はそれに加担しているのだ。
そう、太平洋戦争で隣組として戦争を支えた者と同じように。
そしてそれが何も悪いことではないと考えられていて、その根拠がみんながそうだから、というものだから同調圧力の負の面がここに極まれりといったところだ。
今回の事件で思うのは、これが日本社会がよりよくなるきっかけでもなんでもなく、やっぱり日本社会には人権に基づいた正しい民主主義はどこにもないってことだわさ。。。
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