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商売をやっておりますと、「費用対効果」ということを絶えず考えることになります。国土交通省の前身運輸省の所管だった国鉄時代、何係数というのか忘れてしまいましたが、確か収益係数といったかな、「100円の収入を得るのにいくらかかるか」という数字が、各路線ごとに出されていたのを記憶されている方も多いでししょう。当然当時の国電山手線、京浜東北線、東海道新幹線などの稼ぎ頭の路線は、この係数が40とか50とかになり、俗に言う「儲かっている」ということになるのですが、地方のローカル線は、100ならまだしも200、300、はなはだしきは500、600で廃線だいや存続だと論じられてたわけです。○○建設の多額な政治献金が、政治団体を装った企業献金であると検察が摘発した事件。献金をもらった側からすれば、法律にのっとり処理された善意の純粋政治献金ということになるんでしょうが、送った側にしてみれば「そろばん」にのっとって支出された費用であるのは疑う余地のないことです。すなわち"収益係数"が山手線どころか限りなくゼロに近いひじょうに効果の高い優良な案件。では、この案件はどうか。本日の日経経済面に「米に新幹線売り込み、政府国交副大臣を派遣」という記事が載っておりました。オバマ大統領が高速鉄道の整備に日本円で約1兆2千5百億円を投じる計画を公表したのを受けて、日本の新幹線の採用を働きかけるという内容。昨日、国土交通省が保有する公用車の管理費を年間で86億円浮かせたという報道について書きましたが、今まで何年に亘って毎年86億円づつ無駄な金を浪費してきたのかということは、じっと我慢。こういう計算をしてみたのです。86億 ÷ 1兆2千5百億 = 0.7%国土交通省は、いっそ浮かせた金を所管する自慢の新幹線技術をアメリカに売り込むための"特別費用"にしたらどうだろう???山手線より"収益係数"いいんじゃないかな?ダメか・・・?(笑!◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月30日
「公用車入札で86億円節約」という記事が、本日の日経社会面の最下部に小さく一段抜きで載っておりました。国土交通省が保有する車の管理業務委託の業者選定を、指名競争入札から一般競争入札に変えたら、委託台数を約4600台から約2700台に減らしたこともあって、86億円節約できたということだそうです。・・・ご立派!言葉も出ません!!86億円あれば、1割で8億6千万、1%で8千600万、0.1%でも860万・・・。公社債買ってるだけでも年間3000万は運用益出せる計算になりますよ。どんなへたくそな資産運用会社にあずけったって、7000万、8000万は出してくれるだろう。当地は雪国なので、冬の降雪期間の除雪はなくてはならないものです。大型グレーダーやロータリー車が、深夜早朝国道で活躍してくれているのは何よりもありがたく、頼もしい限りです。国土交通省さま、車両の管理費を大幅に節約したので、半分しか除雪できませんっていうようなことありませんよね!?◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月29日
加藤 廣著「空白の桶狭間」図書館でも人気の本だけに借りるのに一ヶ月、読むのに一晩というのは、何か損をしたような気もしないでもありませんが、貸出しの順番を心待ちにしている人のために早々返却してまいりました。加藤 廣は、「信長の棺」に始まってより以降全作読破したので、せっかく図書館へ出向いたのだからと、篠田 達明をすかさず貸出し予約してまいりました。「戦国武将の死生観」と「馬上才異聞」の二冊。「戦国武将の・・・」の方は、作家というよりは現役の医者の目から見た武将の死に様を医学的見地から考察したものですから、歴史小説とはいえません。しかし戦国の世を駆け抜け文字通り「死して名を残した」武将たちの最後を、現代医学の見地から探ってみようという試みは、非常に興味が惹かれますね。「馬上才異聞」は、江戸時代初期に起きた〈国書改竄事件〉を題材にした小説。 やはり主人公が医者かと思いきや馬医というのですから。。。連休は『篠田 達明』三昧にふけようと思っております。◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月28日
図書館で貸出し予約をして一ヶ月待たされた「空白の桶狭間」読破。やはり本の表紙に書かれていた妖怪のような面容の獣の絵が、このストーリーのキーポイントでした。それと秀吉の出自、尾張中村郷の百姓の生まれというのが定説なんですが・・・。後に天下を制してから、一時藤原姓を名のったりしたのもそれゆえかと納得できるもの。さらに人質として今川に捕らわれの身であった家康の関与。筆者加藤 廣の壮大な構想力にただただ脱帽。桶狭間後の展開のなかで、秀吉と家康の腹の探りあいが最終章にエピローグのように書いてある。しかしその終わり方が、読者に新しい書き物の予感を感じさせるプロローグにもなっているような気がする。ならば、次は「関ヶ原」か!?加藤 廣の次作が待たれてなりません。◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月27日
「滅私奉公」・・・一昔前なら「私心を捨てて公のために尽くす」ことは美徳と考えられていましたが、今はどうか。麻生首相が、愛娘の誕生会を家族で祝うために公務を途中で退席したと新聞に報道されておりました。「皆さんとごいっしょしたいのですが、今日は娘の誕生会。何より大切な用事があるのです。」このように英語で言って、アジア・エネルギー産消国閣僚会合の夕食会を挨拶だけですまし、参加者の盛大な拍手に送られ、家族のもとに向かったそうです。・・・一瞬、これはオバマ大統領のことかと錯覚しましたよ。日本の首相も、エライさま変わりしたものだなと感慨無量。それはもう叩かれるだけ叩かれるのを忍の一字で耐え抜いてきた首相だけのことはある、なかなかしたたかなものだな。・・・やるじゃないか。それにしても、首相といえどもいつまでたっても娘のことがかわいいのだな・・・当たり前か。(笑!◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月26日
今読んでいる本。待ちに待ったこの一冊「空白の桶狭間」。いつぞや"加藤 廣"にはまっていると紹介しましたが、新作「空白の桶狭間」がなかなか手に入らなくて、ヤキモキしていたのです。図書館でも人気本らしく、貸出予約をしてから一月ほど待たされた。先ず手にした第一印象。表紙は黒の下地に犬のような山猫のような怪しげな面容の動物が、口から血を滴らしてこちらを睨んでいる絵が描かれている。誰でも知っている史実「桶狭間」に「空白」があると題しているのだから、これが面白くないわけがない。ひょっとすると、この表紙の妖怪のような動物が「空白」に関係しているのかもしれないと、前作「秀吉の枷」に書かれていた一節を思い出しています。幸い今日は土曜日ですから、夜更かし覚悟で一気に読もうと思っています。何しろ貸出が順番待ちの人気本ですから、次ぎの貸出希望者に早く回してあげれるでしょうし。。。読んだ感想については、後ほどお知らせしたいと思っています。◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月25日
昨日今日とSMAPの草薙剛さんの不祥事について報じられています。まず、彼がこれほどの酒豪だとは知りませんでした。6時間ほどの間に焼酎とビールなど10杯以上飲んだとか、私なら裸になる前に息を止めてしまっていますね。次に、「酒は飲んでも飲まれるな」と昔からいいますね。少々度が過ぎました。彼は自分がどういう仕事に従事し、世間にどれだけ注目されているかということをもっとしっかり認識しておくべきでした。さらに、「酒を飲んで憂さを晴らす」とこれもよく昔からいわれて来ましたが、この言葉の真の意味は、「よりいっそう憂さが増幅することはあれ、晴れることはめったにない」と解釈したほうが賢明だということ。今回のこともそのことをはっきりと証明しています。草薙剛さんは、老若男女巾広い世代で人気のあるタレントですから、今回のことでタレント生命が絶たれてしまうというのは、少々酷なような気がします。酒の上の失態だから許されていいというものでは決してありませんが、一度の失敗でその道で有望な若者の前途を摘んでしまうというのは、大人げないのではないかと思います。草薙剛さんには、今は大変苦しくて辛いでしょうけれど、猛反省して、もう後がないの覚悟で精進してほしいものです。一皮剥けた大人の新しい"草薙剛"の登場をこころ待ちにしています。◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月24日
日経については、この日記でもしばしば取り上げています。最近では風刺漫画がないのが不満だなどと言いたい放題を言わせてもらいましたが、スポーツ欄はさすがに必要最低限の情報しか書いてありませんね。まぁ、これは仕方がないでしょう。日経にスポーツ新聞のような内容を求めるほうが無理。しかし、このスポーツ欄においてもさすが日経と思わせるのが、野球解説者の豊田泰光さんのコラム「チェンジャップ」。毎日欠かさず読んでおります。今日のコラムは、プロスポーツ選手の衰えについて、イチローや松井も年齢を意識せざるをえない年ころになった・・・で始まっていた。豊田さんいわく、筋肉や目耳などの衰えではなく、「こうなれば打てる」という頭のなかのイメージの枯渇が、すなわち衰えなのだとご自身の経験からおっしゃっている。永遠の松井ファンを自認する私ではありますが、今年も左膝の状態が思わしくないと報じられればなおのこと、今日のコラムが自分のことのように身に迫ります。しかし、豊田さんは、超一流選手が普通人への階段を下り始めたとしても、超一流選手ならではの対処法があるとおっしゃっています。それは「まず衰えた自分を認めること」というのですから、・・・・絶句!う~む、さすがだと思いますね。松井に今日の「チェンジャップ」を切り抜きにして送ってやりたい。今日の私は、ど真ん中ストレートの「チェンジャップ」に手も足も出せず、見逃し三振に終わりました。◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月23日
今読んでいる本「蕎麦の極意」(澤島孝夫著 実業之日本社)創業安永6年の老舗蕎麦屋の六代目が明かす「蕎麦好き」も知らないとっておきの話・・・と副題が書いてある。書店で目にしてためらわず購入。私が注目したのは、第二章。漱石の「猫」に出てくるそばの一節については、3月28日の日記でもご紹介しましたが、文人にはそば好きが多いという話はしはしば耳にしますね。この老舗には、明治・大正・昭和を通して、数多くの文豪や文化人が馴染みとして通っていたとあります。名前をあげてみますと、坪内逍遥、森鴎外、河東碧梧桐、斉藤茂吉、谷崎潤一郎、藤沢修平、池上正太郎、・・・そうそうたるメンバーだ。鴎外の「雁」には、このお店が実名で出てくるそうで、もう一度しっかり読み直してみようと思います。さらに上野の「鈴本」が近いせいもあって、落語家も多く足を運んだお店だそうです。柳家小さん、古今亭志ん生、古今亭志ん朝、林家三平、林家彦六、・・・こちらも負けず劣らずそうそうたるメンバーだ。小さん師匠の面白い逸話が載っておりましたので紹介しておきましょう。師匠が蒸篭を食べ始めようとしたとき、他の客に「小さん師匠だ」と気が付かれてしまい、場がそばの食べ方の話になってしまったというのです。師匠はいいところを見せようとして、そばをかまずにすすって全部飲み込んでしまったそうです。あとで店主に「腹具合を悪くした」とこぼされたそうです。こちらのそばは、いわゆる更科系ではなく少々太めに打ってある。そんなことなど常連の師匠にとっては先刻ご承知、すすって食べるそばの食べ方を演じて見せるなんて、さすがは超々一流の噺家、粋なはからいだ。・・・こんな老舗の暖簾をぜひくぐってみたいものだと強く強く思うのです。。。◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月22日
昨日草刈りをしてへばったと書きましたが、その草刈りの途中で気がついたことがひとつありました。それは、ムクドリ。例年ですと「権兵衛が種まきゃカラスがほじくる」を地でいくように、草を刈っていく後から地表にあらわになった虫をついばみにムクドリが降りてきたのですが、それが全くなかった。よくよく考えてみると、早ければ3月初め頃には集団で飛来してきて、社屋の軒先の小さな隙間に巣を作ろうとするこの鳥と、それを阻止せんとする人間様(私のことです)の間に繰り広げられる壮絶なバトルも今年はなかった。「ギュルキュル、ギュルキュル」とうるさいほどに鳴きかう声もまだ聞いていません。何度追い払っても、結局そのしつこさに根負けして、3~4組のつがいが巣作りに成功して、夏までの間に2回ぐらい子育てをしていくのですが・・・今年は、いったいどうしたというのだろう?子育てに必要なえさが、山に豊富にあるから里まで下りて来なくてもいいのか、鳴き声が騒々しい、糞を撒き散らすなどの害鳥として駆除されている地方もあると聞きますので、当地でもそのようなことが行われたのだろうかとも思ったりするのです。◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月21日
今日は、少々お疲れモードです。。。何だよ、週初めの月曜から疲れてるって、さては週末に遊びすぎたな・・・などと言わないでください。実は草刈をやったのです。朝9時からお昼過ぎの1時半までかかった。この間口にしたのは、「お~い、お茶」一缶のみ。草刈機を使うので、跡片付けを二度するのが面倒だから、昼飯抜きで頑張ったまではよかったんですが、・・・・これが堪えました。4月5日の日記で、「自然はうまくしたもので、季節が巡って春になれば、草木は芽吹く。」と分かったようなことを言ってはみた私でしたが、当然のことながら雑草も芽吹いて成長しておりました。会社の敷地の周りの緑地帯、これが結構広くて、これから秋まで7~8回やらなくちゃならない。その第一回目を行ったというわけ。草刈機のエンジンの振動がまだ腕や手先の筋肉に残っていて、今こうやってキーボードを打つにも指先が震えて、入力が思うようになりません。今日は早めに帰って、ゆっくり風呂にでも浸かって、疲れを取ることにします。◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月20日
「クイズ、タァ~イムショック!」と児玉清が言うと、時計が動き出し、次々に問題が出題されていくクイズ番組がありましたが、この「ショック」という言葉、私たちは日常何気なく使用していますが、本来の意味は「血圧が下がり、生命の危険がある状態」を指すときに使用する医療言葉なんだそうです。ご存知でしたか?「えぇ~!ホント!?知らなかった!ショック!!」と思わず口走った方多いと思いますが、皆さん別段生命に危険のある状態ではありませんよね。国立国語研究所が三月、「『病院の言葉』を分かりやすくする提案」をまとめ、冊子を出版したところ、医療関係者から注文が殺到しているという新聞記事が目にとまりました。お医者さんにかかり、先生から「ちょっと腫瘍がありますから、念のため検査しておきましょう」なんていわれたら、それこそ「ショック」で、へこんじゃいますが、この「腫瘍」という言葉、本来は単に「細胞が異常に増えてかたまりになったもの」を指すだけなのに、言われたほうは「先生!正直に言ってください。がんなんですか!?」になっちゃう。次に「頓服(とんぷく)」少々ご年配の世代であるならなおさらそうでしょうが、これって「熱さまし」のことだと何の疑いもなくそう思い込んでいますよね。実は、「症状が出たときに薬を飲むこと」なんだそうで、だから胃薬を飲んでも頓服。医者から「胃腸がちょっと弱ってますから、消化薬頓服しましょ。」なんて言われたら、私なんかだったら、「・・・!?!?」となって、それこそ熱が出ちゃいそうです。「先生、頓服を頓服してください。。。」になっちゃう。実のところ私も非常に身につまされるこの言葉「メタボリックシンドローム」最近は「メタボ」「メタボ」ってうるさいこと、思わず息を吸い込んで腹を引っ込めてみたりして。。。でも本来の意味は思っている以上に医学的に重篤な状態を指すのです。「内臓に脂肪がたまることにより、様々な病気をひき起こす状態」・・・ショック! (笑!せめて毎日散歩でもして、「ショック」なんて誤った使い方をしなくてもいいように努力したいものだと思います。・・・あっ、今「散歩」と言いましたが、実はこの「散歩」も元は医学用語だったてことご存知でしょうか。◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月19日
しばしば「日経」の記事よりネタを拝借して日記を書いておりますので、すでにお気づきの方も多いと思いますが、新聞は「日経」を購読しております。他に地方紙を一紙。日経は裏面から読むクセがついてしまったのは、渡辺淳一の「失楽園」の連載から。それ以来、裏から少しずつ表へページをめくることになって、すっかりこの新聞にはまってしまったというわけです。「失楽園」は大ベストセラーになり、今映画化もされているようですが、渡辺淳一さんには少々悪いが、堂々と「失楽園」読んでますっていう顔はしにくいでしょ。それでもって、「日経」読んでますって顔して、裏面を心ときめかして読んでいたという・・・、いわば不純なる動機を持つ購読者。。。(笑!その「日経」、政治経済はもちろんのこと、社会・科学・文学各ジャンルともに申し分なし。唯一不満なのは、風刺漫画がないこと。政治や社会の情勢をチクリと揶揄しながら、思わずニヤリと笑ってしまう一コマ漫画が掲載されてないということ。残念ですな。地方紙の今日の風刺漫画は、民主党小沢さんがバッターボックスに立って、イチローの振り子打法をぎこちなく真似ているというもの、振られている足の指す方向に「辞任」「続投」と書いてあった。それをイチローが、振り子はもうやってないんスけど・・・という顔をして覗き込んでいるというもの。イチローが大記録を達成した翌日というベストの日を選んで、同じ"一郎"である小沢さんと民主党の姿勢をチクリどころかザックリやってくれている。こういう風刺漫画をぜひ日経も掲載してもらいたいと思うのです。◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月18日
立山黒部アルペンルートが、除雪作業が完了し開通式が行われたが、生憎の猛吹雪のために室内で執り行われたというニュース。NHKラジオ第一放送で聞きました。ウエブトピックスでも紹介されておりました。雪の大谷、今年は15メートルだそうです。今年は、平野部では除雪が必要となった降雪は2回きり、それもすぐ融けててしまうほど。暖冬だからといっても、15メートルなら例年並みかなと思ってニュースを聞きました。初日から大勢の観光客でにぎわっている様子です。最近は、台湾、香港、タイ、韓国などからの外国人観光客も多数訪れるようになったそうです。山麓のリゾートホテルで会合があり、一泊した時のことですが、室内はもちろんのこと、エレベーターの中、大浴場の脱衣場にも漢字とハングル文字でしっかり案内文が書いてありました。特に風呂の利用の仕方は、イラスト付きで頭にタオルを乗せて湯船に浸かっている人の絵などが書かれていたりして、感心することしきり。でも大浴場に入ってみると、日本語を話す人ばかりで、ちょっと拍子抜けしましたね。後でホテルの人にたずねてみると、室内に備えつきのバスを利用される方がほとんどだということでした。立山黒部アルペンルート開通のニュースに、そんなたわいもないことを思い出してしまいました。彼らには、『裸のつき合い』というものがないのだろうか??◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月17日
ウエブトピックスよりアメリカ大統領家のペットがホワイトハウスにやって来たというニュース。奥さんがファーストレディーなんだから、この犬はファーストドッグといったりするのでしょうか?世界中の注目をあびている幸せな犬クンであります。"ボー"君という名前だそうですが、私が注目したのは、この"ボー"というのは愛称だそうで、“アミーゴズ・ニューホープ”(Amigo's New Hope)君というのが正式な名前(・・・正式登録名というのだそうです・・・)だという記事を目にしたからです。アメリカって変った国だな。。。日本では、保健所に届出するときに犬の種類などを登録することはあっても、名前まで登録しますかね、ましてや正式登録名といった堅苦しい登録欄は、ないと思うのですが。さらに注目したいのは、「Amigo's New Hope」という正式登録名。オバマさんらしいな。アミーゴといえば、ラテン系の言語でしょ。ホワイトハウスよりもメキシコ国境あたりの田舎町がよほど似合うと思ったりもするのです。でも待てよ・・・う~む、「友達の新しい希望」か・・・。なるほど、いい名前だ。愛称より正式登録名で呼んでほしいな。◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月16日
ウエブニュースよりちょっと驚きです。。。ダイヤモンドがこんな所にもあるというニュース「おうし座の方向にある太陽の約2倍の質量を持つ恒星「イライアス1」では、ダイヤモンドの微粒子が、太陽系なら海王星ぐらい離れた領域に分布することが分かった。」「・・・分かった。」って、そんなこと望遠鏡のぞいたくらいで、どうして分かるの?微粒子とはいえ、太陽系を飲み込むほどの広範囲に分布しているから、さぞかしキラキラ光り輝いているのかしら・・・などど考えてしまう私は、あまりにも素直すぎるバカ。おうし座というのは星占いなどでよく聞きますので固有名詞としては知っておりますが、それが天球のどこにあるのか、地球からどれだけ離れたところにあるのか皆目見当すらつきません。その中の恒星の一つが、そんなうらやましいリッチな星だったなんて、当然のことながら知る由もありませんが、せめて牡牛座の星の元に生まれるのだったな・・・などと、ため息をついております。◆酒そば本舗トップページへ◆にほんブログ村
2009年04月15日
皆さん、「オレンジデー」ってご存知でしたか?今日4月14日がそのオレンジデーだそうで、『バレンタインデーとホワイトデーに続き、男女が愛を確認し合ってオレンジなどを贈り合う日』なのだそうです。今日所要で車で外出した折、NHKラジオ第一で聞きました。愛媛県のみかん生産者の組合が、柑橘類の消費アップをねらって本年度よりPRしだした云々・・・。PR活動を兼ねて、デコポン2個(テポドン2号ではありません、ご安心ください)を通行人に配布したそうです。()内のコメントはNHKが言ったのではありません、念のため。。。なかなか商魂たくましいことですね。商魂たくましいといえば、さらにこんなのご存知ですか?「年明けうどん」何だよ、それ!? 「年越しそば」の間違いじゃないかと思われた方・・・ごもっとも! でも間違いなく「年明けうどん」なのです。全国製麺協同組合連合会の説明によれば、うどんは太くて長いことから、古来より長寿を祈る縁起ものとして食べられてきた。「年明けうどん」は、純白で清楚なうどんを年の初めに食べることにより、その年の人々の幸せを願うものである。具体的には「年明けうどん」は、元旦から1月15日までに食べるうどんのことで、赤い蒲鉾、海老の天ぷら、梅干、人参を入れたかき揚など家庭で簡単に調理できる赤い食材をトッピングとして添える。年越しそばを食べたら、すぐに年明けうどんを食べましょう♪・・・なんか笑っちゃう、けれども許しちゃう、そう思われた方は、間違いなく麺類が好きな方です。私もそうですヨ(笑!◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月14日
今日は終日暖かいというよりも暑いといった方がよさそうな陽気でしたね。桜の花びらがまだ残っていると言うのに、もう夏と言っていいでしょう。所要で1時間ほど車で出かけましたが、エアコンをつけて運転しておりました。午後3時からの会合でしたが、午前中いつの間にか時間が経ってしまい気がついたら1時半、昼飯の時間がないじゃないか!そんな時、強い見方がこれ。ぶっかけ冷しうどん。作るのに10分、食べるのに5分、片付けるのに5分のしめて20分。何と10分の余裕を持って出発することができるというスグレ業。しかもウマイことこのうえなしで、満足すること限りなし。けっして大げさではありません。日本に生まれてよかったと思う瞬間です。◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月13日
夏を思わせるような暖かな一日でした。庭のモクレンもすっかり花びらを落として、若葉が青く芽を出してきました。昨日帰宅してみると、今春進学しアパートで一人暮らしを始めた末の息子が、帰ってきておりました。車で1時間余り、JRとバスを利用しても1時間半余りのアパートに一人自炊生活を始めた息子なんですが、わずか2週間ほど顔を見合わせぬうちにずいぶん他人行儀になっているのが可笑しかった。それでも家内が作ってくれた晩ご飯を山のように食べている様子に、ほっと胸をなで下ろしたのでした。家内いわく、あんに違わず2週間分の洗濯物を抱えてきたそうで、「毎週こんなことになるのかしら・・・?」と言ってはいるものの、その口元は私同様に緩んでおりました。その洗濯物もこの天気に午前中のうちにすっかり干せてしまったようです。籠も重き洗濯物を干す妻の まくりし腕に陽光の射す◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月12日
本日の日経より「景気下支え最大の56兆円」政府・与党による追加経済対策なんですが・・・どうしても目がいってしまうのが、環境対策の内容。その柱は、「低燃費車の買い替え補助」と「省エネ家電の購入補助」。中古車からハイブリッド車への買い替えについては、4月4日に先行して概要が報道されていましたが、11日の今になっても私の心に生じた動揺の波は収まっていません。私の愛車は来年1月で新車登録してから13年になるんですっ!・・・地上デジタル対応TVの購入補助に最大3万9千円ですって!エコポイントで還元っていうのイマイチよく分かりませんが、補助ということは購入者にそれだけの実入りがあるのでしょ。ますます動揺の波は、収まるどころか増幅するのであります。我が家のTVはしっかりアナログでしたっ!・・・でも、これってまるでトヨタとパナソニック救済対策じゃないの??この補正予算を野党に反対させたうえで無理やり通して、それで解散総選挙なんですか???それじゃぁ~、戦後最大の選挙対策だ!!朝に四杯食わせるっていう言葉で喜ばせておいて、夕べには三杯になっちゃって"消費税10%"が付いてくるってことになりそうですぞ!?!?などと強がりを言っていても、あぁ~、それでも私は狙公のサルになりたい。。。(笑!車で25万、TVで4万の補助金に目が眩むのであります。。。(涙!◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月11日
世界で一番影響力があり、誰もが注目する人といえば、アメリカ合衆国大統領ということになるのでしょうか。今年2月に新大統領が誕生しましたね、オバマさん。長身で長い手足、太くて低い説得力のある声、巧みな演説、予備選挙の段階では、その出身と皮膚の色ほどには大きく注目されていませんでしたね。何しろ女性で元大統領夫人のヒラリーさんが大本命と言われてきましたから。そのバラク・オバマさんですが、余りにも深刻な自国の経済状況に手をやいているご様子。ニュース報道などを見ていても、如才のない発言に終始し、どこかの国の首相のように失言や言い間違いはありませんが、目を見張るようなもの言いが聞けていないように思います。私がいう「目を見張るようなもの言い」というのは、予定せぬ状況下でも咄嗟にジョークを交えたり、キラリと光る言動を相手にわかりやすくしゃべるということ。たとえば、オバマさんの前の大統領、ブッシュ(息子)さん。この人の8年間の政治については、専門家の人の評価に任せるとして、個人的には好きな方でした。オバマさんの対北朝鮮政策は、どのようなものかまだ明らかとなっていませんが、ブッシュ前大統領が、拉致被害者の家族横田さん夫婦にホワイトハウスで面会したときの、横田さんへ咄嗟に返したあの言葉。「私は、人間の尊厳と自由について話せないほど忙しい人間ではありません。」人間の尊厳と自由については、オバマ大統領も当然ブッシュさん同様の確固たる信条と信念をお持ちであることは、疑うまでもないことです。オバマ大統領の世界で一番と誰もが認める大きな影響力を、かの国に対して行使してもらいたいものだと思うのです。◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月10日
昨日は『加藤 廣』特集で、『篠田 達明』を後回しにしてごめんなさい。篠田 達明さんは、現役のお医者様、確か整形外科医であったと思います。医者の目と作家の感性から、ユニークな作品を多く書いておられますね。「モナ・リサは高脂血症だった」「徳川将軍家十五代のカルテ」等がそう。小説ではありませんが、これが大変面白い。気軽に読めますから、オススメの一冊です。最近読んだ『篠田 達明』は、「烏鷺寺異聞」(うろでらいぶん)何とあの紫式部と清少納言が囲碁の五番勝負を争うというもの。背後にうごめく藤原道長と伊周(これちか)の政争、棋譜にたくされた最後のどんでん返し。ミステリー小説を読んでいるようだ。「信長」ものもしっかり書いていらっしゃって、「信長を撃て」これは、信長に屈服させられた相手側から、「信長」を描いたユニークな作品。図書館の検索を使って書庫に眠っていた貴重品を探り当てた苦労も報われる秀逸な作品でした。◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月09日
これでいて結構忙しい身なのですが、本はどちらかといえば読む方ではないかと思います。最近は歴史小説をよく手にしているようです。時代は、どうしても「信長」「秀吉」「家康」が活躍するころ、この辺が一番多く書かれていますし、なんといってもおもしろい。最近読んだ作家は、『加藤 廣』『篠田 達明』加藤 廣さんは、ベストセラーになった「信長の棺」から入りました。「信長」とくれば次は当然「秀吉」となってくるわけで、「秀吉の枷」上・下次に「家康」かと思いきや「光秀」ならぬ「明智左馬助の恋」これらがそれぞれ信長の不可解な死(本能寺の変)に関連しているのです。ですから読者は「左馬助」まで読んで、筆者の壮大な構想力と時代考証の的確さに圧倒されてしまうというわけ。そしてその中に組み込まれたミステリー小説にも似た謎解きの魅力のとりこになってしまうのです。10日ほどでこの三作を読破しましたね。「謎手本忠臣蔵」上・下を手にしたときは、そのユニークな名前に「仮名手本」の間違いではないかと思ったくらい。今までさまざまな憶測を呼んだ討ち入りまでの大石内蔵助の行動と葛藤、時の老中柳沢吉保が恐れた家康の「密書」の秘密。なぜ「謎手本」なのかがよく分かりました。今度新しく「空白の桶狭間」が出版されましたね。義元を襲ったのは、信長ではない!?!?・・・驚天動地の歴史ミステリーを読まない手はない。早速挑戦したいと思います。 『篠田 達明』については、また後ほど取り上げたいと思います。◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月08日
まず昨日の訂正から永遠のジャイアンツファン</あ>としたことが、試合の開催球場を間違えておりました。「東京ドームに阪神をむかえて」ではなく、「敵地甲子園に乗り込み」に訂正させてください。・・・・で、試合結果は、ウフフ・・・快勝!今日は、同じく「永遠の松井ファンです!」シリーズから私が購読している地方紙には、「ゴジラ通信2009」というコーナーが連載されていまして、ヤンキース松井選手の様子を毎日知らせてくれます。昨日の対エンジェルス戦、9回の裏に松井の安打をもとにして、ヤンキースは逆転さよなら勝ちをおさめ、代走を送られたためにベンチで戦況を見ていた松井が、さよなら勝ちがきまった瞬間、誰よりも早くベンチの柵を乗り越えて、グランドへ飛び出していくのを捉えた連続写真が3枚掲載されていました。勝ちが決まった瞬間の松井の生き生きとした表情を撮ったのが1枚目、痛めている膝を気にする様子もなく右足で柵を踏み込んでいる写真が2枚目、3枚目が左足で着地して駆け出す写真。試合の展開もかえりみずにずっとベンチの松井をファインダーに捉えていたんだな。う~ん、このカメラマンは私に負けずおとらずの松井ファンに違いありません。試合後に代走のベロア選手と交代したことについて聞かれた松井のコメントが、これがまたシャレている。「代走?あの場面では仕方ない。ベロアの方が速いですから」と言った後「そういえば、ベロアって足が速いんだっけ?みんな知ってる?」とおどけてみせた。これはもう、一流のアメリカナイズされたジョークだ!もうすっかりヤンキースナインになじんでいる証拠だ。誰もが認める超々一流選手でありながら、常に謙虚で、しかもこんなコメントをとっさに言える松井って大好きです!松井がんばれ!いつでも、どこでも、永遠に貴方を応援しています!◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月07日
ウエブトピックスより二回から飛び降りて、一週間ほど腰を抜かしたのは、「坊ちゃん」。何かと忙しい防衛省の庁舎の何階か知りませんが、事務官の方一人が「坊ちゃん」以上の無鉄砲を行い、亡くなられたというウエブニュースに接しました。お気の毒なことです。ご冥福をお祈りいたします。ただ場所が場所だけに、どうして自ら命を立つような状況に追い込まれたのだろうかと、いらぬ詮索をしてしまいます。かの国の「人工衛星」打ち上げ騒動で、ここ数ヶ月役所に泊り込みの激務を強いられたからではないかとか、あの一日前の「フライング発射発表」をやってしまった関係部署に勤務していたのではないかとか・・・思ってしまうわけです。詳しいことは、後続の報道を待たなければ分かりませんが、もし今回の「人工衛星」打ち上げ騒動に遠からず関係があるとしたら、政府が発表するところの飛翔体は、わが国のはるか上空を飛び越えて落下物もなく、被害も発生しなかったということですが、お一人の優秀な防衛省の役人を失わせたことになるのでないかと思ったのです。◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月06日
2009年4月の日記より暖かい一日でした。当地では、ここ数日の暖かさで桜の蕾もようやくほころびかけてきたようですが、南の方ではすでに散ってしまっているところもあるようです。自然はうまくしたもので、季節が巡って春になれば、草木は芽吹く。庭先のモクレンも開花間近のようです。日記をたぐてみたら、やはりこの時期に庭の同じモクレンの開花について書いておりました。少し違うのは、あの当時と比べてモクレンの枝もだいぶ太くなったこと。あの時は、細い枝先に不釣合いなほど大きな花をつけたモクレンに、体は大きく成長したけれど依然幼さが危うく思えてならない息子がダブって、拙い俳句を詠んでしまったのでした。その息子も今春進学し、今はアパートに一人暮らしをはじめました。大きくなっているモクレンを確かめようと、何度も何度も画像を見比べているのです。モクレンの枝は太きや水足るや◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月05日
あれだけ騒がれた「定額給付金」でしたが、すでに給付が開始された市町村もあるということです。1万2千円という金額が少ないとか、消費につながらないとか、高額所得者は辞退するべきだとか、選挙対策のバラマキだとか、そんな金など受け取らぬといったかと思えば、いややはりもらって消費を刺激するために使うと言い直す政治家がいたり、さもしいと言った首相がいたり・・・。確かに特定の政治家の政治団体へ、架空の政治団体を装って続けてきた企業献金の額のことを思えば、寂しさを感じてしまう1万2千円ではありますが、有難く頂戴しようと思っております。この3月末は息子たちの就職や進学が重なり、引越しやら新しい生活用具の購入やらで出費が重なり、我が家に給付される6万8千円は、正直助かります。というわけで我が家では、とうの昔に「定額給付金」の目的は、実行し終わっております。・・・消費を刺激したと言うべきか、出費の大きさに我が家の家計が痺れんばかりに刺激されたと言うべきか、迷う所ではありますが。。。そんな我が家の主の目にこんな新聞記事が目にとまりました。「エコカーに最大30万の補助」ガソリン自動車から、電気自動車やハイブリッド車に買い替えた場合に20万円、さらに新車登録から13年以上であった場合は、それに上乗せ10万円の補助金が国から支給されるという政府案が検討されているということです。早ければ今年の8月から実施し期限は年度末までとありました。私の愛車は、平成9年1月に新車登録がされております。来年の1月にはめでたく13年ということになるのです。・・・間に合うじゃないか!!ホンダが新しく発売したハイブリッドカーなら、140万ほどの手出しで買える。自動車取得税や重量税はすでに免税と言う措置になっているので、税金十数万も助かることだし・・・。こんな狸の皮算用をしております。そのために今回の給付金はタンスに仕舞っておこうっと・・・(笑!「定額給付金」もさることながら「エコカー補助」も財源の心配などどこ吹く風のような政府与党案の大判振舞いでありますが、有難いといえば有難いです。。。・・・さもしいかな??◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月04日
3月28日の日記では、漱石の「我輩は猫である」から一節を引用して、そばの食べ方について書きましたが、今日は「坊ちゃん」の有名な冒頭部分を引用します。「親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。」・・・と漱石は、書き出していますね。二階からといえば3mほどの高さでしょう。子供ですから体重30kgとしても、そんな無鉄砲をしでかすと、腰を抜かしてしまうほどの衝撃が発生するわけです。『ロケットとミサイルはどう違うのか』という論争について、勝手に私が到達した結論は、「ロケットもミサイルも根は同じもの。」「ただし先端に載せるものの開発も含めて、他の国々にオープンであればロケット、閉ざしていれば例え人工衛星を打ち上げるためのものであってもミサイル」というものであります。かの国が打ち上げようとしている人工衛星は、はたしてどう呼んだらいいものなのでしょうか!?ところで困ってしまうのは、人工衛星であれ弾道ミサイルであれ、打ち上げたものはやがて落ちてくるであろう、特にミサイルならもともと落ちるように作ってあるのだから・・・と、心落ち着きません。「30kg、3m」であっても腰を抜かすほどなんですから、もしミサイルやロケット燃料タンクであったら、どういうことになるのだろうかといらぬ心配をしてしまうのです。過去の日記をたぐってみたら、過去にやはりかの国がミサイルを発射したときに、こんな計算をしておりました。弾頭なしの鉄の塊がただ落ちてくるだけで、「1トン、1万m」として、234kgの0℃の水を瞬時に沸騰させてしまうということになったのです。漱石が生きていたら、いったい何と表現することでしょう??◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月03日
皆さんは、『忌み言葉』ということをご存知でしょうか。私も、井沢元彦さんの逆説の日本史を読んではじめて知ったことですが、日本人は無意識のうちにこの忌み言葉の文化にどっぷりはまっているというのです。分かりやすい例を挙げれば、歴代の天皇のことを当時の人々はどのように呼んだのか?その答えは、声に発するのさえ恐れ多くて○○天皇などとは決して呼ばなかったと言うのであります。呼ぶことさえ忌み嫌うべきことであったのです。後に書物などで○○天皇と著してあるのは、必ずその天皇が崩御してからのことであると井沢さんは言っておられます。・・・ナルホド!NHK大河ドラマなどを見ると、ごくごくお側の者だけが「お上」と袖で口をふさぐように発し、それに対して、「みは~であるぞ」などと自分のことを「み」と言わせているのは、時代考証に合致したものなのかなと思います。前書きが長くなりました。「蕎麦考」(永友 大著)よりそばと忌み言葉に関連することをご紹介しましょう。かって宮中では「そば」も忌み言葉であったと言ったら、読者の皆さんは、さぞかし驚かれることでしょう。その理由は、そばの実の形にあります。そばの実はエジプトのピラミッドを目一杯に小さくした形、そう三角錐の形状をしているのです。その三稜をもった三角(みかど)が帝(みかど)に通じるために、「今宵の夕餉はそば粥なぞを・・・」などと女官が言おうものなら一大事で、神社仏閣に帝の安泰を願って祈祷をしなくてはならない・・・ってなことにきっとなったのでしょう。では、どう呼んだか?幸いそばの葉の形が葵のそれに似ていることから、「そば」を「あおい」と呼んだというのですから、エライというかナントいうか・・・!!ひょっとすると、葵の紋(徳川幕府)を食べちゃうと言う隠れた意味もあるのかなと思ったりもするのです。さて、果たして本当に”お上”は、「みは葵粥を所望じゃ・・・」などとおっしゃたのでしょうか?一方、今のようにそばを細く切って食べるようになったのは、江戸時代の初めころといいますから、江戸は将軍公方様の街、町人は誰にはばかることなく気軽に「おぉ~ぅ!そば食ってきなっ!!」「そいつはありがてぇ~、ごちになるぜぇ~・・・」なんて言ったんでしょうね。下々の身の上といたしましては、江戸の庶民に軍配を挙げたくなるのは、仕方のないところでありましょうか。◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月02日
トキの気持ちを分かろうとすること自体所詮無理があるのは分かっておりますが、何しろ絶滅寸前の種ですからね、何とか数を増やしてもらいたいと極自然に思ってしまうわけです。せっかく自然繁殖させようとして放鳥されたトキでしたが、オス4羽が佐渡に、メス4羽が新潟に、別れ別れに暮らしているということでしたが、今日の新聞記事に本土から一羽メス鳥が佐渡に戻り、オス一羽と行動をともにしているのが確認されたという報道がありました。トキの習性として、オスは縄張りを持とうとするし、メスはよりよい環境を求めて広い範囲を行動するということだそうです。なるほど、そうすれば・・・メスたちは、縄張りに気をとられている4羽のオスたちがお気に召さなかったらしく、もっとステキなオスを探して海を渡ったということなのだな。ところが、新潟まで行ったはよいが、そこにオス鳥がいようはずもなく、どうもそのことに気づいた一羽が、もともと目をつけていたオスの元に戻ってきた・・・こんなふうに考えられませんか。つい先日私は、中古車を一台買い求めたのです。中古車の販売会場で、予算以内で走行距離も短いよい状態の車を見つけて契約しそうになったのですが、「いや待てよ、もっといい車があるかもしれない」と、広い会場を歩き回ったあげく、「やっぱり最初の車がよかった」ということになり、最初の車を購入したのでした。・・・トキも私も同じじゃないか。。。(笑!トキの気持ちが少し分かってきたような気がします。ただしメス鳥ですがね。。。(爆笑!◆酒そば本舗トップページへ◆
2009年04月01日
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