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2022.04.19
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どうも、たなさとです!^ ^


新年度もはや10日が経ち、時の流れの速さを感じています 🤔


社会人の方にとっては、年度の変わり目で異動があったり、 新入社員が入ってきたり、

あるいは新たに社会人になったといった変化があった方もいらっし ゃるでしょうか 💡


一方で大学4年生の友人からは、 就活真っただ中という話も聞きます 🍀


いろんな先輩から話を聞きながら、企業説明会に行ったり、 履歴書を準備したり、面接のアポイントを調整したりと、

社会人になった今から思えば大したことはないものの、 当時は慣れない中がんばった記憶があります 🤣



そういえば、就活の時には履歴書にこれまでの学歴を書きますが、

これにはどういう意味があるのか、 ということについて考えたことはあるでしょうか?


僕自身このことについて考えるようになったのは、

友達の女性経営者の向山かおりさんから、

「経営者は過去の経歴ではなく、未来のビジョンをみる」

というお話をお聞きしたことがあったように思います 💡


受験から就活まで過去の経歴を書くことに慣れていた僕からすると 、この考え方は意外で驚きました!


向山かおりさんとお話してから、 就活の時に学歴を提出することの意味について調べてみたところ、

関連する考え方として シグナリング理論 というものがあるようです 📚


ここからは、シグナリング理論について紹介しながら、 一般的に就活で学歴が重視されている現象について考察しつつ、

経営者の世界ではどのような考え方が大切になってくるのか、 向山かおりさんのお話から考えてみたいと思います



◆シグナリング理論とは?


シグナリング理論は、情報の非対称性があるときに、 情報を保有するものが、 情報を持たない者に対して開示するような行動をとるというミクロ 経済学の考え方です 📚


これを就活の場面で当てはめると、採用活動を行う企業が、 求職者の生産性に関する情報を知ることができない状態において、

求職者が自分の生産性に関する情報を学歴という形で企業に提供し ている、という状況があてはまるでしょう 💡


(参考: https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2015/04/pdf/004-005.pdf



かつて大学に進学する者が少なかった時代であれば、 大卒という学歴が求職者の能力を示す一つの指標になっていたと思 われます 🤔


多くの人が大学に進学する現代の日本では、 大学の中でもどの大学を卒業したか、 という情報が求職者の生産性を示すようになっている、 と言えるかもしれません。


ちなみに海外では、どの大学を卒業したかというよりは、学士、 修士、博士のどの学位を取得しているかの方が関心が高いですが、

日本はどの大学を卒業したかで個人の能力をみる傾向が強く、 だからこそこれだけ多くの高校生や保護者が大学入試に関心を寄せ ているのだろうと思います 🍀



企業にとってその目的を達成するためには労働力という人的資本が 必要であり、 その人的資本の能力の高さを示すのが学歴と考えられている。


つまりこれまでの人生でどのような成績をあげてきたかで、 その人がこれからどのような仕事上のパフォーマンスを発揮するか を推定し、企業はその人の生産性を見込んで採用する、 という考え方が前提にあると思われます 💡


受験や就活の場面で、 多かれ少なかれ学歴を気にかけている現状を考えると、 このような考え方が多くの人の常識になっているのかもしれません ね。


とはいえ近年は社会経済の変化、価値観の多様化もあって、

大学に進学しても就活して企業に就職する、という道に限らず、 大学院や専門学校などへの進学の他、起業する、 フリーランスで働く、いろんな仕事を掛け持ちする、 ワーホリに行く、といった道を選ぶ人も一定数いる状況です 📚


(参考: https://hataractive.jp/howto/daisotsu/35/4399/



企業もこうした傾向も踏まえ、 採用活動のあり方や人事制度を見直して、

社員の多様なニーズに応え、 本人のスキルと意欲に応じてチャレンジする機会を与えるといった 動きも出てきているのが最近の状況かと思います 💡




◆経営の世界での常識は?


一方、冒頭でご紹介した女性経営者の向山かおりさんは、

「経営の世界では過去の経歴は関係なく、 これからのビジョンが大切」とお話しています 🍀


就活で経歴を聞かれることに慣れているとこの考え方は意外にも思 われますが、

そう言われてみて考えてみると、スティーブ・ ジョブズやホリエモンが大学を中退したこと、 さらに時代を遡ればエジソンが学校になじめなかったという話は有 名ですよね 💡


実際にお店に行って何か商品を買おうとする時を思い浮かべてみれ ばわかりやすいかもしれませんが、

経営者がどんな経歴かということよりは、 シンプルにお店がどれだけ価値ある商品・ サービスを提供しているかを見て、 よいお店かどうか判断することの方が多いでしょう。


あるいは仮にそのお店が過去にどれだけ人気だったとしても、 地道な経営努力を怠ればすぐにその人気は落ちてしまいます 😅


つまり経営の世界では、 これまでどのような経歴をたどってきたかということよりは、

これからの未来にどのような経営ビジョンを描き、 そのビジョンに対してどのような目標をたて、 達成計画を持っているかということの方が大切と言えるでしょう


確かに考えてみると、 よい経歴を持っていることは場合によっては、 そこから違う道を選んでリスクを取ってチャレンジをするというこ とを躊躇させることにもなるかもしれないですね 🤔


一方で、今どれだけどん底とも思える状況にいたとしても、

ここからよくなるしかない!とこれからのビジョンを描き、 行動を変えることでいくらでも結果を変えることができるのが、 経営の世界の面白いところと、

向山かおりさんはお話されていました 🍀



かつて日本航空の再生に携わった稲森和夫さんも

「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」

と語っています 💡


能力は一定求められる要素ではあるものの、

仕事に対する熱意や取り組むうえでの考え方との掛け算で大きく変 わるということですね 💪


同じ能力を持っていたとしても、 それをどのように活かして価値を生み出すかは、 その人の価値観や想いによっても変わってくるというのは、 たしかに納得がいく気がします 🤔


向山かおりさんの仕事に取り組む姿勢を見ていても、

自らのビジョンを描き、具体的な目標を立て、 目標達成に必要な行動計画を立てて実行に移していく力が、 社会に価値を提供する経営者のあり方だなと感じます




◆まとめ


今回は日本の学歴社会の背景にある考え方と、 向山かおりさんを始め経営者の方が大切にされている考え方につい て考察しました 📚


人それぞれいろんな価値観があり、それには背景があるもので、

どの考え方が正しい・間違っている、 というものではないと思います。


ただ、 今の社会で当たり前になっている状況がどのような考え方の背景か ら生じているのかを知ること、

そして自分が本当に実現したいことに対してどのような前提で捉え 、行動するのが効果的かを考えることは、

経営の道を目指す人にとってはもちろん、 そうでなくとも人生をよりよく生きたいと願うすべての人にとって 大切なことかもしれないなと感じました


過去の経験、あるいは現状をみて、 自分ができるのはここまでと決めつけるのではなく、

どうしたら本当にかなえたい理想を実現できるか、 可能性をみて考える習慣を、僕自身大切にしていきます 😆



ではまた!!






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最終更新日  2022.04.19 09:33:17
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