身近な動植物 0
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【決算】3月 【設立】1977.8 【上場】2011.6 【特色】外食チェーンと冷凍食品製造の2軸。いずれも『大阪王将』ブランドが柱。全国4カ所に自社工場 【単独事業】外食54(8)、食料品販売46(3) 【増収増益】外食は店舗純増42。冷食販売成長。下期集中の宣伝費こなし営業増益。増配。3月株式分割。13年3月期の外食は出店約40。既存店前年割れ続く。冷食は取引店拡大。新工場稼働に伴う先行費用こなす。 【関東新工場】8月稼働。旧工場ではギョーザの具中心だったが、皮や麺類も生産。北海道限定で、冷食製品に店舗(大阪王将)のギョーザ無料券付きキャンペーン実施。 (会社四季報2012年3月発売号より)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、イートアンド(2882)について書かれたもの。保有銘柄ではないが、ブログ巡りで見かけた銘柄である。今日は、このイートアンドを見ておきましょう。まず、売上高の推移を見てみる。単位は、百万円。2009年3月期 10,7622010年3月期 14,6442011年3月期 16,9452012年3月期 18,790と、この期間では、3期連続増収である。次に、2013年3月期の業績予想を見てみる。売上 21,001(+11.8%)営益 1,194(+14.4%)経益 1,165(+9.6%)純益 579(+12.8%)1株益 157.46円で、増収増益予想である。23年3月期 2.3%・0.7%・10円24年3月期 10.2%・2.3%・45円25年3月期 9.5%・--・15円25年3月期は会社予想。45円→15円になるが、これは株式分割の影響であり、実質は据え置き予想。次に、株主優待を見てみる。昨年8月に新設を決定したようだ。内容は、3月末の株主を対象に、・所有株式数100 株以上500 株未満--- 3,000 円相当の弊社製品の進呈・所有株式数500 株以上1,000 株未満--- 9,000 円相当の弊社製品の進呈・所有株式数1,000 株以上--- 18,000 円相当の弊社製品の進呈次に、月次だが、月次は公表していないようである。最後に、株価と指標を見てみる。現在値は、969円予想PERは、6.15倍実績PBRは、1.31倍予想利回りは、1.55%
2012/06/10
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【決算】3月 【設立】1958.3 【上場】1994.11 【特色】マヨネーズ2位。業務用を中心に展開。総菜、卵加工品なども扱う。給食などへ販路を拡大中 【連結事業】調理加工食品46、マヨネーズ・ドレッシング類30、タマゴ加工品22、他2 【上向く】マヨ・ドレ伸長。卵加工品数量増。が、上期に鶏卵価格高騰。油脂高も重い。記念配落とす。13年3月期はマヨ続伸。総菜、卵加工品も量販店向け中心に堅調。一部原料価格が安定し、営業益上向く。 【戦 略】外食『サラダカフェ』を小田急百貨店新宿店に出店。首都圏で知名度向上狙う。15年に30店計画(3月末14店)。中国マヨネーズ製造新工場で試験生産を開始。(会社四季報2012年3月発売号より)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、ケンコーマヨネーズ(2915)について書かれたもの。この銘柄は、四季報では東証2部上場銘柄となっているので、東証1部昇格が見込める銘柄であろう。と思い、少々調べてみようと思った。が、既に東証1部に昇格していたことが、直後にわかった。リリースを見ると、・2011年3月 東証2部上場・2012年3月 東証1部昇格という流れだったようだ。興味が半減してしまったが、少々見てみましょう。まず、2007~12年の業績を見てみる。単位は、百万円。売上高/ 50,317/ 53,075/ 53,193/ 51,101/ 50,629/ 51,878営業利益/2,619/ 1,606/ 977/ 2,951/ 2,773/ 2,144経常利益/2,534/ 1,529/ 920/ 2,853/ 2,681/ 2,073当期純利益/1,714/ 710/ 300/ 1,446/ 1,319/ 1,029売上高営業利益率/ 5.2%/ 3.0%/ 1.8%/ 5.8%/ 5.5%/ 4.1%2012年3月期は、増収に転じている。2011年、12年と、2期連続減益である。次に、今期の業績予想を見てみる。売上 52,700(+1.6%)営益 2,300(+7.3%)経益 2,150(+3.7%)純益 1,070(+3.9%)1株益 75.29円と、増収増益予想である。次に、配当性向・純資産配当率・1株配を見てみる。23年3月期 19.3%・2.3%・20円24年3月期 27.6%・2.2%・20円25年3月期 26.6%・--・20円25年3月期は、会社予想。1株配は、23年と24年は5円が記念配、25年は普通配が20円。したがって、実質的には増配予想。最後に、株価と指標を見てみる。現在値は、604円予想PERは、8.02倍実績PBRは、0.64倍予想利回りは、3.31%
2012/05/27
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【決算】3月 【設立】1972.10 【上場】2001.8 【特色】液卵製販2位。製パン、製菓向け中心。全国4工場体制で安定供給、単独配当性向25~30%メド 【連結事業】鶏卵関連89(5)、調味料関連11(12)、他0(40) 【微増益】鶏卵相場下落と消費低迷で減収。ただ調達価格安定し原価率改善。2円増配に加え上場記念配2円。13年3月期は大口需要持ち直し、中食、外食向けも拡大傾向。販売量伸びるが価格底値圏で売上高は足踏み。償却負担減少、営業益は微増圏。 【絞り込み】商品アイテム数の絞り込み推進。生産効率高め利益拡大狙う。リスク分散のための関西工場増強は4月以降も継続。 (会社四季報2012年3月発売号より)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、イフジ産業(2924)について書かれたもの。保有銘柄ではないが、利回りが良いので興味をもっている銘柄である。まず、2007~11年の業績を見てみる。単位は、百万円。売上高/ 9,269/ 9,372/ 10,239/ 9,494/ 11,742営業利益/ 70/ 314/ 321/ 873/ 705経常利益/ 75/ 320/ 301/ 869/ 712当期純利益/ 29/ 153/ 148/ 464/ 282売上高営業利益率/ 0.8%/ 3.4%/ 3.1%/ 9.2%/ 6.0%2010年は減収だったが、増収基調。2010年、11年は、売上高営益利益率が上がっている。では、2012年3月期は、どうなのか?3Qの前年同期比は、売上 -5.9%営益 +0.7%経益 +1.6%純益 -22.5%通期予想と前年比は、売上 10890(-7.3%)営益 787(+11.6%)経益 787(+10.5%)純益 411(+45.7%)とのことだが、3Qと通期予想を比較すると、通期予想には過大感があるように見える。が、この通期予想は1月16日に発表したものなので、鮮度的には信頼できそうな気はする。そこで、リリースを見ると、---引用開始---売上高につきましては、鶏卵関連事業を営む当社において鶏卵相場が当初予想よりも12円低く推移したことにより、鶏卵相場に連動する販売単価も低くなっていることから売上高の予想数値を連結・個別ともに修正いたします。損益面につきましては、鶏卵関連事業を営む当社において販売数量や鶏卵相場の動向から原料の仕入れ体制の見直しや、生産体制の見直しにより製造コストが減少しました。また、東日本大震災で被災した当社関東工場(茨城県)が通常操業に戻るまでの期間が想定よりも短縮できたため、災害による損失が当初の予想よりも約4割減少したこと等により、---引用終了---と書かれていた。次に、配当性向・純資産配当率・1株配を見てみる。22年3月期 26.3%・4.6%・22円23年3月期 35.4%・3.4%・18円24年3月期 29.7%・--・22円24年3月期の配当内訳は、普通20円、記念2円。なお、公約配当性向は、25~30%。最後に、株価と指標を見てみる。現在値は、434円予想PERは、5.86倍実績PBRは、0.79倍
2012/05/10
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【決算】2月 【設立】1977.2 【上場】2001.12 【特色】漬物業界1位。東海漬物傘下。セブン&アイ向け5割。キムチ軸に『ご飯がススム』ブランド展開 【連結事業】浅漬他製品63、漬物他商品37 【堅 調】13年2月期は主力のキムチが種類増で納入店拡大続く。内食化追い風にスーパー向け総菜類も伸びる。上期中心に野菜価格上昇だが、契約農家増やし仕入れ原価安定化でこなす。増益。記念配落とす。 【目 玉】今春、全国区への育成狙い浅漬けのアイテム拡充、『ご飯がススム』ブランド冠し浸透図る。中・四国地方の生産拠点として、13年2月メドに広島新工場稼働。 (会社四季報2012年3月発売号より)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、ピックルスコーポレーション(2925)について書かれたもの。保有銘柄ではないが、この銘柄については、過去日記(1月13日の日記)にも書いている。それなりに興味のある銘柄ということだろう。さて、この銘柄、持株の雑貨屋ブルドッグほどではないが(^_^;)、決算発表を受けて大きく下げていた。その辺の理由を知りたいので、今日は、このピックルスコーポレーションを見てみましょう。まず、2007~12年の業績を見てみる。単位は、百万円。売上高/ 16,775/ 17,870/ 18,502/ 18,234/ 20,824/ 21,587営業利益/293/ 286/ 399/ 536/ 577/ 982経常利益/355/ 373/ 413/ 583/ 624/ 1066当期純利益/218/ 205/ 202/ 322/ 365/ 591売上高営業利益率/ 1.7%/ 1.6%/ 2.2%/ 2.9%/ 2.8%/ 4.5%2010年は減収だったが、2011年、12年と連続増収中である。利益面はやや凸凹があるが、経常利益は5期連続増益中であり、増益基調である。次に、昨日の株価下落の理由だが、今期の減益予想と減配予想のためか。予想数字を挙げると、売上高 22803(5.6%増)営業利益 930(5.3%減)経常利益 994(6.8%減)純利益 568(3.9%減)減配の方は、前期15円→今期12円と書いたが、配当の方は、前期15円のうち5円が記念配であった。すなわち、普通配が10円→12円になるようである。したがって、減配というのは適切ではなく、「普通配の増配」というのが正解だろう。問題は、今期の減益予想だが、短信を見るかぎりでは、その理由は不明。詳細な分析をする余裕はないので想像になるが、2012年3月期の利益が出来すぎということか。前期と比べれば今期は減益予想でも、数期の推移で見れば、決して悪い数字ではない。最後に、株価と指標を見ておく。現在値は、542円予想PERは、6.09倍実績PBRは、0.55倍予想利回りは、2.21%
2012/04/17
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伊藤園(2593)について、少々書いておく。1単元保有銘柄である。2q(5~10月)の損益計算書によると、前年同期比は、次のとおり。・売上高 3.3%増・売上原価 6.3%増・売上総利益 0.1%増・販売費及び一般管理費 1.1%減・営業利益 8.4%増これを見ると、原価が上昇したが、販売費及び一般管理費を節減して、営業利益を上げたという解釈が可能。もちろん、そういうこともあるかもしれない。が、同社から送られてきた冊子によると、売上原価が増えた理由は、「当期より、生産工場から自社倉庫への運送費約42億円に関して、販売費から組み替える表示変更を行っております」とのこと。こういうともあるようなので、売上総利益よりかは、営業利益を良く見るべきだろう。まあ、今でもそうだが。売上総利益について書いた日記は、こちら。ブログランキングに参加中。バナーをクリックしていただければ光栄です。↓ ↓ ↓
2012/01/14
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【決算】2月 【設立】1977.2 【上場】2001.12 【特色】漬物業界1位。東海漬物子会社。約5割はセブン&アイ向け。全国に展開。キムチ商品成長顕著 【連結事業】浅漬他製品63、漬物他商品37 【好 調】柱のキムチは震災特需と納入店拡大が想定超え好調。青果物撤退分カバー。前期高騰の野菜価格安定。関西工場黒字転換効き、大幅増益。13年2月期はキムチ拡販。契約農家増による野菜原価安定化進む。 【共同開発】菓子会社とキムチ味ポテトチップス、焼き肉店『叙々苑』と株漬けキムチ共同開発。知名度向上狙い市場投入。関西工場フル生産続き、広島新工場増設計画急ぐ。(会社四季報2011年12月発売号より)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、ピックルスコーポレーション(2925)について書かれたもの。好業績銘柄として興味をもっている。3カ月前の10月4日の日記にも、同社のことを書いていたので、それなりに継続して興味をもっている銘柄と言えよう。では、少々調べてみる。まず、売上高の推移をみてみる。単位は億円。2009年2月期 1852010年2月期 1822011年2月期 2082012年2月期 209(会社予想 1月11日)3q累計の前年比は0.9%増。通期予想は0.6%増。したがって、予想どおりの進捗と思う。次に、配当性向・純資産配当率・1株配をみてみる。22年2月期 19.8%・1.2%・10円23年2月期 17.5%・1.1%・10円24年2月期 14.3%・---・15円24年2月期は、1月11日発表の3q短信をもとにした予想。1株配は、株式上場記念配当5円をプラスして15円とのこと。次に、3q末(11月30日)の資産をみてみる。単位は、百万円。流動資産 4116全負債 6879流動資産の内訳は、現預金 1684受取手形・売掛金 2042興味を惹くのは、在庫が少ないようですね。商品が食料品なので、消費期限や賞味期限があるので、在庫を抱えられないという事情もあるのかな、と思う。経営としては、もちろん、そのほうが良い。流動資産の中身は、現預金と受取手形・売掛金が90%以上を占めている。最後に、株価と指標をみてみる。現在値は、595円予想PERは、5.67倍実績PBRは、0.62倍予想利回りは、2.52%10月4日の株価が、440円だったので、当時よりも35%くらい上げている。ブログランキングに参加中。バナーをクリックしていただければ光栄です。↓ ↓ ↓
2012/01/13
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【特色】漬物業界1位。東海漬物子会社。約5割はセブン&アイ向け。全国に展開。キムチ商品成長顕著 【連結事業】浅漬他製品63、漬物他商品37 【増益幅拡大】柱のスーパー向けキムチ『ご飯がススム』が震災後に需要増、取扱店拡大も奏功。青果物撤退分をカバー。前期高騰の調達野菜価格安定し、採算改善が想定超。関西工場黒字化もあり営業大幅増益。 【外 食】うどんチェーンの山田食品産業と提携し、キムチ使用の新メニュー投入。外食への販路確立目指す。7月に広島営業所設立し、手薄の四国、中国地域を強化。 (会社四季報2011年9月発売号より)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、ピックルスコーポレーション(2925)について書かれたもの。保有銘柄ではないが、昨日の引け後に業績予想を上方修正したため、少々興味をもった銘柄である。まず、売上高の推移をみてみる。単位は億円。2009年2月期 1852010年2月期 1822011年2月期 2082012年2月期 209(会社予想 10月3日)前期は増収率が高かったが、今期は微増予想。次に、昨日の上方修正の概要をみてみる。通期業績予想の従来予想に対する修正率は、・売上高を0.1%・営業利益を54.9%・経常利益を54.2%・純利益を56.7%要は、売上高はそれほど伸びないが、利益は伸びるとの予想。その理由は、会社発表によると、次のとおり。---引用開始---当第2四半期連結累計期間におきましては、売上高は、積極的な販売活動により、ご飯がススムシリーズ(ご飯がススムキムチ、ご飯がススムキムチ辛口、ご飯がススム カクテキ)や惣菜製品などが量販店等において売上を確保し、当初予想を上回る見込みとなりました。利益につきましては、前第2四半期連結累計期間は春先の天候不順や夏場の猛暑による原料野菜の仕入価格高騰がありましたが、当第2四半期連結累計期間は価格が安定したことや、関西地区新工場稼働から1年が経過し同工場の製造効率が改善したことなど。通期連結業績予想につきましては、当第2四半期連結累計期間までの実績を考慮し、売上高を修正いたしました。利益につきましては、台風等の影響などにより最近の原料野菜の仕入価格は高値傾向ですが、当第2四半期連結累計期間までの実績、関西地区新工場の製造効率改善などを考慮し、営業利益、経常利益、当期純利益を修正いたしました。通期個別業績予想につきましては、連結と同様の理由であります。---引用終了---第2四半期(累計)の経常利益を過去に遡ってみると、2010年 382百万円2011年 291百万円2012年 777百万円(会社予想)今期予想は、かなり好調のようである。会社発表では、2011年には、「春先の天候不順や夏場の猛暑による原料野菜の仕入価格高騰」があったが、今期は価格が安定したことを、好調の理由の一つに挙げている。が、上記に書かれているとおり、関西地区新工場の効率改善も相当大きいように思える。最後に、株価と指標をみてみる。現在値は、440円予想PERは、4.77倍実績PBRは、0.49倍予想利回りは、2.27%であるが、今回の上方修正による1株益予想104.95円で計算しなおすと、予想PERは4.19倍。
2011/10/04
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当社は、東京電力管内の約9万台の当社飲料自動販売機(以下飲料自販機)の夏季のピーク時電力の削減を実施します。 7月~9月につきましては、これまでも最も電力消費の多い時間帯である13時から16時には冷却機能を停止し、その間の使用電力は1台あたり17w(消灯時の冷却運転時は299w)としておりました。このたびの電力需給の状況を鑑み、全国清涼飲料工業会から発表した通り、飲料業界は東京電力管内の飲料自販機のさらなる電力削減に取り組みます。ダイドードリンコグループは、国の指針に従い、10時~21時の間の25%以上の電力カットを実施します。 自販機を設置いただいている東京電力管内のお客様に対し、具体的な節電アクションを提案することで、ともに節電を実現してまいります。既に実施している照明の24時間消灯や、ピークカット機能による13時から16時までの全台の冷却運転停止に加え、10時から21時までのピーク時間帯に、冷却運転を輪番で停止いたします。また、一部自販機においては、一部コラムの商品の販売を停止することにより、冷却運転にかかる消費電力のさらなる低減策をお客様のご理解を得ながらすすめていきます。(ダイドードリンコのリリースより)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、ダイドードリンコ(2590)のリリースを引用。都知事の発言に端を発したと思われる自販機業界の節電。関連業界の方々には、ご苦労をかけることになってしまった。以前、仕事で自販機の回路の電流値を測定したことがある。あまりにも電流値が出ていなかったが、その理由は、冷却機能を停止していたからかな。それでは、株価と指標を見ておく。現在値は、3110円。予想PERは、18.4倍。実績PBRは、0.72倍。予想利回りは、1.61%。
2011/04/15
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【特色】酒類国内シェア4位。海外は東南アジア注力。不動産に強み。外食、飲料も。ポッカを子会社化 【連結事業】酒類78、飲料9、外食7、不動産6 【増 益】3月ポッカ買収し9カ月連結、売上高790億円、営業益23億円上乗せ。不動産足踏みだが、国内は第3のビール堅調。特益消え、資産除去債務等の特損発生。 【ポッカ】傘下入りのポッカと国内は自販機設置台数増やし採算改善、海外は急成長中の東南アジア市場で飲料拡大狙う。ベトナムのビール工場は来期に貢献開始。昨年12月、米スティールが全サッポロ株を売却。 (会社四季報2011年3月発売号より)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、サッポロHD(2501)について、書かれたもの。保有銘柄ではないが、興味をもった銘柄である。その理由は、ビール会社の工場が震災の影響を受けている、と報道されたため。各社の被災工場を挙げてみる。直接的な被災は軽微だが、計画停電の影響を受ける工場も含む。・キリンが、仙台と取手・アサヒが、福島と茨城・サッポロが、仙台と千葉・サントリーが、利根川と武蔵野これだけあると、当然ながら、供給にも支障が出てくる。そこで、ビールが思うように飲めないと、代替需要が発生するのではないか?と、考えてみた。すなわち、ビールの替わりに、チュウハイを飲むというように。まあ、ちょっと無理があるような気がするが。となると、保有銘柄である、宝HD(2531)のチューハイが、替わりに、売れるのではないかと。しかし、宝酒造も、計画停電の影響を受ける千葉県の松戸に工場をもっており、私が思うようにはいきそうもない。それでは、サッポロHDの株価と指標を見ておく。現在値は、310円。予想PERは、20.39倍。実績PBRは、0.97倍。予想利回りは、2.26%。貸借倍率は、3.09倍。
2011/03/31
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■即席麺 日清食品は主力の静岡工場(静岡県焼津市)や滋賀工場(滋賀県栗東市)を中心に即席麺のフル生産に入った。「小売りからの発注が地震前より格段に増えた」(同社)ものの、「カップヌードル」や「どん兵衛」など主力品に絞って集中生産しており、計画した生産数量は確保できているという。15日には関東工場(茨城県取手市)でも停止していた一部生産ラインが復旧した。(日経新聞より)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、日清食品HD(2897)に関するもの。地震の後、店頭から消えたカップ麺は、近いうちに落ち着きを取り戻しそうだ。それでは、株価と指標を見ておこう。現在値は、2905円。予想PERは、17.68倍。実績PBRは、1.21倍。予想利回りは、2.41%。貸借倍率は、0.47倍。
2011/03/16
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【特色】即席ラーメンの先駆者。カップ麺は06年明星食品子会社化で国内シェア5割超。袋麺も首位級 【連結事業】即席めん関連89(7)、他11(7)【海外】15 【増益幅縮小】飲料、チルド麺伸長。が、即席麺は競争激化。販促費想定超。退職給付費用112億円減でも営業益減額。為替差損。連続増配。12年3月期は即席麺横ばい。原料費上昇で営業減益。年金基金代行返上特益。 【必 須】高付加価値品に偏重の明星食品苦戦、商品構成見直し必須。小売りの値下げ圧力きつく薄利の北米は手薄な高価格帯の販促強化。通期の為替想定は1ドル92円。 (会社四季報2010年12月号より)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、日清食品HD(2897)について書かれたもの。保有銘柄ではないが、今後海外比率が高まるにつれ、安定成長が見込めると思われるので、少々興味のある銘柄である。さて、日経新聞のよると、同社(正確に言うと多分同社の子会社)が、地震の被災地にカップ麺を提供するとのこと。引用してみます。---引用開始---日清食品は13日、「カップヌードル」など即席麺100万食を被災地に無償提供することを決めた。政府や各自治体と連携しながら、14日にも発送する。1日当たり1000~1800食分の湯沸かし機能がある乗用車「キッチンカー」も計7台、14日から順次派遣する方針だ。---引用終了---出来るだけ、送ってもらいたいものだ。私の居住地の行きつけのスーパー(東証1部上場企業)では、地震発生後、カップ麺やパン類の陳列棚が急にスカスカ状態になり、ついに、今日の昼間は、カップ麺、即席麺、パン類が、陳列棚から全くなくなっていた。これも地震の影響なのだろうが、想像で理由を書くことは控えたい。ともあれ、被災地に食料が届くのであれば、もちろん応援します。それでは、株価と指標をみておく。現在値は、2923円。予想PERは、17.79倍。実績PBRは、1.21倍。予想利回りは、2.39%。貸借倍率は、0.45倍。
2011/03/13
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【特色】 近畿から九州までカバーする日本最大のボトラーに。10月、健康飲料のキューサイを子会社化 【連結事業】 飲料・食品の製造・販売99(3)、他1(18) 【増 益】 買収したキューサイが3カ月上乗せ。猛暑でコーラ、ミネラル水伸長。減配も。11年12月期は主力の炭酸飲料が単価下落、猛暑期待薄で数量も反落。が、キューサイ通期化。物流費削減継続し営業増益。 【深 耕】 『ジョージア』は国内首位だが缶コーヒー市場縮小、冬の需要期にシェア低い微糖テコ入れ。採算良い小型PETボトル強化で日本コカと協働開始、拡大狙う。(会社四季報2010年12月号より)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、コカ・コーラウエスト(2579)について書かれたもの。同社株は保有していないが、リコーリース株を保有しているため、間接的に保有していることになる。リコーリース社が、コカ・コーラウエスト株を保有しているからだ。ちなみに、リコーリースは、同社株を384248株保有しているようだ。まず、業績を見てみる。12月決算なので、前期の本決算が2月4日に発表されている。それによると、経常利益が12659百万円。この数字は、けっこう良かったようだ。その理由は、当初予想よりも上振れしているからだ。前期の経常利益予想の推移は、次のとおり。2010/4予想 6600百万円2010/10月予想 11500百万円実績 12659百万円当初予想の倍近くになったわけだ。さて、専門家は、どう見ていたか?東洋経済新報社の昨年12月27日の記事を見てみよう。会社四季報12月号発売後、コカ・コーラウエスト社の本決算発表前の記事である。---引用開始--- コカ・コーラウエストの今2010年12月期は、会社が1~9月期決算発表時に増額した計画値を上回りそうだ。会社の修正計画は売上高3769億円(前期比1.9%増)、営業利益108億円(同4.8倍)、最終利益68億円(前期は75億円の赤字)。 今期は猛暑効果で炭酸飲料市場が大きく伸び、「コカ・コーラ」シリーズを中心に売り上げは好調に推移してきた。また、生産・物流を中心としたコスト削減も業績回復に寄与しており、会社側は今期計画を上方修正した。 だが、国内市場が縮小する中で、炭酸飲料事業だけでは成長性に限界がある。そこで、コカコーラ・ウエストは、10月1日、「青汁」で知られる健康食品のキューサイ(10年10月期売上高322億円、営業利益46億円)を約359億円で買収し、完全子会社化に踏み切った。「今後、営業は別々に行うが、飲料市場と健康食品市場の両方で事業を展開することは非常に価値がある」(IR担当者)と、コカコーラ・ウエストでは買収の狙いを話す。 業績への影響としては、キューサイの売上高や利益が10月以降の3カ月分、今期業績に上乗せされる。ただ、のれん500億円を20年かけて償却するので利益面での効果は限定的だ。 「東洋経済オンライン」は、上記の要因を考慮したうえで、猛暑と継続的なコスト削減効果が会社想定以上に大きいとみて、今期業績は会社計画よりもさらに上振れ余地があるとみている。---引用終了---
2011/02/27
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【特色】カレー等香辛料最大手、シチュー用ルウも首位。スナック等製品開発活発、飲料・健康食品も 【連結事業】食料品95(7)、運送・倉庫業5(2) 【横ばい】飲料水事業を5月譲渡し78億円剥落、利益影響軽微。健康食品伸びるが、主力のルウはPB浸透により低単価品比率拡大。原材料価格低下や物流費削減でこなし営業益横ばい保つ。有証評価損見込まず。 【海 外】現地企業に出資でルウなどの販路確保したベトナムは11年度以降の工場建設を検討。健康食品の通販は販促費かさみ当面赤字。利益貢献は12年度以降メド。 (会社四季報2010年9月号より)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、ハウス食品(2810)について書かれた箇所。先頃、新規に買い付けた銘柄である。まず、10月29日の2Q発表時に、同社は通期業績予想を下方修正している。ざっと数字を挙げてみると、・売上高が、223000→217000・営業利益が、11100→10300・経常利益が、12200→11200・当期利益が、6200→4900左の数字が従来予想で、右の数字が修正後の予想である。すべてを下方修正しており、非常にわかりやすい。では、前期との比較では、どうなのか?前期(2010年3月期)の数字を挙げてみる。・売上高が、220622・営業利益が、10964・経常利益が、12187・当期利益が、4820ということで、当期利益は増益予想になっているが、それ以外は前年割れである。が、極端な落ち込みではない。食料品という業種、ハウスという浸透したブランドのため、よほどのことがないかぎり、業績はそれなりに安定するのだろう。それでは、株価と指標を見ておく。現在値は、1292円。予想PERは、30.19倍。実績PBRは、0.77倍。予想利回りは、1.7%。貸借倍率は、0.3倍。買い付けたときは意識しなかったが、貸借倍率を見ると、需給は良好のようだ。
2010/12/10
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3日ぶりに反落。2日発表の第1四半期(5~7月)は前年同期比46.4%営業増益となったが、好業績が事前に織り込まれていたため、「材料出尽くし」感から売り先行となっている。月次売上動向では8月は前年同月比10.8%増となったが、複数の外資系証券が主力事業の日本茶飲料とドリンク事業の単価下落が継続していることを懸念している。ゴールドマン・サックス証券では、「今年度下期に単価回復がなければ、来年度の事業環境はかなり厳しい」としているほか、「業界の単価が下落傾向にあることは最大の問題である」とし、投資判断は「売り」、目標株価は1200円を継続して いる。(サーチナより)-------------------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、伊藤園(2593)関連の記事。同社は、2日にQ1の発表を行った。その結果は、猛暑効果が出て、好調そのものだった。Q1発表の1週間前の日経新聞の観測記事では、営業利益は前期比で40%増と予想したところ、実際の発表では46.4%増であった。関連日記は、こちら。これらのことから、3日の株価は騰がると思ったが、実際には下落であった。どの程度の下落かというと、東証1部下落率10位にランクインするほどで、-3.94%であった。ちなみに、トピックスは+0.52%であった。上記の記事は、後解釈ではあるが、参考にはなる。
2010/09/05
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伊藤園 が2日引け後、11年4月期第1四半期(10年5-7月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比8.2%増の970億7700万円、営業利益は同46.4%増の59億5000万円だった。猛暑のなか、主力製品の「お-いお茶」をはじめ、紅茶飲料や、野菜飲料、コーヒー飲料が販売を伸ばした。また、8月の売上はリーフ事業で前年同月比10.1%増、ドリンク事業で同11.3%増と足元でも好調。ただ、「猛暑の影響を除いて考えると、外部環境は依然として不透明」(広報部)として、通期の見通しは売上高3400億円(前期比2.1%増)、営業利益132億円(同6.0%増)を据え置いている。 2日終値は5円高の1395円。 [ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ]-------------------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、伊藤園(2593)関連の記事。同社は昨日の引け後にQ1(5~7月)の発表を行った。猛暑の影響が出ており、業績は好調だったようだ。8月も気温の高い日が多かったので、Q2もそこそこの売上高になり、上方修正に進む可能性もありか。まず、販売状況を確認するために、同社のサイトを訪問してみると、月別販売状況が公開されていた。9月2日に8月度の売上高が公開されるので、スピードの点では申し分ないであろう。ちょっと数字を挙げてみる。最初の数字が8月の前年比で、後の数字が5~8月の前年比である。・売上高合計 10.8 8.9 ・リーフ事業 10.1 5.1・ドリンク事業 11.3 9.2上記の記事にも書かれているが、8月はやはり好調だったようだ。さて、同社の業績に関する観測記事だが、実は、昨日のQ1の発表の1週間位前の日経新聞に掲載されている。26日の朝刊の載ったはずである。ネットでは、「伊藤園の2010年5~7月期の連結営業利益は前年同期比40%増の55億円強となったようだ。3年ぶりの猛暑が追い風となり・・・」と書かれている。が、昨日の伊藤園の発表によると、営業利益は59.5億円だったようだ。日経新聞の観測記事が、実際と違うこともあるようだ。最後に、株価と指標を見ておく。現在値は、1395円。予想PERは、20.51倍。実績PBRは、1.73倍。予想利回りは、2.72%。信用倍率は、0.57倍。
2010/09/03
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ユニ・チャーム が16日引け後に、5月6日から開始したユニ・チャーム ペットケア (監理)に対するTOB(株式公開買い付け)の期間が終了し、応募株券1642万4052株の全部買い付けを行うと発表した。 ユニチャームは、今回の買い付けが11年3月期の連結業績に与える影響は、現在精査中で詳細が明確になり次第、公表するとした。ユニペットは6月24日に整理銘柄に指定され、7月25日に上場廃止となる予定。合併の効力発生日は9月1日となる見込み。 17日終値は、ユニチャムが90円高の9920円、ユニペットが10円安の3825円。[ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ] 【上記の感想】今回、初めてTOBに応募した。上記のユニ・チャームペットケアである。記念に書いておいた。
2010/06/21
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ユニ・チャーム(8113)は30日、子会社のユニ・チャームペットケア(2059)と合併すると発表した。まず、ユニチャムペの全株式の取得を目指して実施するTOB(株式公開買い付け)などで全株式を取得したうえで、9月1日付で吸収合併する。TOBの買い付け価格は1株3825円。 合併して経営資源を有効活用することで、高成長が期待できる国内外のペットケア市場で攻勢をかける。ユニチャムペ株は7月30日付で上場廃止になる見通し。 TOBの買い付け期間は5月6日から6月16日。買い付け予定株数の下限はTOB後の議決権保有比率が約7割となる864万800株。買い付け金額の総額は最大で657億円。 東証は、ユニチャムペ株を30日付で監理銘柄(確認中)に指定した。〔NQN〕【上記の感想】保有株のユニ・チャームペットケア(2059)関連の記事。同社が発表した文書を見ると、次のように書かれていた。「現在、当社は、国内ペットケア関連市場において市場シェア第1位の地位にありますが、2位以下との差は僅かです。現在、同市場においてシェア上位5社での占有度は、未だ50%弱であり、今後寡占化が進んでいくものと想定されます。同市場には、ペットケア関連事業における主要なグローバル企業が全て参入しており、市場の寡占化の過程で今後さらに激しい競争が予想されます。当社といたしましては、今後の市場寡占化が進む中で早急に絶対的なNo.1シェアを獲得する必要があります。また、昨年来の消費不況・デフレ景気という経済環境の下、消費者のペットケア関連製品に対する品質・価格への要求は従来に増して厳しくなっております。」シェアは上位5社で50%以下とのこと。意外と少なかったですね。かつて調べたが、わからずじまいのことでした。
2010/04/30
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調査会社の富士経済(東京・中央)は、2010年にペットフードやケア用品などペット関連市場が前年比2・6%増の4217億円になるとの調査結果をまとめた。猫の飼育頭数の増加でキャットフードの売り上げが伸びるほか、小型犬を室内で飼う人が増えていることから、トイレ用シーツなども伸びる見通し。 現行の統計手法で調査を開始した07年以降、4年連続で前年実績を上回る。新たに飼われ始めた猫と犬の頭数は近年、年間95万頭前後で推移しており、10年も大きな変動はなさそうだ。 ペット関連市場の内訳をみると、ペットフードが2・4%増の3045億円。キャットフードが伸びるほか、ドッグフードはペットの健康を気遣う買い主が増えており、素材などにこだわった高付加価値の商品が伸びる。猫砂やトイレ用シーツなどのケア用品が3・8%増の742億円、ペット用衣類などの生活用品は1・4%増の430億円を見込む。(日経産業新聞より)【上記の感想】ペット関連市場は、安定成長期に入っているようだ。ユニチャームペットケア株を保有してるが、保有継続は変わらず。
2010/04/10
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【特色】たばこが事業の中核。M&Aで海外たばこ事業を拡大中。医薬、食品にも展開。旧専売公社 【連結事業】国内たばこ47(6)、海外たばこ46(6)、医薬1(2)、食品6(-3)、他0(30)【海外】47 【弱含み】国内たばこ失速続く。が、海外販売減が想定以下で営業減益幅縮小。構造改革特損減る。11年3月期は国内増税痛い。海外も円高による目減り続く。下期値上げで、駆け込み需要ある上期に偏重。増配も。 【増 税】1箱100円程度値上げ。厚労省が職場での受動喫煙防止に向け法改正も含め検討。喫煙率低下に拍車か。たばこは3工場(現状9工場)で供給可能、閉鎖加速も。【上記の感想】上記は、四季報の「日本たばこ産業」の項より引用。日本たばこ産業というと、喫煙人口は減っている?ようだし、どうも将来性はないように思えなくもない。しかし、たばこの独占企業だし、喫煙者がゼロになるとは想像できない。で、実際はどうなのかというと、売上高が6兆円超という巨大企業である。今回、日本たばこ産業を調べた理由は、同社が、「無煙たばこ」の発売を開始したとの記事を見たため。この記事を見たとき、私はすごい発明だなと思ったが、海外では似たようなものが普及しているようだ。ともあれ、日本たばこ産業の営業努力が、伝わってきた。喫煙には逆風が吹きまくっているので、危機感が強いのだろう。僭越ながら、大いに評価したい。以下は、読売新聞の記事です。---引用開始--- 日本たばこ産業(JT)は17日、火を使わず、煙が出ない「無煙たばこ」を、5月中旬から東京都内限定で発売すると発表した。 タバコの葉が詰まったカートリッジをパイプに取り付けて吸うもので、においもほとんどしない。受動喫煙の心配もなく、肩身の狭い思いをしている愛煙家の間で評判となりそうだ。反応を見ながら、全国に販売を拡大するか検討する。 商品名は「ゼロスタイル・ミント」。パイプとカートリッジ2本入りで300円。詰め替え用カートリッジは4本400円。長さは普通のたばことほぼ同じ約8センチで、1本で半日から1日は持続する。 新製品は、歯茎などにタバコの粉末をつけて香りなどを楽しむ「かぎたばこ」に分類され、発表によると、ニコチンの吸収量は、JT製品の中で最も少ない製品の20分の1程度。JTによると、国外では、タバコの葉を直接かむ「かみたばこ」や、かぎたばこが広く普及しているが、国内の普及率は「ほぼゼロ」(JT広報部)という。 受動喫煙を巡っては、神奈川県の「受動喫煙防止条例」が来月から施行されるほか、厚生労働省も今年2月、不特定多数の人が利用する施設を原則、全面禁煙とするよう求める通知を都道府県などに出している。しかし、かぎたばこは、厚労省、神奈川県ともに、「他人にたばこの煙を吸わせない」として、規制の対象外。記者会見したJTの小泉光臣副社長は「様々な場所で吸えるため、喫煙者の不便を解消できる」とアピールした。 (2010年3月18日06時22分 読売新聞)---引用終了---
2010/03/19
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大手食品メーカーの間では、消費の低迷によって商品の値下げ競争が激しくなっていることなどから、経営の効率化を急ぐために、国内工場の閉鎖や統合に踏み切る動きが広がり、雇用や地域経済への影響が懸念されています。このうち、「キッコーマン」は、ケチャップなどを生産している子会社の国内5つの工場のうち、福島県と長野県、それに岩手県にある3つの工場を来年9月までに閉鎖します。残る2つの工場に生産を集約させることで、会社側では、年間およそ10億円のコスト削減につながるとしています。また、「キユーピー」は、東京都内にあるマヨネーズなどの工場を来年3月に閉鎖するほか、乳製品メーカーの「雪印メグミルク」も、埼玉県にある牛乳などの工場を来年3月に閉鎖する方針です。食品業界が工場の統廃合を急ぐのは、少子化で市場の縮小が見込まれることに加え、景気の低迷で商品の値下げ競争が激化し、経営の効率化による収益の確保を迫られているためです。3社は、工場の正社員は配置転換などで雇用を維持するとしていますが、今後はほかの食品メーカーにも工場の閉鎖が広がることも予想され、新たな雇用や地域経済への影響が懸念されます。(NHKニュースより)【上記の感想】キッコーマンの件を調べてみた。すると、1月下旬の日経新聞に、上記の工場閉鎖の件は書かれていた。工場の集約化でコストを削減し、閉鎖した工場の跡地は売却するとのこと。この流れは止まりそうもない。跡地はどう利用されるのかはまだわかるはずもない。話は私の周辺のことになるが、集客の減った千葉市のショッピングセンターや、さいたま市のレジャー施設の跡地、市川市の駅周辺の再開発等では、大規模なマンションが建設されたりしている。都市部では、建物を供給すれば利便性の良い場所ならば人が住みつく。しかし、地方ではそうはいかない。工場の跡地がどう利用されるのかは、想像がつかない。
2010/03/08
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キリンホールディングスは8日、サントリーホールディグスとの経営統合が決裂したと発表した。最大の懸案である統合比率をめぐり両社の溝が最後まで埋まらなかった。統合が実現していれば売上高3兆8000億円、世界5位となる食品会社の誕生は、交渉が表面化した昨年7月から半年で、まぼろしに終わった。(産経新聞より)【上記の感想】キリンとサントリーの経営統合の最大の懸案は、統合比率にあった。これはテレビのニュースで見たが、サントリーがキリンに、協和発酵キリンの売却を求めていたのは知らなかった。以下に、産経新聞の記事を引用する。---引用開始--- また、サントリーはキリンの医薬品子会社「協和発酵キリン」の売却を求めており、医薬事業をめぐる認識の違いも決裂の一因となったとみられる。サントリーは売上高4000億円の協和発酵キリンの規模では、世界の医薬品大手との競争で生き残るのは困難として、統合後数年以内の売却の確約を要求。これに対し、キリンは、2008年に協和発酵工業を買収し、自社の医薬事業を統合し、成長戦略の柱の一つに位置づけており、反発していた。---引用終了---ちなみに、武田の売上高は1兆5000億円、アステラスは9000億円、エーザイは7000億円。
2010/02/09
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