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今日の名古屋は、雲一つない五月晴れ。会社の近くの公園でもこんなに美しいサツキが咲いていました。ゴールデンウィークが過ぎるといよいよ初夏へと季節も移り変わっていく訳ですが、そんな時家のことで気になるのが、羽アリです。この季節になると毎年記事に書かせて頂きますが、シロアリの巣から羽アリが旅立っていくのが、このサツキの咲く季節なんですね。サツキとシロアリとは何ら関係はないのですが、羽アリが羽化するのが丁度この時期に重なるのです。羽アリは新しい子孫を残す為に大量に巣から放たれるのですが、家の近くに出たからといって一概に危険視する必要はありません。その多くは、自然の土の中に巣があるものですから、家に巣がない限り怖がらなくてもいいのです。ただ、家のどこかから羽アリが大量に出てきたりしたら、シロアリが住宅の構造の一部を食べている恐れがありますので、調査が必要です。そういった意味では、羽アリは居場所を教えてくれるサインでもありますし、この時期は巣を除去する絶好の機会とも言えます。シロアリが出たからと言って、すぐに家が倒れる程の被害がある訳ではありませんから、恐れずしっかりと駆除するように心掛けましょう。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月30日
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カナダのインテリア雑誌「House & Home」に掲載されていた籐(トウ)で出来たハンギング・チェア。1960年代のスカンジナビアン・デザインを感じさせる真っ白なイスですが、ゆったりしたカーブがまるでゆりかごを思い起させます。屋根付きの白いルーフ・デッキに吊り下げて、音楽を聴いたり本を読んだりすれば、時間の流れるのを忘れそうです。パステル系の淡い色合いのミニ・クッションやブランケットを使えば、外気の気温の変化があっても気にならないかも知れません。カナダでは、495ドルで売られているようですが、こんなデザインのハンギング・チェアなら、欲しい人はたくさんいるでしょうね。是非、あなたも如何ですか?輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月29日
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最近、北米でもブラス色の金物類が少なくなってきています。キッチンや洗面の水栓金具や照明器具などでも金色のものは、絶滅危惧種になりつつあります。それでも、ドアのノブやレバーについては、ゴールドのものが各メーカーでいろいろ作られているんです。今日は、そのひとつをご紹介しましょう。以前日本でも随分メジャーだったシュラーゲ(Schlage)社。ここの製品は、日本の代理店が販売を手掛けていたんですが、輸入住宅ブームが去って撤退してしまいました。ですから、ここの製品を手に入れたいという場合は、直接アメリカにオーダーをしなければなりませんが、ちゃんと入手出来ますよ。さて、写真のものは、Brookshireと呼ばれるシリーズの玄関ハンドル。屋外側のハンドルやデッドロックの周囲には、可愛らしいデザインが施されています。北米のハンドルセットは、国内ではクイックセットのものが主流ですが、これ程気品を感じるデザインのものは存在しません。施工するまでのお時間とデザインへのこだわりがあるお客様は、こんな美しい玄関ハンドルをオーダーされては如何でしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月28日
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ハンドルをクルクル回すと横に開いていくケースメントと呼ばれる輸入サッシ。ハンドルとつながって実際にサッシュ(建具)を動かすのが、写真に写っている金物、アーム・オペレーターなんですが、その先端に付いている小さなガイド・ローラーが劣化したので注文したいという問い合わせを頂きました。写真を見ると、プラスチックの表面が確かにささくれている。でも、パーツ・メーカーでは、この小さな部品を単独では販売していないんですよ。恐らくこの部品が劣化するくらい長く使っていれば、アーム・オペレーター自体も同様に劣化しているはずだから、金物自体を交換すべきと考えているのかも知れません。まあ、確かに錆も出てきていますし、他のおうちでは組み込まれたギアが摩耗して空回りするようになった事例もありますから。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月27日
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こちらは、築25年を迎えるアンダーセン社ダブルハング・サッシ。いい感じで年季も入っていますが、よ~く見ると建具(障子)の下側の窓フレームが、両サイドのフレームから少し離れているでしょ。また、飾り格子も同様に下側のフレームに刺さっていない状況です。建具の下枠が、雨漏り等の何らかの原因で腐ってしまい、しっかり固定出来なくなったものと思われます。お客様からは、ガラスが入った建具をそのままにして、下側の木枠だけを交換出来ないかというご希望を頂きましたが、それは少し難しいかも知れません。何故なら、下枠だけを交換しても雨漏れの原因となった構造自体がそのままになってしまうので、Andersenは交換後を保証しないと思いますし、枠を交換した際に接する部分に傷や歪みを与えてしまい、新たな雨漏れや気密性能の劣化を招く恐れが生じるからです。また、枠の製作や交換作業の手間を考えても、然程費用も変わらないというのが、今までの私共の経験です。ただ、この飾り格子は、現在のものと形状が違うと思われるので、もしかしたら少しデザインが変わってしまうかも知れません。アンダーセンもそこまでサービスがいいとは思いませんから、その場合はご容赦頂かなければなりません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月26日
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住宅業者やユーザー向けに発行されている「日経ホームビルダー」に、「リノベブーム再考」という表題の連載記事が掲載されている。中古の戸建やマンションを安く購入して、自分の好みに合わせてインテリアをリノベーションするのが、トレンドになりつつあるようだが、今回の熊本・大分の大地震をニュースで見て、いろいろ考えることが多くなった。マンションや木造住宅などの建物は、1981年に新耐震基準に基づいた施工が義務化され、更に木造住宅の耐震基準は2000年に大幅に改正されたという経緯がある。だが、熊本の地震では、築10年程度の木造住宅でも度重なる大きな地震で建物強度が徐々に落ちて、2度目の本震で倒壊してしまったという状況だった。つまり、2000年以降に建てられた最も基準の厳しい木造住宅でも何度も強い揺れに襲われれば、住宅としての機能が失われてしまう状況だった訳なのだ。いわんや、中古の安い木造住宅の多くは、2000年よりも前に建てられたものであり、見た目をよくするインテリアのリフォームはやるが、地味で費用の掛かる構造強度を上げる耐震改修は、予算の関係でやれないという人が多いのではないだろうか。当然、住宅業者側も見た目をよくするリノベーションの方が売りやすいから、耐震改修の話は二の次にしてしまう。これじゃあ、知識レベルが、プロのリフォーム業者も一般の消費者と何ら変わらないじゃないか。また、マンションのようなRCや鉄骨の建物は、1981年の耐震基準を今でも採用しているのだから、35年も耐震性が放置されたままなのだ。そういった建物は、他の家族が同じ建物に住んでいるので、構造をやり直すには多額の費用や他の家族の同意が必要となる。東海地方でも今後30年以内に震度6弱以上の地震が来るのが、26~100%という地域が殆どという発表が平成21年にされているが、平成28年の現在なら、あと23年のうちに大きな地震が襲ってくるということなのだ。そんなので、インテリアにだけお金を掛けて中古物件に住む意味など本当にあるのだろうか。まずは、家族の安全が一番ではないか。そして、断熱材やサッシなどが関係する省エネ基準ですが、1992年に新省エネ基準が制定され、1999年に次世代省エネ基準をそれぞれ設け、徐々に強化してきた経緯がある。次世代省エネ基準と新省エネ基準とを比べた場合、年間で2万円以上の光熱費に違いが生ずるらしい。それ以前の旧省エネ基準と比べた場合は、4万円もの違いとなる。省エネ性能は、光熱費だけでなく住み心地にも大いに関係してくる要因だから、古くて安い中古物件にそれだけの魅力があるかには疑問の余地を感じてしまう。古いデザインが好きというなら未だしも、安いというだけで住宅を購入するのは、それだけのリスクがあることを意識して欲しい。もしそういう住宅を購入するなら、耐震リフォームや省エネ改修をまずやってから、インテリアにこだわりを持ってもらいたい。地震が来てから改修しても何ら意味はないし、費用も新築以上となるはずです。安物買いの銭失いなんてことにならないように・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月25日
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こちらは、輸入のアンダーセン社製ケースメント・サッシ。築年数はおよそ25年だそうですが、4枚並んだデザインは古さを感じさせず、リズムがあってなかなか美しいですね。今回は、愛知県一宮市にある工務店さんからのご依頼で、Andersenのペアガラスが1枚割れてしまったので交換したいということでした。また、その他に上げ下げ窓のダブルハングの建具(障子)2枚の木部が腐ってしまい、これらも一緒に交換したいそうです。アンダーセンのクラッド・サッシの場合、ガラスだけを外して交換することは出来ませんから、建具を新しいものに交換するということになります。建具の木部が腐った場合も木枠だけの交換ではなく、建具ごと交換しなければなりません。木枠だけを造って修理することも可能は可能ですが、サッシ自体が雨漏りするような状況であれば、将来同じ状況になる恐れもありますからどうしても新しい建具が調達出来ないという場合を除いて、建具交換をする方をお勧めします。但し、アンダーセンの場合、飾り格子の形状や取付け方法が少し変化していると思いますから、デザインのご諒解を頂く必要があります。でも、こうやって古い輸入住宅をメンテナンスして使っていこうというお客様がいらっしゃることは、勇気付けられますねぇ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月24日
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熊本や大分の大地震でも住人が避難中に空き巣や泥棒が家屋に侵入するという被害が報告されていて、何とも言えない寂しさを感じます。ただ、地震が起こっていない地域でも空き巣などの被害は多くなってきているというのが現状で、安全な日本という考えはそろそろ捨てないといけない時代になってきています。まず、一番狙われやすいのは、大きな開口部であるドアや掃出しサッシ。特に玄関や勝手口のドアは、格好のターゲットになるケースが後を絶ちません。輸入住宅もその例外ではなく、鍵を掛ける為のデッドボルト・バーが外からバールのようなものでこじ開けられる被害が一番多いのですが、そんな被害から鍵を守るのがガードプレートと呼ばれる金物です。北米系輸入ドア用に私たちが販売しているのは、厚みが3.4mmありますので、ドアとドア枠との隙間が4~5mm程度必要です。写真のように3mm程度しか隙間がないような場合には、木製のドアをノミのようなもので彫り込んで装着する必要があります。少し加工をしなければなりませんが、厚みのある丈夫なガードプレートを取り付けることが出来ますから、是非トライしてみて下さい。(装着できるかどうかは、下記サイトで詳細寸法を確認して下さい。ご自身で取付け出来ない場合は、施工も致します)北米系輸入ドア用ガードプレート:寸法資料 これ以外に、北欧系輸入ドア用ガードプレートも販売しています。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月23日
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以前から度々部品の問い合わせを頂くミルガード社製アルミ・サッシ。ミルガードの輸入サッシと言えば、樹脂製のものを思い浮かべる人も多いと思いますが、古い輸入住宅ではアルミ製のものが採用されるケースもあったようです。そんなミルガード(Milgard)社製アルミ・サッシですが、最も不具合が発生するのはこのロック・ハンドル。下が開くオーニング窓や横に開いていくケースメント窓のロックに使われる部品ですが、固い鋳物で出来ているので強い力が無理に働くとこのように割れたりしてしまいます。固いものって柔軟性がないですから、意外と弱いんですねぇ。まあ、それでも15年近く使い続けてこられた訳ですから、頑張った方ではないかと思います。ただ、これが壊れると防犯上の戸締りが怖いですから、早めに交換したいですよね。お客様に納期や価格でご諒解を頂きましたら、今回もアメリカのミルガードに問い合わせをして新しい部品を調達しますが、輸入材はほんと在庫期間が長いものが多いです。国産品もアフターサービスをこれくらい長くやってくれると、もっとユーザー・フレンドリーになると思うんですけどね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月22日
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築25年といいますから、輸入住宅ブームの先駆け的なおうちだと思いますが、それだけ経てばいろいろとくたびれてきている所も出てきます。この玄関ドアもその一つ。北欧系のチーク材で出来たしっかりした玄関ドアですが、ご覧の通りレバー・ハンドルが少し下がり気味になって、ドア・ラッチやデッドボルトが一緒になったロックケースの金物も錆びついてきています。25年も使い続けてこられたというのは、本当に素晴らしいことだと思いますが、トラブルになる前にそろそろ交換しておいた方がよさそうですね。そんな古いドアですが、輸入ドアの多くは今でも同じ部品や金物を使っていることが多く、廃番で交換不能となることは少ないと思います(そう言いながら、生産中止になるものもありますが・・・)そういう点で輸入資材は、概して製品寿命が長いと思います。今回のドア金物もちゃんと交換部品を調達出来ると思いますが、美しい細工が入ったハンドル・レバーだけはシンプルなデザインになってしまうかも知れません。レクサンドーレンやスウェドアの古いレバーって、長年使っていると取付けが悪くなってくるものがあるので仕方ないですが・・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月21日
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グライディング・パティオ・ドア(Gliding Patio Door)と呼ばれるアンダーセン(Andersen)社製掃出しサッシ。今回は、ドアの外側にキーで開けられる鍵を取り付けたいという相談と共に、室内側のロックレバーの購入についてご連絡を頂きました。このメーカーは、輸入サッシでもメジャーな会社ですから、この窓を使っている輸入住宅も多いと思います。木部を覆う外装は、シリーズによって樹脂やアルミ、ファイバーグラスと異なる素材が使われますが、どれも耐久性には定評があるようですが、サムラッチと呼ばれる室内側のロックレバーだけは、長年使用するとグラグラしてくることがあるようです。メーカーでもこうしたことを把握していると思いますが、仕様変更など改善する気配はありません。アメリカ的と言えばそれまでですが、私たちからもそういう声を届けていくことを続けなければいけません。とは言え、現状ではレバーのみを交換することで対処する以外はありませんから、不具合でお悩みの方はお問い合わせ下さい。交換しさえすれば、ちゃんと元通りになりますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月20日
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15年前に新築させて頂いたおうちのベランダ手摺を付替える工事をさせて頂きました。当初はカナダから輸入した美しい木製手摺を施工していたのですが、雨ざらしになる場所でしたので徐々に腐ってきてしまいました。こういう場所は、自然素材ではどうしても長持ちすることは難しいですね。そこで今回は、一般的なアルミの手摺に交換します。手摺の下になる小壁の上に幅広の笠木を載せて、そこに頑丈な支柱を立てた上で化粧柱と縦柵の手摺を施工します。アルミは錆びにくい素材ではありますが、強度という点では他の金属よりも劣ります。ですから、下地となる支柱を入れてしっかり固定することが大切なんですね。大掛かりな工事ではありませんが、こうした処にも気遣いが必要です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月19日
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平成21年に政府の地震調査研究推進本部 地震調査委員会というところが発表した全国地震動予測地図というものがあります。各県毎に地震の予測確率などを出しているんですが、ここ愛知県のものを見てみると、今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率 (30年超過確率)は、図のような状況でした。都市部のほぼ全域が、濃い赤色の26%~100%といった最大確率となっているではありませんか。確かに、南海及び東南海トラフによって引き起こされる大地震が予想されていますから、沿岸部では強い地震が想定されているとは思いますが、もしこれが現実になると愛知県のみならず東海地方の沿岸部は壊滅的な被害を受けるんでしょうね。また、この図は地震のみの予想ですから、大津波が地震の次に襲来した場合、建物の強度が落ちた状況でやってきますから地盤が低い名古屋市南部や尾張西部地域では被害が拡大するはずです。あと、南海及び東南海トラフ大地震以外に、活断層地震の予想がこの図の中には含まれていることを忘れてはいけません。強い地震は1回で終わるはずもないでしょうから、熊本の地震のように何日も掛けて建物が次々崩壊していくという状況にもなるでしょう。そういう場合、避難所から戻れない事態が続くということも覚悟しておかないといけません。いや~、熊本や大分の地震は、他人事じゃないというのが皆さんもお分かり頂けましたでしょうか。行政と連携して、私たちもこういう事態への対応・計画を立てるきっかけにしなければいけません。勿論、家の補強・改修もやるに越したことはありません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月18日
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熊本や大分で大きな被害を出している活断層地震。私たちが住む東海地方では、どこに活断層が走っているか皆さんご存知でしょうか。せっかくですから、最新の状況を調べてみました。ホームメイドがある愛知県日進市では、すぐ脇に大府市から豊明市、東郷町、豊田市猿投へと続く一直線の活断層が走っています。また、岐阜市の方から一直線に名古屋市中心部へと走る活断層も見受けられますから、この2つの活断層がV字又はY字の形で愛知県の活断層を大まかに構成している感じです。そして、鈴鹿山系や養老山系のふもとの周囲や桑名市から津市へと連なる沿岸地域にも多く見受けられる状況です。これは、現在確認されている活断層だけのマップですから、未知の活断層が隠されていることも忘れてはいけません。もし活断層の近くにお住まいの方がいらしたら、地震の際にどう逃げるか、その前に何を準備するかを考えておいた方がよさそうです。いくら建物の耐震性を高くしても、何度も強い地震に襲われればどんな建物の強度も落ちてきますし、地盤が割れるようなことがあれば、強い基礎でも壊れる可能性が生じます。特に木曽川等の砂利が堆積して出来た濃尾平野は、地盤の流動化が起りやすい場所ですから、免震システムが機能しなくなるリスクも考えに入れておかなければなりません。勿論、家が壊れないことが一番ですが、人間が造るものに絶対安全などという神話はありません。結局、私たちが地震に勝つなどという大それたことは出来ませんから、いかに難をうまくかわすかが大切だと思います。だからこれは、災害に備える為のハザードマップでもあります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月17日
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【熊本地震】「割れたマンションは建築ミスではない」一級建築士は語る(BuzzFeed、2016/04/15)今回の熊本での大地震のニュースを見ると、自然に対して人間がやれることは、たかだか知れているということを思い知らされます。いわんや、建物などはせいぜい家族が逃げられるほんの少しの時間を稼ぐことくらいしか出来ないような気がしています。このマンションが、部分的な破壊で全体の破壊を防いだということは素晴らしいですが、何度も大きな地震に襲われれば、建物の強度などはみるみるうちに落ちていくでしょうから、より大きな破壊が今後発生しないとは言えません。そうなると、このマンションに住民が戻れるかどうかは分かりません。構造内部で破壊が起こっているとしたら、それをどう修復するのか、どのくらい費用が掛かるかということも今後大きな問題となるでしょう。大手メーカーが免震や制振で造ったからと、安易に都心の超高層マンションを購入する人がたくさんいらっしゃるようですが、そういう方はニュースを見ても自分のところは大丈夫だと思っているのかもしれません。地盤補強にしても、平時の地盤沈下が起こらないようにするだけであって、地震時でも地盤が大丈夫だという保障をする訳ではないのです。建築などはせいぜいそのくらいのものというのは、建築屋としては悲しいことですが、一般の皆さんもそういう心構えをして頂くことが大切です。生きてるだけで、丸儲けですよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月16日
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今回は、久しぶりにカナダの積みレンガの新しい商品を紹介しましょう。その名も「ハーリントン II」。アンティークさを醸し出す為に表面に表情を付けたデザインをしています。基調色は茶褐色ですが、ほんのり紫がかった感じもします。明るいクラシックな外観が欲しいという方には、このレンガの外壁がお勧めです。レンガ積みですので、当然剥がれたり、割れて脱落したりすることはありませんから、100年くらいは平気で持つでしょうね。大きさは、横26cm、高さ8cmもありますから、見栄えも豪華に仕上がるはずです。本物のレンガの家が欲しい、素敵な輸入住宅を建てたいとお考えの皆さんは、是非採用しては如何でしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月15日
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昨日、アルミクラッドのペラ ウィンドウ(Pella)の建具(障子)を交換したという記事を書きましたが、新築時のように元通りになって本当によかったです。写真は、建具を取り付けた後に、白いアルミ枠のコーナー部分のつなぎ目に念の為防水用コーキングを塗っている様子です。アルミとガラスとが接する部分にもクリアの防水コーキングを施工していますが、アルミのつなぎ目から雨が侵入しないように更に白いコーキングを打っておくようにしています。余分な作業かも知れませんが、木枠が腐ったことが原因で交換することになったのですから、ひと手間掛けてあげることが施工者としての良心じゃないかと思うんですよね。でも、同じような気遣いを建築業者さんたちがしてくれるようになれば、きっと日本の住宅はよくなるはずです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月14日
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不具合のあるペラ(Pella)社製ケースメント・サッシのメンテナンスをしに、名古屋市緑区のお客様の輸入住宅に伺ってきました。この写真は、悪くなったサッシの建具を取り外した処ですが、金具が取り付けてある下端の木部がこのように劣化していました。金物の取付けビスも完全に脱落し、全く開け閉め出来ない状態でした。こうなると、お客様で何とかすることは不可能です。でも、建てた工務店さんは、輸入住宅の事業から撤退したという理由で対応してくれなかったそうです。困ったお客様はNETで検索して私たちを見付け、ご相談を頂きました。それから数ヶ月。アメリカのペラ・ウィンドウの工場で全く同じサイズの建具を造ってもらい、ようやく取付けまで漕ぎ着けました。勿論、昔のままというだけであれば、また雨や結露によって劣化を起こすリスクが生じますが、ガラスや外装アルミの周囲に防水のコーキングを予め施工し、木部には高品質防水塗料のティンバーケアを二度塗りしてあります。私たちがこうしたケアをした上で取付けするのは、輸入サッシを長持ちさせたいという願いがあるからです。さあ、どうでしょう、既存のサッシ枠に見事に取り付けられた新しいペラの建具は。窓の開閉調整も行って、前よりスムースに可動するようになり、悩んでいたお客様の気持ちも晴れやかになったと思います。時間や手間は掛かりますが、直したいという強い意志さえあれば、必ず元通りの美しい輸入住宅に修復出来ます。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。<関連記事>: 交換用サッシュの木部塗装完了!
2016年04月13日
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輸入サッシ、アンダーセン社製ダブルハング・サッシの修理でお問い合わせ頂きました。この窓は、窓の両サイドに紐が上から降りてきて、建具(障子)を持ち上げる際のサポートをします。サポートとなる本体はバランサーと呼ばれていて、そこから紐が出ているという構造です。でも、写真のように紐が途中でちぎれてダラ~ンとぶら下がった状態になっているのが分かりますでしょうか。この状態では、窓をうまく持ち上げることが出来なくなりますから、サッシの開閉も難しいということとなります。このバランサーの寿命は、おおよそ10~15年。不具合の殆どは、この糸切れが原因です。Andersenの古い上げ下げ窓は、よく開閉する場所では早めにバランサーを交換するように心掛けて下さい。ご自身で交換が出来ない場合は、私たちが部品の調達から施工までお手伝い致します。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月12日
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先日、古いレトロなドアラッチということで、タイタン(TITAN)のドライブイン・ラッチの記事を書きましたが、今回はその派生型となりますフェースプレート付きのドアラッチを紹介します。ラッチの爪のある頭の部分に金色のプレートが付いていますが、これがフェースプレートと呼ばれる固定用の金属板です。これをビスで留めることでラッチがドアに固定されるのですが、ドライブイン・ラッチはその簡易型で、ドアに明いた丸い穴にラッチの丸い頭を差し込むだけで固定します。そっちの方がビスで固定する手間もいらず、簡単ですからね。こうしたドライブイン・ラッチは、アメリカでも古い住宅では主流でしたし、今でも多く使われています。でも、ちゃんと固定した方が金物の狂いも少なく、トラブルが少なくなるという観点から、今ではフェースプレートが付いたタイプが一般的となりました。今回ご相談頂いた栃木県のお客様は、その両方のタイプのドアラッチが施工されているらしく、私共の記事をご覧になって手に入らないかという相談を頂きました。勿論、どちらもホームメイドは在庫を持っていますから、安心して下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。<関連記事>: レトロなラッチ (2016年3月29日)
2016年04月11日
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数ヶ月前にアメリカに注文した交換用の建具(障子)2本がようやく入荷しました。こちらの輸入サッシは、ペラ社製のアルミクラッド・サッシですから、室内側の木部は無塗装で送られてきます。このケースメントの窓は、幅が65cm、高さが130cmもありますからガラスやウェザーストリップにマスキング・テープを張るのも一苦労。でも、ここで横着をして手を抜くと、塗料がはみ出した時に拭き取りが大変になりますから、時間を掛けてきれいにテーピング。塗料は、カナダ パラペイントの木部防水塗料 ティンバー・ケアです。これは、雨や結露に強く、木の呼吸作用も阻害しませんから、塗装が木から剥がれることもありません。建具を交換しなければいけなくなった元々の原因は、雨や湿気がアルミのカバーやガラスとの隙間から入り込んで腐ってしまったことにありますから、塗装は念入りにやる必要があります。だから、塗装は二度塗りします。また、窓に建具が装着された状態より建具単体の方が、細かな部分までしっかり塗装出来るんです。ただ、揮発性の化学物質を含んでいませんから、乾燥するのに半日以上掛かります。つまり、塗装の完了までに2日必要なんです。やっぱり、手間・暇掛けないと丁寧な仕事は出来ませんね。勿論、アルミとガラスとの接点や隙間にも防水コーキングをしておきますから、昔のペラ・サッシのように腐るリスクは最小限になるはずですよ。さあ、火曜に取付けですから、その様子は追ってご案内します。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月10日
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こちらは、玄関のドアに取り付けられた室内側のレバー・ハンドル。台座の位置が少し下にずれているのが分かると思いますが、台座を固定するビスが中で折れてしまったというトラブルです。輸入のドアノブ・メーカーは不明ということですが、ラッチの形状からしてワイザー(Weiser)かテイモア(Taymor)の製品ではないかと推測されます。取付けビスは、結構長くて太いものですから、そう簡単には折れたりしないものなんですが、何か無理な力が掛かってしまったと思います。お客様曰く、この玄関ドアは敷居に擦ることがあって何度かドアの下を削ってもらったことがあるそうです。つまり、重いドアが長年の使用で下がったり、傾いたりしているということですから、ラッチの爪が入るドア枠側の穴の位置も自ずとずれてきますので、ラッチがドア枠側のストライクという金物と干渉していたというのは、容易に想像が出来ます。そうなると、レバーの開閉が固くなって、無理に開けようとしますから金物にも変な力が掛かってきます。私としては、ドアレバーなどの鍵金物の問題というより、ドア自体のメンテナンスを正しくしてこなかったことがこの破損につながったと考えています。ドアの下を削るというような場当たり的な対応は止めて、すり減ったドア・ヒンジを交換し、ドアの高さを元に戻すと同時にドアの水平・垂直を定期的に調整することをお勧めします。でないと、また同じようなトラブルが発生して、今度は鍵が掛けられないといった防犯上深刻な事態にもなりかねません。だって、輸入材は代替えがすぐに手に入らないなんてことが多いですから・・・。輸入製品のトラブルは、輸入住宅の専門家に相談して正しく対処することが、家を傷めず長い目で見て費用を抑えられるということも忘れてはいけません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月09日
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ドイツの大手水栓金具メーカー、グローエ(GROHE)のシャワー水栓が取り付けられていたのですが、吐水の切り替えスイッチがゴムで出来ていたので、劣化して破れてきていました。先日、ロジェールのオーブン・レンジの温度調節つまみを交換しに伺った際に、キッチン水栓の調子もよくないので交換したいという相談を頂きました。そこで、今日水道屋さんを連れて、新しいシャワー水栓に交換することとなったのですが、グローエの水栓の取付け方法は北米や国産のものとは違って、結構大変でした。普通は、シンクの裏側に水栓金具を固定するナットが付いていてそれを外せばいいのですが、グローエの水栓にはナットがありません。上からシャワー・ホースを引き抜くと、そこに固定の為のナットが仕込まれていました。ヨーロッパの水栓金具って、みんなこのように独特な取付け方をするのでしょうか。いい勉強になりました。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月08日
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オイル仕上げのブルースやロビンス向けに製造されている無垢のフローリング専用のWAX、デュラ・シール(Dura Seal)。国内、国外含めて、オイル仕上げの床材用のワックスは、私たちが販売しているこれくらいしかありません。だから、古い輸入住宅にお住まいのお客様からは、どうしても欲しいというお問い合わせを今でもコンスタントに頂きます。ただ、この製品は塗料ではなく、あくまでワックスですから一度塗れば元の色合いに戻るというものではありません。勿論、コーヒーブラウン(ダーク)色のデュラ・シールには着色剤が含まれていますが、それ程濃い色が付いていることはないですから、何度も塗り重ねをしていくうちに徐々に色が馴染んでくるという感じです。ですから、オークのフローリングが激しく色落ちする前に、このワックスを丁寧に塗ってメンテナンスをすることが大切です。キッチンなどの水回りでワックスが剥げてしまったような処は、特に何度も塗り直しするようにして下さい。そうしていくうちに、新築時のあの美しさが蘇ってくるはずです。尚、デュラ・シールは、ダーク色の他にニュートラル(ナチュラル)色もございます。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。<関連記事>: ブルース・フローリング用ワックス、入荷!
2016年04月07日
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随分前に京都へ行った際に立ち寄った照明器具屋さん。そこから、今年も封書が届きました。中には手づくりのチラシが入っているのですが、いつもながらいい味出しています。京都には古い日本家屋がたくさん残っているのですが、そうした建物も解体されたり、リフォームしたりするものが多くなっているようです。そんな時、ここのお店では古い照明器具を外してきて、それを修理したり磨いたりして再生させます。多くは、大正や昭和の時代に作られた照明器具ですが、日本独特のオリジナリティを感じさせるものばかりです。一見、洋風なインテリアには合わないようにも思いますが、コーディネート次第ではレトロな感じがお洒落さを引き立たせるデザインにも出来るんです。輸入住宅を建てるビルダーの私ですが、こうした引き出しを多く持つことが皆さんの家づくりをもっと豊かに出来る糧だと思います。豊かな日本の文化を取り入れ、残していくことも、家づくりには大切なことではないでしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月06日
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ベルックス製トップライトの交換作業をしている写真です。多くの国産サッシ・メーカーは、天窓の生産・施工から撤退し、Veluxの製品をOEMで販売しているのですが、古い国産の天窓でペアガラス内部で結露したり、雨漏れを起したりするトラブルが出てきています。そこで、トラブルを起こしたトップライトをベルックス製のものに交換することとなるのですが、リフォーム・メンテナンスでやはり気になるのは、湿気や雨への対処ではないでしょうか。写真を見てお分かりになると思いますが、天窓の周囲に幅広の防水シートが張られていますね。これは、幅が45cmもあり、また粘着性がある特殊シートですから、下地となっている既存のアスファルト・ルーフィング(屋根用下地防水シート)の上から張っても雨漏れすることはありません。トップライトを交換する際、以前はこういった粘着型防水シートというものはありませんでしたが、最近ベルックスでは交換用キットとして供給をしているようです。勿論、こういうキットなしでもちゃんと防水出来るように正しい施工をすることが大切ですが、念の為に更に張っておくことで安心感が生じます。天窓の修理・メンテナンスは、梅雨のシーズンの前にやっておきたいものですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月05日
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輸入サッシの網戸は、通常アルミの枠材で出来ているのですが、角になる部分はプラスチックのコーナー部品が入っています。写真は、マーヴィン社の網戸の枠を外した状況ですが、四角い枠の中からこのような形のコーナー材が出てきました。20年以上前に施工された窓に付いていた網戸ですが、コーナー材はそれ程劣化もしていないようですので、まだまだ使えそうです。ただ、どうしても風雨や太陽に曝される場所にありますから、そのうちこうした部材も交換が必要となるかも知れません。何れにしても、大切にお使い頂ければ、輸入サッシの網戸は長くお使い頂けると思います。マーヴィン(Marvin)に限らず、ハードやミルガード、アンダーセンなどの輸入サッシの網戸は、メンテナンスすれば長持ちする製品ですから、都度必要な部材は交換するようにして下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月04日
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この写真は、アメリカの照明メーカー、キチラー(Kichler)社が提唱しているキッチン・デザイン。クラシックでありながらカジュアルさも合わせ持つ白い輸入のキッチンキャビネット。カウンターの天板には薄いグレーの大理石を使って、明るさを強調していますね。壁のコーナーを45度に切り取って、そこにフロント・エプロンの陶器製キッチン・シンクを用いたり、厨房を思わせる大きなオーブン・レンジを配していたりするところが、一層クラシックさを演出しています。また、薄いグレー・ブルーのドライウォール仕上げの壁が、白いキッチン空間には素敵なアクセントとなっています。照明器具は、シンク周りにミニペンダント・ライトを用い、アイランドの上には少し趣きを変えたシャンデリアを使っています。これは、アイランドのキャビネット・デザインを変えていることに由来しますが、同じ空間に違うデザインを共存させるという感覚は、日本人ではなかなか勇気のいることです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月03日
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昨日、輸入サッシの網戸のスクリーン(網)を交換したという記事を書きましたが、暖かくなるこれからの季節は、窓を開けて気持ちの良い風を楽しむ機会が増えると思います。ですから、スクリーンの交換は勿論、網戸をサッシに固定する為の金具やピンといった部品もメンテナンスする必要があります。写真のものは、マーヴィン(Marvin)やハード(Hurd)などの網戸に使われるスクリーン・ピン(固定部品)ですが、つまみの頭が取れてしまっています。頭の部分は太陽の日差しに曝されてどうしても劣化しますから、10年程度で交換しなければなりません。固定部品が壊れて網戸が外れたままになっているご家庭も多いと思いますので、是非この機会に輸入サッシの網戸のメンテナンスをしてみては如何でしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。<関連記事>: 網戸の固定ピン、劣化していませんか?
2016年04月03日
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今日は、昨日お客様から届いた古いマーヴィンの網戸7枚の網と固定用スクリーン・ピンの交換作業を行いました。幅81cmx高さ130cmの大きな網戸を7枚も交換するのは久しぶりですから、結構時間が掛かりました。網は比較的破れも少ない状態でしたが、グラスファイバーの糸が白化してきていて、やはり交換が必要な感じでした。スクリーン・ピンは、プラスチックの頭のキャップが既に殆どなくなっている状態で、シャフトの部分だけが残っていました。ですから、これも全て新しいものに交換です。24年前に新築した時から交換していなかったということですから、張り替えた網戸を見たらきっときれいになったと喜んで頂けるように思います。ただ、長年お使い頂いている間に、アルミの枠が随分歪んできていますし、プラスチックのコーナー材もそのうち劣化してくるでしょうから、次回は網戸ごと新しいものに交換することになるかも知れません。何れにしても、こうやってメンテナンスして可愛がって頂ければきっとお客様の輸入住宅も長持ちしてくれるはずです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016年04月02日
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