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2023.09.25
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​​ ジョナサン・デミ「メルビンとハワード」元町映画館
​​​​​​​  ジョナサン・デミ という監督の 「メルビンとハワード」 という作品を見ました。 ジョン・カサヴェテス とセットの特集です。
 スクリーンが暗くなると、いきなりオートバイで、砂漠ですかねえ、スクリーン全体も暗くてよくわからないんですが、道ではない薄暗い荒野を突っ走って、土手かなんかでジャンプして、二度目にはひっくり返るというシーンが映し出されました。 ​​​​
​なに?これ? ​​
​​​ 最後まで、このシーンの意味はわかりませんでしたが、オートバイで疾走していたのが ハワード・ヒューズ(ジェイソン・ロバーツ) という、 実在の大金持ち だったようです。
 で、続いて画面に登場するのが 牛乳配達のお兄さん メルビン(ポール・ル・マット)くん で、彼が仕事帰りの軽トラックで、わき道に入って立ちションします。ことをすませて、車に帰ろうとして、道ばたにひっくり返っている瀕死の老人を見つけて、慌てて介抱して、車に乗せて、あれこれやり取りしながら家まで送るのですが、このシーンがいいですね。
 なんだか、見るからに怪しげな老人の相手をしながら、突如、自作のフォークソングを歌いだす、まあ、こっちもかなり怪しげですが、明るい。そのお人好しでトンチキな メルビン君 と、助けてくれたものの、その若者の、まあ、親切なんだか厚かましいんだかわからない、トンチキさに辟易しながらも、最後は一緒に歌ったり、運転させてくれと頼む、まあ、謎としかいいようのない、自称 ハワード・ヒューズ老人 との出会いと別れです。
 で、この謎の老人は、映画には二度と現れません。あとは、金が入ったらはしゃぎたい、まあ、いわゆる単細胞で、おバカな メルビンくん の、妻には逃げられるわ、仕事は首になるわの波乱の日常生活映画でした。
 とんちき夫の メルビン を捨てて、ストリッパーで稼ぐ 妻リンダ(メアリー・スティーンバージェン) も、まあ、 「チョットあんたねえ???」 というタイプですが、ストリップ小屋までやって来て連れて帰ろうとする メルビン にほだされていったんは帰るのですが、やっぱりおバカな、なんというか、 「愛」 とか 「やる気」 とかはあるけれど 「生活」 がわかっていない メルビン に呆れて、再び出て行ってしまいます。
 今はどうだか知りませんが、半世紀前の、映画とかでよく見かけた
​​夢見る貧しいアメリカ!​​
​  まあ、そういう感じです。80年代の空気です。
​ で、ダメ男の メルビン ですが、 妻のリンダ に連れられて、一緒に出て行った
​「ホントはパパと一緒がいい!」 ​​
​  といってくれるのが、ある意味、たった一つの救いのような人物です。
​​ 「はい、いいやつなんです。ホント!」 ​​
 とどのつまりは、最初に救った謎の老人が、まあ、ボクでも名前は知っている本物の ハワード・ヒューズ という大金持ちだったという展開で、彼の遺産相続人として、このおバカな メルビン が指名されていて、大騒ぎになるっていうオチなんです。裁判所とかに引っ張り出されて大変なんですが、 実話ネタ なのだそうです。​
​  ええ、もちろん、遺産はもらえないんですよね(笑)。
​ 考えてみれば、異様なまでに、 ​もの哀しい話​ なのですが、なぜか後味はよかったですね。で、やっぱり、ボクは メルビンと娘に拍手! でした(笑)。

監督 ジョナサン・デミ
脚本 ボー・ゴールドマン
製作 アート・リンソン ドン・フィリップス
キャスト
ジェイソン・ロバーズ(ハワード・ヒューズ:富豪)
ポール・ル・マット(メルビン・デュマー:牛乳配達)
メアリー・スティーンバージェン(リンダ:メルビンの妻)
1980年・95分・アメリカ
原題「Melvin and Howard」
2023・09・12・no113・元町映画館no203

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最終更新日  2023.09.27 21:28:23
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