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先週、東京ドームに行ってきました。ビリー・ジョエル のライブ。2年ぶりの来日でしたが、前回は全国5ヶ所のドーム公演を行ったのに、今回は1夜限り、しかも平日の夜という、ファン泣かせなスケジュールに、涙を飲んだ人も多いのではないでしょうか。 なんでやねん今年は'78年の初来日から30周年ということで、当時のチケット所有者は、公演前にビリーに会えるという感謝特典付きだったそうです。コンサート前はナーバスになるので、人と会わないという彼も、今回は、長年のご愛顧に応えての大サービス。物持ちのいい 幸運な参加者は14人いたそうな。ライブが好きなので、昔はけっこう武道館に行ったけど、実家に置いてきたチケットは処分されてないだろうか。皆さんは、昔行ったライブのチケットやパンフレット、まだ取ってありますか18日の動員数は5万人。おらが村の花火大会よりにぎやかでした。客層は、ビリーがヒットを連発していた頃青春時代だった年齢層が中心で、違和感はなし。男女比は6:4ぐらい。メインは仕事帰りのビジネススーツ組だったかな。全国から来た人もいたことでしょう。「なんで東京だけなんだよぉ~」と思った方も多いだろうに、体力的にきつかったのかな。でも、松山公演を入れるレベルだと、全国50ヶ所ぐらいは行脚しなければいけないだろうし、チャーター機の駐機料もバカにならないのでしょうね私の席は一塁側スタンド1階前方の通路側でした。段差のおかげで、オーロラビジョンもよく見え、全体が見渡せます。今回、大人の事情で来られなくなった友人の代わりに、中学生の息子を連れて行きました。反抗期で生意気盛りの彼は、私から見ると宇宙人。理解に苦しむ言動が多く、毎日がスペシャル。ドーム前の人だかりを目にして一言、「なんで、あんなおじさんに、人が集まるの?」豚に真珠、猫に小判、棚からぼた餅、宇宙人にビリーってかでも、今どきの若いもんは、音楽の時間にビートルズやカーペンターズを習う。文化祭では先生がSMAPを歌う。平成生まれの彼には、52番街にたたずむ、ロッキー似だった頃のビリーなど知る由もない。まあ、数時間もしないうちにわかるでしょ。棚ぼた星人相手に'80年代の思い出を語っても、年寄りの昔話的な位置づけをされるだけなので、ここは体力を温存しつつ、行列のできるコンサートに並ぶ。 セットリスト 1 ストレンジャー 2 Prelude~Angry Young Man 3 マイ・ライフ 4 エンターテイナー 5 素顔のままで (Just The Way You Are) 6 ザンジバル 7 ニューヨークの想い (New York State Of Mind) 8 アレンタウン 9 Honesty 10 ムーヴィン・アウト 11 プレッシャー 12 ドント・アスク・ミー・ホワイ 13 キーピング・ザ・フェイス 14 She's Always A Woman 15 リバー・オブ・ドリームズ 16 地獄のハイウェイ(Highway To Hell) 17 ハートにファイア (We Didn't Start The Fire) 18 ロックンロールが最高さ (It's Still Rock'n' Roll To Me) 19 ガラスのニューヨーク (You May Be Right) アンコール 20 若死にするのは善人だけ(Only The Good Die Young) 21 ピアノマン (Piano Man) 定刻5分後には場内が暗くなり、1曲目のイントロが始まった。不運にも間に合わなかった人達は、哀愁漂う口笛を耳にしつつ、暗闇の中、ダッシュで席探し。アリーナ行き通路脇なので、3~4曲目までバタバタと通行人があり、こっちまで落ち着かない。さあ、みんな早く着席して、1曲でも多く楽しんでね~、と願う私は一体何者?でも、まさかいきなりStrangerが来るとは、驚き桃の木山椒の木だメモを取らなかったので、セットリストは招聘先のウドーさんから拝借2曲目のPreludeの超早弾きにぶっ飛ぶ。一体あの音はどうやって生み出されるのか、ずっと謎で、スクリーンにアップになったビリーのマシンガンのような指の動きに釘付け歌心溢れるサックスやトランペットなどのソロに、ニューヨークのおしゃれなジャズバーにでもいるような気分。行ったことないけど。ドームではなく、もっと小さなスペースで聴いてみたい。曲ごとに彩りを変える照明も、洗練されて都会的。(田舎っぽい照明って、どんなんやねん…)海の中のような青い光が美しい。バックメンバーは、入魂のソロが終わる都度、出身地付きで紹介される。インディアナ州から来た女子の他は、生まれ育ったNYのブルックリンや通勤圏のニュージャージーなど、ジモティーで固めたようだ。はじめはこちらに背中を向けていたビリーは、ふと気が付くと横顔、しばらくすると正面と、ピアノの台座ごと、大きなオルゴール人形のように、ゆっくり回転している。器が大きいのが取り柄のドームは、音がエコーして戻ってくるのが、ちと残念だが、あの空間にいられただけでも有難き幸せヒット曲オンパレードのラインアップで、「素顔のままで」は、「最初の妻に捧げた曲です。」と紹介。場内爆笑。(笑って良かったのか?) この曲 は、整備工場で仲良く踊ってた二番目の奥さんとは訴訟でよほどもめたのか、今回も歌わなかった。どうやら三度目の結婚をしたらしいけど、よく知らない。ピアノマンの面目躍如たる即興演奏も、聞き所の一つだった。前奏前に別の曲のフレーズや日本の曲を入れたり、天井を見上げながら、ポーカーフェースでジョーズのイントロを始めたかと思うとHonestyに移ったりと、イントロ当てクイズ好きな私にも予測できない展開が楽しかった。ここで作曲者 を紹介したばかりだったこともあり、思わずニヤリビリーの手にかかると、「さくらさくら」もベートーベンの曲みたいに聞こえるのが不思議。8と19では、汽笛やガラスの割れる音が入っていたのも嬉しい。途中、喉を休めるためか、立ち上がってギターを持ち、読売ジャイアンツの帽子をかぶる。ビリーより立派な体型のおじさんが、飛び跳ねてハードロック系の曲を元気いっぱいに歌うも、残念、未知との遭遇「オーストラリアのチェーンソー(電気ノコギリ)」と紹介されたが、AC/DC のナンバーだったらしい。次の2曲(17、18)はビリーがボーカル。来年還暦らしいけど、ギターを手にノリノリで元気いっぱい。野球帽を後ろ向きにかぶり直すとピアノの弾き語りに戻り、やがて帽子を客席に放り投げた。それにしても、なんと強い喉。艶のある歌声は、四半世紀前と変わらない。時折、片言の日本語を入れ、「イチニーサンシー」とカウントしながら歌ったり、テレビで大相撲でも観たのか、土俵入りのようなポーズを取ったり塩を撒くのもご愛敬。肉付きもよくなったし…って、をい!のっけから総立ちのアリーナ席と違い、スタンド席のご近所さん達は、ほとんどが座ったまま手拍子なので、おばしゃんには楽ちん。曲を口ずさみながら客席を見渡すと、みんな、それぞれのスタイルで揺れていた。息子も、知らないはずの曲ながらノリノリで聴いている。名曲は、何十年経っても古さを感じさせない アンコールで、ビリーは、リフレインの「Sing us a song, the old pianoman~」の部分で歌うのを止め、会場に顔を向ける。オーディエンスは、声を上げて歌う。人の波が8分の6拍子に揺れる。ビールのジョッキが似合いそうな雰囲気この一体感や、独特な空気こそ、ライブの醍醐味だがや。(どこの人?)彼は、その夜のうちに、カンガルーとAC/DCの国に旅立ったらしい。ライブ前、メタボおじさん呼ばわりしてた棚ぼた宇宙人は、「この空気がいい。(見かけの割には)声も若い。」と、いたくご満悦。帰宅するなり、それまでは薦めても見向きもしなかった、「あんなおじさん」のCDを熱心に聴き始めた 心の故郷 今、こんな感じ? おまけ1 おまけ2
2008年11月25日
紅葉が美しい季節になりました。立冬を過ぎたせいか、雪便りもちらほら聞こえてきますね 今週末は 七五三 地方によっては、結婚式の披露宴のように、ホテルの宴会場などで祝宴を開く所もあるそうです。大人はフォーマルウェアーにお祝儀持参で、主役のちびっ子は、晴れ着やドレス姿で引き出物を配るとか、雛壇に座ると聞きました。なんだかすごそうなイベントですが、経験された方、教えて下さいね~先週、久しぶりに レコード屋さん CDショップに行ったら、なんと、この夏、公開されたばかりの インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 のDVDが、もう発売されてました。早っ!!このシリーズは大好きで、'81年の第一作目「レイダース/失われた聖櫃(アーク)」からの三部作は、'77年公開されたスターウォーズシリーズ同様、映画館で観ました。'89年公開の前作では、名優 ショーン・コネリー が父親役、(日本だと緒形拳さんあたり?合掌)、今は亡き リバー・フェニックスが、若き日のインディ役で登場してましたね。おじさんになっても「ジュニア」と呼ばれる ハリソン・フォード と、初代007の親子が背中合わせになったシーンが愉快でしたが、今回は、行きそびれてしまいました血湧き肉躍る作品や、映像や音楽が美しい作品は、できるなら、生活感溢れる お茶の間(死語?)ではなく、劇場の大きなスクリーンで鑑賞したいものです。上映中に、選挙カーや、石焼き芋や、毎度お馴染み・ちり紙交換車などが通りかかったり、セールスや連絡網の電話が鳴ったりすると、興ざめじゃけんねお勤め、ご苦労さまですJaws、スーパーマンシリーズ、E.T、ハリー・ポッターなどの娯楽大作も、映画館で観ましたが、スターウォーズもハリポタも、4作目以降は、足が遠のいています皆さんは、どんな映画が好きですか?今日は、そんな作品のワクワクドキドキ感を盛り上げてくれる立て役者で、数々のオスカーやグラミー賞に輝く作曲家、ジョン・ウィリアムズ おじさんの名曲特集です 有名どころを集めましたので、映画好きさんはもちろん、あまり興味がない人でも、聞いたことがあるかも。楽しんで下さいね 昭和ひと桁生まれのジョンおじさんは、ニューヨーク出身の76歳。サル年。水瓶座 なので、日本だと早生まれですね。タメの皆さんには(敬称略)、すぎやまこういち、神津善行、トーマス・リプトン(ほら、ティーバッグの。)、エリザベス・テーラー、広岡達朗、ドン・ブレイザー、大沢啓二、藤田元司、大島渚、山田洋次、水野晴郎、曾野綾子、谷川俊太郎、勝新太郎、鈴木その子、フランク永井、いかりや長介、横山ノック、大村崑、芦屋雁之助、市川雷蔵、山本富士子 etc.おじさんの生まれた'32年(昭和7年)に、ロサンゼルスでオリンピックが開催されたそうな。上海事変、満州国建国、5.15事件、ナチスが第一党に…暗雲漂うご時世の中、32の国と地域が参加。軍服で入場行進に臨んだ日本選手団は、陸上・競泳陣が大活躍で、金メダル7、銀6,銅4を獲得。「前畑ガンバレ」の前畑秀子 選手は、アナウンサーの熱狂的な声援が耳に届いたのか、200m平泳ぎで銀メダルぞなもし~おじさんは、初の商業五輪となった、'84年のロサンゼルスオリンピック(参加国&地域 140、ソ連&東欧不参加)のテーマソングを作曲しています。オバマ次期大統領や聖子ちゃんとタメのカール・ルイスや、柔道の山下泰裕、体操の森末慎司選手などが金メダル。この夏の 北京五輪 開会式で聖火台に立った、体操の李寧選手も、金メダル3ヶを中国にお持ち帰り映画音楽だけでなく、スポーツの祭典でも、おじさんの、明るく壮大なメロディはぴったり'96年のアトランタや'02年のソルトレイク(冬季)五輪でも、ジョン・ウィリアムズ節が、高らかに鳴り響きました。アメリカにも、イギリスのようにナイトの称号があるのなら、トーマス・リプトンや、ポール・マッカートニー、エルトン・ジョンなどのように、きっと、「サー」と呼ばれていたことでしょうね。ジョンおじサーん>万次郎ぢゃないよ 大冒険 超人 理力 父ちゃん いいT 五つの音 居残り 命の調べ ハリポタ 夏五輪 冬五輪 おまけ
2008年11月10日
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