2024年03月15日
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カテゴリ: スマート四方山話
先日の“ライアン”の話の序で、です。
Smartの見分け方についての話です。
古いSmartの見分け方として、ヘッドランプの形状でその違いは解ります。
俗に言う、吊り目か、涙目か、です。
吊り目ならば間違い無くMC01ですね。
これは、もう、見ただけで解ります。
議論の余地は無いです。
難しくなってくるのは、涙目からです。
涙目タイプからは、MC01か450かはひと目では判りません。
ただ、注意してみればMC01だと解る時もあります。



これ、自車資料では無いのですが、ええ、資料が残ってなくてネット拾いです。
スマート社の歴史を紐解くと出てくる、よく見かける写真です。
MC01Kの初期のタイプですね。
なんでそう言えるかというと…、

01

矢印の部分の“カンパニーサイン”が、シールなんです。
………。
とてもとても、チープなカッティングシールです。
爪でコシコシしたら剥がれちゃう………。

私のスマ史の中での第一号車は、MC01Kでした。

(SABのピットでの写真です)

(なんかスッキリしてる車庫です)


で何故か、フロントからの写真が無いっ…。
何故だ。
何故なんだ…。
当時は、ブログなんて存在して無かったし…。
写真で細かく残しておこうなんて、思ってもみなかった…。

コレ…、



紆余曲折あっての現有450Kの、後部サインだけど。
フロントも、こんな感じのシールが貼ってあったのを覚えてる。
で、450と呼称するようになると…、



フロントのサインは、立体サインになります。



こんな感じに、シールでは無くなります。



厚さ2mmくらいの3Dサインです。
ココにこのマークが着いていれば、450後期だと言えると思います。
ただし、シールを剥がして“弄り”を入れてなければですけど…。

ちなみに、フロントグリルにメルセデスサインが着いているSmartがありますが、コレはオリジナルには有りません。
メルセデスの子会社だったと言う事で取り付けては居ますが、純正のデザインには付いてません。
蛇足ですが、我が450Kにも付いてます。
外したいけど、フロントグリルにネジ揉みしてありまして………。
外すとフロントグリルに無様な穴が………。
それに、BRABUSでも無いのにエアインテークには“B”マークが…。
これも、取り替えたいけど吸気口のパーツが手に入らない…。
セコハン車の悲哀です…。
あ、給油口は450の物に替えた話は既報です。

で、コレ…、





451のサインです。
スマパーツの通販ショップのオマケです。



随分前の物なので、店の名前は忘れました。
一定額を超えて購入すると貰えるヤツです。
え~っと…、実はコレ…、なんちゃってサインです。
はい…、ホンマもんは車体のカーブに合わせて微かに湾曲しているんですが、コレ、パキッとフラットでして……。

して、この袋はホンマもんです。



451グレメタパッションに乗っていた頃、銀色のサインがグレーメタリックに似合わないと感じ、ナイトオレンジ用の黒いカンパニーサインをお取り寄せして付け替えてました。
赤矢印はパーツ製造年月日の2011年10月13日です。(←出庫日?)
青矢印はパーツの正式名称、カンパニーサインです。
黄矢印はパーツ番号で“A”以降10桁の番号で取り寄せ可能です。
因みに、このパーツはスペインで作られてますね。
451になって、エンジンやパーツは欧州各国で作られてフランスやドイツで組み上げられてました。



2015年夏に、パッションからブラバスに乗り替えた時の写真ですが。
右は2010年秋モデルです。
左は2012年夏モデルです。
矢印のように、メンテフラップの先端からフロントグリル内にサイズが変わって降りてきたのが解ると思います。
2012年春からのデザイン変更です。
フロントグリルの開口部も広くなって、ダイヤモンド(菱形)からヘキサゴン状になりました。
ヘッドランプが黒っぽいのは、ブラバスのお洒落デザインです。 

451初期モデルのサインが70mm×60mmくらいだったのに対して…、





後期モデルは、110mm×90mmくらいに大きくなりました。
で…、



大きな方の純正パーツ袋です。
赤矢が製造年月日の2014年11月21日です。
青矢が正式名称のカンパニーサイン。
緑矢がパーツ番号。
黒矢は製造国でジャーマニーになってます、初期型はスペインでしたね。
さて、2つのパーツを見比べてみると…、



微妙にパーツ番号が違います。
もし、発註するならばこの点留意しないと…、ありゃ?と言う事になると思います。
※上はナイトオレンジ用の黒、下は後期型のシルバーです。



して、なんでこのパーツが必要だったかというと…。
黄色い塗料が残っていますねぇ…。
そそ、Smartのオリジナルカラーに合わせて、右三角を黄色く着色してました。
タミヤのクリアレッドとクリヤイエローを混ぜて、オレンジぽい黄色をエアブラシで着色したのは随分前の記事です。
やっぱCの部分の銀色に合わせて“>”もキラキラしてないとね。
やがて経年劣化で塗装が剥がれたのが上の写真です。
因みに、その後は最初のパーツに金色のラッピングシートを巻き付けてSmartのサインカラーにしてました。
これも、既報記事です。

前もカキコしたのですが、451後期型のサインは位置出し用の…、



ピンが出ています。
弄るために剥がす時、このピンに注意しないといけません。
剥がす時、糸を差し込むか刃物を差し込むかでしょうけど、この位置のピンの事は覚えておいてね。

前期型は位置出し関係は一切ありません、工場ではレーザーポインターみたいな物を使っていたのでしょうね。
案外、大体この辺りねぇ…、で貼ってたりして……。

さらに、純正のサインは…、



裏面、全面で貼り付いています。
なんちゃっての方とは…、



作りがちゃいます。
縁だけで付けてると、剥がれ落ちますぅ…。

Smartの車種見分けとは直接関係は無いのですが…、



2014年7月から、カンパニーサインのデザインが変わりました。
あ、スマグッヅの時代考証には関係有るかも知れませんね。
左のサインだったら2014年以前の物。
右のサインだったらそれ以降の製品だという事になります。
基本、スマートコレクション製品の話ですけど。

はてさて、Smart451の歴史も終わりが近づきます。



黄色の451、別名“ひよこ号”はスマート451の歴史をとじる最終デリバリー車です。
それにしても、グレーメタリックの輝きは凄いね。
マイカカラーの上にクリア塗装しているから、余計に輝いてる。


_/_/_/_/ぴゅあらいと_/_/_/_/
_/_/_/_/_/_/_/_/450K_/_/





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最終更新日  2024年03月15日 00時00分25秒
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