空を見上げていたい

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ちょめり

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2008.11.21
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今から半年以上前の日記です。

下書きして置いてあったので、記録として残します。






ソウは4歳3ヶ月の幼稚園児です。
幼稚園は、3クラス各20人強で 担任は2人です。

4月に入園した時、多動も少し落ち着いてきて オムツな以外はあまり手がかからなかったみたい。
人に執着しないから、お母さんがいないから不安で泣くこともない。
みんなどうしたらいいのかわからず、年少児は春は毎年大騒ぎだった。

GW明けくらいから、みんな幼稚園に慣れ落ち着いてきた。
年少児は落ち着いてきた。


当時、殆ど話さず、トイレトレもできず、言葉の理解も今以上に乏しかったソウ。
みんなが落ち着いてきても、入園当時からソウはあまり変わらない。

音に対しては過敏な所もないし、お姉ちゃんの行事や前の1年間の未就園クラスで園は出向いていたので
元々園自体には慣れていたから。




私はまだまだ不安だけで、自分の心の整理がつかず
どうする事がソウにいいのか、それ以前にどう接していいのか
ある日突然変わるソウの行動に戸惑うばかりだった。

人に関心が今以上に薄かったソウ。

ソウと向き合うのが怖かったのかもしれない。


そんな中で、ソウは先生を好きになっていった。



療育の先生に最近言われた。

『ソウ君はお母さんをすごく頼りにしているんですね。
 本当にお母さんが大好きなんですね。』

そうだ、団体療育を始めて分かった。
この子は私の事が大好きなんだ。
この頃すごい笑顔でやってくる。本当に嬉しくて仕方が無い私・・・


ソウは 1歳半前後に、急激に私に対して興味をなくした。
目も合わせない、寄っても来ない。
典型的な折れ線。
当時私は重度の鬱で、体が動かないような状態だった。

私よりおねえちゃんを頼りにしていた。



そんなソウが 再び私に興味を出すようになってしばらくして入園した。
そして、今や私の前で先生に甘えて抱きつきに行っている。

先生に聞かれ、ソウのタイミングを話した。
それをきちんと実践してくれている。
そんな中で、ソウは先生が大好きになった。

立ってオシッコをする事を教えてくれたのも先生だった。

運動会でゴールに先生がいたから、頑張って走りきれたのだろう。

ソウを見守り、愛情をかけてくれる先生に安心した。



PTAの役員をしている私は、幼稚園へよく出向いた。
ソウの姿を毎回見た。
みんなが座って工作やお絵かきにいそしんでいる中、床に寝転がっているわが子。
そんなソウをタイミングを見計らって、もう1回誘ってくれるのだ。
無理強いはさせない。誘い方も様子を見て色々工夫してくれている。

今、私はソウにどう接する事がいいのか分かってきた。
えらく時間がかかったな~。


先生には感謝の気持ちで一杯です。

でも、来年からは担任は1人。
団体での声かけでは、ソウが動けない場合がある。
現在の年中は、先生の力量不足で無法地帯と化している。
あれと同じ状態にソウが入って何が出来るのだろう・・・・
健常児ですら、後退している。

保育園の転園を考え出した。
加配が付く可能性が高い。
フォローを入れてもらえる事が、どれだけソウの発達に良いか。


保育園に入園できるのか、市内の幼稚園や保育園が統廃合されていっている現実の中では
入園する事も不可能かもしれない。


ひらがなやカタカナが殆ど読めるソウは、カルタの遊びには参加しているらしい。
他は1人で遊びたいんです。
そうやって彼の興味を引き出してくれているのも先生なんだ。



こんないい先生と離れてしまうのか。
保育園に願書を出す準備を着々と進めながら、寂しい気持ちで一杯です。






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Last updated  2009.07.20 11:39:10
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