所長サンの哲学的投資生活(西安不動産篇)

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カテゴリ: 不動産全般

つづきです。

前回必要なものはなくならないについて書きました。

リゾートなど必要性の低いものへの投資は補助的にと。

同じ補助的にとぼくが考えるものには、

4,5年後完成にむけ分割払いのプレビルド投資もある。

本命にすべきものと補助的なもの。

どう分けたらいいのかぼくなりの考えと、

集中と分散については、おもに株の話を例に書いてみます。

まず本命と補助について。

ぼくの考えでは、プレビルド投資は補助的にしたほうががいい。

それはぼくの考える集中投資とは、

スピード感を優先するものでまとめているから。

本命とはもっとも確証があると信じてやるのだから、集中投資。

4、5年先に完成するプレビルドはスピード感でいえば遅い。

だから本命として集中させる資金とは別の勘定にしてます。

そもそもなぜまとめる(集中投資する)のがいいのか?

そのほうが効率が良いとは分かっていても、

なぜか考えたことがあるでしょうか。

ぼくの出した答えは、

集中投資の要諦が “ 時間軸をそろえる ” 点にあること。

投資には出口があり、そのピークアウトをひとつにまとめる。

その効果は、次のチャンスにまとめて乗れるということです。

反対の分散投資について考えてみるとよくわかるので、

分散派のかたには心苦しいのですが書いてみます。

株式投資で、あれもこれも銘柄を欲しくなるかたがいるけども、

分散投資は資産を増やしにくいのにははっきり理由がある。

ぼくの考えだけども、

資産を増やすには増やしたお金を再投資しなきゃいけない。

いちばん膨らんだタイミングで次に移るのがいいに決まってる。

しかし分散投資ではこのタイミングをはかりにくい。

分散した投資商品のピーク時期はバラバラだからね。

ここに問題がある。

ようは、どのタイミングで儲かるか、読めないかたが、

バラバラの長所に投資をする。

分散投資の欠点は、機動力に欠けるということなんだ。

そのぶんリスクを分散することを投資の最優先におく。

バラバラに出口をむかえるのは、

よくもわるくも分散投資の真骨頂だから。

分散投資のかたの多くはピークをスルーする。

というより分散したひとつのピークだけ獲ってもたかが知れるし、

全体がもっと上がることを漠然と夢見る傾向がある。

中には、じぶんのポートフォリオについて、

「消費系A株は調子いいのに、製薬系B株はだめだ」

と嘆くひともいるけど、

ピークと出口がバラバラなのが分散投資なんだから、

言ってることとやってることが矛盾してる。

もし、どれも同時に調子よくさせたいのなら集中投資しかない。

分散して流れに身をまかせるかたは、

もともとが明確な動機で入口と出口を持たないものだから、

情緒的に売り買いを繰り返して、3年に1度の暴落で放り出す。

本人は長期投資をしたくとも、

つねに最適化・最大化に欲があるひとはむつかしい。

効率を上げようとする創意工夫は長期投資のじゃまになってしまう。

最適最大化を獲りたいひとはピークをまとめるしかない。

株式はとくにピークのあと下降がはっきりしてるから、

分散なんてしたら、ピークの最適出口もバラバラになり、

次の乗り換えも意思決定がブレること間違いなしで、結局、

「思考停止してすべて長期投資」

という不思議な結論に達するかたも多い。

まとめると、集中投資の良さは機動力にある以上、

それはピーク(出口)の近いものでまとめるべき。

短期でも長期でもいいけれど、

出口をそろえて集中投資することがぼくの考える効率に適う。

また投資対象が複数に分散していても、

出口がまとまっていれば、ある意味集中投資とおもう。

株だって5銘柄持ってても、セクターでまとめれば集中投資だ。

集中投資は外してはいけない。

だから必要なものなくならないものを選び、

長期で夢見ることをせず、

取得時からすでに利益が出てるものを狙う。

短期間で確実に利益出しをする。

逆にいえば、そうでないものには遊び銭でしか投資できない。






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最終更新日  Jun 8, 2011 12:26:34 AM


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