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今回のツアー絶好調のレオ・ヌッチ、楽日は一番のノリだったのでは?まさにヌッチ祭でした。
とにかく2幕はすごい!今まで聞いたことのない迫力とすごみで、ヌッチのパワーに息を呑んで集中しました。こんなすさまじい「悪魔め、鬼め」なんて聞いたことない。これを体験できただけでも、今日聞いた甲斐があります。
今回初日からずっと続けているのですね!「Si,vendetta」のアンコールは大興奮。
思わずおきてしまった手拍子にも「シッ」と注意してくれる人がいて、マナー知らない一部の人にイライラしたファルスタッフとは大違い。もう~~~~気持ちよく聞けました。
アンコールのジルダの3点Esではヌッチは歌わず、マリア・アレハンドレスをちゃんと引き立てています、パフォーマンスさすがです。
とにかくヌッチさまに体中しびれました。
マリア・アレハンドレス、ジョルジョ・ベッルージとも、サイトでいろいろ事前に見たほど悪くなかった。ノリノリのレオ・ヌッチの薫陶を十分受けたのでしょう。
アレハンドレスは、リリコでたぶん年数経つとジルダ向きではないだろうが、恋する乙女の艶っぽさを声に感じました。
ベッルージも真摯な感じがいい。もうちょっと経験積めばノーブルさがもっと出るように感じます。
グスターボ・ドゥダメルも、事前に言われたほど悪くないなぁと心地よく感じてました。聞いたほどがなりたてず歌手のバックになっているし、ちょっと焦って出てしまってもすぐ歌手に合わせるし。
まぁ3幕の4重唱は今後の期待と割り切ることができましたので
去年、一昨年のグルベローヴァに次いで、桂冠名人レオ・ヌッチの至芸を直接味わえたのは、本当に幸せでした。
指揮 グスターボ・ドゥダメル
合唱監督 ブルーノ・カゾーニ演出 ジルベール・デフロ
再演演出 ロレンツァ・カンティーニ
マントヴァ公爵 ジョルジョ・ベッルージ
リゴレット レオ・ヌッチ
ジルダ マリア・アレハンドレス
スパラフチーレ アレクサンドル・ツィムバリュク
マッダレーナ ケテワン・ケモクリーゼ
ジョヴァンナ ジョヴァンナ・ランツァ
モンテローネ エルネスト・パナリエッロ
マルッロ セルジョ・ヴィターレ
ボルサ ニコラ・パミーオ
チェプラーノ伯爵 アンドレア・マストローニ
チェプラーノ伯爵夫人 エヴィス・ムーラ
廷吏 ヴァレリー・トゥルマノフ
小姓 ロザンナ・サヴォイア
ミラノ・スカラ座管弦楽団
ミラノ・スカラ座合唱団
ミラノ・スカラ座バレエ団 協力:東京バレエ学校
2013(平成25)年9月15日(日)13:00開演/NHKホール
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